JPH07328285A - 物干し装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】物干し竿の付け外しを簡易に行うことができる
物干し装置を提供する。 【構成】隣合うように天井部より昇降自在に吊り下げら
れた支持アームの下端に略水平状態となるように竿受け
具３を設ける。竿受け具３に設けられた連結孔４に端部
を挿通するようにして隣合う竿受け具３間に物干し竿５
を架設する。連結孔４を物干し竿５の端部が挿通係止さ
れる竿掛け孔４ａと、竿掛け孔４ａと連続するように竿
掛け孔４ａの上方に形成された竿通し孔４ｂとで構成す
る。竿掛け孔４ａの内径を物干し竿５の外径よりわずか
に大きいものとする。竿通し孔４ｂの内径を竿掛け孔４
ａの内径及び物干し竿５の外径よりも大きいものとす
る。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明は、洗濯物等を吊り下げて
干すための物干し装置に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】近年、室内の天井部に物干し竿５を昇降
自在に吊り下げ保持し、この物干し竿５に洗濯物等を吊
り下げて室内に洗濯物を干すことができるようになった
物干し装置が提供されている。そして、これらのものに
おいて物干し竿５は図１１に示されるように竿固定用Ｕ
バンド３０を用いて昇降自在とされた竿受け具３に対し
て連結固定されるようになっている。竿受け具３に対す
る物干し竿５の取付けは図１２（ａ）に示されるように
先ず竿固定用Ｕバンド３０の端部の係止部３１を竿受け
具３に設けられた長孔３２に引っ掛け係止し、次いで図
１２（ｂ）（ｃ）に示されるように竿固定用Ｕバンド３
０に物干し竿５の端部を係合し、竿固定用Ｕバンド３０
を上方に持ち上げて竿固定用Ｕバンド３０の端部をタッ
ピングビスのような固着具３３によって竿受け具３にね
じ固定することによって取付けられるようになってい
る。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】しかし、上述のような
従来例にあっては、タッピングビスのような固着具３３
を用いたビス止めによる取付けのためにねじの位置合わ
せやねじの締め込み作業が必要であり、取付施工に手間
がかかるという問題がある。また、洗濯物を物干し竿に
掛ける場合や洗濯物を取り入れる場合には物干し竿５が
竿受け具３より簡単に取り外すことができるようになっ
ていると便利なものであるが、ビス止めであるために物
干し竿５を取り外す場合にはドライバー等の工具を用い
て固着具３３及び竿固定用Ｕバンド３０を取り外さなけ
ればならず、竿受け具３に対して物干し竿５の着脱を簡
易に行うことができないという問題があった。すなわ
ち、洗濯物を物干し竿に掛ける場合や洗濯物を取り入れ
る場合に物干し竿５の一端を竿受け具より外した状態で
洗濯物を物干し竿５に掛けたり、物干し竿５より取り外
すことはできないものであった。

【０００４】本発明は上記問題点の解決を目的とするも
のであり、物干し竿の付け外しを簡易に行うことができ
る物干し装置を提供しようとするものである。

【０００５】

【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項１の発明では、隣合うように天井部１より昇
降自在に吊り下げられた支持アーム２の下端に略水平状
態となるように竿受け具３を設け、各竿受け具３に設け
られた連結孔４に端部を挿通するようにして隣合う竿受
け具３間に物干し竿５を架設し、上記連結孔４を物干し
竿５の端部が挿通係止される竿掛け孔４ａと、竿掛け孔
４ａと連続するように竿掛け孔４ａの上方に形成された
竿通し孔４ｂとで構成し、竿掛け孔４ａの内径を物干し
竿５の外径よりわずかに大きいものとし、竿通し孔４ｂ
の内径を竿掛け孔４ａの内径及び物干し竿５の外径より
も大きいものとしたことを特徴とするものである。

【０００６】請求項２の発明では、請求項１において物
干し竿５の端部外面に竿掛け孔４ａに挿入係止される係
止部６と、竿通し孔４ｂよりも小径となり且つ係止部６
より大径となった抜け止め部７を設けたことを特徴とす
るものである。請求項３の発明では、請求項１において
連結孔４が設けられた竿受け具３の下端に断面略Ｕ字状
の折り返し片８を設け、折り返し片８に連結孔４を構成
する竿掛け孔４ａの位置と対応させて上部が開放するよ
うに第２の竿掛け孔９を設けたことを特徴とするもので
ある。

【０００７】請求項４の発明では、請求項３において物
干し竿５の端部に各竿掛け孔４ａに挿入係止される係止
部６を設け、この係止部６を挟むように係止部６の両側
に係止部６よりも大径となり且つ竿通し孔４ｂよりも小
径の抜け止め部７を設けたことを特徴とするものであ
る。請求項５の発明では、請求項１において竿受け具３
に隣合うように複数の連結孔４を設け、隣合う連結孔４
の竿通し孔４ｂを物干し竿５の外径よりも大きい開口１
０にて相互に連続させたことを特徴とするものである。

【０００８】

【作用】請求項１の発明によれば、竿通し孔４ｂの端部
に挿入した物干し竿５の端部を下方に移動させて竿掛け
孔４ａに係止することによって物干し竿５を竿受け具３
に取付けることができる。また、物干し竿５の端部を上
方に移動させて物干し竿５の端部を竿掛け孔４ａより竿
通し孔４ｂに移動した後に側方に移動させることでドラ
イバー等の工具を用いることなく竿受け具３より簡易に
物干し竿５を取り外すことができる。

【０００９】請求項２の発明によれば、抜け止め部７に
よって竿掛け孔４ａに係止された物干し竿５の端部が外
力によって抜け落ちたりするようなことが防止される。
請求項３の発明によれば、第１の竿掛け孔４ａと第２の
竿掛け孔９とによって傾いたりするようなことなく水平
状態で物干し竿５の端部が竿受け具３に支持される。

【００１０】請求項４の発明によれば、抜け止め部７に
よって第１の竿掛け孔４ａと第２の竿掛け孔９に水平状
態で係止された物干し竿５の端部が外力によって抜け落
ちたり、第１の竿掛け孔４ａと第２の竿掛け孔９への係
合位置が変化するようなことが防止される。請求項５の
発明によれば、連結孔４より物干し竿５の端部を抜き取
ることなく物干し竿５の位置を変えることができる。

【００１１】

【実施例】以下、本発明を図示された実施例に基づいて
詳述する。本発明における物干し装置は主に室内に設置
されるものであり、図６、図７に示されるように濡れた
洗濯物等を掛ける物干し竿５と、この物干し竿５を天井
部１に設置された収納箱１１の下方に吊り下げ保持する
支持アーム２と、竿受け具３と共に物干し竿５を上昇・
下降移動させる昇降手段１２とによって主体が構成され
ている。

【００１２】収納箱１１は下面が開口する箱状に形成さ
れており、下面開口１１が天井面１ａと略面一となるよ
うにして天井部１に設置されている。物干し竿５は複数
本隣合うように配置されており、各物干し竿５は両端部
を隣合う竿受け具３に連結固定するようにして隣合う竿
受け具３間に架設されている。物干し竿５を保持する竿
受け具３は帯板状の薄板材３ａによって構成されてお
り、長手方向に沿って所定間隔毎に物干し竿５の端部が
挿入される連結孔４が設けられている。図示された実施
例にあっては、連結孔４は３つの場合を示しているが、
３つ以上あるいは３つ以下であってもよいものである。
連結孔４は物干し竿５の端部が挿通係止される竿掛け孔
４ａと、竿掛け孔４ａと連続するように竿掛け孔４ａの
上方に形成された竿通し孔４ｂとで構成されており、竿
掛け孔４ａの内径は物干し竿５の外径と略同一あるいは
物干し竿５の外径よりわずかに大きいものとされ、竿通
し孔４ｂの内径は竿掛け孔４ａの内径及び物干し竿５の
外径よりも大きいものとされている。

【００１３】薄板材３ａの長手方向に沿う下端縁は内側
に折り返してあり、この内側に折り返した部分によって
折り返し片８を形成してある。折り返し片８には連結孔
４を構成する竿掛け孔４ａの位置と対応させて上部が開
放するように第２の竿掛け孔９が設けられている。薄板
材３ａの両端上部には支持アーム２の下端が連結される
連結孔１３がそれぞれ設けられている。一方の連結孔１
３は支持アーム２の下端を回動自在に支持できるように
通孔１３ａとなっており、他方の連結孔１３は支持アー
ム２の下端をスライド移動自在且つ回動自在に支持でき
るように長孔１３ｂとなっている。薄板材３ａの中央上
部には薄板材３ａと直交するように側方に向けて一対の
連結片１４が突設されており、連結片１４の先部間には
後述する昇降手段１２としての昇降紐１２ａが連結され
る連結ピン１５が架設されている。

【００１４】支持アーム２は複数の連結アーム２ａを交
差するように軸着して形成されたパンタグラフ式の伸縮
アーム２ｂにて構成されており、この伸縮アーム２ｂの
伸縮によって揺れたりすることなく竿受け具３と共に物
干し竿５が昇降移動させられるようになっている。伸縮
アーム２ｂを構成する一方の連結アーム２ａの下端は通
孔１３ａに回動自在に軸着されており、他方の連結アー
ム２ａの下端は長孔１３ｂ内にスライド移動且つ回動自
在に軸着されている。また、収納箱１１の両端部からは
ワイヤ等によって形成される昇降手段１２としての昇降
紐１２ａが垂下されており、昇降紐１２ａの下端は竿受
け具３の連結ピン１５に連結固定されている。この昇降
紐１２ａは駆動装置によって回転するドラム１６に巻回
されており、ドラム１６の回転によって下降または上昇
し、これによって竿受け具３と共に物干し竿５を昇降移
動させるようになっている。このとき、昇降紐１２ａの
昇降によって物干し竿５が昇降させられるものである
が、物干し竿５の昇降はパンタグラフ式の伸縮アーム２
ｂによってガイドされることで物干し竿５が大きく揺れ
たりするようなことなく安定して昇降移動させられるも
のである。

【００１５】竿受け具３に取付けられる物干し竿５の端
部には図１に示されるように支持部材１７が設けられて
おり、この支持部材１７を介して物干し竿５の端部が竿
受け具３に取付けられるようになっている。支持部材１
７は竿受け具３に設けられた連結孔４を構成する竿掛け
孔４ａの内径と略同じ外径あるいは竿掛け孔４ａの内径
よりも小さい外径となった係止部６と、この係止部６を
挟むように係止部６の両側に係止部６の外径よりも大き
い外径で且つ連結孔４を構成する竿通し孔４ｂの内径よ
りも小さい外径となった抜け止め部７を設けて構成され
ており、抜け止め部７を竿通し孔４ｂに挿通すると共に
係止部６を竿掛け孔４ａに挿入係止することによって連
結孔４を介して竿受け具３に物干し竿５が取付けられる
ようになっている。ここで、図４に図示されたものにあ
っては係止部６の外径は物干し竿５の外径よりも大きい
ように示されているが、物干し竿５の外径と略同じ外径
とされていてもよいものである。そして、竿掛け孔４ａ
に係止部６を挿入係止した状態では抜け止め部７によっ
て物干し竿５が水平方向に移動するのが規制されるもの
であり、係止部６が竿掛け孔４ａに対して抜け止めされ
た状態で係止されるものであり、物干し竿５の端部が外
力によって水平方向に位置ずれして連結孔４より簡単に
外れることがないように保持されている。

【００１６】しかして、濡れた洗濯物等を物干し竿５に
吊り下げて干す場合には図６、図７に示されるように物
干し竿５を下降させて物干し竿５を手の届く高さ位置ま
で下ろして物干し竿５に洗濯物を掛けるものである。ま
た、洗濯物を物干し竿５に掛けた状態で天井面１ａ付近
に干す場合や、物干し竿５を使用しない場合には図３、
図４に示されるように物干し竿５を上昇させて物干し竿
５を天井部１と近接させて配置するものである。

【００１７】そして、連結孔４に物干し竿５の端部を挿
入係止することによって物干し竿５が隣合う竿受け具３
間に架設されるようになっているために竿通し孔４ｂの
端部に挿入した物干し竿５の端部を下方に移動させて竿
掛け孔４ａに係止することによって物干し竿５を竿受け
具３に簡単に取付けることができるものであり、また、
物干し竿５の端部を上方に移動させて物干し竿５の端部
を竿掛け孔４ａより竿通し孔４ｂに移動した後に側方に
移動させることでドライバー等の工具を用いることなく
竿受け具３より簡易に物干し竿５を取り外すことができ
るものであり、物干し竿５の付け外しを手間取ることな
く簡易に行うことができ、取付施工を簡易に行うことが
できる上に洗濯物を干す場合や取り入れる場合には物干
し竿５の一端を竿受け具３より外して物干し竿５に対し
て洗濯物を干す作業を行ったり、物干し竿５より洗濯物
を取り外す作業を行うことができ、使用者の使い勝手が
大きく向上するものである。

【００１８】図８乃至図１０は他の実施例を示してお
り、竿受け具３に隣合うように複数の連結孔４を設け、
隣合う連結孔４の竿通し孔４ｂを物干し竿５の外径より
も大きい開口１０にて相互に連続させたものである。他
の部分は上記した実施例と同様である。このものにあっ
ては、開口１０を介して物干し竿５の端部を隣合う他の
連結孔４に移動させることができるものであり、連結孔
４より物干し竿５の端部を抜き取ることなく竿受け具３
に対する物干し竿５の係止位置を変えることができるも
のであり、洗濯物を干す場合や、取り込む場合には隣合
う物干し竿５の位置を変更させることで隣合う物干し竿
５を近接させたり離間させたりすることができ、使い勝
手をさらに向上させることができるようになっている。

【００１９】

【発明の効果】請求項１の発明は、隣合うように天井部
より昇降自在に吊り下げられた支持アームの下端に略水
平状態となるように竿受け具を設け、各竿受け具に設け
られた連結孔に端部を挿通するようにして隣合う竿受け
具間に物干し竿を架設し、上記連結孔を物干し竿の端部
が挿通係止される竿掛け孔と、竿掛け孔と連続するよう
に竿掛け孔の上方に形成された竿通し孔とで構成し、竿
掛け孔の内径を物干し竿の外径よりわずかに大きいもの
とし、竿通し孔の内径を竿掛け孔の内径及び物干し竿の
外径よりも大きいものとしてあるので、竿通し孔の端部
に挿入した物干し竿の端部を下方に移動させて竿掛け孔
に係止することによって物干し竿を竿受け具に取付ける
ことができ、また、物干し竿の端部を上方に移動させて
物干し竿の端部を竿掛け孔より竿通し孔に移動した後に
側方に移動させることで竿受け具より物干し竿を取り外
すことができるものであり、物干し竿の付け外しをドラ
イバー等の工具を用いたりすることなく手間取ることな
く簡易に行うことができるものである。したがって物干
し竿の取付施工を手間取ることなく簡易に行うことがで
きると共に物干し竿に対して洗濯物を掛ける場合や洗濯
物を取り込む場合には物干し竿を竿受け具より外して行
うことができるものであり、使用者の使い勝手が向上す
るものである。

【００２０】請求項２の発明は、請求項１において物干
し竿の端部外面に竿掛け孔に挿入係止される係止部と、
竿通し孔よりも小径となり且つ係止部より大径となった
抜け止め部を設けてあるので、請求項１の効果に加えて
抜け止め部によって竿掛け孔に係止された物干し竿の端
部が外力によって抜け落ちたりするようなことが防止さ
れるものであり、竿受け具への物干し竿の取付けを確実
なものとすることができるものである。

【００２１】請求項３の発明は、請求項１において連結
孔が設けられた竿受け具の下端に断面略Ｕ字状の折り返
し片を設け、折り返し片に連結孔を構成する竿掛け孔の
位置と対応させて上部が開放するように第２の竿掛け孔
を設けてあるので、請求項１の効果に加えて第１の竿掛
け孔と第２の竿掛け孔とによって傾いたりするようなこ
となく水平状態で物干し竿の端部が竿受け具に支持され
るものである。

【００２２】請求項４の発明は、請求項３において物干
し竿の端部に各竿掛け孔に挿入係止される係止部を設
け、この係止部を挟むように係止部の両側に係止部より
も大径となり且つ竿通し孔よりも小径の抜け止め部を設
けてあるので、請求項３の効果に加えて抜け止め部によ
って第１の竿掛け孔と第２の竿掛け孔に水平状態で係止
された物干し竿の端部が外力によって抜け落ちたり、第
１の竿掛け孔と第２の竿掛け孔への係合位置が変化する
ようなことが防止されるものであり、竿受け具への物干
し竿の取付けをより一層確実なものとすることができる
ものである。

【００２３】請求項５の発明は、請求項１において竿受
け具に隣合うように複数の連結孔を設け、隣合う連結孔
の竿通し孔を物干し竿の外径よりも大きい開口にて相互
に連続させてあるので、請求項１の効果に加えて連結孔
より物干し竿の端部を抜き取ることなく物干し竿の位置
を変えることができるものである。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明における竿受け具と物干し竿を示す一部
省略した斜視図である。

【図２】竿受け具の側面図である。

【図３】上昇させて収納した状態を示す下方から見た斜
視図である。

【図４】同上の断面図である。

【図５】同上の下面図である。

【図６】下降した使用状態を示す正断面図である。

【図７】同上の側断面図である。

【図８】他の実施例における竿受け具と物干し竿を示す
一部省略した斜視図である。

【図９】竿受け具の側面図である。

【図１０】上昇させて収納した状態を示す下方から見た
斜視図である。

【図１１】従来例を示す下方から見た斜視図である。

【図１２】（ａ）（ｂ）（ｃ）は同上の取付手順を説明
する説明図である。

【符号の説明】

１ 天井部 ２ 支持アーム ３ 竿受け具 ４ 連結孔 ４ａ 竿掛け孔 ４ｂ 竿通し孔 ５ 物干し竿 ６ 係止部 ７ 抜け止め部 ８ 折り返し片 ９ 第２の竿掛け孔 １０ 開口

Claims (5)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 隣合うように天井部より昇降自在に吊り
   下げられた支持アームの下端に略水平状態となるように
   竿受け具を設け、各竿受け具に設けられた連結孔に端部
   を挿通するようにして隣合う竿受け具間に物干し竿を架
   設し、上記連結孔を物干し竿の端部が挿通係止される竿
   掛け孔と、竿掛け孔と連続するように竿掛け孔の上方に
   形成された竿通し孔とで構成し、竿掛け孔の内径を物干
   し竿の外径よりわずかに大きいものとし、竿通し孔の内
   径を竿掛け孔の内径及び物干し竿の外径よりも大きいも
   のとして成ることを特徴とする物干し装置。
2. 【請求項２】 物干し竿の端部外面に竿掛け孔に挿入係
   止される係止部と、竿通し孔よりも小径となり且つ係止
   部より大径となった抜け止め部を設けて成ることを特徴
   とする請求項１記載の物干し装置。
3. 【請求項３】 連結孔が設けられた竿受け具の下端に断
   面略Ｕ字状の折り返し片を設け、折り返し片に連結孔を
   構成する竿掛け孔の位置と対応させて上部が開放するよ
   うに第２の竿掛け孔を設けて成ることを特徴とする請求
   項１記載の物干し装置。
4. 【請求項４】 物干し竿の端部に各竿掛け孔に挿入係止
   される係止部を設け、この係止部を挟むように係止部の
   両側に係止部よりも大径となり且つ竿通し孔よりも小径
   の抜け止め部を設けたことを特徴とする請求項３記載の
   物干し装置。
5. 【請求項５】 竿受け具に隣合うように複数の連結孔を
   設け、隣合う連結孔の竿通し孔を物干し竿の外径よりも
   大きい開口にて相互に連続させて成ることを特徴とする
   請求項１記載の物干し装置。