JPH1019456A - 冷蔵庫等のサイドラック - Google Patents
冷蔵庫等のサイドラックInfo
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- JPH1019456A JPH1019456A JP19577296A JP19577296A JPH1019456A JP H1019456 A JPH1019456 A JP H1019456A JP 19577296 A JP19577296 A JP 19577296A JP 19577296 A JP19577296 A JP 19577296A JP H1019456 A JPH1019456 A JP H1019456A
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- shelf board
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Abstract
(57)【要約】
【課題】冷蔵庫、スチール家具など、通常鉄板等の磁性
素材から構成されていて釘やビス止めが困難とされる庫
体の側板（垂直側面）に単一の吸盤や磁石を直接付着さ
せる従来の懸吊方式では、軽量な小物類の一部、即ち懸
吊可能な物品に限られ、比較的嵩高い物品や重量物の整
理には不向きであっただけでなく、上記吊り掛け具の吸
盤又は磁石等が庫体の平滑な垂直面に取付けられるもの
であったから、懸吊物の重量で滑りを起こしたり、脱落
し易い等の課題があった。 【解決手段】支枠の上端に掛枠を連成した枠体と、その
支枠に嵌合して摺動可能なガイド部材と、上記ガイド部
材の軸受け凹部に嵌入して一定量回転する突起軸を備え
ると共に、支枠に多数列設された凹陥孔の一つに密嵌可
能な突子を有する棚板受け具とからなり、予め棚板端縁
に取付けられた棚板受け具の突起軸を、支枠の所定位置
に設定したガイド部材の軸受け凹部に嵌入させ、該棚板
を水平位置に回動させる間に、棚板受け具の突子が支枠
の特定の凹陥孔に密嵌可能としたことを特徴としたもの
である。
素材から構成されていて釘やビス止めが困難とされる庫
体の側板（垂直側面）に単一の吸盤や磁石を直接付着さ
せる従来の懸吊方式では、軽量な小物類の一部、即ち懸
吊可能な物品に限られ、比較的嵩高い物品や重量物の整
理には不向きであっただけでなく、上記吊り掛け具の吸
盤又は磁石等が庫体の平滑な垂直面に取付けられるもの
であったから、懸吊物の重量で滑りを起こしたり、脱落
し易い等の課題があった。 【解決手段】支枠の上端に掛枠を連成した枠体と、その
支枠に嵌合して摺動可能なガイド部材と、上記ガイド部
材の軸受け凹部に嵌入して一定量回転する突起軸を備え
ると共に、支枠に多数列設された凹陥孔の一つに密嵌可
能な突子を有する棚板受け具とからなり、予め棚板端縁
に取付けられた棚板受け具の突起軸を、支枠の所定位置
に設定したガイド部材の軸受け凹部に嵌入させ、該棚板
を水平位置に回動させる間に、棚板受け具の突子が支枠
の特定の凹陥孔に密嵌可能としたことを特徴としたもの
である。
Description
【０００１】この発明は、主として一般家庭における冷
蔵庫等の庫体の１又は両側面を有効に活用するためのサ
イドラックに関する。
蔵庫等の庫体の１又は両側面を有効に活用するためのサ
イドラックに関する。
【０００２】例えば、営業用・家庭用の電気またはガス
冷蔵庫は、通常厨房室内若しくは厨房の近傍に設置され
るものであるが、その側面は利用性が低く、各人の知恵
で白板を吊るしたり、吸盤または磁石式の吊り掛け具を
用いて単品を懸吊するなどの姑息な手法により、辛うじ
て庫体側面の活用が図られていたというのが実状であ
る。
冷蔵庫は、通常厨房室内若しくは厨房の近傍に設置され
るものであるが、その側面は利用性が低く、各人の知恵
で白板を吊るしたり、吸盤または磁石式の吊り掛け具を
用いて単品を懸吊するなどの姑息な手法により、辛うじ
て庫体側面の活用が図られていたというのが実状であ
る。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の懸吊方式
は、吸盤または磁石を冷蔵庫等の庫体の側板（垂直側
面）に直接付着させるものであったから、その利用は厨
房で使用される多種類の調理用具や調味料等の内、軽量
な小物類の一部、即ち懸吊可能な物品に限られ、比較的
嵩高い物品や重量物の整理には不向きであっただけでな
く、上記吊り掛け具の吸盤または磁石などが庫体の平滑
な垂直面に取付けられるものであったから、懸吊物の重
量で滑りを起こして下降したり、また、特に吸盤による
ものは、その吸着力が経時的に低下して吊り掛け具が脱
落し易い等の不都合が見受けられたものである。
は、吸盤または磁石を冷蔵庫等の庫体の側板（垂直側
面）に直接付着させるものであったから、その利用は厨
房で使用される多種類の調理用具や調味料等の内、軽量
な小物類の一部、即ち懸吊可能な物品に限られ、比較的
嵩高い物品や重量物の整理には不向きであっただけでな
く、上記吊り掛け具の吸盤または磁石などが庫体の平滑
な垂直面に取付けられるものであったから、懸吊物の重
量で滑りを起こして下降したり、また、特に吸盤による
ものは、その吸着力が経時的に低下して吊り掛け具が脱
落し易い等の不都合が見受けられたものである。
【０００４】
【課題を解決するための手段】叙上の実情に鑑み本発明
は、冷蔵庫、スチール家具など、通常鉄板等の磁性素材
から構成されていて釘やビス止めが困難とされる庫体を
対象として、その天板及び側板の２面を利用して強固に
取付けられる枠体と、該枠体に嵌合して取付け位置が自
在に設定できるガイド部材と、上記両部材に着脱自在に
係止される棚板受け具とから構成し、従来のような軽量
物や小物の厨房用品に限られず、多種・雑多の物品を同
時に載置・整理できるようにしたサイドラックを提供し
ようとするものである。
は、冷蔵庫、スチール家具など、通常鉄板等の磁性素材
から構成されていて釘やビス止めが困難とされる庫体を
対象として、その天板及び側板の２面を利用して強固に
取付けられる枠体と、該枠体に嵌合して取付け位置が自
在に設定できるガイド部材と、上記両部材に着脱自在に
係止される棚板受け具とから構成し、従来のような軽量
物や小物の厨房用品に限られず、多種・雑多の物品を同
時に載置・整理できるようにしたサイドラックを提供し
ようとするものである。
【０００５】即ち、冷蔵庫等の庫体の天板に掛止される
掛枠と、側板に密着可能な支枠とからなる鈎形の枠体
と、上記支枠に摺動可能に外嵌され、両側面に軸受け凹
部を備えたガイド部材と、凹部内側壁に上記ガイド部材
両側の軸受け凹部に嵌入して一定量回転可能な突起軸を
対設すると共に、支枠の縦方向に多数列設された凹陥孔
の一つに密に嵌合する突子を備えた棚板受け具とからな
り、該棚板受け具の突起軸を支枠の所定位置に設定され
た上記ガイド部材の軸受け凹部に、その開口方向に沿っ
て嵌入し、これを水平位置まで回動させる間に、棚板受
け具の突子が支枠の凹陥孔に密嵌・係合し得るように構
成したものである。
掛枠と、側板に密着可能な支枠とからなる鈎形の枠体
と、上記支枠に摺動可能に外嵌され、両側面に軸受け凹
部を備えたガイド部材と、凹部内側壁に上記ガイド部材
両側の軸受け凹部に嵌入して一定量回転可能な突起軸を
対設すると共に、支枠の縦方向に多数列設された凹陥孔
の一つに密に嵌合する突子を備えた棚板受け具とからな
り、該棚板受け具の突起軸を支枠の所定位置に設定され
た上記ガイド部材の軸受け凹部に、その開口方向に沿っ
て嵌入し、これを水平位置まで回動させる間に、棚板受
け具の突子が支枠の凹陥孔に密嵌・係合し得るように構
成したものである。
【０００６】又、上記鈎型の枠体における冷蔵庫等の庫
体の天板に掛止される掛枠の下面にゴム等の滑り止め材
を、又側板に当接する支枠の背面には１乃至複数箇所に
永久磁石又は吸盤を取付けるという手段を併用した。
体の天板に掛止される掛枠の下面にゴム等の滑り止め材
を、又側板に当接する支枠の背面には１乃至複数箇所に
永久磁石又は吸盤を取付けるという手段を併用した。
【０００７】上記構成とした本発明のサイドラックは、
枠体の庫体側面部に当接する支枠の磁石又は吸盤の接着
力と、上記掛枠の滑り止め材による定着作用によって枠
体の固定を強固になし得たこと、及び上記支枠の上端開
部から嵌挿可能なガイド部材と、該ガイド部材を介して
支枠の凹陥孔に嵌合可能な棚板受け具の突子により、上
記枠体・ガイド部材及び棚板を含む棚板受け具の三者を
固定一体化し得ること、並びに棚板受け具と一体をなす
棚板は、手前を上方に持ち上げて突子と凹陥孔との嵌合
関係を解除しない限り、棚板の移動又は脱落が生じない
こと等を技術的特徴としたものである。
枠体の庫体側面部に当接する支枠の磁石又は吸盤の接着
力と、上記掛枠の滑り止め材による定着作用によって枠
体の固定を強固になし得たこと、及び上記支枠の上端開
部から嵌挿可能なガイド部材と、該ガイド部材を介して
支枠の凹陥孔に嵌合可能な棚板受け具の突子により、上
記枠体・ガイド部材及び棚板を含む棚板受け具の三者を
固定一体化し得ること、並びに棚板受け具と一体をなす
棚板は、手前を上方に持ち上げて突子と凹陥孔との嵌合
関係を解除しない限り、棚板の移動又は脱落が生じない
こと等を技術的特徴としたものである。
【０００８】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るサイドラック
を図面に示す冷蔵庫の庫体に適用した実施の形態につい
て更に詳述すると、図において１は背面に１〜複数個永
久磁石（Ｍ）を表設してなる支枠１ａと、該支枠の上端
に直角に屈成され、下面にゴム等の滑り止め材（Ｇ）を
突設してなる掛枠１ｂとを一体成型した鈎型の枠体であ
って、支枠１ａの前面は緩い曲面とし、その両側には全
長に亘って外方に突出する鍔縁１ｃを形成し、その背面
の中心線上に適宜な間隔で多数の凹陥孔１ｄを列設する
と共に、背面に条設される案内壁１ｅの外面には上記各
凹陥孔１ｄに対応する位置に仮止め溝１ｆを凹成し、更
に支枠１ａの最下端に下述するガイド部材２の抜け止め
１ｇを設けたものである。
を図面に示す冷蔵庫の庫体に適用した実施の形態につい
て更に詳述すると、図において１は背面に１〜複数個永
久磁石（Ｍ）を表設してなる支枠１ａと、該支枠の上端
に直角に屈成され、下面にゴム等の滑り止め材（Ｇ）を
突設してなる掛枠１ｂとを一体成型した鈎型の枠体であ
って、支枠１ａの前面は緩い曲面とし、その両側には全
長に亘って外方に突出する鍔縁１ｃを形成し、その背面
の中心線上に適宜な間隔で多数の凹陥孔１ｄを列設する
と共に、背面に条設される案内壁１ｅの外面には上記各
凹陥孔１ｄに対応する位置に仮止め溝１ｆを凹成し、更
に支枠１ａの最下端に下述するガイド部材２の抜け止め
１ｇを設けたものである。
【０００９】２はガイド部材であって、図３〔イ〕に見
られるように内面が上記支枠１ａの鍔縁１ｃを含む表面
形と一致して成形され、支枠１ａの上端部から上記鍔縁
１ｃを跨いで嵌挿することにより、支枠上を上下に摺動
可能としたものであり、その内面両側には支枠の案内壁
１ｅに設けられた仮止め溝１ｆに弾嵌自在な凸条２ｅを
突成した他、前面側（図３〔イ〕の矢印方向）に、後述
する棚板受け部３の凹入部３ｃに嵌入する軸受け部２ａ
を突成し、その両側面に軸受け凹部２ｂを設ける一方、
該軸受け部２ａ直下の内壁には上記支枠１ａの凹陥孔１
ｄと連通する長孔２ｃを貫設したものである。尚、上記
軸受け部２ａの前端下面２ｄは軸受け凹部２ｂの底面の
曲率と同心円弧状に形成したものとする。
られるように内面が上記支枠１ａの鍔縁１ｃを含む表面
形と一致して成形され、支枠１ａの上端部から上記鍔縁
１ｃを跨いで嵌挿することにより、支枠上を上下に摺動
可能としたものであり、その内面両側には支枠の案内壁
１ｅに設けられた仮止め溝１ｆに弾嵌自在な凸条２ｅを
突成した他、前面側（図３〔イ〕の矢印方向）に、後述
する棚板受け部３の凹入部３ｃに嵌入する軸受け部２ａ
を突成し、その両側面に軸受け凹部２ｂを設ける一方、
該軸受け部２ａ直下の内壁には上記支枠１ａの凹陥孔１
ｄと連通する長孔２ｃを貫設したものである。尚、上記
軸受け部２ａの前端下面２ｄは軸受け凹部２ｂの底面の
曲率と同心円弧状に形成したものとする。
【００１０】更に図３〔ロ〕は棚板受け具３を示したも
ので、棚板（Ｂ）の奥行きに見合う腕部３ａの基部上方
に上記ガイド部材２に突設された軸受け部２ａが嵌入す
る凹入部３ｃを形成し、その内側壁３ｄに上記ガイド部
材の軸受け凹部２ｂに嵌入可能な突起軸３ｂを対設する
と同時に、上記凹入部３ｃ直下の後壁に上記ガイド部材
の長孔２ｃを通過して支枠の凹陥孔１ｄに密に嵌合する
突子３ｅを設けてなるものである。この場合、上記突子
３ｅと上記支枠の凹陥孔１ｄとは、互いに嵌合する形状
であれば、円形、多角形等、その形状は任意である。
ので、棚板（Ｂ）の奥行きに見合う腕部３ａの基部上方
に上記ガイド部材２に突設された軸受け部２ａが嵌入す
る凹入部３ｃを形成し、その内側壁３ｄに上記ガイド部
材の軸受け凹部２ｂに嵌入可能な突起軸３ｂを対設する
と同時に、上記凹入部３ｃ直下の後壁に上記ガイド部材
の長孔２ｃを通過して支枠の凹陥孔１ｄに密に嵌合する
突子３ｅを設けてなるものである。この場合、上記突子
３ｅと上記支枠の凹陥孔１ｄとは、互いに嵌合する形状
であれば、円形、多角形等、その形状は任意である。
【００１１】以上、本発明における主要３部材の構成を
述べたが、これを例えば冷蔵庫等の庫体（Ｆ）の一側面
に対して取付ける際の要領について説明すると、先ず２
本の鈎型枠体１の掛枠１ｂを庫体の天板に掛止した上、
支枠１ａを庫体側面に当接させれば、該枠体１は支枠の
磁石の吸引力と掛枠１ｂの滑り止め材との相乗作用によ
って庫体側面に滑りや緩みがなく強力に固定されるので
ある。
述べたが、これを例えば冷蔵庫等の庫体（Ｆ）の一側面
に対して取付ける際の要領について説明すると、先ず２
本の鈎型枠体１の掛枠１ｂを庫体の天板に掛止した上、
支枠１ａを庫体側面に当接させれば、該枠体１は支枠の
磁石の吸引力と掛枠１ｂの滑り止め材との相乗作用によ
って庫体側面に滑りや緩みがなく強力に固定されるので
ある。
【００１２】次に、上記支枠１ａの上端からガイド部材
２を、その軸受け部２ａが上位にあるようにして嵌挿さ
せれば、ガイド部材は支枠の鍔縁１ｃ及び案内壁１ｅ等
に案内されて自由に上下に摺動可能である。
２を、その軸受け部２ａが上位にあるようにして嵌挿さ
せれば、ガイド部材は支枠の鍔縁１ｃ及び案内壁１ｅ等
に案内されて自由に上下に摺動可能である。
【００１３】而して、ガイド部材２の上下摺動時に支枠
の両案内壁１ｅとガイド部材２にそれぞれ設けられた仮
止め凹凸１ｆ・２ｅが弾性的に係合した位置で、一旦は
ガイド部材の作動が停止するが、更に加勢すれば仮止め
凸条２ｅが容易に弾性変形して再び上下任意に作動する
から、支枠１ａの所望の凹陥孔１ｄを選択して、予め棚
板受け具３を取付けてなる棚板（Ｂ）を手前上向きに傾
斜させ、その各棚板受け具の突起軸３ｂをガイド部材２
の軸受け凹部２ｂに上方から挿入し、この状態で傾斜し
た棚板の手前を下げて水平位置まで戻せば、該棚板
（Ｂ）は突起軸３ｂを支点として回転し、この間に棚板
受け具中央の突子３ｅがガイド部材の長孔２ｃを通過し
て支枠の凹陥孔１ｄに密に嵌合し、棚板の設定が完了す
るのである。尚、棚板受け具の突起軸３ｂのカイド部材
の軸受け凹部２ｂに対する嵌入方向は、軸受け凹部２ｂ
の開口方向に依存して行えばよく、軸受け凹部が図３
〔ロ〕のように上面から垂直方向に設けられている場合
は真上から、又斜め上方に傾いて開口しておれば斜め下
方に向かって嵌挿することになるのである。
の両案内壁１ｅとガイド部材２にそれぞれ設けられた仮
止め凹凸１ｆ・２ｅが弾性的に係合した位置で、一旦は
ガイド部材の作動が停止するが、更に加勢すれば仮止め
凸条２ｅが容易に弾性変形して再び上下任意に作動する
から、支枠１ａの所望の凹陥孔１ｄを選択して、予め棚
板受け具３を取付けてなる棚板（Ｂ）を手前上向きに傾
斜させ、その各棚板受け具の突起軸３ｂをガイド部材２
の軸受け凹部２ｂに上方から挿入し、この状態で傾斜し
た棚板の手前を下げて水平位置まで戻せば、該棚板
（Ｂ）は突起軸３ｂを支点として回転し、この間に棚板
受け具中央の突子３ｅがガイド部材の長孔２ｃを通過し
て支枠の凹陥孔１ｄに密に嵌合し、棚板の設定が完了す
るのである。尚、棚板受け具の突起軸３ｂのカイド部材
の軸受け凹部２ｂに対する嵌入方向は、軸受け凹部２ｂ
の開口方向に依存して行えばよく、軸受け凹部が図３
〔ロ〕のように上面から垂直方向に設けられている場合
は真上から、又斜め上方に傾いて開口しておれば斜め下
方に向かって嵌挿することになるのである。
【００１４】又、本発明に係る上記サイドラックは、各
枠体１にそれぞれ複数のガイド部材２を挿入すれば、上
述と同じ要領で棚板（Ｂ）を多段に設定できることは当
然であるし、更に上記実施例に示した支枠１ａの背面の
磁石（Ｍ）に代えて吸盤（図示せず）を使用しても庫体
の２面を利用した本発明のサイドラックにおける枠体１
の強力な固定効果は充分に発揮できるものである。
枠体１にそれぞれ複数のガイド部材２を挿入すれば、上
述と同じ要領で棚板（Ｂ）を多段に設定できることは当
然であるし、更に上記実施例に示した支枠１ａの背面の
磁石（Ｍ）に代えて吸盤（図示せず）を使用しても庫体
の２面を利用した本発明のサイドラックにおける枠体１
の強力な固定効果は充分に発揮できるものである。
【００１５】以上、本発明のサイドラックについて述べ
たが、上記実施の態様においては、掛枠１ｂを支枠１ａ
と直角に屈成したものを示したが、支枠の上端に連成さ
れる上記掛枠１ｂは、例えば支枠１ａに対して鋭角状に
屈成したもの、或いは下向フック状に曲成したもの（図
１一点鎖線参照）など、その形状を特に限定するもので
はない。但し、上記何れの場合でも掛枠１ｂの下面に
は、滑り止め材（Ｇ）を突設するのが好ましい。
たが、上記実施の態様においては、掛枠１ｂを支枠１ａ
と直角に屈成したものを示したが、支枠の上端に連成さ
れる上記掛枠１ｂは、例えば支枠１ａに対して鋭角状に
屈成したもの、或いは下向フック状に曲成したもの（図
１一点鎖線参照）など、その形状を特に限定するもので
はない。但し、上記何れの場合でも掛枠１ｂの下面に
は、滑り止め材（Ｇ）を突設するのが好ましい。
【００１６】又、本発明の上記枠体１は通常２本を並列
し、両支枠１ｂに設定されたガイド部材２に棚板受け具
３を介して棚板（Ｂ）を取付けるのが、棚板の安定性の
面からも好ましいが、使用される棚板の用途、目的によ
っては、１本の枠体であってもよく、又、２本以上の枠
体を同時に併用することも亦、自由である。
し、両支枠１ｂに設定されたガイド部材２に棚板受け具
３を介して棚板（Ｂ）を取付けるのが、棚板の安定性の
面からも好ましいが、使用される棚板の用途、目的によ
っては、１本の枠体であってもよく、又、２本以上の枠
体を同時に併用することも亦、自由である。
【００１７】更に又、上記枠体１、ガイド部材２及び棚
板受け具３は、その構成素材を特定するものではない
が、各部材をＡＢＳ樹脂、その他適当なプラスチック材
料によって射出成型するのが製造コスト的に有利である
し、上記棚板受け具３については棚板（Ｂ）と一体成型
することも可能である。
板受け具３は、その構成素材を特定するものではない
が、各部材をＡＢＳ樹脂、その他適当なプラスチック材
料によって射出成型するのが製造コスト的に有利である
し、上記棚板受け具３については棚板（Ｂ）と一体成型
することも可能である。
【００１８】
【発明の効果】本発明は、上述した構成としたので支枠
に対して外嵌されるガイド部材は、その支枠前面両側に
突成された鍔縁上端部から自由に挿入可能であり、該鍔
縁と背面の案内壁に案内されて上下に自在に摺動し、又
その摺動が一定距離毎に仮り固定できるようにしてある
から、ガイド部材の上記軸受け凹部に棚板受け具の突起
軸を嵌挿し、棚板受け具の腕部を水平位置まで回転する
だけで、その突子が支枠の凹陥孔に密に嵌入して三者を
固定一体化できるものである。従って、その組み付けは
極めて簡単な操作で行い得て、しかも強固であり、棚上
に多く物品を搭載することが可能である。
に対して外嵌されるガイド部材は、その支枠前面両側に
突成された鍔縁上端部から自由に挿入可能であり、該鍔
縁と背面の案内壁に案内されて上下に自在に摺動し、又
その摺動が一定距離毎に仮り固定できるようにしてある
から、ガイド部材の上記軸受け凹部に棚板受け具の突起
軸を嵌挿し、棚板受け具の腕部を水平位置まで回転する
だけで、その突子が支枠の凹陥孔に密に嵌入して三者を
固定一体化できるものである。従って、その組み付けは
極めて簡単な操作で行い得て、しかも強固であり、棚上
に多く物品を搭載することが可能である。
【００１９】また、枠体自体は庫体天板に対する滑り止
め材と側板に対する磁石又は吸盤の合成された支持力に
よって、平滑な庫体の側板に強固に取付け得るから、全
体として安定性の良い棚板が簡単に設置でき、特に冷蔵
庫に使用することにより、厨房回りの雑多な物品の整理
・整頓が合理的に行えるという顕著な利益をもたらすも
のである。
め材と側板に対する磁石又は吸盤の合成された支持力に
よって、平滑な庫体の側板に強固に取付け得るから、全
体として安定性の良い棚板が簡単に設置でき、特に冷蔵
庫に使用することにより、厨房回りの雑多な物品の整理
・整頓が合理的に行えるという顕著な利益をもたらすも
のである。
【００２０】更に又、庫体の天板と側板の２面支持を特
徴とする本発明のサイドラックは、支枠の固定を吸盤に
よる場合には、庫体が磁性材でなく、木製或いは合成樹
脂製であっても強固な棚板の設定が可能であるから、そ
の利用性は一層広範に及ぶものである。
徴とする本発明のサイドラックは、支枠の固定を吸盤に
よる場合には、庫体が磁性材でなく、木製或いは合成樹
脂製であっても強固な棚板の設定が可能であるから、そ
の利用性は一層広範に及ぶものである。
【図１】本発明のサイドラックの一部切欠側面図
【図２】〔イ〕はサイドラックの背面図、又〔ロ〕は部
分正面図
分正面図
【図３】図中、〔イ〕はガイド部材、〔ロ〕は棚板受け
具を示す斜視図
具を示す斜視図
１ 枠体 １ａ 支枠 １ｂ 掛枠 １ｃ 鍔縁 ２ ガイド部材 ２ａ 軸受け部 ２ｂ 軸受け凹部 ２ｃ 長孔 ３ 棚受け具 ３ａ 腕部 ３ｂ 突起軸 ３ｃ 凹入部 ３ｅ 突子
Claims (3)
- 【請求項１】支枠の上端に掛枠を連成した枠体と、その
支枠に嵌合して摺動可能なガイド部材と、上記ガイド部
材の軸受け凹部に嵌入して一定量回転する突起軸を備え
ると共に、支枠に多数列設された凹陥孔の一つに密嵌可
能な突子を有する棚板受け具とからなり、予め棚板端縁
に取付けられた棚板受け具の突起軸を、支枠の所定位置
に設定したガイド部材の軸受け凹部に嵌入させ、該棚板
を水平位置に回動させる間に、棚板受け具の突子が支枠
の特定の凹陥孔に密嵌可能としたことを特徴とする冷蔵
庫等のサイドラック。 - 【請求項２】枠体における掛枠の下面にゴムなどの滑り
止め材を、また支枠背面の１乃至複数箇所に永久磁石を
表設した請求項１記載の冷蔵庫等のサイドラック。 - 【請求項３】枠体における掛枠の下面にゴムなどの滑り
止め材を、また支枠背面の１乃至複数箇所に吸盤を突成
した請求項１記載の冷蔵庫等のサイドラック。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP08195772A JP3090190B2 (ja) | 1996-07-05 | 1996-07-05 | 冷蔵庫等のサイドラック |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP08195772A JP3090190B2 (ja) | 1996-07-05 | 1996-07-05 | 冷蔵庫等のサイドラック |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1019456A true JPH1019456A (ja) | 1998-01-23 |
| JP3090190B2 JP3090190B2 (ja) | 2000-09-18 |
Family
ID=16346716
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP08195772A Expired - Fee Related JP3090190B2 (ja) | 1996-07-05 | 1996-07-05 | 冷蔵庫等のサイドラック |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3090190B2 (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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| CN106288630A (zh) * | 2016-08-31 | 2017-01-04 | 泰州乐金电子冷机有限公司 | 冰箱隔板收纳装置 |
| RU210019U1 (ru) * | 2021-12-24 | 2022-03-24 | Общество с ограниченной ответственностью "БОЯРД" | Металлический мебельный крючок |
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1996
- 1996-07-05 JP JP08195772A patent/JP3090190B2/ja not_active Expired - Fee Related
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