JPH0921488A - 既設管ライニング用プロファイルおよびそれを使用した既設管のライニング工法 - Google Patents

既設管ライニング用プロファイルおよびそれを使用した既設管のライニング工法

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JPH0921488A
JPH0921488A JP7173317A JP17331795A JPH0921488A JP H0921488 A JPH0921488 A JP H0921488A JP 7173317 A JP7173317 A JP 7173317A JP 17331795 A JP17331795 A JP 17331795A JP H0921488 A JPH0921488 A JP H0921488A
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Yasushi Kitayama
康 北山
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Sekisui Chemical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】プロファイルを既設管の内周面に沿った管状に
容易に成形することができ、しかも、プロファイルと既
設管との間に裏込め材を確実に充填し得る。 【解決手段】プロファイル10は、可撓性を有する合成
樹脂によって構成された帯板状の基板本体部11を有し
ており、既設管の内周面に沿うように螺旋状に巻回され
た際に、一方の側縁部に設けられたソケット13内に、
隣接する嵌合突条15が嵌合されて管状に成形される。
基板本体部11には、三角形状に突出した補強部18が
設けられており、その補強部18内に金属製の補強材1
9が長手方向に連続して設けられている。補強材19
は、既設管内周面に沿うように屈曲された際に塑性変形
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、老朽化した既設管
を更生するためのライニング工法に使用される可撓性を
有するプロファイル、および、それを使用した既設管の
ライニング工法に関し、特に、断面が四角形、卵形状等
のように円形状とは異なった異形の断面を有する既設管
のライニングに使用されるプロファイル、および、それ
を使用した既設管のライニング工法に関する。
【0002】
【従来の技術】下水管等の既設管が老朽化すると、合成
樹脂製の帯状のプロファイルを使用して既設管をライニ
ングする工法が実施されている。例えば、特公昭61−
28493号公報には、マンホール内に設置された製管
機によって、可撓性の帯状プロファイルを螺旋状に巻回
して、隣接する各側縁部同士を係合状態にして螺旋管を
形成し、形成された螺旋管を既設管内に挿入して、螺旋
管を既設管内に回転しつつ推進させることによって、既
設管をライニングするようになっている。
【0003】このようなライニング工法では、断面が円
形状になっている通常の既設管のライニングに使用され
るために、既設管内に挿入された螺旋管は、既設管の内
周面に沿って円滑に回転して推進することができる。し
かしながら、既設管が、ボックスカルバートのように、
断面が矩形状の場合には、既設管内に挿入された螺旋管
は、既設管の内周面に沿って円滑に回転することができ
ず、このようなライニング工法を実施することができな
い。
【0004】特公平3−11611号公報には、既設管
内に配置される製管機が、既設管の内周面に沿って回転
しつつ推進することにより、既設管内に導入されたプロ
ファイルを、既設管内周面に沿った螺旋管に成形し、こ
の成形された螺旋管によって既設管内周面をライニング
する工法が開示されている。このライニング工法に使用
される製管機は、リング状のフレームに固定された一対
のローラーを有しており、これらのローラー間にプロフ
ァイルが導入されると、フレームが既設管内を回転しつ
つ管軸方向に推進し、プロファイルは、フレームに沿っ
た螺旋管とされる。
【0005】このようなライニング工法では、製管機に
よって製管される螺旋管が、リング状のフレームに対応
した一定の直径の断面円形状の螺旋管しか製造すること
ができない。このために、ボックスカルバートのような
断面が矩形状の既設管の場合には、既設管内に挿入する
ことができる断面円形状の螺旋管でなければ既設管の内
周面をライニングすることができず、その結果、既設管
の有効断面積に対してプロファイルの有効断面積が著し
く小さくなるという問題がある。また、既設管路が屈曲
しているような場合には、リング状のフレームを有する
製管機では、その屈曲部分に対応した屈曲状態の螺旋管
を製造できないという問題もある。
【0006】さらに、特表平6−511071号公報に
は、合成樹脂製のプロファイルを螺旋状に巻回した後
に、プロファイルの外周面に帯状の金属製補強材を嵌合
して補強する構成が開示されている。金属製の補強材
は、適当な断面形状のプロファイルに沿って屈曲される
ことにより永久(塑性)変形し、プロファイルを断面形
状を、既設管の断面形状に対応した形状にすることがで
きる。従って、このようなプロファイルによって、異形
断面の既設管であっても、その内周面に沿ってライニン
グすることができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うなライニング工法では、プロファイルと補強材が別体
になっており、プロファイルが螺旋管状に成形された後
に、螺旋管の外周面に金属製の補強材をプロファイルに
係合させるようになっているために、プロファイルを所
定の断面形状に成形する工程が煩雑になる。特に、螺旋
状に巻回されたプロファイルの各側縁部同士を内周側か
ら嵌合させる構成であれば、補強材をプロファイルの外
周側に係合させることは容易ではない。
【0008】しかも、金属製の補強材は、プロファイル
に対して露出した状態になっており、容易に腐食するた
めに、樹脂コーティング処理等の必要がある。
【0009】金属製の補強材は、ドラム等に螺旋状に巻
回されて現場まで搬送され、ドラム等から繰り出される
と、円弧が連続する螺旋状に巻回された状態で製管機に
まで搬送されて、プロファイルの外周面に係合される。
このために、既設管の断面が異形の場合には、その断面
形状に対応した形状で搬送されず、プロファイルに携行
させることが容易ではない。
【0010】本発明は、このような問題を解決するもの
であり、その目的は、断面矩形状等の既設管に対して
も、可撓性のプロファイルを同様の断面形状の管に容易
に成形することができる既設管ライニング用プロファイ
ルを提供することにある。本発明の他の目的は、そのプ
ロファイルを使用して、断面矩形状等の既設管の内周面
を容易にライニングすることができる既設管のライニン
グ工法を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の既設管ライニン
グ用プロファイルは、可撓性を有する合成樹脂によって
構成された帯板状をしており、既設管の内周面に沿うよ
うに螺旋状に巻回された際に、隣接する各側縁部同士が
係合状態とされる既設管ライニング用プロファイルであ
って、既設管内周面に沿うように屈曲された際に塑性変
形する帯状になった金属製の補強材が合成樹脂内に長手
方向に連続して埋設されていることを特徴とするもので
あり、そのことにより上記目的が達成される。
【0012】前記補強材が幅方向に屈曲している。
【0013】本発明の既設管のライニング方法は、その
ような既設管ライニング用プロファイルを使用した既設
管のライニング工法であって、既設管の内周面を転接し
て周回移動する押圧ローラーと、その押圧ローラーに対
向した状態で周回移動する駆動ローラーと、既設管の内
周面に沿って配置されて周回移動する複数のガイドロー
ラーとを有する製管機を既設管内に配置する工程と、前
記プロファイルを製管機の各ガイドローラーに螺旋状に
巻回して押圧ローラーと駆動ローラーとの間を通過させ
ることにより、隣接する各側縁部同士を係合状態にする
とともに、各ローラーの周回移動によって前記補強材を
塑性変形させてプロファイルを管状に成形する工程と、
管状に成形されたプロファイルと既設管内周面との間に
裏込め材を充填する工程と、を包含することを特徴とす
るものであり、そのことにより上記目的が達成される。
【0014】本発明の既設管ライニング用プロファイル
では、合成樹脂内に埋設された金属製の補強材が、既設
管の内周面に沿うように屈曲されると、その補強材が塑
性変形し、プロファイルは、既設管の内周面に沿った状
態に保持される。
【0015】本発明の既設管のライニング工法では、合
成樹脂内に金属製の補強材が埋設されたプロファイル
が、既設管内に配置された製管機の複数のガイドローラ
ーに螺旋状に巻回される。そして、プロファイルは、製
管機の押圧ローラーと駆動ローラーとの間を通過するこ
とにより、隣接する各側縁部同士が係合状態とされる。
押圧ローラーは既設管の内周面に転接して、駆動ローラ
ーおよび各ガイドローラーとともに周回移動し、プロフ
ァイルは既設管の内周面に沿った管状に成形される。同
時に、プロファイルの合成樹脂内に長手方向に連続して
埋設された金属製の補強材が塑性変形し、プロファイル
は、既設管の内周面に沿った断面形状に保持される。
【0016】製管機の押圧ローラー、駆動ローラーおよ
び各ガイドローラーは、既設管の内周面に沿って周回移
動しつつ、管軸方向に推進し、既設管の内周面がプロフ
ァイルによって全体にわたってライニングされる。プロ
ファイルは、塑性変形した既設管の内周面に沿った断面
形状に保持されており、そのプロファイルと既設管内周
面との間に裏込め材が充填される。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図面に基
づいて詳細に説明する。
【0018】図1は、本発明の既設管ライニング用プロ
ファイルの一例を示す断面図である。このプロファイル
10は、例えば、断面が正方形状になった異形管である
ボックスカルバートの内周面をライニングするために使
用される。このプロファイル10は、帯板状の基板本体
部11を有している。この基板本体部11は、例えば、
厚さが2〜4mm程度になっており、その幅方向の一方
の側縁部には、基板本体部11の厚さ分だけ外側に位置
する段落ち部12が設けられている。この段落ち部12
には、一方の表面に突出する半円環状のソケット13
が、基板本体部11の長手方向に沿って連続的に設けら
れている。このソケット13は、基板本体部11が突出
する表面とは反対側の表面に開口した状態になってい
る。
【0019】ソケット13の内部は、開口側部分が狭
く、内奥側が円弧状に広がっている。ソケット13は、
開口部の一方の内面に形成された抜け止め段差13aを
有している。半円環状のソケット13の外側の周面に
は、段落ち部12とは平行になったフランジ部13bが
設けられている。
【0020】ソケット13の側方には、段落ち部12の
一部を構成する平坦部12bが連続しており、その平坦
部12bの側縁部、すなわち、基板本体部11の側縁部
には、ソケット13の突出側方向であって基板本体部1
1の外側に斜めに延出する斜め係止リブ14が長手方向
に連続して設けられている。
【0021】基板本体部11は、ソケット13、斜め係
止リブ14等が設けられた表面が外周側になるように、
ボックスカルバート20の内周面に沿って螺旋状に巻回
される。
【0022】基板本体部11の斜め係止リブ14が設け
られた側縁とは反対側に位置する側縁の近傍部分の表面
には、基板本体部11に対してソケット13の突出方向
と同方向に垂直に立ち上げられた嵌合突条15が、基板
本体部11の長手方向に沿って連続して設けられてい
る。この嵌合突条15は、基板本体部11の表面から垂
直に立ち上がった支柱部15aと、その支柱部15aの
先端に設けられた断面円形状の嵌合部15bとを有して
いる。嵌合部15bは、段落ち部12に設けられたソケ
ット13の中空の断面と整合した断面形状になってお
り、ソケット13の内周面に設けられた抜け止め段差1
3aに係止する段差が設けられている。
【0023】基板本体部11の表面には、嵌合突条15
に近接して、エラストマー等の軟質弾性体によって構成
された帯状の滑り防止材16が、長手方向に連続して基
板本体部11に一体に取り付けられている。この滑り防
止材16の厚さは1.5mm程度である。
【0024】基板本体部11の外側面には、嵌合突条1
5に対して適当な間隔をあけて、嵌合突条15と同方向
に突出する係合リブ17が設けられている。この係合リ
ブ17は、基板本体部11から垂直に立ち上がった支柱
部17aと、この支柱部17aの先端部にて嵌合突条1
5側に突出した係合部17bとを有している。
【0025】図1に二点鎖線で示すように、この係合リ
ブ17の係合部17bと支柱部17aとの間には、基板
本体部11が螺旋状に巻回されてソケット13内に嵌合
突条15が嵌合された際に、斜め係止リブ14の先端部
が係合されるようになっている。
【0026】基板本体部11におけるこの係合リブ17
と段落ち部12との間には、その中央部が係合リブ17
と同方向に突出する補強部18が、長手方向に連続して
設けられている。この補強部18は係合リブ17とソケ
ット13との中央部にて、ほぼ直角に屈曲された状態に
なっており、この補強部18と基板本体部11とによっ
て囲まれた部分は中空になっている。
【0027】基板本体部11から突出した補強部18内
には、金属板によって構成された帯状の補強材19が、
長手方向に連続して埋設されている。この補強材19
は、補強部18と同様に、幅方向の中央部にてほぼ直角
に屈曲されている。
【0028】このような構成のプロファイル10は、基
板本体部11、段落ち部12、ソケット13、斜め係止
リブ14、嵌合突条15、各係合リブ17および補強部
18が、可撓性を有するポリエチレン、ポリプロピレ
ン、塩化ビニル、繊維強化プラスチック等の合成樹脂に
よって一体的に成形されている。また、補強部18に埋
設された補強材19は、鉄、ステンレス、アルミニウム
等の金属によって構成されており、帯状の滑り防止材1
6はエラストマー等の軟質弾性体によって構成されてい
る。そして、補強材19および滑り防止材16は、基板
本体部11等の合成樹脂部分を押出成型する際に、合成
樹脂と一体的に押し出され、これによって、補強材19
は補強部18に埋設状態になるとともに、滑り防止材1
6は基板本体部11の表面に接着状態でに取り付けられ
る。
【0029】図2は、本発明の既設管のライニング工法
用プロファイル10を使用したボックスカルバートのラ
イニング工法の実施状態を示す概略縦断面図、図3は、
図1のA−A線における断面図である。ボックスカルバ
ート20は、図2に示すように、断面が正方形状になっ
ており、その内周面が、本発明のプロファイル10によ
ってライニングされる。
【0030】ボックスカルバート20は、図1に示すよ
うに、一対のマンホール28および29間に設けられて
いる。そして、一方のマンホール29から帯状のプロフ
ァイル10が挿入される。
【0031】プロファイル10は、ボックスカルバート
20内に配置された製管機40によって、螺旋状に巻回
されて、図1に二点鎖線で示すように、段落ち部12に
設けられたソケット13内に、嵌合突条15が嵌合され
るとともに、斜め係止リブ14の先端部が、係合リブ1
7の係合部17bと支柱部17aとの間に係合される。
ソケット13内に嵌合された嵌合突条15は、ソケット
13の抜け止め段差13aに係止して抜け止め状態にさ
れる。
【0032】このとき、合成樹脂製の補強部18に埋設
された金属製の補強材19は、ボックスカルバート20
の各角部に沿って屈曲されることにより塑性変形する。
これにより、プロファイル10は、ボックスカルバート
20の内周面に沿った断面正方形状になった管状に成形
されて、その形状を保持する。
【0033】プロファイル10を管状に成形するため
に、ボックスカルバート20内に配置されて、ボックス
カルバート20の内周面に沿って回転しつつ管軸方向に
移動する製管機40が使用される。図4は、製管機40
の使用状態を示すボックスカルバート20の断面図、図
5はその要部の拡大図である。製管機40は、図3およ
び図4に示すように、相互に対向する位置にて平行に配
置された一対の駆動ローラー41と、各駆動ローラー4
1の間にて周方向に等しい間隔をあけてそれぞれが平行
に配置された複数の案内ローラー42とを有している。
各駆動ローラー41および各案内ローラー42は、それ
ぞれ支持軸43に支持されており、螺旋状に巻回される
プロファイル10の内周面に転接して周回移動するよう
になっている。各案内ローラー42は、支持軸43に回
転可能に支持されているが、各駆動ローラー41は、支
持軸43と一体になって回転するように支持軸43に支
持されている。
【0034】各支持軸43のそれぞれの端部は、隣接す
る各支持軸43のそれぞれの端部に、平板状をしたリン
クアーム44aによって、それぞれ回動可能に連結され
ている。従って、各案内ローラー42および各駆動ロー
ラー41の一方の端部同士を連結する各リンクアーム4
4aは、折り曲げ可能になった無端環状のフレーム44
をそれぞれ形成している。隣接する一対のリンクアーム
44a同士は、相互に一直線に並んだ状態から内周方向
へ所定の角度だけ回動し得るように構成されている。
【0035】各フレーム44は、隣接するリンクアーム
44a同士が相互に屈曲されて、図2に示すように、ボ
ックスカルバート20の断面形状に対応した矩形状に形
成される。各フレーム44の長さは、ボックスカルバー
ト20の内周面の周方向長さに基づいて、予め、設定さ
れている。
【0036】図5に示すように、各駆動ローラー41の
一方の端部は、プロファイル10の段落ち部12内に嵌
合し得る大径部41aになっており、その大径部41a
には、プロファイル10の段落ち部12に設けられたソ
ケット13内に嵌合し得る鍔部41bが設けられてい
る。
【0037】図4に示すように、この駆動ローラー41
が支持された支持軸43は、ギアボックス45を介し
て、油圧モーター46に連結されており、油圧モーター
46によって、駆動ローラー41が支持軸43と一体と
なって所定方向に回転されるようになっている。
【0038】図5に示すように、各駆動ローラー41の
外周側には、各駆動ローラー41と平行になった押圧ロ
ーラー47がそれぞれ対向状態で配置されており、各押
圧ローラー47と各駆動ローラー41との間に、螺旋状
に巻回されるプロファイル10が、ソケット13内に嵌
合突条15が嵌合されて、係止リブ14が係合リブ17
に係止した状態で通過するようになっている。
【0039】各押圧ローラー47は、駆動ローラ41の
支持軸43と平行になった支持軸47xを有しており、
この支持軸47xの一方の端部には、プロファイル10
の斜め係止リブ14とソケット13との間に嵌合する大
径ローラー部47aと、この大径ローラー部47aとに
よってソケット13を位置決めする位置決めローラー部
47bとが、端面側からそれぞれ順番に設けられてい
る。
【0040】さらに、その位置決めローラー部47bの
側方には、螺旋状に巻回されたプロファイル10の係合
リブ17に係止した斜め係止リブ14とソケット13と
の間に嵌合して、段落ち部12を押圧する大径ローラー
部47cと、この大径ローラー部47とともにソケット
13を位置決めして段落ち部12の端部を押圧する位置
決めローラー部47dとが設けられている。
【0041】この位置決めローラー47dの側方には、
三角形状に突出した補強部18の係合リブ17に近接し
た傾斜面に当接する傾斜ローラー部47eと、螺旋状に
巻回されたプロファイル10の係合リブ17に係止した
斜め係止リブ14とソケット13との間に嵌合する大径
ローラー部47fと、その大径ローラー部47fととも
にソケット13を位置決めして段落ち部12の端部を押
圧する位置決めローラー部47gとが順番に設けられて
いる。
【0042】さらに、位置決めローラー部47の側方に
は、三角形状に突出した補強部18の係合リブ17に近
接した傾斜面に当接する傾斜ローラー部47hと、螺旋
状に巻回されたプロファイル10の係合リブ17に係止
した斜め係止リブ14とソケット13との間に嵌合する
大径ローラー部47mと、その大径ローラー部47mと
ともにソケット13を位置決めして段落ち部12の端部
を押圧する位置決めローラー部47nとが順番に設けら
れている。
【0043】大径ローラー部47aと位置決めローラー
部47bとの間の部分、大径ローラー部47bと位置決
めローラー部47cとの間の位置決めローラー部47b
に近接した部分、大径ローラー部47cと位置決めロー
ラー部47dとの間の部分、大径ローラー部47dと傾
斜ローラー47eとの間の部分、大径ローラー部47f
と位置決めローラー部47gとの間、位置決めローラー
部47gと傾斜ローラー部47hとの間、大径ローラー
部47mと位置決めローラー部47nとの間、大径ロー
ラー部47nの側方部分のそれぞれにおける押圧ローラ
ー47の表面には、ローレット加工部47pが設けられ
ている。
【0044】このような構成の製管機40を使用しての
本発明のライニング工法は、次のように実施される。
【0045】まず、プロファイル10が導入されるマン
ホール29内にて製管機40が組み立てられる。製管機
40のフレーム44は、予め、ボックスカルバート20
の内周面の周方向長さに対応して調整されている。そし
て、製管機40の各フレーム44が、ボックスカルバー
ト20の断面形状に対応した矩形状になるように、各フ
レーム44の連続した複数のリンクアーム44aを所定
の屈曲状態で固定する。組み立てられた製管機40はボ
ックスカルート20内に配置され、各押圧ローラー47
が、ボックスカルバート20の内周面に接触した状態と
される。
【0046】他方、マンホール29の開口部に近接した
地表に、プロファイル10を巻回したプロファイルドラ
ム51が配置されて、プロファイル10がマンホール2
9内に導入される。プロファイルドラム51に巻回され
たプロファイル10は、補強部18内に埋設された金属
製の補強材19が塑性変形しない程度の屈曲状態となる
ように巻回されており、プロファイルドラム51から繰
り出されたプロファイル10は、マンホール29内を、
金属製の補強材19が塑性変形しないようにほぼ直線状
態で搬送される。プロファイルドラム51は、支持台5
2上に垂直軸回りに回転可能に載置されている。
【0047】マンホール29を通ってボックスカルバー
ト20内に導入されたプロファイル10は、製管機40
の一方の駆動ローラー41と押圧ローラー47との間に
挿入されて、各ガイドローラー42の外側に沿って螺旋
状に巻回され、隣接するプロファイル10の一方に設け
られた段落ち部12のソケット13内に、他方のプロフ
ァイル10の嵌合突条15が嵌合されるとともに、斜め
係止リブ14の先端部が、係合リブ17の係合部17b
と支柱部17aとの間に係合される。このようにして、
プロファイル10は、ボックスカルバート20の内周面
に対して押圧ローラー47の直径に相当する間隔をあけ
て、断面正方形の管状に成形される。
【0048】このとき、プロファイル10の補強部18
内に埋設された補強材19は、断面正方形状のボックス
カルバート20の各角部においてほぼ直角に屈曲され、
これにより、補強材19は塑性変形して、その直角に屈
曲された状態を保持する。
【0049】断面正方形の管状に成形されたプロファイ
ル10は、ボックスカルバート20の端部に、例えば、
アンカーボルトによって、あるいは、重量物を載置する
ことによって固定される。これにより、管状に成形され
るプロファイル10は、ボックスカルバート20内にて
回動しない状態とされる。
【0050】このような状態になると、各駆動ローラー
41が油圧モーター46によって回転される。油圧モー
ター46に対する配管48は、自在継手等によって回転
可能に接続されて、ボックスカルバート20内を、プロ
ファイル10が導入されるマンホール29から離れる方
向に挿通している。そして、他方のマンホール28を通
って、そのマンホール28の開口部近傍の地表に配置さ
れた圧力源49に接続されている。
【0051】各駆動ローラー41は、ボックスカルバー
ト20に対して固定された管状のプロファイル10の内
周面を螺旋状に転接して周回移動し、また、各駆動ロー
ラー41に対向して配置された各押圧ローラー47は、
ボックスカルバート20の内周面に沿って周回移動す
る。同時に、各ガイドローラー42も矩形状に固定され
たフレーム44に沿って周回移動する。そして、各駆動
ローラー41、各押圧ローラー47および各ガイドロー
ラー42が、ボックスカルバート20内周面に沿って周
回移動すると、マンホール29内からボックスカルバー
ト20内に導入されたプロファイル10が、順次、各駆
動ローラー41と押圧ローラー47との間に引き込まれ
て、ボックスカルバート20に固定されたプロファイル
10のソケット13に嵌合突条15が嵌合される。
【0052】プロファイル10の補強部18内に埋設さ
れた補強材19は、ボックスカルバート20の各角部に
おいてほぼ直角に屈曲されることによって塑性変形し、
その直角に屈曲された状態を保持する。その結果、プロ
ファイル10は、ボックスカルバート20の内周面に対
して、押圧ローラー47の直径分だけ内周側に位置する
断面正方形状の管状に成形される。
【0053】このとき、管状に成形されるプロファイル
10は、ボックスカルバート20の各角部に沿ってほぼ
直角に屈曲されるが、その他の部分では直線状になるた
めに、マンホール29およびボックスカルバート20内
をほぼ直線状に搬送される。そして、プロファイル10
は、製管機40に導入される際に、プロファイル10の
軸心回りに回転されて、プロファイル10は捩じれた状
態になる。しかしながら、地表に配置されたプロファイ
ルドラム51は支持台52上にて垂直軸回りに回転する
ことにより、プロファイル10の捩じれは解消される。
なお、プロファイルドラム51は、垂直軸回りに回転可
能に吊り下げておいてもよい。
【0054】このようにして、各駆動ローラー41、各
押圧ローラー47、および各ガイドローラー42は、ボ
ックスカルバート20内を周回移動しつつ、プロファイ
ル10が導入されるマンホール29から遠ざかるように
移動する。
【0055】そして、ボックスカルバート20の内周面
が、全体にわたってプロファイル10によりライニング
されると、ボックスカルバート20をライニングする管
状になったプロファイル10に対して、製管機40内に
導入されるプロファイル10が切断される。その後、ボ
ックスカルバート20をライニングする管状になったプ
ロファイル10から、製管機40が取り外される。
【0056】プロファイル10から製管機40が取り外
されると、ボックスカルバート20の内周面と管状にな
ったプロファイル10との間に形成された間隙内に、セ
メントミルク等の裏込め材が注入される。そして、ボッ
クスカルバート20の全長にわたって裏込め材が充填さ
れる。プロファイル10は、補強部18内に埋設された
金属製の補強材19が塑性変形した状態になっているた
めに、所定の断面形状を保持した状態で補強されてお
り、ボックスカルバート20とプロファイル10との間
隙内に充填される裏込め材によって、プロファイル10
が破損するおそれがない。
【0057】プロファイル10の補強部18内に埋設さ
れる金属製の補強材19は、プロファイルドラム51に
巻回された際の曲率と、製管機40によって管状に成形
される際の曲率とによって、その厚さ等が決定される。
すなわち、プロファイルドラム51に巻回された状態で
は塑性変形せず、管状に成形された際に塑性変形するよ
うに、厚さ等が設定される。補強材19の厚さは、少な
くとも、プロファイルドラム51に巻回された際に、補
強材19に生じる最大歪みが、圧縮および引っ張りのい
ずれもが約1000μm以下になるように設定される。
また、補強材19は、ボックスカルバート20の各角部
に沿って所定の曲率に屈曲された場合に塑性変形域に達
する歪みが生じるような厚さとされる。プロファイル1
0の断面形状等によって補強材19の厚さは変化する
が、2mm程度の金属板を使用した場合には、補強材が
塑性変形しないようなプロファイルドラム51の直径
は、1800〜2200mm程度である。
【0058】なお、プロファイル10とボックスカルバ
ート20との間の裏込め材の充填は、ボックスカルバー
ト20の全体にわたってプロファイル10によりライニ
ングした後に実施する構成に限らず、適当な長さにわた
ってプロファイル10がボックスカルバート20内周面
をライニングした際に、そのライニングされた距離だけ
裏込め材を充填するようにしてもよい。
【0059】図6は、本発明のプロファイルの他の実施
例を示す断面図である。このプロファイル10は、三角
形状に突出する補強部18の屈曲部に対向する基板本体
部11の部分に、貫通孔11aが設けられている。それ
以外の構成は、図1に示すプロファイル10と同様にな
っている。
【0060】このような構成のプロファイル10では、
プロファイルドラム51に巻回した際に、図6に一点鎖
線で示すように、貫通孔11aが幅方向に広がって、金
属製の補強材19の自由変形度が大きくなり、プロファ
イル10の基板本体部11と補強部18の先端部との間
隔が小さくなる。プロファイル10の補強部18の先端
部は、プロファイルドラム51に巻回された際に最も外
周側に位置するために、プロファイル10の軸心方向に
引っ張り力が発生してその引っ張り力によって伸びよう
とする。しかし、このように、基板本体部11と補強部
18の屈曲部との間隔を小さくすることにより、補強材
19に加わる引っ張り力が抑制され、補強材19に発生
する歪みも抑制される。その結果、プロファイルドラム
51に巻回した際の補強材19の塑性変形が抑制され
る。
【0061】貫通孔11a内には、貫通孔11aが幅方
向に広がることの支障にならないような弾性体が埋設さ
れていてもよい。
【0062】図7(a)〜(d)は、それぞれ、本発明
のプロファイルのさらに他の実施例を示す断面図であ
る。本発明のプロファイル10は、図7(a)に示すよ
うに、ソケット13と係合リブ17との間に、2つの補
強部18を設けて、各補強部18に、金属製の補強材1
9を設ける構成であってもよく、また、図7(b)に示
すように、補強部18が断面半円環状であって、補強部
18内に埋設される補強材19も半円環状であってもよ
い。
【0063】さらに、図7(c)に示すように、補強部
18に替えて、断面T字状の補強リブ18aを配置し
て、基板本体部11内に平板状の金属製の補強材19を
埋設する構成であってもよく、この場合には、図7
(d)に示すように、補強リブ18aも、2つ、あるい
はそれ以上設ける構成であってもよい。
【0064】図8(a)は本発明のさらに他の実施例を
示すプロファイルの断面図である。このプロファイル8
0は、帯板状の本体部材81と、この本体部材81を螺
旋状に巻回した際に相互に隣接する側縁部同士を接合す
る帯状の嵌合部材82とを有している。本体部材81
は、帯板状の基板本体部81aの各側縁部にそれぞれ設
けられた嵌合部81bと、基板本体部81aの背面に等
しい間隔をあけて配置された断面T字状の複数の補強リ
ブ81cとを有している。
【0065】各嵌合部81bは、基板本体部81aの各
側縁部から直角に立ち上げられてそれぞれ外方に直角に
屈曲され、さらにその先端が直角に基板本体部81a側
に屈曲された断面コ字状になっている。そして、各嵌合
部81cの先端部には、コ字状の内側に断面半球状に突
出する係合部81dが設けられている。
【0066】基板本体部81a内には、ほぼ全域にわた
って平板状の金属板によって構成された補強材89が埋
設されている。この補強材89も、プロファイルドラム
51に巻回された際には塑性変形せず、ボックスカルバ
ート20内の各角部に沿って屈曲されることによって塑
性変形するようになっている。
【0067】帯状の嵌合部材82は、断面U字状をして
おり、図8(b)に示すように、本体部材81が螺旋状
に巻回されて、隣接する嵌合部81b同士が相互に突き
合わされた状態になると、突き合わされた状態の各嵌合
部81bを一体的に嵌合し得るようになっている。
【0068】このようなプロファイル80は、ボックス
カルバート20内に配置された製管機40によって、本
体部材81がボックスカルバート20の内周面に沿った
管状に成形された後に、嵌合部材82が隣接する嵌合部
81b同士を一体的に内包するように嵌合される。ある
いは、本体部材81が製管機40内に導入される前に、
一方の嵌合部81bに嵌合部材82を予め嵌合させてお
いて、製管機40によって本体部材81が管状に成形さ
れた後に、嵌合部材82を、管状に成形された本体部材
81における他方の嵌合部81bに嵌合させるようにし
てもよい。
【0069】なお、補強材89は、本体部材81の基板
本体部81a内に埋設する構成に限らず、図9(a)に
示すように、基板本体部81aの中央部に断面長方形状
の補強ブロック81eを配置して、その補強ブロック8
1e内に、金属板を幅方向の中央部にて屈曲した断面倒
立V字状の一対の補強材89を、長手方向に連続して埋
設するようにしてもよい。また、図9(b)に示すよう
に、嵌合部材82内に、金属板を断面コ字状に屈曲して
構成した補強材89を、長手方向に連続して埋設する構
成としてもよい。
【0070】
【発明の効果】本発明の既設管ライニング用プロファイ
ルは、このように、合成樹脂内に金属製の補強材が長手
方向に連続して埋設されており、既設管の内周面に沿っ
て屈曲された際に、補強材が塑性変形するようになって
いるために、プロファイルは、既設管の内周面に沿った
断面形状に保持される。従って、断面が正方形等の異形
になった既設管の内周面を容易にライニングすることが
できる。金属製の補強材は、合成樹脂内に埋設されてい
るために、腐食するおそれがなく、また、腐食を防止す
るための処理を施す必要もない。また、プロファイルは
既設管内を直線に近い状態で搬送することができるため
に、ライニング作業が容易になる。
【0071】本発明の既設管のライニング工法は、この
ようなプロファイルを使用することにより、既設管内周
面に沿った断面形状にプロファイルを保持することがで
き、既設管内周面とプロファイルとの間に確実に充填材
を充填することができる。プロファイルは、既設管の断
面形状に対応した断面形状にすることができるために、
既設管に対するプロファイルの有効断面積が大幅に減少
するおそれがない。プロファイルは、既設管内にて回転
しないために、既設管内周面との摩擦抵抗を受けず、円
滑に管状に成形することができる。従って、長い既設管
であっても、プロファイルによって支障なくライニング
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の既設管のライニング工法用プロファイ
ルの一例を示す横断面図である。
【図2】そのプロファイルを使用して実施されるボック
スカルバートのライニング工法の実施状態を示す縦断面
図である。
【図3】図2のA−A線における断面の拡大図である。
【図4】そのライニング工法における製管機による製管
状態を示す既設管の縦断面図である。
【図5】その製管機の要部の拡大図である。
【図6】本発明の既設管のライニング工法用プロファイ
ルの他の例を示す横断面図である。
【図7】(a)〜(d)は、それぞれ、本発明の既設管
のライニング工法用プロファイルのさらに他の例を示す
横断面図である。
【図8】(a)は本発明の既設管のライニング工法用プ
ロファイルのさらに他の例を示す横断面図、(b)はそ
の分解斜視図である。
【図9】(a)は本発明の既設管のライニング工法用プ
ロファイルのさらに他の例を示す横断面図、(b)は本
発明の既設管のライニング工法用プロファイルのさらに
他の例を示す分解斜視図である。
【符号の説明】
10 プロファイル 11 基板本体 12 段落ち部 13 ソケット 14 係止リブ 15 嵌合突条 16 滑り防止材 17 係合リブ 18 補強部 19 補強材 20 ボックスカルバート 21 底面 22 側面 23 上面 40 製管機 41 駆動ローラー 42 ガイドローラー 43 支持軸 44 フレーム 47 押圧ローラー

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 可撓性を有する合成樹脂によって構成さ
    れた帯板状をしており、既設管の内周面に沿うように螺
    旋状に巻回された際に、隣接する各側縁部同士が係合状
    態とされる既設管ライニング用プロファイルであって、 既設管内周面に沿うように屈曲された際に塑性変形する
    帯状になった金属製の補強材が合成樹脂内に長手方向に
    連続して埋設されていることを特徴とする既設管ライニ
    ング用プロファイル。
  2. 【請求項2】 前記補強材が幅方向に屈曲している請求
    項1に記載の既設管ライニング用プロファイル。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載された既設管ライニング
    用プロファイルを使用した既設管のライニング工法であ
    って、 既設管の内周面を転接して周回移動する押圧ローラー
    と、その押圧ローラーに対向した状態で周回移動する駆
    動ローラーと、既設管の内周面に沿って配置されて周回
    移動する複数のガイドローラーとを有する製管機を既設
    管内に配置する工程と、 前記プロファイルを製管機の各ガイドローラーに螺旋状
    に巻回して押圧ローラーと駆動ローラーとの間を通過さ
    せることにより、隣接する各側縁部同士を係合状態にす
    るとともに、各ローラーの周回移動によって前記補強材
    を塑性変形させてプロファイルを管状に成形する工程
    と、 管状に成形されたプロファイルと既設管内周面との間に
    裏込め材を充填する工程と、 を包含することを特徴とする既設管のライニング工法。
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