JP2862339B2 - 製管機 - Google Patents

製管機

Info

Publication number
JP2862339B2
JP2862339B2 JP16941590A JP16941590A JP2862339B2 JP 2862339 B2 JP2862339 B2 JP 2862339B2 JP 16941590 A JP16941590 A JP 16941590A JP 16941590 A JP16941590 A JP 16941590A JP 2862339 B2 JP2862339 B2 JP 2862339B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
belt
pipe
rollers
outer peripheral
roller
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP16941590A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0459224A (ja
Inventor
康 北山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sekisui Chemical Co Ltd filed Critical Sekisui Chemical Co Ltd
Priority to JP16941590A priority Critical patent/JP2862339B2/ja
Publication of JPH0459224A publication Critical patent/JPH0459224A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2862339B2 publication Critical patent/JP2862339B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Shaping Of Tube Ends By Bending Or Straightening (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、例えば、合成樹脂製の帯状体を螺旋状に巻
回して螺旋管を製造する製管機に関する。
(従来の技術) 近時、上水道や下水道として使用される老朽化した埋
設管を、合成樹脂製の螺旋管によりライニングする方法
が開発されている。このようなライニング方法には、合
成樹脂製の帯状体を螺旋状に巻回して螺旋管を製造する
製管機が使用される。該製管機は、埋設管の一端部が接
続されたマンホール内に設置され、該製管機から製造さ
れる螺旋管が順次埋設管内に挿入される。
帯状体から螺旋管を製造する製管機は、例えば、特開
平1−156041号公報、特開昭63−49421号公報等に開示
されているように、所定の螺旋管を有した状態で円筒状
の軌跡を形成するように配置された複数の製管ローラに
より、合成樹脂製の帯状体を螺旋状に巻回して螺旋管を
製造する。
(発明が解決しようとする課題) 螺旋管とされる合成樹脂製の帯状体は、通常、螺旋管
とされた場合に外周面となる基板背面に、長手方向に延
びる多数の補強リブが設けられている。各補強リブは、
断面T字状をしており、埋設管内に挿入された場合に、
その先端部が埋設管の内周面に当接して、基板と埋設管
内周面との間に間隙を形成する。
前述の特開平1−156041号公報に開示された製管機で
は、帯状体に推進力を付与する駆動ローラに、帯状体に
おける各補強リブ間にそれぞれ嵌入する多数のフィン状
のフランジ部が設けられており、また、各フランジ部間
のローラ本体の表面にローレット加工が施されている。
そして、該駆動ローラの隣接するフランジ間に帯状体の
各補強リブがガイドされて、ローレット加工が施された
ローラ本体表面により帯状体に推進力が付与される。
しかし、駆動ローラにより帯状体を案内する場合に
は、各補強リブの先端部がローラ本体におけるローレッ
ト加工された部分に当接するために、補強リブの先端部
が傷付けられるおそれがある。帯状体が螺旋状に巻回さ
れると、外周側に位置する各補強リブの先端部には、引
っ張り力が加わるために、該先端部に傷が生じている
と、その傷が広がって、補強リブの先端部が割れるおそ
れがある。その結果、帯状体により形成される螺旋管自
体の強度が低下する。
本発明は、上記従来の問題を解決するものであり、そ
の目的は、帯状体の補強リブを傷付けることなく、螺旋
管を製造し得る製管機を提供することにある。
(課題を解決するための手段) 本発明の製管機は、帯板状基板の背面に長手方向に延
びる断面T字状の複数の補強リブが設けられた帯状体
を、それぞれが螺旋角を有した状態で円筒状の軌跡を形
成するように配置された複数の製管ローラにより、該帯
状体を各補強リブが外周側になるように螺旋状に巻回す
るとともに、製管ローラのいずれかと、その製管ローラ
と対をなす駆動ローラとによって帯状体に推進力を付与
して螺旋管を製造する製管機であって、 帯状体に推進力を付与する一対のローラのいずれか一
方が、帯状体の各補強リブ間に嵌入して基板に外周面が
当接するフランジ部を有しており、該フランジ部の外周
面にローレット加工が施されていることを特徴としてな
り、そのことにより上記目的が達成される。
(作用) 帯状体が製管ローラにより螺旋管とされる場合に、該
帯状体は、一対のローラにより推進力が付与される。帯
状体は、補強リブが、一方のローラに設けられたフラン
ジ部の間により案内されるとともに、フランジ部外周面
に施されたローレット加工が基板に当接して推進力が付
与される。
(実施例) 以下に本発明を実施例について説明する。
本発明の製管機は、第2図および第3図に示すよう
に、直方体状の枠体10内に装着されたマンドレル部20を
有する。該マンドレル部20は、複数の製管ローラ21,22,
23,23,…を有している。マンドレル部20の各製管ローラ
は、外周に水平状態の円筒軌跡を形成しており、それぞ
れがその円筒軌跡に対して所定の螺旋角を有した状態に
なっている。
該マンドレル部20における水平方向に対になっている
一対の製管ローラ21および22は、それぞれ動力が伝達さ
れて回転駆動される第1駆動ローラ21および第2駆動ロ
ーラ22になっており、他の全ての製管ローラ23は、自由
に回転し得る従動ローラになっている。
枠体10には、該マンドレル部20における第1駆動ロー
ラ21および第2駆動ローラ22それぞれと対をなす第1駆
動ローラ15および第2駆動ローラ16が、取り付けられて
いる。各駆動ローラ15および16は、マンドレル20側の駆
動ローラ21および22とはそれぞれ平行になっている。各
駆動ローラ15および16は、それぞれ油圧モーター13(第
3図に、第1駆動ローラ15の油圧モーター13のみが示さ
れている)により回転駆動される。各駆動ローラ15およ
び16は、枠体10に取り付けられた各油圧シリンダ−17お
よび17により、マンドレル20側の各駆動ローラ21および
22にそれぞれ接離するようになっている。また、各駆動
ローラ15および16は、後述するように、軸方向に適当な
間隔をあけた複数のフランジ部が設けられている。
枠体10の上方には、一対のテンションローラ18および
18が設けられている。一方のテンションローラ18には、
その上方に設けられた油圧モーター19により回転駆動さ
れる。
このような製管機では、第4図に示す断面形状を有す
る帯状体40が螺旋管に形成される。該帯状体40は、ポリ
塩化ビニル、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリカー
ボネート、ポリエステル、あるいはこれらの樹脂をガラ
ス繊維で補強した樹脂等の材料により成形される。
該帯状体40は、帯状体の基板42の背面に、多数の断面
T字状の補強リブ49が設けられており、各補強リブ49の
先端部が基板42とは平行になっている。該基板42の一方
の側縁部の背面には、嵌合突条43が立設されている。基
板42の他方の側縁部は、嵌合突条43が設けられた基板42
側縁部が係合し得るように基板42の厚みだけ背面側に段
落ちした段落ち部44になっており、その段落ち部44に、
嵌合突条43が若干の間隙を有した状態で嵌入し得る嵌合
凹溝45が設けられている。
このような帯状体40は、嵌合突条43、補強リブ49、嵌
合凹溝45が立設された基板42背面側が外周側になるよう
に、螺旋状に巻回され、嵌合突条43が嵌合凹溝45内の空
間に嵌合されることにより、所定径の螺旋管とされる。
このとき、段落ち部44における側縁部46が、隣接する補
強リブ49に係止される。
枠体10に取り付けられた第1駆動ローラ15は、第1図
に示すように、帯状体40の幅寸法のほぼ2倍程度の長さ
を有しており、螺旋状に巻回されて帯状体40の各嵌合突
条43が嵌合凹溝45に嵌入した状態で、該帯状体40を、マ
ンドレル20側の第1駆動ローラ21とともに挟持する。該
第1駆動ローラ15は、軸心方向に適当な間隔をあけて複
数のフランジ部15a,15a,…が設けられている。各フラン
ジ部15aは、帯状体40における各補強リブ49間の基板42
背面に当接するようになっており、ローラ本体15bの外
周面には、補強リブ49の先端は当接しない方が好まし
い。各フランジ部15aの外周面には、ローレット加工が
施されている。各フランジ部15aの軸方向長さは、隣接
する補強リブ49の間に嵌入した場合に、それぞれの補強
リブ49とほぼ接した状態になるようにされている。枠体
10に取り付けられた第2駆動ローラ16にも、同様のフラ
ンジ部が設けられている。
帯状体40は、一対のテンションローラ18の間を通っ
て、枠体10に取り付けられた第1駆動ローラ15と、該駆
動ローラ15に対向するマンドレル20の第1駆動ローラ21
との間に挿入される。帯状体40は、補強リブ49の間に駆
動ローラ21のフランジ部15aが嵌入されており、該フラ
ンジ部15aの外周面に施されたローレット加工部分が基
板42背面に当接される。そして、そのローレット加工部
分により基板42に推進力が付与されて、帯状体40全体が
前進される。
帯状体40は、マンドレル20における下側の各従動ロー
ラ23に転接するようにマンドレル部20の下部に巻き付け
られ、他方の第2駆動ローラ16とマンドレル20の第2駆
動ローラ22との間に挿入される。これらの駆動ローラ22
および16によっても帯状体40に推進力が付与され、マン
ドレル20における上側の各従動ローラ23に転接するよう
に、該マンドレル20の上部に巻き付けられる。その後
に、再び、第1駆動ローラ15および21との間に挿入され
る。
マンドレル部20に螺旋状に巻き付けられて、第1駆動
ローラ15および21の間に、再度、挿入される帯状体40
は、その嵌合突条43が、新たに第1駆動ローラ15および
21間に挿入される帯状体40部分の嵌合凹溝45内に嵌入さ
れるとともに、帯状線材30が、段落ち部14に挿入され
る。
このときも、帯状体40の各補強リブ49は、第1駆動ロ
ーラ15の各フランジ部15aの間に嵌入した状態で、各フ
ランジ部15aに案内されている。そして、帯状体40にお
ける基板12背面の各補強リブ49間が、駆動ローラ15の各
フランジ部15a外周面に設けられたローレット加工に圧
接されることにより、帯状体40に駆動ローラ15の回転力
が伝達され、帯状体40に推進力が付与される。そして、
帯状体40は、螺旋管として、回転されつつ、順次、該螺
旋管の軸心方向へ搬送される。
このように、各補強リブ49の先端部は、駆動ローラ15
には当接しない状態になっており、従って、帯状体40が
螺旋管とされた場合に外周側に位置する補強リブ49の先
端部が傷つくおそれがない。
フランジ部が設けられた駆動ローラ15および16は、下
水管をライニングするに際して、下水により錆びるおそ
れのない材質、例えば、アルミニウム、ステンレス等を
使用することが望ましい。
なお、上記実施例では、全ての製管ローラが形成され
る螺旋管内に位置されて、製造される螺旋管の内径を規
制する製管機について説明したが、本発明は、このよう
なものに限定されるものではなく、例えば、特開昭63−
49421号公報に開示されているように、製管ローラが形
成される螺旋管の外径を規制する製管機にも、本発明は
適用できる。
(発明の効果) 本発明の製管機は、このように、螺旋管とされる帯状
体の外周側に位置する補強リブを破損することなく、確
実に帯状体に推進力を付与でき、螺旋管を確実に製造し
得る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の製管機の要部の平面図、第2図は本発
明の製管機の一部破断正面図、第3図はその側面図、第
4図は帯状体の断面図、第5図は側縁部同士が係止され
た帯状体の要部断面図である。 10……枠体、15,16……駆動ローラ、15a……フランジ
部、20……マンドレル部、21,22……駆動ローラ(製管
ローラ)、23……従動ローラ(製管ローラ)、40……帯
状体、42……基板、43……嵌合突条、44……段落ち部、
45……嵌合凹溝。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】帯板状基板の背面に長手方向に延びる断面
    T字状の複数の補強リブが設けられた帯状体を、それぞ
    れが螺旋角を有した状態で円筒状の軌跡を形成するよう
    に配置された複数の製管ローラにより、該帯状体を各補
    強リブが外周側になるように螺旋状に巻回するととも
    に、製管ローラのいずれかと、その製管ローラと対をな
    す駆動ローラとによって帯状体に推進力を付与して螺旋
    管を製造する製管機であって、 帯状体に推進力を付与する一対のローラのいずれか一方
    が、帯状体の各補強リブ間に嵌入して基板に外周面が当
    接するフランジ部を有しており、該フランジ部の外周面
    にローレット加工が施されていることを特徴とする製管
    機。
JP16941590A 1990-06-27 1990-06-27 製管機 Expired - Lifetime JP2862339B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16941590A JP2862339B2 (ja) 1990-06-27 1990-06-27 製管機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16941590A JP2862339B2 (ja) 1990-06-27 1990-06-27 製管機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0459224A JPH0459224A (ja) 1992-02-26
JP2862339B2 true JP2862339B2 (ja) 1999-03-03

Family

ID=15886175

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16941590A Expired - Lifetime JP2862339B2 (ja) 1990-06-27 1990-06-27 製管機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2862339B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4767155B2 (ja) * 2006-11-26 2011-09-07 足立建設工業株式会社 管渠におけるライニング用管状体の製管装置及びその製管方法
JP5372840B2 (ja) * 2010-06-14 2013-12-18 足立建設工業株式会社 螺旋巻き製管装置及びその製管方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0459224A (ja) 1992-02-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
AU2006269189B2 (en) Method and apparatus for making plastic drainage pipe reinforced by steel strips and the plastic drainage pipe reinforced by steel
JP2862339B2 (ja) 製管機
JP3657056B2 (ja) 既設管ライニング用プロファイル
JP2918310B2 (ja) 既設管のライニング工法
JP2006181861A (ja) 既設管のライニング施工方法及び製管機
JPH08261363A (ja) 異形断面管渠におけるライニング施工方法及びその施工装置
JPH09280419A (ja) 周長調整機構付き管渠内用ライニング施工装置並びにライニング施工方法
JPH0921488A (ja) 既設管ライニング用プロファイルおよびそれを使用した既設管のライニング工法
JP3786506B2 (ja) 既設管のライニング工法
JP3217076B2 (ja) 管路内周面のライニング方法
JP7486380B2 (ja) 螺旋管形成用装置
JP3119843B2 (ja) 管路内周面のライニング装置
JP7474155B2 (ja) 螺旋管用製管装置
JP2891536B2 (ja) ライニング管の製造方法
JPH10227389A (ja) ライニング管製管装置およびそれを用いたライニング管施工方法
JP6940098B2 (ja) 製管機、管体の製管方法および帯板状部材
JP2000096996A (ja) 裏込め材2次覆工方法
JP2801081B2 (ja) 管路の敷設方法
JP2017128108A (ja) 管付き帯状部材、並びにその製造方法及び製造装置
JP4177550B2 (ja) 管渠内のライニング施工方法及びその施工装置
JPH09300466A (ja) 既設管ライニング用プロファイル
JP2504557B2 (ja) 既設管のライニング工法
JPH10315329A (ja) 管路内周面のライニング方法
JP2862341B2 (ja) 既設管のライニング工法
JP2002046181A (ja) 管渠内のライニング施工装置及びライニング施工法

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 10

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081211

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091211

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091211

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101211

Year of fee payment: 12

EXPY Cancellation because of completion of term
FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101211

Year of fee payment: 12