JP4674082B2 - 既設管のライニング施工方法及び製管機 - Google Patents
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Description
ァイルに内側から押し付けることにより、新たなプロファイルの嵌合部を既巻回済みのプロファイルの嵌合部に嵌合するように構成されていることを特徴としている。
図1にライニング管を形成するプロファイルの一例を示す。
図5は本発明の製管機の一例を示す側面図である。
まず、既設管200には所定スパンごとにマンホールが設けられており、この例では、施工対象領域(更生領域)の上流側マンホール201と下流側マンホール202を利用して既設管200内にライニング管を製管する。ライニング管の施工は既設管200の上流側から下流側に向けて行う。
地上に配置のプロファイルドラム130からプロファイル100を引き出して上流側マンホール201内に引き込み、そのプロファイル100の先端部分を製管機1の供給ロー
ラ4の一対のピンチローラ41,42の間を通した後に、プロファイル100の先端部分を嵌合機構部3のインナーローラ31と既設管200内面との間に挟み込んだ状態で、製管機1の全体を手動で回転させてプロファイル100を数回(3回程度)巻回し、開始用ライニング管10を作製する。作製した開始用ライニング管10は既設管200の上流側端部に固定するか、もしくは、適当な重さの錘等を管端部に設置することにより、開始用ライニング管10の回転や位置ずれ等が生じないようにしておく。
以上の開始用ライニング管の作製・セットが完了した後に、製管機1の嵌合機構部3を駆動(油圧モータ32の駆動)する。この嵌合機構部3の駆動により、嵌合機構部3のインナーローラ31及び複数のリンクローラ22・・22が開始用ライニング管10の内周面に沿って回転移動して製管機1の全体が公転するとともに、供給ローラ4から嵌合機構部3のインナーローラ31に向けて新たなプロファイル100が供給され、その供給された新たなプロファイル100の嵌合凸部101がインナーローラ31によって開始用ライニング管10の嵌合凹部102に内側から押し付けられて、新たなプロファイル100の嵌合凸部101が開始用ライニング管10の嵌合凹部102に嵌合する(図2(B)参照)。さらに、製管機1の公転によりインナーローラ31が開始用ライニング管10の内周を約1周回転移動した時点で、先に巻回されたプロファイル100の嵌合凹部102に、新たに供給されるプロファイル100の嵌合凸部101がインナーローラ31によって嵌合され、ライニング管11が順次製管されていく。
−製管の完了・製管機器類の撤去−
既設管200の全長にわたってライニング管11の製管が終了した後、ライニング管11の管端部のプロファイル100を切断し、次いで、製管機1及び油圧ユニットなどの機器類を撤去する。
以上のライニング施工方法において、ライニング管11の外周面(プロファイル100の外周面)と既設管200との間隙(プロファイル100のリブ103間の間隙も含む)にモルタル等の裏込め材を注入してもよいし、注入しなくてもよい。裏込め材を注入する場合、例えば、嵌合直前のプロファイル100の表面にモルタルを塗布するという方法を採用すればよい。
2 成形フレーム
20 リンク機構
21 リンク体
22 リンクローラ
3 嵌合機構部
31 インナーローラ
32 油圧モータ
4 供給ローラ
41,42 ピンチローラ
40 支持プレート
5 スプロケット
6 チェーン
7 油圧ユニット
8 発電機
10 開始用ライニング管
11 ライニング管
100 プロファイル
101 嵌合凸部
102 嵌合凹部
200 既設管
201,202 マンホール
Claims (2)
- 既設管内において、両側縁部に嵌合部が形成された長尺のプロファイルを螺旋状に巻回し、互いに隣接する嵌合部同士を相互に嵌合することによりライニング管を形成する既設管のライニング施工方法であって、
既に巻回されているプロファイルに対し、その内側から新たに巻回するプロファイルを供給するとともに、プロファイルの内面と外面を挟み込むピンチローラの回転を規制する、又は、ピンチローラをプロファイルの供給方向とは逆向きに回転させることにより、その新たに巻回するプロファイルに供給方向とは逆向きの力を作用させながら、この新たなプロファイルを既巻回済みのプロファイルに内側から押し付けることにより、新たなプロファイルの嵌合部を既巻回済みのプロファイルの嵌合部に嵌合することを特徴とする既設管のライニング施工方法。 - 既設管内において、両側縁部に嵌合部が形成された長尺のプロファイルを螺旋状に巻回し、互いに隣接する嵌合部同士を相互に嵌合することによりライニング管を形成するのに用いられる製管機であって、
複数のリンク体を相互に連結してなる環状構造のリンク機構と、前記リンク機構のリンク体に回転自在に支持され、既に巻回されているプロファイルの内側面に接触する複数のリンクローラと、既に巻回されているプロファイルと新たに巻回するプロファイルの嵌合部同士を嵌合する嵌合領域の内側に位置するように、前記リンク機構に設置されたインナーローラと、前記複数のリンクローラ及びインナーローラに同じ向きの回転を与える回転駆動機構と、前記嵌合領域に向けて新たなプロファイルを内側から供給する供給ローラとを備え、
前記供給ローラによって、既巻回済みのプロファイルに向けて供給する新たなプロファイルに、供給方向とは逆向きの力を作用させながら、この新たなプロファイルを前記インナーローラにて既巻回済みのプロファイルに内側から押し付けることにより、新たなプロファイルの嵌合部を既巻回済みのプロファイルの嵌合部に嵌合するように構成されていることを特徴とする製管機。
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