JPH09300466A - 既設管ライニング用プロファイル - Google Patents

既設管ライニング用プロファイル

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JPH09300466A
JPH09300466A JP12171796A JP12171796A JPH09300466A JP H09300466 A JPH09300466 A JP H09300466A JP 12171796 A JP12171796 A JP 12171796A JP 12171796 A JP12171796 A JP 12171796A JP H09300466 A JPH09300466 A JP H09300466A
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JP
Japan
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profile
existing pipe
substrate
inner peripheral
peripheral surface
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JP12171796A
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English (en)
Inventor
Hideyo Yoshikawa
秀世 吉川
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Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
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  • Rigid Pipes And Flexible Pipes (AREA)
  • Lining Or Joining Of Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】プロファイルを既設管の断面形状と同様の断面
形状の管状に容易に成形することができ、しかも、スプ
リングバックによって変形するおそれがない。 【解決手段】可撓製を有する合成樹脂によって構成され
た帯板状をした基板11は、既設管の内周面に沿うよう
に螺旋状に巻回された際に、隣接する各側縁部同士が係
合状態とされる。基板11には、既設管の内周面に沿う
ように湾曲された際に塑性変形する帯状の塑性変形部材
12が設けられている。塑性変形部材12は断面W状に
屈曲されており、湾曲された際の内周側方向に突出する
屈曲部に、長手方向に適当な間隔をあけて、複数のスリ
ット12aが設けられている。プロファイル10の基板
11が所定の湾曲状態にされると、塑性変形部材12
は、各スリット12aによって、同様の湾曲状態に容易
に塑性変形されて、基板11をその湾曲状態に保持す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、老朽化した既設管
を更生するために実施されるライニング工法に使用され
るプロファイルに関し、特に、断面が四角形、卵形状等
のように円形状とは異なった異形の断面を有する既設管
を更生するために好適に使用される既設管ライニング用
プロファイルに関する。
【0002】
【従来の技術】下水管等の既設管が老朽化すると、合成
樹脂によって構成された帯板状のプロファイル(基板)
を使用して既設管をライニングする工法が実施されるよ
うになっている。このライニング工法では、例えば、特
開平5−169539号公報に開示されているように、
マンホール内に設置された製管機によって、可撓性を有
する帯状のプロファイルを螺旋状に巻回して螺旋管に成
形しつつ、成形された螺旋管を既設管内に挿入すること
により、螺旋管を既設管内に回転しつつ推進させるよう
になっている。また、特公平7−80238号公報に
は、プロファイルによって螺旋管を形成する際に、螺旋
管とされた際の変形を防止するために、プロファイルに
補強材を取り付ける構成が開示されている。
【0003】このようなライニング工法では、ライニン
グされる既設管の断面が円形状になっているために、既
設管内に挿入された螺旋管は、既設管の内周面に沿って
円滑に回転して推進することができる。しかしながら、
ボックスカルバートのように、既設管の断面が四角形状
になっている場合には、既設管内に挿入された螺旋管
は、既設管の内周面に沿って円滑に回転することができ
ず、このようなライニング工法を実施することができな
い。
【0004】特公平3−11611号公報には、既設管
内に配置される製管機が、既設管の内周面に沿って回転
しつつ推進することにより、既設管内に導入されたプロ
ファイルを、既設管内周面に沿った断面円形状の螺旋管
に成形し、この成形された螺旋管によって既設管内周面
をライニングする工法が開示されている。このライニン
グ工法に使用される製管機は、リング状のフレームに固
定された一対のローラーを有しており、これらのローラ
ー間にプロファイルが導入されると、フレームが既設管
内を回転しつつ管軸方向に推進するようになっており、
これにより、プロファイルは、既設管の内周面に沿った
断面円形状の螺旋管とされる。
【0005】このようなライニング工法では、ボックス
カルバートのような断面が四角形状の既設管の場合に
は、既設管の断面に対応した四角形状のフレームを使用
することにより、断面四角形状の螺旋管を製造して、既
設管の内周面をライニングすることができる。
【0006】
【発明が解決使用とする課題】しかしながら、このよう
なライニング工法では、断面四角形状になった既設管に
おける各コーナー部では、駆動ローラーは、既設管の内
周面を転動せず、プロファイルは各コーナー部に対向す
る部分は、円弧状に湾曲した状態になる。プロファイル
は、通常、合成樹脂によって構成されているために、そ
の剛性が大きい場合には、各コーナー部に対向したプロ
ファイルの湾曲部分が、スプリングバックによって変形
するおそれがある。
【0007】このようなプロファイルの変形を防止する
ために、適当な湾曲状態になった場合に塑性変形し得る
帯状の部材を、プロファイルの長手方向に沿って取り付
けることも提案されている。しかしながら、塑性変形可
能な帯状の部材は、通常、鋼板等の金属板等によって構
成されているために、所定の湾曲状態に塑性変形するこ
とが容易ではないという問題がある。
【0008】本発明は、このような問題を解決するもの
であり、その目的は、断面四角形状等の既設管に対して
も、各コーナー部において、所定の湾曲状態にすること
ができ、しかも、その湾曲状態がスプリングバックによ
って弾性変形するおそれのない既設管ライニング用のプ
ロファイルを提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の既設管ライニン
グ用プロファイルは、帯板状をしており、螺旋状に巻回
されて螺旋管とされた状態で既設管内に挿入されること
により、既設管の内周面をライニングする既設管ライニ
ング用プロファイルであって、可撓性を有する合成樹脂
によって構成された帯板状をしており、螺旋状に巻回さ
れた際に、隣接する各側縁部同士が係合状態とされる基
板と、その基板が所定の湾曲状態とされた際に塑性変形
するように、その基板に対して長手方向に沿って取り付
けられた帯状の塑性変形部材とを具備し、その塑性変形
部材が、容易に塑性変形し得るように、所定の湾曲状態
になった際の内周側に、複数のスリットが長手方向に適
当な間隔をあけて設けられていることを特徴とする。
【0010】また、前記塑性変形部材は、湾曲状態とさ
れる部分にのみスリットが設けられていてもよい。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
面に基づいて詳細に説明する。
【0012】図1は、本発明の既設管ライニング用プロ
ファイルの一例を示す横断面図である。このプロファイ
ル10は、可撓性を有する合成樹脂によって一体的に成
形された帯板状の基板11と、この基板11を所定の湾
曲状態になった際に、塑性変形してその湾曲状態を保持
するように基板11の長手方向に沿って取り付けられた
帯状の塑性変形部材12とを有している。
【0013】基板11は、厚さが2〜4mm程度の帯板
状をした基板本体部11aを有している。この基板本体
部11aの幅方向の一方の側縁部には、基板本体部11
aの厚さ分だけ外側に位置する段落ち部11bが設けら
れている。基板本体部11aの側縁部である段落ち部1
1bの側縁部には、基板本体11aの表面側に斜めに延
出する斜め係止リブ11dが長手方向に連続して設けら
れている。
【0014】段落ち部11bの中程には、係止リブ11
dの突出方向と同方向に突出する半円環状のソケット1
1cが、基板本体部11aの長手方向に沿って連続して
設けられている。このソケット11cは、基板本体部1
1aの裏面に開口した状態になっている。ソケット11
cの内部は、開口側部分が狭く、内奥側が円弧状に広が
った状態になっている。半円環状のソケット11cの外
周面には、断面T字状に突出した補強リブ11fが設け
られている。
【0015】基板11は、ソケット11c、斜め係止リ
ブ11d等が設けられた表面が外周側になるように螺旋
状に巻回される。
【0016】基板本体部11aにおける斜め係止リブ1
1dが設けられた側縁とは反対側に位置する側縁の近傍
部分には、基板本体部11aに対してソケット11cの
突出方向と同方向に垂直に立ち上げられた嵌合突条11
eが、基板本体部11aの長手方向に沿って連続して設
けられている。この嵌合突条11eは、基板本体部11
aの表面から垂直に立ち上がった支柱部の先端に断面円
形状の嵌合部が設けられており、その嵌合部は、段落ち
部11bに設けられたソケット11cの中空の断面と整
合した断面円形状になっている。
【0017】基板本体部11aの外周側の表面には、嵌
合突条11eと段落ち部11bの補強リブ11fとの間
に、等しい間隔をあけて、嵌合突条11eと同方向に突
出する断面T字状の4つの補強リブ11gが設けられて
いる。そして、嵌合突条11eに隣接した補強リブ11
gには、図1に二点鎖線で示すように、基板11が螺旋
状に巻回されてソケット11c内に嵌合突条11eが嵌
合された際に、斜め係止リブ11dの先端部が係合され
るようになっている。
【0018】このような構成の基板11は、基板本体部
11a、段落ち部11b、ソケット11c、斜め係止リ
ブ11d、嵌合突条11e、各補強リブ11gおよび補
強リブ11fが、可撓性を有するポリエチレン、ポリプ
ロピレン、塩化ビニル等の合成樹脂によって一体的に成
形されている。
【0019】基板本体部11aの幅方向の中央部に設け
られた一対の補強リブ11g間には、基板11と同様に
帯状に延びる塑性変形部材12が設けられている。図2
は、この塑性変形部材12の斜視図である。塑性変形部
材12は、鋼板、ステンレス、アルミニウム等の帯板状
の金属板を、幅方向の中央部が上方に向かって鋭角的に
突出するように屈曲されるとともに、各側縁が、その幅
方向の中央部に対して幅方向に並んだ状態になるよう
に、その中央部と各側縁との中間部が、下方に鋭角的に
突出するように、それぞれ屈曲されて、断面W字状に成
形されている。そして、塑性変形部材12の各側縁が、
基板11の中央部にて隣接する一対の補強リブ11gの
先端部に、それぞれ係止されることによって、基板11
に取り付けられている。
【0020】塑性変形部材12における下方に突出した
各屈曲部分には、長手方向に等しい間隔をあけて、複数
のスリット12aがそれぞれ設けられている。各スリッ
ト12aは、塑性変形部材12における各側縁と幅方向
中央部とのそれぞれの中間部の屈曲部にて直径部分が相
互に突き合わされた半円形状に形成されている。その結
果、塑性変形部材12は、各スリット12aによって切
り欠かれた部分を内周側として、所定の湾曲状態にされ
ることによって、容易に塑性変形されるようになってい
る。
【0021】このようなプロファイル10は、螺旋状に
巻回されて、ボックスカルバート20の内面をライニン
グするようになっている。この場合、螺旋状に巻回され
た基板10は、図1に二点鎖線で示すように、段落ち部
11bに設けられたソケット11c内に、嵌合突条11
eが嵌合されるとともに、斜め係止リブ11dの先端部
が、補強リブ11gの間に係合される。ソケット11c
内に嵌合された嵌合突条11eは、ソケット11cに係
止して抜け止め状態にされる。これにより、プロファイ
ル10は、螺旋管状に成形される。
【0022】図3は、このようなプロファイル10を使
用して実施される既設管のライニング工法の実施状態の
一例を示すボックスカルバートの概略縦断面図である。
ボックスカルバート20は、断面が正方形状になってお
り、一対のマンホール間に設けられている。そして、一
方のマンホールから挿入される帯状のプロファイル10
によって、ボックスカルバート20の内周面がライニン
グされる。
【0023】プロファイル10は、ボックスカルバート
20内に配置された製管機40によって螺旋状に巻回さ
れる。この製管機40は、ボックスカルバート20の断
面形状と相似形状の断面正方形状でボックスカルバート
20内に同心状態で配置されたフレーム41を有してい
る。このフレーム41は、外周側に開口した溝状になっ
ており、その溝内に、相互に等しい間隔をあけて回転可
能に配置された複数の案内ローラー42が、周回移動可
能に支持されている。隣接する案内ローラー42同士
は、連接棒43によって相互に連結されている。
【0024】周回移動する各案内ローラー42の一つに
は、その案内ローラー42の外周側に、適当な間隔をあ
けて対向した状態になった駆動ローラー44が設けられ
ている。この駆動ローラー44は、図示しない油圧モー
ターによって回転されるようになっており、対向して配
置された案内ローラー42と、一体となって周回移動し
得るようになっている。また、この駆動ローラー44と
は軸心対称位置には、1つの案内ローラー42の外周側
に、適当な間隔をあけて対向した状態になった駆動ロー
ラー44が設けられている。この駆動ローラー44も、
図示しない油圧モーターによって回転されるようになっ
ており、対向して配置された案内ローラー42と一体と
なって周回移動する。
【0025】一方の駆動ローラー44と、その駆動ロー
ラー44に対向した案内ローラー42との間には、前述
したプロファイル10が供給されるようになっており、
プロファイル10は、各案内ローラー42の外周側部分
に巻き付けられた状態とされるようになっている。そし
て、各案内ローラー42に1周にわたって巻き付けられ
たプロファイル10と、新たに、対向して配置された駆
動ローラー44および案内ローラー42との間に供給さ
れるプロファイル10とが螺旋状態に位置されて、隣接
する各側縁部におけるソケット11cと嵌合突条11e
とが係合状態とされる。
【0026】このような構成の製管機40を使用しての
本発明のライニング工法は、次のように実施される。
【0027】まず、プロファイル10が導入されるマン
ホール内に製管機40が配置される。そして、マンホー
ルの開口部に近接した地表に、プロファイル10を巻回
したプロファイルドラムが配置されて、プロファイル1
0がマンホール内に導入される。プロファイルドラムは
垂直軸回りに回転し得るように構成されている。
【0028】マンホール内に導入されたプロファイル1
0は、製管機40における相互に対向した各駆動ローラ
ー44および案内ローラー42との間に挿入されて、各
案内ローラー42の外側に沿って2〜3周程度にわたっ
て螺旋状に巻回され、隣接するプロファイル10の一方
に設けられた段落ち部11bのソケット11c内に、他
方のプロファイル10の嵌合突条11eが嵌合されると
ともに、斜め係止リブ11dの先端部が、隣接する補強
リブ11gの先端部に係止される。このようにして、プ
ロファイル10は、2〜3周程度にわたって螺旋状に巻
回されて、断面四角形状の螺旋管とされる。
【0029】このような状態になると、製管機40は、
ボックスカルバート20内に設置されて、ボックスカル
バート20の端部に固定される。これにより、管状に成
形されたプロファイル10も、ボックスカルバート20
内にて回動しない固定状態とされる。
【0030】このような状態になると、各駆動ローラー
44が、それぞれ、油圧モーターによって回転される。
各駆動ローラー44は、ボックスカルバート20に対し
て固定された管状のプロファイル10の内周面を螺旋状
に転接して周回移動し、また、各駆動ローラー44に対
向して配置された各案内ローラー42も、プロファイル
10の外周面を螺旋状に転接して周回移動する。同時
に、他の案内ローラー42も四角形状のフレーム41に
沿って周回移動する。そして、各駆動ローラー44およ
び各案内ローラー42がボックスカルバート20に固定
されたプロファイル10に沿って周回移動すると、ボッ
クスカルバート20内に導入されたプロファイル10
が、順次、対向配置された駆動ローラー44および案内
ローラー42の間に引き込まれて、ボックスカルバート
20に固定されたプロファイル10のソケット11c
に、嵌合突条11eが順次嵌合される。
【0031】このとき、プロファイル10は、ボックス
カルバート20の内周面を転接する各駆動ローラー44
によって、ボックスカルバート20の断面形状に対応し
た四角形状に成形される。しかしながら、ボックスカル
バート20の各コーナー部では、プロファイル10は、
各駆動ローラー44の軌跡に沿った湾曲状態とされる。
このとき、プロファイル10に設けられた断面W形状の
塑性変形部材12は、その内周側に、長手方向に適当な
間隔をあけて複数のスリット12aが設けられているた
めに、その湾曲状態に容易に塑性変形される。これによ
り、プロファイル10の基板11も塑性変形された塑性
変形部材12によって、スプリングバックによる変形が
防止された状態で所定の湾曲状態に保持される。これに
より、所定の断面四角形状の螺旋管とされる。
【0032】螺旋管状に成形されるプロファイル10
は、螺旋状に巻回されるために、製管機40内に供給さ
れるときに、順次、捩じれた状態になるが、地表に配置
されたプロファイルドラムが垂直軸回りに回転すること
により、その捩じれが解消される。
【0033】このようにして、各駆動ローラー44およ
び各案内ローラー42は、ボックスカルバート20内を
周回移動しつつ、プロファイル10が導入されるマンホ
ールから遠ざかるように移動し、ボックスカルバート2
0の内周面が全体にわたってプロファイル10によりラ
イニングされる。その後、ボックスカルバート20をラ
イニングする管状になったプロファイル10に対して、
製管機40内に導入されるプロファイル10が切断され
る。そして、ボックスカルバート20をライニングする
管状になったプロファイル10から、製管機40が取り
外される。製管機40が取り外されると、裏込め材が、
ボックスカルバート20の内周面と管状になったプロフ
ァイル10との間に充填される。これにより、断面四角
形状のボックスカルバート20は、プロファイル10に
よってライニングされた状態になる。
【0034】なお、塑性変形部材12のスリット12a
は、湾曲状態とされた際に内周側となる部分の全体にわ
たって均一に設ける必要はなく、例えば、塑性変形部材
12における湾曲状態とされる部分にのみ、スリット1
2aを設けるようにしてもよい。この場合は、塑性変形
部材12の強度が低下が抑制される。
【0035】
【発明の効果】本発明の既設管ライニング用プロファイ
ルは、このように、可撓性を有する帯板状の基板が所定
の湾曲状態とされた際に、塑性変形部材が確実に所定の
湾曲状態に塑性変形されるようになっているために、基
板がスプリングバックによって変形するおそれがなく、
従って、既設管の断面形状に対応した形状に確実に保持
される。また、塑性変形部材の湾曲される部分にのみス
リットを設けることにより、塑性変形部材の強度低下が
抑制される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の既設管ライニング用プロファイルの実
施の形態の一例を示す縦断面図である。
【図2】そのプロファイルに設けられた塑性変形部材の
斜視図である。
【図3】本発明の既設管のライニング工法の実施の形態
の一例を示すボックスカルバートの横断面図である。
【符号の説明】
10 プロファイル 11a 基板本体 11b 段落ち部 11c ソケット 11d 係止リブ 11e 嵌合突条 11f 滑り防止材 11g 補強リブ 12 塑性変形部材 12a スリット 20 ボックスカルバート 40 製管機 41 フレーム 42 案内ローラー 43 連接棒 44 駆動ローラー

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 帯板状をしており、螺旋状に巻回されて
    螺旋管とされた状態で既設管内に挿入されることによ
    り、既設管の内周面をライニングする既設管ライニング
    用プロファイルであって、 可撓性を有する合成樹脂によって構成された帯板状をし
    ており、螺旋状に巻回された際に、隣接する各側縁部同
    士が係合状態とされる基板と、 その基板が所定の湾曲状態とされた際に塑性変形するよ
    うに、その基板に対して長手方向に沿って取り付けられ
    た帯状の塑性変形部材とを具備し、 その塑性変形部材が、容易に塑性変形し得るように、所
    定の湾曲状態になった際の内周側に、複数のスリットが
    長手方向に適当な間隔をあけて設けられていることを特
    徴とする既設管ライニング用プロファイル。
  2. 【請求項2】 前記塑性変形部材は、湾曲状態とされる
    部分にのみスリットが設けられている請求項1に記載の
    既設管ライニング用プロファイル。
JP12171796A 1996-05-16 1996-05-16 既設管ライニング用プロファイル Pending JPH09300466A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6234226B1 (en) * 1997-01-22 2001-05-22 Sekisui Kagaku Kogyo Kabushiki Kaisha Apparatus for lining an inner face of tubular culverts having arbitrary cross section
JP2012026494A (ja) * 2010-07-22 2012-02-09 Kubota-Ci Co リブ付帯状体の接続部材およびそれを用いた更生管
CN107543005A (zh) * 2017-10-13 2018-01-05 天津倚通科技发展有限公司 非开挖管道修复型材及利用该型材缠绕而成的异形管道

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