JPH1134166A - 既設管のライニング工法 - Google Patents

既設管のライニング工法

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JPH1134166A
JPH1134166A JP9189711A JP18971197A JPH1134166A JP H1134166 A JPH1134166 A JP H1134166A JP 9189711 A JP9189711 A JP 9189711A JP 18971197 A JP18971197 A JP 18971197A JP H1134166 A JPH1134166 A JP H1134166A
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Akira Imagawa
明 今川
Naoki Kitahashi
直機 北橋
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Abstract

(57)【要約】 【課題】補強材が装着されたプロファイルによって下水
管をライニングする際の作業性を著しく向上させること
ができる。 【解決手段】帯板状のプロファイル10に、長手方向に
連続する帯状の補強材を予め装着して、補強材付きプロ
ファイル10をプロファイルドラム31に巻回してお
く。そして、プロファイルドラム31から繰り出される
補強材付きプロファイル10が、順次、下水管41内に
供給される。下水管41内には製管機50が配置されて
おり、製管機50が回転しつつ下水管41内を軸方向に
移動する間に、下水管41内に供給される補強材付きプ
ロファイル10が下水管41の内周面に沿うように螺旋
状に配置しれて、下水管41内にて、順次、螺旋管10
aとされる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、老朽化した既設管
を更生するために、帯板状をしたプロファイルを既設管
内周面に沿うように順次螺旋状に配置して既設管内にて
螺旋管を製造することによって、既設管の内周面をライ
ニングする既設管のライニング工法に関する。
【0002】
【従来の技術】金属管、ヒューム管等によって構成され
た上水道や下水道は、長期にわたる使用によって老朽化
し、腐食によって割れ等が生じて漏水するおそれがあ
る。このために、老朽化した既設管内に合成樹脂管を挿
入して、既設管の内周面を合成樹脂管によってライニン
グする工法が実施されている。
【0003】このようなライニング工法の一例が、特開
平6−190922号公報に開示されている。この公報
に開示されたライニング工法では、帯板状をした合成樹
脂製のプロファイルと、帯状の補強材とを、それぞれ個
別に供給して、プロファイルを螺旋状に巻回する直前
に、プロファイルの所定位置にに補強材を順次装着する
ようになっている。そして、補強材が装着されたプロフ
ァイルを螺旋状に巻回して螺旋管とし、形成された螺旋
管を既設管内に挿入して、既設管と螺旋管との間に裏込
め材を充填することによって、既設管の内周面をライニ
ングするようになっている。このように、螺旋管とされ
るプロファイルに、鋼板等によって構成された補強材を
装着することによって、形成される螺旋管の強度は著し
く向上し、既設管と螺旋管との間に裏込め材を充填した
際に、螺旋管が座屈するようなおそれがない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】最近では、プロファイ
ルを既設管の内周面に沿うように順次螺旋状に配置し
て、既設管内にて螺旋管を製造するライニング工法が開
発されている。この場合、既設管内を製管機が回転しつ
つ軸方向に沿って移動することにより、プロファイルが
既設管内周面に沿った状態で既設管内に残存される。従
って、プロファイルは、既設管内を移動する製管機に対
して、既設管内を通して供給されることになる。このよ
うな場合に、製管機に供給されるプロファイルに対し
て、狭小な既設管の内部にて補強材を順次装着すること
は容易ではなく、作業性が悪いという問題がある。
【0005】本発明は、このような問題を解決するもの
であり、その目的は、補強材が装着されたプロファイル
によって既設管をライニングする際の作業性を著しく向
上させることができる既設管のライニング工法を提供す
ることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の既設管のライニ
ング工法は、帯板状のプロファイルに、長手方向に連続
する帯状の補強材を予め装着して、補強材付きプロファ
イルを準備する工程と、準備された補強材付きプロファ
イルを、順次、既設管内に供給して、既設管の内周面に
沿うように螺旋状に配置することにより、既設管内に
て、順次、螺旋管を製造する工程と、を包含することを
特徴とする。
【0007】前記プロファイルの表面にはリブが設けら
れており、そのリブに補強材が係合されている。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
面に基づいて詳細に説明する。図1は、本発明の既設管
のライニング工法の実施の形態の一例における一工程を
示す概略図である。本発明の既設管のライニング工法で
は、一対のマンホール42間に配置された老朽化した既
設管である下水管41を更生させるために実施される。
下水管41内には、一方のマンホール42を通って、帯
板状をした合成樹脂製のプロファイル10が、帯状の鋼
板製の補強材20(図2参照)が予め装着された状態で
供給されており、下水管41内に配置された製管機50
によって、下水管41の内周面に沿って順次配置されて
螺旋管10aとされている。プロファイル10は、全体
にわたって補強材20が装着されて、プロファイルドラ
ム31に巻回された状態で準備される。補強材付きプロ
ファイル10が巻回されたプロファイルドラム31は、
一方のマンホール42に近接した地表に回転可能に配置
されている。
【0009】図2は、補強材20が係合されたプロファ
イル10の横断面図である。プロファイル10は、帯板
状の本体基板11を有しており、この本体基板11の一
方の側縁から適当な間隔をあけて、長手方向に連続して
延びる嵌合突条12が設けられている。嵌合突条12
は、本体基板11の表面に対して垂直に立ち上げられて
おり、その先端部には、断面半球状の係合部12aが長
手方向に連続して設けられている。
【0010】嵌合突条12が近接した本体基板11の側
縁とは反対側の側縁部は、本体基板11の厚さ分だけ嵌
合突条12の突出側に段落ちした段落ち部13になって
おり、この段落ち部13には、本体基板11が螺旋状に
巻回されることにより、隣接する本体基板11の嵌合突
条12が設けられた側縁部が嵌合し得るようになってい
る。段落ち部13には、嵌合される本体基板11の側縁
部に設けられた嵌合突条12が嵌入する断面半円状の空
間が形成された嵌合凹部14が、長手方向に連続して設
けられている。この嵌合凹部14の突出側外周面には、
本体基板11と平行なフランジ部14aが設けられてい
る。嵌合凹部14には、本体基板11から離れるにつれ
て、順次、嵌合凹部14の突出側に位置するように傾斜
状態になった傾斜リブ15が設けられており、傾斜リブ
15の先端がプロファイル10の一方の側縁を形成して
いる。
【0011】本体基板11における嵌合突条12と段落
ち部13との間の表面には、それぞれが長手方向に連続
する一対の補強リブ16が適当な間隔をあけて設けられ
ている。各補強リブ16は、本体基板11の表面から嵌
合突条12と同方向に垂直に突出している。各補強リブ
16の先端部は、本体基板11と平行に各側方にそれぞ
れ突出した状態になっている。嵌合突条12に隣接して
配置された補強リブ16の先端は、嵌合突条12側に大
きく突出した状態になっており、その突出部分に、嵌合
突条12が嵌合凹部14内に嵌合された際に、嵌合凹部
14に連続して設けられた傾斜リブ15の先端部が係合
されるようになっている。
【0012】嵌合突条12に近接した本体基板11の表
面には、嵌合突条12の帯板状の止水体17が、長手方
向に連続して設けられている。この止水体17は、嵌合
突条12と嵌合凹部14とが嵌合されて、傾斜リブ15
の先端部が、補強リブ16の先端部に係合された状態に
なると、傾斜リブ15と嵌合凹部14との間の部分と本
体基板11との間にて圧接されるようになっている。
【0013】このようなプロファイル10は、ポリ塩化
ビニル、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリカーボネ
ート、ポリエステル等の合成樹脂によって、例えば、嵌
合突条12の中心から嵌合凹部14の中心までの距離が
79mm、本体基板11の厚さが3.4mm、本体基板
11の裏面から各補強リブ16の先端までの距離が2
1.5mmに構成される。
【0014】プロファイル10における一対の補強リブ
16の間には、長手方向に連続した帯状の補強材20が
装着されている。補強材20は、長手方向に連続した帯
板状の鋼板を、幅方向中央部が鋭角になるように屈曲さ
せて、各側縁と幅方向中央部とのそれぞれの中間位置
を、幅方向中央部の屈曲部分とは反対方向に突出するよ
うに鋭角的に屈曲させることによって、断面W字状に成
形されている。補強材20の各側縁部は、プロファイル
10に設けられた一対の補強リブ16の先端部に係合さ
れて、プロファイル10に一体的に装着されている。
【0015】補強材20が所定位置に装着されたプロフ
ァイル10は、プロファイルドラム31に巻回された状
態で準備される。補強材20は、例えば図3に示すよう
に、押出成形装置によって所定の断面形状に押出成形さ
れて巻き取りドラム32に巻き取られた状態のプロファ
イル10が、巻き取りドラム32から繰り出されるプロ
ファイル10に対して、補強材装着装置60によって所
定位置に装着されるようになっている。補強材20は、
適当な長さにわたって所定の断面形状に成形されて、補
強材収容容器33内に巻回された状態で収容されてい
る。補強材装着装置60によって補強材20が装着され
たプロファイル10は、プロファイルドラム31に巻き
取られている。
【0016】図4は、補強材装着装置60の要部の一部
を破断して示す正面図である。この補強材装着装置60
は、プロファイル10に対して位置決め状態で係合され
る位置決めローラー61と、位置決めローラー61に対
向して配置された加圧ローラー62とを有しており、位
置決めローラー61と加圧ローラー62との間を、プロ
ファイル10および補強材20が通過するようになって
いる。
【0017】加圧ローラー62は、ロール軸62aに、
一定の外径を有するロール本体62bが取り付けられて
構成されており、ロール本体62bの外周面が、プロフ
ァイル10における本体基板11の裏面に転接するよう
になっている。
【0018】位置決めローラー61は、ロール軸61a
にロール本体61bが取り付けられて構成されている。
ロール本体61bは、軸方向に並んで配置された第1ロ
ール部61c〜第7ロール部61kの7つのロール部に
よって構成されている。ロール本体61bの一方の端部
に位置する第1ロール部61cは、その外周面にプロフ
ァイル10の嵌合突条12が嵌入する凹部61mが外周
部に設けられており、その外周面は、嵌合突条12の両
側の本体基板12の表面に圧接されるようになってい
る。第1ロール部61cに隣接して配置された第2ロー
ル部61dは、プロファイル10における嵌合突条12
に隣接して配置された一方の補強リブ16の先端部に圧
接されるように、一定の外径の外周面を有している。こ
の第2ロール部61dの外周面には、全周にわたってロ
ーレット加工が施されている。
【0019】第2ロール部61dに隣接して配置された
第3ロール部61eは、プロファイル10における一対
の補強リブ20間に装着される断面W形状の補強材20
における幅方向中央部の屈曲部が嵌入し得る断面V字状
の溝部が外周面に設けられている。第3ロール部61e
に隣接して配置された第4ロール部61fは、プロファ
イル10における嵌合凹部14に隣接して配置された他
方の補強リブ16の先端部に圧接されるように、一定の
外径の外周面を有している。この第4ロール部61fの
外周面には、全周にわたってローレット加工が施されて
いる。
【0020】第4ロール部61fに隣接して配置された
第5ロール部61gは、プロファイル10における段落
ち部13と本体基板11との間の傾斜状態になった部分
との間にわたって圧接されるように、外周面の一部が傾
斜した状態になっている。第5ロール部61gに隣接し
て配置された第6ロール部61hは、プロファイル10
における嵌合凹部14のフランジ部14aに圧接される
ように一定の外径の外周面を有している。この第6ロー
ル部61hの外周面には、全周にわたってローレット加
工が施されている。
【0021】さらに、第6ロール部61hに隣接して配
置された第7ロール部61kは、ロール本体61bの他
方の端部に位置しており、プロファイル10における嵌
合凹部14と傾斜リブ15との間の段落ち部13表面に
圧接されるように一定の外径の外周面部分と、傾斜リブ
15の表面に圧接されるように傾斜状態になった外周面
部分とを有している。
【0022】相互に対向して配置された位置決めロール
61および加圧ロール62は、補強材20が装着された
プロファイル10が巻き取られるプロファイルドラム3
1の巻き取り速度に同期して、プロファイルドラム31
の幅寸法に等しい距離にわたって、一体的に軸方向に沿
って往復移動するようになっている。
【0023】このような補強材装着装置60では、プロ
ファイル10の端部において、一対の補強リブ16の間
に、断面W形状になった補強材20を、所定の状態で装
着して、位置決めロール61と加圧ロール62との間に
挿入され、位置決めロール61の各ロール部をプロファ
イル10の所定位置に当接させる。そして、補強材20
が装着されたプロファイル10の端部がプロファイルド
ラム31に巻き付けておく。
【0024】このような状態で、位置決めロール61お
よび加圧ロール62が、同方向に等しい速度で回転され
るとともに、プロファイルドラム31が所定の速度でプ
ロファイル10を巻き取るように回転駆動される。これ
により、位置決めロール61と加圧ロール62との間に
挿入されたプロファイル10が、一定の速度で位置決め
ロール61と加圧ロール62との間を、位置決めロール
61の各ロール部によって位置決めされた状態で通過す
る。そして、位置決めロール61と加圧ロール62との
間をプロファイル10が通過する間に、補強材20は、
位置決めロール61の第3ロール部61eに嵌合された
状態で、プロファイル10の一対の補強リブ16間に順
次、押し込まれて、補強材の各側縁が各補強リブ16に
対してそれぞれ係合された装着状態になる。そして、補
強材20が各補強リブ16間に装着されたプロファイル
10が、プロファイルドラム31に巻き取られる。
【0025】このとき、位置決めロール61と加圧ロー
ル62とは、プロファイルドラム31による補強材付き
プロファイル10の巻き取り速度に同期して、プロファ
イルドラム31の幅寸法に等しい距離にわたって往復移
動されており、補強材20が装着されたプロファイル1
0は、プロファイルドラム31の幅方向全体に沿って巻
き取られる。
【0026】このようにして、補強材装着装置60によ
って、プロファイル10の所定位置に補強材20が装着
されて、プロファイルドラム31に巻回されると、図1
に示すように、プロファイルドラム31は、一方のマン
ホール42に近接した地表に回転可能に配置される。そ
して、プロファイルドラム31から、補強材20が装着
されたプロファイル10が、順次、繰り出されて、マン
ホール42内を通って下水管41内に供給される。下水
管41内には、自走式の製管機50が配置されており、
この製管機50が、下水管41の一方の端部から他方の
端部に向かって自走する間に、下水管41内に供給され
る補強材付きのプロファイル10が、製管機50によっ
て、下水管41の内周面に沿って螺旋状に配置されて、
隣接する嵌合突条12と嵌合凹部14とが相互に嵌合さ
れて螺旋管10aとされる。
【0027】なお、下水管41内に配置された自走式の
製管機50は、下水管41内に配置された油圧ユニット
51によって駆動されており、また、下水管41内に配
置された油圧ユニット51は、電源車52から電気が供
給されている。この電源車52は、補強材付きプロファ
イル10が挿入されるマンホール42とは異なるマンホ
ール42に近接した地表に配置されている。
【0028】補強材装着装置60における位置決めロー
ル61の各ロール部は、ロール軸62に対して着脱可能
になっており、プロファイル10および補強材20の断
面形状が変更されると、その変更された断面形状に対応
した各種形状のロール部に取り替えられるようになって
いる。
【0029】補強材20は、プロファイル10の断面形
状に対応した所定位置に装着される。また、必要に応じ
て複数の補強材20をプロファイル10に装着してもよ
く、例えば、図5に示すように、プロファイル10にお
ける嵌合凹部14と、嵌合凹部14に隣接した補強リブ
16との間に、さらに、断面W形状の補強材20を係合
させるようにしてもよい。この場合には、補強材装着装
置60における位置決めロール61の第5ロール部61
gを、その補強材20に対応した形状のものに取り替え
られる。これにより、補強材装着装置60によって、一
対の補強材20がプロファイル10に同時に装着され
る。
【0030】さらに、上記実施の形態におけるプロファ
イル10は、螺旋状に巻回された際に、隣接する各側縁
部同士を相互に係合することによって螺旋管10aとす
る構成であったが、このような構成に限らず、例えば、
図6(a)および(b)に示すように、プロファイル1
0を螺旋状に巻回した際に、隣接する各側縁部同士をプ
ロファイル10とは別に構成された連結部材19によっ
て連結することにより螺旋管10aとするようにしても
よい。この場合、プロファイル10における帯板状の本
体基板11の表面には、断面T字状をした複数の補強リ
ブ16が、幅方向に適当な間隔をあけて、それぞれ長手
方向に連続的に設けられており、本体基板11の各側縁
には、各補強リブ16と同方向に垂直に突出して、その
突出方向先端にて各側方にそれぞれ直角に突出し、さら
に突出方向先端にて直角に基板本体11側に直角に突出
した係止溝18が、長手方向に連続して、それぞれ設け
られている。各係止溝18における外側に位置する各側
縁部の先端部には、内側に突出した係止部18aがそれ
ぞれ設けられている。各係止溝18における外側の側縁
部は、螺旋状に巻回された際に、相互に当接した状態と
される。
【0031】連結部材19は、断面U字状の帯状に構成
されており、各側縁部が、螺旋状に巻回されたプロファ
イル10の相互に当接された各係止溝18内に、それぞ
れ嵌入し得るようになっている。そして、連結部材18
の各側縁部における先端部には、係止溝18の外側に位
置する各側縁部の先端に設けられた係止部18aに係止
する係止部19aが、それぞれ設けられている。
【0032】プロファイル10における基板本体11の
幅方向中央部には、断面W字状の補強材20が、一対の
補強リブ16の間に、各側縁部が各補強リブ16にそれ
ぞれ係止された状態で係合されるようになっている。こ
のような構成のプロファイル10も、補強材20は、補
強材装着装置60によって、プロファイル10に予め装
着されるようになっている。
【0033】なお、上記実施の形態では、所定の断面形
状に成形されたプロファイル10を、巻き取りドラム3
2に巻き取った後に、プロファイルドラム31に巻き取
る際に、補強材20をプロファイル10に装着させる構
成であったが、図7に示すように、押出成形機35によ
って所定の断面形状に押し出されるプロファイル10
を、直接、補強材20とともに、補強材装着装置60に
おける位置決めロール61と加圧ロール62との間を通
過させて、補強材20をプロファイル10に装着するよ
うにしてもよい。さらに、図8に示すように、押出成形
機35によって押出成形されるプロファイル10ととも
に、補強材成形機36によって所定の断面形状に成形さ
れた補強材20を、直接、補強材装着装置60の位置決
めロール61と加圧ロール62との間に通過させて、補
強材20をプロファイル10に装着するようにしてもよ
い。
【0034】
【発明の効果】本発明の既設管のライニング工法は、こ
のように、プロファイルに対して補強材を予め所定位置
に装着した状態で、既設管内に供給して、既設管の内周
面に沿うように螺旋状に配置するようになっているため
に、狭小な既設管内にて補強材を螺旋管に装着する作業
を実施する必要がなく、作業性は著しく向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の既設管のライニング工法の実施工程の
一例を示す概略図である。
【図2】そのライニング工法に使用される補強材が装着
されたプロファイルの一例を示す断面図である。
【図3】プロファイルに補強材を装着する工程の一例を
示す概略図である。
【図4】プロファイルに補強材を装着する際に使用され
る補強材装着装置の要部の正面図である。
【図5】本発明のライニング工法に使用される補強材が
装着されたプロファイルの他の例を示す断面図である。
【図6】(a)は、本発明のライニング工法に使用され
る補強材が装着されたプロファイルのさらに他の例を示
す断面図、(b)は、その要部の斜視図である。
【図7】プロファイルに補強材を装着する工程の他の例
を示す概略図である。
【図8】プロファイルに補強材を装着する工程のさらに
他の例を示す概略図である。
【符号の説明】
10 プロファイル 10a 螺旋管 11 本体基板 12 嵌合突条 13 段落ち部 14 嵌合凹部 15 傾斜リブ 16 補強リブ 20 補強材 31 プロファイルドラム 32 巻き取りドラム 41 下水管 50 製管機 60 補強材装着装置 61 位置決めロール 62 加圧ロール

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 帯板状のプロファイルに、長手方向に連
    続する帯状の補強材を予め装着して、補強材付きプロフ
    ァイルを準備する工程と、 準備された補強材付きプロファイルを、順次、既設管内
    に供給して、既設管の内周面に沿うように螺旋状に配置
    することにより、既設管内にて、順次、螺旋管を製造す
    る工程と、 を包含することを特徴とする既設管のライニング工法。
  2. 【請求項2】 前記プロファイルの表面にはリブが設け
    られており、そのリブに補強材が係合されている請求項
    1に記載の既設管のライニング工法。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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