JP3199492B2 - 既設管ライニング用螺旋管 - Google Patents

既設管ライニング用螺旋管

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、老朽化した既設管を更
正するために使用される既設官ライニング用の螺旋管に
関し、特に、帯状体を螺旋状に巻回して製造される螺旋
管に関する。
【0002】
【従来の技術】上水道や下水道として使用される既設管
には、古くから金属管やヒューム管が使用されている。
このような既設管は、長期の使用によって老朽化し、割
れや腐食により漏水するおそれがある。このため、最近
では、老朽化した埋設管等の既設管内に合成樹脂管を挿
入してライニングすることが行われている。
【0003】既設管のライニング工法の一つに合成樹脂
製の帯状体を螺旋状に巻回することにより形成される螺
旋管によって既設管内周面をライニングする方法があ
る。このような既設管のライニング工法は、例えば特開
平2-245317号公報、特公平3-48392号公報、特公平3-104
93号公報等に開示されている。これらの公報に開示され
たライニング工法では、帯状体を螺旋状に巻回すること
により螺旋管を製管しつつ、製管された螺旋管を、順
次、既設管内に挿入することにより、既設管内周面を螺
旋管によってライニングする。
【0004】このようなライニング工法では、既設管内
に挿入された螺旋管の外周面と既設管の内周面との間隙
に、例えばグラウト材等の充填剤を充填して止水するこ
とも知られている。この場合には、充填剤を充填する圧
力が、合成樹脂製の螺旋管の外周面に作用し、充填剤の
充填圧力によって螺旋管が座屈破壊されるおそれがあ
る。例えば、肉厚3.4mmの帯状体を巻回して、直径900mm
に製管された螺旋管では、約0.5kgf/cm2の充填圧力に
しか耐えることができず、それ以上の圧力が螺旋管に加
わると螺旋管は破損する。このために、充填剤を充填す
る際の圧力が制限されて、充填剤を螺旋管と既設管との
間隙の長手方向全体あるいは周方向の全体にまで充填す
ることができなくなる。所定の圧力で、螺旋管の軸方向
および周方向の全体に充填剤を充填するためには、螺旋
管の軸方向長さおよび螺旋管あるいは既設管の直径が限
定される。
【0005】特許公表昭64-500502号公報には、帯状体
を巻回して螺旋管を形成する際に、帯状体に配置された
補強リブに、帯板状の補強材を嵌合させて、製造される
螺旋官の強度を向上させる技術が開示されている。この
ような構成であれば、螺旋管と既設管との間に充填され
る裏込め剤による座屈破壊が抑制される。
【0006】さらに、特公昭62-22770号公報には、2層
構造の螺旋管を形成し得る帯状体が開示されている。こ
のような帯状体によって形成される螺旋管も強度が向上
しており、裏込め剤による座屈破壊が抑制される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上述した特許公表昭64
-500502号公報に開示された技術では、帯状体を螺旋状
に巻回される際に、螺旋管の外周面に補強材が重ね合わ
されて、螺旋管における隣接する補強リブ間に、螺旋管
外周面とは間隙を有した状態にで嵌合されている。この
ため、螺旋管外周面と既設管内周面との間に裏込め剤が
充填されても、補強材と螺旋管の外周面との間に形成さ
れた間隙には裏込め剤が充填されない。その結果、裏込
め剤に亀裂等が発生した場合には、その亀裂等を通って
侵入水が螺旋管と補強材との間隙に流入するおそれがあ
る。該間隙内に流入した侵入水は、螺旋管外周面に沿っ
て形成される間隙を通って螺旋管の端部へ達し、該螺旋
管の端部から漏水する。補強材が金属製の場合には、侵
入水によって補強材が腐食するために、腐食した補強材
では十分な補強効果が得られず、螺旋管が裏込め材によ
って座屈破壊するおそれもある。
【0008】また、特公昭62-22770号公報に開示された
帯状体によって形成される2重構造の螺旋管も、外周面
と内周面との間に間隙が形成されるために、その間隙を
通して漏水するおそれがある。
【0009】本発明はこのような問題点を解決するもの
であり、その目的は、優れた強度を有しており、しか
も、止水性に優れた既設管ライニング用螺旋管を提供す
ることにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の既設管ライニン
グ用螺旋管は、帯状体を螺旋状に巻回することにより製
造され、ライニングすべき既設管内に挿入されて該既設
管をライニングする既設管ライニング用螺旋管であっ
て、前記帯状体が、帯板状の基板と、該基板が螺旋状に
巻回された際に外側に突出するように該基板における一
方の側縁部に該基板の長手方向に沿って連続的に設けら
れた嵌合突条と、該嵌合突条が設けられた側縁部とは反
対側の側縁部に該基板が螺旋状に巻回された際に該嵌合
突条が嵌入する嵌合凹条と、を有しており、該帯状体が
螺旋状に巻回される際に、該帯状体の嵌合凹部内に嵌入
されるとともに、該帯状体における前記嵌合突条が内部
に嵌入される、該嵌合凹状とほぼ同様の断面形状をした
補強部材、を有することを特徴とするするものであり、
そのことにより、上記目的が達成される。
【0011】また、本発明の既設管ライニング用螺旋管
は、帯状体を螺旋状に巻回することにより製造され、ラ
イニングすべき既設管内に挿入されて該既設管をライニ
ングする既設管ライニング用螺旋管であって、前記帯状
体が、帯板状の基板と、該基板が螺旋状に巻回された際
に外側に突出するように該基板における一方の側縁部に
基板の長手方向に沿って連続的に設けられた嵌合突条
と、該嵌合突条が設けられた側縁部とは反対側の側縁部
設けられた嵌合凹条と、該嵌合凹条に隣接して該嵌合
凹条と同方向に突出するように長手方向に連続して設け
られた凹条と、を有しており、該帯状体が螺旋状に巻回
される際に、該帯状体の凹条内に嵌入されるとともに、
該帯状体における前記嵌合突条が内部に嵌入される凹条
が長手方向に連続して設けられ、且つ、前記嵌合凹条内
に嵌入される突条が長手方向に連続して設けられた帯板
状の補強部材、を有することを特徴とするものであり、
そのことにより、上記目的が達成される。
【0012】
【作用】本発明の既設管ライニング用螺旋管は、帯状体
が螺旋状に巻回される際に、基板の一方の側縁部に設け
られた嵌合凹条内に補強部材が嵌入されて、該補強部材
内に帯状体の他方の側縁部の嵌合突条が嵌入される。補
強部材は、嵌合凹条と嵌合突条との間隙内に密着された
状態になって、螺旋管を補強する。
【0013】また、帯状体が螺旋状に巻回されると、基
板の一方の側縁部に設けられた嵌合突条が補強部材の凹
条内に嵌入された状態で、該凹条が基板における他方の
側縁部の凹条内に嵌入される。さらに、補強部材に設け
られた突条が該基板の嵌合凹条内に嵌入されて、螺旋条
に巻回された帯状体の隣接する側縁部同士が補強部材に
よって連結された状態になる。
【0014】
【実施例】本発明の実施例について以下に説明する。本
発明の既設管ライニング用螺旋管は、例えば、既設管で
あるコンクリート製の下水管をライニングして更生する
際に使用される。
【0015】下水管内周面にライニングされる帯状体10
は、図1に示すように、帯板状の基板12を有しており、
該基板12上には、一方の側面12aから適当な距離をあけ
て、嵌合突条13が立設されている。該嵌合突条13は、基
板12の長手方向に連続している。嵌合突条13には、基板
12の厚さより若干長い支柱部13aと、支柱部13aの先端に
配設された断面半円状の挿入部13bとを有している。
【0016】上記基板12の他方の側面12b側には、基板1
2が螺旋状に巻回された際に、図2に示すように、嵌合
突条13側の側面12aと嵌合突条13の基端部との間の基板1
2部分が嵌入し得るように、該基板12の厚み分だけ嵌合
突条13の突出側に段落ちした段落ち部17が形成されてい
る。段落ち部17に嵌入し得る基板12の支柱部13a近傍の
上面には、該上面と段落ち部17とを接着して止水するた
めのホットメルト接着剤14が、基板12の長手方向に連続
して塗布されている。
【0017】段落ち部17には、図2に示すように、嵌合
突条13に補強部材50が嵌合されて該補強部材50とともに
嵌合突条が嵌入し得る断面半円状の間隙が設けられた断
面半円環状の嵌合凹条18が、基板12の長手方向に沿って
嵌合突条13と同方向へ突出して設けられている。上記基
板12の嵌合突条13と嵌合凹条18との間には、断面T字状
をなす複数の補強リブ16が、等しい間隔をあけてそれぞ
れ基板12の長手方向に沿って該基板12と一体的に立設さ
れている。各補強リブ16は、基板12に対して直交状態に
形成された支柱部16aと、該支柱部16aの先端に支柱部16
aに対して直交状態で設けられたフランジ部16bとを有し
ている。各補強リブ16は、それぞれのフランジ部16b
が、ほぼ基板12に平行する同一平面内に位置されてい
る。
【0018】このような帯状体10は、ポリ塩化ビニル、
ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリカーボネート、ポ
リエステル、あるいはこれらの樹脂の表面または内部を
ガラス繊維で補強した樹脂等の材料により、一体成形さ
れている。
【0019】嵌合突条13と嵌合凹条18との間に挿入され
る補強部材50は、図3に示すように、嵌合突条13の挿入
部13b を覆う断面半円環状の凹部53と、該凹部53の各側
部から嵌合突条13の支柱部13a に沿って延出する平板状
の一対の側面部52および52と、各側面部52にそれぞれ連
設されて上記基板12と段落ち部17との間に挟み込まれる
平板状の基板部51および51と、を有しており、基板12の
長手方向に沿って長く延びている。
【0020】この補強部材50は、ポリ塩化ビニル、ポリ
エチレン、ポリプロピレン、ポリカーボネート、ポリエ
ステル、あるいはこれらの樹脂をガラス繊維で補強した
樹脂、もしくは金属によって構成される。
【0021】このような構成の帯状体10は、例えば、図
4に示すように、下水管40の内周面をライニングするた
めに使用される。帯状体10は、嵌合突条13、補強リブ1
6、嵌合凹条18が立設された基板12表面側が外周側にな
るように、下水管40のマンホール45の開口部近傍に設置
された帯状体ドラムに巻き取られている。この帯状体ド
ラムから送出される帯状体10は、図4(a)に示すよう
に、マンホール45内に配置された製管機30により螺旋状
に巻回されて、螺旋管20とされて、下水管40内へ挿入さ
れる。製管機30は、その内部へ導入される帯状体10を、
所定の螺旋角を有して円筒周面上に配設された製管ロー
ラにより、強制的に螺旋状に巻回する。
【0022】そして、螺旋状に巻回された帯状体10が、
新たに製管機30内に導入される帯状体に近接した位置に
達すると、図5に示すように、帯状体10の側縁部に位置
する嵌合突条13に補強部材50が、順次嵌合される。そし
て、嵌合突条13に補強部材50が嵌合された帯状体10の該
嵌合突条13近傍の側縁部は、新たに製管機30に導入され
る帯状体10の段落ち部17と重ね合わされて、該段落ち部
17に形成された嵌合凹条18内に補強部材50が嵌合された
嵌合突条13が、該補強部材50とともに嵌入される。そし
て、各側縁部同士が嵌合された帯状体10が、製管機30に
設けられた一対の嵌合ローラ31および31間へと導入され
て、両嵌合ローラ31間を通過する間に各帯状体10の側縁
部が確実に嵌合される。このとき、帯状体10の基板12上
に塗布されたホットメルト接着剤が、段落ち部17と基板
12表面とを接着する。
【0023】このようにして、帯状体10が螺旋条に巻回
されて、帯状体10の側縁部同士が順次嵌合されるひとに
より、螺旋管20が製管される。製管された螺旋管20は、
図4(b)に示すように、製管機30から順次下水管40内
へと挿入されて、該下水管40内を推進される。
【0024】このようにして、螺旋管20が下水管40内を
その全長にわたって推進されると、図4(c)に示すよ
うに、螺旋管20の製管機30側の端部が切断される。そし
て、製管機30等がマンホール45から撤去されて、下水管
40と螺旋管20との間の間隙に、例えばグラウト材等の裏
込め剤42を充填する。螺旋管20は補強部材50により補強
されているために、裏込め剤42の充填圧力を増大して
も、螺旋管20が座屈破壊するおそれがなく、従って、下
水管40と螺旋管20との間隙全体にわたって裏込め剤42を
充填することができる。
【0025】補強部材50は、嵌合凹条18と段落ち部17と
の間隙55に収容された状態になっているために、補強部
材50と螺旋管20の外周面とのに間隙が発生するおそれが
なく、従って、その間隙内に水が浸入して螺旋管20の端
部から漏水するおそれがない。さらに、基板12と段落ち
部17とは、ホットメルト接着剤14により接着されて止水
されているために、螺旋管20に収容された補強部材50が
浸入水に接触するおそれがなく、補強部材50を金属製材
料によって構成しても補強部材50が腐食するおそれもな
い。
【0026】本発明は、このような実施例に限定される
ものではなく、例えば、図6に示すように、補強部材50
が装着される段落ち部17と基板12側部との間に、該補強
部材50が間に位置するように、一対の帯状弾性止水部材
60および60を設けるようにしてもよい。このような構成
では、各止水部材60および60によって、補強部材50は螺
旋管20の外部からの浸入水による腐食が防止されるのみ
ならず、螺旋管20内部の通流水による腐食も防止され
る。
【0027】図7は、本発明のライニング工法用螺旋管
のさらに他の実施例を示している。本実施例では、補強
部材50として、帯板状の基板部55を有しており、該基板
部55の一方の側部に、帯状体10の嵌合突条13とほぼ同様
の断面形状を有する突条56が長手方向に連続して設けら
れている。また、基板部55の他方の側部には、基板10の
嵌合突条13が嵌入し得る断面形状の凹条58が、突条56の
突出方向と同方向へ長手方向に連続して突出した連続状
態で設けられている。帯状体10における段落ち部17に
は、補強部材50における突条56が嵌入し得る嵌合凹条1
8' と、該嵌合凹条18' に隣接して補強部材50の凹条58
が嵌入し得る凹条19とが設けられている。そして、段落
ち部17は、補強部材50の基板部55が嵌入し得るように、
該基板部55の厚さ分だけ切削されて凹溝17a が形成され
ている。
【0028】このような実施例では、帯状体10を螺旋条
に巻回して螺旋管20を形成する際に、帯状体10の段落ち
部17に形成された嵌合凹条18' および凹条19内に補強部
50突条56および凹条58がそれぞれ嵌入されるととも
に、段落ち部17の凹溝17a 内に補強部材50の基板部55が
嵌入される。このような状態で、帯状体10の嵌合突条13
が段落ち部17に装着された補強部材50の凹条58内に嵌入
されて、螺旋管20が製造される。本実施例においては、
製造される螺旋管20の強度が補強部材50によって著しく
向上する。
【0029】
【発明の効果】本発明の既設管ライニング用螺旋管は、
このように、相互に嵌合される嵌合突条と嵌合凹条との
間隙内に、補強部材が両者とは圧接状態で配置されるた
めに、あるいは嵌合突条と嵌合凹条とが補強部材によっ
て連結された状態になるために、該補強部材が螺旋管を
高強度に補強する。しかも、補強部材は、帯状体との間
に間隙が形成されず、螺旋管の端部において、漏水が発
生するおそれもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の既設管ライニング用螺旋管とされる帯
状体の一例を示す断面図。
【図2】その帯状体により形成される螺旋管の要部の断
面図。
【図3】本発明の螺旋管に使用される補強部材を示す斜
視図。
【図4】(a)〜(c)は、それぞれライニング工法の
各工程を示す構成図。
【図5】本発明の螺旋管の製造状態を示す模式図。
【図6】本発明の既設管ライニング用螺旋管の他の実施
例における要部の断面図。
【図7】本発明の既設管ライニング用螺旋管のさらに他
の実施例を示す要部の断面図。
【符号の説明】
10 帯状体 13 嵌合突条 14 ホットメルト接着剤 16 補強リブ 18 嵌合凹条 20 螺旋管 30 製管機 40 下水管 50 補強部材

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 帯状体を螺旋状に巻回することにより製
    造され、ライニングすべき既設管内に挿入されて該既設
    管をライニングする既設管ライニング用螺旋管であっ
    て、 前記帯状体が、帯板状の基板と、該基板が螺旋状に巻回
    された際に外側に突出するように該基板における一方の
    側縁部に該基板の長手方向に沿って連続的に設けられた
    嵌合突条と、該嵌合突条が設けられた側縁部とは反対側
    の側縁部に該基板が螺旋状に巻回された際に該嵌合突条
    が嵌入する嵌合凹条と、を有しており、 該帯状体が螺旋状に巻回される際に、該帯状体の嵌合凹
    部内に嵌入されるとともに、該帯状体における前記嵌合
    突条が内部に嵌入される、該嵌合凹状とほぼ同様の断面
    形状をした補強部材、を有することを特徴とする既設管
    ライニング用螺旋管。
  2. 【請求項2】 帯状体を螺旋状に巻回することにより製
    造され、ライニングすべき既設管内に挿入されて該既設
    管をライニングする既設管ライニング用螺旋管であっ
    て、 前記帯状体が、帯板状の基板と、該基板が螺旋状に巻回
    された際に外側に突出するように該基板における一方の
    側縁部に基板の長手方向に沿って連続的に設けられた嵌
    合突条と、該嵌合突条が設けられた側縁部とは反対側の
    側縁部に設けられた嵌合凹条と、該嵌合凹条に隣接して
    該嵌合凹条と同方向に突出するように長手方向に連続し
    て設けられた凹条と、を有しており、 該帯状体が螺旋状に巻回される際に、該帯状体の凹条
    に嵌入されるとともに、該帯状体における前記嵌合突条
    が内部に嵌入される凹条が長手方向に連続して設けら
    、且つ、前記嵌合凹条内に嵌入される突条が長手方向
    に連続して設けられた帯板状の補強部材、を有すること
    を特徴とする既設管ライニング用螺旋管。
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