JPH09210101A - 自転車用フリーホイールの爪音消し機構 - Google Patents
自転車用フリーホイールの爪音消し機構Info
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Abstract
爪音の発生を止める。 【構成】ギヤ台7を矢印b方向に逆回転させると、ギヤ
台7のケージ孔61の内周面はスライドスプリング70
の外周に接しているのでこの摩擦力によりスライドスプ
リング70とギヤ台7とは、この摩擦力のみで一体に回
転する。この摩擦力は駆動時のときより摩擦力は小さ
い。矢印b方向のギヤ台7の回転によりケージ61の各
爪押え63は、爪バネ23に抗して爪30の先端外周を
押さえて揺動させ爪30とラチェット歯11との係合を
外す。
Description
イールの爪音消し機構に関する。更に詳しくは、自転車
に使用されるフリーホイールのラチェット機構、すなわ
ち一方向クラッチが停止又は逆転時に爪とラチェット歯
との係合により音が鳴らないようにした自転車用フリー
ホイールの爪音消し機構に関する。
ブ体に、フリーホイールが一体又は別体に設けられてい
る。フリーホイールは、一方向の回転力のみ伝える機
能、すなわちワンウェイクラッチ機構を備えている。ワ
ンウェイクラッチ機構は種々の構造のものが知られてい
るが、このなかで切込み部(ラチェット歯)と爪の係合
を利用したラチェット機構が知られて使用されている。
を駆動してフリーギヤを回転駆動すると、ラチェット歯
から爪にトルクが伝達されて中子(インナー)を回転駆
動する。爪は爪バネにより常時ラチェット歯に噛み合う
ように付勢されている。ラチェット機構はラチェット歯
から爪に大きなトルク、衝撃力が伝えられるものである
のでから非常に大きな強度と耐衝撃性を必要とする。
ホイールのインナーは車輪と共に回転しているのでラチ
ェット歯との間で相対回転運動を生じさせることにな
る。インナーには爪が設けられているので、爪とラチェ
ット歯との間で相対運動が生じることになる。爪はラチ
ェット歯の歯面に爪バネにより付勢されて常時接してい
るので、爪はラチェット歯の凹凸に応じて揺動運動しそ
のときラチェット歯の歯面を叩く音を発生させることに
なる。
車のライダーにとって耳障りなものであり、かつ爪とラ
チェット歯の歯面との摩擦はエネルギーのロスともな
る。引いては、この摩擦により爪とラチェット歯の歯面
の摩耗にも繋がりフリーホイールの寿命を縮める結果と
もなる。
技術背景のもとになされたものであり、下記目的を達成
する。
は逆回転させたとき、フリーホイールのラチェット機構
の爪とラチェット歯が係合する音を発生させないように
した自転車用フリーホイールの爪音消し機構を提供する
ことにある。
摩耗が少ない自転車用フリーホイールの爪音消し機構を
提供することにある。
歯の寿命を延ばすことができる自転車用フリーホイール
の爪音消し機構を提供することにある。
回転抵抗が少ない自転車用フリーホイールの爪音消し機
構を提供することにある。
成するため、次の手段を採る。
消し機構は、スプロケットからハブ胴(4,4’)にラ
チェット機構(10,10’)を介して一方向の回転力
のみを伝える自転車用フリーホイールにおいて、前記ス
プロケットが設けられたギヤ台(7,7’)を停止又は
逆転させたとき、前記ラチェット機構(10,10’)
の爪(30,30’)を付勢手段(23,95)に抗し
て前記爪(30,30’)が前記ラチェット機構(1
0,10’)のラチェット歯(11,11’)に係合し
ないように退避させて前記爪(30,30’)と前記ラ
チェット歯(11,11’)とが発する係合音を消すた
めの爪音消し手段(60,100)とを有する。
イールの爪音消し機構において、前記自転車用フリーホ
イールは、後ハブに設けられているハブ軸(2)と、前
記ハブ軸(2)に同軸に回転自在に設けられているハブ
胴(4)と、前記ハブ軸(2)に同軸で、かつ前記ハブ
胴(4)に回転自在に設けられているギヤ台(7)と、
前記ギヤ台(7)の内孔に設けられているラチェット歯
(11)と、前記ラチェット歯(11)と前記ハブ胴
(4)との間に設けられ前記ラチェット歯(11)に係
合する爪(30)と、前記爪(30)を前記ラチェット
歯(11)に係合するように付勢するための付勢手段
(23)とを有する。
リーホイールの爪音消し機構において、前記爪音消し手
段(60)は、前記爪(30)に対応して前記爪(3
0)に係合する爪押え部(64)を備えた環状のケージ
(62)と、前記ギヤ台(7)の内孔の内周面と前記ケ
ージ(62)との間に介在され主に一方向の回転を伝達
する一方向クラッチ(70)とからなる。
イールの爪音消し機構において、前記一方向クラッチ
(70)は、一端が前記ケージ(62)に係合し、かつ
外周が前記ギヤ台(7)の内孔(61)の内周面に接す
る円形のスライドスプリング(70)である。
リーホイールの爪音消し機構において、前記爪(30)
及び前記付勢手段(23)が設けられ、かつ前記ハブ軸
(2)と前記ギヤ台(7)との間に同軸で配置され、か
つ前記ハブ胴(4)に連結されたインナー筒(20)
と、前記インナー筒(20)を前記ハブ軸(2)と同軸
に固定するためのカセット取付ボルト(56)とからな
る。
イールの爪音消し機構において、前記自転車用フリーホ
イールは、後ハブに設けられているハブ軸(2’)と、
前記ハブ軸(2’)に同軸に回転自在に設けられている
ハブ胴(4’)と、前記ハブ胴(4’)の内孔に設けら
れているラチェット歯(11’)と、前記ハブ軸
(2’)に同軸で、かつ前記ハブ胴(4’)に回転自在
に設けられているギヤ台(7’)と、前記ラチェット歯
(11’)と前記ギヤ台(7’)との間に設けられ前記
ラチェット歯(11’)に係合する爪(30’)と、前
記爪(30’)を前記ラチェット歯(11’)と係合す
るように付勢するための前記付勢手段(95)とからな
る。
リーホイールの爪音消し機構において、前記爪音消し手
段(100)は、前記爪(30’)に対応して前記爪
(30’)に係合する爪押え部(114)を備えた環状
のケージ(110)と、前記ハブ胴(4’)の内孔の内
周面と前記ケージ(110)との間に介在され主に一方
向に駆動するための一方向クラッチ(84)とからな
る。
リーホイールの爪音消し機構において、前記爪(3
0’)及び前記付勢手段(95)が設けられ、かつ前記
ギヤ台(7’)とハブ軸(2’)と同軸に配置され、か
つ前記ギヤ台(7’)に連結されたインナー筒(2
0’)とからなる。
イールの爪音消し機構において、前記一方向クラッチ
(84)は、一端が前記ケージ(110)に係合し、外
周が前記ラチェット歯(80)の内孔の内周面に接する
円形のスライドスプリング(84)である。
明する。図1,2,3,4,5は、本発明の実施の形態
例1を示す図である。図1はリアハブ1のギヤ台の部分
の断面図を示し、中心線より上方側のみの断面を表示し
ている。リアハブ1は、水平方向に延びるハブ軸2を中
心に構成されている。ハブ軸2に対して回転自在に、左
軸受(図示上の左位置であり、図示せず。)、右軸受3
を介してハブ胴4が回転自在に支持されている。
右側鍔5が設けられている。ハブ胴4は規格化された汎
用のものであり、特別な形状のものではない。左側鍔及
び右側鍔5には、ハブ軸2に対して半径方向に延びるス
ポーク(図示せず)の端部の折曲部を挿入するためのス
ポーク挿入穴6が軸線方向に開けられている。ギヤ台
(アウターとも呼ばれている。)7は概略円筒状の形状
を成している。
れている。スプライン8にはカセット式の多段フリーホ
イール(図示せず)が挿入され固定される。ギヤ台7の
内孔の内周面にはラチェット機構10を構成するラチェ
ット歯11が形成されている。本実施の形態例1のラチ
ェット歯11の歯数は、31Tである。
にインナーとも言う。)20がハブ軸2及びギヤ台7と
同軸に挿入、配置されている。インナー筒20は爪30
を保持するためのものである。図2(a),(b),
(c)は、インナー筒20の構造を示すものであり、図
2(a)は断面図、図2(b)は図2(a)の右側面図
であり、図2(c)は図2(a)の左側面図である。
の爪支持孔21が配置されており、この爪支持孔21の
中心軸線はインナー筒20の中心軸線と平行になるよう
に配置されている。爪支持孔21は爪30の一端を揺動
自在に支持するためのものであり、一部が開口された角
度240度程度の円孔である。爪支持孔21の深さ、す
なわち爪支持孔21の軸線方向の長さは爪30の長さと
ほぼ同じである。
孔21と対向する位置にバネ支持孔22が形成されてい
る。バネ支持孔22の中心軸線は、爪支持孔21及びイ
ンナー筒20の中心軸線と平行になるように配置されて
いる。バネ支持孔22はコイルバネである爪バネ23を
挿入し支持するためのものである。爪バネ23は、爪3
0の先端がラチェット歯11に噛み合うように付勢する
ためのものである。
その一端は爪30の一端に係合され他端はインナー筒2
0の外周面に接触し爪30を前記したように付勢をす
る。このため爪30の一端は爪支持孔21に挿入されて
揺動自在に支持され、かつ爪バネ23で一方向に揺動す
るうに付勢されていることになる。インナー筒20の中
心には支持孔24を有している。
入するための貫通孔である。カセット取付ボルト56の
先端には、雄ネジ57が形成されており、雄ネジ57を
ハブ胴4に形成された雌ネジ58にねじ込むことにより
インナー筒20をハブ胴4に一体になるように固定でき
る。
状が半円形である玉転動面25が形成されている。ギヤ
台7の内孔の周面にも玉転動面26が形成されている。
ギヤ台7の玉転動面26とインナー筒20の玉転動面2
5との間には鋼球31が介在され、これは玉転動面32
及び玉転動面26上を転動してギヤ台7を回転自在にイ
ンナー筒20上で支持する。
27が形成されている。雌セレーション27は10等分
されたものであり、断面形状が半円の10個の突起28
からなる。雌セレーション27はインナー筒20とセレ
ーション本体35とを連結するためのものである。イン
ナー筒20とハブ胴4との間にはセレーション本体35
が介在されている。セレーション本体35は、チェーン
からの回転トルクをギヤ台7、ラチェット機構10、及
びインナー筒20を介してハブ胴4に伝達するための一
種の継手を構成する。
インナー筒20の雌セレーション27に噛み合う雄セレ
ーション36が形成されている。雄セレーション36の
形状は、雌セレーション27と凹凸が逆のものである。
セレーション本体35の他端の外周には、雄セレーショ
ン37が形成されている。セレーション本体35の雄セ
レーション37は、ハブ胴4に形成された雌セレーショ
ン38に噛み合っている。
の形状は、前記雄セレーション36と前記雌セレーショ
ン27と相似形状であり、ここでは図示しない。結局、
フリーホイールの回転トルクは、ギヤ台7、ラチェット
機構10、インナー筒20、インナー筒20の雌セレー
ション27、セレーション本体35の雄セレーション3
6及び雄セレーション37、ハブ胴4の雌セレーション
38を介してハブ胴4に伝達される。
が形成されており、ネジ29にはネジ蓋40の雌ネジ4
1がねじ込まれてインナー筒20に固定されている。し
たがって、ネジ蓋40はインナー筒20に一体に固定さ
れている。ネジ蓋40の外周面には転動面42及びその
内孔の内周面には転動面43が形成されている。ネジ蓋
40の転動面42とギヤ台7の内孔の内周面に形成され
た転動面9との間に鋼球45が介在されている。
ることができる。ハブ軸2のネジ部には玉押し50がネ
ジ込まれている。更に、玉押し50は、ロックナット5
2でハブ軸2に固定されている。玉押し50の外周面に
は転動面51が形成されている。ネジ蓋40の転動面4
3と玉押し50の転動面51との間には鋼球55が介在
され、鋼球55は転動面43と転動面51上を転動す
る。
ン本体35、ハブ胴4及びカセット取付ボルト56は、
一体となってハブ軸2上で回転自在に設けられているこ
とになる。前記構造の説明から理解されるように、玉押
し50及び鋼球55を取り外した状態で、カセット取付
ボルト56のネジを回すことにより、ギヤ台7、インナ
ー筒20及びセレーション本体35を一体にセットされ
た状態で、ハブ胴4に固定、又は取り外すことができ
る。このため、これらの部品を交換するとき容易にでき
る利点がある。
機構10は、ギヤ台7が停止又は逆回転されると、ハブ
胴4を介してインナー筒20が回転駆動されるので、爪
30がラチェット歯11と相対回転運動を発生させてラ
チェット歯11の歯面の凹凸により前記したように爪音
が発生する。爪音消し機構60は、この爪音が発生しな
いようにした機構である。ギヤ台7の内孔の内周面には
ラチェット歯11より若干大径であるケージ孔61が形
成されている。
鋼球45の近傍に位置するように配置されている。ケー
ジ孔61には爪音消しのための爪音消し機構60が挿入
し配置されている。図5(a),(b)は、爪音消し機
構60を構成するケージ62であり、図5(a)は正面
図、図5(b)は図5(a)をb−b線で切断したとき
の断面図である。
板金材で作られている。ケージ62は環状円板部63、
爪押え部64、スライドスプリング係止部65等からな
る。環状円板部63は、ケージ62の本体を成す部分で
あり、この外周の5箇所には半径方向の切欠きである凹
部66が形成されている。各凹部66には爪押え部64
が環状円板部63に連続して90度に曲げて形成されて
いる。
周面67は、爪30の外周面に接触して爪30の先端を
爪バネ23に抗して、すなわち半径方向中心に向かわせ
る。このため爪30は、ラチェット歯11の歯面と接触
しなくなる。ケージ62の駆動は、一方向回転の摩擦が
他方向の回転の摩擦に対して大きい機能を備えたスライ
ドスプリング70で行う。スライドスプリング70は、
図示されているように略一周した円形のバネであり、鋼
の線材で作られている。
に半径方向に曲げられた係止部71が形成され、他端7
2は解放されている。係止部71は、二つのスライドス
プリング係止部64の間のスリット73に挿入されてい
る。スライドスプリング70の外周面はギヤ台7のケー
ジ孔61の内周面に接している。
の形態例1の動作を説明する。ライダーの脚力により、
左右のクランクアームが駆動される。この駆動は、前ギ
ヤ板からチェーンを介して多段フリーホイールの変速操
作により選択されたスプロケットに伝達される。この駆
動により、前ギヤ板と同時に回転されるギヤ台7に回転
駆動力が発生する。
は回転駆動され、爪30とラチェット歯11は噛み合う
方向に相対回転する。この相対回転により、複数の爪3
0の内の一つが同位相のラチェット歯11の一つのみに
噛み合い係合する。この係合により、ギヤ台7が回転駆
動力を受け、インナー筒20、セレーション本体35を
介してハブ胴4が回転駆動される。
のラチェット機構10の作動である。次に、爪音消し機
構60の作動について詳記する。説明を簡単にするため
にインナー筒20が停止しているとすると、ペダル、チ
ェーンを駆動してギヤ台7を図3、4で図示した矢印a
方向に回すと、ケージ孔61の内周面はスライドスプリ
ング70の外周面に接しているのでこの摩擦力によりス
ライドスプリング70の外周面に接線方向の力が作用す
る。
端72を拡げることになる。この結果、ギヤ台7とスラ
イドスプリング70は一体となって回転することにな
る。この一体回転に伴って、ケージ62の爪押え部64
は、爪30の外周から離れて図3に示すように退避した
状態となる。位相が異なる5個の爪30のうち特定の1
個の爪30は角度位相が合致したクラッチ歯11と噛み
合うことになる。
ギヤ台7のケージ孔61の内周面はスライドスプリング
70の外周に接しているのでこの摩擦力によりスライド
スプリング70とギヤ台20とは、この摩擦力のみで一
体に回転する。この摩擦力は前記した駆動時のときより
摩擦力は小さい。矢印b方向のギヤ台7の回転によりケ
ージ61の各爪押え部64は、爪バネ23に抗して爪3
0の先端外周を押さえて揺動させ爪30とラチェット歯
11との係合を外す。
ジ孔61の内周面とスライドスプリング70の外周面は
摺動し相対運動を行う。爪押え部64は爪30を押さえ
た状態を持続し爪30とラチェット歯11の歯面との接
触を回避し爪音は発生しない(図3に示す状態)。
ラチェット機構10は、ギヤ台7の内孔に配置されてい
るが、このラチェット機構10はギヤ台7内に組み込む
必要は必ずしもない。前記実施の形態例1から理解され
るように、ギヤ台7の内孔の大きさには汎用のスプロケ
ットを使用するとその直径の大きさに制約がある。すな
わち、ラチェット機構10の爪30の強度を強くするた
め関係を大きくするとき、ラチェット歯11の歯数を多
くし歯のピッチを小さくするとき等には制約がある。
6はリアハブの半断面図、図7は図6のVII−VII線で切
断した断面図、爪音消し機構が作動したときの図であ
り、図8は図6のVII−VII線で切断した断面図、爪音消
し機構が非作動のときの断面図である。実施の形態例2
では、ラチェット機構10’をハブ胴4’の右側鍔5’
の位置に配置して設けた点で実施の形態例1とは異な
る。
2’を中心に構成されている。ハブ軸2’に対して回転
自在に、ボールベアリングである左軸受3”、右軸受
3’を介してハブ胴4’が支持されている。ハブ胴4’
には、左側鍔5”及び右側鍔5’が一体に形成さてい
る。本実施の形態例2のハブ胴4’の右側鍔5’には径
が大きい大径環状部75が形成されている。この大径環
状部75の内孔には環状のラチェット歯本体80が公知
構造のセレーション81を介して連結されている。従っ
て、ラチェット歯本体80は大径環状部75の内孔に固
定されていることになる。
例1のラチェット歯11と同様な形状のラチェット歯1
1’が形成されている。ラチェット歯本体80の内周孔
の周面には前記した実施の形態1のケージ孔61と同様
の溝孔であるケージ孔82が形成されている。このケー
ジ孔82にはケージ110、スライドスプリング84等
からなる音消し機構100が挿入配置されている。この
音消し機構100は前記実施の形態例1とほぼ同一の原
理であり、その詳細な説明は省略するが相違点のみ説明
する。
に固定された止リング83でハブ軸2の軸線方向に抜け
ないように止められている。また、ラチェット歯本体8
0の内孔には爪30’を揺動自在に支持するインナー筒
20’が挿入配置されている。インナー筒20’の外周
には爪30’が設けられている。図7に示す爪30’は
板バネである爪バネ95によりラチェット歯11’に接
触するように常時付勢されている。
体にケージストッパ116が形成されている。ケージス
トッパ116はインナー筒20’の側面に112に当接
して停止される。ケージ110は一定の角度範囲のみ移
動できる。爪押え部114は、爪30’の外周を押さえ
る。爪押え部114は、フリーホイールの駆動時にはイ
ンナー筒20’の側面113に接している。結局、ケー
ジ110は、インナー筒20’との相対移動では一定の
角度範囲のみ移動が許容されている。
リング85で支持されている。ローラーベアリング85
は、右側ハブ胴86とインナー筒20’との間を回転自
在に支持している。右側ハブ胴86の一端はネジ87に
よりハブ胴4’の内孔にネジ込まれて固定されている。
従って、右側ハブ胴86はハブ胴4’と一体になって回
転される。右側ハブ胴86は円筒の延長部88を備えて
いる。
89の内輪90が挿入されている。ボールベアリング8
9の外輪91はギヤ台7’の内孔の内周面92に挿入さ
れている。一方、インナー筒20’の一端にはネジ93
によりギヤ台7’が一体になるように固定されている。
結局、ギヤ台7’はローラーベアリング85、ボールベ
アリング89によりハブ胴4’に回転自在支持され、か
つラチェット機構10を介して連結されていることにな
る。
0’が固定されている。ネジ蓋40’は軸受3’を構成
するものであるからハブ胴4’及びその右側ハブ胴86
はハブ軸2’上に左軸受3”、右軸受3’で回転自在に
支持されていることになる。ラチェット機構10’の爪
30’及び爪音消し機構100の構造、機能は実施の形
態例1と実質的に同一であり、その詳細な説明は省略す
る。
べてラチェット歯11の枚数を増加させることができ
る、爪及びラチェット歯の強度も上げることが出来ると
いう利点がある。なお、前記実施の形態例2では、イン
ナー筒20’を別体で設けたがギヤ台7’をハブ胴4’
まで延長して延長部を設け、これに爪30’を配置して
も良い。 (その他の実施例)前記実施の形態例1の前記ラチェッ
ト歯11の歯数は、31T、爪30の個数を5個、及び
実施の形態例2ではラチェット歯11’の歯数は36
T、爪30’の個数を5個である。しかしながら、ラチ
ェット歯11,11’の歯数及び爪30,30’の個数
は、前記数値に限定されるものではない。
ェット機構の爪とラチェット歯との歯面とが接触すると
きの音が発生しない、更にフリーホイールの摩耗を少な
くし、寿命を延ばし、回転トルクを小さくすることがで
きる効果がある。
施の形態例1を示す正面断面図である。
0の構造を示すものであり、図2(a)は断面図、図2
(b)は図2(a)の右側面図であり、図2(c)は図
2(a)の左側面図である。
面図であり、爪音消し機構の作動時の爪とラチェット歯
との係合の状態を示す。
面図であり、フリーホイールの駆動時の爪とラチェット
歯との係合の状態を示す。
(a)は正面図、図5(b)は図5(a)のb−b線で
切断したときの断面図である。
施の形態例2を示す正面断面図である。
面図であり、非駆動時の爪とラチェット歯との係合の状
態を示す。
面図であり、駆動時の爪とラチェット歯との係合の状態
を示す。
Claims (9)
- 【請求項1】スプロケットからハブ胴(4,4’)にラ
チェット機構(10,10’)を介して一方向の回転力
のみを伝える自転車用フリーホイールにおいて、 前記スプロケットが設けられたギヤ台(7,7’)を停
止又は逆転させたとき、前記ラチェット機構(10,1
0’)の爪(30,30’)を付勢手段(23,95)
に抗して前記爪(30,30’)が前記ラチェット機構
(10,10’)のラチェット歯(11,11’)に係
合しないように退避させて前記爪(30,30’)と前
記ラチェット歯(11,11’)とが発する係合音を消
すための爪音消し手段(60,100)とを有すること
を特徴とする自転車用フリーホイールの爪音消し機構。 - 【請求項2】請求項1において、 前記自転車用フリーホイールは、 後ハブに設けられているハブ軸(2)と、 前記ハブ軸(2)に同軸に回転自在に設けられているハ
ブ胴(4)と、 前記ハブ軸(2)に同軸で、かつ前記ハブ胴(4)に回
転自在に設けられているギヤ台(7)と、 前記ギヤ台(7)の内孔に設けられているラチェット歯
(11)と、 前記ラチェット歯(11)と前記ハブ胴(4)との間に
設けられ前記ラチェット歯(11)に係合する爪(3
0)と、 前記爪(30)を前記ラチェット歯(11)に係合する
ように付勢するための付勢手段(23)とを有すること
を特徴とする自転車用フリーホイールの爪音消し機構。 - 【請求項3】請求項1又は2において、 前記爪音消し手段(60)は、 前記爪(30)に対応して前記爪(30)に係合する爪
押え部(64)を備えた環状のケージ(62)と、 前記ギヤ台(7)の内孔の内周面と前記ケージ(62)
との間に介在され主に一方向の回転を伝達する一方向ク
ラッチ(70)とからなることを特徴とする自転車用フ
リーホイールの爪音消し機構。 - 【請求項4】請求項3において、 前記一方向クラッチ(70)は、 一端が前記ケージ(62)に係合し、かつ外周が前記ギ
ヤ台(7)の内孔(61)の内周面に接する円形のスラ
イドスプリング(70)であることを特徴とする自転車
用フリーホイールの爪音消し機構。 - 【請求項5】請求項1又は2において、 前記爪(30)及び前記付勢手段(23)が設けられ、
かつ前記ハブ軸(2)と前記ギヤ台(7)との間に同軸
で配置され、かつ前記ハブ胴(4)に連結されたインナ
ー筒(20)と、 前記インナー筒(20)を前記ハブ軸(2)と同軸に固
定するためのカセット取付ボルト(56)とからなるこ
とを特徴とする自転車用フリーホイールの爪音消し機
構。 - 【請求項6】請求項1において、 前記自転車用フリーホイールは、 後ハブに設けられているハブ軸(2’)と、 前記ハブ軸(2’)に同軸に回転自在に設けられている
ハブ胴(4’)と、 前記ハブ胴(4’)の内孔に設けられているラチェット
歯(11’)と、 前記ハブ軸(2’)に同軸で、かつ前記ハブ胴(4’)
に回転自在に設けられているギヤ台(7’)と、 前記ラチェット歯(11’)と前記ギヤ台(7’)との
間に設けられ前記ラチェット歯(11’)に係合する爪
(30’)と、 前記爪(30’)を前記ラチェット歯(11’)と係合
するように付勢するための前記付勢手段(95)とを有
することを特徴とする自転車用フリーホイールの爪音消
し機構。 - 【請求項7】請求項1又は6において、 前記爪音消し手段(100)は、 前記爪(30,)に対応して前記爪(30’)に係合す
る爪押え部(114)を備えた環状のケージ(110)
と、 前記ハブ胴(4’)の内孔の内周面と前記ケージ(11
0)との間に介在され主に一方向に駆動するための一方
向クラッチ(84)とからなることを特徴とする自転車
用フリーホイールの爪音消し機構。 - 【請求項8】請求項1又は6において、 前記爪(30’)及び前記付勢手段(95)が設けら
れ、かつ前記ギヤ台(7’)とハブ軸(2’)と同軸に
配置され、かつ前記ギヤ台(7’)に連結されたインナ
ー筒(20’)とからなることを特徴とする自転車用フ
リーホイールの爪音消し機構。 - 【請求項9】請求項7において、 前記一方向クラッチ(84)は、 一端が前記ケージ(110)に係合し、外周が前記ラチ
ェット歯(80)の内孔の内周面に接する円形のスライ
ドスプリング(84)であることを特徴とする自転車用
フリーホイールの爪音消し機構。
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