JPH09209621A - 縦框のグレモン錠と補強材の取付構造 - Google Patents

縦框のグレモン錠と補強材の取付構造

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JPH09209621A
JPH09209621A JP1646896A JP1646896A JPH09209621A JP H09209621 A JPH09209621 A JP H09209621A JP 1646896 A JP1646896 A JP 1646896A JP 1646896 A JP1646896 A JP 1646896A JP H09209621 A JPH09209621 A JP H09209621A
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JP
Japan
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vertical frame
lock
reinforcing member
frame
spacer
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JP1646896A
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Masao Hirano
昌雄 平野
So Koike
創 小池
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YKK AP Inc
Original Assignee
YKK AP Inc
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Publication date
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    • E05LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
    • E05BLOCKS; ACCESSORIES THEREFOR; HANDCUFFS
    • E05B9/00Lock casings or latch-mechanism casings ; Fastening locks or fasteners or parts thereof to the wing
    • E05B9/08Fastening locks or fasteners or parts thereof, e.g. the casings of latch-bolt locks or cylinder locks to the wing
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E05LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
    • E05BLOCKS; ACCESSORIES THEREFOR; HANDCUFFS
    • E05B17/00Accessories in connection with locks
    • E05B17/20Means independent of the locking mechanism for preventing unauthorised opening, e.g. for securing the bolt in the fastening position
    • E05B17/2084Means to prevent forced opening by attack, tampering or jimmying
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E05LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
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    • E05C9/00Arrangements of simultaneously actuated bolts or other securing devices at well-separated positions on the same wing
    • E05C9/02Arrangements of simultaneously actuated bolts or other securing devices at well-separated positions on the same wing with one sliding bar for fastening when moved in one direction and unfastening when moved in opposite direction; with two sliding bars moved in the same direction when fastening or unfastening
    • E05C9/026Arrangements of simultaneously actuated bolts or other securing devices at well-separated positions on the same wing with one sliding bar for fastening when moved in one direction and unfastening when moved in opposite direction; with two sliding bars moved in the same direction when fastening or unfastening comprising key-operated locks, e.g. a lock cylinder to drive auxiliary deadbolts or latch bolts
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E06DOORS, WINDOWS, SHUTTERS, OR ROLLER BLINDS IN GENERAL; LADDERS
    • E06BFIXED OR MOVABLE CLOSURES FOR OPENINGS IN BUILDINGS, VEHICLES, FENCES OR LIKE ENCLOSURES IN GENERAL, e.g. DOORS, WINDOWS, BLINDS, GATES
    • E06B3/00Window sashes, door leaves, or like elements for closing wall or like openings; Layout of fixed or moving closures, e.g. windows in wall or like openings; Features of rigidly-mounted outer frames relating to the mounting of wing frames
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    • E06B2003/7046Door leaves with provisions for locks, hinges or other fittings
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Securing Of Glass Panes Or The Like (AREA)
  • Wing Frames And Configurations (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 縦框の中空部内に挿入した鋼製の補強材を利
用してグレモン錠の錠本体を縦框の中空部内に、面内方
向に位置決めして強固に取付けできるようにする。 【解決手段】 縦框2の中空部27内に挿入した鋼製の
補強材29をビス33で固定し、この補強材28に鋼製
のスペーサ29を当接する。グレモン錠30の錠本体4
0を縦框2の外側縦板23の切欠開口部26に嵌合し、
その切欠開口部26を貫通したボルト46をスペーサ2
9、補強材28に螺合して錠本体40をスペーサ29を
介して補強材28に固定する。これによって、縦框2を
補強する補強材28を利用して錠本体40を強固に取付
けできるし、スペーサ29の面内方向寸法を所定の値と
することで錠本体40を面内方向に位置決めできる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、開きドアの扉を構
成する縦框や開き窓の障子戸を構成する縦框にグレモン
錠と補強材を取付ける構造に関する。
【0002】
【従来の技術】開きドアの扉は一方の縦框と他方の縦框
と上框と下框を方形枠組みし、その内部にガラスなどの
パネルを装着したものである。この扉の一方の縦框がド
ア枠の一方の縦枠にヒンジ等で回動自在に連結されて開
きドアを構成している。
【0003】前述のドアにおいては扉の他方の縦框にグ
レモン錠を取付け、そのグレモン錠で他方の縦框を扉の
他方の縦枠に施錠している。
【0004】また、前述の扉を構成する縦框はアルミ材
を押出成形した中空形材を用いているから、面外方向の
力が作用した時に湾曲変形することがある。このため
に、縦框の中空部内に鋼製の補強材を挿入して固定する
ことで縦框を補強し、扉に強風が作用して縦框に面外方
向に大きな力が作用しても湾曲変形しないようにしてい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前述のように従来の縦
框の中空部に補強材を挿入して固定するならば、その補
強材にグレモン錠を固定することが縦框の中空部内を有
効利用できるし、グレモン錠を強固に取付けできる。
【0006】前記グレモン錠は錠本体に錠杆を出入り自
在に取付けると共に、その錠本体にロック杆を上下動自
在に設けたものである。そして錠杆をドア枠の他方の縦
枠に設けた錠受に係止して施錠し、ロック杆をドア枠の
上枠又は下枠のロック穴に挿入して施錠するものであ
る。
【0007】グレモン錠は前述のように錠杆とロック杆
を備えているから、そのグレモン錠は縦框の中空部内に
長手方向より挿入して取付けることになるし、そのグレ
モン錠は、錠杆が錠受に正しく係止するように面内方向
に位置決めして取付けられる。
【0008】前記縦框はアルミ材を押出成形したもので
あるので中空部の内面形状は精度が良いが、補強材は鋼
製であるから長手方向に湾曲したりして、縦框の中空部
の内面形状に比べて寸法・形状の精度が悪い。
【0009】このため、縦框の中空部内に補強材とグレ
モン錠を長手方向から挿入し、その補強材にグレモン錠
を固定するとグレモン錠の面内方向位置に誤差が生じて
錠杆を錠受に正しく係合できないことがある。
【0010】そこで、本発明は前述の課題を解決できる
ようにした縦框のグレモン錠と補強材の取付構造を提供
することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】第1の発明は、相対向し
た一側縦板、他側縦板と相対向した外側縦板、内側縦板
によってほぼ矩形断面中空形状で、その外側板の長手方
向中間部に切欠開口部を有するアルミ材の押出形材より
成る縦框と、前記縦框の中空部内に挿入可能なる鋼製の
補強材と、前記縦框の中空部内に挿入可能なる鋼製のス
ペーサと、前記縦框の切欠開口部内に嵌合可能なる錠本
体を備えたグレモン錠とを備え、前記補強材を縦框の中
空部内における内側縦板寄りに固定し、前記補強材にス
ペーサを当接し、このスペーサに錠本体を当接し、前記
錠本体を縦框の切欠開口部に嵌合し、前記スペーサ、補
強材に螺合したボルトにより錠本体をスペーサを介して
補強材に固定したことを特徴とする縦框のグレモン錠と
補強材の取付構造である。第2の発明は、相対向した一
側縦板、他側縦板と相対向した外側縦板、内側縦板によ
ってほぼ矩形断面中空形状で、その外側板の長手方向中
間部に切欠開口部を有するアルミ材の押出形材より成る
縦框と、前記縦框の中空部の内面に接触すると共に、中
空部を有するアルミ材の押出形材より成る補強材包囲形
材と、この補強材包囲形材の中空部内に挿入可能なる鋼
製の補強材と、前記縦框の切欠開口部内に嵌合可能なる
錠本体を備えたグレモン錠とを備え、前記補強材を補強
材包囲形材の中空部内に挿入し、その中空部内面に保持
し、前記補強材包囲形材を縦框の中空部における内側縦
板寄りに固定し、前記錠本体を縦框の切欠開口部内に嵌
合し、前記補強材包囲形材に螺合したボルトにより錠本
体を補強材包囲形材に固定したことを特徴とする縦框の
グレモン錠と補強材の取付構造である。
【0012】
【作 用】第1の発明によれば、縦框が補強材とスペ
ーサとで補強されているから、縦框を扉、障子戸などに
用いた場合に強風等によって縦框が湾曲変形することが
ない。また、グレモン錠の錠本体がスペーサを介して補
強材に固定されているから、錠本体を縦框の中空部内に
強固に取付けできるし、縦框の中空部内を有効利用でき
る。また、補強材を縦框の中空部における内側縦板寄り
に固定したことにより、鋼製で寸法、形状の精度の悪い
補強材を縦框の中空部内に挿入して縦框を確実に補強で
きる。また、補強材にスペーサが当接され、このスペー
サに錠本体が当接されているし、この錠本体を固定する
ボルトがスペーサ、補強材に螺合されていることによ
り、補強材とスペーサとの当接部及びスペーサと錠本体
の当接部は補強材、スペーサの長手方向中間部のみとな
るから、補強材の寸法、形状精度が悪くともスペーサの
面内方向寸法を所定の値とすることで錠本体を縦框の中
空部内に面内方向に位置決めして強固に取付けできる。
第2の発明によれば、補強材包囲形材の中空部内面に補
強材が保持され、その補強材包囲形材が縦框の中空部に
おける内側縦板寄りに固定されているから、縦框が補強
材包囲形材を介して補強材によって補強される。また、
縦框と補強材包囲形材とがアルミ材の押出形材より成っ
ていることから、縦框の中空部の内面寸法、形状と補強
材包囲形材の寸法、形状の精度が良く、その補強材包囲
形材に錠本体を当接してボルトで固定していることか
ら、縦框の中空部間にグレモン錠の錠本体を面内方向に
位置決めして強固に取付けできる。
【0013】
【発明の実施の形態】図1に示すように、一方の縦框1
と他方の縦框2と上框3と下框4を方形枠組みし、その
内部にガラス等のパネル5を装着して扉6としてある。
前記扉6の一方の縦框1がドア枠7の一方の縦枠8にヒ
ンジ9で回動自在に取付けられて片開きの開きドアを構
成している。
【0014】前記ドア枠7は一方の縦枠8と他方の縦枠
10と上枠11と下枠12を方形枠組みしたものであ
る。
【0015】前記他方の縦框2は図2に示すように、面
外方向の一側縦板20と面外方向の他側縦板21と面内
方向の内側縦板22と面外方向の外側縦板23とにより
矩形断面中空形状となっている。前記一側縦板20の内
面における面内方向中間部には一側突片24が一体的に
設けてある。前記他側縦板21の内面における面内方向
中間部には他側突片25が一体的に設けてある。この他
側突片25と前記一側突片24は相対向している。前記
縦框2はアルミ材の押出形材より成っている。
【0016】前記縦框2の外側縦板23の長手方向中間
部に切欠開口部26が形成してある。前記縦框2の中空
部27における一側突片24、他側突片25と内側縦板
22との間に補強材28とスペーサ29が挿入してあ
る。前記縦框2の中空部27における外側縦板23寄り
部分にグレモン錠30が取付けてある。
【0017】前記補強材28は相対向した一対の第1板
31,31と相対向した一対の第2板32,32により
矩形断面中空形状となっている。この補強材28は鋼製
としてある。
【0018】前記補強材28の一対の第2板32間の寸
法は中空部27の内幅(一側縦板20内面と他側縦板2
1内面との間の寸法)よりも小さくなり、一対の第1板
31間の寸法は内側縦板22の内面と一側突片24、他
側突片25との間の面内方向寸法より著しく小さくなっ
ている。このようであるから、鋼製の補強材28が長手
方向に湾曲していても縦框2の中空部27内に長手方向
からスムーズに挿入することができる。
【0019】縦框2の内側縦板22から補強材28の一
方の第1板31に複数のビス33を長手方向に間隔を置
いて螺合し、その一方の第1板31を内側板22の内面
22aに締付け固定して補強材28を縦框2の中空部2
7内に固定している。なお、内側板22の内面22aに
おける面外方向中間部は薄肉となって厚肉の面外方向両
側部に第1板31が圧接するようにしてある。前記ビス
33の替りにリベットを用いても良い。
【0020】前記スペーサ29は板状体となっている。
このスペーサ29は鋼製である。スペーサ29の面内方
向一側面29aが補強材28の他方の第1板31に接
し、スペーサ29の面内方向他側面29bが一側突片2
4、他側突片25と接するようにしてある。
【0021】前記グレモン錠30は図3に示すように、
錠本体40と、この錠本体40に出没自在に設けた錠杆
41と、錠本体40に上下動自在に設けたロック杆42
と、錠本体40に挿入して取付けられキー穴43を有す
る回転部材44とを備え、キー穴43にキーを挿入して
回転部材44を回転することで錠杆41が出没動作及び
ロック杆42が上下動作する。このグレモン錠30は従
来よりより知られており、詳細な説明を省略する。
【0022】前記グレモン錠30は縦框2の中空部27
内に長手方向より挿入されて錠本体40の前面鍔45が
切欠開口部26に嵌合している。この前面鍔45より挿
通した長尺なボルト46がスペーサ29と補強材28の
他方の第1板31に螺合して錠本体40をスペーサ29
を介して補強材28に固定している。
【0023】なお、前述のようにしてグレモン錠30の
錠本体40を縦框2の中空部27内に取付けた後に、縦
框2の一側縦板20に形成した穴34から回転部材44
を挿入して錠本体40に取付けする。
【0024】前記他方の縦枠10の内側板13には錠受
14が取付けてあり、前記錠杆41を錠受14に嵌合し
て施錠する。また、前記ロック杆42は下枠12に設け
た穴に嵌合して施錠する。なお、グレモン錠30はロッ
ク杆42を上下に有するものであっても良い。
【0025】次に補強材28、スペーサ29、グレモン
錠30を縦框2の中空部27内に取付ける順序を説明す
る。まず、グレモン錠30を縦框2の中空部27内に長
手方向から挿入し、錠本体40を縦框2の外側縦板23
の切欠開口部26と位置合せする。
【0026】グレモン錠30を面内方向の外側に移動し
て錠本体40の前面鍔45を縦框2の外側縦板23の切
欠開口部26に嵌合して仮取付けする。
【0027】補強材28を縦框2の中空部27内に長手
方向から挿入し、ビス33で縦框2の内側縦板22に固
定する。
【0028】補強材28の他方の第1板31と一側突片
24、他側突片25との間にスペーサ29を長手方向か
ら挿入し、グレモン錠30の錠本体40の全面鍔45よ
りボルト46をスペーサ29、補強材28の他方の第1
板31に螺合して錠本体40を強固に取付けする。
【0029】このようであるから、鋼製で寸法、形状の
精度が悪い補強材28を縦框2の中空部27内に長手方
向から挿入して強固に固定できるし、この補強材28に
スペーサ29を介してグレモン錠30の錠本体40をボ
ルト46で固着できる。
【0030】また、スペーサ29は鋼製であるから寸
法、形状の精度が悪いが、このスペーサ29の長手方向
中間部が補強材28に当接し、その長手方向中間部にグ
レモン錠30の錠本体40が当接すれば良いので、スペ
ーサ29の厚さ(面内方向の寸法)を所定の値とするこ
とでグレモン錠30の錠本体40を面内方向に位置決め
して取付けできる。
【0031】また、スペーサ29の面内方向他側面29
bが一側突片24、他側突片25に接しているから、ボ
ルト46によりグレモン錠30の錠本体40を取付ける
際にスペーサ29が面内方向外側に移動しない。これに
よっても錠本体40を強固に位置決めして取付けでき
る。
【0032】次に本発明の第2実施例を説明する。図4
に示すように、縦框2の中空部27における内側縦板2
2と一側突片24、他側突片25との間に補強材包囲形
材50が嵌合してある。この補強材包囲形材50は面外
方向に相対向した第1板51と第2板52と面内方向に
相対向した第3板53と第4板54とによって中空部5
5を有するほぼ矩形断面形状となっている。この補強材
包囲形材50はアルミ材を押出成形したものであって、
精度良く所定の寸法、形状となっている。
【0033】前記補強材包囲形材50の第1板51が内
側縦板22の内面22aと一側突片24とに接し、第2
板52が内側縦板22の内面22aと他側突片25とに
接し、かつ内側縦板22よりビス56を第4板54に螺
合して補強材包囲形状50を縦框2の中空部27内に強
固に取付けてある。
【0034】前記補強材包囲形材50の中空部55内に
は鋼製で板状体となって補強材60が長手方向から挿入
してある。この補強材60の厚さ(面内方向寸法)は補
強材包囲形材50の第3板53と第4板54との内面間
寸法よりも小さい。
【0035】前記補強材包囲形材50の第4板54の両
側寄りから押えビス61をそれぞれ螺合し、この押えビ
ス61を補強材60の面内方向一側面60aに押しつけ
て、その面内方向他側面60bを前記第3板53の両側
部に圧着することで補強材60を補強材包囲形材50の
中空部55内に接し、補強材60を補強材包囲形材50
の中空部内面に保持してある。なお、押えビス61に代
えて補強材包囲形材50の中空部内面と補強材60との
間にくさび等のスペーサを差し込んで補強材60を補強
材包囲形材50の中空部内面に保持しても良い。
【0036】これにより、補強材60、補強材包囲形状
50を介して縦框2を補強している。
【0037】前記縦框2の中空部27における外側縦板
23よりにはグレモン錠30の錠本体40が前述の第1
実施例と同様にして取付けてあり、その錠本体40の前
面鍔45を挿通したボルト46を補強材包囲形材50の
第3板53に螺合してある。
【0038】次に、補強材包囲形材50、補強材60、
グレモン錠30の取付け順序を説明する。図5に示すよ
うに縦框2の中空部27内にグレモン錠30を長手方向
から挿入し、図6に点線矢印で示すようにグレモン錠3
0を面内方向外側に移動して錠本体40の前面鍔45を
縦框2の外側縦板23に形成した切欠開口部26内に嵌
合して仮取付けする。
【0039】補強材包囲形材50の中空部55内に補強
材60を長手方向から挿入し、押えビス61を螺合して
補強材60を中空部55の内面に保持する。この状態で
補強材包囲形材50を図6の矢印で示すように縦框2の
中空部27内に長手方向から挿入し、図4に示すように
錠本体40の前面鍔45からボルト46を補強材包囲形
材50の第3板53に螺合して錠本体40を固定する。
【0040】図4において、錠本体40の錠杆41は他
方の扉の縦框70の外側縦板71に設けた錠受72に嵌
合して施錠するようにしてある。つまり、図4に示す実
施例はドア枠に2つの扉を開閉自在に取付けた両開きの
開きドアとしてある。
【0041】
【発明の効果】第1の発明によれば、縦框が補強材とス
ペーサとで補強されているから、縦框を扉、障子戸など
に用いた場合に強風等によって縦框が湾曲変形すること
がない。また、グレモン錠の錠本体がスペーサを介して
補強材に固定されているから、錠本体を縦框の中空部内
に強風に取付けできるし、縦框の中空部内を有効利用で
きる。また、補強材を縦框の中空部における内側縦板寄
りに固定したことにより、鋼製で寸法、形状の精度の悪
い補強材を縦框の中空部内に挿入して縦框を確実に補強
できる。また、補強材にスペーサが当接され、このスペ
ーサに錠本体が当接されているし、この錠本体を固定す
るボルトがスペーサ、補強材に螺合されていることによ
り、補強材とスペーサとの当接部及びスペーサと錠本体
の当接部は補強材、スペーサの長手方向中間部のみとな
るから、補強材の寸法、形状精度が悪くともスペーサの
面内方向寸法を所定の値とすることで錠本体を縦框の中
空部内に面内方向に位置決めして強固に取付けできる。
【0042】第2の発明によれば、補強材包囲形材の中
空部内面に補強材が保持され、その補強材包囲形材が縦
框の中空部における内側縦板寄りに固定されているか
ら、縦框を補強材包囲形材を介して補強材によって補強
される。また、縦框と補強材包囲形材とがアルミ材の押
出形材より成っていることから、縦框の中空部の内面寸
法、形状と補強材包囲形材の寸法、形状の精度が良く、
その補強材包囲形材に錠本体を当接してボルトで固定し
ていることから、縦框の中空部間にグレモン錠の錠本体
を面内方向に位置決めして強固に取付けできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す開きドアの正面図であ
る。
【図2】縦枠と縦框部分の横断面図である。
【図3】グレモン錠の斜視図である。
【図4】本発明の第2実施例を示す縦枠と縦框部分の横
断面図である。
【図5】縦框の中空部にグレモン錠を挿入する動作説明
図である。
【図6】縦框の中空部にグレモン錠と補強材包囲形材を
挿入して取付ける動作説明図である。
【符号の説明】
2…他方の縦框、10…他方の縦枠、20…一側縦板、
21…他側縦板、22…内側縦板、23…外側縦板、2
6…切欠開口部、27…中空部、28…補強材、29…
スペーサ、30…グレモン錠、33…ビス、40…錠本
体、45…前面鍔、46…ボルト、50…補強材包囲形
材、55…中空部、56…ビス、60…補強材、61…
押付ビス。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 相対向した一側縦板、他側縦板と相対向
    した外側縦板、内側縦板によってほぼ矩形断面中空形状
    で、その外側板の長手方向中間部に切欠開口部を有する
    アルミ材の押出形材より成る縦框と、 前記縦框の中空部内に挿入可能なる鋼製の補強材と、 前記縦框の中空部内に挿入可能なる鋼製のスペーサと、 前記縦框の切欠開口部内に嵌合可能なる錠本体を備えた
    グレモン錠とを備え、 前記補強材を縦框の中空部内における内側縦板寄りに固
    定し、 前記補強材にスペーサを当接し、このスペーサに錠本体
    を当接し、前記錠本体を縦框の切欠開口部に嵌合し、前
    記スペーサ、補強材に螺合したボルトにより錠本体をス
    ペーサを介して補強材に固定したことを特徴とする縦框
    のグレモン錠と補強材の取付構造。
  2. 【請求項2】 相対向した一側縦板、他側縦板と相対向
    した外側縦板、内側縦板によってほぼ矩形断面中空形状
    で、その外側板の長手方向中間部に切欠開口部を有する
    アルミ材の押出形材より成る縦框と、 前記縦框の中空部の内面に接触すると共に、中空部を有
    するアルミ材の押出形材より成る補強材包囲形材と、 この補強材包囲形材の中空部内に挿入可能なる鋼製の補
    強材と、 前記縦框の切欠開口部内に嵌合可能なる錠本体を備えた
    グレモン錠とを備え、 前記補強材を補強材包囲形材の中空部内に挿入し、その
    中空部内面に保持し、 前記補強材包囲形材を縦框の中空部における内側縦板寄
    りに固定し、 前記錠本体を縦框の切欠開口部内に嵌合し、前記補強材
    包囲形材に螺合したボルトにより錠本体を補強材包囲形
    材に固定したことを特徴とする縦框のグレモン錠と補強
    材の取付構造。
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