JPH0654069B2 - ドアまたは窓のための開部の枠 - Google Patents
ドアまたは窓のための開部の枠Info
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- JPH0654069B2 JPH0654069B2 JP59215060A JP21506084A JPH0654069B2 JP H0654069 B2 JPH0654069 B2 JP H0654069B2 JP 59215060 A JP59215060 A JP 59215060A JP 21506084 A JP21506084 A JP 21506084A JP H0654069 B2 JPH0654069 B2 JP H0654069B2
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Classifications
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- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E06—DOORS, WINDOWS, SHUTTERS, OR ROLLER BLINDS IN GENERAL; LADDERS
- E06B—FIXED OR MOVABLE CLOSURES FOR OPENINGS IN BUILDINGS, VEHICLES, FENCES OR LIKE ENCLOSURES IN GENERAL, e.g. DOORS, WINDOWS, BLINDS, GATES
- E06B1/00—Border constructions of openings in walls, floors, or ceilings; Frames to be rigidly mounted in such openings
- E06B1/56—Fastening frames to the border of openings or to similar contiguous frames
- E06B1/60—Fastening frames to the border of openings or to similar contiguous frames by mechanical means, e.g. anchoring means
- E06B1/6046—Clamping means acting perpendicular to the wall opening; Fastening frames by tightening or drawing them against a surface parallel to the opening
- E06B1/6061—Clamping means acting perpendicular to the wall opening; Fastening frames by tightening or drawing them against a surface parallel to the opening with separate clamping means acting on opposite wall or associated surfaces
-
- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E05—LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
- E05D—HINGES OR SUSPENSION DEVICES FOR DOORS, WINDOWS OR WINGS
- E05D5/00—Construction of single parts, e.g. the parts for attachment
- E05D5/02—Parts for attachment, e.g. flaps
- E05D5/0215—Parts for attachment, e.g. flaps for attachment to profile members or the like
- E05D5/0223—Parts for attachment, e.g. flaps for attachment to profile members or the like with parts, e.g. screws, extending through the profile wall or engaging profile grooves
- E05D5/0238—Parts for attachment, e.g. flaps for attachment to profile members or the like with parts, e.g. screws, extending through the profile wall or engaging profile grooves with parts engaging profile grooves
-
- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E05—LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
- E05D—HINGES OR SUSPENSION DEVICES FOR DOORS, WINDOWS OR WINGS
- E05D7/00—Hinges or pivots of special construction
- E05D7/04—Hinges adjustable relative to the wing or the frame
-
- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E05—LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
- E05Y—INDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBCLASSES E05D AND E05F, RELATING TO CONSTRUCTION ELEMENTS, ELECTRIC CONTROL, POWER SUPPLY, POWER SIGNAL OR TRANSMISSION, USER INTERFACES, MOUNTING OR COUPLING, DETAILS, ACCESSORIES, AUXILIARY OPERATIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, APPLICATION THEREOF
- E05Y2900/00—Application of doors, windows, wings or fittings thereof
- E05Y2900/10—Application of doors, windows, wings or fittings thereof for buildings or parts thereof
- E05Y2900/13—Type of wing
- E05Y2900/148—Windows
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- Securing Of Glass Panes Or The Like (AREA)
- Door And Window Frames Mounted To Openings (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 ａ．産業上の利用分野 本発明はドアまたは窓のための開部の枠に関し、詳しく
は、特許請求の範囲第（１）項前段に規定されているよ
うな枠に関する。
は、特許請求の範囲第（１）項前段に規定されているよ
うな枠に関する。
ｂ．従来の技術 同様の枠がベルギー特許BE-A-089707号に開示されてい
る。この場合、アゴ状把持部材は、枠外形部の折り曲げ
られたへりをそれ自身の弾性力によって把持する。
る。この場合、アゴ状把持部材は、枠外形部の折り曲げ
られたへりをそれ自身の弾性力によって把持する。
これ故、衝撃が加えられたとき、または特に振動がある
とき、枠は壁に対して位置を変え易く、その結合力が弱
いので、枠の周囲に沿って多数の把持部材を配設するこ
とが要求される。
とき、枠は壁に対して位置を変え易く、その結合力が弱
いので、枠の周囲に沿って多数の把持部材を配設するこ
とが要求される。
ｃ．発明が解決しようとする問題点 本発明は、枠の周囲に沿って分散配置された少数の把持
部材を用いて枠を壁に強固に結合することができる強力
な把持部材を提供する。これは特許請求の範囲第（１）
項記載の特徴によって達成された。そして、その把持部
材自体も、僅かな材料しか必要としない。なぜならば、
アゴ状把持部材は薄い鋼板から作ることができるからで
ある。なお、これは高品質鋼であることが好ましい。
部材を用いて枠を壁に強固に結合することができる強力
な把持部材を提供する。これは特許請求の範囲第（１）
項記載の特徴によって達成された。そして、その把持部
材自体も、僅かな材料しか必要としない。なぜならば、
アゴ状把持部材は薄い鋼板から作ることができるからで
ある。なお、これは高品質鋼であることが好ましい。
また、本発明に係る枠の外形部は、全然またはほんの少
ししか負荷を受けない。このため、これは薄い材料で作
ることができる。
ししか負荷を受けない。このため、これは薄い材料で作
ることができる。
したがって、ヒンジ（蝶番）やドアまたは窓は、特許請
求の範囲第（１）項記載の強固な把持具を壁に把持固定
することによって、壁にしっかりと固定することができ
る。
求の範囲第（１）項記載の強固な把持具を壁に把持固定
することによって、壁にしっかりと固定することができ
る。
ｄ．発明の効果 素材として薄い鋼板を用いてアゴ状把持部材を作ること
ができるので、該アゴ状把持部材を枠の外形部に容易に
溶接することができる。これにより、上記外形部がアゴ
状把持部材に対して移動して、位置ずれを生じたりする
ことを十分に防止することができる。
ができるので、該アゴ状把持部材を枠の外形部に容易に
溶接することができる。これにより、上記外形部がアゴ
状把持部材に対して移動して、位置ずれを生じたりする
ことを十分に防止することができる。
本発明に係るアゴ状把持部材は、該アゴ状把持部材によ
ってねじれ等の外力を吸収して枠を防護するとともに、
ヒンジ（蝶番）の翼部と該アゴ状把持部材との強固な相
互結合を極めて容易に達成することが可能である。
ってねじれ等の外力を吸収して枠を防護するとともに、
ヒンジ（蝶番）の翼部と該アゴ状把持部材との強固な相
互結合を極めて容易に達成することが可能である。
ｅ．実施例 本発明の以上に述べた特徴と他の特徴は、
図面を参照した以下の記述によって明瞭とされる。
図面を参照した以下の記述によって明瞭とされる。
第１図は、壁１を示し、該壁１には例えば、ドアのわき
柱または(lintel)のような枠40が組み付けられる。上記
枠40は実質的に断面Ｕ字形の外形部２を有する。Ｕ字形
の底部３は外形部２の見える部分を構成し、一方、その
脚部はフランジ４，５を構成する。該フランジ４，５の
へり６，７は壁１のへりを把持する。へり６，７および
フランジ４，５は内側に折り曲げられており、へり６，
７は壁面32と交差し、好ましくは直交する。外形部２の
内部には把持具８が配設されている。該把持具８は２つ
の係合したアゴ状把持部材９，10から成る。該２つのア
ゴ状把持部材９，10は各々折り曲げられた頭部へり11，
12を有する。該頭部へり11,12は、上記外形部２を有す
る枠40のへり６，７に工場において溶接しておくことが
好ましく、少くとも壁１のへりに枠40を装着する前が良
い。
柱または(lintel)のような枠40が組み付けられる。上記
枠40は実質的に断面Ｕ字形の外形部２を有する。Ｕ字形
の底部３は外形部２の見える部分を構成し、一方、その
脚部はフランジ４，５を構成する。該フランジ４，５の
へり６，７は壁１のへりを把持する。へり６，７および
フランジ４，５は内側に折り曲げられており、へり６，
７は壁面32と交差し、好ましくは直交する。外形部２の
内部には把持具８が配設されている。該把持具８は２つ
の係合したアゴ状把持部材９，10から成る。該２つのア
ゴ状把持部材９，10は各々折り曲げられた頭部へり11，
12を有する。該頭部へり11,12は、上記外形部２を有す
る枠40のへり６，７に工場において溶接しておくことが
好ましく、少くとも壁１のへりに枠40を装着する前が良
い。
上記アゴ状把持部材９は頭部へり11から延長された部分
13を備える。さらにアゴ状把持部材９は外形部２の底部
３の方向に沿って延長された部分14を備える。該部分14
に続く部分15は前記した部分13と実質的に平行である。
この部分15からは、外形部２の底部３に実質的に平行な
部分16が延設されている。
13を備える。さらにアゴ状把持部材９は外形部２の底部
３の方向に沿って延長された部分14を備える。該部分14
に続く部分15は前記した部分13と実質的に平行である。
この部分15からは、外形部２の底部３に実質的に平行な
部分16が延設されている。
上記アゴ状把持部材10は、頭部へり12からフランジ５に
沿って延設されている。上記アゴ状把持部材10はへこみ
部17を有し、該へこみ部17には例えば溶接のような手段
により、ナット18が固定されている。ナット18のかわり
に、アゴ状把持部材10にはネジ切りした孔を設けること
としても良い。アゴ状把持部材９の上記部分15には開口
19が設けられている。該開口19には、穴ネジ20が挿通
し、該ネジ20はナット18に螺着し、２つのアゴ状把持部
材９，10を互いに引きつけ、把持具８の一部を構成す
る。
沿って延設されている。上記アゴ状把持部材10はへこみ
部17を有し、該へこみ部17には例えば溶接のような手段
により、ナット18が固定されている。ナット18のかわり
に、アゴ状把持部材10にはネジ切りした孔を設けること
としても良い。アゴ状把持部材９の上記部分15には開口
19が設けられている。該開口19には、穴ネジ20が挿通
し、該ネジ20はナット18に螺着し、２つのアゴ状把持部
材９，10を互いに引きつけ、把持具８の一部を構成す
る。
アゴ状把持部材９の上記部分16の自由端には付設片21と
なっている。該付設片21は実質的に部分16と同一直線上
に有り、アゴ状把持部材10の自由端に設けられた開口22
と大きなすき間を持って係合する。
なっている。該付設片21は実質的に部分16と同一直線上
に有り、アゴ状把持部材10の自由端に設けられた開口22
と大きなすき間を持って係合する。
なお、付設片21と開口22は、互いにアゴ状把持部材９，
10を回動自在に係合させる係合手段を成している。
10を回動自在に係合させる係合手段を成している。
上記すき間によって、付設片21は部分16と交差する方向
に開口22で動くことができ、これによって、アゴ状把持
部材９，10が互いに回動自在となる。
に開口22で動くことができ、これによって、アゴ状把持
部材９，10が互いに回動自在となる。
２つのアゴ状把持部材９，10はその両側部に、補強背部
部23，24および25，25を備える。該補強背部は全長に亘
って設けられていることが、好ましい。
部23，24および25，25を備える。該補強背部は全長に亘
って設けられていることが、好ましい。
これらの補強背部は、２つのアゴ状把持部材９，10の頭
部へり11，12まで続き、該頭部へり11，12にはふくらみ
部28が設けられている。該ふくらみ部28は、突起溶接の
ための突起(projection)を構成し、頭部へり11，12と外
形部２のへり６，７との溶接用接続部を構成する。
部へり11，12まで続き、該頭部へり11，12にはふくらみ
部28が設けられている。該ふくらみ部28は、突起溶接の
ための突起(projection)を構成し、頭部へり11，12と外
形部２のへり６，７との溶接用接続部を構成する。
第５図は、把持具８の詳細を示し、２つのアゴ状把持部
材９，10が互いに動くことを示す。ネジ20によって締結
したときのアゴ状把持部材９，10の位置を実線で示す。
アゴ状把持部材９，10は、アゴ状把持部材10と係合する
部分16の頭部へり33を中心として互いに回動することと
なる。アゴ状把持部材９，10によって２つのフランジ
４，５が動き、へり６，７を壁面32に押しつける。これ
によって、枠40の十分な組み付けを行なうことができ
る。
材９，10が互いに動くことを示す。ネジ20によって締結
したときのアゴ状把持部材９，10の位置を実線で示す。
アゴ状把持部材９，10は、アゴ状把持部材10と係合する
部分16の頭部へり33を中心として互いに回動することと
なる。アゴ状把持部材９，10によって２つのフランジ
４，５が動き、へり６，７を壁面32に押しつける。これ
によって、枠40の十分な組み付けを行なうことができ
る。
枠40を壁のへり１に装着する前に、ボルト20が緩くナッ
ト18と螺合させられる。これによって２つのアゴ状把持
部材９，10は互いに動くことができる。もし、例えば、
壁のへり１が幾分外形部２のフランジ４，５の間よりも
大きいときは、壁のへり１に対し外形部２をはめ込むこ
とができるようにフランジ４，５が押し返される。フラ
ンジ４，５がこのようにして拡開される間に、幾分かの
すき間を伴って開口19をネジ20が挿通するあたりで、ア
ゴ状把持部材９が回動する。アゴ状把持部材９の部分16
は、矢印Ｒの方向に進み、実線で示した位置に移動す
る。このアゴ状把持部材９のアゴ状把持部材10に対する
動きは、付設片21が係合する開口22によって制限され
る。このようにして、アゴ状把持部材９，10が互いに動
くことができるようになり、枠40が十分な余裕と若干の
変形を伴って壁のへり１に組み付けることができる。ネ
ジ20は、外形部２の溝34に設けられた開口29を通して容
易に操作することができる。該開口29は、ゴムプラグ30
あるいは他の合成樹脂カバーにより閉鎖することができ
る。
ト18と螺合させられる。これによって２つのアゴ状把持
部材９，10は互いに動くことができる。もし、例えば、
壁のへり１が幾分外形部２のフランジ４，５の間よりも
大きいときは、壁のへり１に対し外形部２をはめ込むこ
とができるようにフランジ４，５が押し返される。フラ
ンジ４，５がこのようにして拡開される間に、幾分かの
すき間を伴って開口19をネジ20が挿通するあたりで、ア
ゴ状把持部材９が回動する。アゴ状把持部材９の部分16
は、矢印Ｒの方向に進み、実線で示した位置に移動す
る。このアゴ状把持部材９のアゴ状把持部材10に対する
動きは、付設片21が係合する開口22によって制限され
る。このようにして、アゴ状把持部材９，10が互いに動
くことができるようになり、枠40が十分な余裕と若干の
変形を伴って壁のへり１に組み付けることができる。ネ
ジ20は、外形部２の溝34に設けられた開口29を通して容
易に操作することができる。該開口29は、ゴムプラグ30
あるいは他の合成樹脂カバーにより閉鎖することができ
る。
第６図，第７図は、本発明の実施例に係る枠40を示し、
該枠40は特になめらかかつ／または圧縮される壁面に有
効である。アゴ状把持部材９，10の頭部へり11，12は、
強化用稜線状突起25，26の間に固定板31とともに配設さ
れる。該固定板31はフランジ４，５の折り曲げられたへ
り６，７に載置され、若干これらより突出する。固定板
31のへり６，７より突出する端部47は、鋭利もしくはノ
コギリ歯状となっている。場合によっては、これらの固
定板31は、硬い鋼板で構成し、若干のガタつきを持っ
て、上記強化用稜線状突起25，26間に配設することとし
ても良い。これによって、装着されたときに、これが壁
１のへりに若干つきささり、枠40の固定を強めることと
なる。
該枠40は特になめらかかつ／または圧縮される壁面に有
効である。アゴ状把持部材９，10の頭部へり11，12は、
強化用稜線状突起25，26の間に固定板31とともに配設さ
れる。該固定板31はフランジ４，５の折り曲げられたへ
り６，７に載置され、若干これらより突出する。固定板
31のへり６，７より突出する端部47は、鋭利もしくはノ
コギリ歯状となっている。場合によっては、これらの固
定板31は、硬い鋼板で構成し、若干のガタつきを持っ
て、上記強化用稜線状突起25，26間に配設することとし
ても良い。これによって、装着されたときに、これが壁
１のへりに若干つきささり、枠40の固定を強めることと
なる。
アゴ状把持部材９の部分14において強化用稜線状突起2
3，24の間にナット27が固定されている。ナット27は、
アゴ状把持部材９に熔接しておくことができ、あるいは
アゴ状把持部材９にネジ切孔としても設けることができ
る。第８図，第９図においてはナット27は使用されてい
ない。把持具８に汎用性を持たせるためには、このよう
なナット27を設けることが好ましい。すなわち、第10図
について後述するような目的に使用できるからである。
3，24の間にナット27が固定されている。ナット27は、
アゴ状把持部材９に熔接しておくことができ、あるいは
アゴ状把持部材９にネジ切孔としても設けることができ
る。第８図，第９図においてはナット27は使用されてい
ない。把持具８に汎用性を持たせるためには、このよう
なナット27を設けることが好ましい。すなわち、第10図
について後述するような目的に使用できるからである。
ナット27は、ヒンジ43の翼42を固定するためのヒンジ固
定手段を構成する。ヒンジ43の翼42の稜線状突起50は２
つの強化用稜線状突起23，24にはさまれ、ヒンジ43の翼
42のスロット41により、稜線状突起23，24の長手方向の
適当な位置に、ネジ45を用いることによって固定され
る。ネジ45は外形部２の孔48より、ネジ45の頭部穴にキ
ーを用いることによって、差し入れることができる。
定手段を構成する。ヒンジ43の翼42の稜線状突起50は２
つの強化用稜線状突起23，24にはさまれ、ヒンジ43の翼
42のスロット41により、稜線状突起23，24の長手方向の
適当な位置に、ネジ45を用いることによって固定され
る。ネジ45は外形部２の孔48より、ネジ45の頭部穴にキ
ーを用いることによって、差し入れることができる。
このようにして、ヒンジ43は比較的弱い金物で構成され
た外形部２に固定されるかわりに、壁１のへりを把持す
る凹凸状の把持具８に固定されることとなる。これによ
って、ヒンジ43に加わる力は、把持具８を通して、壁１
のへりに転送される。この結果、外形部２に加わる負荷
は、軽減され、外形部２は、場合によっては、シート状
のより薄い材料によって構成することができる。ヒンジ
43に加わる力は、アゴ状把持部材９の付設片21およびネ
ジ20を通してアゴ状把持部材10に伝達される。付設片21
は２つのアゴ状把持部材９，10が適切な位置にあること
を保つ。
た外形部２に固定されるかわりに、壁１のへりを把持す
る凹凸状の把持具８に固定されることとなる。これによ
って、ヒンジ43に加わる力は、把持具８を通して、壁１
のへりに転送される。この結果、外形部２に加わる負荷
は、軽減され、外形部２は、場合によっては、シート状
のより薄い材料によって構成することができる。ヒンジ
43に加わる力は、アゴ状把持部材９の付設片21およびネ
ジ20を通してアゴ状把持部材10に伝達される。付設片21
は２つのアゴ状把持部材９，10が適切な位置にあること
を保つ。
孔48は合成樹脂製カバーによって塞がれる。
ヒンジ43の翼42の中央の稜線状突起50は翼42に剛性を与
える。さらに、翼42のこの稜線状突起50とアゴ状把持部
材９の部分14の溝形状とにより、ヒンジ43とアゴ状把持
部材９との間が強固に結合される。
える。さらに、翼42のこの稜線状突起50とアゴ状把持部
材９の部分14の溝形状とにより、ヒンジ43とアゴ状把持
部材９との間が強固に結合される。
フランジ４に設けられ、非点対称の翼42の形状に対応し
て開口51を通して、ヒンジ43の翼42が導入される。この
ことは、開口51が外部からの翼42の一位置のみのすべり
込みを許容することを意味し、この位置において、稜線
状突起50の背面にある翼42の溝53とカム52が係合する。
て開口51を通して、ヒンジ43の翼42が導入される。この
ことは、開口51が外部からの翼42の一位置のみのすべり
込みを許容することを意味し、この位置において、稜線
状突起50の背面にある翼42の溝53とカム52が係合する。
このようにして、ヒンジ43が把持具８に対し、所定の位
置にしっかりと固定されることを保証する。これによ
り、ドア53は、そのヒンジ54によりヒンジ43に直接にか
つ適切に懸下されることとなる。
置にしっかりと固定されることを保証する。これによ
り、ドア53は、そのヒンジ54によりヒンジ43に直接にか
つ適切に懸下されることとなる。
第11図は第10に代る実施例を示し、第10と異なり、アゴ
状把持部材60，61はその部分62，63により、摺動自在に
嵌合する。ナット64が、アゴ状把持部材61の部品63に熔
着されており、一方、穴ネジ20が締結されており、把持
具65が引張られたときに、アゴ状把持部材60と61が互い
に引きつけあるようにされている。これらのアゴ状把持
部材60，61は、折り曲げられた互いに係合しあう鋼板に
よって構成されており、曲げ応力に抗することができ
る。
状把持部材60，61はその部分62，63により、摺動自在に
嵌合する。ナット64が、アゴ状把持部材61の部品63に熔
着されており、一方、穴ネジ20が締結されており、把持
具65が引張られたときに、アゴ状把持部材60と61が互い
に引きつけあるようにされている。これらのアゴ状把持
部材60，61は、折り曲げられた互いに係合しあう鋼板に
よって構成されており、曲げ応力に抗することができ
る。
第12図は第10図のものに代わる枠69を示す。アゴ状把持
部材71がその自由端72において、アゴ状把持部材74をそ
の中央部73において回転自在に支持し、アゴ状把持部材
71にフック状付設片75が、上記中央部73の開口76を通し
て延設されているところが異なる。アゴ状把持部材71に
は机状部(console)78が熔接され、机状部78にはナット1
8が熔接されている。ナット18は穴ネジ20とともに、把
持具80の引張り手段を構成し、穴ネジ20はアゴ状把持部
材74の自由端77と当接する。
部材71がその自由端72において、アゴ状把持部材74をそ
の中央部73において回転自在に支持し、アゴ状把持部材
71にフック状付設片75が、上記中央部73の開口76を通し
て延設されているところが異なる。アゴ状把持部材71に
は机状部(console)78が熔接され、机状部78にはナット1
8が熔接されている。ナット18は穴ネジ20とともに、把
持具80の引張り手段を構成し、穴ネジ20はアゴ状把持部
材74の自由端77と当接する。
第13図は第12図のものに代わる枠85を示す。アゴ状把持
部材81が２つの板状部82，83から成るところが異なる。
板状部82，83は互いにその自由端84において熔接され、
固着されることによって机状部86を構成する硬い部材と
なっている。机状部86にはナット18が熔接される。
部材81が２つの板状部82，83から成るところが異なる。
板状部82，83は互いにその自由端84において熔接され、
固着されることによって机状部86を構成する硬い部材と
なっている。机状部86にはナット18が熔接される。
第14図の実施例では、第10図の実施例と異なり、アゴ状
把持部材92，93の頭部へり91はフランジのへり94に熔接
されていない。そのかわりにへり94は折り返しへり９５
を備える。このへり95は壁１の表面32と平行である。把
持具97が引張られたときには、アゴ状把持部材92，93の
頭部へり91が壁１に対して上記折り返しへり95を押しつ
ける。これにより、枠40は、壁１のへりを強固に把持す
る。
把持部材92，93の頭部へり91はフランジのへり94に熔接
されていない。そのかわりにへり94は折り返しへり９５
を備える。このへり95は壁１の表面32と平行である。把
持具97が引張られたときには、アゴ状把持部材92，93の
頭部へり91が壁１に対して上記折り返しへり95を押しつ
ける。これにより、枠40は、壁１のへりを強固に把持す
る。
第15図から第18図は、アゴ状把持部材９，10の外形部を
示す断面図である。図において、溝形の外形部98の直立
側部97がフランジ部99と隣接している。これによって、
各々のアゴ状把持部材９，10はその材料が薄いときでも
主としてその溝形外形部により硬さを確保することがで
きる。フランジ99は下方への折り曲げへりを備えるよう
にしても良い。アゴ状把持部材９，10は高級鋼(high-gr
ade steel)によって構成することが好ましい。これによ
り、大きなプレス力により、これらが折り曲げられ、変
形される。大きな圧力によってプレス加工することによ
り、材料の鋼性が大きく増す。これによってアゴ状把持
部材９，10が大きな強度を備えることとなる。場合によ
っては、アゴ状把持部材の外形部を構成した後に、強化
処理(hardening process)施しても良い。アゴ状把持部
材９，10の材料の厚さは、２mm以下が好ましい。
示す断面図である。図において、溝形の外形部98の直立
側部97がフランジ部99と隣接している。これによって、
各々のアゴ状把持部材９，10はその材料が薄いときでも
主としてその溝形外形部により硬さを確保することがで
きる。フランジ99は下方への折り曲げへりを備えるよう
にしても良い。アゴ状把持部材９，10は高級鋼(high-gr
ade steel)によって構成することが好ましい。これによ
り、大きなプレス力により、これらが折り曲げられ、変
形される。大きな圧力によってプレス加工することによ
り、材料の鋼性が大きく増す。これによってアゴ状把持
部材９，10が大きな強度を備えることとなる。場合によ
っては、アゴ状把持部材の外形部を構成した後に、強化
処理(hardening process)施しても良い。アゴ状把持部
材９，10の材料の厚さは、２mm以下が好ましい。
第１図は壁の開部に取付けられた本発明に係る枠の実施
例の断面図、第２図は第１図の枠の把持部材の平面図、
第３図は第２図の把持部材のアゴ状把持部材の第２図の
III−III矢視立面図、第４図は第２図の把持部材の他の
アゴ状把持部材の第２図のIV−IV矢視立面図、第５図は
２個のアゴ状把持部材の間の協働作用を図解する拡大
図、第６図は外形部部のフランジへり部に結合されたア
ゴ状把持部材の端部の拡大立面図、第７図は第６図のVI
I−VII矢視断面図、第８図と第９図は本発明に係る第７
図に示した枠の２葉の異なる斜視図、第10図はヒンジが
アゴ状把持部材上に配設されている第９図と同様の立面
図、第11図ないし第14図は本発明の実施例である種々の
枠の第10図と同様な立面図、第15図ないし第18図は第１
図のＸＶ−ＸＶ，ＸVI−ＸVI，ＸVII−ＸVII，ＸVIII，
ＸVIII矢視断面図、第19図は第１図の頭部へり12の断面
図である。 １……壁、２……外形部、 ３……底部、４，５……フランジ、 ６，７……フランジのへり、 ８……把持具、 ９，10……アゴ状把持部材、 11……頭部ヘリ、40，69，85……枠、 43……ヒンジ。
例の断面図、第２図は第１図の枠の把持部材の平面図、
第３図は第２図の把持部材のアゴ状把持部材の第２図の
III−III矢視立面図、第４図は第２図の把持部材の他の
アゴ状把持部材の第２図のIV−IV矢視立面図、第５図は
２個のアゴ状把持部材の間の協働作用を図解する拡大
図、第６図は外形部部のフランジへり部に結合されたア
ゴ状把持部材の端部の拡大立面図、第７図は第６図のVI
I−VII矢視断面図、第８図と第９図は本発明に係る第７
図に示した枠の２葉の異なる斜視図、第10図はヒンジが
アゴ状把持部材上に配設されている第９図と同様の立面
図、第11図ないし第14図は本発明の実施例である種々の
枠の第10図と同様な立面図、第15図ないし第18図は第１
図のＸＶ−ＸＶ，ＸVI−ＸVI，ＸVII−ＸVII，ＸVIII，
ＸVIII矢視断面図、第19図は第１図の頭部へり12の断面
図である。 １……壁、２……外形部、 ３……底部、４，５……フランジ、 ６，７……フランジのへり、 ８……把持具、 ９，10……アゴ状把持部材、 11……頭部ヘリ、40，69，85……枠、 43……ヒンジ。
Claims (4)
- 【請求項１】断面略Ｕ字形状の外形部２と、 壁の中の開部の境界をなしている壁のへり１を間にはさ
んで把持することができるフランジへり６，７と、 アゴ状把持部材９，10によって上記フランジへり６，７
を上記壁に係合させる少くとも１個の把持具８とから成
り、 上記外形部２のフランジへり６，７は、上記２つのアゴ
状把持部材９，10に溶接等によって固定され、上記把持
具８を上記壁へ固定するに際して、上記壁の面を横切る
方向に向けられた枠40,69,85において、 上記把持具８は、２つのアゴ状把持部材９，10と、 上記アゴ状把持部材９，10の一方を他方の中に鉤止させ
ることにより、該アゴ状把持部材９，10を、互いに相対
的に回転自在に支承するとともに、該アゴ状把持部材
９，10の自由端を互いに調節自在に連結係合する係合手
段21,22と、 上記アゴ状把持部材９，10を固定すべく、上記係合手段
から離されて設置されたボルト20とから成り、 上記アゴ状把持部材９，10は、それらの縦方向に折り曲
げられた鋼板でそれぞれ形成され、そして、各アゴ状把
持部材９，10の強度を高めるために、ほぼ全長に渡って
溝形外形部98が形成されるとともに、その溝の側部97に
隣接させてフランジ部99が設けられたことを特徴とする
ドアまたは窓のための開部の枠40,69,85。 - 【請求項２】上記２個のアゴ状把持部材９，10は、上記
壁のへりまで延設された頭部へり11を備え、 該頭部へり11は、該へりに略平行に延設されたフランジ
へり６，７に固定されたことを特徴とする特許請求の範
囲第（１）項記載のドアまたは窓のための開部の枠40,6
9,85。 - 【請求項３】上記２個のアゴ状把持部材71,74の一方
が、他方のアゴ状把持部材74の支持部73を押圧し、後者
のアゴ状把持部材74の端部間に位置され、かつ他方のア
ゴ状把持部材74の自由端77を押圧するボルト20に噛合っ
ている台部78を有することを特徴とする特許請求の範囲
第（１）項または第（２）項記載のドアまたは窓のため
の開部の枠40,69,85。 - 【請求項４】上記アゴ状把持部材81が、台部86の付近で
互いに他方に固定されている２枚の板部分82,83を備え
ることを特徴とする特許請求の範囲第（３）項記載のド
アまたは窓のための開部の枠40,69,85。
Applications Claiming Priority (6)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| NLAANVRAGE8303519,A NL180609C (nl) | 1983-10-13 | 1983-10-13 | Kozijn, in het bijzonder voor een deur, met een kleminrichting voor het vastzetten van het profiel. |
| NL83.03519 | 1983-10-13 | ||
| NL8304391A NL8304391A (nl) | 1983-10-13 | 1983-12-21 | Kozijnelement. |
| NL8304390A NL181125C (nl) | 1983-10-13 | 1983-12-21 | Kozijn. |
| NL83.04391 | 1983-12-21 | ||
| NL83.04390 | 1983-12-21 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60226988A JPS60226988A (ja) | 1985-11-12 |
| JPH0654069B2 true JPH0654069B2 (ja) | 1994-07-20 |
Family
ID=27352103
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP59215060A Expired - Lifetime JPH0654069B2 (ja) | 1983-10-13 | 1984-10-13 | ドアまたは窓のための開部の枠 |
Country Status (5)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US4637183A (ja) |
| EP (3) | EP0307013B1 (ja) |
| JP (1) | JPH0654069B2 (ja) |
| CA (1) | CA1264024A (ja) |
| DE (2) | DE3484657D1 (ja) |
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- 1984-10-10 DE DE8888202052T patent/DE3484657D1/de not_active Expired - Fee Related
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- 1984-10-10 DE DE8888201354T patent/DE3484937D1/de not_active Expired - Fee Related
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- 1984-10-12 US US06/660,221 patent/US4637183A/en not_active Expired - Fee Related
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