JPH0227115Y2 - - Google Patents

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JPH0227115Y2
JPH0227115Y2 JP1983038758U JP3875883U JPH0227115Y2 JP H0227115 Y2 JPH0227115 Y2 JP H0227115Y2 JP 1983038758 U JP1983038758 U JP 1983038758U JP 3875883 U JP3875883 U JP 3875883U JP H0227115 Y2 JPH0227115 Y2 JP H0227115Y2
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JP
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joint
surface plate
vertical
face plate
fitting groove
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JP1983038758U
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JPS59146485U (ja
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  • Securing Of Glass Panes Or The Like (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、戸袋の鏡板等に用いられるドイツ張
りパネルに係るものである。
雨戸の戸袋等に用いられる鏡板は建物に適わし
い外観上の要請から、近時は、上下方向に所定の
間隔を存して左右方向の目地を形成した表面板を
框材に組付ける、いわゆるドイツ張りパネルが好
まれている。ところが、この種のパネルは、一般
に組付けを容易にするために、第7図、第8図に
示すように、表面板aの目地高さdを框材の取付
溝bの内法Dより小さく形成しているので、表面
板と取付溝との間に〓間を生じ、風圧を受けたと
きや雨戸の出し入れの際の衝撃が伝わると、パネ
ルに不快な振動騒音が発生してビリつく欠点があ
り、このため、別に防振塗料を塗布したり、表面
板aと框材との間に押さえ片Cを介在させて騒音
の発生を防止している。
そこで、第9図に示すように、縦框に設けた取
付溝bの内面に、上下方向の突条Eを設けて取付
溝bを表面板aの高さよりも幅狹に形成し、表面
板aを圧入することにより〓間をなくし、騒音の
発生を防止するものが提案されているが、このも
のでは、表面板aを組付ける際に、隣接する目地
間の平面部a′全域が突条Eの先端に圧接されるた
め、表面板aを取付溝bに嵌入するときの摩擦抵
抗が大きくなつて、組付けが困難であるばかりで
なく、各平面部a′に目地部の変形に伴う湾曲を生
ずる欠点がある。
本考案は、上記のような実情に鑑み、これらの
欠点を一掃するように創案されたものであつて、
その目的とするところは、上下方向に所定間隔を
存して左右方向に連続する目地を形成した表面板
を縦框の表面板嵌合溝に嵌入してなるドイツ張り
パネルにおいて、前記表面板の隣接する目地間に
は、左右方向全長にわたつて幅広の凹面部を形成
し、目地底面部から目地前面部までの高さ寸法を
縦框の表面板嵌合溝の溝幅よりわずかに大きくな
るように設定してあると共に、目地底面部から凹
面部までの高さ寸法を表面板嵌合溝の溝幅よりわ
ずかに小さくなるように設定してあることを特徴
とするドイツ張りパネルを提供することにある。
本考案の構成を、図面に示された一実施例につ
いて説明すれば、第1図ないし第4図において、
1は鋼板等からなる表面板であつて、該表面板1
には上下方向に所定間隔を存して、断面視におい
て略コ字形の目地2が左右方向に折曲形成されて
おり、かつ上下両端は内方に折曲して取付部3が
形成されている。4,4は型材からなる左右の縦
框であつて、第3図に示すように、その対向面に
それぞれ突片5,5′を一体に突成し、上記突片
5,5′によつて形成された表面板嵌合溝6内に、
表面板1の左右側端部が嵌入されている。7は一
方の突片5の内面に、表面板嵌合溝6内に向けて
上下方向に突成された突条であつて、この突条7
の先端と他方の突片5′との間隔は、表面板1の
高さよりわずかに幅狹に形成されており、上記突
条7と他方の突片5′との間に表面板1を圧入す
ることによつて、表面板1が突条7の先端を削り
ながら〓間を生ずることなく嵌入されている。ま
た、他方の突片5′には、目地2の底面部2aの
両端部がリベツト8によつて固着されている。
9,9は表面板1の上下に配設された横框であ
つて、縦框4と同様、その対向面に表面板嵌合溝
10が形成されており、縦框4,4と横框9,9
は取付ビス11によつて組立て固定されている。
そして、上記表面板1には、第5図、第6図に
示すように、隣接した目地2間の平面部の上下側
縁の左右方向全長にわたつてそれぞれに、目地2
を折曲形成するときの肩部13近傍の位置に対称
状に、段差部14を有する幅広の凹面部12を形
成し、水平帯状の目地前面部14aと段部14b
を折曲形成してある。第3図に示す15は表面板
嵌合溝6の底面6aと表面板1との間に介装され
た弾性体である。
なお前記目地底面部2aから目地前面部14a
までの高さ寸法は、前記縦框4の一方の突片5に
形成した突条7の先端と他方の突片5′との間隔
よりわずかに大きくなつており、また、目地底面
部2aから凹面部12までの高さ寸法は、縦框4
の一方の突片5に形成した突条7の先端と他方の
突片5′との間隔よりわずかに小さくなつている。
上記のような構成において、ドイツ張りパネル
を組立てるに際しては、まず、表面板1の左右両
側端を縦框4,4の表面板嵌合溝10に嵌入し、
目地2の底面部2aをリベツト8で縦框4の突片
5′に固着する。ついで、表面板1の上下両端を
横框9,9に嵌入したのち、横框9,9を縦框
4,4にビス11を介して固定すればよい。
このとき、表面板1を縦框4の表面板嵌合溝6
に圧入するときに、前記突条7の先端を削りなが
ら強固に嵌入されると共に、縦框4の突片5に突
成された突条7には、目地2の折曲肩部13近傍
に形成された段差部14の目地前面部14aだけ
が摺接することになるため、縦框4の表面板嵌合
溝6に嵌入されるにあたり、突条7の先端を削り
ながら、〓間を生ずることなく強固に嵌入され、
表面板1を表面板嵌合溝6に嵌入するときの摩擦
抵抗が著しく減少してドイツ張りパネルを容易に
組立ることができるだけでなく、表面板1に左右
方向全長にわたる凹面部12を形成するときに、
この凹面部が段差部14の帯状の目地前面部14
aに平行に曲成されているので、目地2が開口す
る方向に変形する抵抗となり、しかも、目地2の
折曲肩部13にも段差部14が折曲形成されるた
め、目地2が扁平化する方向の変形に伴う表面板
1の湾曲を吸収することができる。また、表面板
嵌合溝6の底面6aと表面板1との間に介装され
た弾性体15の吸音効果と相俟つて、風圧を受け
たときや雨戸の出し入れに伴う衝撃による不快な
騒音の発生を防止することができる。
しかも、段差部14が補強の作用をし、この段
差部14間の表面板1の強度が向上するうえ、衝
撃をうけた際に表面板1が共振するのを可及的に
減少させるばかりでなく、段差部14において、
圧入するときに目地2が扁平化するように変形し
ようとする応力を吸収することができる。
これを要するに、本考案のドイツ張りパネル
は、上下方向に所定間隔を存して左右方向に連続
する目地を形成した表面板を縦框の表面板嵌合溝
に嵌入してなるドイツ張りパネルにおいて、前記
表面板の隣接する目地間には、左右方向全長にわ
たつて幅広の凹面部を形成し、目地底面部から目
地前面部までの高さ寸法を縦框の表面板嵌合溝の
溝幅よりわずかに大きくなるように設定してある
と共に、目地底面部から凹面部までの高さ寸法を
表面板嵌合溝の溝幅よりわずかに小さくなるよう
に設定したものであるから、表面板に形成した目
地底面部と目地前面部とを摺動部として、表面板
端縁を縦框の表面板嵌合溝に圧入する際に、目地
が扁平化する方向に変形するが、この変形に伴う
表面板の湾曲を凹面部において吸収することがで
きる。また、表面板端縁を縦框の表面板嵌合溝に
圧入して表面板と縦框とを固着した後も、表面板
の凹面部と縦框の表面板嵌合溝との間にわずかな
〓間が存するので、雨戸開閉時や風圧を受けた際
に表面板が共振することがなく、不快な振動騒音
の発生を確実に防止することができる。さらに、
表面板の左右方向全長にわたつて凹面部を形成し
てあるので、凹面部の段差部が補強リブとして作
用し、表面板の強度を向上し得て、風圧を受けた
際にも表面板が湾曲したり、煽られたりするのを
抑えることができる等、極めて有用な実用的効果
を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
図面は、本考案に係るドイツ張りパネルの実施
例を示すものであつて、第1図は正面図、第2図
は縦断側面図、第3図は横断面図、第4図は底面
図、第5図は表面板の正面図、第6図は同縦断側
面図、第7図は従来例を示す縦断側面図、第8図
は同横断面図、第9図は他の従来例を示す要部の
説明図である。 図中、1……表面板、2……目地、2a……目
地底面部、3……取付部、4……縦框、5,5′
……突片、6,10……表面板嵌合溝、7……突
条、8……リベツト、9……横框、11……取付
ビス、12……凹面部、13……折曲肩部、14
……段差部、14a……目地前面部、14b……
段部、15……弾性体。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 上下方向に所定間隔を存して左右方向に連続す
    る目地を形成した表面板を縦框の表面板嵌合溝に
    嵌入してなるドイツ張りパネルにおいて、前記表
    面板の隣接する目地間には、左右方向全長にわた
    つて幅広の凹面部を形成し、目地底面部から目地
    前面部までの高さ寸法を縦框の表面板嵌合溝の溝
    幅よりわずかに大きくなるように設定してあると
    共に、目地底面部から凹面部までの高さ寸法を表
    面板嵌合溝の溝幅よりわずかに小さくなるように
    設定してあることを特徴とするドイツ張りパネ
    ル。
JP3875883U 1983-03-17 1983-03-17 ドイツ張りパネル Granted JPS59146485U (ja)

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JP3875883U JPS59146485U (ja) 1983-03-17 1983-03-17 ドイツ張りパネル

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JP3875883U JPS59146485U (ja) 1983-03-17 1983-03-17 ドイツ張りパネル

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JPS59146485U JPS59146485U (ja) 1984-09-29
JPH0227115Y2 true JPH0227115Y2 (ja) 1990-07-23

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS574597B2 (ja) * 1974-03-04 1982-01-26

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5341963Y2 (ja) * 1973-09-27 1978-10-09
JPS581585Y2 (ja) * 1977-10-20 1983-01-12 日本軽金属株式会社 金属製雨戸のパネル押え装置
JPS6033279Y2 (ja) * 1980-06-09 1985-10-03 立山アルミニウム工業株式会社 雨戸などの張板

Patent Citations (1)

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JPS574597B2 (ja) * 1974-03-04 1982-01-26

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JPS59146485U (ja) 1984-09-29

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