JP2582706Y2 - 召合せ部を有するドア - Google Patents

召合せ部を有するドア

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JP2582706Y2
JP2582706Y2 JP552593U JP552593U JP2582706Y2 JP 2582706 Y2 JP2582706 Y2 JP 2582706Y2 JP 552593 U JP552593 U JP 552593U JP 552593 U JP552593 U JP 552593U JP 2582706 Y2 JP2582706 Y2 JP 2582706Y2
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哲也 角谷
裕之 川縁
克朗 湊
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立山アルミニウム工業株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、例えば玄関のドアの如
く、召合せ部を有するドアの構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】召合せ部を有するドアの一例として、実
公平4−33352号公報あるいは実公平5−556号
公報に開示された考案がある。前者の考案は、枠体を介
装して構成された外側と内側の表面板の間に、ドア端面
から納められる取付部とドアの外方に突出して召合せ部
分を目隠しする召合せ部とからなる召合せエッジを表面
板と同仕様の材料で折曲形成し、これを表面板間に内嵌
してドア端面を塞ぐ断面コ字形のサイドエッジで召合せ
エッジの取付部を挾着したものである。また、後者の考
案は、扉本体に鋼板の表面板を張設してあり、戸先に設
けられる召合せ縁は鋼材で形成した芯材を表面板と同種
の鋼板で被覆して形成したものである。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】実公平4−33352
号公報に開示された考案は、召合せエッジをサイドエッ
ジにより表面板の屈曲辺間にある程度の弾性復帰力で挾
着するように構成しており、上記公報には記載されてい
ないが、図面の記載あるいは弾性復帰力を有する点など
からみて、表面板とほぼ同程度の材料で構成されている
ものと思われる。このため、召合せ部及びドアの自由端
面が脆弱で、長期の使用により変形したり、衝撃等によ
り損傷したりすることがある。
【0004】また、実公平5−556号公報に開示され
た考案は、鋼材からなる芯材を表面板と同種の鋼板で被
覆して召合せ縁を構成しているので、ドアの自由端の重
量が大となって全体としてバランスがとれず、長期の使
用により蝶番がいたんだり、ドアの建付けが悪くなるな
どの問題が生じる。
【0005】本考案は、上記の課題を解決すべくなされ
たもので、ドアの召合せ部及び端面が強固で長期間の使
用により変形したり、衝撃等により損傷するおそれがな
く、しかも自由端の重量が軽いため全体としてバランス
がとれており、長期間使用しても蝶番がいたんだり、ド
アの建付けが悪くなったりするおそれのない召合せ部を
有するドアを得ることを目的としたものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本考案に係る召合せ部を
有するドアは、鋼材からなる枠体の内側と外側にそれぞ
れ鋼板製の表面板を取付けて内部に内部材を充填し、外
側の表面板の一端を屋外側にほぼL字状に折曲げて召合
せ部を形成してなるドア本体と、ウェブとその一端に設
けたフランジとにより断面ほぼL字状に形成され、フラ
ンジの先端部に係合部が設けられたアルミニウム合金形
材からなる端面板とを備え、この端面板をドア本体の端
面に装着してその係合部を召合せ部の端部に係合したも
のである。
【0007】また、鋼材からなる枠体の内側と外側にそ
れぞれ鋼板製の表面板を取付けて内部に内部材を充填
し、表面板の一端をそれぞれ内側に折曲げて支承部を形
成してなるドア本体と、ウェブとその一端に設けられ召
合せ部を形成するフランジとにより断面ほぼL字状に形
成され、ウェブのフランジと反対側に脚部が設けられた
アルミニウム合金形材からなる端面板とを備え、この端
面板の脚部を表面板の支承部間に嵌合して端面板をドア
本体の端面に装着したものである。
【0008】
【作用】蝶番によりドアを建物躯体に取付ければ、ドア
は開口部に開閉自在に配設される。そして、ドアを閉じ
ると屋内側の表面板が気密部材に圧接されて気密に保持
され、開口部の縁部とドアの端面との間に形成されたす
き間は、召合せ部によって隠蔽される。
【0009】
【実施例】実施例1. 図1は本考案の第1の実施例の平断面図、図2はその縦
断面図である。図において、1は建物躯体、2は躯体1
に設けた開口部で、この開口部2の周縁には、アルミニ
ウム合金形材からなる左右の縦枠3a,3b及び上下の
横枠4a,4bが取付けられている。31a,31bは
縦枠3a,3bの屋内側に設けられた気密部材32a,
32bの取付部、41a,41bは横枠4a,4bの屋
内側に設けられた気密部材42a,42bの取付部であ
る。なお、33はロック受け箱、34はロック受板であ
る。
【0010】5はドアで、左右及び上下に設けられた断
面コ字状の枠材51a,51b及び51c,51dから
なる枠体と、カラー鉄板等からなり枠体の両面に固定さ
れた表面板52a,52bと、枠体と表面板52a,5
2bとの間に充填されたペーパハニカム、発泡ウレタン
等からなる内部材56等とからなっており、蝶番6によ
り開口部2の一方の縦枠3aに開閉自在に装着されてい
る。
【0011】このドア5の屋外側の表面板52aの自由
端側は、枠材51bの端面とほぼ同一平面上において外
側にL字状に折曲げられて召合せ部53が形成され、召
合せ部53の端部は内側にU字状に折曲げられて係止部
54が形成されている。また、屋内側の表面板53aの
自由端側は枠材51bから突出して内側にU字状に折曲
げられ、支承部55が形成されている。
【0012】57はアルミニウム合金形材かなる断面L
字状で長尺の端面板で、そのウェブの内面には突起部5
8a,58bが突設されており、またフランジの端部に
は二又状の係合部59が設けられている。
【0013】次に、上記のように構成したドア5の組立
順序の一例を説明する。先ず、枠体と、召合せ部53を
備えた表面板52b及び支承部55を備えた表面板55
との間に内部材56を充填してドア本体を構成する。つ
いで、ドア本体の一方の端面(召合せ部53が設けられ
ている側)に端面板57を当接してその側面(図の下端
部)を表面板52bの支承部55に当接し、他方の側に
設けた係合部59を召合せ部53の弾性を利用してその
係止部54に係合させ、召合せ部53と支承部55の弾
性によりその位置に保持させる。なお、必要に応じて複
数本のビスにより、端面板57を枠材51bに固定して
もよい。
【0014】そして蝶番6によりドア5を縦枠3aに取
付ければ、ドア5は開口部2に開閉自在に配設され、ド
ア5を閉じたときはその屋内側の表面板52bが気密部
材32a,32b、42a,42bに圧接されて気密に
保持され、縦枠3bとのすき間は召合せ部53によって
隠蔽される。
【0015】図3(a),(b),(c)はそれぞれ本
実施例の変形例を示すもので、(a)は枠材51bを反
対方向に向けて取付けると共に、屋内側の表面板52b
の支承部55aの先端部を上方に折曲げてストッパと
し、支承部55aの折曲げ部を枠材51bのフランジに
嵌合し、端面板57の突起部58a,58bを枠材51
bの他方フランジと支承部55aとの間に嵌入すると共
に、係合部59を召合せ部53の係止部54に係合させ
るようにしたものである。
【0016】図3(b)は枠材51bをその開口部が内
側になるように取付け、召合せ部53の係止部54と、
図3(a)の支承部55aと同様に形成された支承部5
5aとの間に端面板57を保持させ、係合部59を召合
せ部53の係止部54に係止させたものである。また、
図3(c)の例は、召合せ部53aの係止部を省略して
L字状に形成すると共に、端面板57のフランジの先端
部を屋外側に向ってU字状に折曲げて嵌合部60を形成
し、ドア本体の端面に端面板57を当接してその係合部
60を召合せ部53aに嵌合したものである。なお、図
3(b),(c)の例においては、必要により端面板5
7をビスにより枠材51bに固定してもよい。
【0017】実施例2. 図4(a),(b)はそれぞれ本考案の第2の実施例の
要部を示す平断面図である。図4(a)に示す実施例は
表面板52a,52bの端部をそれぞれU字状に折曲げ
て支承部55,55を形成する。また、アルミニウム合
金形材からなる端面板61はウェブとフランジとにより
L字状に形成してフランジを召合せ部62とし、ウェブ
の内面には脚部63a,63bを設けたものである。こ
のように構成した本実施例においては、端面板61の脚
部63a,63bを、支承部55,55の間にその弾性
を利用して嵌合し保持させるようにしたものである。
【0018】また、図4(b)の実施例は図4(a)と
ほぼ同様であるが、表面板52aに設けた支承部55の
端部をさらに折曲げて、枠材51bに当接させるように
したものである。
【0019】
【考案の効果】以上詳記したように、本考案はドアの端
面にアルミニウム合金型形材からなる端面板を装着して
召合せ部を補強し又はこの端面板により召合せ部を構成
したので、ドアの召合せ部及び端面が強固に構成され、
長期の使用により変形したり、衝撃によって損傷したり
するおそれがない。また、端面板は軽いためドア全体の
バランスがとれており、長期の使用により蝶番がいたん
だり、ドアの建付けが悪くなることもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1の実施例の平断面図である。
【図2】図1の縦断面図である。
【図3】(a),(b),(c)はそれぞれ第1の実施
例の変形例を示す要部平断面図である。
【図4】(a),(b)はそれぞれ本考案の第2の実施
例の要部を示す平断面図である。
【符号の説明】
1 建物躯体 2 開口部 5 ドア 51a〜51d 枠材 52a,52b 表面板 53,62,67 召合せ部 54 係止部 55,55a 支承部 57,61,64 端面板 59,71a,71b 係合部 63a,63b 脚部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実公 平4−33352(JP,Y2) 実公 平5−556(JP,Y2) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) E06B 3/82 E06B 3/88

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 鋼材からなる枠体の内側と外側にそれぞ
    れ鋼板製の表面板を取付けて内部に内部材を充填し、前
    記外側の表面板の一端を屋外側にほぼL字状に折曲げて
    召合せ部を形成してなるドア本体と、 ウェブとその一端に設けたフランジとにより断面ほぼL
    字状に形成され、前記フランジの先端部に係合部が設け
    られたアルミニウム合金形材からなる端面板とを備え、 該端面板を前記ドア本体の端面に装着してその係合部を
    前記召合せ部の端部に係合したことを特徴とする召合せ
    部を有するドア。
  2. 【請求項2】 鋼材からなる枠体の内側と外側にそれぞ
    れ鋼板製の表面板を取付けて内部に内部材を充填し、前
    記表面板の一端をそれぞれ内側に折曲げて支承部を形成
    してなるドア本体と、 ウェブとその一端に設けられ召合せ部を形成するフラン
    ジとにより断面ほぼL字状に形成され、前記ウェブのフ
    ランジと反対側に脚部が設けられたアルミニウム合金形
    材からなる端面板とを備え、 該端面板の脚部を前記表面板の支承部間に嵌合して該端
    面板をドア本体の端面に装着したことを特徴とする召合
    せ部を有するドア。
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KR101375574B1 (ko) * 2011-05-03 2014-03-17 최원겸 문틀의 전방에 장착되는 목재문

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