JPH0920656A - アミノ酸輸液製剤 - Google Patents

アミノ酸輸液製剤

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JPH0920656A
JPH0920656A JP7170703A JP17070395A JPH0920656A JP H0920656 A JPH0920656 A JP H0920656A JP 7170703 A JP7170703 A JP 7170703A JP 17070395 A JP17070395 A JP 17070395A JP H0920656 A JPH0920656 A JP H0920656A
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amino acid
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gas
cysteine
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JP7170703A
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English (en)
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Koichi Muraoka
浩一 村岡
Shigeto Sekimoto
茂人 関本
Haruhito Tani
晴仁 谷
Junji Kaga
順二 加賀
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Otsuka Pharmaceutical Co Ltd
Original Assignee
Otsuka Pharmaceutical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】亜硫酸塩等の安定化剤を含ませずに、アミノ酸
の分解損失、それに伴われる着色、難溶物析出、硫化水
素発生等を抑制できるアミノ酸輸液製剤を提供する。 【解決手段】亜硫酸塩及び重亜硫酸塩から選ばれる安定
化剤を含まず、Cu含有量が1ppb以下であるアミノ
酸輸液を、ガス透過性プラスチック容器に充填したこと
アミノ酸輸液製剤。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はアミノ酸輸液製剤、
詳しくはガス透過性プラスチック容器に充填され、亜硫
酸塩及び重亜硫酸塩の安定化剤無添加で且つCu含有量
の非常に低いアミノ酸輸液製剤に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、経静脈投与等により使用され
るアミノ酸輸液は、各種の必須アミノ酸及び非必須アミ
ノ酸が配合され、経口的に栄養源を摂取することが不可
能であるかもしくは困難である患者に投与適用されてい
る。かかるアミノ酸輸液は、一般に不安定であることが
知られている。なかでもL−システインは、その含量低
下の程度が著しく、難溶性析出物や硫化水素発生の原因
となっており、L−トリプトファンは、その分解生成物
により製剤が着色してしまう原因となっている。
【0003】従って、従来より、上記システイン等のア
ミノ酸を配合したアミノ酸製剤の調製に当っては、製剤
中に安定化剤として亜硫酸塩や重亜硫酸塩を添加配合し
て、上記アミノ酸の分解を防止する手段が一般に採用さ
れてきた。上記亜硫酸塩等は抗酸化性物質として通常食
品やワインなどの飲物、医薬品等にその添加配合の認め
られているものである。
【0004】しかるに、近年、喘息患者やアトピー性非
喘息患者等の一部の感受性の高い患者について、上記ア
ミノ酸輸液中の亜硫酸塩及び重亜硫酸塩による気管支痙
攣やアナフィラキシーショック等の副作用が報告される
に至り、かかる副作用を伴うおそれのある安定化剤の使
用回避が叫ばれている現状にある。
【0005】更に、アミノ酸輸液はビタミン製剤と混注
して投与されることも多く、この場合でも該輸液中に亜
硫酸イオンが共存すれば、ビタミン製剤中のチアミンが
分解することが知られており、かかるチアミンを含むビ
タミン製剤の混注はできない不利がある。
【0006】以上のように、アミノ酸製剤においては、
安定化剤としての亜硫酸塩及び重亜硫酸塩の使用に代替
できる新しい技術の開発が斯界で急務とされつつある
が、今だ充分に満足できる手段は開発されるに至ってい
ない。
【0007】特に最近、輸液を充填した容器を脱酸素剤
と共に外装気密性容器(ガスバリア外装袋等)に封入す
る方法が提案され(特開平4−210629号公報参
照)、これは、確かにアミノ酸の分解を抑えるものであ
ったが、その実際の利用の際には、上記製剤の外装袋を
開封してから2〜3日放置されている場合がしばしばあ
り、このような場合には上記製剤といえども、アミノ酸
の分解及びそれに伴われる着色、難溶物の析出、硫化水
素の発生などは避けられない欠点があった。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明の目的
は、上記アミノ酸輸液の実用時のアミノ酸の分解、それ
に伴われるシステイン含量低下などの欠点を解消した、
より一層改善された新しいアミノ酸輸液製剤を提供する
点にある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明者等は上記目的よ
り鋭意研究を重ねた結果、上記アミノ酸輸液製剤に認め
られるアミノ酸の分解には、該輸液中に含まれる微量金
属が関与しており、殊に通常のアミノ酸輸液中には、原
料や製造工程に由来してCu分がほぼ50〜70ppb
含有されており、これが上記アミノ酸分解の主要因とな
っていることを解明し、該Cuの含量を特定値以下に低
下させる時には、上記目的に合致する改善されたアミノ
酸製剤が得られるという新しい事実を発見した。本発明
は、上記知見に基づいて完成されたものである。
【0010】即ち、本発明は、亜硫酸塩及び重亜硫酸塩
から選ばれる安定化剤を含まず、Cu含有量が1ppb
以下であるアミノ酸輸液を、ガス透過性プラスチック容
器に充填したことを特徴とするアミノ酸輸液製剤に係わ
る。
【0011】また、本発明によれば、更にガスバリア性
外装袋で外装されている上記アミノ酸輸液製剤、脱酸素
剤と共にガスバリア性外装袋で外装されている上記アミ
ノ酸輸液製剤、Cu含有量が0.7ppb以下である上
記アミノ酸輸液製剤、L−システイン、L−トリプトフ
ァン及びそれらの誘導体の内の少なくとも1種を含有す
る上記アミノ酸輸液製剤、及び下記アミノ酸組成を有す
る上記アミノ酸輸液製剤が提供される。
【0012】 L−ロイシン 10〜18(g/100g) L−イソロイシン 5〜11 L−バリン 4〜14 L−リジン 7〜14 L−トレオニン 3〜 9 L−トリプトファン 1〜 3 L−メチオニン 2〜 6 L−フェニルアラニン 4〜10 L−システイン 0.2〜 3 L−チロジン 0〜 2 L−アルギニン 7〜14 L−ヒスチジン 3〜 7 L−アラニン 5〜11 L−プロリン 3〜 7 L−セリン 1〜 5 グリシン 3〜11 L−アスパラギン酸 0〜 4 L−グルタミン酸 0〜 7 本発明アミノ酸輸液製剤は、その中に含まれるアミノ酸
の分解損失が実質的に起こらないことをその最大の特徴
としている。勿論、本発明製剤は亜硫酸塩や重亜硫酸塩
等の安定化剤を配合していないことに基いて、之等の配
合に起因する気管支痙攣やアナフィラキシーショック等
の副作用のおそれが完全に回避されている。
【0013】
【発明の実施の態様】以下、本発明アミノ酸製剤につき
詳述すれば、これは、亜硫酸塩及び重亜硫酸塩安定化剤
無添加で、Cu含有量が1ppb以下であるアミノ酸輸
液を、ガス透過性プラスチック容器に充填することを必
須とする。
【0014】ここで用いられるアミノ酸輸液としては、
亜硫酸塩及び重亜硫酸塩安定化剤無添加で、Cu含有量
が1ppb以下である、通常の各種のもののいずれでも
よく、特にL−システインやL−トリプトファンを含有
するアミノ酸輸液は、本発明所期の安定化効果が顕著に
発現される。
【0015】尚、上記L−システイン、L−トリプトフ
ァンは、遊離形態のそれらに限らず、例えばシステイン
塩酸塩、N−アセチルシステイン、N−アセチルトリプ
トファン等の塩及びアセチル置換体等の誘導体をも包含
する。
【0016】上記アミノ酸輸液の組成は特に限定され
ず、通常のこの種アミノ酸輸液と同様に、栄養補給に適
した各種の必須及び非必須アミノ酸を含むことができ、
更に、通常のこの種輸液と同様に、糖類、電解質、ビタ
ミン、脂肪、微量元素等を配合されたものであってもよ
く、またpH調整等のための無機酸、無機塩基、有機
酸、それ等の塩等が更に添加配合されたものであっても
よい。その具体的組成の代表例は、前述した通りであ
る。
【0017】上記アミノ酸輸液は、一般的方法により調
製できるが、通常の方法により得られるアミノ酸輸液
は、前述したようにCu分をほぼ50ppbを越える程
度で含むものとなるため、本発明では、特にこの輸液の
調製時に、得られるアミノ酸輸液中のCu分が前記所定
の値以下(1ppb以下、好ましくは0.7ppb以
下)となるように、原料とする各アミノ酸等やこれらを
溶解するための注射用水等の選択や別途精製操作等が必
要であり、また製造工程でのCu分の混入をできる限り
避ける必要もある。特に、用いられる注射用水は、その
Cu分の含量をできるだけ少なくするために、例えばイ
オン交換樹脂等のカラムを通して、精製しておくのが好
ましく、通常はこの水の別途精製操作によって、所望の
Cu含量低下を保証できる。尚、上記Cu分とは、無機
化合物及び有機化合物に拘わらず、全てのCu化合物及
びCu単体を指称するものとし、本発明では、かかるC
u化合物及びCu単体の総含量を前記所定値以下にする
ものとする。
【0018】本発明において、上記アミノ酸輸液を充填
するガス透過性プラスチック容器も、従来より一般に用
いられている各種の材質のものでよい、その具体例とし
ては、例えばポリエチレン、ポリプロピレン等のポリオ
レフィンや之等の共重合体や、ポリ塩化ビニル、エチレ
ン酢酸ビニル共重合体、ポリエステル、ナイロン等の各
種ポリマーを例示できる。上記容器は、之等ポリマーの
単層から構成される必要はなく、同一もしくは異なる2
種以上のポリマーの複合多層構造をとるものであっても
よく、その形状、大きさ等は通常のアミノ酸製剤を収容
できる限り任意であり、特にバッグ形状やボトル形状で
あるのが好ましい。尚、上記容器を構成するポリマーの
ガス透過性は、用いたポリマー鎖間の結合の強さ、ポリ
マー鎖間の隙間、結晶化度等により決定されるが、本発
明で利用する容器の上記ガス透過性は、通常の材質のも
のが有するそれらと同様でよい。
【0019】かくして、所定値以下のCu含量を有する
ことに基づいて、アミノ酸の低下を実質的に回避した本
発明所期のアミノ酸輸液製剤を収得できる。
【0020】また、本発明アミノ酸輸液製剤は、更にガ
スバリア性外装袋で外装することができ、その際に、ア
ミノ酸輸液を充填したガス透過性プラスチック容器と共
に、硫化水素吸着剤をも外装することができる。
【0021】ここで用いられるガスバリア性外装袋の材
質は、通常のものでよく、特に限定はない。その例とし
ては、例えばエチレン・ビニルアルコール共重合体樹
脂、塩化ビニリデン樹脂、ポリアクリロニトリル、ポリ
ビニルアルコール、ナイロン樹脂、ポリエステル等のガ
スバリヤー素材を少なくとも1種含む多層フィルム、シ
リカ蒸着フィルム、アルミ蒸着フィルム及び之等を複合
した高分子フィルム等を好ましいものとして例示でき
る。
【0022】また、脱酸素剤としては、無機系、有機系
を問わず、従来公知の各種のもの、例えば水酸化鉄、酸
化鉄等の鉄化合物、アスコルビン酸、カテコール等を有
効成分とするものを利用することができる。その代表的
市販品としては、例えば「エージレス」(三菱瓦斯化学
社製)、「モジュラン」(日本化薬社製)、「セキュー
ル」(日本曹達社製)、「タモツ」(王子化工社製)等
を例示できる。之等の脱酸素剤の、ガスバリア性外装袋
中への封入は、常法に従って実施できる。
【0023】かくして、本発明アミノ酸製剤を収得でき
る。このものは亜硫酸塩や重亜硫酸塩等の安定化剤を配
合する場合に見られる気管支痙攣やアナフィラキシーシ
ョック等の副作用のおそれを完全に回避して、本発明所
期のアミノ酸の分解損失を見事に防止できる。
【0024】
【実施例】以下、本発明を更に詳しく説明するため実施
例を挙げる。
【0025】
【実施例1】まず、精製水を、充分に洗浄した陽イオン
交換樹脂カラムに通した後、蒸留精製して、Cuを可及
的に除去した注射用蒸留水を調製した。
【0026】次に、下記処方の各アミノ酸成分(Cuを
可及的に除いたもの)を窒素ガス雰囲気下で、上記で調
製した注射用蒸留水800mlに加熱溶解した。放冷
後、氷酢酸で液pHを6.5〜6.6に調整した後、全
量を1リットルとし、これを孔径0.45μmのメンブ
ランフィルターで濾過して、アミノ酸溶液を調製した。
【0027】〈アミノ酸組成(処方1リットル当りのg
数)〉 L−ロイシン 14.0g L−イソロイシン 8.0g L−バリン 8.0g 酢酸L−リジン 14.8g L−トレオニン 5.7g L−トリプトファン 2.0g L−メチオニン 3.9g L−フェニルアラニン 7.0g L−システイン 1.0g L−チロジン 0.5g L−アルギニン 10.5g L−ヒスチジン 5.0g L−アラニン 8.0g L−プロリン 5.0g L−セリン 3.0g グリシン 5.9g L−アスパラギン酸 1.0g L−グルタミン酸 1.0g 上記で調製したアミノ酸溶液の300mlを、ポリエチ
レン製バッグ(株式会社大塚製薬工場社製)に充填し、
常法に従って、高圧蒸気滅菌して、本発明アミノ酸輸液
製剤(Cuの実測値0.7ppb)を得た。
【0028】
【比較例1及び2】通常の方法で調製した注射用蒸留水
(比較例1)及び局方精製水(比較例2)を、実施例1
と同一処方のアミノ酸と共に用いて、実施例1と同様に
して、比較アミノ酸輸液製剤(比較例1=Cuの実測値
2.1ppb、比較例2=Cuの実測値3.9ppb)
のそれぞれを得た。
【0029】上記実施例1並びに比較例1及び2で得た
各アミノ酸輸液製剤について、それらの外観(目視観
察)及びシステイン含量(吸光度法による)の経時的変
化を3日間に亘って調べ、経時的システイン残存率(吸
光度法により測定された試験開始時のシステイン含量を
100%とする相対値、以下同じ)を求めた。結果を下
記表1に示す。
【0030】
【表1】
【0031】上記表1より、比較例1及び比較例2で得
た比較製剤は、そのCu含量が本発明範囲を超えること
に起因して、該Cu含量の増加に従いシステイン含量の
大きな低下が認められ、Cu含量が3.9ppbの場合
(比較例2)では、2日目で既に外観的にも、主にトリ
プトファンの分解生成物によると認められる微黄色の着
色が観察され、製品価値を失った。
【0032】これに対して、本発明アミノ酸輸液製剤
は、3日目においても外観に変化はなく、システイン含
量の低下も微弱であった。このことから、Cu含量を特
定値(1ppb以下)とすることに基づいて、システイ
ンやトリプトファン等の分解損失を抑制できることが明
らかとなった。
【0033】
【実施例2】実施例1と同一処方のアミノ酸と、別途精
製した注射用蒸留水とを用いて、実施例1と同様にし
て、Cu含量が1.0ppbの本発明アミノ酸輸液製剤
を得た。
【0034】このものは、室温で3日間保存後でも、無
色透明な外観を維持しており、L−システインの残存率
は89.0%であった。
【0035】
【実施例3】 〈アミノ酸組成(処方1リットル当りのg数)〉 L−ロイシン 13.5g L−イソロイシン 8.5g L−バリン 9.0g 酢酸L−リジン 11.3g L−トレオニン 4.8g L−トリプトファン 1.6g L−メチオニン 3.9g L−フェニルアラニン 7.7g L−システイン 1.0g L−チロジン 0.5g L−アルギニン 11.1g L−ヒスチジン 4.7g L−アラニン 8.6g L−プロリン 6.4g L−セリン 4.2g グリシン 5.5g L−アスパラギン酸 0.5g L−グルタミン酸 0.5g 上記処方のアミノ酸と、別途精製した注射用蒸留水とを
用いて、実施例1と同様にして、Cu含量が0.5pp
bの本発明アミノ酸輸液製剤を得た。
【0036】このものは、室温で3日間保存後でも、無
色透明な外観を維持しており、L−システインの残存率
は92.0%であった。
【0037】
【実施例4】 〈アミノ酸組成(処方1リットル当りのg数)〉 L−ロイシン 12.5g L−イソロイシン 5.6g L−バリン 4.5g 酢酸L−リジン 12.4g L−トレオニン 6.5g L−トリプトファン 1.3g L−メチオニン 3.5g L−フェニルアラニン 9.35g L−システイン 1.0g L−チロジン 0.35g L−アルギニン 7.9g L−ヒスチジン 6.0g L−アラニン 6.2g L−プロリン 3.3g L−セリン 2.2g グリシン 10.7g L−アスパラギン酸 3.8g L−グルタミン酸 6.5g 上記処方のアミノ酸と、別途精製した注射用蒸留水とを
用いて、実施例1と同様にして、Cu含量が0.7pp
bの本発明アミノ酸輸液製剤を得た。
【0038】このものは、室温で3日間保存後でも、無
色透明な外観を維持しており、L−システインの残存率
は90.8%であった。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】亜硫酸塩及び重亜硫酸塩から選ばれる安定
    化剤を含まず、Cu含有量が1ppb以下であるアミノ
    酸輸液を、ガス透過性プラスチック容器に充填したこと
    を特徴とするアミノ酸輸液製剤。
  2. 【請求項2】更にガスバリア性外装袋で外装されている
    請求項1に記載のアミノ酸輸液製剤。
  3. 【請求項3】脱酸素剤と共にガスバリア性外装袋で外装
    されている請求項2に記載のアミノ酸輸液製剤。
  4. 【請求項4】Cu含有量が0.7ppb以下である請求
    項1〜3のいずれかに記載のアミノ酸輸液製剤。
  5. 【請求項5】L−システイン、L−トリプトファン及び
    それらの誘導体の内の少なくとも1種を含有する請求項
    1〜4のいずれかに記載のアミノ酸輸液製剤。
  6. 【請求項6】下記アミノ酸組成を有する請求項1〜5の
    いずれかに記載のアミノ酸輸液製剤。 L−ロイシン 10〜18(g/100g) L−イソロイシン 5〜11 L−バリン 4〜14 L−リジン 7〜14 L−トレオニン 3〜 9 L−トリプトファン 1〜 3 L−メチオニン 2〜 6 L−フェニルアラニン 4〜10 L−システイン 0.2〜 3 L−チロジン 0〜 2 L−アルギニン 7〜14 L−ヒスチジン 3〜 7 L−アラニン 5〜11 L−プロリン 3〜 7 L−セリン 1〜 5 グリシン 3〜11 L−アスパラギン酸 0〜 4 L−グルタミン酸 0〜 7
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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