JPH09202011A - 簡易二重化チェック機能を備えたイメージ展開処理装置 - Google Patents

簡易二重化チェック機能を備えたイメージ展開処理装置

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JPH09202011A
JPH09202011A JP8013642A JP1364296A JPH09202011A JP H09202011 A JPH09202011 A JP H09202011A JP 8013642 A JP8013642 A JP 8013642A JP 1364296 A JP1364296 A JP 1364296A JP H09202011 A JPH09202011 A JP H09202011A
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JP
Japan
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check
data
image development
circuit
development processing
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JP8013642A
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Hiromi Uchikawa
博己 内川
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Fujitsu Ltd
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Fujitsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 イメージ展開処理回路の動作をチェックでき
るようにするとともに、動作不良を起こした箇所を判別
できるようにすること。 【解決手段】 イメージ展開処理回路1のイメージ展開
処理手段1aによりデータをイメージデータに展開し、
イメージ展開されたデータから第1のチェックデータを
作成する。また、チェックデータ作成回路2により第2
のチェックデータを作成する。第1の照合手段3は、上
記第1のチェックデータと第2のチェックデータを照合
し、一致/不一致信号を出力する。さらに、プリンタ装
置4おいて、上記イメージ展開データから第3のチェッ
クデータを作成し、第2の照合手段4cにより第1,第
3のチェックデータを照合する。判定手段5は、第1の
照合手段3、第2の照合手段4cの照合結果に基づきイ
メージ展開処理回路1、プリンタ装置4、および、チェ
ックデータ作成回路2の良否を判定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プリンタ装置等に
使用されるイメージ展開処理装置に関し、特に本発明
は、イメージ展開処理動作をチェックするための二重化
チェック機能を備えたイメージ展開処理装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】プリンタ装置等には、通常、イメージ展
開処理回路が設けられており、該イメージ展開処理回路
によりプリントアウトするデータを展開し、プリントア
ウトを行っている。上記したイメージ展開処理回路が誤
動作すると、誤ったイメージ展開データが出力され、正
しいプリントアウト結果を得ることができない。そこ
で、上記したイメージ展開処理回路を動作をチェックす
る機能を設けることが望まれる。しかしながら、イメー
ジ展開処理動作をチェックするため、イメージ展開処理
回路を二重化すると、装置が大きくなり、また、照合す
る処理時間もかかるため、従来においては、イメージ展
開処理回路の動作チェックは行われていなかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記したように、従来
においては、イメージ展開処理回路の動作チェックを行
っておらず、イメージ展開処理回路が誤動作し、誤った
データが出力されてもわからなかった。このため、プリ
ンタ装置で出力したデータは人手によるチェックが必要
であった。また、誤ったイメージ展開データが出力され
た場合、イメージ展開処理回路の動作不良か、あるい
は、プリンタ装置の動作不良かを判断することは困難で
あった。
【0004】本発明は上記した従来技術の問題点を考慮
してなされたものであって、本発明は、イメージ展開処
理回路に簡単な二重化チェック機能を付加することによ
り、イメージ展開処理回路の動作をチェックできるよう
にするとともに、動作不良を起こした箇所を判別できる
ようにすることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の原理図で
ある。同図において、1はイメージ展開処理回路であ
り、イメージ展開処理回路1はコードデータ等をイメー
ジデータに展開するイメージ展開処理手段1aと、イメ
ージ展開データを圧縮して第1のチェックデータを作成
する手段1bを備えている。2はチェックデータ作成回
路であり、上記イメージ展開処理回路1で展開されるデ
ータと同一のデータが与えられ、該データを展開処理し
て第2のチェックデータを作成する。3は上記第1のチ
ェックデータと第2のチェックデータを照合する第1の
照合手段である。
【0006】4はプリンタ装置であり、プリンタ装置4
は、上記イメージ展開処理回路1から送信されるイメー
ジ展開データから第3のチェックデータを作成する手段
4aと、第3のチェックデータと上記イメージ展開処理
回路1から送信される第1のチェックデータを照合する
第2の照合手段4cと、イメージ展開処理回路1から送
信されるイメージ展開データをプリントアウトするプリ
ント機構4bを備えている。5は判定手段であり、上記
第1、第2の照合手段3,4cの照合結果に基づき異常
箇所を判定する。
【0007】図1において、本発明は次のようにして前
記課題を解決する。 (1)コードデータをイメージデータに展開するイメー
ジ展開処理手段1aと、イメージ展開されたデータから
第1のチェックデータを作成する手段1bとを備えたイ
メージ展開処理回路1と、上記イメージ展開処理回路1
において展開されるデータと同一のデータから第2のチ
ェックデータを作成するチェックデータ作成回路2と、
上記第1のチェックデータと第2のチェックデータを照
合する第1の照合手段3とを設ける。そして、上記第1
の照合手段3の照合結果に基づきイメージ展開処理回路
におけるイメージ展開処理動作の良否を判定する。
【0008】(2)上記(1)において、イメージ展開
処理回路1から送信されたイメージ展開データから第3
のチェックデータを作成する手段4aと、上記イメージ
展開処理回路1から送信された第1のチェックデータ
と、上記第3のチェックデータを照合する第2の照合手
段4cとをプリンタ装置4に設ける。そして、異常箇所
を判定する判定手段5を設け、上記第1の照合手段3か
ら送信された照合結果と、第2の照合手段4cの照合結
果に基づきイメージ展開処理回路1、プリンタ装置4、
および、チェックデータ作成回路2の良否を判定する。
【0009】(3)上記判定手段5は、第1の照合手段
3と第2の照合手段4cが共に不一致を検出したときイ
メージ展開処理回路1が異常であると判定し、第1の照
合手段3が不一致を検出せずに、第2の照合手段4cが
不一致を検出したとき、プリンタ装置4が異常と判別
し、さらに、第1の照合手段3が不一致を検出し、第2
の照合手段4cが不一致を検出しなかったとき、チェッ
クデータ作成回路2が異常であると判定する。
【0010】本発明の請求項1の発明は上記(1)のよ
うに構成したので、チェックデータを生成する手段と、
照合回路を付加するだけで、イメージ展開処理回路1の
異常を検出することができる。本発明の請求項2,3の
発明は、上記(2)(3)のように構成したので、イメ
ージ展開処理回路、プリンタ装置等の異常を検出するだ
けでなく、異常箇所を判定することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】図2は本発明の実施例の回路構成
を示す図である。同図において、10はプリンタ制御回
路、11はプロセッサ、12は制御プログラム等を格納
したメモリ、13はシステムバス、20はプリンタ装置
である。プリンタ制御回路10において、14はイメー
ジ展開処理回路であり、イメージ展開処理回路14は、
イメージ展開処理部14aとチェックデータ作成部14
bから構成されている。イメージ展開処理部14aはシ
ステムバス13を介して転送されるデータを展開しイメ
ージ展開データを送出する。また、チェックデータ作成
部14bは後述するようにイメージ展開処理部14aが
出力するイメージ展開データを排他的論理和処理するこ
とによりイメージ展開データを各ライン単位で1バイト
のデータに圧縮し、チェックデータ1を生成する。
【0012】15はチェックデータ作成回路であり、チ
ェックデータ作成回路15は、イメージデータ展開処理
部15aとチェックデータ作成部15bから構成されて
いる。イメージ展開処理部15aには上記イメージ展開
処理部14aに与えられるデータと同一のデータがシス
テムバス13を介して転送され、転送されたデータを展
開してイメージ展開データを送出する。チェックデータ
作成部15bは、前記したチェックデータ作成部14b
と同様、イメージ展開処理部15aから与えられるイメ
ージ展開データからチェックデータ2を生成する。
【0013】したがって、イメージ展開処理部14a,
15aにおいて正常にイメージ展開処理が行われた場
合、イメージ展開処理部14a,15aは同一の出力を
発生し、また、チェックデータ作成部14b,15bの
両方が正常に動作している場合、チェックデータ1、チ
ェックデータ2は一致する。16はコンペア・チェック
回路であり、コンペア・チェック回路16はイメージ展
開処理回路14で生成されたチェックデータ1とチェッ
クデータ2を比較し、一致/不一致信号(同図では=/
≠として示されている)を出力する。また、比較結果が
不一致のとき、プロセッサ11に対して割り込み信号を
出力する。
【0014】17はイメージバス、18はイメージメモ
リであり、上記イメージ展開処理回路14で展開された
イメージデータ、チェックデータ1、一致/不一致信号
はイメージバス17を介してイメージメモリ18に転送
され格納される。19はラインバッファであり、ライン
バッファ19には上記イメージバス17を介してイメー
ジメモリ18から各ライン単位でイメージ展開データ、
チェックデータ1、一致/不一致信号が転送され、これ
らのデータはラインバッファ19で一時的に保持されプ
リンタ装置20に送出される。
【0015】また、プリンタ装置20において、20a
はプリンタドライバ、20bは印字動作を行うプリント
機構、20cはチェックデータ作成部であり、チェック
データ作成部20cは前記したチェックデータ作成部1
4b,15bと同様の手法により、ラインバッファ19
から転送されるイメージ展開データからチェックデータ
3を生成する。20dはコンペア・チェック回路であ
り、コンペア・チェック回路20dは上記チェックデー
タ作成部20aで作成されたチェックデータ3とライン
バッファ19から転送されたチェックデータ1を比較
し、両者が不一致のとき不一致信号(同図では≠として
示されている)を出力する。また、この不一致信号はプ
リンタ制御回路10に送出され、プリンタ制御回路10
はプリンタ装置20から不一致信号が出力されると、プ
ロセッサ11に対して割り込み信号を発生する。
【0016】したがって、プリンタ装置20に転送され
るイメージ展開データが正常で、かつ、チェックデータ
作成部20cの動作が正常の場合、コンペア・チェック
回路20dが正常であればコンペア・チェック回路20
dからは一致信号が出力される。20eは動作制御回路
であり、動作制御回路20eはラインバッファ19から
転送された一致/不一致信号が不一致状態か、コンペア
・チェック回路20dから不一致信号が出力されたと
き、イメージ展開処理動作が正常に行われなかったかあ
るいはプリンタ装置が異常であるとし、プリント動作を
停止させる。
【0017】図3、図4は上記イメージ展開処理回路1
4およびチェックデータ作成回路15の構成を示す図で
ある。同図に示すように、イメージ展開処理回路14お
よびチェックデータ作成回路15には、排他的論理和回
路141,151とチェックデータバッファ142,1
52から構成されるチェックデータ作成部14b,15
bが設けられている。
【0018】そして、排他的論理和回路141,152
において、イメージ展開処理部14a,15aにより展
開されたイメージデータとチェックデータバッファ14
2,152に格納されるデータとの排他的論理和を取
り、チェックデータバッファ142,152に格納する
処理を繰り返す。これにより、イメージ展開データの各
ライン毎に各1バイトのチェックデータを生成される。
また、イメージ展開処理部14aからは、イメージ展開
データと共に、イメージ展開データを格納するアドレス
を示すアドレス信号が送出され、イメージ展開処理部1
4aから転送されるイメージ展開データは、イメージメ
モリ18の対応するアドレスに格納される。
【0019】図5はイメージメモリ18の構成を示す図
である。イメージメモリ18は同図に示すようにイメー
ジ展開データを格納する領域と、チェックデータ1を格
納する領域と、一致/不一致信号を格納する領域を備え
ており、イメージ展開処理回路14から転送されるイメ
ージ展開データは、チェックデータ1、一致/不一致信
号とともに、イメージ展開処理部14aから送出された
アドレスに格納される。
【0020】図6はプリンタ装置20の構成を示す図で
あり、プリンタ装置20には同図に示すようにチェック
データ作成部20cが設けられている。チェックデータ
作成部20cは前記したチェックデータ作成部14b,
15bと同様、排他的論理和回路201とチェックデー
タバッファ202から構成されており、前記と同様に、
イメージ展開データから1バイトのチェックデータを生
成する。また、前記した動作制御部20eは例えば同図
に示すように論理和回路等から構成することができる。
【0021】次に図2により本実施例の動作を説明す
る。プロセッサ11から送出されるプリント出力データ
(コードデータ)はシステムバス13を介してプリンタ
制御回路10のイメージ展開処理回路14、チェックデ
ータ作成部15に転送される。イメージ展開処理回路1
4のイメージ展開処理部14aは上記データをイメージ
データに展開し、チェックデータ作成部14bに送出す
る。チェックデータ作成部14bは前記したようにイメ
ージ展開データの各ライン毎に1バイトのチェックデー
タ1を生成する。
【0022】一方、チェックデータ作成回路15のイメ
ージ展開処理部15aはシステムバス13を介して転送
されたプリントアウトデータ(コードデータ)をイメー
ジデータに展開し、チェックデータ作成部15bに送出
する。チェックデータ作成部15bは上記イメージ展開
データの各ライン毎に1バイトのチェックデータ2を生
成する。チェックデータ作成部14b,15bにおいて
生成されたチェックデータ1,2はコンペア・チェック
回路16に送出される。コンペア・チェック回路16は
両者を比較し、一致/不一致信号を生成する。また、不
一致である場合には、プロセッサ11に対して割り込み
信号を発生する。
【0023】イメージ展開処理部14a、チェックデー
タ作成部14b、コンペア・チェック回路16から出力
されるイメージ展開データ、チェックデータ1、一致/
不一致信号は、アドレス信号にとともに、イメージバス
17を介してイメージメモリ18に転送され格納され
る。イメージメモリ18に格納されたイメージ展開デー
タ、チェックデータ1、一致/不一致信号は、イメージ
バス17を介して各ライン毎にラインバッファ19に転
送され、ラインバッファ19に格納される。
【0024】ラインバッファ19にデータが転送される
と、プリンタ装置20のチェックデータ作成部20c
は、ラインバッファ19に転送されたイメージ展開デー
タからチェックデータ3を生成し、コンペア・チェック
回路20dに送出する。コンペア・チェック回路20d
はチェックデータ作成部20cにおいて生成したチェッ
クデータ3とラインバッファ19に格納されているチェ
ックデータ1を比較し、両者が不一致の場合、不一致信
号を送出する。この不一致信号は動作制御部20eに送
出されるとともに、プリンタ制御回路10に送られ、プ
ロセッサ11に対して割り込み信号が送出される。
【0025】動作制御部20eはラインバッファ19に
格納されている一致/不一致信号が一致状態を示し、ま
た、コンペア・チェック回路20dが不一致信号を出力
していない場合、イメージ展開処理動作が正常に行わ
れ、またプリンタ装置20が正常であるとして、プリン
タドライバ20aに対してプリント動作を指令する。こ
れにより、プリンタドライバ20aはラインバッファ1
9から読み出されたイメージ展開データによりプリント
機構20bを動作させプリントアウト処理を行う。ま
た、動作制御部20eはラインバッファ19に格納され
ている一致/不一致信号が不一致状態であるか、あるい
は、コンペア・チェック回路20dが不一致信号を出力
した場合、プリント動作を停止させる。
【0026】ここで、上記したプロセッサ11への割り
込み信号の発生状態により次のようにして、異常発生箇
所を判別することができる。 (1) プリンタ制御回路10のコンペア・チェック回路1
6が不一致状態を検出しプロセッサ11への割り込み信
号を出力したにもかかわらず、プリンタ装置20のコン
ペア・チェック回路16が不一致状態を検出しない場
合。コンペア・チェック回路16がチェックデータ1と
チェックデータ2の不一致を検出した場合は、イメージ
展開処理部14aにおけるイメージ展開処理、チェック
データ作成部14bにおけるチェックデータ作成処理が
異常であるか、あるいは、チェックデータ作成回路15
におけるイメージ展開処理、チェックデータ作成部15
cにおけるチェックデータ作成処理が異常な場合であ
る。
【0027】一方、コンペア・チェック回路20dがチ
ェックデータ1とチェックデータ3の不一致を検出しな
い場合は、イメージ展開処理回路14のイメージ展開処
理部14a、チェックデータ作成部14b、および、プ
リンタ装置20のチェックデータ作成部20cは正常に
動作しているものと考えられる。すなわち、コンペア・
チェック回路16が不一致を検出し、コンペア・チェッ
ク回路20dが不一致を検出しない場合は、チェックデ
ータ作成回路15のイメージ展開処理部15aあるいは
チェックデータ作成部15bが異常であると考えられ
る。
【0028】(2) コンペア・チェック回路16が不一致
状態を検出せず、プリンタ装置20のコンペア・チェッ
ク回路20dが不一致状態を検出しプロセッサ11への
割り込み信号が発生した場合。プリンタ制御回路10の
コンペア・チェック回路16が不一致を検出しない場合
は、イメージ展開処理回路14とプリンタ制御回路10
における処理は正常である。すなわち、プリンタ装置2
0のコンペア・チェック回路20dのみが不一致を検出
した場合は、プリンタ装置20における処理が異常であ
ると考えられる(プリンタ制御回路10からプリンタ装
置20へデータを転送する間に発生する異常も含む)。
【0029】(3) プリンタ制御回路10のコンペア・チ
ェック回路16が不一致を検出するとともに、プリンタ
装置20のコンペア・チェック回路20dが不一致を検
出し、両方からプロセッサ11への割り込み信号が発生
した場合。コンペア・チェック回路16が不一致を検出
した場合は、前記したように、イメージ展開処理回路1
4における処理が異常であるか、あるいは、チェックデ
ータ作成回路15における処理が異常な場合である。一
方、コンペア・チェック回路20dが不一致を検出した
場合は、イメージ展開処理回路14における処理が異常
であるか、プリンタ装置20における処理が異常な場合
である。ここで、複数の回路が同時に異常となる確率は
低いから、コンペア・チェック回路16、20dが共に
不一致を検出した場合は、イメージ展開処理回路14が
異常であると考えられる。
【0030】上記原理に基づき、プロセッサ11はプリ
ンタ制御回路10からの割り込みを受け付けると、図7
に示す処理を行い異常箇所を出力する。すなわち、コン
ペア・チェック回路16から割り込みを受け付けた場
合、図7(a)に示すように、タイマをスタートさせ、
コンペア・チェック回路20dからの割り込みを待つ。
そして、上記タイマがタイムオーバする前にコンペア・
チェック回路20dから割り込みがあると、イメージ展
開処理回路14の異常を出力する。また、タイムオーバ
するまで、コンペア・チェック回路20dからの割り込
みがない場合には、チェックデータ作成回路15の異常
を出力する。さらに、コンペア・チェック回路16から
割り込みがなくコンペア・チェック回路20dからの割
り込みを受け付けた場合には、図7(b)に示すよう
に、プリンタ装置20の異常を出力する。
【0031】なお、上記実施例では、プリンタ制御回路
10とプリンタ装置20に、チェックデータ作成部14
b,15b,20c、コンペア・チェック回路16,2
0dを設け、プロセッサ11により、イメージ展開処理
回路14、チェックデータ作成回路15、プリンタ装置
20の異常を判定するようにしているが、プリンタ制御
回路10側のみに、チェックデータ作成部14b,15
bとコンペア・チェック回路16を設け、コンペア・チ
ェック回路16の出力により、イメージ展開回路の異常
(もしくはチェックデータ作成回路の異常)を検出する
ようにしてもよい。また、上記実施例では、コンペア・
チェック回路16,20dの不一致出力によりプロセッ
サ11に割り込みをかけて異常箇所を判定するように構
成したが、異常箇所の判定処理は、プリンタ制御回路内
で行ってもよい。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように、本発明において
は、イメージ展開処理手段とイメージ展開されたデータ
から第1のチェックデータを作成する手段とを備えたイ
メージ展開処理回路と、上記イメージ展開処理回路にお
いて展開されるデータと同一のデータから第2のチェッ
クデータを作成するチェックデータ作成回路と、上記第
1のチェックデータと第2のチェックデータを照合する
第1の照合手段とを設けたので、比較的簡単な回路を付
加することにより、イメージ展開処理回路におけるイメ
ージ展開処理動作の良否を判定することができる。
【0033】また、イメージ展開処理回路から送信され
たイメージ展開データから第3のチェックデータを作成
する手段と、上記イメージ展開処理回路から送信された
第1のチェックデータと第3のチェックデータを照合す
る第2の照合手段をプリンタ装置に設けることにより、
イメージ展開処理回路、プリンタ装置、チェックデータ
作成回路の内、異常を起こした回路を判定することが可
能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理図である。
【図2】本発明の実施例の回路構成を示す図である。
【図3】本発明の実施例のイメージ展開処理回路の構成
を示す図である。
【図4】本発明の実施例のチェックデータ作成回路の構
成を示す図である。
【図5】本発明の実施例のイメージメモリの構成を示す
図である。
【図6】本発明の実施例のプリンタ装置の構成を示す図
である。
【図7】プロセッサにおける異常箇所判定処理を示すフ
ローチャートである。
【符号の説明】
1 イメージ展開処理回路 1a イメージ展開処理手段 1b 第1のチェックデータを作成する手段 2 第2のチェックデータを作成するチェックデ
ータ作成回路 3 第1の照合手段 4 プリンタ装置 4a 第3のチェックデータを作成する手段 4b プリント機構 4c 第2の照合手段 5 判定手段 10 プリンタ制御回路 11 プロセッサ 12 メモリ 13 システムバス 20 プリンタ装置 14 イメージ展開処理回路 14a イメージ展開処理部 14b チェックデータ作成部 15 チェックデータ作成回路 15a イメージデータ展開処理部 15b チェックデータ作成部 16 コンペア・チェック回路 17 イメージバス 18 イメージメモリ 19 ラインバッファ 20a プリンタドライバ 20b プリント機構 20c チェックデータ作成部 20d コンペア・チェック回路 20e 動作制御回路 141,151,201 排他的論理和回路 142,152,202 チェックデータバッファ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コードデータをイメージデータに展開す
    るイメージ展開処理手段と、イメージ展開されたデータ
    から第1のチェックデータを作成する手段とを備えたイ
    メージ展開処理回路と、 上記イメージ展開処理回路において展開されるデータと
    同一のデータから第2のチェックデータを作成するチェ
    ックデータ作成回路と、 上記第1のチェックデータと第2のチェックデータを照
    合する第1の照合手段とを備え、 上記第1の照合手段の照合結果に基づきイメージ展開処
    理回路におけるイメージ展開処理動作の良否を判定する
    ことを特徴とする簡易二重化チェック機能を備えたイメ
    ージ展開処理装置。
  2. 【請求項2】 イメージ展開処理回路から送信されたイ
    メージ展開データから第3のチェックデータを作成する
    手段と、上記イメージ展開処理回路から送信された第1
    のチェックデータと、上記第3のチェックデータを照合
    する第2の照合手段と、上記イメージ展開データをプリ
    ントアウトする機構とを備えたプリンタ装置と、 上記第1の照合手段から送信された照合結果と、第2の
    照合手段の照合結果に基づき、イメージ展開処理回路、
    プリンタ装置、および、チェックデータ作成回路の良否
    を判定する判定手段を備えたことを特徴とする請求項1
    の簡易二重化チェック機能を備えたイメージ展開処理装
    置。
  3. 【請求項3】 上記判定手段は、第1の照合手段と第2
    の照合手段が共に不一致を検出したときイメージ展開処
    理回路が異常であると判定し、 第1の照合手段が不一致を検出せずに、第2の照合手段
    が不一致を検出したとき、プリンタ装置が異常と判別
    し、 第1の照合手段が不一致を検出し、第2の照合手段が不
    一致を検出しなかったとき、チェックデータ作成回路が
    異常であると判定することを特徴とする請求項2の簡易
    二重化チェック機能を備えたイメージ展開処理装置。
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