JP2682413B2 - プリンタ制御ソフトウェアの動作検証方法 - Google Patents
プリンタ制御ソフトウェアの動作検証方法Info
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- JP2682413B2 JP2682413B2 JP5320467A JP32046793A JP2682413B2 JP 2682413 B2 JP2682413 B2 JP 2682413B2 JP 5320467 A JP5320467 A JP 5320467A JP 32046793 A JP32046793 A JP 32046793A JP 2682413 B2 JP2682413 B2 JP 2682413B2
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- Test And Diagnosis Of Digital Computers (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は疑似プリンタ装置に関
し、特にプリンタ装置を制御するコンピュータ上の制御
ソフトウェアの機能，動作検証，および評価の自動化の
ための疑似プリンタ装置に関する。
し、特にプリンタ装置を制御するコンピュータ上の制御
ソフトウェアの機能，動作検証，および評価の自動化の
ための疑似プリンタ装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】特開平１−１０５７６０号公報は、印刷
用紙駆動用モータ、印字ヘッドなどの機構部品を接続す
る代わりに、電気的に等価な疑似回路を接続し自動的に
試験を行う試験器が提案されている。この技術では、ボ
ード１の駆動回路８および１０の動作を試験するために
疑似回路１４，１５の出力信号を活用する技術が示され
ている。但しパソコンを使用してソフトウェア処理が可
能でもある。
用紙駆動用モータ、印字ヘッドなどの機構部品を接続す
る代わりに、電気的に等価な疑似回路を接続し自動的に
試験を行う試験器が提案されている。この技術では、ボ
ード１の駆動回路８および１０の動作を試験するために
疑似回路１４，１５の出力信号を活用する技術が示され
ている。但しパソコンを使用してソフトウェア処理が可
能でもある。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら従来の装
置では、「用紙切れ」、「不慮の電源断」、「紙づま
り」等の障害状態を疑似的に作成し、試験することはで
きなかった。
置では、「用紙切れ」、「不慮の電源断」、「紙づま
り」等の障害状態を疑似的に作成し、試験することはで
きなかった。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明の第１の装置は、
プリンタ制御ソフトウェアを搭載したコンピュータに接
続された汎用プリンタインタフェース部と、この汎用プ
リンタインタフェース部との間でデータおよび制御信号
の受渡しをするデータ受信部と、このデータ受信部で受
信したデータを格納する受信バッファと、この受信バッ
ファに格納されたデータを前記汎用プリンタインタフェ
ース部以外の通信インタフェースを介して、前記コンピ
ュータ又は他のコンピュータに引渡す通信制御部とを含
む。
プリンタ制御ソフトウェアを搭載したコンピュータに接
続された汎用プリンタインタフェース部と、この汎用プ
リンタインタフェース部との間でデータおよび制御信号
の受渡しをするデータ受信部と、このデータ受信部で受
信したデータを格納する受信バッファと、この受信バッ
ファに格納されたデータを前記汎用プリンタインタフェ
ース部以外の通信インタフェースを介して、前記コンピ
ュータ又は他のコンピュータに引渡す通信制御部とを含
む。
【０００５】本発明の第２の装置は、前記コンピュータ
又は他のコンピュータから前記汎用プリンタインタフェ
ース部以外の通信インタフェースを介して制御指示を受
け、前記データ受信部で受信する制御信号を前記汎用プ
リンタインタフェース部に引渡す信号制御部を含む。
又は他のコンピュータから前記汎用プリンタインタフェ
ース部以外の通信インタフェースを介して制御指示を受
け、前記データ受信部で受信する制御信号を前記汎用プ
リンタインタフェース部に引渡す信号制御部を含む。
【０００６】
【実施例】次に本発明の一実施例について図面を参照し
て詳細に説明する。図１を参照すると、本発明の第１の
実施例は動作確認の対象となるプリント制御ソフトウェ
ア１１を搭載したコンピュータＡ１に対する動作確認を
することにある。
て詳細に説明する。図１を参照すると、本発明の第１の
実施例は動作確認の対象となるプリント制御ソフトウェ
ア１１を搭載したコンピュータＡ１に対する動作確認を
することにある。
【０００７】本発明の第１の実施例は動作確認対象のプ
リンタ制御ソフトウェア１１を搭載したコンピュータＡ
１に接続される汎用プリンタインタフェースケーブル
４，このインタフェースケーブル４からのデータを受入
れ、インタフェースケーブル４へデータを送信する汎用
プリンタインタフェース部２５，プリントデータ，ビジ
ー信号，データ受信時の肯定応答やデータ受信可／不可
状態信号，初期化信号，用紙切れ信号，およびプリンタ
装置電源監視信号等の各種制御信号を受け渡しするデー
タ受信部２１，このデータ受信部２１で受信したデータ
を格納するバッファ２２，この受信バッファ２２のデー
タをコンピュータＡ１または通信ケーブル５を介してコ
ンピュータＢ３へ送出する通信制御部２４を含む。
リンタ制御ソフトウェア１１を搭載したコンピュータＡ
１に接続される汎用プリンタインタフェースケーブル
４，このインタフェースケーブル４からのデータを受入
れ、インタフェースケーブル４へデータを送信する汎用
プリンタインタフェース部２５，プリントデータ，ビジ
ー信号，データ受信時の肯定応答やデータ受信可／不可
状態信号，初期化信号，用紙切れ信号，およびプリンタ
装置電源監視信号等の各種制御信号を受け渡しするデー
タ受信部２１，このデータ受信部２１で受信したデータ
を格納するバッファ２２，この受信バッファ２２のデー
タをコンピュータＡ１または通信ケーブル５を介してコ
ンピュータＢ３へ送出する通信制御部２４を含む。
【０００８】次に本発明の第１の実施例の動作について
図面を参照して詳細に説明する。
図面を参照して詳細に説明する。
【０００９】図１を参照すると、コンピュータＡ１上の
プリンタ制御ソフトウェア１１の動作確認を行う前に、
あらかじめ正常に動作することが確認されている別のコ
ンピュータ（図示せず）を、疑似プリンタ装置２に汎用
プリンタインタフェースケーブル４で接続しプリントデ
ータを出力する。出力されたデータは汎用プリンタイン
タフェースケーブル４および汎用プリンタインタフェー
ス部２５を介して、疑似プリンタ装置２内のデータ受信
部２１へ渡される。データ受信部２１は受けとったデー
タを遂次受信バッファ２２へ格納し、正常にデータを受
信した旨を示す肯定応答信号を汎用プリンタインタフェ
ース部２５および汎用プリンタインタフェースケーブル
４を介してコンピュータへ返す。コンピュータは引き続
きプリントデータを出力する。
プリンタ制御ソフトウェア１１の動作確認を行う前に、
あらかじめ正常に動作することが確認されている別のコ
ンピュータ（図示せず）を、疑似プリンタ装置２に汎用
プリンタインタフェースケーブル４で接続しプリントデ
ータを出力する。出力されたデータは汎用プリンタイン
タフェースケーブル４および汎用プリンタインタフェー
ス部２５を介して、疑似プリンタ装置２内のデータ受信
部２１へ渡される。データ受信部２１は受けとったデー
タを遂次受信バッファ２２へ格納し、正常にデータを受
信した旨を示す肯定応答信号を汎用プリンタインタフェ
ース部２５および汎用プリンタインタフェースケーブル
４を介してコンピュータへ返す。コンピュータは引き続
きプリントデータを出力する。
【００１０】こうして正常に動作することが既に確認さ
れているコンピュータが出力する正当なプリントデータ
が受信バッファ２２に次々と格納される。今、通信ケー
ブル５により疑似プリンタ装置２はコンピュータＢ３に
接続されている。この受信バッファ２２内の受信データ
は通信制御部２４により通信ケーブル５を介してコンピ
ュータＢ３へ送られ、コンピュータＢ３内のテストプロ
グラム３１により記憶装置３２へ格納される。これで正
常に動作することが既に確認されているコンピュータが
出力した正当なプリントデータは以降、プリンタ制御ソ
フトウェア１１の動作確認を行う際、の比較用データと
して用いられる。
れているコンピュータが出力する正当なプリントデータ
が受信バッファ２２に次々と格納される。今、通信ケー
ブル５により疑似プリンタ装置２はコンピュータＢ３に
接続されている。この受信バッファ２２内の受信データ
は通信制御部２４により通信ケーブル５を介してコンピ
ュータＢ３へ送られ、コンピュータＢ３内のテストプロ
グラム３１により記憶装置３２へ格納される。これで正
常に動作することが既に確認されているコンピュータが
出力した正当なプリントデータは以降、プリンタ制御ソ
フトウェア１１の動作確認を行う際、の比較用データと
して用いられる。
【００１１】なお、コンピュータＢ３の代わりにコンピ
ュータＡ１を用いて、１台のコンピュータで動作確認を
行うこともできる。
ュータＡ１を用いて、１台のコンピュータで動作確認を
行うこともできる。
【００１２】今、動作確認の対象となるコンピュータＡ
１と疑似プリンタ装置２とが汎用プリンタインタフェー
スケーブル４で接続され、さらに疑似プリンタ装置２が
通信ケーブル５でコンピュータＢ３に接続されていると
する。コンピュータＡ１上のプリンタ制御ソフトウェア
１１の動作を確認するため、プリンタ制御ソフトウェア
１１を動作させると、プリントデータが汎用プリンタイ
ンタフェースケーブル４を通じ、汎用プリンタインタフ
ェース部２５を介してデータ受信部２１に送られる。プ
リントデータを受けとったデータ受信部２１は、データ
を受信バッファ２２へ格納し、正常に格納できた場合は
肯定応答を汎用プリンタインタフェース部２５および汎
用プリンタインタフェースケーブル４を通じてプリンタ
制御ソフトウェア１１へ返す。肯定応答を受信したプリ
ンタ制御ソフトウェア１１は次のプリントデータを同様
にデータ受信部２１へ送り、データ受信部２１は受け取
ったプリントデータを受信バッファ２２へ格納する。一
方、通信制御部２４は受信バッファ２２内にデータがあ
ると、そのプリントデータを通信ケーブル５を通じてコ
ンピュータＢ３内のテストプログラム３１へ送る。テス
トプログラム３１は、送られてきたプリントデータと記
憶装置３２内の正当なプリントデータとを比較し、同一
のプリントデータが送られてきたか否かを判定すること
で、コンピュータＡ１上で動作しているプリンタ制御ソ
フトウェア１１が正しく動作しているか否かを確認す
る。なお、前述の通りコンピュータＢ３の代わりにコン
ピュータＡ１を用いて、１台のコンピュータで動作確認
を行うことも可能である。
１と疑似プリンタ装置２とが汎用プリンタインタフェー
スケーブル４で接続され、さらに疑似プリンタ装置２が
通信ケーブル５でコンピュータＢ３に接続されていると
する。コンピュータＡ１上のプリンタ制御ソフトウェア
１１の動作を確認するため、プリンタ制御ソフトウェア
１１を動作させると、プリントデータが汎用プリンタイ
ンタフェースケーブル４を通じ、汎用プリンタインタフ
ェース部２５を介してデータ受信部２１に送られる。プ
リントデータを受けとったデータ受信部２１は、データ
を受信バッファ２２へ格納し、正常に格納できた場合は
肯定応答を汎用プリンタインタフェース部２５および汎
用プリンタインタフェースケーブル４を通じてプリンタ
制御ソフトウェア１１へ返す。肯定応答を受信したプリ
ンタ制御ソフトウェア１１は次のプリントデータを同様
にデータ受信部２１へ送り、データ受信部２１は受け取
ったプリントデータを受信バッファ２２へ格納する。一
方、通信制御部２４は受信バッファ２２内にデータがあ
ると、そのプリントデータを通信ケーブル５を通じてコ
ンピュータＢ３内のテストプログラム３１へ送る。テス
トプログラム３１は、送られてきたプリントデータと記
憶装置３２内の正当なプリントデータとを比較し、同一
のプリントデータが送られてきたか否かを判定すること
で、コンピュータＡ１上で動作しているプリンタ制御ソ
フトウェア１１が正しく動作しているか否かを確認す
る。なお、前述の通りコンピュータＢ３の代わりにコン
ピュータＡ１を用いて、１台のコンピュータで動作確認
を行うことも可能である。
【００１３】次にこの汎用プリンタインタフェースケー
ブル４を介して授受される信号の動きを図２を参照して
詳細に説明する。
ブル４を介して授受される信号の動きを図２を参照して
詳細に説明する。
【００１４】図２を参照すると、疑似プリンタ装置２か
らビジー信号がコンピュータＡ１に送られる。当初ビジ
ー信号は“オン”状態にある。これは、プリンタ装置が
処理中であることを示す信号である。コンピュータＡ１
は、ビジー信号がオフ状態になるのを待ってプリントデ
ータをデータ信号として疑似プリンタ装置２に出力す
る。この出力はビジー信号のオフ状態への変化のみなら
ずデータ受信可／不可状態信号のオン状態、すなわちデ
ータ受信可状態であるときなされる。プリントデータを
受けた疑似プリンタ装置２は、プリントデータの処理を
開始するとともにビジー信号を“オン”状態にする。す
なわち与えられたプリントデータの印字処理をするため
である。これとともに図１に示される疑似プリンタ装置
２のデータ受信部２１は、プリントデータを正常に受け
た旨の肯定応答信号を“オン”状態にし、コンピュータ
Ａ１に返す。
らビジー信号がコンピュータＡ１に送られる。当初ビジ
ー信号は“オン”状態にある。これは、プリンタ装置が
処理中であることを示す信号である。コンピュータＡ１
は、ビジー信号がオフ状態になるのを待ってプリントデ
ータをデータ信号として疑似プリンタ装置２に出力す
る。この出力はビジー信号のオフ状態への変化のみなら
ずデータ受信可／不可状態信号のオン状態、すなわちデ
ータ受信可状態であるときなされる。プリントデータを
受けた疑似プリンタ装置２は、プリントデータの処理を
開始するとともにビジー信号を“オン”状態にする。す
なわち与えられたプリントデータの印字処理をするため
である。これとともに図１に示される疑似プリンタ装置
２のデータ受信部２１は、プリントデータを正常に受け
た旨の肯定応答信号を“オン”状態にし、コンピュータ
Ａ１に返す。
【００１５】次に本発明の第２の実施例について図面を
参照して詳細に説明する。本発明の第２の実施例は、第
１の実施例の構成要素に加えコンピュータＡ１又は別の
コンピュータＢ３から汎用プリンタインタフェースケー
ブル４とは別の通信ケーブル５を介して制御指示を受
け、ビジー信号，データ受信不可状態信号，用紙切れ信
号およびプリンタ装置電源監視信号等の各種制御信号を
制御し、汎用プリンタインタフェース部２５へ引き渡す
信号制御部２３を含む。
参照して詳細に説明する。本発明の第２の実施例は、第
１の実施例の構成要素に加えコンピュータＡ１又は別の
コンピュータＢ３から汎用プリンタインタフェースケー
ブル４とは別の通信ケーブル５を介して制御指示を受
け、ビジー信号，データ受信不可状態信号，用紙切れ信
号およびプリンタ装置電源監視信号等の各種制御信号を
制御し、汎用プリンタインタフェース部２５へ引き渡す
信号制御部２３を含む。
【００１６】次に本発明の第２の実施例の動作について
図面を参照して詳細に説明する。
図面を参照して詳細に説明する。
【００１７】図１を参照すると、通常プリンタ装置は用
紙へプリントデータを印字する際、用紙切れや不慮の電
源断、紙づまり等で障害状態となることが多く、その場
合の復旧制御処理機能もプリンタ制御ソフトウェア１１
側が持たなければならないが、この機能の動作確認を行
う場合について以下に説明する。今、前述と同様にコン
ピュータＡ１上のプリンタ制御ソフトウェア１１がプリ
ントデータを出力している状態で、コンピュータＢ３上
のテストプログラム３１から「プリンタ用紙切れ」、
「プリンタ紙づまり」、「プリンタ電源断」、「プリン
タビジー」および「プリンタ側データ受信不可状態」等
を表す疑似プリンタ状態データを通信ケーブル５を介し
て疑似プリンタ２内の通信制御部２４へ送る。疑似的な
プリンタの状態を示す前記データを受けとった通信制御
部２４はその疑似プリンタ状態データを信号制御部２３
へ引き渡す。信号制御部２３は受けとった疑似プリンタ
状態データの内容により「プリンタ用紙切れ」、「プリ
ンタ紙づまり」および「プリンタ電源断」他を示す信号
状態を疑似的に作り出すようデータ受信部２１に対して
指示し、データ受信部２１は汎用プリンタインタフェー
ス部２５および汎用プリンタインタフェースケーブル４
を通じて、その各種状態信号をコンピュータＡ１上のプ
リンタ制御ソフトウェア１１に通知する。プリンタ制御
ソフトウェア１１は受け取った信号状態を見て、疑似プ
リンタ装置２がどういう状態であるかを認識し、プリン
トデータの再送やプリンタ装置の初期化を出力したり、
疑似プリンタ装置２から障害復旧通知や用紙セット済通
知等が来るのを待つ。こうしてプリンタ制御ソフトウェ
ア１１は、各種のプリンタ障害状態に対応した動作でプ
リントデータを出力し続け、前述と同様の手順でプリン
トデータはコンピュータＢ３上のテストプログラム３１
へ送られ、そのプリントデータの正当性を記憶装置３２
内の正当なプリントデータと比較することで確認でき
る。なお、上述と同様にコンピュータＢ３の代わりにコ
ンピュータＡ１を用いて、１台のコンピュータでプリン
タ制御ソフトウェア１１の動作とテストプログラム３１
の動作を行うこともできる。
紙へプリントデータを印字する際、用紙切れや不慮の電
源断、紙づまり等で障害状態となることが多く、その場
合の復旧制御処理機能もプリンタ制御ソフトウェア１１
側が持たなければならないが、この機能の動作確認を行
う場合について以下に説明する。今、前述と同様にコン
ピュータＡ１上のプリンタ制御ソフトウェア１１がプリ
ントデータを出力している状態で、コンピュータＢ３上
のテストプログラム３１から「プリンタ用紙切れ」、
「プリンタ紙づまり」、「プリンタ電源断」、「プリン
タビジー」および「プリンタ側データ受信不可状態」等
を表す疑似プリンタ状態データを通信ケーブル５を介し
て疑似プリンタ２内の通信制御部２４へ送る。疑似的な
プリンタの状態を示す前記データを受けとった通信制御
部２４はその疑似プリンタ状態データを信号制御部２３
へ引き渡す。信号制御部２３は受けとった疑似プリンタ
状態データの内容により「プリンタ用紙切れ」、「プリ
ンタ紙づまり」および「プリンタ電源断」他を示す信号
状態を疑似的に作り出すようデータ受信部２１に対して
指示し、データ受信部２１は汎用プリンタインタフェー
ス部２５および汎用プリンタインタフェースケーブル４
を通じて、その各種状態信号をコンピュータＡ１上のプ
リンタ制御ソフトウェア１１に通知する。プリンタ制御
ソフトウェア１１は受け取った信号状態を見て、疑似プ
リンタ装置２がどういう状態であるかを認識し、プリン
トデータの再送やプリンタ装置の初期化を出力したり、
疑似プリンタ装置２から障害復旧通知や用紙セット済通
知等が来るのを待つ。こうしてプリンタ制御ソフトウェ
ア１１は、各種のプリンタ障害状態に対応した動作でプ
リントデータを出力し続け、前述と同様の手順でプリン
トデータはコンピュータＢ３上のテストプログラム３１
へ送られ、そのプリントデータの正当性を記憶装置３２
内の正当なプリントデータと比較することで確認でき
る。なお、上述と同様にコンピュータＢ３の代わりにコ
ンピュータＡ１を用いて、１台のコンピュータでプリン
タ制御ソフトウェア１１の動作とテストプログラム３１
の動作を行うこともできる。
【００１８】次に受信したプリントデータを疑似プリン
タ装置が処理し、印字中に用紙が切れた場合の動作を図
３を参照して詳細に説明する。
タ装置が処理し、印字中に用紙が切れた場合の動作を図
３を参照して詳細に説明する。
【００１９】図３を参照すると、第２の実施例では、疑
似プリンタ装置２からビジー信号がコンピュータＡ１に
送られる。コンピュータＡ１はビジー信号のオフ状態へ
の変化でかつ、用紙切れ信号のオフ状態およびデータ受
信可／不可状態の受信可を示すオン状態を確認してプリ
ントデータをデータ信号として疑似プリンタ装置２に出
力する。プリントデータを受けた疑似プリンタ装置２
は、プリントデータの印字処理を開始してビジー信号を
“オン”状態にする。これとともに疑似プリンタ装置２
のデータ受信部２１は、プリントデータを正常に受けた
旨の肯定応答信号を“オン”状態にし、コンピュータＡ
１に返す。受信したプリントデータを疑似プリンタ装置
２が処理し、印字中に用紙が切れた場合その時点で用紙
切れ信号がオン状態になり、データ受信可／不可状態信
号もオフ状態となる。ビジー信号はオン状態のままとな
るため、次のプリントデータは出力できない。用紙セッ
ト後、用紙切れ信号がオフ、データ受信可／不可状態信
号もオン状態（受信可状態）となり、プリントデータの
処理／印字が再開される。プリントデータの処理／印字
の終了に応答してビジー信号もオフ状態となり、次のプ
リントデータが出力される。
似プリンタ装置２からビジー信号がコンピュータＡ１に
送られる。コンピュータＡ１はビジー信号のオフ状態へ
の変化でかつ、用紙切れ信号のオフ状態およびデータ受
信可／不可状態の受信可を示すオン状態を確認してプリ
ントデータをデータ信号として疑似プリンタ装置２に出
力する。プリントデータを受けた疑似プリンタ装置２
は、プリントデータの印字処理を開始してビジー信号を
“オン”状態にする。これとともに疑似プリンタ装置２
のデータ受信部２１は、プリントデータを正常に受けた
旨の肯定応答信号を“オン”状態にし、コンピュータＡ
１に返す。受信したプリントデータを疑似プリンタ装置
２が処理し、印字中に用紙が切れた場合その時点で用紙
切れ信号がオン状態になり、データ受信可／不可状態信
号もオフ状態となる。ビジー信号はオン状態のままとな
るため、次のプリントデータは出力できない。用紙セッ
ト後、用紙切れ信号がオフ、データ受信可／不可状態信
号もオン状態（受信可状態）となり、プリントデータの
処理／印字が再開される。プリントデータの処理／印字
の終了に応答してビジー信号もオフ状態となり、次のプ
リントデータが出力される。
【００２０】
【発明の効果】本発明はコンピュータ上で動作するプリ
ンタ制御ソフトウェアが出力するプリンタ装置向けのデ
ータをあるコンピュータまたは他のコンピュータにて受
信し、プリンタ制御ソフトウェアが出力したデータが正
当なデータであるかと比較チェックすることができ、か
つ、プリンタ装置がとりうる各種状態を疑似的に作り出
すことにより正常時のみならずプリンタ装置の異常発生
時におけるプリンタ制御ソフトウェアの動作も自動的に
検討することができる。このため、コンピュータ上で動
作するプリンタ制御ソフトウェアの動作検証を実際のプ
リンタ装置および実際の用紙なしでかつ自動的に無人で
実施することができるという効果を有する。
ンタ制御ソフトウェアが出力するプリンタ装置向けのデ
ータをあるコンピュータまたは他のコンピュータにて受
信し、プリンタ制御ソフトウェアが出力したデータが正
当なデータであるかと比較チェックすることができ、か
つ、プリンタ装置がとりうる各種状態を疑似的に作り出
すことにより正常時のみならずプリンタ装置の異常発生
時におけるプリンタ制御ソフトウェアの動作も自動的に
検討することができる。このため、コンピュータ上で動
作するプリンタ制御ソフトウェアの動作検証を実際のプ
リンタ装置および実際の用紙なしでかつ自動的に無人で
実施することができるという効果を有する。
【図１】本発明の一実施例を示す図。
【図２】正常なデータ受信の動作を説明するための図。
【図３】プリント処理中用紙切れを発生したときの動作
を説明するための図。
を説明するための図。
１ コンピュータＡ ２ 疑似プリンタ装置 ３ コンピュータＢ ４ 汎用プリンタインタフェースケーブル ５ 通信ケーブル １１ プリンタ制御ソフトウェア ２１ データ受信部 ２２ 受信バッファ ２３ 信号制御部 ２４ 通信制御部 ２５ 汎用プリンタインタフェース部 ３１ テストプログラム ３２ 記憶装置
Claims (2)
- 【請求項１】 汎用プリンタインタフェース部と、この
汎用プリンタインタフェース部との間でデータおよび制
御信号の受渡しをするデータ受信部と、このデータ受信
部で受信したデータを格納する受信バッファと、この受
信バッファに格納されたデータをテストプログラムに引
渡す通信制御部とを含む疑似プリンタ装置において、正常に動作することが確認されているプリンタ制御ソフ
トウェアを搭載した第１のコンピュータを前記汎用プリ
ンタインタフェース部に接続して前記第１のコンピュー
タからのプリントデータを前記通信制御部を介して出力
するステップと、 動作確認の対象となるプリンタ制御ソフトウェアを搭載
した第２のコンピュータを前記汎用プリンタインタフェ
ース部に接続して前記第２のコンピュータからのプリン
トデータを前記通信制御部を介して出力するステップ
と、 前記第１のコンピュータによるプリントデータと前記第
２のコンピュータによるプリントデータとを比較するス
テップとを含むことを特徴とするプリンタ制御ソフトウ
ェアの動作検証方法 。 - 【請求項２】 汎用プリンタインタフェース部と、この
汎用プリンタインタフェース部との間でデータおよび制
御信号の受渡しをするデータ受信部と、このデータ受信
部で受信したデータを格納する受信バッファと、この受
信バッファに格納されたデータをテストプログラムに引
渡すとともに前記テストプログラムから疑似プリンタ状
態データを受取る通信制御部とを含む疑似プリンタ装置
において、正常に動作することが確認されているプリンタ制御ソフ
トウェアを搭載した第１のコンピュータを前記汎用プリ
ンタインタフェース部に接続して前記疑似プリンタ状態
データに対応した前記第１のコンピュータからのプリン
トデータを前記通信制御部を介して出力するステップ
と、 動作確認の対象となるプリンタ制御ソフトウェアを搭載
した第２のコンピュータを前記汎用プリンタインタフェ
ース部に接続して前記疑似プリンタ状態データに対応し
た前記第２のコンピュータからのプリントデータを前記
通信制御部を介 して出力するステップと、 前記第１のコンピュータによるプリントデータと前記第
２のコンピュータによるプリントデータとを比較するス
テップとを含むことを特徴とするプリンタ制御ソフトウ
ェアの動作検証方法 。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5320467A JP2682413B2 (ja) | 1993-12-20 | 1993-12-20 | プリンタ制御ソフトウェアの動作検証方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5320467A JP2682413B2 (ja) | 1993-12-20 | 1993-12-20 | プリンタ制御ソフトウェアの動作検証方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07175679A JPH07175679A (ja) | 1995-07-14 |
| JP2682413B2 true JP2682413B2 (ja) | 1997-11-26 |
Family
ID=18121782
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5320467A Expired - Lifetime JP2682413B2 (ja) | 1993-12-20 | 1993-12-20 | プリンタ制御ソフトウェアの動作検証方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2682413B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3384443B2 (ja) * | 1997-10-01 | 2003-03-10 | 横河電機株式会社 | 分散型制御システムの試験装置 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH01155442A (ja) * | 1987-12-11 | 1989-06-19 | Mitsubishi Electric Corp | シミュレーション装置 |
| JPH05143260A (ja) * | 1991-11-22 | 1993-06-11 | Hokuriku Nippon Denki Software Kk | プリンタシミユレータ装置 |
-
1993
- 1993-12-20 JP JP5320467A patent/JP2682413B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH07175679A (ja) | 1995-07-14 |
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