JPH10333992A - フラッシュメモリ書き込みデータ及びフラッシュメモリ搭載機器 - Google Patents
フラッシュメモリ書き込みデータ及びフラッシュメモリ搭載機器Info
- Publication number
- JPH10333992A JPH10333992A JP15309097A JP15309097A JPH10333992A JP H10333992 A JPH10333992 A JP H10333992A JP 15309097 A JP15309097 A JP 15309097A JP 15309097 A JP15309097 A JP 15309097A JP H10333992 A JPH10333992 A JP H10333992A
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- Japan
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- memory
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 フラッシュメモリの書き換え失敗やその
内容が破壊されているか否かの判断だけではなく、フラ
ッシュメモリ内のデータがその機器に適合するものか否
かをも判断できるようにしたフラッシュメモリ搭載機器
を提供する。 【解決手段】 ROM3内に格納されているプログラム
でフラッシュメモリ4のサム値がROM3内に持つ特定
の値と同じであることが確認された場合にだけフラッシ
ュメモリ4に書き込まれたプログラムを作動させる。
内容が破壊されているか否かの判断だけではなく、フラ
ッシュメモリ内のデータがその機器に適合するものか否
かをも判断できるようにしたフラッシュメモリ搭載機器
を提供する。 【解決手段】 ROM3内に格納されているプログラム
でフラッシュメモリ4のサム値がROM3内に持つ特定
の値と同じであることが確認された場合にだけフラッシ
ュメモリ4に書き込まれたプログラムを作動させる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ホスト装置からフ
ラッシュメモリ搭載機器に転送するフラッシュメモリ書
き込みデータ及び再書き込みが可能なフラッシュメモリ
を備え、このフラッシュメモリに書き込まれたプログラ
ムによって動作するプリンタ等のフラッシュメモリ搭載
機器に関する。
ラッシュメモリ搭載機器に転送するフラッシュメモリ書
き込みデータ及び再書き込みが可能なフラッシュメモリ
を備え、このフラッシュメモリに書き込まれたプログラ
ムによって動作するプリンタ等のフラッシュメモリ搭載
機器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、フラッシュメモリのチェック方法
として、特開平8−30517号に示されるように、フ
ラッシュメモリ内を非固定的なプログラムやデータが格
納されるデータ領域と、前記データ領域に格納されたプ
ログラムやデータを診断するためのチェックデータが格
納されるチェック領域とに分け、前記データ領域にデー
タを書き込むときにチェックデータを前記チェック領域
に書き込んでおいたり、初期診断の処理を簡単にするた
めに特定パターンを前記チェック領域に書き込むような
方法が取られている。
として、特開平8−30517号に示されるように、フ
ラッシュメモリ内を非固定的なプログラムやデータが格
納されるデータ領域と、前記データ領域に格納されたプ
ログラムやデータを診断するためのチェックデータが格
納されるチェック領域とに分け、前記データ領域にデー
タを書き込むときにチェックデータを前記チェック領域
に書き込んでおいたり、初期診断の処理を簡単にするた
めに特定パターンを前記チェック領域に書き込むような
方法が取られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来例にあっては、フラッシュメモリ上のデータ領域
のデータとチェック領域のチェックデータとが合致して
いれば、データ領域のデータは正しく書き込まれている
と判断されるようになっており、例えば、プログラムa
で動作する機器Aに対して、機器B用のプログラムbが
機器Aに書き込まれても前記フラッシュメモリに正常に
書き込まれれば、データ領域のデータとチェック領域の
チェックデータとは合致してしまい、機器Aはプログラ
ムbを正しいプログラムと判断してしまうという問題点
があった。また、上述したチェック領域上の特定パター
ンのみで判断しようとした場合、データ領域のデータが
一部破壊されていても検出できなくなってしまうという
問題点があった。
た従来例にあっては、フラッシュメモリ上のデータ領域
のデータとチェック領域のチェックデータとが合致して
いれば、データ領域のデータは正しく書き込まれている
と判断されるようになっており、例えば、プログラムa
で動作する機器Aに対して、機器B用のプログラムbが
機器Aに書き込まれても前記フラッシュメモリに正常に
書き込まれれば、データ領域のデータとチェック領域の
チェックデータとは合致してしまい、機器Aはプログラ
ムbを正しいプログラムと判断してしまうという問題点
があった。また、上述したチェック領域上の特定パター
ンのみで判断しようとした場合、データ領域のデータが
一部破壊されていても検出できなくなってしまうという
問題点があった。
【0004】本発明は上述した従来の技術の有するこの
ような問題点に鑑みてなされたものであり、その第1の
目的とするところは、フラッシュメモリの書き換え失敗
やその内容が破壊されているか否かの判断だけではな
く、フラッシュメモリ内のデータがその機器に適合する
ものか否かをも判断できるようにしたフラッシュメモリ
書き込みデータを提供しようとするものである。
ような問題点に鑑みてなされたものであり、その第1の
目的とするところは、フラッシュメモリの書き換え失敗
やその内容が破壊されているか否かの判断だけではな
く、フラッシュメモリ内のデータがその機器に適合する
ものか否かをも判断できるようにしたフラッシュメモリ
書き込みデータを提供しようとするものである。
【0005】また、本発明の第2の目的とするところ
は、フラッシュメモリの書き換え失敗やその内容が破壊
されているか否かの判断だけではなく、フラッシュメモ
リ内のデータがその機器に適合するものか否かをも判断
できるようにしたフラッシュメモリ搭載機器を提供しよ
うとするものである。
は、フラッシュメモリの書き換え失敗やその内容が破壊
されているか否かの判断だけではなく、フラッシュメモ
リ内のデータがその機器に適合するものか否かをも判断
できるようにしたフラッシュメモリ搭載機器を提供しよ
うとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記第1の目的を達成す
るために請求項1記載のフラッシュメモリ書き込みデー
タは、ホスト装置からフラッシュメモリ搭載機器に転送
するフラッシュメモリ書き込みデータであって、サム値
調整データを任意の領域に持ち且つ前記サム値調整デー
タを含んだフラッシュメモリ内のデータのサム値が特定
の値となるように前記サム値調整データが設定されてい
ることを特徴とする。
るために請求項1記載のフラッシュメモリ書き込みデー
タは、ホスト装置からフラッシュメモリ搭載機器に転送
するフラッシュメモリ書き込みデータであって、サム値
調整データを任意の領域に持ち且つ前記サム値調整デー
タを含んだフラッシュメモリ内のデータのサム値が特定
の値となるように前記サム値調整データが設定されてい
ることを特徴とする。
【0007】また、上記第1の目的を達成するために請
求項2記載のフラッシュメモリ書き込みデータは、請求
項1記載のフラッシュメモリ書き込みデータにおいて、
前記ホスト装置はコンピュータであることを特徴とす
る。
求項2記載のフラッシュメモリ書き込みデータは、請求
項1記載のフラッシュメモリ書き込みデータにおいて、
前記ホスト装置はコンピュータであることを特徴とす
る。
【0008】また、上記第1の目的を達成するために請
求項3記載のフラッシュメモリ書き込みデータは、請求
項1記載のフラッシュメモリ書き込みデータにおいて、
前記フラッシュメモリ搭載機器はプリンタであることを
特徴とする。
求項3記載のフラッシュメモリ書き込みデータは、請求
項1記載のフラッシュメモリ書き込みデータにおいて、
前記フラッシュメモリ搭載機器はプリンタであることを
特徴とする。
【0009】また、上記第2の目的を達成するために請
求項4記載のフラッシュメモリ搭載機器は、ホスト装置
とのデータの受け渡しが可能な通信制御部と、読み出し
専用のメモリと、再書き込みが可能なフラッシュメモリ
とを備え、前記フラッシュメモリに書き込まれたプログ
ラムによって動作するフラッシュメモリ搭載機器であっ
て、前記読み出し専用のメモリ内に格納されているプロ
グラムで前記フラッシュメモリのサム値が前記読み出し
専用のメモリ内に持つ特定の値と同じであることが確認
された場合にだけ前記フラッシュメモリに書き込まれた
プログラムを作動させることを特徴とする。
求項4記載のフラッシュメモリ搭載機器は、ホスト装置
とのデータの受け渡しが可能な通信制御部と、読み出し
専用のメモリと、再書き込みが可能なフラッシュメモリ
とを備え、前記フラッシュメモリに書き込まれたプログ
ラムによって動作するフラッシュメモリ搭載機器であっ
て、前記読み出し専用のメモリ内に格納されているプロ
グラムで前記フラッシュメモリのサム値が前記読み出し
専用のメモリ内に持つ特定の値と同じであることが確認
された場合にだけ前記フラッシュメモリに書き込まれた
プログラムを作動させることを特徴とする。
【0010】また、上記第2の目的を達成するために請
求項5記載のフラッシュメモリ搭載機器は、請求項4記
載のフラッシュメモリ搭載機器において、前記ホスト装
置はコンピュータであることを特徴とする。
求項5記載のフラッシュメモリ搭載機器は、請求項4記
載のフラッシュメモリ搭載機器において、前記ホスト装
置はコンピュータであることを特徴とする。
【0011】また、上記第2の目的を達成するために請
求項6記載のフラッシュメモリ搭載機器は、請求項4記
載のフラッシュメモリ搭載機器において、前記読み出し
専用のメモリは、ROM(リードオンリーメモリ)であ
ることを特徴とする。
求項6記載のフラッシュメモリ搭載機器は、請求項4記
載のフラッシュメモリ搭載機器において、前記読み出し
専用のメモリは、ROM(リードオンリーメモリ)であ
ることを特徴とする。
【0012】また、上記第2の目的を達成するために請
求項7記載のフラッシュメモリ搭載機器は、請求項4記
載のフラッシュメモリ搭載機器において、前記フラッシ
ュメモリ搭載機器はプリンタであることを特徴とする。
求項7記載のフラッシュメモリ搭載機器は、請求項4記
載のフラッシュメモリ搭載機器において、前記フラッシ
ュメモリ搭載機器はプリンタであることを特徴とする。
【0013】また、上記第2の目的を達成するために請
求項8記載のフラッシュメモリ搭載機器は、ホスト装置
とのデータの受け渡しが可能な通信制御部と、読み出し
専用のメモリと、再書き込みが可能なフラッシュメモリ
とを備え、前記フラッシュメモリに書き込まれたプログ
ラムによって動作するフラッシュメモリ搭載機器であっ
て、前記読み出し専用のメモリ内に格納されているプロ
グラムで前記フラッシュメモリのサム値が前記読み出し
専用のメモリ内に持つ特定の値と同じであることが確認
されなかった場合には、前記読み出し専用のメモリ内に
格納されている前記ホスト装置と前記通信制御部を介し
てオンラインで前記フラッシュメモリの書き換えを制御
するプログラムを作動させることを特徴とする。
求項8記載のフラッシュメモリ搭載機器は、ホスト装置
とのデータの受け渡しが可能な通信制御部と、読み出し
専用のメモリと、再書き込みが可能なフラッシュメモリ
とを備え、前記フラッシュメモリに書き込まれたプログ
ラムによって動作するフラッシュメモリ搭載機器であっ
て、前記読み出し専用のメモリ内に格納されているプロ
グラムで前記フラッシュメモリのサム値が前記読み出し
専用のメモリ内に持つ特定の値と同じであることが確認
されなかった場合には、前記読み出し専用のメモリ内に
格納されている前記ホスト装置と前記通信制御部を介し
てオンラインで前記フラッシュメモリの書き換えを制御
するプログラムを作動させることを特徴とする。
【0014】また、上記第2の目的を達成するために請
求項9記載のフラッシュメモリ搭載機器は、請求項8記
載のフラッシュメモリ搭載機器において、前記ホスト装
置はコンピュータであることを特徴とする。
求項9記載のフラッシュメモリ搭載機器は、請求項8記
載のフラッシュメモリ搭載機器において、前記ホスト装
置はコンピュータであることを特徴とする。
【0015】また、上記第2の目的を達成するために請
求項10記載のフラッシュメモリ搭載機器は、請求項8
記載のフラッシュメモリ搭載機器において、前記読み出
し専用のメモリは、ROM(リードオンリーメモリ)で
あることを特徴とする。
求項10記載のフラッシュメモリ搭載機器は、請求項8
記載のフラッシュメモリ搭載機器において、前記読み出
し専用のメモリは、ROM(リードオンリーメモリ)で
あることを特徴とする。
【0016】また、上記第2の目的を達成するために請
求項11記載のフラッシュメモリ搭載機器は、請求項8
記載のフラッシュメモリ搭載機器において、前記フラッ
シュメモリ搭載機器はプリンタであることを特徴とす
る。
求項11記載のフラッシュメモリ搭載機器は、請求項8
記載のフラッシュメモリ搭載機器において、前記フラッ
シュメモリ搭載機器はプリンタであることを特徴とす
る。
【0017】また、上記第2の目的を達成するために請
求項12記載のフラッシュメモリ搭載機器は、仕様の異
なるフラッシュメモリ搭載機器において、その機種毎に
異なった特定のサム値でフラッシュメモリのデータをチ
ェックすることを特徴とする。
求項12記載のフラッシュメモリ搭載機器は、仕様の異
なるフラッシュメモリ搭載機器において、その機種毎に
異なった特定のサム値でフラッシュメモリのデータをチ
ェックすることを特徴とする。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態を図
面に基づき説明する。図1は、本発明の一実施の形態に
係るフラッシュメモリ搭載機器の構成を示すブロック図
である。図1中、1はCPU(中央演算処理装置)で、
フラッシュメモリ搭載機器全体の制御を司るものであ
る。2はROM(リードオンリーメモリ)で、CPU1
で用いられる固定的なプログラムが格納されている。3
はRAM(ランダムアクセスメモリ)で、CPU1の処
理過程で発生するデータ等を一時的に保存するメモリで
ある。4はフラッシュメモリで、非固定的なプログラム
やデータが格納されるメモリである。5は通信制御部
で、図示しないコンピュータ等のホスト装置とのデータ
の通信を行うものである。
面に基づき説明する。図1は、本発明の一実施の形態に
係るフラッシュメモリ搭載機器の構成を示すブロック図
である。図1中、1はCPU(中央演算処理装置)で、
フラッシュメモリ搭載機器全体の制御を司るものであ
る。2はROM(リードオンリーメモリ)で、CPU1
で用いられる固定的なプログラムが格納されている。3
はRAM(ランダムアクセスメモリ)で、CPU1の処
理過程で発生するデータ等を一時的に保存するメモリで
ある。4はフラッシュメモリで、非固定的なプログラム
やデータが格納されるメモリである。5は通信制御部
で、図示しないコンピュータ等のホスト装置とのデータ
の通信を行うものである。
【0019】図2は、4Kバイトのフラッシュメモリ4
用の書き込みデータの一例を示す図であり、本例では、
サム値をバイト単位のデータの総和としたため、サム値
調整データ領域は、1バイトとなっている。また、サム
値調整データ領域は、本例では最終アドレス(FFF番
地)となっているが、プログラムとプログラムのつなぎ
目等の開いている領域であればどこでも良い。
用の書き込みデータの一例を示す図であり、本例では、
サム値をバイト単位のデータの総和としたため、サム値
調整データ領域は、1バイトとなっている。また、サム
値調整データ領域は、本例では最終アドレス(FFF番
地)となっているが、プログラムとプログラムのつなぎ
目等の開いている領域であればどこでも良い。
【0020】サム値調整データの設定方法であるが、デ
ータの総和、即ちサム値をある特定の値、仮に「55」
となるようにする場合を例にして説明する。まず、サム
値調整データを「0」にして先頭アドレス(0番地)か
ら最終アドレス(FFF番地)までのデータのサム値を
求め、その結果が「21」であったとすれば「55−2
1=34」、即ち「34」のデータをサム値調整データ
領域に設定すれば、サム値は「55」となる。
ータの総和、即ちサム値をある特定の値、仮に「55」
となるようにする場合を例にして説明する。まず、サム
値調整データを「0」にして先頭アドレス(0番地)か
ら最終アドレス(FFF番地)までのデータのサム値を
求め、その結果が「21」であったとすれば「55−2
1=34」、即ち「34」のデータをサム値調整データ
領域に設定すれば、サム値は「55」となる。
【0021】次に、本実施の形態に係るフラッシュメモ
リ搭載機器の動作を図3に基づき説明する。図3は、本
実施の形態に係るフラッシュメモリ搭載機器のROM2
内に格納されているプログラムによりフラッシュメモリ
搭載機器の電源オン時等のフラッシュメモリ診断時の動
作の流れを示すフローチャートである。この図3に示す
処理は、前記プログラムに従ってCPU1により実行さ
れる。
リ搭載機器の動作を図3に基づき説明する。図3は、本
実施の形態に係るフラッシュメモリ搭載機器のROM2
内に格納されているプログラムによりフラッシュメモリ
搭載機器の電源オン時等のフラッシュメモリ診断時の動
作の流れを示すフローチャートである。この図3に示す
処理は、前記プログラムに従ってCPU1により実行さ
れる。
【0022】まず、フラッシュメモリ搭載機器の電源が
オンすると、ステップS301でフラッシュメモリ4の
サム値を計算し、次のステップS302で前記ステップ
S301において求めたサム値とROM2内にある本フ
ラッシュメモリ搭載機器固有の特定値とが一致している
か否かを判別する。そして、前記サム値と前記特定値と
が一致していれば、ステップS303へ進んでフラッシ
ュメモリ4内のプログラムを作動させ、本フラッシュメ
モリ搭載機器全体の制御を行った後、本処理動作を終了
する。
オンすると、ステップS301でフラッシュメモリ4の
サム値を計算し、次のステップS302で前記ステップ
S301において求めたサム値とROM2内にある本フ
ラッシュメモリ搭載機器固有の特定値とが一致している
か否かを判別する。そして、前記サム値と前記特定値と
が一致していれば、ステップS303へ進んでフラッシ
ュメモリ4内のプログラムを作動させ、本フラッシュメ
モリ搭載機器全体の制御を行った後、本処理動作を終了
する。
【0023】また、前記2において前記サム値と前記特
定値とが一致していなければ、フラッシュメモリ4の異
常、若しくは本フラッシュメモリ搭載機器に適合しない
プログラムがフラッシュメモリ4内に存在しているの
で、ステップS304へ進んで通信制御部5を介してホ
スト装置にフラッシュメモリ4の書き込み要求信号を送
信する。次に、ステップS305でホスト装置からフラ
ッシュメモリ書き込みデータが送られてきたか否かを送
られてくるまで判別する。そして、ホスト装置からフラ
ッシュメモリ書き込みデータが送られてきた場合は、ス
テップS306へ進んでフラッシュメモリ書き込みデー
タを受信し、次のステップS307で前記ステップS3
06において受信したフラッシュメモリ書き込みデータ
をフラッシュメモリ4に書き込む。次に、ステップS3
08で全ての書き込みデータが終了したか否かを判別
し、終了しなければ前記ステップS306へ戻り、終了
した場合は前記ステップS302へ戻り、再度フラッシ
ュメモリ4の診断を行う。
定値とが一致していなければ、フラッシュメモリ4の異
常、若しくは本フラッシュメモリ搭載機器に適合しない
プログラムがフラッシュメモリ4内に存在しているの
で、ステップS304へ進んで通信制御部5を介してホ
スト装置にフラッシュメモリ4の書き込み要求信号を送
信する。次に、ステップS305でホスト装置からフラ
ッシュメモリ書き込みデータが送られてきたか否かを送
られてくるまで判別する。そして、ホスト装置からフラ
ッシュメモリ書き込みデータが送られてきた場合は、ス
テップS306へ進んでフラッシュメモリ書き込みデー
タを受信し、次のステップS307で前記ステップS3
06において受信したフラッシュメモリ書き込みデータ
をフラッシュメモリ4に書き込む。次に、ステップS3
08で全ての書き込みデータが終了したか否かを判別
し、終了しなければ前記ステップS306へ戻り、終了
した場合は前記ステップS302へ戻り、再度フラッシ
ュメモリ4の診断を行う。
【0024】
【発明の効果】以上詳述したように本発明のフラッシュ
メモリ書き込みデータによれば、フラッシュメモリのサ
ム値が特定の値にならない場合、即ちフラッシュメモリ
の書き込みミス、データの破壊、適合しないプログラム
の書き込みを容易且つ確実に検出することができるとい
う効果を奏する。
メモリ書き込みデータによれば、フラッシュメモリのサ
ム値が特定の値にならない場合、即ちフラッシュメモリ
の書き込みミス、データの破壊、適合しないプログラム
の書き込みを容易且つ確実に検出することができるとい
う効果を奏する。
【0025】また、プリンタ等のフラッシュメモリ搭載
機器においては、固定的なプログラムが格納される読み
出し専用のメモリ(ROM)は、小型化を図るためAS
IC(特定用途向け集積回路)等に内蔵される場合が多
く、読み出し専用のメモリ内のプログラムは単純且つサ
イズも小さい方が好ましい。この点においても、本発明
のフラッシュメモリ搭載機器によれば、ホスト装置か転
送されてくるフラッシュメモリ書き込みデータをデータ
領域やチェック領域を意識、若しくは演算する必要なし
に、そのままフラッシュメモリに書き込めば良く、ま
た、フラッシュメモリのチェック時にもデータ領域やチ
ェック領域を意識せずにサム値を計算し、比較するだけ
の簡単なものとなり、読み出し専用のメモリのサイズも
小さくなるという効果を奏する。
機器においては、固定的なプログラムが格納される読み
出し専用のメモリ(ROM)は、小型化を図るためAS
IC(特定用途向け集積回路)等に内蔵される場合が多
く、読み出し専用のメモリ内のプログラムは単純且つサ
イズも小さい方が好ましい。この点においても、本発明
のフラッシュメモリ搭載機器によれば、ホスト装置か転
送されてくるフラッシュメモリ書き込みデータをデータ
領域やチェック領域を意識、若しくは演算する必要なし
に、そのままフラッシュメモリに書き込めば良く、ま
た、フラッシュメモリのチェック時にもデータ領域やチ
ェック領域を意識せずにサム値を計算し、比較するだけ
の簡単なものとなり、読み出し専用のメモリのサイズも
小さくなるという効果を奏する。
【0026】更に、本発明のフラッシュメモリ搭載機器
によれば、予めフラッシュメモリ書き込みデータ内に埋
め込まれるサム値調整データは、前記フラッシュメモリ
書き込みデータ内であればどこに存在しても良いので、
フラッシュメモリに格納するプログラムを効率的に作成
することができるという効果を奏する。
によれば、予めフラッシュメモリ書き込みデータ内に埋
め込まれるサム値調整データは、前記フラッシュメモリ
書き込みデータ内であればどこに存在しても良いので、
フラッシュメモリに格納するプログラムを効率的に作成
することができるという効果を奏する。
【図1】本発明の第1の実施の形態に係るフラッシュメ
モリ搭載機器の構成を示すブロック図である。
モリ搭載機器の構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態に係るフラッシュメ
モリ搭載機器によるフラッシュメモリ書き込みデータの
一例を示す図である。
モリ搭載機器によるフラッシュメモリ書き込みデータの
一例を示す図である。
【図3】本発明の第1の実施の形態に係るフラッシュメ
モリ搭載機器の動作の流れを示すフローチャートであ
る。
モリ搭載機器の動作の流れを示すフローチャートであ
る。
1 CPU 2 ROM 3 RAM 4 フラッシュメモリ 5 通信制御部
Claims (12)
- 【請求項1】 ホスト装置からフラッシュメモリ搭載機
器に転送するフラッシュメモリ書き込みデータであっ
て、サム値調整データを任意の領域に持ち且つ前記サム
値調整データを含んだフラッシュメモリ内のデータのサ
ム値が特定の値となるように前記サム値調整データが設
定されていることを特徴とするフラッシュメモリ書き込
みデータ。 - 【請求項2】 前記ホスト装置はコンピュータであるこ
とを特徴とする請求項1記載のフラッシュメモリ書き込
みデータ。 - 【請求項3】 前記フラッシュメモリ搭載機器はプリン
タであることを特徴とする請求項1記載のフラッシュメ
モリ書き込みデータ。 - 【請求項4】 ホスト装置とのデータの受け渡しが可能
な通信制御部と、読み出し専用のメモリと、再書き込み
が可能なフラッシュメモリとを備え、前記フラッシュメ
モリに書き込まれたプログラムによって動作するフラッ
シュメモリ搭載機器であって、前記読み出し専用のメモ
リ内に格納されているプログラムで前記フラッシュメモ
リのサム値が前記読み出し専用のメモリ内に持つ特定の
値と同じであることが確認された場合にだけ前記フラッ
シュメモリに書き込まれたプログラムを作動させること
を特徴とするフラッシュメモリ搭載機器。 - 【請求項5】 前記ホスト装置はコンピュータであるこ
とを特徴とする請求項4記載のフラッシュメモリ搭載機
器。 - 【請求項6】 前記読み出し専用のメモリは、ROM
(リードオンリーメモリ)であることを特徴とする請求
項4記載のフラッシュメモリ搭載機器。 - 【請求項7】 前記フラッシュメモリ搭載機器はプリン
タであることを特徴とする請求項4記載のフラッシュメ
モリ搭載機器。 - 【請求項8】 ホスト装置とのデータの受け渡しが可能
な通信制御部と、読み出し専用のメモリと、再書き込み
が可能なフラッシュメモリとを備え、前記フラッシュメ
モリに書き込まれたプログラムによって動作するフラッ
シュメモリ搭載機器であって、前記読み出し専用のメモ
リ内に格納されているプログラムで前記フラッシュメモ
リのサム値が前記読み出し専用のメモリ内に持つ特定の
値と同じであることが確認されなかった場合には、前記
読み出し専用のメモリ内に格納されている前記ホスト装
置と前記通信制御部を介してオンラインで前記フラッシ
ュメモリの書き換えを制御するプログラムを作動させる
ことを特徴とするフラッシュメモリ搭載機器。 - 【請求項9】 前記ホスト装置はコンピュータであるこ
とを特徴とする請求項8記載のフラッシュメモリ搭載機
器。 - 【請求項10】 前記読み出し専用のメモリは、ROM
(リードオンリーメモリ)であることを特徴とする請求
項8記載のフラッシュメモリ搭載機器。 - 【請求項11】 前記フラッシュメモリ搭載機器はプリ
ンタであることを特徴とする請求項7記載のフラッシュ
メモリ搭載機器。 - 【請求項12】 仕様の異なるフラッシュメモリ搭載機
器において、その機種毎に異なった特定のサム値でフラ
ッシュメモリのデータをチェックすることを特徴とする
フラッシュメモリ搭載機器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15309097A JPH10333992A (ja) | 1997-05-28 | 1997-05-28 | フラッシュメモリ書き込みデータ及びフラッシュメモリ搭載機器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15309097A JPH10333992A (ja) | 1997-05-28 | 1997-05-28 | フラッシュメモリ書き込みデータ及びフラッシュメモリ搭載機器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10333992A true JPH10333992A (ja) | 1998-12-18 |
Family
ID=15554759
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15309097A Pending JPH10333992A (ja) | 1997-05-28 | 1997-05-28 | フラッシュメモリ書き込みデータ及びフラッシュメモリ搭載機器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10333992A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7299315B2 (en) | 2003-04-02 | 2007-11-20 | Nisca Corporation | Control device including connecting device for rewriting memory region |
JP2013050839A (ja) * | 2011-08-31 | 2013-03-14 | Nec Computertechno Ltd | 情報処理装置、情報処理方法、及び情報処理プログラム |
-
1997
- 1997-05-28 JP JP15309097A patent/JPH10333992A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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