JPH09198777A - ディスク判別方法及びディスク再生装置 - Google Patents

ディスク判別方法及びディスク再生装置

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JPH09198777A
JPH09198777A JP2477196A JP2477196A JPH09198777A JP H09198777 A JPH09198777 A JP H09198777A JP 2477196 A JP2477196 A JP 2477196A JP 2477196 A JP2477196 A JP 2477196A JP H09198777 A JPH09198777 A JP H09198777A
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JP
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disc
optical pickup
disk
dvd
signal
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JP2477196A
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Tatsuo Isa
達夫 伊佐
Kazunari Kato
一成 加藤
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Alpine Electronics Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 CD(Compact Disk)やDVD(Digital Ve
rsatile Disk)などディスクの種類を自動的に判別する
ことができるディスク判別方法及びディスク再生装置を
提供する。 【解決手段】 まず、光ピックアップ3をディスク1の
半径方向に移動させる。光ピックアップ3が取付けられ
たスレッドがスイッチ15に接触してスイッチ15から
信号が出力されると、カウンタ32をリセットし、スレ
ッドがスイッチ16に接触してスイッチ16から信号が
出力されるまで光ピックアップ3をディスク1の半径方
向に移動させる。このとき、カウンタ32により光ピッ
クアップ3移動した間に存在するトラック数をカウント
し、トラックピッチを算出する。その結果に基づき、デ
ィスク1がCDであるか、DVDであるかを判別する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、装填されたディス
クがCD(Compact Disk)であるかDVD(Digital Ve
rsatile Disk)であるかなどディスクの種類を自動的に
判別するディスク判別方法及びディスク再生装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】CDは、高音質であるとともに曲の頭出
しが容易であり、耐久性が高く、再生を繰り返しても音
質の劣化がないなど、従来のレコードやカセットテープ
にない優れた特長を有している。そして、CDを再生す
るCD再生装置は、車載オーディオ装置にも広く普及し
ている。
【0003】また、近年、CDとほぼ同一形状で長時間
の映像の記録が可能なDVDが開発されている。DVD
は、CDと同様に光ピックアップによりディスクから情
報を読み出すものであり、CDとDVDとの両方を再生
できるCD/DVD再生装置が要望されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、CDと
DVDとでは光ピックアップで読み出した信号の処理や
ディスクの線速度が異なるため、CD/DVD再生装置
では、装置に装填されたディスクがCDかDVDかを判
別して回路を切換える必要がある。以上から本発明の目
的は、搭載されたディスクがCDであるかDVDである
かなどディスクの種類を自動的に判別できるディスク判
別方法及びディスク再生装置を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記した課題は、装填さ
れたディスクの半径方向に光ピックアップを一定の距離
移動させ、前記光ピックアップの出力に基づき前記一定
の距離の間に存在するトラック数を計数して、その計数
結果に基づき前記ディスクの種類を判別することを特徴
とするディスク判別方法により解決する。
【0006】また、上記した課題は、装填されたディス
クに光を照射してその反射光により前記ディスクから情
報を読み出す光ピックアップと、この光ピックアップを
前記ディスクの半径方向に一定の距離移動させるピック
アップ移動手段と、前記光ピックアップが移動する間に
前記一定の距離間に存在するトラック数を計数するトラ
ック計数手段と、このトラック計数手段による計数結果
に基づき前記ディスクの種類を判別するディスク判別手
段とを有することを特徴とするディスク再生装置により
解決する。
【0007】本発明においては、ディスクの種類により
トラックピッチが異なることを利用してディスクの種類
を判別する。例えば、CDのトラックピッチは1.6μ
m、DVDのトラックピッチは0.74μmに規格化さ
れている。そこで、本発明においては、装置に装填され
たディスクの半径方向に光ピックアップを一定の距離移
動させ、光ピックアップの出力に基づいて前記一定の距
離の間に存在するトラック数を計数する。そして、例え
ば、光ピックアップの移動距離をトラック数で除してト
ラックピッチを算出し、その算出したトラックピッチが
約1.6μmであればディスクがCDであると判定し、
算出したトラックピッチが約0.74μmであればディ
スクがDVDであると判定する。
【0008】このようにして、本発明によれば、比較的
容易に且つ正確にディスクの種類を判別することができ
る。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、添付の図面を参照して説明する。 (第1の実施形態)図1は本発明の第1の実施形態に係
るディスク再生装置を示すブロック図である。
【0010】1は装置に装填されたディスクであり、C
D又はDVDである。6はディスク1の装填又は取り外
しの際にディスクトレイ(図示せず)を駆動するローデ
ィングモータであり、7は該ローディングモータ6に駆
動電力を供給するドライバである。2はディスク1を回
転させるスピンドルモータである。また、3は、ディス
ク1にレーザ光を照射し、その反射光によってディスク
1に記録されたデータを読み出す光ピックアップであ
り、4は光ピックアップ3が取付けられたスレッド(図
示せず)をディスク1の半径方向に移動させるスレッド
モータである。5は、スピンドルモータ2及びスレッド
モータ4を駆動制御すると共に、光ピックアップ3のト
ラッキング及びフォーカスサーチを行うドライバであ
る。また、9は、ドライバ5を制御するサーボデジタル
シグナルプロセッサ(以下、サーボDSPという)であ
る。このサーボDSP9は、ディスク1がCDかDVD
かに応じてドライバ5を制御し、例えばディスク1の光
ピックアップ3に対する線速度をCD用又はDVD用に
切換える。
【0011】15,16はディスク1の半径方向に一定
の距離だけ離隔して配設されたスイッチである。光ピッ
クアップ3が取付けられたスレッドをディスク1の半径
方向に移動させると、これらのスイッチ15,16に前
記スレッドが順に接触して、スイッチ15,16から信
号が出力される。なお、これらのスイッチ15,16
は、光ピックアップ3がディスク1のプログラム記録領
域を移動する際に、スレッドと接触するように配置され
る。CDのプログラム記録領域はディスク中心から25
mmの位置から58mmまでの範囲であり、DVDのプ
ログラム記録領域は、ディスク中心から24mmの位置
から58mmまでの範囲である。従って、スイッチ1
5,16は、ディスク中心から25mmの位置から58
mmまでの範囲を光ピックアップ3が移動する際にスレ
ッドに接触するように配置する。また、スイッチ15,
16間の間隔が著しく小さいと誤動作するおそれがあ
り、過度に大きすぎると判別に長時間かかる。このた
め、スイッチ15,16の間隔は1mm程度とすること
が好ましい。
【0012】8は、光ピックアップ3から出力された信
号を増幅して次段へ伝達するヘッドアンプであり、この
ヘッドアンプ8の出力は、ディスク1がCDかDVDか
により、後述するCD信号処理回路11又はDVD信号
処理回路21のいずれか一方で処理される。また、ヘッ
ドアンプ8の出力はサーボDSP9に入力され、フォー
カスサーチ、トラッキング等の制御に使用される。
【0013】31はヘッドアンプ8の出力信号を波形整
形する波形整形回路であり、32は該波形整形回路31
から出力される信号に基づき、トラック数を計数するカ
ウンタである。光ピックアップ3がディスク1の半径方
向に移動する際には、図2(a)に示すように、光ピッ
クアップのビームがトラック1aを横切る毎に変調を受
ける信号(RF)がヘッドアンプ8から出力される。波
形整形回路31は、この信号から高周波成分を除去し、
更に波形整形して、図2(b)に示すように1周期が1
トラックに対応するパルス信号を出力する。カウンタ3
2は、後述するマイクロコンピュータ30からの信号に
基づき、このパルス信号のカウントの開始及び停止、カ
ウント値の出力及びリセットを行う。
【0014】11は、ディスク1がCDと判定された場
合にヘッドアンプ8の出力信号を処理するCD信号処理
回路である。このCD信号処理回路11は、ヘッドアン
プ8から出力されたRF信号をフェーズロックするPL
L回路、該PLL回路から出力された信号のEFM復調
を行うEFM復調回路、該EFM復調回路により復調さ
れたEFM信号のCIRC(クロスインタリーブリード
ソロモンコード)誤り訂正を行ってデジタルオーディオ
信号を出力するCIRC誤り訂正処理回路により構成さ
れている。
【0015】21は、ディスク1がDVDと判定された
場合にヘッドアンプ8の出力信号を処理するDVD信号
処理回路であり、ヘッドアンプ8から出力されたRF信
号をフェーズロックするPLL回路、該PLL回路から
出力された信号の16ビットを8ビットに変換して復調
する8/16復調回路により構成されている。22は、
DVD信号処置回路21から出力された信号の誤り訂正
を行う誤り訂正処理回路、23は誤り訂正処理時に使用
するSRAMである。また、24は、誤り訂正された信
号をビデオ信号及びオーディオ信号に分離するととも
に、ビデオ信号を復号するビデオ復号処理回路(MPE
G2デコーダ)であり、25は復号処理する際に一時的
にデータが記憶されるDRAMである。26は、ビデオ
信号に付随するオーディオ信号を復号化するオーディオ
復号処理回路であり、27はビデオ復号処理回路24に
より復号化された映像信号をD/A変換してアナログビ
デオ信号を出力するD/Aコンバータである。
【0016】また、33は、CD信号処理回路11又は
オーディオ復号処理回路26から出力されたデジタルオ
ーディオ信号をD/A変換してアナログオーディオ信号
を出力するD/Aコンバータである。30はマイクロコ
ンピュータであり、このマイクロコンピュータ30によ
りローディングモータ用ドライバ7、サーボDSP9、
CD信号処理回路11、DVD信号処理回路21、誤り
訂正処理回路22及びカウンタ32は制御される。ま
た、このマイクロコンピュータ30にはスイッチ15,
16からの信号が入力される。
【0017】以下、上述の如く構成された本実施形態の
ディスク再生装置におけるディスク判別方法について、
図3に示すフローチャートを参照して説明する。まず、
ディスク再生装置にディスク1が装填される(ステップ
101)と、マイクロコンピュータ30は、カウンタ3
2をリセットするとともに、スピンドルモータ2により
ディスク1を回転させる(ステップ102)。また、マ
イクロコンピュータ30は、光ピックアップ3が搭載さ
れたスレッドをディスク1の半径方向に移動させる。そ
して、スレッドがスイッチ15に接触してスイッチ15
がオンになる(ステップ103)と、スレッドの移動を
停止し、光ピックアップ3を上下方向に移動させてフォ
ーカスサーチを行う(ステップ104)。
【0018】次に、フォーカスサーチが完了すると、マ
イクロコンピュータ30は、スレッドモータ4を駆動し
て光ピックアップ3をディスク1の半径方向に移動させ
るとともに、カウンタ42のカウントを開始する(ステ
ップ105,106)。ヘッドアンプ8からは、光ピッ
クアップ3がディスク1のトラックを横切るのにつれて
図2に示すRF信号が出力される。そして、カウンタ3
2には、光ピックアップ3が横切ったトラックの数がカ
ウントされる。
【0019】光ピックアップ3の移動によりスレッドが
スイッチ16に接触し、スイッチ16がオン状態になる
(ステップ107)と、マイクロコンピュータ30はカ
ウンタ32のカウント動作を停止するとともに、スレッ
ドモータ4を停止する(ステップ108)。そして、マ
イクロコンピュータ30は、スイッチ15,16の距離
をカウント値により除算してトラックピッチを算出し、
基準値Nthよりも大きいか、否かを調べる。なお、基準
値Nthは、CDのトラックピッチ(1.6μm)とDV
Dのトラックピッチ(0.74μm)との中間の値(即
ち、Nth=1.17μm)に設定されている。
【0020】マイクロコンピュータ30は、算出した値
が基準値Nthよりも大きい(1.17μm以上)場合
は、装填されたディスク1がCDであると判定し、スピ
ンドルモータの回転制御をCD用に設定すると共に、ヘ
ッドアンプ8から出力された信号をCD信号処理回路1
1にて処理する。これにより、D/Aコンバータ33か
らオーディオ信号が出力される(ステップ110,11
1)。
【0021】一方、マイクロコンピュータ30で算出し
た値が基準値Nthよりも小さい(1.17μm未満)場
合は、装填されたディスク1がDVDであると判定し、
スピンドルモータの回転制御をDVD用に設定すると共
に、ヘッドアンプ8から出力された信号をDVD信号処
理回路21にて処理する。これにより、D/Aコンバー
タ27からビデオ信号が出力されると共に、D/Aコン
バータ33から映像に付随するオーディオ信号が出力さ
れる(ステップ112,113)。
【0022】このように、本実施形態においては、装置
に装填されたディスクがCDであるかDVDであるかを
自動的に判別し、その結果に応じて回路を切換えてCD
又はDVDを適切に再生することができる。なお、上述
の実施形態においては、ヘッドアンプ8から出力される
RF信号を波形整形してトラック数をカウントする場合
について説明したが、トラッキングエラー信号を波形整
形してカウンタ31に入力するようにしてもよい。例え
ば、図4に示すように、メインビーム3aと一対のサブ
ビーム3bとをディスク面に照射するスリービーム方式
の光ピックアップにおいては、一対のサブビーム3bの
反射光の差信号により、トラックエラー信号(TE)が
得られる。このTE信号を波形整形し、カウンタ43で
カウントすることにより、トラック数をカウントするこ
とができる。
【0023】(第2の実施形態)図5は本発明の第2の
実施形態に係るディスク再生装置の駆動系を示す説明
図、図6はチャッキング部をより詳細に示す断面図であ
る。なお、本実施形態のディスク再生装置は、スイッチ
15,16を有しないこと以外は基本的に第1の実施形
態と回路構成が同一であるので、図1も参照して説明す
る。
【0024】52はディスク1(CD又はDVD)が載
置されるテーブルであり、53は該スピンドルテーブル
52を回転させるスピンドルモータである。図6に示す
ように、スピンドルモータ53のシャフト53aには椀
状の可動ハブ54が緩嵌されている。この可動ハブ54
の最大外径(下部部分の外径)はディスク1の内径より
も若干大きく設定されている。また、この可動ハブ54
は、該可動ハブ54とテーブル52との間に配設された
コイルスプリング56により上方に向けて付勢されてい
る。55は、シャフト53aの先端に固定されて可動ハ
ブ54の脱落を防止するストッパである。ディスク1
は、可動ハブ54に嵌合して配置され、テーブル52と
押さえ板(図示せず)とに挟まれてチャッキングされ
る。
【0025】59はスピンドルモータ53等を支持する
シャーシである。60はスレッドモータ58をシャーシ
59に固定するためのL字状のベース金具60であり、
64はシャーシ59に固定された軸受けである。61は
送りねじであり、この送りねじ61の一端側シャフトは
スレッドモータ58のシャフトに接続され、他端側シャ
フトは軸受け64に回転可能に支持されている。
【0026】63はスレッドであり、送りねじ61に螺
合してスレッドモータ58の回転により送りねじ61の
長手方向に移動する。62は、スレッド63に取付けら
れたCD/DVD兼用の光ピックアップである。この実
施形態においては、スレッドモータ58として、基本ス
テップ角が18°のステッピングモータを使用する。ま
た、送りねじ61のリードピッチは3.5mm/1回転
とする。従って、このスレッドモータ58の1パルス当
りの光ピックアップ62の送り量は0.175mmであ
る。
【0027】また、本実施形態においては、ステッピン
グモータに駆動パルスを6パルス供給し、これにより光
ピックアップ62が1.05mm移動する間に横切るト
ラック数をカウンタ32で計数する。ところで、CDの
最大偏芯許容量は±70μmに規定されているが、チャ
ッキング後のCDの最大偏芯量を±150μmとする
と、光ピックアップ62が1.05mm移動する間に横
切るトラック数は656±96トラックとなる。また、
DVDの最大偏芯量は±35μmに規定されているが、
チャッキング後のDVDの最大偏芯量を±80μmとす
ると、光ピックアップ62が1.05mm移動する間に
横切るトラック数は、1448±108となる。
【0028】そこで、本実施形態においては、基準値N
thを1000とし、ステッピングモータに駆動パルスと
して6パルス供給したときに光ピックアップ62が横切
るトラック数が1000以下の場合はディスク1がCD
であると判定し、1000を超える場合はディスク1が
DVDであると判定する。図7は本実施形態に係るディ
スク判別方法を示すフローチャートである。ディスク1
がローディングされた後(ステップ201)、ディスク
1をチャッキングし、光ピックアップ62を例えばディ
スク1のプログラム記録領域の中央に移動させると共
に、スピンドルモータ53によりディスク1を回転させ
る(ステップ202)。但し、このとき、スピンドルモ
ータ53のサーボ(回転数制御)はオフ状態とする。
【0029】次に、光ピックアップ63を上下方向に移
動させてフォーカスサーチし、フォーカスサーチが完了
した後、フォーカスサーボをオンにする(ステップ20
3,204)。その後、スレッドモータ58に駆動パル
スの供給を開始する(ステップ205)。これにより、
光ピックアップ62はディスク1の半径方向に移動開始
する(ステップ206)。この光ピックアップ62の移
動により光ピックアップ62から出力されるRF信号
(図2参照)又はTE信号(図4参照)を基に、トラッ
ク数をカウントする(ステップ207)。
【0030】次に、ステッピングモータ58に駆動パル
スを6パルス供給した後、駆動パルスの供給を停止する
(ステップ208)。そして、カウンタ32におけるカ
ウント値が1000よりも大きいか否かを調べる(ステ
ップ209)。その結果、カウント値が1000以下の
場合はディスク1がCDであると判定し、スピンドルモ
ータの回転数をCD用に設定すると共に、オーディオ信
号の再生を開始する。一方、ステップ209でカウント
値が1000を超える場合は、ディスク1がDVDであ
ると判定し、スピンドルモータの回転数をDVD用に設
定すると共に、映像信号の再生を開始する。
【0031】本実施形態においては、光ピックアップを
ディスクの半径方向に移動させるスレッドモータとし
て、ステッピングモータを使用しているので、所定の数
のパルスを前記ステッピングモータに供給することによ
り、光ピックアップを一定の距離だけ移動させることが
できる。従って、本実施形態においては、第1の実施形
態と同様の効果が得られると共に、スイッチ15,16
を配設する必要がなく、機械的構造が簡単になるという
効果を奏する。
【0032】なお、上述の実施形態においてはスレッド
モータとしてステッピングモータを使用したが、スレッ
ドモータとしてDCモータを使用してもよい。この場合
は、DCモータの回転を減速機により減速し、またマグ
ネット又はホール素子等で構成されたパルスエンコーダ
によりモータの回転角を検出して、DCサーボアンプに
より前記DCモータの回転角を制御する。
【0033】また、上述の第1及び第2の実施形態にお
いては、いずれも光ピックアップがCD/DVD兼用ピ
ックアップの場合について説明したが、CD用ピックア
ップ及びDVD用ピックアップの両方を有していてもよ
い。この場合は、DVD用ピックアップを用いて上述の
方法によりディスクがCDかDVDかを判別し、CDと
判定した場合は光ピックアップをCD用のものに切換え
ればよい。
【0034】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係るディ
スク判別方法によれば、光ピックアップをディスクの半
径方向に一定の距離移動させ、前記一定の距離の間に存
在するトラック数を計数してその結果に基づき装填され
たディスクがCDであるか、DVDであるかなどディス
クの種類を判別するので、CD又はDVD等を自動的に
識別してオーディオ又は映像を再生することができる。
【0035】また、本発明に係るディスク再生装置にお
いては、ピックアップ移動手段により光ピックアップを
ディスクの半径方向に一定の距離移動させ、トラック計
数手段により前記一定の距離の間に存在するトラック数
を計数し、その計数結果に基づきディスク判別手段は装
填されたディスクがCDであるかDVDであるかなどを
判別するので、CD又はDVD等を自動的に判別し、デ
ィスクに記録されたオーディオ信号又は映像信号を自動
的に再生することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係るディスク再生装
置を示すブロック図である。
【図2】第1の実施形態において光ピックアップから出
力される信号及び波形整形回路により波形整形された信
号を示す図である。
【図3】第1の実施形態におけるディスク判別方法を示
すフローチャートである。
【図4】トラックエラー信号を示す図である。
【図5】本発明の第2の実施形態に係るディスク再生装
置の駆動系を示す説明図、である。
【図6】チャキング部をより詳細に示す断面図である。
【図7】第2の実施形態におけるディスク判別方法を示
すフローチャートである。
【符号の説明】
1 ディスク 2,53 スピンドルモータ 3,62 光ピックアップ 4,58 スレッドモータ 5,7 ドライバ 6 ローディングモータ 8 ヘッドアンプ 9 サーボDSP 11 CD信号処理回路 21 DVD信号処理回路 22 誤り訂正処理回路 24 ビデオ復号処理回路 26 オーディオ信号処理回路 27,33 D/Aコンバータ 31 波形整形回路 32 カウンタ 52 テーブル 54 可動ハブ 59 シャーシ 61 送りねじ 64 軸受け

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 装填されたディスクの半径方向に光ピッ
    クアップを一定の距離移動させ、 前記光ピックアップの出力に基づき前記一定の距離の間
    に存在するトラック数を計数して、 その計数結果に基づき前記ディスクの種類を判別するこ
    とを特徴とするディスク判別方法。
  2. 【請求項2】 装填されたディスクに光を照射してその
    反射光により前記ディスクから情報を読み出す光ピック
    アップと、 この光ピックアップを前記ディスクの半径方向に一定の
    距離移動させるピックアップ移動手段と、 前記光ピックアップが移動する間に前記一定の距離間に
    存在するトラック数を計数するトラック計数手段と、 このトラック計数手段による計数結果に基づき前記ディ
    スクの種類を判別するディスク判別手段とを有すること
    を特徴とするディスク再生装置。
  3. 【請求項3】 前記ピックアップ移動手段は、ステッピ
    ングモータ及びパルスエンコーダを備えたDCモータの
    いずれか一方のモータにより前記光ピックアップを移動
    させるものであることを特徴とする請求項2に記載のデ
    ィスク再生装置。
JP2477196A 1996-01-18 1996-01-18 ディスク判別方法及びディスク再生装置 Withdrawn JPH09198777A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1248254A3 (en) * 2001-04-05 2006-06-07 Pioneer Corporation Optical disk playing apparatus and method for discriminating optical disk

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1248254A3 (en) * 2001-04-05 2006-06-07 Pioneer Corporation Optical disk playing apparatus and method for discriminating optical disk

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