JPH09198666A - トラックジャンプ制御装置 - Google Patents

トラックジャンプ制御装置

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JPH09198666A
JPH09198666A JP831596A JP831596A JPH09198666A JP H09198666 A JPH09198666 A JP H09198666A JP 831596 A JP831596 A JP 831596A JP 831596 A JP831596 A JP 831596A JP H09198666 A JPH09198666 A JP H09198666A
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JP
Japan
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track
time information
tracks
target
length
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Pending
Application number
JP831596A
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English (en)
Inventor
Zen Honobe
禅 保延
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Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
Priority to JP831596A priority Critical patent/JPH09198666A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 システムコントローラの負荷を大幅に軽減
し、トラックジャンプ動作時間を短縮する。 【解決手段】 トラックジャンプ装置(信号処理サーボ
制御LSI)7を、ピックアップ1での再生信号からサ
ブコードを抽出し、その中に含まれる現在トラックのA
タイム情報を出力するサブコード抽出回路8と、プロセ
ッサ9と、データテーブル10とで構成し、トラックジ
ャンプ実行時、システムコントローラ6から目標トラッ
クのAタイム情報を指令し、これを受けたプロセッサ9
は、現在トラックのAタイム情報と目標トラックのAタ
イム情報から、現在トラックと目標トラック間のトラッ
ク長Nを求め、次に、現在トラックと目標トラックの中
間位置におけるトラックの円周距離Mを求め、求めたト
ラック長Nを円周距離Mで割り算して、半径方向に横断
すべきトラック数Tを求める。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、CD等の光ディス
ク再生装置におけるトラックジャンプ制御装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】CDにおいては、信号を記録するトラッ
クがディスク面にスパイラル状に配置されており、記録
情報の読み出しをランダムに実行するためには、トラッ
クジャンプ装置によりピックアップを現在トレースして
いるトラックから目標トラックまで半径方向に横断させ
る必要がある。そして、現在トレースしているトラック
位置を確認するには、CDの再生情報からサブコードを
抽出し、その中に含まれるAタイム情報を参照すればよ
い。このAタイム情報は、ディスク最内周の記録開始位
置を0とし、外周に向かってデータ記録ブロック毎に付
加された再生総時間情報である。
【0003】以下、従来のトラックジャンプ動作を、図
4に示す従来ブロック図を参照して説明する。図4にお
いて、1はピックアップ、2はシステム全体のコントロ
ールを行うシステムコントローラ、3はピックアップ1
で再生した信号からサブコードを抽出するサブコード抽
出装置、4はシステムコントローラからの指令に基づい
てトラックジャンプ用の制御信号を出力するトラックジ
ャンプ制御装置であり、トラックジャンプ用の制御信号
は駆動回路5に送出され、ここで増幅されてピックアッ
プ1及びスレッドモータやスピンドルモータに送出され
る。また、一般に、サブコード抽出装置3は信号処理L
SI、トラックジャンプ制御装置4はサーボ制御LSI
という用に、別々のLSIで構成されていた。
【0004】そこで、現在トラックから目標トラックへ
トラックジャンプを行うためには、まず、システムコン
トローラ2がサブコード抽出装置3からサブコードを取
り込み、その中に含まれる現在トラックのAタイム情報
a1と目標トラックのAタイム情報a2から、半径方向
に横断すべきトラック数Tを算出する。具体的には、最
初にAタイム情報a1,a2とディスクの線速度情報V
から式(1)に従って、現在トラックのディスク半径r
1と目標トラックのディスク半径r2を求める。次に、
式(2)に従って、ディスク半径の差(r2−r1)を
トラックピッチP(P=1.6μm)で割り算し、半径
方向に横断すべきトラック数Tを算出する。
【0005】
【数1】
【0006】
【数2】
【0007】そして、算出したトラック数Tをシステム
コントローラ2からトラックジャンプ装置4に送出し、
ここで、トラック数T分のトラックジャンプを行わせる
ための制御信号を生成して出力する。また、システムコ
ントローラ2は、目標トラックに正しく到達できたか否
かを確認するため、サブコード抽出装置3から現在トラ
ックのAタイム情報を再び読み出し、目標トラックのA
タイム情報と比較する。比較の結果誤差があれば、その
誤差に相当するトラック数を上述と同様の計算により算
出し、再び、このトラック数をトラックジャンプ装置4
に送出し、誤差の修正を行う。目標トラックに正しく到
達するまでこの動作は繰り返される。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】従来は、トラックジャ
ンプを実行するために、システムコントローラ2が複雑
な計算を行わなければならず、他の処理も実行しなくて
はならないシステムコントローラにとっては大きな負担
となっていた。特に、トラック数を上述した式(1),
(2)に従って算出するには、平方根や割り算を行わな
ければならないため、負担はかなり大きいものであっ
た。
【0009】また、トラックジャンプ実行後の誤差を修
正するためには、システムコントローラ2とサブコード
抽出装置3とトラックジャンプ装置4の間で、コマンド
の送信やAタイムの転送を繰り返し行う必要がある。こ
のため、最終的にジャンプ動作が完了するまでの時間に
は、コマンドやAタイムの転送時間や待ち時間が含ま
れ、ジャンプ動作完了までのトータル時間が長くなって
しまう。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、再生情報から
サブコードを抽出して該サブコードに含まれる現在トラ
ックのAタイム情報を出力するサブコード抽出回路と、
システムコントローラから送出される目標トラックのA
タイム情報と前記現在トラックのAタイム情報を入力
し、該Aタイム情報に基づいて半径方向に横断すべきト
ラック数を計算し、該トラック数分のトラックジャンプ
動作を行わせるための制御信号を出力する制御回路とを
備えたことを特徴とする。
【0011】また、本発明では、前記制御回路は、ディ
スク最内周の記録開始位置から各トラックまでの各トラ
ック長に対して、各トラックの円周距離もしくはその逆
数を予めテーブルデータとして記憶したテーブルと、前
記目標トラックのAタイム情報,前記現在トラックのA
タイム情報,前記テーブルデータ及びディスクの線速度
情報に基づいて半径方向に横断すべきトラック数を計算
し、該トラック数分のトラックジャンプ動作を行わせる
ための制御信号を出力するプロセッサとよりなることを
特徴とする。
【0012】また、本発明では、前記テーブルは、前記
Aタイム情報をa,トラックの半径をr,ディスクの線
速度をVとし、ディスク最内周の記録開始位置から各ト
ラックまでの各トラック長anV(n:整数)に対し
て、各トラックの円周距離2πrの逆数1/2πrを予
めテーブルデータLとして記憶し、前記プロセッサは、
前記現在トラックのAタイム情報a1,前記目標トラッ
クのAタイム情報a2,ディスクの線速度情報Vに基づ
き、現在トラックと目標トラック間のトラック長Nを
(a2−a1)Vとして求めると共に、前記記録開始位
置から現在トラックと目標トラックの中間位置までのト
ラック長(a1+a2)V/2に対応する前記テーブル
データLを読み出し、該読み出したテーブルデータLに
前記トラック長Nを乗算して、半径方向に横断すべきト
ラック数Tを求めることを特徴とする。
【0013】本発明によれば、システムコントローラ2
が目標トラックのAタイム情報を指令しさえすれば、そ
の後は、トラックジャンプ装置が半径方向に横断すべき
トラック数を算出して対応する制御信号を出力し、誤差
の修正も行う。しかも、トラックジャンプ動作開始後
は、装置間でコマンドやAタイム情報の転送を繰り返し
行う必要がなくなる。
【0014】また、ディスク最内周の記録開始位置から
各トラックまでの各トラック長に対して、各トラックの
円周距離もしくはその逆数を予めテーブルデータとして
記憶したので、半径方向に横断すべきトラック数を算出
するための計算が簡単となる。
【0015】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の実施形態を示す
ブロック図であり、信号処理サーボLSIにて構成され
るトラックジャンプ装置7は、ピックアップ1で再生し
た信号からサブコードを抽出するサブコード抽出回路8
と、プロセッサ9と、データテーブル10とを含み、ト
ラックジャンプ実行時にはシステムコントローラ6は、
目標トラックのAタイム情報を指令する。尚、他の構成
は従来例と同一である。
【0016】概略的には、トラックジャンプ装置7は、
現在トラックのAタイム情報と目標トラックのAタイム
情報から、現在トラックと目標トラック間のトラック長
Nを求め、次に、現在トラックと目標トラックの中間位
置におけるトラックの円周距離Mを求め、求めたトラッ
ク長Nを円周距離Mで割り算して現在トラックと目標ト
ラック間のトラック数Tを求めるようにしている。
【0017】以下、図2及び図3を参照して処理内容を
詳しく説明する。システムコントローラ2が目標トラッ
クのAタイム情報a2を指令すると、図3のフローチャ
ートに示すように、プロセッサ9はサブコード抽出回路
8から現在トラックのAタイム情報a1を取り込み、最
初に、現在トラックと目標トラック間のトラック長Nを
求める。CDは線速度Vが一定になるように回転してい
るため、Aタイム情報aに線速度Vを乗算すれば、その
Aタイム情報を有するトラックのトラック長が求まる。
従って、トラック長Nは、式(3)により求めることが
できる。
【0018】
【数3】
【0019】ところで、各トラックのディスク半径をr
としたとき円周距離は2πrとなり、Aタイムaと線速
度Vを乗算して得られるトラック長aVに対して、円周
距離の逆数1/2πrをグラフにすると図2のようにな
る。そこで、データテーブル10には、各トラック長a
Vに対応する円周距離の逆数1/2πrをテーブルデー
タとして予め記憶しておく。そして、現在トラックのA
タイム情報a1,目標トラックのAタイム情報a2,線
速度Vに基づき、最内周の記録開始位置から現在トラッ
クと目標トラックの中間位置までのトラック長Kを式
(4)に従って求める。
【0020】
【数4】
【0021】次に、データテーブル10から中間位置の
トラック長Kに対する円周距離Mの逆数L(L=1/
M)を読み出し、読み出したテーブルデータLにトラッ
ク長Nを乗算して、半径方向の横断すべきトラック数T
を求める。即ち、式(5)によりTが算出される。
【0022】
【数5】
【0023】このようにして得られたトラック数Tに相
当する制御信号を駆動回路5に送出し、ピックアップ1
とスレッドモータ及びスピンドルモータを駆動すること
により、トラックジャンプが実行される。しかしなが
ら、トラックジャンプの実行によって必ずしも目標トラ
ックに正確に到達せず誤差が生じる場合があるので、図
3のフローチャートに示すように、再びサブコード抽出
回路8から現在トラックのAタイム情報を読み出し、こ
のAタイム情報と目標トラックのAタイム情報に基づ
き、上述と全く同様の計算により、修正すべきトラック
数T’を求める。そして、このトラック数T’に相当す
る制御信号をピックアップ1及び駆動回路5に送出し
て、誤差修正用のトラックジャンプを実行する。この動
作は、目標トラックに正確に到達するまで繰り返し行わ
れる。
【0024】以上のように、システムコントローラ6か
らは、目標トラックのAタイム情報を指令するだけで、
以降の処理はトラックジャンプ制御装置7により全て実
行され、また、コマンドやAタイム情報の装置間での転
送も不要となる。
【0025】
【発明の効果】本発明によれば、トラックジャンプ装置
内で半径方向に横断すべきトラック数を算出するように
したので、システムコントローラの負荷が大幅に軽減さ
れる。また、目標トラックに対する誤差修正用のトラッ
クジャンプを行う場合、装置間でのコマンド及びAタイ
ムの無駄な転送時間が省略されるので、トラックジャン
プ動作時間を短縮することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態の構成を示すブロック図であ
る。
【図2】本実施形態におけるテーブルデータの内容を示
す説明図である。
【図3】本実施形態におけるプロセッサの処理内容を示
すフローチャートである。
【図4】従来例の構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 ピックアップ 2,6 システムコントローラ 3 サブコード抽出装置 4,7 トラックジャンプ制御装置 5 駆動回路 8 サブコード抽出回路 9 プロセッサ 10 データテーブル

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 再生情報からサブコードを抽出して該サ
    ブコードに含まれる現在トラックのAタイム情報を出力
    するサブコード抽出回路と、システムコントローラから
    送出される目標トラックのAタイム情報と前記現在トラ
    ックのAタイム情報を入力し、該Aタイム情報に基づい
    て半径方向に横断すべきトラック数を計算し、該トラッ
    ク数分のトラックジャンプ動作を行わせるための制御信
    号を出力する制御回路とを備えたことを特徴とするトラ
    ックジャンプ制御装置。
  2. 【請求項2】 前記制御回路は、ディスク最内周の記録
    開始位置から各トラックまでの各トラック長に対して、
    各トラックの円周距離もしくはその逆数を予めテーブル
    データとして記憶したテーブルと、前記目標トラックの
    Aタイム情報,前記現在トラックのAタイム情報,前記
    テーブルデータ及びディスクの線速度情報に基づいて半
    径方向に横断すべきトラック数を計算し、該トラック数
    分のトラックジャンプ動作を行わせるための制御信号を
    出力するプロセッサとよりなることを特徴とする請求項
    1記載のトラックジャンプ制御装置。
  3. 【請求項3】 前記テーブルは、前記Aタイム情報を
    a,トラックの半径をr,ディスクの線速度をVとし、
    ディスク最内周の記録開始位置から各トラックまでの各
    トラック長anV(n:整数)に対して、各トラックの
    円周距離2πrの逆数1/2πrを予めテーブルデータ
    Lとして記憶し、前記プロセッサは、前記現在トラック
    のAタイム情報a1,前記目標トラックのAタイム情報
    a2,ディスクの線速度情報Vに基づき、現在トラック
    と目標トラック間のトラック長Nを(a2−a1)Vと
    して求めると共に、前記記録開始位置から現在トラック
    と目標トラックの中間位置までのトラック長(a1+a
    2)V/2に対応する前記テーブルデータLを読み出
    し、該読み出したテーブルデータLに前記トラック長N
    を乗算して、半径方向に横断すべきトラック数Tを求め
    ることを特徴とする請求項2記載のトラックジャンプ制
    御装置。
JP831596A 1996-01-22 1996-01-22 トラックジャンプ制御装置 Pending JPH09198666A (ja)

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JP831596A JPH09198666A (ja) 1996-01-22 1996-01-22 トラックジャンプ制御装置

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JP831596A Pending JPH09198666A (ja) 1996-01-22 1996-01-22 トラックジャンプ制御装置

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