JPH09198624A - 複合型磁気ヘッドおよびその製造方法 - Google Patents

複合型磁気ヘッドおよびその製造方法

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JPH09198624A
JPH09198624A JP451596A JP451596A JPH09198624A JP H09198624 A JPH09198624 A JP H09198624A JP 451596 A JP451596 A JP 451596A JP 451596 A JP451596 A JP 451596A JP H09198624 A JPH09198624 A JP H09198624A
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秀樹 山崎
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Abstract

(57)【要約】 【課題】バックギャップ部にギャップ膜のリフトオフ残
り及びフェンスがない複合型磁気ヘッドを得る。さらに
記録不良の少ない複合型磁気ヘッドを提供する。 【解決手段】磁気抵抗効果型ヘッド形成後に薄膜磁気ヘ
ッドを形成する複合型磁気ヘッドにおいて、薄膜磁気ヘ
ッドの下部磁気コアを兼用する所定の形状にパタ−ニン
グされた上部シ−ルド5の少なくとも誘導型磁気ヘッド
のバックギャップが形成される周辺に上部シ−ルド5と
ほぼ同じ高さの段差解消層8を形成する。上部シ−ルド
上でのリフトオフレジストを膜厚を均一かつ所望の厚さ
に塗布でき、安定にギャップ膜リフトオフ用のリフトオ
フレジストパタ−ンを形成できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は磁気ディスク装置の
ような磁気記憶装置に用いられる複合型磁気ヘッド及び
その製造方法に関する。特に、情報を高密度に記録再生
できる複合型磁気ヘッド及びその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】基板上に少なくとも下部シ−ルド、下部
ギャップ、磁気抵抗効果素子、電極、上部ギャップ及び
上部シ−ルドを有する磁気抵抗効果型ヘッド(MRヘッ
ド)を形成し、磁気抵抗効果型ヘッドの上部に、上部シ
−ルドを兼用した下部磁気コア、薄膜磁気ヘッド用ギャ
ップ、信号コイル、コイル絶縁層、上部磁気コアを有す
る薄膜磁気ヘッドを形成している複合型磁気ヘッドの製
造方法として、従来は図4に示すように、上部シ−ルド
膜5を所定の形状にパタ−ニングする工程(図4−
A)、下層レジスト17及び上層レジスト18を塗布す
る工程(図4−B)、露光、現像等により下層レジスト
19及び上層レジスト20とからなるバックギャップ部
リフトオフ用レジストパタ−ンを形成する工程(図4−
C)、アルミナ膜等のギャップ膜21及び22を成膜す
る工程(図4−D)、ギャップ膜22をリフトオフする
ことにより誘導型磁気ヘッドのギャップ膜21及びバッ
クギャップ16を形成する工程(図4−E)によるもの
が知られている。
【0003】複合型磁気ヘッドの製造方法として特開平
6−176319には、薄膜磁気ヘッドの下部磁気コア
とMRヘッドの上部シ−ルドを兼ねる膜面そのものを平
坦に形成することにより、薄膜磁気ヘッドのギャップ膜
21を平坦に形成することが可能であることが示されて
いる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来技術
によっても、図4−Bに示すように上部シ−ルド5と上
部ギャップ4との段差を解消することなく、バックギャ
ップ部ギャップ膜リフトオフ用のレジストパタ−ンを形
成するための下層レジスト17を塗布している。このた
め、下層レジスト17は、上部ギャップ4との段差が生
じている上部シ−ルド5の端部で塗布膜厚が薄くなり、
上部シ−ルド5の端部から離れるに従い徐々に厚くな
る。図4−Cのバックギャップ部リフトオフパタ−ン拡
大図を図5に示す。バックギャップ部リフトオフ用レジ
ストパタ−ンの上層レジストパタ−ン20の端部と上部
シ−ルド5のテ−パ部の上端部との距離(図5中のD)
が数μm程度と上部シ−ルド端部近傍に形成されている
ため、レジストパタ−ン20の上部シ−ルド端部側のア
ンダ−カット高さ(図5中のT2)が上部シ−ルド中央
部側のアンダ−カット高さ(図5中のS2)より小さい
形状となる。アンダ−カット高さT2が小さいと、ギャ
ップ膜22がレジストパタ−ン20の上部と上部シ−ル
ドとの間でつながりリフトオフ不可能となる。また、逆
に、アンダ−カット高さS2が大きいと、ギャップ膜2
1のアンダ−カット部への入り込みが大きくなり、アン
ダ−カット部にフェンスが発生し、問題となる。また、
上部シ−ルド端部側のアンダ−カット高さT2を大きく
するためには、下層レジスト17の平坦部の塗布膜厚を
厚くするとよいが、上部シ−ルドの中央部側のアンダ−
カット高さS2が大きくなり過ぎてしまうという問題が
ある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
には、基板上に少なくとも下部シ−ルド、下部ギャッ
プ、磁気抵抗効果素子、電極、上部ギャップ及び上部シ
−ルドを有する磁気抵抗効果型ヘッド(MRヘッド)を
形成し、磁気抵抗効果型ヘッドの上部に、上部シ−ルド
を兼用した下部磁気コア、薄膜磁気ヘッド用ギャップ、
信号コイル、コイル絶縁層、上部磁気コアを有する薄膜
磁気ヘッドを形成している複合型磁気ヘッドの製造方法
において、薄膜磁気ヘッドの下部磁気コアを兼ねる所定
の形状にパタ−ニングされた上部シ−ルドの段差部周辺
(少なくとも薄膜磁気ヘッドのバックギャップが形成さ
れる部分周辺)の段差を解消してバックギャップ部リフ
トオフ用レジストパタ−ンを形成する。その上に磁気ギ
ャップ膜となるアルミナ等の絶縁膜を成膜し、リフトオ
フすることによって、薄膜磁気ヘッドのギャップ及びバ
ックギャップを形成する。
【0006】上部シ−ルド周辺の段差を解消したことに
よって、上部シ−ルド上での下層リフトオフレジストの
塗布膜厚が均一になる。従って、露光、現像により形成
されるバックギャップ部リフトオフパタ−ンの上部シ−
ルド端部側アンダ−カット高さと上部シ−ルド中央部側
アンダ−カット高さとを同じに形成できる。従って、ギ
ャップ膜の厚みに対して適当な塗布膜厚で下層リフトオ
フレジストを塗布することにより、バックギャップ部に
ギャップ膜のリフトオフ残り及びフェンスを生じない。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図面を用
いて説明する。
【0008】図1は本発明の一実施例である複合型磁気
ヘッドの断面図である。基板(図面上省略)上に形成さ
れた下部シ−ルド1、下部ギャップ2、磁気抵抗効果素
子3、上部ギャップ4、所定の形状に形成された上部シ
−ルド5から磁気抵抗効果型ヘッドは構成される。さら
に上部シ−ルド5を下部磁気コアとして兼用し、この磁
気抵抗効果型ヘッド上に薄膜磁気ヘッドが形成される。
この上部シ−ルド5はテーパー形状を有しており、上部
シ−ルド5の表面と上部ギャップ4の表面との間には段
差が形成される。この薄膜磁気ヘッドは、上部ギャップ
4上に上部シ−ルド5とほぼ同じ高さの段差解消層8を
有しており、上部シ−ルド5と段差解消層8の表面は平
坦になっている。さらにこの上部シ−ルド5と段差解消
層8の上に形成された薄膜磁気ヘッド用ギャップ膜1
4、コイル絶縁層36、信号コイル35、上部磁気コア
37を有している。コイル絶縁層36は薄膜磁気ヘッド
用ギャップ膜14を分断して形成され、バックギャップ
16を形成している。
【0009】図2及び図3は本実施例における同複合型
磁気ヘッドの製造方法を示す図である。
【0010】まず、図示していないが、基板上にアルミ
ナ等の絶縁膜を形成する。
【0011】次に図2−Aに示すように、下部シ−ルド
1を前記アルミナ等の絶縁膜上に形成し、下部ギャップ
2、MR素子3、ここでは図示されていないがMR素子
用の電極及び上部ギャップ4を順次形成し、さらに、上
部シ−ルド5を形成する。上部シ−ルド5は磁気特性、
薄膜磁気ヘッド用信号コイル及び上部磁気コア形成上の
観点から、所定の形状にパタ−ニングされており、本実
施例ではテ−パ形状になるようにパタ−ニングされてい
る。また、上部シ−ルド5の膜厚は2〜3μm程度であ
る。
【0012】図2−Bに示すように、上部シ−ルド5上
に、下層レジストパタ−ン6と上層レジストパタ−ン7
からなるリフトオフパタ−ンを形成する。下層レジスト
パタ−ン6は、アンダ−カット領域を形成するため、そ
の端部位置が上層レジストパタ−ン7の端部から5μm
程度内側に入る様に形成する。下層レジスト6の膜厚と
しては、1〜2μm程度、上層レジスト7の膜厚は、1
〜5μm程度あればよい。上層レジストパタ−ン7は、
その端部の下端位置が、上部シ−ルド5の端部のテ−パ
部の上部位置と一致するように形成する。
【0013】次に図2−Cに示すように、スパッタリン
グにより、アルミナ等の絶縁膜8、9を成膜する。この
絶縁膜8、9の膜厚は上部シ−ルド5の膜厚と等しくす
る。
【0014】次に、図2−Dに示すように、リフトオフ
を行い、下層レジスト6、上層レジスト7及び絶縁膜9
を除去する。ここで絶縁膜8が段差解消層8となり、上
部シ−ルド5の周辺の段差が解消される。また、段差解
消層8としては、AlO2、SiO2またはAl2O3-SiO2が好まし
いが、有機高分子膜であっても良い。
【0015】次に、図2−Eに示す様に、上部シ−ルド
5及び段差解消層8上に下層レジスト10、上層レジス
ト11を1〜2μm程度塗布する。下層レジスト10の
塗布膜厚は、薄膜磁気ヘッドのギャップ膜のデポ膜厚と
同程度の厚さがあればよい。すなわち、例えばギャップ
膜のデポ膜厚が0.5μmの場合は、0.5〜0.7μ
m程度とすればよい。
【0016】この下層レジスト10は上部シ−ルド5周
辺の段差が解消されているため、段差による下層レジス
ト10の膜厚の不均一は生じず、上部シ−ルド5上で均
一な膜厚となる。
【0017】次に、図3−Fに示す様に、露光、現像等
により、下層レジスト12及び上層レジスト13よりな
るリフトオフパタ−ンを形成する。得られたリフトオフ
パタ−ンは、上部シ−ルド端部側のアンダ−カット高さ
T1と上部シ−ルド中央側のアンダ−カット高さS1が等し
く形成されている。
【0018】次に、図3−Gに示す様に、薄膜磁気ヘッ
ドのギャップ膜となるアルミナ等の絶縁膜14、15を
成膜する。
【0019】次に、図3−Hに示す様に、リフトオフを
行い、下層レジスト12、上層レジスト13及び絶縁膜
15を除去することによって、薄膜磁気ヘッドのギャッ
プ14及びバックギャップ16が形成される。リフトオ
フパタ−ンは上部シ−ルド端部側及び中央側いずれにお
いても、同一かつ適当なアンダ−カット高さが得られて
おり、ギャップ膜のリフトオフによりバックギャップ部
にギャップ膜の残り及びフェンスの発生が防止される。
【0020】次に、図3−Iに示す様に、導体コイル3
5、絶縁膜36及び上部磁気コア37を形成する。
【0021】以上説明した方法により本発明の一実施例
である複合型磁気ヘッドは作成されるが、このほかの方
法によっても可能である。
【0022】例えば、他の製造方法の例について図6及
び図7を用いて説明する。
【0023】まず、図示されていないが、基板上にアル
ミナ等の絶縁膜を形成した後、図6−Aに示すように、
下部シ−ルド1を前記アルミナ等の絶縁膜上に形成し、
下部ギャップ2、磁気抵抗効果素子3、ここでは図示さ
れていないが磁気抵抗効果素子用の電極及び上部ギャッ
プ4を順次形成し、さらに上部シ−ルド5を成膜する。
次に上部シ−ルド5を所定の形状に加工するため、アン
ダ−カット領域を有するリフトオフレジストパタ−ン3
0を形成する。該レジストパタ−ンの膜厚は上部シ−ル
ドの膜厚の3倍程度あればよい。アンダ−カット領域の
高さ(図6−A中のH)は1〜2μm程度あればよい。
【0024】次に、図6−Bに示すように、イオンミリ
ングを行い、上部シ−ルド5を上記方法と同様の所定の
テーパー形状に加工する。次に、図6−Cに示すよう
に、アルミナ等の絶縁膜8及び9を成膜する。絶縁膜8
の膜厚は、上部シ−ルド5と同程度の膜厚にする。
【0025】次に、図6−Dに示すように、リフトオフ
レジストパタ−ン30及び絶縁膜9をリフトオフする。
絶縁膜8は段差解消層8となり、上部シ−ルド5の周辺
の段差が解消される。以下の工程は、第1実施例の図2
−E以降の工程と同様で、図6−E〜図7−Iに示す様
に、上部磁気コア37まで形成する。
【0026】さらに他の製造方法の例について図8及び
図9を用いて説明する。
【0027】まず、図示されていないが、基板上にアル
ミナ等の絶縁膜を形成した後、図8−Aに示すように、
第1実施例と同様に、下部シ−ルド1、下部ギャップ
2、磁気抵抗効果素子3、ここでは図示されていないが
磁気抵抗効果素子3の電極、上部ギャップ4及び上部シ
−ルド5を形成する。
【0028】次に、図8−Bに示す様に、有機高分子膜
として、ホトレジスト40をその上面が平坦になる様に
塗布する。
【0029】次に、図8−Cに示す様に、上部シ−ルド
5の上面が露出し、上部シ−ルド5の上面とホトレジス
ト40の上面が同じ高さになるまでエッチングを行う。
これにより上部シ−ルド5の周辺の段差が解消される。
次に、段差解消層8を200〜250℃程度で適当な熱
処理を行い、硬化させる。
【0030】以下の工程は、第1実施例の図2−E以降
の工程と同様で、図8−D〜図9−Hに示す様に、上部
磁気コア37まで形成する。
【0031】このように段差解消層8はホトレジストで
も良い。
【0032】
【発明の効果】薄膜磁気ヘッドのバックギャップ部にギ
ャップ膜のリフトオフ残り及びフェンスを生じなくする
ことができるため,磁気記録不良をなくすことができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例である複合型磁気ヘッドの断
面図
【図2】本発明の一実施例である複合型磁気ヘッドの製
造方法を示す図
【図3】本発明の一実施例である複合型磁気ヘッドの製
造方法を示す図
【図4】従来技術による複合型磁気ヘッドの製造方法を
示す図
【図5】図4−Cにおける上部シ−ルド上ハ゛ックキ゛ャッフ゜部
リフトオフハ゜ターンの拡大図
【図6】本発明の一実施例である複合型磁気ヘッドの製
造方法の他の例を示す図
【図7】本発明の一実施例である複合型磁気ヘッドの製
造方法の他の例を示す図
【図8】本発明の一実施例である複合型磁気ヘッドの製
造方法のさらに他の例を示す図
【図9】本発明の一実施例である複合型磁気ヘッドの製
造方法のさらに他の例を示す図
【符号の説明】
1……下部シ−ルド 2……下部ギャップ 3……磁気抵抗効果素子 4……上部ギャップ 5……上部シ−ルド 6、12、19……下層レジストパタ−ン 7、13、20……上層レジストパタ−ン 8……段差解消層 9……絶縁膜 10、17……下層レジスト 11、18……上層レジスト 14、15、21、22……ギャップ膜 16……バックギャップ、 30……リフトオフレジストパタ−ン 35……信号コイル 36……絶縁膜 37……上部磁気コア

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】基板上に少なくとも下部シ−ルド、下部ギ
    ャップ、磁気抵抗効果素子、電極、上部ギャップ及び上
    部シ−ルドを有する磁気抵抗効果型ヘッドを形成し、磁
    気抵抗効果型ヘッドの上部に、薄膜磁気ヘッド用ギャッ
    プ、信号コイル、コイル絶縁層、上部磁気コアを有する
    薄膜磁気ヘッドを形成している複合型磁気ヘッドにおい
    て、前記コイル絶縁層は前記薄膜磁気ヘッド用ギャップ
    を分断してバックギャップを形成しており、前記上部シ
    −ルドは少なくとも該バックギャップが形成される周辺
    に前記上部シ−ルドと上部ギャップとの段差を解消する
    ように上部シ−ルドとほぼ同一の高さの段差解消層を有
    することを特徴とする複合型磁気ヘッド。
  2. 【請求項2】前記段差解消層は無機絶縁膜から形成され
    ることを特徴とする請求項1記載の複合型磁気ヘッド。
  3. 【請求項3】基板上に少なくとも下部シ−ルド、下部ギ
    ャップ、磁気抵抗効果素子、電極、上部ギャップ及び上
    部シ−ルドを有する磁気抵抗効果型ヘッドを形成し、磁
    気抵抗効果型ヘッドの上部に、薄膜磁気ヘッド用ギャッ
    プ、信号コイル、コイル絶縁層、上部磁気コアを有する
    薄膜磁気ヘッドを形成している複合型磁気ヘッドにおい
    て、前記コイル絶縁層は前記薄膜磁気ヘッド用ギャップ
    を分断してバックギャップを形成しており、該バックギ
    ャップ及び薄膜磁気ヘッド用ギャップは前記上部シ−ル
    ドと上部シ−ルドとほぼ同一の高さの絶縁層上に形成さ
    れていることを特徴とする複合型磁気ヘッド。
  4. 【請求項4】基板上に下部シ−ルドを形成する工程と、
    該下部シ−ルド上に下部ギャップを形成する工程と、該
    下部ギャップ上に磁気抵抗効果素子及び電極を形成する
    工程と、該磁気抵抗効果素子上に上部ギャップを形成す
    る工程と、該上部ギャップ上に上部シ−ルドを形成する
    工程と、該上部シ−ルド膜上にリフトオフパタ−ンを形
    成する工程と、該リフトオフパタ−ンをマスクにして、
    イオンミリングを行い上部シ−ルド膜を所定の形状に加
    工する工程と、該加工された上部シ−ルド上に上部シ−
    ルドの端部位置とレジスト端部位置が一致するアンダー
    カット部を有するレジストを形成する工程と、前記上部
    シールドと同じ膜厚の絶縁膜を形成する工程と、前記レ
    ジスト及び前記レジスト上の絶縁膜をリフトオフするこ
    とにより前記上部ギャップ上に上部シールドとの段差を
    解消する段差解消層を形成する工程と、段差解消された
    該上部シ−ルド上にバックギャップ部リフトオフ用レジ
    ストパタ−ンを形成し、その上に磁気ギャップ膜を成膜
    し、リフトオフすることにより、薄膜磁気ヘッドの磁気
    ギャップ及びバックギャップを形成する工程と、コイル
    絶縁膜を介した薄膜磁気ヘッド用信号コイルを形成する
    工程と、上部磁気コアを形成する工程とを少なくとも有
    することを特徴とする複合型磁気ヘッドの製造方法。
  5. 【請求項5】基板上に下部シ−ルドを形成する工程と、
    該下部シ−ルド上に下部ギャップを形成する工程と、該
    下部ギャップ上に磁気抵抗効果素子及び電極を形成する
    工程と、該磁気抵抗効果素子上に上部ギャップを形成す
    る工程と、該上部ギャップ上に上部シ−ルドを形成する
    工程と、該上部シ−ルド膜上にリフトオフパタ−ンを形
    成する工程と、該リフトオフパタ−ンをマスクにして、
    イオンミリングを行い上部シ−ルド膜を所定の形状に加
    工する工程と、該加工された上部シ−ルド上に上部シ−
    ルドの端部位置とレジスト端部位置が一致するアンダー
    カット部を有するレジストを形成し、さらに前記上部シ
    ールドと同じ膜厚の絶縁膜を形成し、前記レジスト及び
    前記レジスト上の絶縁膜をリフトオフすることにより段
    差解消層を形成する工程と、段差解消された該上部シ−
    ルド上にバックギャップ部リフトオフ用レジストパタ−
    ンを形成し、その上に磁気ギャップ膜を成膜し、リフト
    オフすることにより、薄膜磁気ヘッドの磁気ギャップ及
    びバックギャップを形成する工程と、コイル絶縁膜を介
    した薄膜磁気ヘッド用信号コイルを形成する工程と、上
    部磁気コアを形成する工程とを少なくとも有することを
    特徴とする複合型磁気ヘッドの製造方法。
  6. 【請求項6】基板上に下部シ−ルドを形成する工程と、
    該下部シ−ルド上に下部ギャップを形成する工程と、該
    下部ギャップ上に磁気抵抗効果素子及び電極を形成する
    工程と、該磁気抵抗効果素子上に上部ギャップを形成す
    る工程と、該上部ギャップ上に上部シ−ルドを形成する
    工程と、該上部シ−ルド膜上にリフトオフパタ−ンを形
    成する工程と、該リフトオフパタ−ンをマスクにして、
    イオンミリングを行い上部シ−ルド膜を所定の形状に加
    工する工程と、有機高分子膜をその上面が前記上部シ−
    ルドの上面と平坦になるように塗布し、上部シ−ルド面
    が露出するまで除去することにより前記上部ギャップ上
    に上部シールドとの段差を解消する段差解消層を形成す
    る工程と、該段差解消層を熱処理により硬化させる工程
    と、前記段差解消された該上部シ−ルド上にバックギャ
    ップ部リフトオフ用レジストパタ−ンを形成し、その上
    に磁気ギャップ膜を成膜し、リフトオフすることによ
    り、薄膜磁気ヘッドの磁気ギャップ及びバックギャップ
    を形成する工程と、コイル絶縁膜を介した薄膜磁気ヘッ
    ド用信号コイルを形成する工程と、上部磁気コアを形成
    する工程とを少なくとも有することを特徴とする複合型
    磁気ヘッドの製造方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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US6433969B1 (en) 1999-05-31 2002-08-13 Nec Corporation Compound magnetoresistive head and method for manufacturing same
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