JPH04129016A - 薄膜磁気ヘッド - Google Patents

薄膜磁気ヘッド

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JPH04129016A
JPH04129016A JP24748990A JP24748990A JPH04129016A JP H04129016 A JPH04129016 A JP H04129016A JP 24748990 A JP24748990 A JP 24748990A JP 24748990 A JP24748990 A JP 24748990A JP H04129016 A JPH04129016 A JP H04129016A
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JP
Japan
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layer
photoresist
insulating layer
organic resin
magnetic head
Prior art date
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Pending
Application number
JP24748990A
Other languages
English (en)
Inventor
Eiji Ashida
栄次 芦田
Moriaki Fuyama
盛明 府山
Takashi Kawabe
川辺 隆
Hideki Yamazaki
秀樹 山崎
Tsuneo Yoshinari
吉成 恒男
Akira Konuma
小沼 昭
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、磁気ディスク装置、磁気テープ装置等の磁気
記録装置に用いられる薄膜磁気ヘッドに係り、特に、ホ
トレジスト絶縁層とギャップ材間の密着性を改良した薄
膜磁気ヘッドに関する。
〔従来の技術〕
第5図は従来の薄膜磁気ヘットの断面図を示す。
AΩ203等からなる基板1上に磁気回路をなす下部磁
性体2と上部磁性体7の間に、ギャップ材3となるAQ
zOs等の絶縁材、導体コイル5およびホトレジスト絶
縁層4,6をはさみ込むように形成した構造となってい
る。この種の薄膜磁気ヘッドとして、例えば、特開昭5
8−62812号公報、特開昭57−172519号公
報等が挙げられる。
近年、高記録密度化に伴い、導体コイルの低抵抗、多巻
線化が図られている。これに伴って特開昭62−264
413号、FIGIAに記載されているように、ホトレ
ジスト絶縁層の積層数も増加している。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記従来技術は、ギャップ材の無機絶縁層とその上に形
成する熱硬化したホトレジスト絶縁層間の接着力につい
ての考慮がされておらず、ホトレジスト絶縁膜および上
部磁性体等の形成時の熱履歴、トライエツチング等のプ
ロセスダメージ等の影響を受け、ギャップ材とホトレジ
スト絶縁層間がはく離し易く、はく離を生じると、使用
状態での電気特性の不良等の信頼性、及び、製造歩留り
の低下等の問題があった。
本発明の目的は、ギャップ材の無機絶縁層と熱硬化して
形成したホトレジスト絶縁層間の接着力を向上し、信頼
性の高い薄膜磁気ヘッドを提供するにある。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、本発明はギャップ材となる
無機絶縁層と熱硬化して形成したホトレジスト絶縁層の
間に、膜厚200Å〜2000人の非磁性の金属層もし
くは、ホトレジスト層と異なる有機絶縁層からなる接着
層を設けた。
〔作用〕
ホトレジストは、ホトリソグラフィ工程で寸法精度の高
いパターンが形成できる。また、熱硬化することにより
高い電気絶縁性が得られる。熱流動によって下部磁性体
、導体コイルによって生じた段差の解消の機能、さらに
、ホトレジストパターン端部をなだらかなテーパ形状に
形成できる機能をもっているため、薄膜磁気ヘッドの層
間絶縁膜に用いられているC r t T x t A
 Q等の非磁性金属層およびポリイミド等の有機樹脂層
はAρ203等の無機絶縁層および熱硬化して形成した
ホトレジスト絶縁層の両者に強い接着力をもつので、金
属層あるいは有機樹脂層をはさむことにより無機絶縁層
とホトレジスト絶縁膜の接着力が向上する。
しかし、金属層、又は、有機樹脂層からなる接着層の膜
厚が200Å以下では、接着層の効果が小さく、接着力
の向上が得られない。また、膜厚が厚いと接着力は向上
するが、ホトレジスト絶縁膜の機能の一つのホトレジス
トパターン端部をテーパ状に形成する機能およびギャッ
プ深さの零の位置精度に影響を与えるので、接着層の膜
厚は2000Å以下とする必要がある。
〔実施例〕
以下、本発明を実施例を用いて詳細に説明する。
第2図はギャップ材の無機絶縁層とホトレジスト絶縁層
間に有機樹脂からなる接着層を形成する工程図を示す。
A Q x○8とTiCの混合物からなる基板1上に下
部磁性体2を形成し、その上にギャップ材3としてA、
Q203をスパッタリングにより形成する(工程a)。
次にこの上に接着層となる有機樹脂絶縁層9をスピンナ
で塗布し、ベークすることにより形成した(工程b)。
有機樹脂はポリイミド樹脂を用いた。次にホトレジスト
10を塗布し、ホトリソグラフィー技術を用いて所定形
状にパターニングする(工程C)。この工程のレジスト
の現像時に有機樹脂層9もレジストパターン10形状と
同一形状にエツチングする。次にこのホトレジストパタ
ーン10を所定温度でベークし、熱硬化したホトレジス
ト絶縁膜4を得る。
本実施例ではホトレジストにタレゾールノボラック樹脂
を主成分とするポジ型のホトレジストを使用した。また
、ホトレジストの熱硬化温度は250℃とした。本実施
例では工程Cのホトレジストの現像時にホトレジストの
現像液で接着層の有機樹脂をエツチングする。このため
、工程すで形成する有機樹脂層9はポジ型のホトレジス
トの現像液(アルカ1月に可溶であることが必要である
。また、溶解速度が著しく大きいと、現像時ホトレジス
トがはく離される。本実施例で使用したポリイミド樹脂
は、ベーキング温度で、ポジ型ホトレジストのアルカリ
現像液に対する溶解速度が異なる。
そこで本実施例では上記の点からポリイミド樹脂の塗布
後のベーキング温度を130〜180℃とした。第3図
は接着層の厚さとAQzO8とホトレジスト絶縁膜の接
着強度及び、熱硬化したホトレジスト絶縁膜パターン端
部のテーパ角度との関係を示す。接着層の厚さが薄いと
接着力が低く、接着層の効果が小さい。また、接着層の
厚さが厚いとホトレジスト絶縁膜パターン端部のテーパ
角に影響と及ぼす。このため、接着層の厚さは200Å
〜2000人が適正である。
本実施例では接着層の厚さは1300人とした。
第1図は、本実施例で作製した薄膜磁気ヘッドの断面図
である。ホトレジスト絶縁層4とギャップ材3との間の
みポリイミド樹脂からなる接着層9を形成した。
第4図は接着層を金属層で形成する工程図を示す。セラ
ミックス基板1上に下部磁性体2を形成し、その上にギ
ャップ材3のAQx○3を形成する(工程a)。次にこ
の上に非磁性の金属で接着層9を形成する(工程b)。
接着層9上にホトレジストを塗布、露光、現像した後、
熱硬化しホトレジスト絶縁膜4を形成する(工程C)。
次いで。
このホトレジスト絶縁膜4をマスクにしてホトレジスト
絶縁膜下部以外の金属接着層9を除去する。
次にこの絶縁膜上にコイル、絶縁膜を積層した後、上部
磁性膜、及び、保護膜を形成し、薄膜ヘッド素子を製作
した。本実施例では、金属層はCrを使用した。また、
この金属層の膜厚も、薄いと接着材としての効果に乏し
く、厚いと、磁気ギャップ深さの精度に悪影響を及ぼす
ため200Å〜2000人の範囲にする必要がある。こ
のため本実施例では1300人とした。また、絶縁層は
クレゾールノボラック樹脂を主成分とするポジ型のホト
レジストを使用し所定形状に加工後250℃でベークし
た。工程dでの金属のCrの除去は、硝酸第二セリウム
アンモニウム水溶液を使用し。
ウェットエツチング除去した。本実施例では一層目のホ
トレジスト絶縁膜を形成後、金属層のホトレジスト絶縁
膜の下部以外を除去したが、製造工程によって絶縁層の
最終層を形成後に除去してもよい。また金属層不要部分
の除去はプラズマエツチング等のドライ法で除去しても
良い。
〔発明の効果〕
本発明によれば、ホトレジスト絶縁膜のパターン端部の
テーパ形状加工機能、及び、ホトレジスト絶縁膜テーパ
部の先端部で決定する磁気ギャップ深さ零の位置の位置
精度に影響を及ぼすことなく、ギャップ材の無機絶縁層
と熱硬化したホトレジスト絶縁層間の接着力を向上する
ことができるので、薄膜磁気ヘッド素子製作時の熱履歴
、プロセスダメージ等によって、ギャップ材とホトレジ
スト絶縁層間のはく離を生じないので、記録再生等の電
気特性、並びに、信頼性が向上する。さらに、はく離に
よる素子不良がなくなるので、製造の歩留りが向上する
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の薄膜磁気ヘッドの断面図、
第2図は本発明一実施例の有機樹脂接着層を形成する工
程図、第3図は接着層の厚さと接着強度及び絶縁膜端部
のテーパ角との関係の説明図、第4図は本発明の一実施
例の金属層を形成する工程図、第5図は従来の薄膜磁気
ヘッドの断面図である。 1・・・基板、2・・・下部磁性体、3・・・ギャップ
材、4・・・ホトレジスト絶縁層、5・・・導体コイル
、6・・・ホトレジスト絶縁層、7・・・上部磁性体、
8・・・保護膜、9・・・接着層、10・・・ホトレジ
ストパターン、    /1)(。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、磁気回路をなす下部磁性体と上部磁性体との間にコ
    イル、磁気ギャップ材となる無機絶縁層および熱硬化し
    たホトレジスト層が挟み込まれた薄膜磁気ヘッドにおい
    て、 前記無機絶縁層と前記ホトレジスト層の間に、非磁性の
    金属層もしくは、熱硬化した前記ホトレジスト層と材質
    の異なる有機樹脂層を設けたことを特徴とする薄膜磁気
    ヘッド。 2、請求項1の前記金属層が、Al、Cr又はTiであ
    る薄膜磁気ヘッド。 3、請求項1の前記有機絶縁層がポリイミド樹脂である
    薄膜磁気ヘッド。 4、請求項1または3の前記有機樹脂層の厚さが200
    Å〜2000Åである薄膜磁気ヘッド。 5、請求項1または3の前記有機樹脂層の形成は、前記
    有機樹脂層を塗布する工程、塗布された前記有機樹脂層
    をベーキングする工程、ホトレジストを塗布する工程、
    塗布された前記ホトレジストを露光、現像し、その際に
    、前記有機樹脂層をエッチングし、前記ホトレジスト、
    前記有機樹脂層を所定形状にパターン化する工程および
    所定の温度で加熱処理を施す工程を含む薄膜磁気ヘッド
    の製造方法。 6、請求項4の塗布された前記有機樹脂層をベーキング
    する工程で、ベーキング温度を130℃〜180℃とす
    る薄膜磁気ヘッドの製造方法。 7、請求項1または3の前記金属層の形成は、前記磁気
    ギャップ材上に前記金属層を堆積する工程、前記金属層
    上に前記ホトレジスト層の絶縁膜パターンを形成する工
    程、前記ホトレジスト層の絶縁膜パターンをマスクにし
    て、前記金属層をエッチングする工程を含む薄膜磁気ヘ
    ッドの製造方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006294148A (ja) * 2005-04-12 2006-10-26 Sony Corp 薄膜磁気ヘッド及びその製造方法
US7453668B2 (en) 2004-10-20 2008-11-18 Tdk Corporation Thin film magnetic head, method of manufacturing the same, and magnetic recording apparatus
WO2008146340A1 (ja) * 2007-05-25 2008-12-04 Fujitsu Limited 薄膜磁気ヘッドおよびその製造方法

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