JPH05197920A - 薄膜磁気ヘッドおよびその製法 - Google Patents
薄膜磁気ヘッドおよびその製法Info
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- JPH05197920A JPH05197920A JP723592A JP723592A JPH05197920A JP H05197920 A JPH05197920 A JP H05197920A JP 723592 A JP723592 A JP 723592A JP 723592 A JP723592 A JP 723592A JP H05197920 A JPH05197920 A JP H05197920A
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- Japan
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- film
- magnetic head
- track width
- insulating film
- thin film
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 高密度化要求に応え、高温の熱処理を必要と
する磁性体を使用するため、絶縁膜にAl2O3やSiO
2などの無機材絶縁膜を使用しても、寸法精度の高いト
ラックを形成する方法を提供する。 【構成】 上コアのトラック幅を有するギャップ形成部
分に、あらかじめメッキ膜を形成しておき、そののち無
機材絶縁膜を形成してから、前記メッキ膜を除去するこ
とにより形成された穴部分に上コアを形成することによ
りトラック幅を寸法精度良く形成する。
する磁性体を使用するため、絶縁膜にAl2O3やSiO
2などの無機材絶縁膜を使用しても、寸法精度の高いト
ラックを形成する方法を提供する。 【構成】 上コアのトラック幅を有するギャップ形成部
分に、あらかじめメッキ膜を形成しておき、そののち無
機材絶縁膜を形成してから、前記メッキ膜を除去するこ
とにより形成された穴部分に上コアを形成することによ
りトラック幅を寸法精度良く形成する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ハードディスク装置、
フロッピーディスク装置、VTRなどに使用される薄膜
磁気ヘッドに関する。
フロッピーディスク装置、VTRなどに使用される薄膜
磁気ヘッドに関する。
【0002】
【従来の技術】この種の従来の薄膜磁気ヘッドの一例の
構成は図16〜18に示すような構造になっている。すなわ
ち、図16はたとえば特開昭61-110320号公報に示された
薄膜磁気ヘッドを示す断面図である。同図において、1
は非磁性基板、2は下コア、3はギャップ層、14は絶縁
膜、5はコイル、6は上コア、7は保護膜である。
構成は図16〜18に示すような構造になっている。すなわ
ち、図16はたとえば特開昭61-110320号公報に示された
薄膜磁気ヘッドを示す断面図である。同図において、1
は非磁性基板、2は下コア、3はギャップ層、14は絶縁
膜、5はコイル、6は上コア、7は保護膜である。
【0003】図17は前記薄膜磁気ヘッドを示す平面図で
ある。Twは磁気ギャップを形成しているトラック幅で
ある。コイル5は下コア2と上コア6の接合部の周りに
スパイラル状に巻かれている。
ある。Twは磁気ギャップを形成しているトラック幅で
ある。コイル5は下コア2と上コア6の接合部の周りに
スパイラル状に巻かれている。
【0004】また、図18は磁気記録媒体面から見た前記
薄膜磁気ヘッドを示す正面図である。
薄膜磁気ヘッドを示す正面図である。
【0005】従来の薄膜磁気ヘッドは、このように構成
されており、構成材料としては、たとえば、固定磁気デ
ィスク用の薄膜磁気ヘッドでは、上下コア材料としてパ
ーマロイメッキ膜を、絶縁膜としてはフォトレジストを
用いている。また、トラック幅はフォトレジストをフォ
トリソグラフィ工程により形成できるため、写真製版の
精度で決まり高精度なトラックを形成することができ
る。
されており、構成材料としては、たとえば、固定磁気デ
ィスク用の薄膜磁気ヘッドでは、上下コア材料としてパ
ーマロイメッキ膜を、絶縁膜としてはフォトレジストを
用いている。また、トラック幅はフォトレジストをフォ
トリソグラフィ工程により形成できるため、写真製版の
精度で決まり高精度なトラックを形成することができ
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、近年の
高密度化の要求からコア材料により飽和磁束密度の高い
磁性体を使う検討がなされており、このばあい、高い熱
処理を必要とする磁性体では、従来より絶縁膜として用
いてきたフォトレジストが耐熱の問題により使用できな
くなるという問題がある。
高密度化の要求からコア材料により飽和磁束密度の高い
磁性体を使う検討がなされており、このばあい、高い熱
処理を必要とする磁性体では、従来より絶縁膜として用
いてきたフォトレジストが耐熱の問題により使用できな
くなるという問題がある。
【0007】耐熱温度が高い絶縁膜としては、たとえば
無機材であるAl2O3やSiO2の薄膜が用いられる
が、このばあい、トラック幅を規定するためには、前記
無機材絶縁膜をイオンビームなどによりエッチングし
て、トラック幅に相当する穴を形成してやる必要があ
る。しかし、イオンビームなどによりエッチングする
際、エッチングされる絶縁膜の膜厚が厚いと、エッチン
グされた穴の底面の寸法が本来設計された寸法と異なっ
てくることがあり、高精度な寸法が要求されるトラック
幅を高精度に加工することができないという問題があ
る。
無機材であるAl2O3やSiO2の薄膜が用いられる
が、このばあい、トラック幅を規定するためには、前記
無機材絶縁膜をイオンビームなどによりエッチングし
て、トラック幅に相当する穴を形成してやる必要があ
る。しかし、イオンビームなどによりエッチングする
際、エッチングされる絶縁膜の膜厚が厚いと、エッチン
グされた穴の底面の寸法が本来設計された寸法と異なっ
てくることがあり、高精度な寸法が要求されるトラック
幅を高精度に加工することができないという問題があ
る。
【0008】本発明はこのような問題を解決するために
なされたもので、無機材絶縁膜を用いても寸法精度の高
いトラックが形成された薄膜磁気ヘッドおよびその製法
を提供することを目的とする。
なされたもので、無機材絶縁膜を用いても寸法精度の高
いトラックが形成された薄膜磁気ヘッドおよびその製法
を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明に係わる薄膜磁気
ヘッドは、無機材絶縁膜に、トラック幅を有しギャップ
を形成する上コア部分に相当する穴がフレームメッキに
より形成された膜をリフトオフすることによりえられた
もので、さらに本発明の製法は、ギャップ膜が形成され
たのちフレームメッキ法によりトラック幅を有するギャ
ップを形成する上コア部分に相当するメッキ膜を形成
し、そののち絶縁膜をスパッタリングなどの薄膜形成法
により形成したのち、メッキ膜をウエットエッチするこ
とにより、トラック幅を有するギャップ部分に相当する
穴を絶縁膜に形成し、そののち、上コアを形成するもの
である。
ヘッドは、無機材絶縁膜に、トラック幅を有しギャップ
を形成する上コア部分に相当する穴がフレームメッキに
より形成された膜をリフトオフすることによりえられた
もので、さらに本発明の製法は、ギャップ膜が形成され
たのちフレームメッキ法によりトラック幅を有するギャ
ップを形成する上コア部分に相当するメッキ膜を形成
し、そののち絶縁膜をスパッタリングなどの薄膜形成法
により形成したのち、メッキ膜をウエットエッチするこ
とにより、トラック幅を有するギャップ部分に相当する
穴を絶縁膜に形成し、そののち、上コアを形成するもの
である。
【0010】
【作用】本発明による薄膜磁気ヘッドは、トラック幅精
度が、フレームメッキにより形成されたメッキ膜の寸法
精度になるので、写真製版の精度と同じ精度のトラック
幅が形成される。また、本発明の製法では、トラック幅
を規定する穴を絶縁膜に形成する方法として、メッキ膜
のリフトオフを用いるため、イオンビームなどのドライ
エッチングを用いたばあいと比べ、トラック幅を高精度
に形成できる。
度が、フレームメッキにより形成されたメッキ膜の寸法
精度になるので、写真製版の精度と同じ精度のトラック
幅が形成される。また、本発明の製法では、トラック幅
を規定する穴を絶縁膜に形成する方法として、メッキ膜
のリフトオフを用いるため、イオンビームなどのドライ
エッチングを用いたばあいと比べ、トラック幅を高精度
に形成できる。
【0011】
【実施例】つぎに、本発明の一実施例を図面に基づいて
説明する。図1は本発明の一実施例を示す断面図であ
る。図1において、図16と同じ部分には同じ符号を付し
てある。4は絶縁膜であるが、Al2O3やSiO2など
の無機材料により形成された絶縁膜で、高温に耐えうる
点において、図16の構造のものと異なる。また非磁性基
板1としては、非磁性のセラミックスを用い、下コア
2、上コア6のコア材としてCoZrNbアモルファス
磁性体を用いているが、他のガラス、非磁性金属などを
基板材料として、また、他のCo系磁性体、チッ化鉄な
どを磁性材料として用いることもできる。コイル5とし
てはCuを用いたが、他にAlなどの低抵抗の材料を用
いることもできる。トラック幅を規定する絶縁膜4およ
び保護膜7としてはスパッタリング法により形成したA
l2O3を用いた。
説明する。図1は本発明の一実施例を示す断面図であ
る。図1において、図16と同じ部分には同じ符号を付し
てある。4は絶縁膜であるが、Al2O3やSiO2など
の無機材料により形成された絶縁膜で、高温に耐えうる
点において、図16の構造のものと異なる。また非磁性基
板1としては、非磁性のセラミックスを用い、下コア
2、上コア6のコア材としてCoZrNbアモルファス
磁性体を用いているが、他のガラス、非磁性金属などを
基板材料として、また、他のCo系磁性体、チッ化鉄な
どを磁性材料として用いることもできる。コイル5とし
てはCuを用いたが、他にAlなどの低抵抗の材料を用
いることもできる。トラック幅を規定する絶縁膜4およ
び保護膜7としてはスパッタリング法により形成したA
l2O3を用いた。
【0012】この構成で、ギャップ3部を形成すると共
にトラック幅(図1の紙面に垂直方向の幅)を形成する
部分の上コア6は、絶縁膜4にリフトオフ法により形成
された穴で規制されており、メッキ膜でその穴を形成で
きるため、非常に精度よく形成されている。したがって
Al2O3やSiO2などの耐熱性の絶縁膜を使用してト
ラック幅を精度よく形成している。
にトラック幅(図1の紙面に垂直方向の幅)を形成する
部分の上コア6は、絶縁膜4にリフトオフ法により形成
された穴で規制されており、メッキ膜でその穴を形成で
きるため、非常に精度よく形成されている。したがって
Al2O3やSiO2などの耐熱性の絶縁膜を使用してト
ラック幅を精度よく形成している。
【0013】つぎに、本発明により薄膜磁気ヘッドの製
法について説明する。
法について説明する。
【0014】本発明による製法は、基板上に下コア、コ
イル、絶縁膜、ギャップ層を積層して形成したのち、上
コアのトラック幅を規定すると共にコアギャップを形成
する部分にあらかじめメッキ膜を形成し、そののち、絶
縁膜を全面に形成して前記メッキ膜を除去することによ
り、トラック幅を規定するギャップを形成する部分に穴
を形成し、その上に上コアを形成することにより、正確
なトラック幅を有する薄膜磁気ヘッドをうるものであ
る。以下に具体的な実施例について、図面に基づき詳細
に説明する。
イル、絶縁膜、ギャップ層を積層して形成したのち、上
コアのトラック幅を規定すると共にコアギャップを形成
する部分にあらかじめメッキ膜を形成し、そののち、絶
縁膜を全面に形成して前記メッキ膜を除去することによ
り、トラック幅を規定するギャップを形成する部分に穴
を形成し、その上に上コアを形成することにより、正確
なトラック幅を有する薄膜磁気ヘッドをうるものであ
る。以下に具体的な実施例について、図面に基づき詳細
に説明する。
【0015】図2〜15は本発明の薄膜磁気ヘッドの製造
工程毎のヘッド断面を示す図である。
工程毎のヘッド断面を示す図である。
【0016】まず、図2に示すように、非磁性のセラミ
ックス基板1上にAl2O3をスパッタリングにより形成
し、写真製版後イオンビームエッチングによりギャップ
部とバックシャント部に相当する台4aを形成した。
ックス基板1上にAl2O3をスパッタリングにより形成
し、写真製版後イオンビームエッチングによりギャップ
部とバックシャント部に相当する台4aを形成した。
【0017】つぎに、図3に示すように、CoZrNb
のアモルファス磁性膜をスパッタリング法により形成
し、パターニングして下コア2を形成した。さらにその
上に、図4に示すように、スパッタリングによりAl2
O3膜を形成し、絶縁膜4bを形成した。
のアモルファス磁性膜をスパッタリング法により形成
し、パターニングして下コア2を形成した。さらにその
上に、図4に示すように、スパッタリングによりAl2
O3膜を形成し、絶縁膜4bを形成した。
【0018】つぎに図5に示すように、スパッタリング
法によりCu膜を形成しフォトリソグラフィ工程とメッ
キ法によりら旋状に形成して、コイル5を形成し、引き
出し部の増厚を行った。さらにその上にAl2O3スパッ
タ膜である絶縁膜4cを形成し、コイル間を絶縁した
(図6参照)。つづいて、図6のA線まで平坦化研磨を
行い、下コアのギャップ部、バックシャント部およびコ
イル引き出し部を露出させた(図7参照)。
法によりCu膜を形成しフォトリソグラフィ工程とメッ
キ法によりら旋状に形成して、コイル5を形成し、引き
出し部の増厚を行った。さらにその上にAl2O3スパッ
タ膜である絶縁膜4cを形成し、コイル間を絶縁した
(図6参照)。つづいて、図6のA線まで平坦化研磨を
行い、下コアのギャップ部、バックシャント部およびコ
イル引き出し部を露出させた(図7参照)。
【0019】つぎに、図8に示すようにAl2O3材をス
パッタリング法により全面に形成し、バックシャント部
およびコイル引き出し部を露出させてギャップ層3を形
成した。つづいて図9に示すように、メッキ法により、
Cuをトラック幅に相当する台としてギャッブ部上に形
成した。同時に、バックシャント部およびコイル引き出
し部にも同様にメッキ膜を形成した。
パッタリング法により全面に形成し、バックシャント部
およびコイル引き出し部を露出させてギャップ層3を形
成した。つづいて図9に示すように、メッキ法により、
Cuをトラック幅に相当する台としてギャッブ部上に形
成した。同時に、バックシャント部およびコイル引き出
し部にも同様にメッキ膜を形成した。
【0020】つぎに図10に示すように、トラック幅規制
膜となるAl2O3膜4dをスパッタリング法により形成
した。引き続き、平坦化研磨を行い、トラック幅規制膜
の膜厚を制御した(図11参照)。
膜となるAl2O3膜4dをスパッタリング法により形成
した。引き続き、平坦化研磨を行い、トラック幅規制膜
の膜厚を制御した(図11参照)。
【0021】つぎに図12に示すように、ギャップ部上、
および、バックシャント部上に形成されたメッキ膜をウ
エットエッチングにより除去し、トラック幅およびバッ
クシャントのための穴が形成されたAl2O3膜4dを形
成した。この際コイル引き出し部の露出したCu部分は
エッチングされないようにマスクしておく。そののち、
CoZrNbアモルファス磁性膜を形成し、パターニン
グして上コア6を形成した(図13参照)。そののち、コ
イルの引き出し部5aを形成した(図14参照)。
および、バックシャント部上に形成されたメッキ膜をウ
エットエッチングにより除去し、トラック幅およびバッ
クシャントのための穴が形成されたAl2O3膜4dを形
成した。この際コイル引き出し部の露出したCu部分は
エッチングされないようにマスクしておく。そののち、
CoZrNbアモルファス磁性膜を形成し、パターニン
グして上コア6を形成した(図13参照)。そののち、コ
イルの引き出し部5aを形成した(図14参照)。
【0022】つぎに図15に示すように、表面全面にスパ
ッタリング法によりAl2O3膜を付着して保護膜7を形
成し、B線まで平坦化研磨を行ないコイル接続部を露出
させ、図1に示すような薄膜磁気ヘッドを形成した。こ
ののち、ヘッドチップ形状に加工する。
ッタリング法によりAl2O3膜を付着して保護膜7を形
成し、B線まで平坦化研磨を行ないコイル接続部を露出
させ、図1に示すような薄膜磁気ヘッドを形成した。こ
ののち、ヘッドチップ形状に加工する。
【0023】なお、本発明の一実施例では、トラック幅
規制膜としてAl2O3膜をトラック幅規制の穴を形成す
るためのリフトオフする材料としてCuメッキ膜を用い
たが、これらの材料に限らず、トラック幅規制膜の材質
としては、リフトオフする材料とエッチングの選択比が
大きいものであれば使用が可能である。また、リフトオ
フする材料としては、メッキ法で成膜できる材料で、し
かもトラック幅規制膜が上記リフトオフする材料のエッ
チャントに不溶であるエッチャントが使用できるもので
あればいずれの材料でもよい。
規制膜としてAl2O3膜をトラック幅規制の穴を形成す
るためのリフトオフする材料としてCuメッキ膜を用い
たが、これらの材料に限らず、トラック幅規制膜の材質
としては、リフトオフする材料とエッチングの選択比が
大きいものであれば使用が可能である。また、リフトオ
フする材料としては、メッキ法で成膜できる材料で、し
かもトラック幅規制膜が上記リフトオフする材料のエッ
チャントに不溶であるエッチャントが使用できるもので
あればいずれの材料でもよい。
【0024】また、コイルに関しても、本発明の一実施
例では単層の場合について説明したが、2層以上のコイ
ルに対しても本発明の薄膜磁気ヘッドおよびその製法を
適用できるのは言うまでもない。
例では単層の場合について説明したが、2層以上のコイ
ルに対しても本発明の薄膜磁気ヘッドおよびその製法を
適用できるのは言うまでもない。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように、本発明による薄膜
磁気ヘッドはトラック幅規制膜がメッキ膜によるリフト
オフされた穴を有するように形成されているため、その
トラック幅精度はAl2O3やSiO2などの無機材絶縁
膜でも、写真製版の精度で決まり、高精度のトラック幅
を有する薄膜磁気ヘッドをうることができる。
磁気ヘッドはトラック幅規制膜がメッキ膜によるリフト
オフされた穴を有するように形成されているため、その
トラック幅精度はAl2O3やSiO2などの無機材絶縁
膜でも、写真製版の精度で決まり、高精度のトラック幅
を有する薄膜磁気ヘッドをうることができる。
【0026】さらに、本発明の製法によれば、絶縁膜の
膜厚が変わっても、そのトラック幅寸法には影響され
ず、高精度のトラック幅規制膜を形成できる。
膜厚が変わっても、そのトラック幅寸法には影響され
ず、高精度のトラック幅規制膜を形成できる。
【0027】その結果、高い熱処理を必要とする磁性体
を使用しても、高温に耐えうる絶縁膜で高精度にトラッ
ク幅を規制でき、高密度化の要求に応えられる薄膜磁気
ヘッドをえられるという効果がある。
を使用しても、高温に耐えうる絶縁膜で高精度にトラッ
ク幅を規制でき、高密度化の要求に応えられる薄膜磁気
ヘッドをえられるという効果がある。
【図1】本発明の一実施例である薄膜磁気ヘッドの断面
図である。
図である。
【図2】本発明の一実施例ある薄膜磁気ヘッドの製法の
一工程を示す図である。
一工程を示す図である。
【図3】本発明の一実施例ある薄膜磁気ヘッドの製法の
一工程を示す図である。
一工程を示す図である。
【図4】本発明の一実施例ある薄膜磁気ヘッドの製法の
一工程を示す図である。
一工程を示す図である。
【図5】本発明の一実施例ある薄膜磁気ヘッドの製法の
一工程を示す図である。
一工程を示す図である。
【図6】本発明の一実施例ある薄膜磁気ヘッドの製法の
一工程を示す図である。
一工程を示す図である。
【図7】本発明の一実施例ある薄膜磁気ヘッドの製法の
一工程を示す図である。
一工程を示す図である。
【図8】本発明の一実施例ある薄膜磁気ヘッドの製法の
一工程を示す図である。
一工程を示す図である。
【図9】本発明の一実施例ある薄膜磁気ヘッドの製法の
一工程を示す図である。
一工程を示す図である。
【図10】本発明の一実施例ある薄膜磁気ヘッドの製法
の一工程を示す図である。
の一工程を示す図である。
【図11】本発明の一実施例ある薄膜磁気ヘッドの製法
の一工程を示す図である。
の一工程を示す図である。
【図12】本発明の一実施例ある薄膜磁気ヘッドの製法
の一工程を示す図である。
の一工程を示す図である。
【図13】本発明の一実施例ある薄膜磁気ヘッドの製法
の一工程を示す図である。
の一工程を示す図である。
【図14】本発明の一実施例ある薄膜磁気ヘッドの製法
の一工程を示す図である。
の一工程を示す図である。
【図15】本発明の一実施例ある薄膜磁気ヘッドの製法
の一工程を示す図である。
の一工程を示す図である。
【図16】従来の薄膜磁気ヘッドの一例の断面図であ
る。
る。
【図17】従来の薄膜磁気ヘッドの一例の平面図であ
る。
る。
【図18】従来の薄膜磁気ヘッドの一例の正面図であ
る。
る。
1 非磁性基板 2 下コア 3 ギャップ層 4 絶縁膜 5 コイル 6 上コア 7 保護膜 8 メッキ膜
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成4年5月7日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0013
【補正方法】変更
【補正内容】
【0013】つぎに、本発明による薄膜磁気ヘッドの製
法について説明する。
法について説明する。
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図10
【補正方法】変更
【補正内容】
【図10】
【手続補正3】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図11
【補正方法】変更
【補正内容】
【図11】
【手続補正4】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図12
【補正方法】変更
【補正内容】
【図12】
【手続補正5】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図13
【補正方法】変更
【補正内容】
【図13】
Claims (2)
- 【請求項1】 非磁性基板上に形成された下コア、ギャ
ップ層、コイル、絶縁膜、上コア、保護膜などの積層体
からなる薄膜磁気ヘッドであって、トラック幅がギャッ
プ部近傍にメッキ膜によるリフトオフ法により形成され
た穴を有する絶縁膜により規定されていることを特徴と
する薄膜磁気ヘッド。 - 【請求項2】 非磁性基板上に下コア、ギャップ層、コ
イル、絶縁膜、上コア、保護膜などを積層して構成する
薄膜磁気ヘッドの製法であって、トラック幅を有しギャ
ップを形成する上コア部分に相当するメッキ膜を形成し
たのち絶縁膜を形成し、そののち、メッキ膜を除去する
ことにより、絶縁膜にトラック幅を有するギャップ形成
部分に相当する穴を形成し、その上に上コアを形成して
トラック幅を規定することを特徴とする薄膜磁気ヘッド
の製法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP723592A JPH05197920A (ja) | 1992-01-20 | 1992-01-20 | 薄膜磁気ヘッドおよびその製法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP723592A JPH05197920A (ja) | 1992-01-20 | 1992-01-20 | 薄膜磁気ヘッドおよびその製法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05197920A true JPH05197920A (ja) | 1993-08-06 |
Family
ID=11660335
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP723592A Pending JPH05197920A (ja) | 1992-01-20 | 1992-01-20 | 薄膜磁気ヘッドおよびその製法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05197920A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6008969A (en) * | 1997-12-18 | 1999-12-28 | Read-Rite Corporation | Planar recording head having formed yokes |
US6324036B1 (en) | 1999-05-26 | 2001-11-27 | International Business Machines Corporation | Combination inductive write head and magnetoresistive (MR) read head with improved topography |
-
1992
- 1992-01-20 JP JP723592A patent/JPH05197920A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6008969A (en) * | 1997-12-18 | 1999-12-28 | Read-Rite Corporation | Planar recording head having formed yokes |
US6324036B1 (en) | 1999-05-26 | 2001-11-27 | International Business Machines Corporation | Combination inductive write head and magnetoresistive (MR) read head with improved topography |
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