JPS6022405B2 - 薄膜磁気ヘッドの製造方法 - Google Patents

薄膜磁気ヘッドの製造方法

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JPS6022405B2
JPS6022405B2 JP11312379A JP11312379A JPS6022405B2 JP S6022405 B2 JPS6022405 B2 JP S6022405B2 JP 11312379 A JP11312379 A JP 11312379A JP 11312379 A JP11312379 A JP 11312379A JP S6022405 B2 JPS6022405 B2 JP S6022405B2
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JP
Japan
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magnetic
layer
resist
magnetic head
thin film
Prior art date
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Expired
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JP11312379A
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JPS5637817A (en
Inventor
伸征 紙中
謙二 金井
紀台 能智
登 野村
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP11312379A priority Critical patent/JPS6022405B2/ja
Publication of JPS5637817A publication Critical patent/JPS5637817A/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 この発明は薄膜磁気ヘッドの製造方法に関するものであ
る。
従来の薄膜磁気ヘッドは、第1図および第2図に示すよ
うに、フェライト 等の磁性基板1の上面に巻線部とな
る導体層2,3と各層を絶縁するSiQ,Si304等
の非磁性絶縁層4,5とを形成した後、Fe−Ni合金
,Fe−Si−川合金等の磁性層6を蒸着等の手段で形
成する。
磁性層6は、羽子板状にエッチングされ、磁性基板1と
で磁気回路を構成する。この場合、トラック幅TWは、
レジストパターンの形状およびエッチング方法で決定さ
れる。なお、7は磁性基板1の溝に充填されたガラス等
の非磁性材、8は磁性基板1および非磁性材7の上部に
被着した非磁性層、9はSi02等の保護層、1川ま接
着剤層、11はガラス等の保持板、12は導体層2,3
を連連絡する中継様子導体層である。第3図はこの薄膜
磁気ヘッドを記録煤体摺鞍側からみた様子を示すが、磁
性層6のボールピ−スは、垂直にエッチングされず、磁
気ギャップ部Aとなる非磁性絶縁層5側で幅広いテーパ
形状を示し、一般にT,>Lとなってしまう。
また、エッチング方法が不適切であると、レジストパタ
ーンの幅よりT,が極めて小さくなり、それも各基板毎
に異なるということが起き、トラック幅TWのばらつき
の大きな原因となっていた。さらに、図示のようにT2
がT,に比べかなり4・さくなるということは、磁性層
6のポールピースの断面積を小さくし、磁気ギャップ先
端で磁気飽和を生じさせ、記録特性として好ましくなか
った。例えば、T,一TB≦5ムmである場合「 トラ
ック幅TWとして100ムm程度の薄膜磁気ヘッドを実
現するときには、トラック幅精度として、対まど問題に
ならないが「トラック幅が20〆m以下の狭トラック幅
の薄膜ヘッドを実現するときには〜トラック幅精度が極
端に悪くなった。したがってもこの発明の目的はt薄膜
磁気ヘッドトラック幅を精度よく実現できて狭トラック
幅化の容易な薄膜磁気ヘッドの製造方法を提供すること
である。
この発明の一実施例を図面に基づいて説明する。
第4図はこの発明の実施例により製造された薄膜磁気ヘ
ッドを記録煤体摺鞍側から見たものを示している。この
薄膜磁気へッドまま、磁性層Sのトラック幅方向の両側
に磁性層6のトラック幅を規定する一対の非磁性層亀3
,亀3を配置したもので「それ以外の構成は従来例と同
様である。ただし、非磁性層亀3,13は記録煤体摺綾
側の磁気ギャップ部Aの近傍にのみ配設されている。つ
ぎに、この薄膜磁気ヘッドの製造方法について第2図と
第5図ないし第8図とを参照して説明する。まず、従釆
と同様に第2図のように、磁性基板の上面に導体層2を
パターン形成し、その上部に非磁性絶縁層4を穣屑し、
さらに導体層3をパターン形成し、その上部にギャップ
材を兼ねる非磁性絶縁層5を積層して磁気ヘッド基体を
構成し、つづいて第5図および第6図に示すように非磁
絶縁層5の上部に後に積層する磁性層と同形状のレジス
ト14を同位層に積層形成する。そして、レジスト14
の上部でしかも導体層2,3上でなく記録煤体摺鞍側の
磁気ギャップ部Aの近傍にSi0等の非磁性層13を蒸
着等の手段で生成する。この場合、レジスト14として
は「ポンレジスト、例えばAZ−1360Jが用いられ
る。ついで、第7図に示すように、レジスト14をレジ
スト剥離剤等を用いて剥離することによりレジスト14
上の非磁性層13を除去し、一対の非磁性層13,13
とする。ついで、第8図に示すように、非磁性層13,
13およびその間の非磁性絶縁層3上に磁性層6を生成
し、さらにレジスト15を塗布し、現像によりレジスト
15の部分15a以外を除去する。
その後、Fe−Ni合金,Fe−Si合金等に通したエ
ッチング方法によって余分な磁性届6を除去し、この上
部に保護層9および接着剤層10を穣層して保持板板1
1を斑付け、最終的に第4図に示した薄膜磁気ヘッドを
得る。この場合、レジスト竃5の部分15aの幅は、必
要なトラック幅Twより若干広くしている。このように
、この実施例の方法によれば、一対の非磁性層13,1
3の間隔がレジスト14のパターン精度で決まり、極め
て精度が高いためtこの間隔によって決まるトラック幅
TWを精度よく実現することができて狭トラック幅化が
容易となる。
また、必要なトラック幅Twよりレジスト15の部分1
5aの幅を若干広くしたため、サイドエッチングによる
パターンの縮小を抑えることができ「ほぼ垂直なポール
ピース形状が得られ、ポールピースの飽和が起こりにく
くt狭いトラック幅化がさらに容易となる。以上のよう
に、この発明の薄膜磁気ヘッドの製造方法は、磁気ヘッ
ド基体の記録媒体摺薮側の磁気ギャップ形成部分に所定
形状のレジストを鏡層したのち、このレジスト上および
その両側の磁気ヘッド基体上に非磁性層を積層し、つい
でレジストを剥離してその上部の非磁性層を除去してト
ラック幅の間隔をおいて並ぶ一対の非磁性層を残存させ
「ついで一対の非磁性層および磁気ヘッド基体の上部に
磁性層を積層し〜 この磁性層を必要なトラック幅より
幅の広いレジストパターンでエッチングして前記非磁性
層間に磁性層を残存させるようにしたので、一対の非磁
性層の間隔がレジストの作成精度で決まり、かっこの精
度がきわめて高いため、一対の非磁性層の間隔で決まる
トラック幅の精度を高めることができる。
また、一対の非磁性層の側面の頃斜はしジストの側面の
傾斜に対応し、レジストの側面はエッチングの場合と異
なり、ほとんど垂直に近いため、トラック幅が部分的に
狭くなることもなく、飽和が起きにくく、狭トラック幅
化が容易である。また、磁性層のうち不要な部分をエッ
チング法により除去するようにしているため、非磁性層
が磁性層より薄くても、不要部分の除去を簡単に行うこ
とができ、しかも、エッチングを、必要なトラック幅よ
り幅広のレジストパターンを用いて行っているため、サ
イドエッチングが多少生じても残存させる磁性層が部分
的に狭幅になることもない。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の薄膜磁気ヘッドの要部平面図、第2図は
その0−0線断面図、第3図は同じくその記録媒体控援
側から見た正面図、第4図はこの発明の−実施例の記録
煤体摺俵側から見た正面図、第5図ないし第8図はその
製造工程説明図である。 1・・・磁性基板、2,3・・・導体層、4,5・・・
非磁性絶縁層、6・・・磁性層、13・・・非磁性層、
14・・・レジスト、15…レジスト。 第1図 第2図 第3図 第4図 第5図 第6図 第7図 第8図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 磁性基板に少くとも1層の導体とこの導体層を絶縁
    する非磁性絶縁層とを積層して磁気ヘツド基体を構成す
    る工程と、この磁気ヘツド基体の上部の所定位置に所定
    形状のレジストを積層する工程と、このレジスト上およ
    びその両側の前記磁気ヘツド基体上に非磁性層を積層す
    る工程と、ついで前記レジストを剥離してその上部の非
    磁性層を除去してトラツク幅の間隔をおいて並ぶ一対の
    非磁性層を残存させる工程と、ついで前記一対の非磁性
    層および前記磁気ヘツド基体の上部に磁性層を積層する
    工程と、この磁性層を必要なトラツク幅より幅の広いレ
    ジストパターンでエツチングして前記非磁性層間に磁性
    層を残存させて前記磁性基板とで前記導体層および前記
    非磁性絶縁層を包囲する磁気回路を構成する工程とを含
    む薄膜磁気ヘツドの製造方法。
JP11312379A 1979-08-31 1979-08-31 薄膜磁気ヘッドの製造方法 Expired JPS6022405B2 (ja)

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Publication Number Publication Date
JPS5637817A JPS5637817A (en) 1981-04-11
JPS6022405B2 true JPS6022405B2 (ja) 1985-06-01

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ID=14604100

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0658728B2 (ja) * 1985-10-25 1994-08-03 株式会社日立製作所 薄膜磁気ヘツド
KR960015409A (ko) * 1994-10-27 1996-05-22 김광호 기록/재생 복합형 박막 자기헤드의 제조방법

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JPS5637817A (en) 1981-04-11

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