JPH04129013A - 薄膜滋気ヘツド及びその製造方法 - Google Patents
薄膜滋気ヘツド及びその製造方法Info
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- JPH04129013A JPH04129013A JP24748790A JP24748790A JPH04129013A JP H04129013 A JPH04129013 A JP H04129013A JP 24748790 A JP24748790 A JP 24748790A JP 24748790 A JP24748790 A JP 24748790A JP H04129013 A JPH04129013 A JP H04129013A
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- Magnetic Heads (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、磁気記録装置に用いられる薄膜磁気ヘッド及
びその製造方法に係り、特に高記録密度化に関する。
びその製造方法に係り、特に高記録密度化に関する。
磁気記録装置の高密度化に伴って、記録の幅を決定する
薄膜磁気ヘッドのトラック幅も微細化が進んでいる。第
2図は、従来の薄膜磁気ヘッドの構造の一例を表わして
いる。基板21上の下地膜22の上部には、下部磁気コ
ア23が形成されており、後から形成される上部磁気コ
ア24と共に磁気回路を構成している。磁気ヘッド先端
部201では、ギャップ[125をはさんで上部磁気コ
ア23及び下部磁気コア22が対向しており、磁気ギャ
ップとして、記録媒体に対する情報の読み呂しや書き込
みを行なう。一方、磁気コア中央部202では、導体コ
イル26が磁気回路と交差するように設けてあり、この
導体コイル26は、上部及び下部磁気コアと有機樹脂膜
27により絶縁されている。
薄膜磁気ヘッドのトラック幅も微細化が進んでいる。第
2図は、従来の薄膜磁気ヘッドの構造の一例を表わして
いる。基板21上の下地膜22の上部には、下部磁気コ
ア23が形成されており、後から形成される上部磁気コ
ア24と共に磁気回路を構成している。磁気ヘッド先端
部201では、ギャップ[125をはさんで上部磁気コ
ア23及び下部磁気コア22が対向しており、磁気ギャ
ップとして、記録媒体に対する情報の読み呂しや書き込
みを行なう。一方、磁気コア中央部202では、導体コ
イル26が磁気回路と交差するように設けてあり、この
導体コイル26は、上部及び下部磁気コアと有機樹脂膜
27により絶縁されている。
さて、上部及び下部磁気コアは高精度なパターン形成が
必要であるが、特に、上部磁気コア先端部の磁気ギャッ
プに対向している部分の幅(トラック幅、第2図中にT
Wと示している)は、記録密度を決める重要なパラメー
タの一つであり、高い寸法精度が要求される。このため
、パターンの形成精度に優れた方法として、ホトレジス
トをマスク材にしたイオンビームエツチング法が用いら
れることが多かった。この従来法による薄膜磁気ヘッド
の製造プロセスの一部を、第3図に模式的に示す。まず
、第3図(a)に示すように、基板31及び下地膜32
の上部に、下部磁性膜33゜ギャップ膜35.絶縁膜3
7及び導体コイル36を作製した後、その上に上部磁性
膜34をスパッタリングする。次いで、第3図(b)に
示すように、上部磁気コア形状のホトレジストパターン
38を作製した後、これをマスク材にして、第3図(c
)に示すように、Arガスによるイオンビームエツチン
グ法で上部磁性膜34をエツチングする。その後、第3
図(d)に示すように、ホトレジスト38を除去する。
必要であるが、特に、上部磁気コア先端部の磁気ギャッ
プに対向している部分の幅(トラック幅、第2図中にT
Wと示している)は、記録密度を決める重要なパラメー
タの一つであり、高い寸法精度が要求される。このため
、パターンの形成精度に優れた方法として、ホトレジス
トをマスク材にしたイオンビームエツチング法が用いら
れることが多かった。この従来法による薄膜磁気ヘッド
の製造プロセスの一部を、第3図に模式的に示す。まず
、第3図(a)に示すように、基板31及び下地膜32
の上部に、下部磁性膜33゜ギャップ膜35.絶縁膜3
7及び導体コイル36を作製した後、その上に上部磁性
膜34をスパッタリングする。次いで、第3図(b)に
示すように、上部磁気コア形状のホトレジストパターン
38を作製した後、これをマスク材にして、第3図(c
)に示すように、Arガスによるイオンビームエツチン
グ法で上部磁性膜34をエツチングする。その後、第3
図(d)に示すように、ホトレジスト38を除去する。
第3図に示した従来法で薄膜磁気ヘッドを作製すると、
サイドエツチングやイオンビームの遮蔽が原因となって
、上部磁性膜の側面テーバ角度は90度未満(通常は6
0〜70度)になる。一方、磁気ディスクの記録密度が
増加するのに伴い、磁気ヘッドから発生する磁界を大き
くするために、上部磁性膜を厚くする必要がある。とこ
ろが、上部磁性膜の側面テーバ角度が小さい場合は、厚
い膜をエツチングすると寸法が変動しやすくなる。
サイドエツチングやイオンビームの遮蔽が原因となって
、上部磁性膜の側面テーバ角度は90度未満(通常は6
0〜70度)になる。一方、磁気ディスクの記録密度が
増加するのに伴い、磁気ヘッドから発生する磁界を大き
くするために、上部磁性膜を厚くする必要がある。とこ
ろが、上部磁性膜の側面テーバ角度が小さい場合は、厚
い膜をエツチングすると寸法が変動しやすくなる。
従って、厚い上部磁性膜に対してトラック幅精度を良く
するには、側面テーバ角度をできるだけ急峻に形成する
ことが望ましい。
するには、側面テーバ角度をできるだけ急峻に形成する
ことが望ましい。
しかし、側面テーバ角度が急峻なパターンの上に別の膜
を作製すると、側面部分の膜のつきまわりが悪くなると
いう欠点がある0例えば、側面テーバ角度が急峻な上部
磁性膜の上にアルミナ保護膜をスパッタリングすると、
パターン側面部でボイドが発生したり密着不良を起こし
たりする。そこで、パターン精度が厳しくない部分では
、側面テーバ角度はできるだけゆるやかな方が望ましい
。
を作製すると、側面部分の膜のつきまわりが悪くなると
いう欠点がある0例えば、側面テーバ角度が急峻な上部
磁性膜の上にアルミナ保護膜をスパッタリングすると、
パターン側面部でボイドが発生したり密着不良を起こし
たりする。そこで、パターン精度が厳しくない部分では
、側面テーバ角度はできるだけゆるやかな方が望ましい
。
従って、上部磁性膜の場合、パターン先端部のトラック
幅を決める部分ではテーバ角度を急峻に、パターン後部
の部分ではテーバ角度をゆるやかに形成するのが望まし
い。
幅を決める部分ではテーバ角度を急峻に、パターン後部
の部分ではテーバ角度をゆるやかに形成するのが望まし
い。
このように、薄膜磁気ヘッドの磁性膜パターンの側面テ
ーバ角度を、パターン先端部分に比べてパターン後部で
ゆるやかにする方法については、特開昭63−1811
07号公報に記載例がある。しかし、この公知例では、
下部磁性膜パターンについてのみ考慮されており、肝心
のトラック幅を決定する上部磁性膜パターンについては
、なんら考慮されていなかった。
ーバ角度を、パターン先端部分に比べてパターン後部で
ゆるやかにする方法については、特開昭63−1811
07号公報に記載例がある。しかし、この公知例では、
下部磁性膜パターンについてのみ考慮されており、肝心
のトラック幅を決定する上部磁性膜パターンについては
、なんら考慮されていなかった。
本発明の目的は、高い寸法精度と信頼性をもつ薄膜磁気
ヘッドと、その製造方法を提供することにある。
ヘッドと、その製造方法を提供することにある。
本発明の薄膜磁気ヘッドは、上部磁性膜の側面テーバ角
度を、トラック幅を決定するパターン先端部で急峻に作
製し、パターン後部でゆるやかに作製したことを特徴と
する。ここで先端部のテーバ角度の絶対値は、70度よ
り大きく、かつ、90度以下であることが望ましい、ま
た、後部のテーバ角度の絶対値は、70度以下であるこ
とが望ましい。
度を、トラック幅を決定するパターン先端部で急峻に作
製し、パターン後部でゆるやかに作製したことを特徴と
する。ここで先端部のテーバ角度の絶対値は、70度よ
り大きく、かつ、90度以下であることが望ましい、ま
た、後部のテーバ角度の絶対値は、70度以下であるこ
とが望ましい。
薄膜磁気ヘッドを実現するための本発明の薄膜磁気ヘッ
ドの製造方法は、上部磁性膜先端部を集束イオンビーム
エツチング法を用いてパターン形成し、上部磁性膜後部
を通常のイオンビームエツチング法を用いてパターン形
成することを特徴とする。集束イオンビームエツチング
法を適用すると、エツチングされたパターン側面形状を
、はぼ、垂直にできるため、パターン精度を向上できる
反面、スループットが低いという欠点がある。これに対
して、通常のイオンビームエツチング法を適用すると、
スルーブツトが高い反面、パターン側面形状はなだらか
になる。本発明は、この両者の特徴を活かして組み合わ
せることにより、高い寸法精度と信頼性を併せ持つ薄膜
磁気ヘットを実現するものである。
ドの製造方法は、上部磁性膜先端部を集束イオンビーム
エツチング法を用いてパターン形成し、上部磁性膜後部
を通常のイオンビームエツチング法を用いてパターン形
成することを特徴とする。集束イオンビームエツチング
法を適用すると、エツチングされたパターン側面形状を
、はぼ、垂直にできるため、パターン精度を向上できる
反面、スループットが低いという欠点がある。これに対
して、通常のイオンビームエツチング法を適用すると、
スルーブツトが高い反面、パターン側面形状はなだらか
になる。本発明は、この両者の特徴を活かして組み合わ
せることにより、高い寸法精度と信頼性を併せ持つ薄膜
磁気ヘットを実現するものである。
集束イオンビームエツチングを施す領域は、少なくとも
、トラック幅を決定する上部磁性膜の先端部、即ち記録
媒体対向面に露出する上部磁性膜部分が含まれていれば
問題ない。このように、集束イオンビームエツチングは
スループットが低いため、この領域はできるだけ小さい
のが望ましい。
、トラック幅を決定する上部磁性膜の先端部、即ち記録
媒体対向面に露出する上部磁性膜部分が含まれていれば
問題ない。このように、集束イオンビームエツチングは
スループットが低いため、この領域はできるだけ小さい
のが望ましい。
また、通常のイオンビームエツチング法に用いるマスク
材は有機樹脂、金属、無機酸化物など何でも良いが、工
程を簡単にするには、感光性樹脂(ホトレジスト)を用
いてパターン形成するのが望ましい。
材は有機樹脂、金属、無機酸化物など何でも良いが、工
程を簡単にするには、感光性樹脂(ホトレジスト)を用
いてパターン形成するのが望ましい。
集束イオンビームエツチング法と通常のイオンビームエ
ツチング法とを適用する順序はどちらが先でもかまわな
いが、先に集束イオンビームエツチング法を用いた場合
は、通常のイオンビームエツチング時のマスク材を集束
イオンビームエツチングで作製した部分にも形成してお
く必要がある。
ツチング法とを適用する順序はどちらが先でもかまわな
いが、先に集束イオンビームエツチング法を用いた場合
は、通常のイオンビームエツチング時のマスク材を集束
イオンビームエツチングで作製した部分にも形成してお
く必要がある。
即ち、高い寸法精度で垂直にエツチングされた部分が、
通常のイオンビームエツチング時に、不必要にエツチン
グされないようにしておかなければならない。
通常のイオンビームエツチング時に、不必要にエツチン
グされないようにしておかなければならない。
例えば、上部磁性膜の厚さが3μmの場合、側面テーバ
角度が70度になると、磁性膜上端の幅は下端の幅に比
べて2.2μm小さくなることから、厚さが変動すると
パターン幅も変動しやすくなる。これに対して、側面テ
ーパ角度が88度の場合は、磁性膜上端と下端の幅の差
は0.3μmであり、パターン幅の変動も少ない。この
ように、上部磁性膜の側面テーバ角度をできるだけ急峻
にすることにより、トラック幅の変動を小さく押さえる
ことができる。しかし、テーパ角度が90度を超えると
、側面がオーバハング状になり、その上部につきまわり
の良い膜を形成することが困難になる。従って、上部磁
性膜の先端部の側面テーバ角度は、70度より大きく、
かつ、90度以下の値に設定するのが望ましい。
角度が70度になると、磁性膜上端の幅は下端の幅に比
べて2.2μm小さくなることから、厚さが変動すると
パターン幅も変動しやすくなる。これに対して、側面テ
ーパ角度が88度の場合は、磁性膜上端と下端の幅の差
は0.3μmであり、パターン幅の変動も少ない。この
ように、上部磁性膜の側面テーバ角度をできるだけ急峻
にすることにより、トラック幅の変動を小さく押さえる
ことができる。しかし、テーパ角度が90度を超えると
、側面がオーバハング状になり、その上部につきまわり
の良い膜を形成することが困難になる。従って、上部磁
性膜の先端部の側面テーバ角度は、70度より大きく、
かつ、90度以下の値に設定するのが望ましい。
一方、上部磁性膜の後部は、高い寸法精度で加工する必
要がないので、側面のテーパ角度は70度より小さくて
も問題ない、むしろ、その上部に作製する保護膜のつき
まわりを考慮すると、70度以下のゆるやかな側面を作
製するのが望ましい。
要がないので、側面のテーパ角度は70度より小さくて
も問題ない、むしろ、その上部に作製する保護膜のつき
まわりを考慮すると、70度以下のゆるやかな側面を作
製するのが望ましい。
また、集束イオンビームエツチング法では、マスク材を
用いずに、直接、基板上にパターンを描画できるため、
サイドエツチングやイオンビームの遮蔽は発生せず、上
部磁性膜をほぼ垂直にエツチングすることができる。こ
れに対して、通常のイオンビームエツチング法では、適
当なマスク材を用いれば、側面テーバ角度を70度以下
にすることは容易である。
用いずに、直接、基板上にパターンを描画できるため、
サイドエツチングやイオンビームの遮蔽は発生せず、上
部磁性膜をほぼ垂直にエツチングすることができる。こ
れに対して、通常のイオンビームエツチング法では、適
当なマスク材を用いれば、側面テーバ角度を70度以下
にすることは容易である。
以下、本発明の一実施例を第1図により説明する。第1
図は、本発明による薄膜磁気ヘッドの側面断面図及び正
断面図を模式的に示したものである。第1図(b)及び
(c)はそれぞれ第1図(a)に示した側断面を持つ薄
膜磁気ヘッドのB及びCの部分の正断面を表わしている
0図中で11は基板、12は下地膜、13は下部磁性膜
、14は上部磁性膜、15はギャップ膜、16は導体コ
イル、17は絶縁膜、18は保護膜である。
図は、本発明による薄膜磁気ヘッドの側面断面図及び正
断面図を模式的に示したものである。第1図(b)及び
(c)はそれぞれ第1図(a)に示した側断面を持つ薄
膜磁気ヘッドのB及びCの部分の正断面を表わしている
0図中で11は基板、12は下地膜、13は下部磁性膜
、14は上部磁性膜、15はギャップ膜、16は導体コ
イル、17は絶縁膜、18は保護膜である。
第1WI(b)に示したように、上部磁性a114先端
部101の側面テーバ角度は89度になるように作製し
、また、第1図(c)に示したように。
部101の側面テーバ角度は89度になるように作製し
、また、第1図(c)に示したように。
上部磁性膜14後部102の側面テーバ角度は65度に
なるように作製した。このヘッドはトラック幅精度に優
れ、かつ、磁性膜上部の保護膜18のつきまわりも良い
ため信頼性に優れていた。
なるように作製した。このヘッドはトラック幅精度に優
れ、かつ、磁性膜上部の保護膜18のつきまわりも良い
ため信頼性に優れていた。
次いで、本発明の製造法の一実施例を第4図により説明
する。第4図は、本発明の製造方法を示す側断面図、及
び、上面図である。まず、第4図(a)に示すように、
基板41及び下地膜42の上部に、下部磁性膜43.ギ
ャップ膜45.絶縁膜47.及び、導体コイル46を作
製した後、その上に上部磁性B44をスパッタリングす
る。次いで、第4図(b)に示すように、磁気コア形状
のホトレジストパターン48を作製した後、これをマス
ク材にして、第4図(C)に示すように、Arガスによ
るイオンビームエツチング法で上部磁性膜44をエツチ
ングする。その後、第4図(d)に示すように、ホトレ
ジスト48を除去する0次いで、第4図(e)に示すよ
うに、段差下部のトラック幅を決める部分の上部磁性膜
44を、Geイオンによる集束イオンビームエツチング
法を用いて一部エッチングし、トラック幅を決める。
する。第4図は、本発明の製造方法を示す側断面図、及
び、上面図である。まず、第4図(a)に示すように、
基板41及び下地膜42の上部に、下部磁性膜43.ギ
ャップ膜45.絶縁膜47.及び、導体コイル46を作
製した後、その上に上部磁性B44をスパッタリングす
る。次いで、第4図(b)に示すように、磁気コア形状
のホトレジストパターン48を作製した後、これをマス
ク材にして、第4図(C)に示すように、Arガスによ
るイオンビームエツチング法で上部磁性膜44をエツチ
ングする。その後、第4図(d)に示すように、ホトレ
ジスト48を除去する0次いで、第4図(e)に示すよ
うに、段差下部のトラック幅を決める部分の上部磁性膜
44を、Geイオンによる集束イオンビームエツチング
法を用いて一部エッチングし、トラック幅を決める。
こうして作製した薄膜磁気ヘッドは、トラック幅のばら
つきを小さくすることができた。具体的には、上部磁性
膜厚さ2μm、トラック幅8 メt mのヘッド13対
し、従来法ではトラック幅のばらつきが±0.8μmで
あったのに対し、本発明の方法を用いることによって、
ばらつきを±0.4μmまで低減することができた。
つきを小さくすることができた。具体的には、上部磁性
膜厚さ2μm、トラック幅8 メt mのヘッド13対
し、従来法ではトラック幅のばらつきが±0.8μmで
あったのに対し、本発明の方法を用いることによって、
ばらつきを±0.4μmまで低減することができた。
本発明によれば、上部磁性膜の先端部分の側面テーバ角
度が急峻なため、膜厚変動やエツチング変動があっても
トランク幅精度の良い薄III!気ヘッドを実現するこ
とができる。また、上部磁性膜の後部の側面テーバ角度
がゆるやかなため、保護膜のつきまわりが良く、信頼性
に優れた薄膜磁気ヘッドを実現することができる。
度が急峻なため、膜厚変動やエツチング変動があっても
トランク幅精度の良い薄III!気ヘッドを実現するこ
とができる。また、上部磁性膜の後部の側面テーバ角度
がゆるやかなため、保護膜のつきまわりが良く、信頼性
に優れた薄膜磁気ヘッドを実現することができる。
また、本発明の製造方法によれば、上記の優れた薄膜磁
気ヘッドを高スルーブツトで、かつ、安定に製造するこ
とができる。
気ヘッドを高スルーブツトで、かつ、安定に製造するこ
とができる。
第1図は、本発明の一実施例の側断面図(a)及び正断
面図(b)、(c) 、第2図は、従来構造の一例を表
わす側断面図、第3図は、従来の製造方法の一例を表オ
〕す側断面図、第4図は1本発明の製造方法の一実施例
を表わす側断面図及び上面図である。 11・基板、12・・・下地膜、13・・・下部磁性膜
、14・・・上部磁性膜、】5・・・ギャップ膜、16
・・導体コイル、17・・・絶縁膜、18・・・保*a
、101・・・上部磁性膜後部、102・・上部磁性膜
後部。
面図(b)、(c) 、第2図は、従来構造の一例を表
わす側断面図、第3図は、従来の製造方法の一例を表オ
〕す側断面図、第4図は1本発明の製造方法の一実施例
を表わす側断面図及び上面図である。 11・基板、12・・・下地膜、13・・・下部磁性膜
、14・・・上部磁性膜、】5・・・ギャップ膜、16
・・導体コイル、17・・・絶縁膜、18・・・保*a
、101・・・上部磁性膜後部、102・・上部磁性膜
後部。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、基板上に少なくとも下部磁性膜、ギャップ膜、絶縁
膜、導体コイル、上部磁性膜を積層した薄膜磁気ヘッド
において、 前記上部磁性膜の、記録媒体に対向している面に露出し
ている先端部の側面テーパ角度が、前記上部磁性膜の前
記先端部以外の部分の側面テーパ角度よりも大きいこと
を特徴とする薄膜磁気ヘッド。 2、請求項1において、前記上部磁性膜の前記先端部の
側面テーパ角度が、70度より大きく、かつ、90度以
下である薄膜磁気ヘッド。 3、請求項1または2において、前記上部磁性膜の前記
先端部以外の部分の側面テーパ角度が、70度以下であ
る薄膜磁気ヘッド。 4、請求項1、2または3において、前記上部磁性膜の
前記先端部を集束イオンビームエッチング法でパターン
形成し、前記先端部以外の部分をマスク材を用いた集束
しないイオンビームエッチング法でパターン形成する薄
膜磁気ヘッドの製造方法。 5、請求項4において、前記先端部のパターン形成を、
前記先端部以外の部分のパターン形成よりも後で行なう
薄膜磁気ヘッドの製造方法。 6、請求項4または5において、前記マスク材として、
感光性樹脂を用いる薄膜磁気ヘッドの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24748790A JPH04129013A (ja) | 1990-09-19 | 1990-09-19 | 薄膜滋気ヘツド及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24748790A JPH04129013A (ja) | 1990-09-19 | 1990-09-19 | 薄膜滋気ヘツド及びその製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04129013A true JPH04129013A (ja) | 1992-04-30 |
Family
ID=17164200
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP24748790A Pending JPH04129013A (ja) | 1990-09-19 | 1990-09-19 | 薄膜滋気ヘツド及びその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04129013A (ja) |
-
1990
- 1990-09-19 JP JP24748790A patent/JPH04129013A/ja active Pending
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