JPH09195401A - 床下換気構造及び換気見切縁材 - Google Patents

床下換気構造及び換気見切縁材

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JPH09195401A
JPH09195401A JP723696A JP723696A JPH09195401A JP H09195401 A JPH09195401 A JP H09195401A JP 723696 A JP723696 A JP 723696A JP 723696 A JP723696 A JP 723696A JP H09195401 A JPH09195401 A JP H09195401A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 基礎自体に換気口を設けることなく、床下全
面に亘って換気を効率よく行うことができ、しかも基礎
の構造強度を充分に確保することができると共に基礎工
事も容易なものとなし得る床下換気構造を提供すること
を目的とする。 【解決手段】 基礎1の上端面1aに所定間隔を隔てて
複数の台座2を固定し、長尺状とされた換気見切縁材3
の折曲げ部4を、該台座2の前端側上面2aに設けた溝
部5に固定して、複数の該台座2に亘って該換気見切縁
材3を固定してなり、上記基礎1の上端面1aと上記台
座2の上に敷設される部材9及び各台座2間で挟まれる
間隙と少なくとも対向する位置の、上記換気見切縁材3
の中折り部14に換気孔13を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、床下換気構造及び
換気見切縁材に関し、特に基礎自体に床下換気口を設け
ることなく床下全面に亘って換気が効率良く行える床下
換気構造、及び基礎の外側面に形成される仕上げ材を簡
単に且つ見栄えよく形成し得る換気見切縁材に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】建築物
においては、床下の換気を行うために、基礎コンクリー
トの布基礎に換気口を設けてあるのが一般的である。そ
の一例として、例えば図6に示すように、基礎コンクリ
ート101における布基礎102の上端面102aより
ある深さに至る切欠き凹部103を設け、その切欠き凹
部103に複数のスリット104が形成された換気用金
物105を取り付けたものが提案されている。
【0003】しかし、かかる床下換気構造の場合には、
基礎コンクリート101の断面欠損が大きく、該基礎コ
ンクリート101に配筋される鉄筋もこの切欠き凹部1
03で切断され、構造強度が弱くなる。そのため、基礎
コンクリート101の補強のために、切欠き凹部103
を避けるようにして補強鉄筋を配置しなければならず、
鉄筋工事が煩雑となる。また、基礎コンクリート101
の構造強度の観点から換気口の設置位置が限られるた
め、換気が床下全体に行き渡らないと言った問題もあ
る。
【0004】この他、図7に示すように、布基礎102
の上端面102aに比較的浅い溝106を設け、この溝
106を換気口とした床下換気構造も提案されている。
この床下換気構造では、換気口としての溝106の溝深
さが浅いために、換気を床下全体に亘って行き渡らせる
べく、複数箇所に溝106を設けている。
【0005】しかしながら、布基礎102の上端面10
2aに複数の溝106を設けると、この上端面102a
に土台や外壁を設けた際に、これら土台や外壁を平らに
設置することが困難なものとなる。
【0006】また、この他、図8に示すように、布基礎
102の中央部分に断面矩形状の貫通孔107を設け、
この貫通孔107を換気口とした床下換気構造も提案さ
れている。しかし、この床下換気構造では、図7に示す
構造で問題となる点は解消されるが、やはり図6に示す
構造のものと同様に、換気口における鉄筋工事が煩雑と
なり、該換気口を設置するための基礎工事に手間がかか
る。
【0007】さらに、この他、図9及び図10に示すよ
うに、布基礎102の上端面102aに平板状の台座1
08を一定の間隔を置いて設け、その上に載る土台10
9と各台座108間で挟まれる間隙を換気口とした構造
の床下換気構造が提案されている。
【0008】しかし、この床下換気構造では、台座10
8の固定方法が不充分であると、かかる台座108がず
れたり脱落したりする虞がある。また、ネズミ等の小動
物の侵入を防止するための防虫網110を、換気口に対
向して設けるのに手間がかかると言った問題もある。
【0009】一方、このような床下換気構造において、
布基礎の外側面の仕上げは、モルタル工事とされるのが
一般的である。モルタル工事を行うに際して外壁との境
の見切り部分は、端材を仮固定するか又は専用の板金を
見切り枠として、左官ゴテを用いて仕上げていた。
【0010】このように、端材を仮固定するか又は専用
の板金を見切り枠として左官ゴテを用いて仕上げると、
作業工数が多くかかり面倒であるばかりか、見栄えもよ
くない。
【0011】従って、本発明の目的は、基礎自体に床下
換気口を設けることなく床下全面に亘って換気が効率良
く行えると共に作業工数の低減が図れる床下換気構造を
提供することにある。また、本発明の目的は、基礎の外
側面に形成される仕上げ材を簡単に且つ見栄えよく形成
し得る換気見切縁材を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は、基礎の上端面
に所定間隔を隔てて複数の台座を固定し、長尺状とされ
た換気見切縁材の折曲げ部を、該台座の前端側上面に設
けた溝部に固定して、複数の該台座に亘って該換気見切
縁材を固定してなり、上記基礎の上端面と上記台座の上
に敷設される部材及び各台座間で挟まれる間隙と少なく
とも対向する位置の、上記換気見切縁材の中折り部に換
気孔を設けたことを特徴とする床下換気構造を提供する
ことにより、上記の目的を達成したものである。
【0013】請求項2記載の発明は、上記換気見切縁材
の底板部が、上記基礎の外側面に形成される仕上げ材の
見切り枠となることを特徴とする請求項1記載の床下換
気構造を提供することにより、上記の目的を達成したも
のである。
【0014】請求項3記載の発明は、上記台座が、上記
基礎の上端面より突出して設けられたボルトを挿通させ
る長孔を有することを特徴とする請求項1記載の床下換
気構造を提供することにより、上記の目的を達成したも
のである。
【0015】請求項4記載の発明は、上記台座の上記溝
部にその一部を固定させることにより、上記換気見切縁
材の前方に、該換気見切縁材を覆って水切り部材を設け
たことを特徴とする請求項1、2又は3記載の床下換気
構造を提供することにより、上記の目的を達成したもの
である。
【0016】請求項5記載の発明は、基礎の上端面に設
けられる換気見切縁材であって、先端に折り曲げ形成さ
れた折曲げ部を有した天板部と、1〜10mm幅で設け
られた複数のスリットにより形成された換気孔を有する
中折り部と、上記基礎の外側面に形成される仕上げ材の
見切り枠となる底板部とにより、長尺状且つ断面形状が
略コ字状とされたことを特徴とする換気見切縁材を提供
することにより、上記の目的を達成したものである。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態につい
て、図面を参照しながら説明する。図1は基礎上に台座
を介して該台座の上に敷設される部材の一つである外壁
を設けた場合の床下換気構造の斜視図、図2は図1とは
別の角度から見たときの床下換気構造の斜視図、図3は
外壁を取り外した状態の床下換気構造の平面図、図4は
床下換気構造に用いられる台座を示すもので、(a)は
その平面図、(b)は(a)のA−A線断面図、図5は
基礎上に台座を設けた場合の斜視図である。
【0018】本実施形態の床下換気構造は、図1ないし
図3に示すように、基礎1の上端面1aに所定間隔を隔
てて複数の台座2を固定し、長尺状とされた換気見切縁
材3の折曲げ部4を、該台座2の前端側上面2aに設け
た溝部5に固定して、複数の該台座2に亘って該換気見
切縁材3を固定してなっている。
【0019】本実施形態の床下換気構造について更に詳
しく説明する。コンクリートからなる基礎1の上端面1
aに所定間隔を隔てて固定される台座2は、図1及び図
2に示すように、例えば硬質ゴム、プラスチック、石等
の材料によって平面矩形状をなす板状体として形成され
ている。本実施形態では、押し出し成形した珪酸カルシ
ウム板を用いた。
【0020】この台座2には、図1及び図4に示すよう
に、換気見切縁材3が設けられる前端側とは反対側の後
端側寄りに、基礎1の上端面1aより突出して設けられ
たボルト6を挿通させる一対の台座固定孔7が設けられ
ている。この台座固定孔7は、基礎1に対する台座2の
固定位置を調整できるように、長孔として形成してあ
る。
【0021】従って、この台座固定孔7に挿通したボル
ト6を基準として、台座2を前後方向にスライドさせ所
定位置となした所で、該ボルト6にナット8を取り付け
ることにより、該台座2が固定される。
【0022】また、台座2には、図1、図2及び図4に
示すように、換気見切縁材3を固定するための溝部5が
設けられている。この溝部5は、所定間隔で配置される
台座2の配列方向である幅方向全体に亘って断面略コ字
状をなす溝として、該台座2の前端側上面2aに形成さ
れている。
【0023】さらに、この台座2の上面2aには、図4
に示すように、該台座2の上に敷設される部材である軽
量気泡コンクリートからなるALC外壁板9を固定する
外壁板固定用アングル10を取り付けるための段差部1
1が設けられている。この段差部11は、台座2の略中
央位置に設けてあり、上記外壁板固定用アングル10に
合わせて該台座2の出を調整し得るようになっている。
【0024】上記段差部11に設けられる外壁板固定用
アングル10は、図1及び図2に示すように、長尺状で
断面形状が略L字状とされている。この外壁板固定用ア
ングル10の一方の片部は、段差部11上に設けられ、
上記ナット8によって台座2上に固定されている。そし
て、この外壁板固定用アングル10の他方の片部は、A
LC外壁板9の一側面に当接するようになっている。
【0025】換気見切縁材3は、図1及び図2に示すよ
うに、先端に折り曲げ形成された折曲げ部4を有した天
板部12と、複数のスリットにより形成された換気孔1
3を有する中折り部14と、上記基礎1の外側面1bに
形成される仕上げ材15の見切り枠となる底板部16と
により、長尺状且つ断面が略コ字状とされている。本実
施形態では、換気見切縁材3は、例えば厚み0.3mm
の着色亜鉛メッキされた鋼鈑から形成されている。
【0026】この換気見切縁材3の天板部12には、そ
の先端側に折り曲げ形成された折曲げ部4が設けられて
いる。そして、この換気見切縁材3は、上記折曲げ部4
を台座2に設けられた溝部5に挿入することにより、該
台座2に対して固定されている。
【0027】換気見切縁材3の中折り部14には、ねず
み等の小動物の侵入を防止すべく所定間隔で複数のスリ
ットを形成してなる換気孔13が設けられている。換気
孔13は、長尺状とされる換気見切縁材3の全体に亘っ
て形成してある。この換気孔13を形成するスリットの
幅は、小動物の侵入防止及び防火ネットとして機能させ
るために、1〜10mmとするのが好ましく、より好ま
しくは1〜5mmとする。スリット幅が1mm未満であ
ると、換気機能が低下し、10mm超であると、小動物
の侵入等が妨げない。本実施形態では、幅2mm、長さ
24mmの長方形をなすスリットを4mmピッチで形成
した。
【0028】換気見切縁材3の底板部16は、図1及び
図2に示すように、その先端側が基礎1の上端面1aに
接して設けられ、上記基礎1の外側面1bに形成される
モルタル等による仕上げ材15の見切り枠として機能す
るようになっている。
【0029】このように、換気見切縁材3の断面形状を
略コ字状とすることで、台座2の溝部5に折曲げ部4を
引っ掛けた後、該換気見切縁材3を押し込むようにする
だけで、簡単にこの換気見切縁材3を台座2に固定する
ことができる。
【0030】また、上記換気見切縁材3が固定された台
座2の溝部5には、その一部を固定させることにより、
上記換気見切縁材3の前方に、該換気見切縁材3を覆っ
て水切り部材17が設けられている。
【0031】この水切り部材17は、図1及び図2に示
すように、換気見切縁材3の上に重ねて設けられる覆い
部18と、この覆い部18の一側縁に設けられ、台座2
の溝部5に挿入される係合片部19と、覆い部18の他
側縁に設けられ、換気孔13の前方に設けられる垂下部
20とにより、長尺状且つ断面が略階段状とされてい
る。
【0032】上記水切り部材17は、係合片部19を台
座2の溝部5に挿入することで固定され、上記換気見切
縁材3の前方に対向して設けた垂下部20によって、該
換気見切縁材3を覆って設け、上記換気孔13への雨水
の侵入を防止するようになっている。かかる垂下部20
は、この上に敷設されるALC外壁板9をつたう雨水の
水切りとしての役割の他に防火覆いとしての機能もする
ようになっている。本実施形態では、上記水切り部材1
7を、上記換気見切縁材3と同様に例えば厚み0.3m
mの着色亜鉛メッキされた鋼鈑によって形成した。
【0033】そして、上記のようにして換気見切縁材3
と水切り部材17とを固定した台座2上には、複数のA
LC外壁板9が敷設されるようになっている。このAL
C外壁板9と水切り部材17との間には、これらの間の
シールを行うシーリング材19が設けられている。
【0034】以上のようにして構成された床下換気構造
においては、換気見切縁材3の中折り部14全体に換気
孔13を設けた構造としているので、基礎自体に床下換
気口を設けることなく、床下全面に亘って換気を効率よ
く行うことができ、しかも基礎1の構造強度を充分に確
保することができると共に基礎工事も容易になる。ま
た、台座2に予め換気見切縁材3と水切り部材17を取
り付けておくことにより、基礎1とALC外壁板9との
取り付け部分のシーリング工事を容易に行うことができ
る。さらに、基礎仕上げが最後の工程で行えるので、雨
等のはねによる汚れの心配が要らない。
【0035】次に、上記した床下換気構造の施工方法に
ついて説明する。先ず、図5に示すように、基礎1の上
端面1aより突出して設けられたボルト6に台座固定孔
7を挿通させて、該基礎1の上端面1aに台座2を所定
間隔を隔てて配置する。なお、柱20のあるところは台
座2を割り、その先端部分をコンクリートボンドで接着
する。
【0036】次に、図2に示すように、台座2の上に外
壁板固定用アングル10を載せ、この外壁板固定用アン
グル10をナット8により仮止めする。次いで、図1に
示すように、換気見切縁材3の折曲げ部4を台座2の溝
部5にはめ込んで、この換気見切縁材3を台座2に対し
て固定する。
【0037】次に、外壁板固定用アングル10の出巾位
置を確認し、台座2を外壁板固定用アングル10になら
って出を揃える。そして、ナット8を締め付け、外壁板
固定用アングル10及び台座2を基礎1に固定する。次
いで、図2に示すように、台座2の溝部5に水切り部材
17を取り付け、必要に応じてボンドで固定する。この
ように、台座2の前端側上面1aに溝部5を設けている
ので、換気見切縁材3及び水切り部材17の取り付け作
業が極めて容易に行える。
【0038】次に、図1に示すように、上記台座2の上
にALC外壁板9を敷設した後、該ALC外壁板9と水
切り部材17間をシーリングする。その後、外壁吹き付
けを行った後、基礎1の外側面に仕上げ材を形成する。
このとき、換気見切縁材3の底板部16が仕上げ材の見
切り枠となるので、該仕上げ材を簡単に且つ見栄えよく
形成することができる。
【0039】本発明は、上述した実施形態に限定される
ことなく、本発明の趣旨を逸脱しない限り適宜変更が可
能である。例えば、上述の実施形態においては、換気見
切縁材3の中折り部14全体に亘って換気孔13を設け
たが、上記基礎1の上端面1aと台座2の上に敷設され
る部材及び各台座2間で挟まれる間隙と少なくとも対向
する部分にのみ換気孔13を設けるようにしてもよい。
上記間隙と対向する部分に換気孔13を設ければ、この
換気孔13を介して入り込んだ風がダイレクトに上記隙
間に入り込んで床下全体の換気がなされ、上記間隙と対
向しない部分に換気孔13を設けても、風が回り込んで
上記間隙に風が入り込むことになり、やはり床下全体の
換気がなされる。
【0040】また、上述の実施形態では、台座2の上に
ALC外壁板9を敷設したが、一般木造建築のように土
台を敷設し、或いは鉄骨を敷設するようにしてもよい。
さらに、上述の実施形態では、水切り部材17を予め台
座2に取り付けているが、後付けとすることもできる。
そしてさらに、上記台座2の上に敷設される部材の下端
位置を揃えるために、台座2に取り付けられる換気見切
縁材3及び水切り部材17の重ね厚さの分だけ、これら
が重ねられる位置に相当する該台座の厚みを削るように
してもよい。
【0041】
【発明の効果】以上の説明からも明らかなように、本発
明の床下換気構造によれば、基礎の上端面と台座の上に
敷設される部材及び各台座間で挟まれる間隙と少なくと
も対向する位置の、換気見切縁材の中折り部に換気孔を
設けているので、基礎自体に換気口を設けることなく、
床下全面に亘って換気を効率よく行うことができ、しか
も基礎の構造強度を充分に確保することができると共に
基礎工事も容易なものとすることができる。
【0042】また、本発明の換気見切縁材によれば、基
礎の外側面に形成される仕上げ材の見切り枠となる底板
部を有するので、該仕上げ材を簡単に且つ見栄えよく形
成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】基礎上に台座を介して該台座の上に敷設される
部材の一つである外壁を設けた場合の床下換気構造の斜
視図である。
【図2】図1とは別の角度から見たときの床下換気構造
の斜視図である。
【図3】外壁を取り外した状態の床下換気構造の平面図
である。
【図4】床下換気構造に用いられる台座を示すもので、
(a)はその平面図、(b)は(a)のA−A線断面図
である。
【図5】床下換気構造の施工手順を示すもので、台座を
取り付けた状態を示す斜視図である。
【図6】従来の床下換気構造を示すもので、基礎コンク
リートに切欠き凹部を設け、その切欠き凹部に換気用金
物を取り付けた例を示す斜視図である。
【図7】従来の床下換気構造を示すもので、布基礎上端
面に比較的浅い溝を設け、この溝を換気口とした例を示
す斜視図である。
【図8】従来の床下換気構造を示すもので、布基礎中央
部分に断面矩形状の貫通孔を設け、この貫通孔を換気口
とした例を示す斜視図である。
【図9】従来の床下換気構造を示すもので、布基礎上端
面に台座を設け、その上に載る土台と各台座間で挟まれ
る間隙を換気口とした例を示す斜視図である。
【図10】従来の床下換気構造を示すもので、図9の断
面図である。
【符号の説明】
1 基礎 2 台座 3 換気見切縁材 4 折曲げ部 5 溝部 6 ボルト 7 台座固定孔 9 ALC外壁板 13 換気孔 14 中折り部 15 仕上げ材 16 底板部 17 水切り部材

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基礎の上端面に所定間隔を隔てて複数の
    台座を固定し、長尺状とされた換気見切縁材の折曲げ部
    を、該台座の前端側上面に設けた溝部に固定して、複数
    の該台座に亘って該換気見切縁材を固定してなり、 上記基礎の上端面と上記台座の上に敷設される部材及び
    各台座間で挟まれる間隙と少なくとも対向する位置の、
    上記換気見切縁材の中折り部に換気孔を設けたことを特
    徴とする床下換気構造。
  2. 【請求項2】 上記換気見切縁材の底板部が、上記基礎
    の外側面に形成される仕上げ材の見切り枠となることを
    特徴とする請求項1記載の床下換気構造。
  3. 【請求項3】 上記台座が、上記基礎の上端面より突出
    して設けられたボルトを挿通させる長孔を有することを
    特徴とする請求項1記載の床下換気構造。
  4. 【請求項4】 上記台座の上記溝部にその一部を固定さ
    せることにより、上記換気見切縁材の前方に、該換気見
    切縁材を覆って水切り部材を設けたことを特徴とする請
    求項1、2又は3記載の床下換気構造。
  5. 【請求項5】 基礎の上端面に設けられる換気見切縁材
    であって、 先端に折り曲げ形成された折曲げ部を有した天板部と、
    1〜10mm幅で設けられた複数のスリットにより形成
    された換気孔を有する中折り部と、上記基礎の外側面に
    形成される仕上げ材の見切り枠となる底板部とにより、
    長尺状且つ断面形状が略コ字状とされたことを特徴とす
    る換気見切縁材。
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