JPH09194136A - 巻線張力制御装置 - Google Patents

巻線張力制御装置

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Publication number
JPH09194136A
JPH09194136A JP8005184A JP518496A JPH09194136A JP H09194136 A JPH09194136 A JP H09194136A JP 8005184 A JP8005184 A JP 8005184A JP 518496 A JP518496 A JP 518496A JP H09194136 A JPH09194136 A JP H09194136A
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JP
Japan
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tension
arm
wire
winding
drum
Prior art date
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Application number
JP8005184A
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English (en)
Inventor
Yoshiro Watanabe
好郎 渡辺
Eitaro Yoshikawa
英太郎 吉川
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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  • Tension Adjustment In Filamentary Materials (AREA)
  • Coil Winding Methods And Apparatuses (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 巻線の張力を一定に保持するための巻線張力
制御装置を提供することを目的とする。 【解決手段】 巻線張力制御装置は、1対の初張力用ロ
ーラを含む初張力発生装置と初張力用ローラより出たワ
イヤを巻き付けるためのトルクドラムとトルクドラムの
回転を制動するための制動装置とトルクドラムより出た
ワイヤの張力を制動装置にフィードバックするためのメ
カニカルフィードバック機構とを有する。このメカニカ
ルフィードバック機構は、トルクドラムより出たワイヤ
の張力が増加すると制動装置による制動力を減少させト
ルクドラムより出たワイヤの張力が減少すると制動装置
による制動力を増加させるように構成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はコイル用自動巻線装
置に使用されるための巻線張力制御装置に関し、より詳
細には、極細線を巻枠(ボビン)に巻き付ける自動巻線
装置のための巻線張力制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】映像/音響装置又は情報記録再生装置で
は高電圧を発生させるための小型のコイルが使用され
る。斯かるコイルは典型的には線径が0.05mm以下
の極細線を巻枠(ボビン)に巻き付けることによって製
造される。自動巻線装置では、巻枠(ボビン)は約10
000rpmの高速で回転する。従って供給する巻線の
張力が大きく変化すると、巻線は破断し、作業能率が減
少する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】巻線の破断を防止する
ためには巻線の張力を可能なかぎり一定に保持する必要
がある。従来、自動巻線装置において巻線の張力を一定
に保持するための精密な且つ自動的な巻線張力制御装置
は存在しなかった。
【0004】従って本発明は斯かる点に鑑み、巻線の張
力を一定に保持するための巻線張力制御装置を提供する
ことを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の巻線張力制御装
置によると、供給されたワイヤを挟んで支持する回転可
能な1対の初張力用ローラと該初張力用ローラより出た
ワイヤを巻き付けワイヤに制動力を伝達するためのトル
クドラムと該トルクドラムの回転を制動する制動力を発
生するための制動装置と上記トルクドラムより出たワイ
ヤの張力の変化を上記制動装置にフィードバックするた
めのメカニカルフィードバック機構とを有し、上記メカ
ニカルフィードバック機構は上記トルクドラムより出た
ワイヤの張力が増加すると上記制動装置による制動力を
減少させ上記トルクドラムより出たワイヤの張力が減少
すると上記制動装置による制動力を増加させるように構
成されている。
【0006】本発明によると、巻線張力制御装置におい
て、上記メカニカルフィードバック機構は枢動軸周りに
枢動可能なテンションアームと該テンションアームに装
着された回転可能なテンションプーリと上記テンション
アームを付勢するばねとを有し、上記トルクドラムより
出たワイヤの張力が増加すると上記テンションアームは
上記ばねの付勢力に抗して第1の方向に枢動し、上記ト
ルクドラムより出たワイヤの張力が減少すると上記テン
ションアームは上記ばねの付勢力によって上記第1の方
向と反対の第2の方向に枢動するように構成されている
ことを特徴とする。
【0007】本発明によると、巻線張力制御装置におい
て、上記制動装置は上記トルクドラムに装着されたブレ
ーキドラムと該ブレーキドラムの外周に沿って延在する
ブレーキバンドとを有し、該ブレーキバンドの一端は上
記テンションアームに接続されていることを特徴とす
る。
【0008】本発明によると、巻線張力制御装置におい
て、更に枢動軸周りに枢動可能な初張力用アームと該初
張力用アームに装着された初張力用プーリとを備え、該
初張力用プーリは上記トルクドラムに導かれるワイヤに
係合し、上記初張力用アームが枢動軸周りに枢動すると
上記トルクドラムに導かれるワイヤの初期張力が変化す
るように構成されていることを特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】図1を参照して本発明による巻線
張力制御装置の第1の例を説明する。本例の巻線張力制
御装置は1対の初張力用ローラ101、102とトルク
ドラム201とテンションアーム301とを有する。テ
ンションアーム301の先端にはテンションプーリ30
2が装着されている。図示しないリールに巻かれたワイ
ヤ10は初張力用ローラ101、102の間を通り、ト
ルクドラム201の円周を1周し、テンションプーリ3
02を経由して自動巻線装置に供給される。
【0010】本明細書では、以下に、ワイヤ10の初張
力T0 とは、トルクドラム201に入る前のワイヤ10
の張力、即ち、初張力発生系を出たワイヤ10の張力の
ことである。巻線張力制御装置はテンションプーリ30
2を出たワイヤ10の張力Tが一定に保持されるように
構成されている。
【0011】初張力発生系は初張力用ローラ101、1
02よりなる。初張力用ローラ101、102及びトル
クドラム201は図示しないシャーシ又はケーシングに
回転可能に装着されている。
【0012】テンションアーム301は軸301A周り
に枢動可能にシャーシ又はケーシングに装着されてい
る。テンションプーリ302と軸301Aの間にばね3
03の一端303aが接続されている。斯かるばね30
3の他端はシャーシ又はケーシングに固定されてよい。
【0013】この巻線張力制御装置にはトルクドラム2
01の回転を制動するための制動装置が設けられてい
る。制動装置はトルクドラム201に装着されたブレー
キドラム211と斯かるブレーキドラム211の円周部
の略半分に巻き付けられたブレーキバント212とを有
する。ブレーキバント212の一端212aはテンショ
ンアーム301の他端に接続され、ブレーキバント21
2の他端212bはシャーシ又はケーシングに固定され
ている。
【0014】初張力用ローラ101、102の円周部に
は弾性体、例えばゴムが装着され、2つの初張力用ロー
ラ101、102の間を通るワイヤ10は斯かる弾性体
によって支持される。こうして初張力用ローラ101、
102を出たワイヤ10は初張力T0 を有する。
【0015】初張力用ローラ101、102を出たワイ
ヤはトルクドラム201の円周部を1周する。ワイヤ1
0はトルクドラム201の円周部に対して滑らないもの
とする。ワイヤ10はトルクドラム201の回転と同期
して走行する。従ってトルクドラム201の回転を制御
することによってワイヤ10に付与される張力が制御さ
れる。
【0016】本例によると、トルクドラム201の回転
は制動装置によって制御される。従ってワイヤ10に付
与される張力は制動装置によって制御される。制動装置
はメカニカルフィードバック機構を有し、巻線張力制御
装置を出るワイヤ10の張力Tが制動装置にフィードバ
ックされる。
【0017】巻線張力制御装置を出るワイヤ10の張力
Tが大きくなるとテンションアーム301は、ばね30
3の付勢力fS に抗して、軸301A周りに反時計方向
に僅かな角度だけ枢動する。テンションアーム301の
下端に接続されたブレーキバント212は緩み、ブレー
キバント212とブレーキドラム211の間の摩擦力が
減少する。トルクドラム201の回転を制動する制動力
は減少するから、トルクドラム201の回転はより容易
となり、トルクドラム201より出るワイヤ10の張力
Tは減少する。
【0018】逆に、巻線張力制御装置を出るワイヤ10
の張力Tが小さくなるとテンションアーム301は、ば
ね303の付勢力fS によって、軸301A周りに時計
方向に僅かな角度だけ枢動する。テンションアーム30
1の下端に接続されたブレーキバント212は締まり、
ブレーキバント212とブレーキドラム211の間の摩
擦力が増加する。トルクドラム201の回転を制動する
制動力は増加するから、トルクドラム201の回転はよ
り困難となり、トルクドラム201より出るワイヤ10
の張力Tは増加する。
【0019】こうして本例によると、メカニカルフィー
ドバック機構によって、巻線張力制御装置を出るワイヤ
10の張力Tが制動装置にフィードバックされるから、
巻線張力制御装置を出るワイヤ10の張力Tは一定に維
持される。
【0020】テンションアーム301の軸301A周り
の回転モーメントの釣り合いを考える。テンションアー
ム301には、巻線張力制御装置を出るワイヤ10の張
力TによるモーメントT×cとばね303の付勢力fS
によるモーメントfS ×aとブレーキバンド212の張
力fB によるモーメントfB ×bが作用する。従って次
の式が成り立つ。
【0021】
【数1】fS ×a=T×c+fB ×b
【0022】ここに、aは軸301Aからばね303の
接続点303aまでの距離、bは軸301Aからブレー
キバンド212の接続端212aまでの距離、cは軸3
01Aからテンションプーリ302の軸までの距離であ
る。
【0023】トルクドラム201の軸201A周りの回
転モーメントの釣り合いを考える。トルクドラム201
には、巻線張力制御装置を出るワイヤ10の張力Tによ
るモーメントT×Rと初張力用ローラ101、102を
出たワイヤ10の張力T0 によるモーメントT0 ×Rと
ブレーキバンド212の張力fB による制動モーメント
B ×r×exp(μθ)−fB ×rが作用する。従っ
て次の関係式が成り立つ。
【0024】
【数2】 T×R=fB ×r×〔exp(μθ)−1〕+T0 ×R
【0025】ここに、Rはトルクドラム201の外径、
rはブレーキドラム211の外径、θはブレーキバンド
212の巻き付け角、μはブレーキバンド212とブレ
ーキドラム211の間の摩擦係数である。このつ2の式
より巻線張力制御装置を出るワイヤ10の張力Tを求め
ると次のようになる。
【0026】
【数3】T=k0 (kS ×fS +T0 ) kS =〔exp (μθ)−1〕(r/R)(a/b) k0 =1/〔1+(exp (μθ)−1)(r/R)(c
/b)〕
【0027】メカニカルフィードバック機構を設けない
場合には次のようになる。
【0028】
【数4】T=kS ×fS +T0S =〔exp (μθ)−1〕(r/R)
【0029】次にワイヤ10がトルクドラム201の円
周部に対して滑らないための条件を求める。トルクドラ
ム201の円周部に対するワイヤ10の巻き付け角を
α、ワイヤ10とトルクドラム201の円周部の間の摩
擦係数をκとすると、次の式が成り立つ必要がある。
【0030】
【数5】T≦T0 exp (κα)
【0031】これに数2の式の関係を使用して変形する
と次の式が得られる。
【0032】
【数6】0≦fB ×r×〔exp (μθ)−1〕≦T0 ×
R×〔exp (κα)−1〕
【0033】従って初張力T0 に対するブレーキバンド
212の張力fB の比fB /T0 が一定値より大きくな
ると、ワイヤ10はトルクドラム201の円周部上にて
滑り、トルクドラム201は回転することなく単なる固
定ガイドとなる。
【0034】図2を参照して本発明による巻線張力制御
装置の第2の例を説明する。本例の巻線張力制御装置は
初張力発生装置を有し、この初張力発生装置は1対の初
張力用ローラ101、102と初張力用アーム103と
初張力用ばね104とを有する。初張力用アーム103
は枢動軸103A周りに枢動可能にシャーシ又はケーシ
ング20に装着されている。
【0035】初張力用ばね104の一端104aは初張
力用アーム103の一端103aにに接続され、張力用
ばね104の他端104bはシャーシ又はケーシングに
固定されている。初張力用アーム103の他端103b
にはローラ106が回転可能に装着されている。後に説
明するがこのローラ106はテンションアーム301の
下端に係合するように構成されている。
【0036】第1の張力用ローラ101はシャーシ又は
ケーシング20に回転可能に装着され、第2の張力用ロ
ーラ102は初張力用アーム103上に回転可能に装着
されている。
【0037】テンションアーム301は軸301A周り
に枢動可能にシャーシ20に装着されている。テンショ
ンアーム301の一端にはテンションプーリ302が回
転可能に装着され、テンションプーリ302と軸301
Aの間にばね303の一端303aが接続されている。
斯かるばね303の他端303bはシャーシ20に固定
されている。
【0038】トルクドラム201とトルクドラム201
を制動するための制動装置は、第1の例と同様な構成で
ある。即ち、トルクドラム201にシャーシ20に回転
可能に装着されている。制動装置はトルクドラム201
に装着されたブレーキドラム211と斯かるブレーキド
ラム211の円周部の略半分に巻き付けられたブレーキ
バント212とを有する。ブレーキバント212の一端
212aはテンションアーム301の他端に接続され、
ブレーキバント212の他端212bはシャーシ20に
固定されている。
【0039】本例の巻線張力制御装置のメカニカルフィ
ードバック機構は、図1に示した第1の例の場合と同様
であり、上述の議論及び式がそのまま成り立つ。
【0040】次に初張力発生装置の動作を説明する。初
張力用アーム103には、初張力用ばね104の付勢力
による反時計方向の回転モーメント−MS が作用する。
この回転モーメント−MS によって、第2の初張力用ロ
ーラ102は第1の初張力用ローラ101に所定の力で
押し付けられる。この押し付け力によって、ワイヤ10
は2つの初張力用ローラ101、102の円周部の弾性
体の間に挟まれる。こうして2つの初張力用ローラ10
1、102によって所定の初張力T0 が生成される。
【0041】初張力用アーム103には、第2の初張力
用ローラ102が受ける第1の初張力用ローラ101か
らの反力による時計方向の回転モーメント+MR が作用
する。定常状態ではこの2つのモーメント−MS +MR
は釣り合っている。
【0042】初張力T0 が増加すると、巻線張力制御装
置を出るワイヤ10の張力Tが増加し、テンションアー
ム301は、ばね303の付勢力に抗して、軸301A
周りに僅かな角度で反時計方向に枢動する。するとテン
ションアーム301の下端はローラ106に係合する。
従って、初張力用アーム103にローラ106を経由し
た時計方向の回転モーメント+MW が作用し、初張力用
アーム103は時計方向に僅かに回転する。
【0043】初張力用アーム103が時計方向に回転す
ると、第2の初張力用ローラ102から第1の初張力用
ローラ101への押し付け力が減少する。従って2つの
初張力用ローラ101、102の円周部の弾性体の間に
挟まれているワイヤ10はより自由に移動することがで
き、初張力T0 は減少する。
【0044】初張力T0 は減少すると、巻線張力制御装
置を出るワイヤ10の張力Tが減少し、テンションアー
ム301は、ばね303の付勢力によって、軸301A
周りに僅かな角度で時計方向に枢動する。ローラ106
を経由した時計方向の回転モーメント+MW が減少し、
又はテンションアーム301の下端はローラ106より
離れる。初張力用アーム103は今度は反時計方向に僅
かに回転する。初張力用アーム103が反時計方向に回
転すると、第2の初張力用ローラ102から第1の初張
力用ローラ101への押し付け力が増加する。従って2
つの初張力用ローラ101、102の円周部の弾性体の
間に挟まれているワイヤ10は自由に移動することがで
きなくなり、初張力T0 は増加する。
【0045】こうして、本例によると、巻線張力制御装
置を出るワイヤ10の張力Tが増加又は減少すると、初
張力用アーム103が反時計方向及び時計方向に交互に
僅かに回転することによってワイヤ10の初張力T0
一定に維持される。
【0046】図3に本例の巻線張力制御装置の制御系の
構成を示す。図3Aはメカニカルフィードバック機構を
設けた場合、図3Bはメカニカルフィードバック機構を
設けない場合、図3Cはメカニカルフィードバック機構
を設け更に初張力発生装置にもメカニカルフィードバッ
ク機構を設けた場合、である。初張力発生装置100は
外乱として作用する。
【0047】図3Aの制御系は本発明の第1の例に相当
し、初張力発生装置100は2つの初張力用ローラ10
1、102に相当する。この制御系の出力信号、即ち、
巻線張力制御装置を出るワイヤ10の張力Tは次のよう
に表される。
【0048】
【数7】T=〔GF /(1+GF B )〕fS +〔1/
(1+GF B )〕T0
【0049】ここにGF 、GB は制動装置及びテンショ
ンアーム301の伝達関数である。fS はブレーキバン
ドの張力である。
【0050】図3Bの制御系はメカニカルフィードバッ
ク機構を設けない場合であるから、ワイヤ10の張力T
は、数7の式において、GB =0と置けばよい。
【0051】図3Cの制御系は本発明の第2の例に相当
し、初張力発生装置100は2つの初張力用ローラ10
1、102と初張力用アーム103を含む。この例では
初張力発生装置100もメカニカルフィードバック機構
を有する。従ってワイヤ10の張力Tは、数7の式にお
いて、T0 =〔GG /(1+GG C )〕T0 と置けば
よい。GG 、GC は初張力発生装置100び初張力用ア
ームの伝達関数である。
【0052】次に図4〜図6を参照して本発明による巻
線張力制御装置の第3の例を説明する。巻線張力制御装
置を構成する各部は3桁の数字よりなる参照符号が付さ
れており、初張力発生系は百番台の数字、トルクドラム
系は二百番台の数字、テンションアーム系は三百番台の
数字、その他は四百番台の数字によって表される。
【0053】初張力発生系は1対の初張力用ローラ10
1、102と初張力用アーム103と1対の初張力用ば
ね104、105とローラ107とを有する。初張力用
アーム103は軸103A周りに回転可能にシャーシ2
0に装着されている。第1の初張力用ローラ101はシ
ャーシ20に回転可能に装着され、第2の初張力用ロー
ラ102は初張力用アーム103に回転可能に装着され
ている。
【0054】2つの初張力用ばね104、105の一端
は初張力用アーム103に接続され他端は固定されてい
る。また、初張力用アーム103の先端、即ち、軸10
3Aと反対側の端部にはローラ107が回転可能に装着
され、斯かるローラ107の円周部はワイヤ10に係合
するように構成されている。
【0055】本例の初張力発生系の動作を説明する。初
張力用アーム103には、初張力用アーム103を軸1
03A周りに回転させるための3つの回転モーメントが
作用する。第1は、2つの初張力用ばね104、105
の付勢力による時計方向の回転モーメント+MS であ
る。この回転モーメント+MS によって、第2の初張力
用ローラ102は第1の初張力用ローラ101に所定の
力で押し付けられる。この押し付け力によって、ワイヤ
10は2つの初張力用ローラ101、102の円周部の
弾性体の間に挟まれる。こうして2つの初張力用ローラ
101、102によって所定の初張力T0 が生成され
る。
【0056】第2は、第2の初張力用ローラ102が受
ける第1の初張力用ローラ101からの反力による反時
計方向の回転モーメント−MR である。第3は、ワイヤ
10の初張力T0 よりローラ107が受ける力による反
時計方向の回転モーメント−MW である。定常状態では
この3つのモーメントの和+MS −MR −MW が釣り合
っている。
【0057】初張力T0 が増加すると、ローラ107を
経由した反時計方向の回転モーメント−MR が増加し、
初張力用アーム103は、初張力用ばね104、105
の付勢力に抗して、反時計方向に僅かに回転する。初張
力用アーム103が反時計方向に回転すると、第2の初
張力用ローラ102から第1の初張力用ローラ101へ
の押し付け力が減少する。従って2つの初張力用ローラ
101、102の円周部の弾性体の間に挟まれているワ
イヤ10はより自由に移動することができ、初張力T0
は減少する。
【0058】初張力T0 は減少すると、ローラ107を
経由した反時計方向の回転モーメントMR が減少し、初
張力用アーム103は、初張力用ばね104、105の
付勢力によって、今度は時計方向に僅かに回転する。初
張力用アーム103が時計方向に回転すると、第2の初
張力用ローラ102から第1の初張力用ローラ101へ
の押し付け力が増加する。従って2つの初張力用ローラ
101、102の円周部の弾性体の間に挟まれているワ
イヤ10は自由に移動することができなくなり、初張力
0 は増加する。
【0059】こうして、初張力用アーム103が反時計
方向及び時計方向に交互に僅かに回転することによって
ワイヤ10の初張力T0 は一定に維持される。
【0060】トルクドラム系を説明する。トルクドラム
系は、軸201A周りに回転可能にシャーシ20に装着
されたトルクドラム201とトルクドラム201に固定
的に装着されたブレーキドラム211とブレーキドラム
211の円周部に所定の接触角にて係合しているブレー
キバント212とを有する。
【0061】テンションアーム系を説明する。テンショ
ンアーム系は、軸301A周りに回転可能にシャーシ2
0に装着されたテンションアーム301とテンションア
ーム301の先端に回転可能に装着されたテンションプ
ーリ302とテンションアーム301に係合しているブ
レーキアーム321とを有する。
【0062】ブレーキアーム321の一端にはばね30
5、306が装着され、ブレーキアーム321の他端に
はブレーキバント212が装着されている。図5に示す
ように、テンションアーム系は更に、トグルアーム33
1を有する。
【0063】本例のメカニカルフィードバック機構は、
図1の第1の例及び図2の第2の例と同様である。
【0064】巻線張力制御装置を出るワイヤ10の張力
Tが大きくなるとテンションアーム301は軸301A
周りに反時計方向に僅かな角度だけ枢動し、ブレーキバ
ント212は緩み、制動力は減少する。それによって、
トルクドラム201より出るワイヤ10の張力Tは減少
する。
【0065】逆に、巻線張力制御装置を出るワイヤ10
の張力Tが小さくなるとテンションアーム301は軸3
01A周りに時計方向に僅かな角度だけ枢動し、制動力
は増加する。それによってトルクドラム201より出る
ワイヤ10の張力Tは増加する。
【0066】こうして、メカニカルフィードバック機構
によって、巻線張力制御装置を出るワイヤ10の張力T
が制動装置にフィードバックされるから、巻線張力制御
装置を出るワイヤ10の張力Tは一定に維持される。
【0067】図6を参照してテンションアーム系の構成
及び動作を更に詳細に説明する。本例によるとテンショ
ンアーム系は、テンションアーム301に作用する回転
モーメント+MS の腕の長さを変化させることができる
ように構成されている。回転モーメント+MS の腕の長
さは、テンションアーム301の回転軸301E、30
1Aの中心軸線とばね305、306の付勢力fS との
間の距離である。
【0068】テンションアーム301は上側のアーム部
301Bと斯かるアーム部301Bより下方に延在する
脚部301Cとを有する。アーム部301Bは軸301
Eに取り付けられ、脚部301Cは軸301Aに取り付
けられている。斯かる2つの軸軸301E、301Aは
互いに同一軸線上に配置され、適当な方法でそれぞれシ
ャーシ20に装着されている。従って、テンションアー
ム301は軸301E、301A周りに回転することが
できる。
【0069】アーム部301Bには、下方に延在する2
つのピン301D、301Fが装着されている。
【0070】ブレーキアーム321は上側のアーム部3
21Bと斯かるアーム部321Bより下方に延在する脚
部321Cとを有し、脚部321Cには軸321Aが取
り付けられている。アーム部321Bには3つの孔32
1D、321E、321Fが形成されており、第1及び
第3の孔321D、321Fにテンションアーム301
の2つのピン301D、301Fがそれぞれ係合してい
る。また第2の孔321Eには、軸301Eが貫通して
いる。
【0071】2つの孔321D、321Fのうち第1の
の孔321Dは長穴であるが、第3の孔321Fは図示
のように第3のピン301Fが係合するための3つの係
合部321a、321b、321cを有する。
【0072】上述のように、アーム部321Bの一端に
は2つのばね305、306が取り付けられ、アーム部
321Bの他端にはブレーキバンド212が取り付けら
れている。
【0073】トグルアーム331は下側のT字形部33
1Bとそれより上方に延在する脚部331Cとを有し、
T字形部331B及び脚部331Cの孔に軸331Aが
係合している。斯かる軸331Aは適当な方法でシャー
シ20に装着されている。こうして、トグルアーム33
1は軸331A周りに回転することができる。
【0074】T字形部331Bの先端にはU字形部33
1Dが形成されており、斯かるU字形部331Dにブレ
ーキアーム321の軸321Aが係合するように構成さ
れている。
【0075】T字形部331Bの両側の突起部分には孔
331a、331bが形成されており、斯かる孔331
a、331bに図示しないアクチュエータが接続されて
いる。
【0076】斯かるアクチュエータが作動することによ
って、T字形部331Bの両側の突起部分には力FA
はFB が作用する。それによってトグルアーム331は
軸331A周りに回転し、U字形部331Dは矢印A又
はBの方向に僅かに移動する。すると、U字形部331
Dに係合しているブレーキアーム321の軸321Aも
矢印A又はBの方向に僅かに移動する。
【0077】即ち、アクチュエータが作動することによ
って、ブレーキアーム321のアーム部321Bは矢印
A又はBの方向に僅かに移動する。
【0078】上述のように、テンションアーム301の
2つのピン301D、301Fはブレーキアーム321
の2つの孔321D、321Fに係合しているが、これ
らの孔321D、321Fは比較的に大きい。従って、
ブレーキアーム321はテンションアーム301に対し
て相対的に滑動することができる。
【0079】ブレーキアーム321はテンションアーム
301に対して矢印A又はB方向に相対的に滑動するこ
とができるが、それ以外はブレーキアーム321とテン
ションアーム301は一体的である。従って、ブレーキ
アーム321に取り付けられた2つのばね305、30
6の付勢力によって、テンションアーム301には軸3
01E、301A周りに回転させる回転モーメント+M
S が作用する。同様に、ブレーキアーム321に取り付
けられたブレーキバンド212の張力によって、テンシ
ョンアーム301には軸301E、301A周りに回転
させる回転モーメント−MB が作用する。
【0080】テンションアーム301に作用する2つの
ばね305、306の付勢力による時計方向の回転モー
メント+MS の腕の長さaは、テンションアーム301
の回転軸301E、301Aの中心軸線と各ばね30
5、306の接続端部305a、306bまでの距離で
ある。このモーメントの腕の長さaは、ブレーキアーム
321がテンションアーム301に対して相対的に移動
することによって変化する。
【0081】本例では、テンションアーム301の第2
のピン301Fは、ブレーキアーム321の第3の孔3
21Fの3つの係合部321a、321b、321cの
いずれかに係合するように構成されており、従ってテン
ションアーム301に作用する回転モーメント+MS
腕の長さを3段階に変化させることができる。
【0082】こうして本例では、アクチュエータを作動
することによって、ブレーキアーム321をテンション
アーム301に対して矢印A又はB方向に相対的に滑動
させ、それによって2つのばね305、306の付勢力
によるテンションアーム301の回転軸301E、30
1A周りの回転モーメント+MS の腕の長さを変化さ
せ、回転モーメント+MS の大きさを変化させることが
できるように構成されている。
【0083】再び図5を参照して説明する。初張力用ア
ーム103に作用する初張力用ばね104、105から
の回転モーメント+MS は、初張力用ばね104、10
5の付勢力を調節することによって変化させることがで
きる。またテンションアーム301に作用するばね30
5、306からの回転モーメント+MS は、ばね30
5、306の付勢力を調節することによっても変化させ
ることができる。
【0084】シャーシ20には3つのダイヤル411、
412、413が取り付けられており、斯かるダイヤル
411、412、413には、初張力用ばね104、1
05及びテンションばね305、306の端に取り付け
られたケーブル400が巻かれている。従ってこれらの
ダイヤル411、412、413を回すことによって、
各ばね104、105、305、306の付勢力を調節
することができる。
【0085】最後に図7を参照して本発明による巻線張
力制御装置の結果を説明する。図7は縦軸が巻線張力制
御装置より出たワイヤ10の張力T、横軸が時間のグラ
フである。巻線張力制御装置と自動巻線装置の間には通
常1〜3連のバッファが設けられているが、この例では
2連のバッファを挿入した。
【0086】自動巻線装置において、巻枠(ボビン)は
10000rpmにて回転される。最初の1秒間は10
000rpm/secの加速期間であり、その後は一定
の回転速度10000rpmにて回転させる定常運転で
ある。
【0087】図8のグラフの実線は本発明による巻線張
力制御装置の結果を示し、破線はメカニカルフィードバ
ック機構がない従来の巻線張力制御装置の結果を示す。
本発明による巻線張力制御装置によると、ワイヤ10の
張力Tの変動が少ないことが判る。
【0088】以上本発明の実施の形態について詳細に説
明したが、本発明はこれらの例に限定されることなく特
許請求の範囲に記載された発明の範囲にて様々な変更等
が可能であることは当業者にとって理解されよう。
【0089】
【発明の効果】本発明によると、ワイヤ10の張力Tの
変動を少なくすることができるため、極細線を巻枠(ボ
ビン)に巻く場合でも、ワイヤ10が切断することがな
い利点を有する。
【0090】本発明によると、ワイヤ10の張力Tの変
動が少なく、極細線を巻枠(ボビン)に巻く場合でも、
ワイヤ10が切断することがないため、自動巻線装置に
おいける作業を効率化することができる利点を有する。
【0091】本発明によると、メカニカルフィードバッ
ク機構によってワイヤ10の張力Tを制御するように構
成されており、電気機器を使用しないため、故障が少な
く信頼性がある巻線張力制御装置を提供することができ
る利点を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による巻線張力制御装置の第1の例の構
成を示す図である。
【図2】本発明による巻線張力制御装置の第2の例の構
成を示す図である。
【図3】本発明による巻線張力制御装置の制御系を示す
ブロック図である。
【図4】本発明による巻線張力制御装置の第3の例の構
成を示す図である。
【図5】本発明による巻線張力制御装置の第3の例の構
成を示す図である。
【図6】本発明による巻線張力制御装置の第3の例の動
作を説明するための説明図である。
【図7】本発明による巻線張力制御装置の実験結果を示
す図である。
【符号の説明】
10 ワイヤ 20 シャーシ 100 初張力発生装置 101、102 初張力用ローラ 103 初張力用アーム 103A 軸 103a、103b 端部 104、105 初張力用ばね 104a、105b 端部 106、107 ローラ 201 トルクドラム 201A 軸 211 ブレーキアーム 212 ブレーキバント 212a、212b 端部 301 テンションアーム 301A、301E 軸 301B アーム部 301C 脚部 301D、301F ピン 302 テンションプーリ 303 ばね 303a 端部 305、306 ばね 321 ブレーキアーム 321A 軸 321B アーム部 321C 脚部 321D、321E、321F 孔 321a、321b、321c 係合部 331 トグルアーム 331A 軸 331B T字形部 331C 脚部 331D U字形部 331a、331b 孔 400 ケーブル 411、412、413 ダイヤル

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 供給されたワイヤを挟んで支持する回転
    可能な1対の初張力用ローラと該初張力用ローラより出
    たワイヤを巻き付けワイヤに制動力を伝達するためのト
    ルクドラムと該トルクドラムの回転を制動する制動力を
    発生するための制動装置と上記トルクドラムより出たワ
    イヤの張力の変化を上記制動装置にフィードバックする
    ためのメカニカルフィードバック機構とを有し、上記メ
    カニカルフィードバック機構は上記トルクドラムより出
    たワイヤの張力が増加すると上記制動装置による制動力
    を減少させ上記トルクドラムより出たワイヤの張力が減
    少すると上記制動装置による制動力を増加させるように
    構成された巻線張力制御装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の巻線張力制御装置におい
    て、上記メカニカルフィードバック機構は枢動軸周りに
    枢動可能なテンションアームと該テンションアームに装
    着された回転可能なテンションプーリと上記テンション
    アームを付勢するばねとを有し、上記トルクドラムより
    出たワイヤの張力が増加すると上記テンションアームは
    上記ばねの付勢力に抗して第1の方向に枢動し、上記ト
    ルクドラムより出たワイヤの張力が減少すると上記テン
    ションアームは上記ばねの付勢力によって上記第1の方
    向と反対の第2の方向に枢動するように構成されている
    ことを特徴とする巻線張力制御装置。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の巻線張力制御装置におい
    て、上記制動装置は上記トルクドラムに装着されたブレ
    ーキドラムと該ブレーキドラムの外周に沿って延在する
    ブレーキバンドとを有し、該ブレーキバンドの一端は上
    記テンションアームに接続されていることを特徴とする
    巻線張力制御装置。
  4. 【請求項4】 請求項1、2又は3記載の巻線張力制御
    装置において、更に枢動軸周りに枢動可能な初張力用ア
    ームと該初張力用アームに装着された初張力用プーリと
    を備え、該初張力用プーリは上記トルクドラムに導かれ
    るワイヤに係合し、上記初張力用アームが枢動軸周りに
    枢動すると上記トルクドラムに導かれるワイヤの初期張
    力が変化するように構成されていることを特徴とする巻
    線張力制御装置。
JP8005184A 1996-01-16 1996-01-16 巻線張力制御装置 Pending JPH09194136A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20070050558A (ko) * 2005-11-11 2007-05-16 일진에이테크 주식회사 연선 장치를 위한 외부 소선 공급기의 장력 조정 장치
JP2013021137A (ja) * 2011-07-12 2013-01-31 Mitsubishi Electric Corp 巻線機のテンション付与装置
CN103381432A (zh) * 2013-05-27 2013-11-06 李应杰 一种非晶带卷带机
CN107934651A (zh) * 2017-12-14 2018-04-20 顺德职业技术学院 柔性线材开卷机

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KR20070050558A (ko) * 2005-11-11 2007-05-16 일진에이테크 주식회사 연선 장치를 위한 외부 소선 공급기의 장력 조정 장치
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