JP3518155B2 - 記録再生装置のテンションレギュレータ機構 - Google Patents

記録再生装置のテンションレギュレータ機構

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JP3518155B2 JP08416196A JP8416196A JP3518155B2 JP 3518155 B2 JP3518155 B2 JP 3518155B2 JP 08416196 A JP08416196 A JP 08416196A JP 8416196 A JP8416196 A JP 8416196A JP 3518155 B2 JP3518155 B2 JP 3518155B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、情報記録媒体とし
ての磁気テープが回転ドラムに巻き付けられるテープ走
行系を有する記録再生装置であって、供給側のテープリ
ールから引き出された磁気テープのテープテンションを
制御するための機械式のテンションレギュレータ機構に
関し、特に、テンションレギュレータアームにバックテ
ンションを付与するためのばね部材のばね張力調整機構
に係わるものである。
【0002】
【従来の技術】従来この種、テンションレギュレータ機
構におけるばね部材のばね張力調整機構の一例を図4に
ついて説明する。
【0003】符号50はテープ供給側のテンションレギ
ュレータ機構のテンションレギュレータアームであり、
支点軸51を回動支点として回動する。テンションレギ
ュレータアーム50には支点軸51側に設けたバンド支
持部52を介してテンションレギュレータバンド53の
一端部が固定され、バンド53は供給側のリール台54
に掛け渡され他端部がバンド長さ調整機構55に支持さ
れている。リール台54のテープリール56から引き出
されたテープTはテンションレギュレータアーム50の
テープガイド57に掛けられ、さらに、ガイドローラ5
8,59を経て図示しない回転ドラムに巻き付けられ
る。
【0004】一方、テンションレギュレータアーム50
には引っ張りコイルばね60の一端部が支持部50aに
固定され、他端部がばね張力調整部材61の支持部61
aに固定されている。これによって、テープガイド57
に掛け渡したテープTにバックテンションを付与させて
いる。ばね張力調整部材61は支点軸部62を中心とし
て回動可能であり、ばね張力調整部材61と一体に支点
軸部62を回動中心とする回動動作するラチェット63
が設けられている。つまり、支点軸部62を工具等で回
動操作することで、ばね張力調整部材61と共に支持部
61aが回動し引っ張りコイルばね60のばね張力を微
調整することができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来のばね張力調整部材61を回動して図4の仮想線で示
すように引っ張りコイルばね60の張力を緩める方向
(反時計回り方向)へ調整操作すると、コイルばね60
を固定している支持部61aも一体に移動してしまう。
つまり、引っ張りコイルばね60の作用点(支持部61
a)も移動することになり、引っ張りコイルばね60が
テンションレギュレータ50をバックテンション方向へ
付与するベクトルの大きさが小さくなり、このため、実
線で示した作用点(支持部61a)に対してベクトル量
(大きさ)の無効成分が発生してしまうことになる。す
なわち、引っ張りコイルばね60のばね張力の大小が必
ずしもテンションレギュレータ50に与える回転トルク
に比例しない。
【0006】また、従来のばね張力調整部材61の構成
自体が大きいため、設置に広いスペースが必要であっ
た。
【0007】本発明は上述したような課題を解消するた
めになされたもので、引っ張りコイルばねのばね張力の
調整量とテンションレギュレータアームの回転トルク
を比例させることのできる記録再生装置のテンションレ
ギュレータ機構を得ることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
め、本発明による記録再生装置のテンションレギュレー
タ機構は、テンションレギュレータにテープ走行系のテ
ープにバックテンションを付与する方向へばね付勢する
ばね部材の一端がテンションレギュレータアームに支持
され、他端部がばね張力調整機構に設けた段階的に距離
の異なる複数の係止部に選択的に係止可能にされてばね
部材のばね張力を可変できるようにした記録再生装置の
テンションレギュレータ機構において、ばね張力調整機
構は、回動自在の作動部材に対し回動支点軸を中心とし
て回動可能に支持され、ばね部材の他端部がばね張力調
整機構の段階的に距離の異なるいずれかの係止部に選択
的に係止されたときでも、回動支点軸と係止部がばね部
材と一直線上になり、回動支点軸がばね部材のばね張力
の作用点となるように構成したことを特徴とする。
【0009】このように構成したことで、ばね部材をば
ね張力調整機構の距離の異なる複数のいずれかの係止部
に選択的に係止してばね張力を調整すると、ばね張力方
向へばね張力調整機構が回動支点軸を中心にして回動
し、回動支点軸と係止部はばね部材と一直線上になり、
回動支点軸が常にばね部材のばね張力の作用点となり、
従って、テンションレギュレータアームに対するばね部
材のベクトル方向が変化しないので、ばね部材のばね張
力の調整量とテンションレギュレータアームの移動量と
を比例させることできる。
【0010】また、ばね張力調整機構には回動支点軸に
対して回動範囲を規制するストッパ部を設けたことで、
回動支点軸へのばね張力調整機構の組付け時の取り付け
方向を位置決めすることができる。
【0011】また、ばね張力調整機構の複数の係止部の
距離を等間隔に形成したことで、ばね部材のばね張力の
調整を等しいばね張力量として変化させることができ
る。
【0012】また、作動部材はテープの動作モードに連
動して回動し、動作モードに応じて回動支点軸を中心に
ばね張力調整機構を移動させることで、ばね部材のばね
張力を可変可能にしたので、例えばFF/REWモード
と記録/再生モードとでテンションレギュレータに作用
するテープテンションを切り換えることができる。
【0013】また、テンションレギュレータ機構が磁気
テープの巻取り側にも配置されているダブル・テンショ
ンレギュレータとしたことで、テープ供給側及びテープ
巻取側における全てのテープ走行系においてテープテン
ションを調整することができる。
【0014】また、テンションレギュレータ機構が2種
類以上の大きさの異なるテープカセットが使用可能なビ
デオ・カセット・レコーダに適用されることで、大きさ
の異なるテープカセットにおけるテープのバックテンシ
ョンの変動量を最小にすることができる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明による記録再生装置
のテンションレギュレータ機構の実施例をダブル・テン
ションレギュレータを採用したVCR装置を例をとって
図面を参照して説明する。
【0016】まず、図1を参照してVCR装置のテープ
走行系について説明する。符号1,2がメカシャーシ3
上に配置されている一対の供給側リール台と巻取側リー
ル台である。この両リール台1,2に仮想線で示したテ
ープカセット4のテープ供給側リール5とテープ巻取側
リール6が装着される。
【0017】テープカセット4のテープ供給側リール5
より引き出された磁気テープTは、固定式のガイドロー
ラ7から供給側のテンションレギュレータアーム8のテ
ープガイド9、スライド部材10に支持された垂直ガイ
ド11及び傾斜ガイド12を経て磁気ヘッドを有する回
転ドラム13の入口側よりヘリカルに巻き付けられ、そ
して、磁気テープTは回転ドラム13の出口側より引き
出されスライド部材14に支持された傾斜ガイド15及
び垂直ガイド16、キャプスタン17及びピンチローラ
18を経て巻取側のテンションレギュレータアーム19
のテープガイド20を経て固定式のガイドローラ21よ
りテープ巻取側リール6に巻き取られるテープ走行系を
構成している。
【0018】両スライド部材10,14はメカシャーシ
3に形成したスライド溝22a,22bに沿って図示し
ないローディングギアによりリンクを介してアンローデ
ィング位置に移動可能である。また、両スライド部材1
0,14は図1のローディング位置において固定ブロッ
ク23,24に位置決めされる。
【0019】ここで本発明によるテンションレギュレー
タ機構について説明する。供給側のテンションレギュレ
ータアーム8は支点軸25を回動支点として回動可能で
あり、テンションレギュレータアーム8には上述した供
給側リール台1に掛けたバンド26の一端が支持部材2
6aを介して支持され、バンド26の他端は支持部材2
6bを介してメカシャーシ3上の固定ピン27に支持さ
れている。そして、テンションレギュレータアーム8に
は引っ張りコイルばね28の一端部が支持片8aに係止
され、他端部は本発明の要部であるばね張力調整機構2
9に支持されている。これによって、テンションレギュ
レータアーム8はテープガイド9に掛け渡した磁気テー
プTにバックテンションを付与させている。
【0020】また、巻取側のテンションレギュレータア
ーム19も支点軸30を回動支点として回動可能であ
り、テンションレギュレータアーム19にも上述した巻
取側リール台2に掛けたバンド31の一端が支持部材3
1aを介して支持され、バンド31の他端は支持部材3
1bを介してメカシャーシ3上の固定ピン32に支持さ
れている。同様にテンションレギュレータアーム19に
も引っ張りコイルばね33の一端部が支持片19aに係
止され、他端部はばね張力調整機構34に支持されてい
る。これによって、テンションレギュレータアーム19
はテープガイド20に掛け渡した磁気テープTにバック
テンションを付与させている。
【0021】さて、次にばね張力調整機構29,34の
詳細について説明する。両ばね張力調整機構29,34
は同一構成であるため、一方のばね張力調整機構29に
ついて図2を参照して説明する。
【0022】ばね張力調整機構29は段階的に距離の異
なる複数(実施例では3つ)のスリット状の係止部35
a,35b,35cが形成され、しかも、各係止部35
a,35b,35cは引っ張りコイルばね28に生じる
固有の張力誤差(例えば±20%)が吸収される間隔で
等しい距離に設定されている。
【0023】このばね張力調整機構29はアーム状の作
動部材36から突出した回動支点軸37に回動可能に支
持され、そして、作動部材36に設けた抜け止め片38
で抜け出しが防止されている。また、ばね張力調整機構
29の一部にはストッパ部39a,39bが形成され、
このストッパ部39a,39bが抜け止め片38に突き
当たってばね張力調整機構29の回動範囲を規制してい
る。
【0024】一方、上述した作動部材36は図示しない
メカシャーシに支持された支軸40を回動中心として回
動可能であり、作動部材36の支軸40を挟んが反対側
には作動片41が設けられ、作動片41には駆動部材4
2が係合している。この駆動部材42は図1に示すよう
にピンチローラ18がキャプスタン17から離れている
例えばFF/REWモード時では非動作状態である。こ
の駆動部材42の非動作状態では引っ張りコイルばね2
8の張力はFF/REWに適した値になっている。ここ
で、ピンチローラ18がテープを挟んでキャプスタン1
7に圧接されている例えばREC(記録)/PB(再
生)モードにおいて図示しない駆動機構により回動され
ると、作動片41を蹴飛ばして作動部材36を図3の仮
想線で示すように回動駆動し、これによって、ばね張力
調整機構29全体が移動して引っ張りコイルばね28に
REC/PBに適したばね張力が発生するようになって
いる。
【0025】このように構成したばね張力調整機構29
は、引っ張りコイルばね28を距離の異なる3つの係止
部35a,35b,35cに選択的に掛け替えることで
ばね張力を3段階に変更することができる。
【0026】次に、ばね張力調整機構29の動作につい
て説明する。図2は引っ張りコイルばね28がばね張力
調整機構29の真ん中の係止部35bに支持されている
状態である。すなわち、ばね張力調整機構29は引っ張
りコイルばね28のばね張力が発生する方向へ回動支点
軸37を中心として引っ張られるようになるため、回動
支点軸37と係止部35bは引っ張りコイルばね28と
一直線上になり、回動支点軸37が引っ張りコイルばね
28の作用点となる。
【0027】ここで、引っ張りコイルばね28を図2の
仮想線で示すようにばね張力調整機構29の係止部35
aに支持すると、ばね張力調整機構29は上述の場合と
同様に引っ張りコイルばね28のばね張力が発生する方
向へ回動支点軸37を中心として引っ張られるようにな
るため、回動支点軸37と係止部35aは引っ張りコイ
ルばね28と一直線上になり、回動支点軸37が引っ張
りコイルばね28の作用点となる。
【0028】このように本発明によるばね張力調整機構
29は、引っ張りコイルばね28がいずれかの係止部3
5a,35b,35cに支持されたとしても、引っ張り
コイルばね28の作用点が常に回動支点軸37となるの
で、ベクトル方向は変化することはない。従って、引っ
張りコイルばね28のばね張力の強弱に対してテンショ
ンレギュレータアーム8に与える回転トルクを比例させ
ることができるといった利点がある。
【0029】また、FF/REWモード時に引っ張りコ
イルばね28のばね張力を小さくしてテンションレギュ
レータのテープガイド9にかかるバックテンションを緩
め、REC/PBモード時には引っ張りコイルばね28
のばね張力を強めるようにしてテープガイド9に所定の
バックテンションが生じるように作動部材36を介して
ばね張力調整機構29を移動動作し、バックテンション
を切替え可能にしたことで、FF/RECモード時にお
いて高速走行するテープの負担を軽くすることができ
る。
【0030】また、上述した作動部材36を2段階以上
にしてバックテンションを複数切替え可能にすること
で、2種類以上の大きさの異なるテープカセットが使用
可能なVCR装置において、大きさの異なるテープカセ
ットに応じたテープのバックテンションに調整すること
ができる。
【0031】本発明は、上述しかつ図面に示した実施例
に限定されるものでなく、その要旨を逸脱しない範囲内
で種々の変形実施が可能である。
【0032】上述した実施例では引っ張りコイルばね2
8が支持される係止部が3つの場合について説明した
が、必要に応じて増やすことで引っ張りコイルばね28
のばね張力をさらに微調整することが可能となる。
【0033】また、本発明ではテンションレギュレータ
の引っ張りコイルばねのばね張力調整機構をVCR装置
に適用した例について説明したが、その他、オーディオ
装置の場合にも広く適用可能である。
【0034】
【発明の効果】以上説明したように本発明による記録再
生装置のテンションレギュレータ機構は、ばね張力調整
機構が回動自在の作動部材に対し回動支点軸を中心とし
て回動可能に支持され、ばね部材の他端部がばね張力調
整機構の段階的に距離の異なる係止部に選択的に係止さ
れたときでも、回動支点軸と係止部がばね部材と一直線
上になり、回動支点軸がばね部材のばね張力の作用点と
なるように構成したので、ばね部材の作用点が常に回動
支点軸となり、テンションレギュレータに対するばね部
材のベクトル方向は変化することはなく、ばね部材のば
ね張力の強弱に対してテンションレギュレータに与える
回動量を比例させることができるといった効果がある。
これによって、信頼性の高い記録再生装置のテンション
レギュレータ機構となる。
【0035】また、ばね張力調整機構には回動支点軸に
対して回動範囲を規制するストッパ部を設けたことで、
回動支点軸へのばね張力調整機構の組付け時の取り付け
方向を位置決めすることができる。
【0036】また、ばね張力調整機構の複数の係止部の
距離を等間隔に形成したことで、ばね部材のばね張力の
調整を等しいばね張力量として変化させることができ
る。
【0037】また、ばね張力調整機構の回動支点軸はテ
ープの動作モードに連動して回動する作動部材に支持さ
れ、動作モードに応じてばね張力調整機構を移動させる
ことでばね部材のばね張力を可変可能にしたことによっ
て、FF/REWモードと記録/再生モードとで好適な
バックテンションを得ることができる。
【0038】また、テンションレギュレータ機構が磁気
テープの巻取り側にも配置されているダブル・テンショ
ンレギュレータとしたことで、テープ供給側及びテープ
巻取側における全てのテープ走行系においてテープテン
ションを調整することができる。
【0039】また、テンションレギュレータ機構が2種
類以上の大きさの異なるテープカセットが使用可能なビ
デオ・カセット・レコーダに適用されることで、大きさ
の異なるテープカセットに対応したテープのバックテン
ションを得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による引っ張りコイルばねのばね張力調
整機構を備えたテンションレギュレータ機構を有するテ
ープ走行系の平面図である。
【図2】ばね張力調整機構とその周辺の拡大図である。
【図3】同じくばね張力調整機構とその周辺の拡大図で
ある。
【図4】従来の引っ張りコイルばねのばね張力調整機構
の構成図である。
【符号の説明】
8,19 テンションレギュレータアーム、28,33
引っ張りコイルばね、29,34 ばね張力調整機
構、35a,35b,35c 係止部、36 作動部
材、37 回動支点軸、39a,39b ストッパ部、
41 作動片、42駆動部材、T 磁気テープ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 高瀬 昌毅 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソ ニー株式会社内 (72)発明者 上竹 昭浩 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソ ニー株式会社内 (72)発明者 池間 克明 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソ ニー株式会社内 (72)発明者 鈴木 和良 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソ ニー株式会社内 (56)参考文献 特開 平5−166258(JP,A) 特開 平7−12161(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G11B 15/43 F16H 7/12

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 供給側のテープリールから引き出された
    情報記録媒体としての磁気テープがテンションレギュレ
    ータのテープガイドを経てドラム入口側及びドラム出口
    側の一対のテープ引出しガイドによって回転ドラムに巻
    き付けられ、巻取側のテープガイドを経て巻取側のテー
    プリールに巻き取られるテープ走行系を有する記録再生
    装置のテンションレギュレータであって、 上記テンションレギュレータにテープ走行系のテープに
    バックテンションを付与する方向へばね付勢するばね部
    材の一端がテンションレギュレータアームに支持され、
    他端部がばね張力調整機構に設けた段階的に距離の異な
    る複数の係止部に選択的に係止可能にされて上記ばね部
    材のばね張力を可変できるようにした記録再生装置のテ
    ンションレギュレータ機構において、 上記ばね張力調整機構は、回動自在の作動部材に対し回
    動支点軸を中心として回動可能に支持され、上記ばね部
    材の他端部が上記ばね張力調整機構の段階的に距離の異
    なるいずれかの係止部に選択的に係止されたときでも、
    上記回動支点軸と上記係止部が上記ばね部材と一直線上
    になり、上記回動支点軸が上記ばね部材のばね張力の作
    用点となるように構成したことを特徴とする記録再生装
    置のテンションレギュレータ機構。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の記録再生装置のテンショ
    ンレギュレータ機構において、 上記ばね張力調整機構には上記回動支点軸に対して回
    動範囲を規制するストッパ部を設けたことを特徴とする
    記録再生装置のテンションレギュレータ機構。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の記録再生装置のテンショ
    ンレギュレータ機構において、 上記ばね張力調整機構の複数の係止部の距離が等間隔に
    形成されていることを特徴とする記録再生装置のテンシ
    ョンレギュレータ機構。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の記録再生装置のテンショ
    ンレギュレータ機構において、上記作動部材はテープの動作モードに連動して回動し、
    上記動作モードに応じて上記回動支点軸を中心に上記ば
    ね張力調整機構を移動させることで上記ばね部材のば
    ね張力を可変可能にしたことを特徴とする記録再生装置
    のテンションレギュレータ機構。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4のいずれかに記載の記録再
    生装置のテンションレギュレータ機構において、 テンションレギュレータ機構が磁気テープの巻取り側に
    も配置されているダブル・テンションレギュレータであ
    ることを特徴とする記録再生装置のテンションレギュレ
    ータ機構。
  6. 【請求項6】 請求項1〜5のいずれかに記載の記録再
    生装置のテンションレギュレータ機構において、 上記テンションレギュレータ機構2種類以上の大きさ
    の異なるテープカセットが使用可能なビデオ・カセット
    ・レコーダに適用されることを特徴とする記録再生装置
    のテンションレギュレータ機構。
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