JPH0214451A - 磁気テープ装置 - Google Patents

磁気テープ装置

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Publication number
JPH0214451A
JPH0214451A JP63163829A JP16382988A JPH0214451A JP H0214451 A JPH0214451 A JP H0214451A JP 63163829 A JP63163829 A JP 63163829A JP 16382988 A JP16382988 A JP 16382988A JP H0214451 A JPH0214451 A JP H0214451A
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JP
Japan
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tension
magnetic tape
band
band brake
edge
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Application number
JP63163829A
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English (en)
Inventor
Kenji Sasaki
謙二 佐々木
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、オーディオテープレコーダまたはビデオテー
プレコーダなどの磁気テープ装置に関し、さらに具体的
に述べれば、テンションサーボ装置が、正方向(PLA
Y方向)および逆方向(REVIEW方向)共にテンシ
ョン制御が働くばかりで゛なく、磁気テープをローディ
ングする時のソフトブレーキの役割も果たすような磁気
テープ装置に関するものである。
(従来の技術) テンションサーボ装置は、従来よりいろいろのものが提
案されてきている。ビデオテープレコーダ用としては、
一般的なものとして、昭和60年11月13日の電波新
聞のワンポイントレッスンQ&Aに掲載されたテンショ
ンサーボ装置がある。
この種のテンションサーボ装置を備えた磁気テープ装置
について、第8図ないし第10図により説明する。
第9図は、従来の磁気テープ装置が再生状態にある時の
平面図で、磁気テープ1は供給リール2に巻かれており
、テンションポスト3.消去ヘッド4.ガイドポスト5
,6,7,8,9および10によって案内され、巻取リ
リール11に巻き取られる。この間、磁気ヘッド(図示
せず)を内蔵した回転シリンダ12で映像信号が、また
、ACヘッド13で音声信号とコントロール信号がそれ
ぞれ再生される。また、キャプスタン14およびピンチ
ローラ15によって、磁気テープ1は定速に走行する。
供給リール2と一体となって回転する供給リール台16
には、バンドブレーキ17が巻かれており、その一端が
固定され、他端がテンションアーム18に連結されてい
る。上記のテンションアーム18は、その先端部に上記
のテンションポスト3が植設されており、その末端部で
支持軸19に回動自在に軸支され、引張りコイルばね2
0によって常に反時計方向に付勢され、上記の磁気テー
プ1にテンションを付与するとともに、上記のバンドブ
レーキ17で供給リール台16の回転を制動する。
また、供給リール台16および巻取リリール台(図示せ
ず)には、共に所定のトルクしか伝達しないリミッタが
設けられているが、双方のリミッタの構成は同じなので
、供給リール台16について第10図により説明する。
同図において、供給リール2が装着されている供給リー
ル台16は、その下部の中空軸に嵌合固定されたリング
ボス21と一体となって回転する。リールギヤ22は、
上記のリングボス21に回転自在に嵌合されており、供
給リール台16との間に挿入された圧縮コイルばね23
と、リングボス21との間に装着されたフェルト24と
によって、一定の回転トルクを上記のリングボス21に
伝達する。
第9図に戻って、上記のバンドブレーキ17の下側に配
置されているソフトブレーキ25は、引張りコイルばね
26によって常に反時計方向に回動するように、支持軸
27に回動−自在に軸支されているが、摺動自在のスト
ッパ28に係合するように、上記のソフトブレーキ25
に植設された規制ピン29によって回動が規制され、バ
ンドブレーキ17に当接しないようになっている。
以上のように構成された磁気テープ装置の動作について
説明する。
まず、ソフトブレーキ25の動作を説明する。ガイドポ
スト5,6,7,8および10とテンションポスト3は
、収納位置(図示せず)から第9図に示す再生位置まで
移動し、磁気テープ1をローディングする。その際、供
給リール2から引き出される磁気テープ1は慣性によっ
てたるみ、特にローディング完了時に損傷を受けやすい
、これを防止するために、ソフトブレーキ25によって
供給リール台16に回転負荷をかけ、慣性による磁気テ
ープ1のたるみを防止する。すなわち、ローディング完
了に近付くと、ストッパ28が第9図の矢印Aの方向に
移動し、規制ピン29との係合をはずすので、ソフトブ
レーキ25がバンドブレーキ17を押し、供給リール台
16に回転負荷を与えながら制動する。
次に、テンションサーボについて説明する。再生状態、
すなわちPALY時は、テンションポスト3が磁気テー
プ1を伸張する所定のテンションと、引張りコイルばね
20の付勢力とがつり合っている。磁気テープ1のテン
ションが大きくなると、テンションポスト3が磁気テー
プ1がらより大きな回動力を受けるため、テンションア
ーム18は支持軸19を中心に時計方向に回動し、バン
ドブレーキ17を緩める。バンドブレーキ17が緩むと
、供給リール台16への制動負荷が減少し、磁気テープ
1のテンションは小さくなる。
また、つり合い時よりテンションが小さくなると、引張
りコイルばね20の付勢力によって、テンションアーム
18は支持軸19を中心に反時計方向に回動し、バンド
ブレーキ17を締めるため、供給リール台16への制動
負荷が増大し、磁気テープ1のテンションが大きくなる
。このような動作により、回転シリンダ12近傍におけ
る磁気テープ1のテンションはほぼ一定に保たれるため
、回転シリンダ12によって安定した映像信号を再生す
ることができる。
逆転再生状態、すなわちREVIEW時は、テンション
アーム18が時計方向に回動され、バンドブレーキ17
は緩み、供給リール台16に当接しないようになる。第
10図に示すように、駆動モータ(図示せず)の駆動力
は、リールギヤ22からフェルト24を介して、リング
ボス21と一体の供給リール台16に所定のトルクとな
って伝達され、磁気テープ1をたるみなく供給リール2
に巻き取る。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、このような構成では、ローディングのソ
フトブレーキ25の作用は、ONかOFFかのいずれか
で、その中間がないので、供給り−ル2に巻かれている
磁気テープ1の量によっては、磁気テープ1のたるみが
起きたり、テンションが高くなって磁気テープ1を損傷
するという問題があった。
また、テンションサーボは、PLAY時には問題がない
が、REVIEW時には、供給リール2に巻かれている
磁気テープ1の量(半径)によって磁気テープ1のテン
ションが大きく変わるという問題があった。
すなわち、供給リール2に巻かれている磁気テープ1の
半径が大きくなるに従い、回転シリンダ12近傍のテン
ションはほぼ半径に反比例してだんだん小さくなり、供
給リール台16に伝達される所定のトルク値をT o 
(g am ) 、供給リール2に巻かれている磁気テ
ープ1の半径をR(am)、供給り−ル2直後の磁気テ
ープ1のテンションをF(g)とすると、(1)式のよ
うな関係が成立する。
F=T、/R・・・・・・・・・・・・(1)(1)式
の関係を第8図の曲線Aに示す。
安定した再生信号を得るには、回転シリンダ12近傍の
磁気テープ1のテンションが所定の値以上でなければな
らないので、テンションの最低値T2は上記の所定値以
上に定められている。しかし、供給リール2に巻かれて
いる磁気テープ1の量が少なく、その半径が小さい時は
、テンションT1が大きくなり、回転シリンダ12の磁
気ヘッドやガイドポスト5および6などにより、磁気テ
ープ1の損傷が起きやすくなるという問題があった。
本発明は上記の問題を解決するもので、磁気テープの損
傷が生ぜず、安定した再生が行われる磁気テープ装置を
提供するものである。
(課題を解決するための手段) 上記の課題を解決するため、本発明は、バンドブレーキ
の両端(第1端部、第2端部)を可動とし、バンドブレ
ーキの第1端部を可動とし第2端部を固定とする第1位
置、第1端部を固定とし第2端部を可動とする第2位置
、第1端部、第2端部とも可動とする第3位置、および
第1端部、第2端部とも固定とする第4位置の4位置に
変換するバンド駆動部材と、一端がそれぞれテンション
アームに、他端がそれぞれバンドブレーキの第1および
第2端部と係合する2本の第1および第2引張りコイル
ばねと、ローディング部材が収納位置から再生位置に移
動する間に、上記のバンド駆動部材が第1位置、第2位
置および第3位置の少なくとも一つをとるよう制御する
制御装置とを設け、PLAY、REVIEWなどのモー
ドにする時、バンド駆動部材を動かすだけでなく、ロー
ディングの間でもバンド駆動部材を動くことができるよ
うにしたものである。
(作 用) 上記した構成により、ローディング中の供給リール台へ
の回転負荷をローディングの位置に応じて変えることが
でき、また、供給リールに巻かれている磁気テープの量
に応じて最適な回転負荷を与えることができるので、磁
気テープを損傷したり、たるませたりすることなくロー
ディングできる。
しかも、PLAY時には、従来通り磁気テープのテンシ
ョンをほぼ一定にすることができ、REVIEW時には
、磁気テープのテンションが大きくなるに従いバンドブ
レーキの制動負荷を増大させるので、リミッタで巻き取
る磁気テープのテンジョンをほぼ一定にすることができ
る。
(実施例) 本発明の一実施例を第1図ないし第8図により説明する
。第1図および第2図はそれぞれ本発明による磁気テー
プ装置が収納位置および再生位置にある時の平面図、第
3図、第4図、第5図および第6図はそれぞれ磁気テー
プ装置の中のバンド駆動部材が第1位置、第2位置、第
3位置および第4位置にある時の要部平面図である。第
7図は、本発明の磁気テープ装置のテンションサーボ装
置のREVIEW時を示す側面図である。
まず、ローディング時における本発明の磁気テープ装置
の構成およびその動作を説明する。カセット30は、そ
のマウス部30a、30bおよび30cで磁気テープ1
の内側にガイドポスト5,6,7゜8および10とテン
ションボスト31が位置するように装着される。テンシ
ョンアーム32は支持軸33に回動自在に軸支され、上
記の支持軸33を挟んで第1切欠き32a、第2切欠き
32bが形成されている。
供給リール台16に中央部を巻き付けたバンドブレーキ
34は、第7図に示すように、その両端がそれぞれ従動
ころ部が設けられた第1端部34aおよび第2端部34
bに連結されている。バンド駆動部材35はその中心軸
36を中心として自在に回転するもので、上記の第1お
よび第2端部34aおよび34bの従動ころ部を誘導ま
たは規制する第1および第2カム部37および38が形
成されている。第1図(b)に示すように、第1カム部
37および第2カム部38は、バンドブレーキ34の第
1端部34aおよび第2端部34bの従動ころの動きを
それぞれ規制する規制部37aおよび38aと、バンド
ブレーキ34の第1端部34aおよび第2端部34bの
従動ころの動きを自由にする非規制部37bおよび38
bから形成されている。第1引張りコイルばね39およ
び第2引張りコイルばね40は、一端をテンションアー
ム32に、他端をそれぞれバンドブレーキ34の第1端
部34aおよび第2端部34bに固定している。また、
制御装置41は電動機(図示せず)などによりバンド駆
動部材35の動作を制御し、前記の4位置の切換えを行
う。
第1図(a)に示した収納位置では、バンド駆動部材3
5は第4位置にあり、供給リール台16に制動負荷は掛
かっていない、この状態からローディング指令信号がは
いると、ガイドポスト5,6,7゜8および1oとテン
ションポスト31は、第2図に示す再生位置に磁気テー
プ1をローディングする。
この時、再生位置に達する少し前に制御装置41がバン
ド駆動部材35を駆動し、第1位置に切り換える。バン
ドブレーキ34は、第1引張りコイルばね39の付勢力
によって供給リール台16を締め付けながら回転負荷を
加える。磁気テープ1は、供給リール台16に巻かれて
いる磁気テープ1の慣性によるたるみを起こすことなく
ローディングを完了することができる。
次に、PLAY時の構成および動作を第3図により説明
する。PLAY時においては、制御装置41により、バ
ンド駆動部材35は第3図のような第1位置に切り換え
られる。
第1位置では、バンドブレーキ34の第1端部34aは
、テンションアーム32の第1切欠き32aに係合して
、これと一体になっており、バンド駆動部材35の第1
カム部37に対しては非規制部37bにあり、動きが自
由となっている。従って、あたかも第1端部34aがテ
ンションアーム32に固定された状態が現出している。
また、バンドブレーキ34の第2端部34bは、バンド
駆動部材35の第2カム部38の規制部38aにあるた
め、規制され、位置が固定される。バンドブレーキ34
の第2端部34bとテンションアーム32との間に第2
引張りコイルばね40のみが働いて、供給リール台16
の回転を規制している状態となる。
このような状態で、磁気テープ1のテンションが大きく
なると、テンションボスト31に加わる時計方向の回動
力が第2引張りコイルばね40の反時計方向の回動力よ
りも大きくなるため、テンションアーム32は時計方向
に回動する。従って、テンションアーム32と結合され
たバンドブレーキ34の第1端部34aが矢印Bの方向
に移動するため、バンドブレーキ34が緩み、供給リー
ル台16への制動負荷は小さくなり、磁気テープ1のテ
ンションが小さくなる。
また、磁気テープ1のテンションが小さくなると、テン
ションボスト31に加わる時計方向の回動力が第2引張
りコイルばね40の反時計方向の回動力よりも小さくな
るため、テンションアーム32は反時計方向に回動する
。従って、テンションアーム32と結合されたバンドブ
レーキ34の第1端部34aが矢印Bと反対方向に移動
してバンドブレーキ34を締めるため、供給リール台1
6への制動負荷は大きくなり、磁気テープ1のテンショ
ンが大きくなる。すなわち、PLAY時には磁気テープ
1のテンションがほぼ一定になるように働く。
次に、REVNEW時の構成および動作を第4図により
説明する。バンド駆動部材35は制御装置41により駆
動され、第4図のような第2位置に切り換わる。第2位
置では、バンドブレーキ34の第1端部34aはバンド
駆動部材35の第1カム部37の規制部37aにあるた
め、動きが規制され、位置が固定される。また、バンド
ブレーキ34の第2端部34bは、テンションアーム3
2の第2切欠き32bに係合し、これと一体になってお
り、バンド駆動部材35の第2カム部38の非規制部3
8bにあり、動きが自由となっている。従って、第2端
部34bがテンションアーム32に固定され、テンショ
ンアームの回動につれて一緒に動き、バンドブレーキ3
4の第1端部34aとテンションアーム32との間に第
1引張りコイルばね39が伸張された状態となる。
第7図において、駆動モータ(図示せず)の駆動力は、
リールギヤ22からフェルト24を介して、リングボス
21と一体の供給リール台16に所定のトルクとして伝
達され、磁気テープ1をたるみなく供給リール2に巻き
取る。しかしながら、供給リール台16はバンドブレー
キ34によって制動されているため、磁気テープ1を巻
き取る有効なトルクはバンドブレーキ34の制動負荷の
分だけ減少する。
すなわち、供給リール台16に伝達される所定のトルク
値をT o (g an )、バンドブレーキ34が供
給リール台16に働く制動負荷をTゎ(ga++)、供
給り−ル2に巻かれている磁気テープ1の半径をR(―
)、供給リール2直後の磁気テープ1のテンションをF
(g)とすると、(2)式のような関係が成立する。
F = (T、 −Tb)/ R・・・・・・・・・・
・・(2)半径Rが小さい時は、従来例からも明らかな
ように、テンションFが大きいので、第4図において。
テンションポスト31に働く時計方向の回動力が第1引
張りコイルばね39の付勢力より大きくなり、テンショ
ンアーム32は支持軸33を中心に時計方向に回動する
。バンドブレーキ34の第2端部34bはテンションア
ーム32と結合されているため、矢印Cの方向に動いて
バンドブレーキ34を締めるため。
供給リール台16に働く制動負荷T1は大きくなる。
従って、(2)式より明らかなように、テンションFは
小さくなる。また、半径Rが大きい時は、従来例からも
明らかなように、テンションFが小さいので、第4図に
おいて、テンションボスト31に働く時計方向の回動力
が第1引張りコイルばね39の付勢力より小さくなり、
テンションアーム32は支持軸33を中心に反時計方向
に回動する。バンドブレーキ34の第2端部34bはテ
ンションアーム32と結合されているため、第4図の矢
印Cと反対方向に動き、バンドブレーキ34を緩めるの
で、供給リール台16に働く制動負荷T、は小さくなる
。従って、(2)式より明らかなように、テンションF
は大きくなる。すなわち、テンションFが大きくなるに
従って制動負荷T、も、またテンションFを下げる働き
も共に大きくなり、第8図の曲!Bとなる。
第8図からも明らかなように、最低テンションT4が従
来例のものT2とほとんど同じにもかかわらず、最高テ
ンションT3は従来例T1に比べ約半分になっている。
最高テンションT3および最低テンションT4の値は、
支持軸33と第2切欠き32bとの有効半径を変えるこ
とにより、所望の値を得ることができる。また、本実施
例においては、PLAY時に作用する第2引張りコイル
ばね40とREVIEW時に作用する第1引張りコイル
ばね39のそれぞれのばね定数を適当に選ぶことにより
、PLAY時のテンションだけでなく、REVIEW時
の最高テンションT3や最低テンションT4を変えるこ
とができる。
本実施例においては、テンションアームの第1切欠き3
2aおよび第2切欠き32bが支持軸33に対して反対
側に位置していたが、これに限られるものではなく、同
一側にあってもよい。また、本実施例においては、テン
ションアーム32に切欠き32aおよび32bを設け、
バンドブレーキ34の端部34aおよび34bと結合し
たが、これに限られるものではなく、マグネットなどに
よりテンションアーム32とバンドブレーキ34の端部
34aおよび34bとを着脱させる構造であってもよい
、また、最低テンションT、を従来の最低テンションT
2より小さくしたが、これに限られるものではなく、供
給リール2に設けたリミッタの値を変えることにより、
適当に最低テンションT4を変えることができる。また
、バンド駆動部材35は第1カム部37および第2カム
部38を設けたが、これに限られるものではなく、ひと
つのカム部だけを備えていてもよい、また、バンド駆動
部材35はバンドブレーキ34の第1端部34aおよび
第2端部34bとも駆動していたが、それぞれ別個のバ
ンド駆動部材を設けてもよい。
また、本実施例においては、ローディング完了近くにバ
ンド駆動部材35が第1位置をとり、供給リール2への
回転負荷を与えたが、これに限られるものではなく、バ
ンド駆動部材35が第2引張りコイルばね40の付勢力
が加わる第2位置や、第1引張りコイルばね39と第2
引張りコイルばね40の両方の付勢力が加わる第3位置
をとってもよい。
また、ガイドポストの位置により、第1位置、第2位置
、第3位置および第4位置を適当に切り換えてもよい、
また、供給リール2に巻かれている磁気テープ1の量を
検出し、その時の最適な位置をとるようにバンド駆動部
材35を制御することもできる。
(発明の効果) 以上説明したように、本発明によれば、従来のようなソ
フトブレーキを設けなくとも、磁気テープの慣性による
ローディング完了時のテープたるみを防止することがで
きる。しかも、ローディング位置や供給リールに巻かれ
ている磁気テープの量に応じて適当な回転負荷を選択す
ることができるので、磁気テープのテンションを低く抑
えることができるので、磁気テープの損傷が起き難い。
また、REVIEW時に、供給リールに巻かれている磁
気テープの量(半径)に応じてバンドブレーキの供給リ
ール台に与える制動負荷を変える構造としたため、磁気
テープの供給リール台に巻かれている量(半径)により
テンションの変化を大幅に抑えることができる。その結
果、REVIEW時に安定した映像信号が得られるよう
最低テンションを所定の値に設定しても、最高テンショ
ンを低く抑えることができ、磁気テープは回転磁気ヘッ
ドやガイドポストによって損傷を受けにくい、また、第
1引張りコイルばねおよび第2引張りコイルばねを設け
たため、PLAY時のテンションには何ら影響を与える
ことなく、REVNEW時のテンションを設定できる。
しかも、構成がシンプルであり、モータ等のアクチュエ
ータを用いていないため、コスト的にも非常に安く実現
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は本発明の磁気テープ装置が収納位
置および再生位置にある時の平面図、第3図、第4図、
第5図および第6図はそれぞれ本発明の磁気テープ装置
の中のバンド駆動部材が第1位置、第2位置、第3位置
および第4位置にある時の要部平面図、第7図は本発明
の磁気テープ装置のテンションサーボ機構のREVIE
W時における側面図、第8図は従来の磁気テープ装置の
REVIEV時において供給リールに巻かれている磁気
テープの量(半径)とシリンダ入側の磁気テープのテン
ションの関係を示す特性図、第9図は従来の磁気テープ
装置のPALY時における平面図、第10図は従来のリ
ール台の断面図である。 1・・・磁気テープ、 2・・・供給リール、 3゜3
1・・・テンションポスト、 4・・・消去ヘッド、5
.6,7,8,9,10・・・ガイドポスト。 11・・・巻取りリール、 12・・・回転シリンダ、
13・・・ACヘッド、 14・・・キャプスタン。 15・・・ピンチロール、 16・・・供給リール台、
17、34・・・バンドブレーキ、 18.32・・・
テンジョンアーム、 19.27.33・・・支持軸、
20.26・・・引張りコイルばね、 21・・・リン
グボス、22・・・リールギヤ、 23・・・圧縮コイ
ルばね、 24・・・フェルト、 25・・・ソフトブ
レーキ、 28・・・ストッパ、 29・・・規制ピン
、30・・・カセット、 30a、30b、30c・・
・マウス部、 32a・・・第1切欠き、 32b・・
・第2切欠き、 34a・・・第1端部、 34b・・
・第2端部、 35・・・バンド駆動部材、 36・・
・中心軸、 37・・・第1カム部、 37a、38a
・・・規制部、 37b、38b・・・非規制部、38
・・・第2カム部、 39・・・第1引張りコイルばね
、40・・・第2引張りコイルばね、 41・・・制御
装置。 特許出願人 松下電器産業株式会社 第 図 第 図 第 図 U zD 第 図 第 図 第 図 第 図 3−・−テンンヨンボスト 11−・−巻取1戸j−ル 15−ごン÷ロール− 17−・−パンドブL′Z−キー 18−・−テンションアーム 19−叉杓軸 20.26−−、う1笈リコイルぼわ 25−・ソフトブレーキ 27−・り待釉 28−ストツパ 29・・・履セ」rン 第10 図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. カセットが装着される待機位置から記録、再生を行う再
    生位置まで磁気テープを往復移送するローディング部材
    と、上記磁気テープを巻回したリールと一体となって回
    転するリール台と、移動可能な第1端部、第2端部を有
    し上記リール台に巻き付いて上記リール台の回転を制動
    するバンドブレーキと、上記磁気テープの張力によって
    変位するテンションポストと、上記テンションポストが
    植設され上記バンドブレーキの第1端部および第2端部
    と選択的に結合されるテンションアームと、上記バンド
    ブレーキの第1端部を可動とし第2端部を固定とする第
    1位置、第1端部を固定とし第2端部を可動とする第2
    位置、第1端部および第2端部を共に可動とする第3位
    置、および第1端部および第2端部を共に固定とする第
    4位置を切り換えるバンド駆動部材と、一端が上記テン
    ションアームと、他端が上記バンドブレーキの第1端部
    と係合する第1付勢ばねと、一端が前記テンションアー
    ムと、他端が上記バンドブレーキの第2端部と係合する
    第2付勢ばねと、上記ローディング部材が収納位置から
    再生位置に移動する間に、バンド駆動部材が第1位置、
    第2位置および第3位置の少なくとも一つをとるよう制
    御する制御装置とを備えたことを特徴とする磁気テープ
    装置。
JP63163829A 1988-06-30 1988-06-30 磁気テープ装置 Pending JPH0214451A (ja)

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JP63163829A JPH0214451A (ja) 1988-06-30 1988-06-30 磁気テープ装置

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