JPH0212641A

JPH0212641A - テンションサーボ装置

Info

Publication number: JPH0212641A
Application number: JP63160647A
Authority: JP
Inventors: Kenji Sasaki; 謙二佐々木
Original assignee: Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Current assignee: Panasonic Holdings Corp
Priority date: 1988-06-30
Filing date: 1988-06-30
Publication date: 1990-01-17

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（産業上の利用分野）本発明は、オーディオテープレコーダまたはビデオテー
プレコーダ（以下、磁気テープ装置と記す）のテープテ
ンションをほぼ一定にするテンションサーボ装置に関し
、さらに具体的に述べれば、磁気テープを逆方向に走行
させて画をだす（いわゆるＲＥＶＩＥＷ）時も、磁気テ
ープの巻径によるテンシゴン変化が少なく、磁気テープ
の損傷が生じないテンションサーボ装置に関するもので
ある。

（従来の技術）テンションサーボ装置は、従来よりいろいろのものが提
案されてきている。ビデオテープレコーダ用としては、
一般的なものとして、昭和６０年１１月１３日の電波新
聞のワンポイントレッスンＱ＆Ａに掲載されたテンショ
ンサーボ装置がある。

この種の従来のテンションサーボ装置について。

第４図、第６図および第７図により説明する。

第６図は、従来の磁気テープ装置が再生状態にある時の
平面図で、磁気テープ１は供給リール２に巻かれており
、テンションポスト３．消去ヘッド４．ガイドポスト５
，６，７．８．９および１０によって案内され、巻取り
リール１１に巻き取られる。この間、磁気ヘッド（図示
せず）を内蔵した回転シリンダ１２で映像信号が、また
、ＡＣヘッド１３で音声信号とコントロール信号がそれ
ぞれ再生される。また、キャプスタン１４．ピンチロー
ラ１５によって、磁気テープ１は定速に走行する。供給
リール２と一体となって回転する供給リール台１６には
、バンドブレーキ１７が巻かれており、その一端が固定
され、他端がテンションアーム１８に連結されている。

上記のテンションアーム１８は、その先端部に上記のテ
ンションボスト３が植設されており、その末端部で支持
軸１９に回動自在に軸支され、引張りコイルばね２０に
よって常に反時計方向に付勢され、上記の磁気テープ１
にテンションを付与するとともに、上記のバンドブレー
キ１７で供給リール台１６の回転を制動する。また、供
給リール台１６および巻取リリール台（図示せず）には
、共に所定のトルクしか伝達しないリミッタが設けられ
ているが、双方のリミッタの構成は同じなので、供給リ
ール台１６のリミッタについて、第７図により説明する
。

同図において、供給リール２が装着されている供給リー
ル台１６は、その下部の中空軸に嵌合固定されたリング
ボス２１と一体になって回転する。リールギヤ２２は、
上記のリングボス２１に回転自在に嵌合されており、供
給リール台１６との間に挿入された圧縮コイルばね２３
と、リングボス２１との間に装着されたフェルト２４と
によって、一定の回転トルクを上記のリングボス２１に
伝達する。

以上のように構成されたテンションサーボ装置について
説明する。再生状態の時（以下、ＰＬＡＹ時と記す）は
、テンションボスト３は磁気テープ１と当接しており、
磁気テープ１の所定のテンションと引張りコイルばね２
０の付勢力とがつり合っている。テンションが大きくな
ると、テンションボスト３は磁気テープ１からより大き
な回動力を受けるため、テンションアーム１８は支持軸
１９を中心に時計方向に回動する０回動につれてバンド
ブレーキ１７が緩むため、供給リール台１６への制動負
荷が減少し、磁気テープ１のテンションは小さくなる。

また、テンションが小さくなると、引張りコイルばね２
０の付勢力の方が大きくなるので、テンションアーム１
８は支持軸１９を中心に反時計方向に回動し、バンドブ
レーキ１７を締めるため、供給リール台１６への制動負
荷が増大し、磁気テープ１のテンションが大きくなる。

このような動作により。

回転シリンダ１２近傍における磁気テープ１のテンショ
ンはほぼ一定に保たれ、回転シリンダ１２によって安定
した映像信号を再生することができる。

逆転再生状態の時（以下、ＲＥＶＴＥＶ時と記す）は、
第６図において、テンションアーム１８は時計方向に回
動され、バンドブレーキ１７は緩み、供給リール台１６
に当接しないようになる。第７図に示すように、駆動モ
ータ（図示せず）の駆動力は、リールギヤ２２からフェ
ルト２４を介して、リングボス２１と一体の供給リール
台１６に所定のトルクとなって伝達され、磁気テープ１
をたるみなく供給リール２に巻き取る。

（発明が解決しようとする課題）しかし、このような構成では、ＰＬＡＹ時は何ら問題は
ないが、ＲＥＶＩＥＶ時は、供給リール２に巻かれてい
る磁気テープ１の量（半径）によって磁気テープ１のテ
ンションが大きく変化するという問題があった。

すなわち、供給リール２に巻かれている磁気テープ１の
半径が大きくなるに従い、回転シリンダ１２近傍のテン
ションはほぼ半径に反比例してだんだん小さくなり、供
給リール台１６に伝達される所定のトルク値をＴ　ｏ　
（ｇ　０１　）、供給リール２に巻かれている磁気テー
プ１の半径をＲ（ａｍ）、供給り一ル２直後の磁気テー
プ１のテンションをＦ（’ｇ）とすると、（１）式のよ
うな関係が成立する。

Ｆ＝Ｔ０／Ｒ・・・・・・・・・・・・（１）（１）式
の関係を第４図の曲線Ａに示す。゛安定した再生信号を
得るには、シリンダ近傍の磁気テープ１のテンションが
所定の値以上でなければならないので、テンシ巨ンの最
低値（Ｔ２）は上記の所定値以上に定められている。し
かし、供給リール２に巻かれている磁気テープ１の量が
少なく、その半径が小さい時は、テンションが大きくな
り（Ｔ１）、回転シリンダ１２の磁気ヘッドやガイドボ
スト５および６などにより、磁気、テープ１の損傷が起
きやすくなるという問題があった。

本発明は上記の課題を解決するもので、磁気テープの損
傷が生ぜず、安定した再生が行われるテンションサーボ
装置を提供するものである。

（課題を解決するための手段）上記の課題を解決するため、本発明は、バンドブレーキ
の両端（第１端部、第２端部）を可動とし。

第１端部とテンションアームとに係る第１付勢ばねと、
第２端部とテンションアームとに係る第２付勢ばねとを
設け、バンド駆動部材により、ＰＬＡＹ時には、第１端
部とテンションアームとを結合し第２端部を固定させる
構成とし、ＲＥＶＩＥＷ時には、第１端部を固定させ第
２端部とテンションアームとを結合させる構成としたも
のである。

（作　用）上記の構成により、ＰＬＡＹ時には、第２付勢ばねが作
動し、従来通り磁気テープのテンションがほぼ一定にな
るように働き、ＲＥＶＩＥＷ時には、第１付勢ばねが作
動し、磁気テープのテンションが大きくなるに従ってバ
ンドブレーキの制動負荷を増大させるように働くので、
リミッタで巻き取る磁気テープのテンションをほぼ一定
にすることができる。

（実施例）本発明の実施例２例について、第１図ないし第５図によ
り説明する。第１図、第２図および第３図は、本発明に
よる第１の実施例のテンションアーボ装置のＰＬＡＹ時
を示す平面図、ＲＥＶＩＥＷ時を示す平面図、ＲＥ　Ｖ
　Ｉ　ＥＶ時を示す側面図である。

まず、ＰＬＡＹ時の構成およびその動作を説明する。第
１図において、供給リール２に巻かれている磁気テープ
１は、カセット内のガイドピン２５とテンションポスト
２６に案内されている。テンションアーム２７は支持軸
２８に回動自在に軸支され、その支持軸２８を挟んで第
１切欠き２７ａ、第２切欠き２７ｂが形成されている。

バンドブレーキ２９はその中央部を供給リール台１６に
巻き付け、両端にそれぞれ従動ころを装着した移動可能
な第１端部２９ａおよび第２端部２９ｂに固定されてい
る。バンド駆動部材３０は中心軸３１のまわりに回転可
能であり、第１カム部３２および第２カム部３３を有し
ている。第１カム部３２および第２カム部３３は共にバ
ンドブレーキ２９の第１端部２９ａおよび第２端部２９
ｂの動きをそれぞれ規制する規制部３２ａおよび３３ａ
と、バンドブレーキ２９の第１端部２９ａおよび第２端
部２９ｂの動きを自由とする非規制部３２ｂおよび３３
ｂとから形成されている。第１引張りコイルばね３４は
、その一端が上記のテンションアーム２７と、他端が上
記のバンドブレーキ２９の第１端部２９ａと係合し、第
２引張りコイルばね３５は、その一端が同様に上記テン
ションアーム２７と、他端が上記のバンドブレーキ２９
の第１端部２９ａと係合している。

ＰＬＡＹ時には、バンドブレーキ２９の第１端部２９ａ
は、テンションアーム２７の第１切欠き２７ａに係合し
、これと一体になって動く、この時、第１端部２９ａは
バンド駆動部材３０の第１カム部３２の非規制部３２ｂ
にあるため、動きが自由で拘束されない、また、バンド
ブレーキ２９の第２端部２９ｂは、バンド駆動部材３０
の第２カム部３３の規制部３３ａで動きが規制され、位
置が固定する。バンドブレーキ２９の第１端部２９ａと
テンションアーム２７とは一体的になっているため、第
１引張りコイルばね３４は働かないが、バンドブレーキ
２９の第２端部２９ｂはテンションアーム２７と一体的
ではないため、第２引張りコイルばね３５の付勢力がテ
ンションアーム２７を反時計方向に付勢するように働く
。従って、第２引張りコイルばね３５は、バンドブレー
キ２９が供給リール台１６の回転を制動するよう働く。

このような状態で、磁気テープ１のテンションが大きく
なると、テンションポスト２６に加わる時計方向の回動
力が第２引張りコイルばね３５の反時計方向の回動力よ
りも大きくなるため、テンションアーム２７は時計方向
に回動する。すると、テンションアーム２７が時計方向
に回動すると、これに結合されたバンドブレーキ２９の
第１端部２９ａが矢印への方向に移動してバンドブレー
キ２９を緩め、供給リール台１６への制動負荷を小さく
する。従って、磁気テープ１のテンションは小さくなる
。

また、磁気テープ１のテンションが小さくなると、テン
ションポスト２６に加わる時計方向の回動力が第２引張
りコイルばね３５の反時計方向の回動力よりも小さくな
るため、テンションアーム２７が反時計方向に回動し、
テンションアーム２７と結合されたバンドブレーキ２９
の第１端部２９ａが矢印Ａと反対方向に移動してバンド
ブレーキ２９を締め、供給リール台１６への制動負荷を
大きくする。従って、磁気テープ１のテンションは大き
くなる。すなわち、ＰＬＡＹ時には磁気テープ１のテン
ションがほぼ一定になるように働く。

次に、ＲＥＶＩＥＷ時の構成および動作を説明する。バ
ンド駆動部材３０は時計方向に回転し、第１図から第２
図に切り換わる。第２図において、バントブレーキ２９
の第１端部２９ａは、バンド駆動部材３０の第１カム部
３２の規制部３２ａに係合するため、動きが規制され、
位置が固定する。また、バンドブレーキ２９の第２端部
２９ｂは、テンションアーム２７の第２切欠き２７ｂに
係合し、これと一体になって回動する。従って、第２引
張りコイルばね３５は付勢力として働かない。なお、第
２端部２９ｂはバンド駆動部材３０の第２カム部３３の
非規制部３３ｂにあるため、自由に動くことができる。

バンドブレーキ２９の第１端部２９ａとテンションアー
ム２７との間で、第１引張りコイルばね３４の付勢力は
テンションアーム２７に働くことになる。この時、第２
切欠き２７ｂは支持軸２８に対して第１切欠き２７ａと
反対位置にあるため、第１引張りコイルばね３４の付勢
力はバンドブレーキ２９が供給リール台１６の制動を解
除する方向に働く。

第３図において、駆動モータ（図示せず）の駆動力は、
リールギヤ２２からフェルト２４を介して、リングボス
２１と一体で回転する供給リール台１６に一定のトルク
となって伝達するので、磁気テープ１をたるみなく供給
リール２に巻き取る。また、供給リール台１６に巻かれ
たバンドブレーキ２９は、磁気テープ１を巻き取るのに
有効なトルクはバンドブレーキ２９の制動負荷の分だけ
減少する。すなわち、供給リール台１６に伝達される所
定のトルク値をＴ　ｏ　（ｇ　ａ　）、バンドブレーキ
２９が供給リール台１６に働く制動負荷をＴ　ｂ　（ｇ
　ａ　）、供給リール２に巻かれている磁気テープ１の
半径をＲ（Ｑｌ　）、供給リール２直後の磁気テープ１
のテンションをＦ（ｇ）とすると、（２）式のような関
係が成立する。

Ｆ　＝　（Ｔ、　−Ｔｍ）／　Ｒ・・・・・・・・・・
・・（２）半径Ｒが小さい時は、従来例からも明らかな
ように、テンションＦが大きいので、第２図において。

テンションポスト２６に働く時計方向の回動力が第１引
張りコイルばね３４の付勢力より大きくなり、テンショ
ンアーム２７は支持軸２８を中心に時計方向に回動する
。バンドブレーキ２９の第２端部２９ｂはテンションア
ーム２７と結合されているため、矢印Ｂの方向に動き、
供給リール台１６に働く制動負荷Ｔ、は大きくなる。従
って、（２）式より明らかなように、テンションＦは小
さくなる。また、半径Ｒが大きい時は、従来例からも明
らかなように、テンションＦが小さいので、第２図にお
いて、テンションポスト２６に働く時計方向の回動力が
第１弓張りコイルばね３４の付勢力より小さくなり、テ
ンションアーム２７は支持軸２８を中心に反時計方向に
回動する。バンドブレーキ２９の第２端部２９ｂはテン
ションアーム２７と結合されているため、矢印Ｂと反対
方向に動き、供給リール台１６に働く制動負荷Ｔ、は小
さくなる。従って、（２）式より明らかなように、テン
ションＦは大きくなる。すなわち。

テンションＦが大きくなるに従って制動負荷Ｔ。

も大きくなり、テンションＦを下げる働きも大きくなり
、第４図の曲線Ｂとなる。第４図からも明らかなように
、最低テンションＴ、が従来例Ｔ２とほとんど同じにも
かかわらず、最高テンションＴ３は従来例Ｔ１に比べ約
半分になっている。最高テンションＴ１．最低テンショ
ンＴ４の値は、支持軸２８と第２切欠き２７ｂとの有効
半径を変えることにより、所望の値を得ることができる
。また、本実施例においては、ＰＬＡＹ時に作用する第
２弓張りコイルばね３５とＲＥＶＩＥＷ時に作用する第
１引張りコイルばね３４のそれぞれのばね定数を適当に
選ぶことにより、ＰＬＡＹ時のテンションだけでなく、
ＲＥＶＩＥＷ時の最高テンションＴ。

や最低テンションＴ４を変えることができる。

第５図は、本発明による第２の実施例のＲＥＶＩＥＷ時
を示す平面図である。

同図において、第２の実施例と、第１図に示した第１の
実施例との相異点は、テンションアーム３６に第１引張
りコイルばね３４および第２引張りコイルばね３５の共
通の支点を内側に山形を形成する第１カム面３６ａおよ
び第２カム面３６ｂが形成されこれにバンドブレーキ２
９の第１端部２９ａおよび第２端部２９ｂをそれぞれ当
接せしめ、テンションアーム３６と連結する点である。

バンドブレーキ２９の第２端部２９ｂは、第２引張りコ
イルばね３５の付勢力によってテンションアーム３６の
第２カム面３６ｂに押圧されている。このような構成で
は、その動作は前述の第１の実施例と同じであるが、磁
気テープｌに異常テンションが加わった場合、テンショ
ンアーム３６とバンドブレーキ２９とばばね結合である
ため、磁気テープ１を損傷する前に第２引張りコイルば
ね３５が伸びるので、磁気テープ１を保護することがで
きる。

なお、第１の実施例においては、テンションアーム２７
の第１切欠き２７ａおよび第２切欠き２７ｂを支持軸２
８に対して反対側に位置させたが、これに限られるもの
ではなく、同一側にあってもよい。

また、テンションアーム２７に切欠き２７ａおよび２７
ｂを設け、バンドブレーキ２９の端部２９ａおよび２９
ｂと結合させたが、これに限られるものではなく、第２
の実施例で示したように、カム面３６ａおよび３６ｂで
もよく、また、マグネットなどによりテンションアーム
とバンドブレーキの端部とを着脱させる構造であっても
よい。また、最低テンションＴ４を従来の最低テンショ
ンＴ、より小さくしたが、これに限られるものではなく
、供給リール台１６に設けたリミッタの値を変えること
により、適当に最低テンションＴ、を変えることができ
る。

また、バンド駆動部材３０は第１カム部３２および第２
カム部３３を設けたが、これに限られるものではなく、
ひとつのカム部だけを備えていてもよい。

また、バンド駆動部材３０はバンドブレーキ２９の第１
端部２９ａおよび第２端部２９ｂとも駆動していたが、
それぞれ別のバンド駆動部材を設けてもよい。

（発明の効果）以上説明したように、本発明によれば、ＲＥＶＩＥＷ時
に、供給リールに巻かれている磁気テープの量（半径）
に応じてバンドブレーキの供給リール台に与える制動負
荷が変わるため、供給リール台に巻かれている磁気テー
プの量（半径）によりテンションの変化を大幅に抑える
ことができる。従って、ＲＥＶＩＥＷ時に安定した映像
信号が得られるよう最低テンションを所定の値に設定し
ても、最高テンションを低く抑えることができるので。

磁気テープが回転磁気ヘッドやガイドポストによって損
傷されることがない、また、第１付勢ばねおよび第２付
勢ばねを設けたため、ＰＬＡＹ時のテンションには何ら
影響を与えることなく、　ＲＥＶＩＥＷ時のテンション
が設定できる。しかも、構成がシンプルであり、モータ
等のアクチュエータを用いていないため、コストが安い
信頼性の高いテンションサーボ装置が得られる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明による第１の実施例のテンションサーボ
装置のＰＬＡＹ時を示す平面図、第２図および第３図は
そのＲＥＶＩＥＷ時を示す平面図および側面図、第４図
は磁気テープ装置のＲＥＶＩＥＷ時において供給リール
に巻かれている磁気テープの量（半径）とシリンダ入側
の磁気テープのテンションの関係を示す特性図、第５図
は第２の実施例がＲＥＶＩＥＷ時を示す時の平面図、第
６図は従来の磁気テープ装置が再生の動作状態にある時
の平面図、第７図はそのリール台の断面図である。１・・・磁気テープ、　２・・・供給リール、　　３゜
２６・・・テンションポスト、　４・・・消去ヘッド。５．６，７，８，９．１０・・・ガイドポスト、１１・
・・巻取りリール、１２・・・回転シリンダ、１３・・
・ＡＣヘッド、　１４・・・キャプスタン、１５・・・
ピンチローラ、　１６・・・供給リール台、１７、２９
・・・バンドブレーキ、　　１８，２７，３６・・・テ
ンションアーム、　　１９．２８．３７・・・支持軸、
２０、２６・・・引張りコイルばね、　２１・・・リン
グボス、　２２・・リールギヤ、２３・・・圧縮コイル
はね、　２４・・・フェルト、２５・・ガイドビン、　
２７ａ・・・第１切欠き、　２７ｂ・・・第２切欠き、
２９ａ・・・第１端部、　２９ｂ・・・第２端部、　３
０・・・バンド駆動部材、　３１・・・中心軸、３２・
・・第１カム部、　３２ａ、３３ａ・・・規制部、３２
ｂ、３３ｂ・・・非規制部、３３・・・第２カム部、３
４・・・第１引張りコイルばね、　３５・・・第２引張
りコイルばね、　３６ａ・・・第１カム面、３６ｂ・・
・第２カム面。特許出願人　松下電器産業株式会社

Claims

【特許請求の範囲】

磁気テープを巻回したカセット内のリールと一体で回転
するリール台と、移動可能な第１端部および第２端部を
有し上記のリール台に巻き付いてその回転を制動するバ
ンドブレーキと、上記の磁気テープの張力によって変位
するテンションポストと、上記のテンションポストが植
設された、上記のバンドブレーキの第１端部および第２
端部と選択的に係合されるテンションアームと、上記の
バンドブレーキの第１端部を固定し第２端部を可動とす
る第１位置、および第１端部を可動とし第２端部を固定
とする第２位置を切り換えるバンド駆動部材と、一端が
上記テンションアームに他端が上記のバンドブレーキの
第１端部に結合する第１付勢ばねと、一端が上記のテン
ションアームに他端が上記のバンドブレーキの第２端部
に結合する第２付勢ばねとを備えたことを特徴とするテ
ンションサーボ装置。