JPH09193698A - 幼児保護装置 - Google Patents

幼児保護装置

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JPH09193698A
JPH09193698A JP8006527A JP652796A JPH09193698A JP H09193698 A JPH09193698 A JP H09193698A JP 8006527 A JP8006527 A JP 8006527A JP 652796 A JP652796 A JP 652796A JP H09193698 A JPH09193698 A JP H09193698A
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JP
Japan
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seat
infant
child
airbag
seat cushion
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Application number
JP8006527A
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English (en)
Inventor
Shinji Okabe
信二 岡部
Kengo Suzumura
健吾 鈴村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Industries Corp
Original Assignee
Toyoda Automatic Loom Works Ltd
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Publication date
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60RVEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60R21/00Arrangements or fittings on vehicles for protecting or preventing injuries to occupants or pedestrians in case of accidents or other traffic risks
    • B60R21/02Occupant safety arrangements or fittings, e.g. crash pads
    • B60R21/16Inflatable occupant restraints or confinements designed to inflate upon impact or impending impact, e.g. air bags
    • B60R2021/162Means for diverting, destroying or blocking the bag in case of dangerous deployment, e.g. during rescue operations or use of rear-facing children seats

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  • Air Bags (AREA)
  • Seats For Vehicles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 助手席のチャイルドシートに乗せられた幼児
をエアバッグの膨張による圧迫から保護する。 【解決手段】 助手席シート1のシートクッション2を
前方へ引き起こし可能とし、そのシートクッション2の
下面には、クッション下面に沿って配置される格納状態
と、上方へ跳ね上げられる引出し状態とに変位可能な保
護部材23を設ける。そして、引き出された状態の盾部
材23により、膨張時のエアバッグ28が乗員拘束区域
に侵入することを阻止してチャイルドシート29に乗せ
られた幼児を保護するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車の助手席に
乗せられた幼児や乳飲み子(以下、幼児という)を保護
するための幼児保護装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、幼児を自動車の助手席に乗せる
場合は、チャイルドシートが用いられる。即ち、幼児の
ためのチャイルドシートを助手席シートに装着し、これ
に幼児を乗せるのが普通である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、近年、運転
席のみならず、助手席の乗員を保護するためのエアバッ
グをインストルメントパネルに装備した自動車が普及す
る傾向にある。ところが、助手席エアバック装着車の場
合は、チャイルドシートに幼児を乗せての走行中にエア
バッグが作動すると、膨張したエアバッグが幼児の顔面
等に作用して幼児を圧迫するおそれがある。
【0004】本発明は、上述の問題点に鑑みてなされた
ものであり、その目的とするところは、チャイルドシー
トに乗せられた幼児をエアバックの膨張による圧迫から
保護できるようにすることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は次のように構成したものである。即ち、請
求項1の発明は、車両シートに装着されたチャイルドシ
ートの幼児を保護するための幼児保護装置であって、前
記車両シート又は車両室内部材に引出し可能に設けら
れ、引出し状態では、膨張時のエアバッグが乗員拘束区
域に侵入することを阻止する保護部材を備えたことを特
徴とする。
【0006】上記のように構成された請求項1の発明に
よると、エアバッグが作動した場合に、引出し状態の保
護部材により膨張時のエアバッグが乗員拘束区域に侵入
することを阻止し、エアバッグが幼児の顔面等に接触す
ることを回避する。
【0007】請求項2の発明は、車両シートに装着され
たチャイルドシートの幼児を保護するための幼児保護装
置であって、車両シートのシートクッションが前方に引
き起こし可能とされ、そのシートクッションの下面に
は、該シートクッション下面に沿って配置される格納状
態と、上方へ跳ね上げられる引出し状態とに変位可能と
され、引出し状態では、膨張時のエアバッグが乗員拘束
区域に侵入することを阻止する保護部材を備えたことを
特徴とする。
【0008】上記のように構成された請求項2の発明に
よる場合も、請求項1の発明と同様に、エアバッグが作
動した場合に、引出し状態の保護部材により膨張時のエ
アバッグが乗員拘束区域に侵入することを阻止し、エア
バッグが幼児の顔面等に接触することを回避する。ま
た、この発明によるときは、保護部材をシートクッショ
ンの下面に格納する構成であるため、通常時には邪魔に
ならず、合理的な格納形式の幼児保護装置が提供され
る。
【0009】請求項3の発明は、車両シートに装着され
たチャイルドシートの幼児を保護するための幼児保護装
置であって、車両シートにチャイルドシートが装着され
たことを検出する検出手段と、その検出手段の検出信号
に基づいてエアバックのインフレータの作動を停止する
手段とを備えたことを特徴とする。
【0010】上記のように構成された請求項3の発明に
よれば、車両シートにチャイルドシートが装着された状
態では、エアバッグの作動が停止される。従って、エア
バックの作動に伴う悪影響が幼児に及ばない。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて具体的に説明する。まず、図1〜図7に基づ
いて第1の実施の形態に係る幼児保護装置を説明する。
図1は車両シートとしての助手席シート1に幼児を乗せ
る場合に使用する幼児保護装置の使用状態を示す側面図
であり、図2は同じく斜視図であり、シートバックを省
略して示す。助手席シート1はシート受台としてのシー
トトラック4を介して車体のフロアパネル7上に前後位
置調整可能に取付けられている。シートトラック4のロ
アレール5はフロアパネル7に固定され、そのロアレー
ル5にスライド可能に取り付けられたアッパレール6に
はシートクッション2とシートバック3が取り付けられ
ている。
【0012】助手席シート1のシートクッション2の前
端部下面には、略L形に形成された左右一対の取付ブラ
ケット8が設けられ、その取付ブラケット8が前記アッ
パレール6の前端部にピン9により回動自在に取付けら
れている。即ち、シートクッション2はアッパレール6
に対して前方へ引き起し可能とされ、引き起こされた状
態ではその上端部がインストルメントパネル27に当接
した位置で第1のロック機構10により固定されるよう
になっている。
【0013】第1のロック機構10は、図4に示すよう
に、左右のアッパレール6間に横架されたフロントロッ
クバー11を主たる構成部材としている。このフロント
ロックバー11は、その両端部がアッパレール6に形成
した弧状の長孔12に摺動可能に嵌合されており、シー
トクッション2の引き起こし時には、前記取付ブラケッ
ト8に形成したロックカム部13の円弧状のカム面で押
されることにより長孔12に沿って退避するが、そのロ
ックカム部13の通過と同時にロックバネ14の引張力
によりロック位置へ復帰してロックカム部13に係止
し、シートクッション2の後方への倒れ込みを規制する
ようになっている。
【0014】また、シートクッション2の後側下面に
は、該シートクッション2を通常使用位置に固定するた
めの第2のロック機構15が設けられている。第2のロ
ック機構15は、図5及び図6に示すように、シートク
ッション2の下面に固定された略コ字状のブラケット1
7にピン17aにより回動自在に取り付けられたフック
16を主たる構成部材としている。フック16はシート
クッション2が通常使用状態、即ちアッパレール6上に
水平姿勢に保持された状態のとき、左右のアッパレール
6の後部間に横架固定されたリヤタイバー18に係止す
ることによりシートクッション2の不用意な動きを阻止
する。なお、フック16はトーションバネ19により常
にリヤタイバー18に対して係止する方向に付勢されて
いる。
【0015】フック16には取手21を有するシートク
ッション引き起し操作用のフックバンド20が取り付け
られ、このフックバンド20を引くことでフック16が
回動してロックバー18に対する係止が解除されるよう
になっている。但し、フック16の解除方向の回動は、
図示省略のストッパーで規制するか、又はフックバンド
20の引張力の方向がフック16に対する引張力の作用
点と、フック16の回動中心とを結ぶ線と一致したとき
に規制されるようにすればよい。なお、図5及び図6に
おいて、22はフックバンド20のガイドリングを示
す。
【0016】しかして、シートクッション2の下面に
は、インストルメントパネル27に格納されたエアバッ
グ28が膨張したときに、そのエアバッグ28が正規の
乗員拘束区域に侵入しないように規制して幼児を保護す
る保護部材23が設けられている。この実施の形態では
保護部材23はエアバッグ28の膨張力に十分に耐え得
る程度の剛性を有する材料から略方形の板状に形成さ
れ、好ましくはシートクッション2の下面形状に対応し
た形状に形成される。
【0017】また、保護部材23はその後端部(シート
クッション2の引き起し時には上端部となる)が、シー
トクッション2の後端下面に固定された左右のブラケッ
ト24にピン25により回動自在に取り付けられてい
る。即ち、保護部材23は格納状態と引出し状態とに変
位可能とされており、不使用時には図3に示すように、
シートクッション2の下面に沿って格納され、その格納
状態は図示しないがマジックファスナや弾性クリップ或
いはクランプのような固定手段により保持するか、又は
トーションバネのバネ力で保持することが望ましい。
【0018】保護部材23は図1及び図2に示すよう
に、シートクッション2の引き起こし状態において、上
方へ跳ね上げることにより引き出し状態とされ、その引
出し状態は前記フックバンド20の取手21に設けた係
止孔21a(図7参照)を保護部材23に突設したフッ
ク状の爪26に係止してフックバンド20の引張力で保
持するようになっている。即ち、フックバンド20は保
護部材23を引出し位置に保持する保護部材保持手段を
構成している。なお、図3に示すように、保護部材23
の基部側には前記フック16との干渉を回避するための
切欠23aが形成されている。
【0019】本実施の形態に係る幼児保護装置は上述の
ように構成したものである。従って、助手席シート1に
幼児を乗せる場合は、まず、図5に仮想線で示す如くク
ッション操作用のフックバンド20を引いてフック16
をリヤタイバー18から外したのち、さらにフックバン
ド20を引いてシートクッション2を前方へ引き起こ
す。
【0020】このとき、図4に示すように、ロックカム
部13がそのカム面でフロントロックバー11を押し退
けて回動し、ロック位置に復帰されたフロントロックバ
ー11に係止するので、その状態で、助手席シート1を
シートクッション2がインストルメントパネル27に当
接するまでアッパレール6と共に前方へ移動すれば、シ
ートクッション2は図1に示す如く引き起こし位置に固
定される。
【0021】次に、シートクッション2に設けられた保
護部材23を上方へ回動し、図7に示すように、前記フ
ックバンド20の取手21をシートクッション2の爪2
6に引っ掛ければ、保護部材23は引出し状態に保持さ
れる。次いで、幼児を乗せるためのチャイルドシート2
9をシートクッション2の引き起し跡であるアッパーレ
ール4に図示の如く後向き(又は前向き)に装着する。
なお、アッパレール6に対するチャイルドシート29の
固定は、具体的手段は図示しないが、アッパレール6に
台座30(図2参照)を設け、これに適当な手段で固定
できるようにすればよい。
【0022】上記のようにして保護部材23が引き出さ
れた幼児保護装置の使用形態では、車両に加わった衝撃
でエアバッグ28が図1に示す如く膨張した場合、エア
バッグ28は保護部材23によりその膨張方向を規制さ
れる。即ち、フロントガラス31側に誘導され、本来の
乗員拘束区域に侵入できない。かくして、チャイルドシ
ート29に乗せられた幼児は、保護部材23によりエア
バッグ28の膨張による圧迫から保護される。
【0023】また、この実施の形態では、シートクッシ
ョン2を前方へ引き起こし、その下面から保護部材23
を引き出す構成としたので、保護部材23の出し入れを
簡単な操作で行うことができ、しかもシートクッション
2の下面に格納される構成としたので、通常時には一切
邪魔にならない。
【0024】なお、チャイルドシート28の不使用時に
は、保護部材23及びシートクッション2はそれぞれ前
述した使用時と逆の手順で初期位置に復元される。この
場合、ロック機構10は、フロントロックバー18を手
指で長孔12に沿って引き上げることによりそのロック
を解除することができる。
【0025】次に、本発明の第2の実施の形態を図8及
び図9に基づいて説明する。この実施の形態に係る幼児
保護装置は、電気式エアバッグを備えた自動車を対象と
し、チャイルドシート29の装着時には、エアバッグ2
8の作動を停止するように構成したものである。即ち、
前述の第1の実施の形態で採用された保護部材23に変
えて、アッパレール6には、該アッパレール6にチャイ
ルドシート29が装着されたことを検出する手段として
のスイッチ32を設け、そのスイッチ32をエアバッグ
28のインフレータ34の着火を制御する電子制御装置
(以下、エアバッグECUという)33に接続したもの
であり、スイッチ32は助手席シート1のシートクッシ
ョン2の取付ブラケット8に設けたドッグ35にて作動
されるようにしてある。
【0026】なお、その他の構成、つまり助手席シート
1のシートクッション2が前方へ引き起し可能に構成さ
れる点、シートクッション2を引き起し位置及び通常使
用位置にそれぞれ固定する第1のロック機構10及び第
2のロック機構15を備えている点等に関しては、第1
の実施の形態と同様であり、それに関係する図示された
部材については同一符号を付して説明を省略する。
【0027】従って、上記のように構成された幼児保護
装置にあっては、チャイルドシート29を装着すべく助
手席シート1のシートクッション2を前方へ引き起こす
と、ドッグ35がスイッチ32に当接し、その作動信号
がチャイルドシート29の装着信号としてエアバッグE
CU33に入力され、これを受けたエアバッグECU3
3は助手席側のインフレータ34の電源回路を遮断す
る。
【0028】そのため、自動車に対して本来エアバッグ
(図示省略)を作動すべき衝撃が入力された場合であっ
てもエアバッグは作動されない。即ち、第2の実施の形
態によれば、チャイルドシート29の装着時には、エア
バッグの作動を停止させることによって、チャイルドシ
ート29に乗せられる幼児をエアバッグの膨張による悪
影響から保護することができる。
【0029】なお、この実施の形態によるときは、シー
トクッション2の引き起しをチャイルドシート29の装
着として検出する構成であるため、シートクッション2
を引き起して其処に荷物を載せるといった態様で使用し
た場合にも、助手席のエアバッグが無駄に作動されず、
経済的である。
【0030】次に、本発明の第3の実施の形態を図10
及び図11に基づいて説明する。この実施の形態は第2
の実施の形態の変更例であり、チャイルドシート29の
装着を検出するスイッチに関する。この実施の形態で
は、左右のアッパレール6の後端上部には、それぞれロ
ック孔36を設けるとともにそのロック孔36の外側に
臨むようにして一方にプラス端子37を、他方にマイナ
ス端子38をそれぞれ取り付け、シートクッション2の
後側下面には、前記ロック孔36に嵌合することにより
両端面が両端子37,38に接触可能な導電材料からな
る通電ロッド39を設け、その通電ロッド39の脱着に
より、エアバッグECU33に接続されたスイッチ回路
40を断続するようにしたものである。
【0031】即ち、図11に示す如く通電ロッド39が
ロック孔36に嵌合されたスイッチ回路40の通電時に
は助手席インフレータ34の作動を可能となし、図10
に示す如く通電ロッド39がロック孔36から外された
スイッチ回路40の遮断時には、助手席インフレータ3
4の作動を停止するようにしたものである。従って、第
3の実施の形態による場合も、前述した第2の実施の形
態と同様の作用効果を得ることができる。
【0032】なお、通電ロッド39はシートクッション
2を通常使用状態に保持する第2のロック機構15とし
てのリヤタイバーを兼用するものであり、ロック孔36
に対する脱着は、通電ロッド39の両先端にそれぞれ摺
動可能に設けた鍔付きスリーブ41の伸縮操作によって
行われる。鍔付きスリーブ41は、該スリーブ41に設
けた溝42と、通電ロッド39に設けられて溝42と嵌
合するピン43とにより摺動範囲が規制され、スリーブ
41内に収容されたバネ44により外向きに付勢されて
いる。
【0033】従って、鍔付きスリーブ41を縮めること
でロック孔36から抜脱することができる。また、アッ
パレール6側には、スリーブ41を縮小方向に誘導する
外開きのガイド面6aと、スリーブ41を下側から受け
ることでロック孔36に対応する位置に位置決めする受
け止め片6bが設定されており、従って、シートクッシ
ョン2を引き起し状態から通常使用位置へ復帰したとき
に鍔付きスリーブ41をロック孔36に自動的に嵌合さ
せることができる。
【0034】なお、本発明は上述した実施の形態に限定
されるものではなく、例えば下記の如き変更が可能であ
る。 (1)シートクッション2の第1のロック機構10は、
引き起し位置で両方向に関してロックする構成に変更し
てもよい。 (2)シートクッション2を通常の姿勢に保持する第2
のロック機構15は、これを廃し、第1のロック機構1
0にその役割を持たせるように構成することも可能であ
る。 (3)第1の実施の形態において、保護部材23を引出
し位置に固定する保護部材保持手段は、図示のフックバ
ンド20に限らず、例えばシートクッション2を引き起
し位置に固定するための第1のロック機構10のような
構造に変更してもよい。 (4)第1の実施の形態では、保護部材23を助手席シ
ート1のシートクッション2に設けるとしたが、これに
限らず、インストルメントパネル27や車室内の壁面或
いは天井面のような車両室内部材に引出し可能に設置す
るようにしてもよい。 (5)側突時の乗員保護用としてのエアバッグが装着さ
れる場合又はリヤシートの乗員保護用としてエアバッグ
が装着される場合には、それに対応して保護部材23を
装着するようにしてもよい。 (6)保護部材23は板に限らず、例えば格子状のよう
なものでもよい。 (7)第2及び第3の実施の形態では、電気式エアバッ
グを対象としたが、これを機械式エアバッグに変更する
ことも可能である。その場合は、インフレータの着火手
段又は自動車の衝撃を検出するセンサを機械的にロック
するために、電気的アクチュエータを駆動源とするロッ
ク手段を付設し、そのロック手段をチャイルドーシート
29の装着検出手段からの信号に基づいて制御するよう
に構成することで実施可能となる。
【0035】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
助手席のチャイルドシートに乗せられた幼児をエアバッ
クの膨張による圧迫から保護することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態に係る幼児保護装置の使用状
態を示す側面図である。
【図2】同じく斜視図であり、シートバックを省略して
示す。
【図3】保護部材の格納状態を示す説明図である。
【図4】シートクッションを引き起し位置に固定する第
1のロック機構を示す側面図である。
【図5】シートクッションを通常使用位置に固定する第
2のロック機構を示す側面図である。
【図6】第2のロック機構の詳細図である。
【図7】保護部材を引出し位置に保持する状態を示す説
明図である。
【図8】第2の実施の形態に係る幼児保護装置の側面図
である。
【図9】図8のA部詳細図である。
【図10】第3の実施の形態に係るチャイルドシート検
出用のスイッチを説明する斜視図である。
【図11】図10に示されたスイッチの電気回路及び通
電ロッドの脱着構造を示す説明図である。
【符号の説明】
1…助手席シート 2…シートクッション 4…シートトラック 10…第1のロック機構 15…第2のロック機構 20…フックバンド 23…保護部材 28…エアバッグ 29…チャイルドシート

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両シートに装着されたチャイルドシー
    トの幼児を保護するための幼児保護装置であって、 前記車両シート又は車両室内部材に引出し可能に設けら
    れ、引出し状態では、膨張時のエアバッグが乗員拘束区
    域に侵入することを阻止する保護部材を備えた幼児保護
    装置。
  2. 【請求項2】 車両シートに装着されたチャイルドシー
    トの幼児を保護するための幼児保護装置であって、 車両シートのシートクッションが前方に引き起こし可能
    とされ、そのシートクッションの下面には、該シートク
    ッション下面に沿って配置される格納状態と、上方へ跳
    ね上げられる引出し状態とに変位可能とされ、引出し状
    態では、膨張時のエアバッグが乗員拘束区域に侵入する
    ことを阻止する保護部材を備えた幼児保護装置。
  3. 【請求項3】 車両シートに装着されたチャイルドシー
    トの幼児を保護するための幼児保護装置であって、 前記車両シートにチャイルドシートが装着されたことを
    検出する検出手段と、その検出手段の検出信号に基づい
    てエアバックのインフレータの作動を停止する手段とを
    備えた幼児保護装置。
JP8006527A 1996-01-18 1996-01-18 幼児保護装置 Pending JPH09193698A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6808201B2 (en) 2001-03-16 2004-10-26 Takata Corporation Occupant sensor
JP2009035132A (ja) * 2007-08-01 2009-02-19 Mitsubishi Motors Corp 車両用シート
JP2010247822A (ja) * 2009-03-26 2010-11-04 Tachi S Co Ltd 車両用シート構造

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