JP3090735B2 - 自動車のシ−トベルト構造 - Google Patents

自動車のシ−トベルト構造

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    • B60RVEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60R22/00Safety belts or body harnesses in vehicles
    • B60R22/34Belt retractors, e.g. reels
    • B60R2022/3421Belt retractors, e.g. reels with means for locking the belt reel in a non-use position, e.g. for seat mounted retractor when the seat is in a non-locked condition

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は自動車のシ−トベルト構
造に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車のシ−トベルト構造としては、特
開平2−303956号公報に示すように、シ−トに貫
通孔を形成し、該貫通孔にホルダを嵌着し、該ホルダに
シ−トベルトの一端におけるバックルを収納可能とした
ものが知られている。ところで、自動車のシ−トベルト
構造には、シ−トバックを起倒動可能とすると共にその
シ−トバック内にシ−トベルトリトラクタを設けて、い
わゆるトランクスル−等を可能にすると共に、そのトラ
ンクスル−等を可能にするに際してのシ−トバックの倒
伏動をシ−トベルトにより妨げられないようにする一
方、シ−トバックをシ−トバックロック手段により正規
の起立状態位置でロックすることとして、通常のシ−ト
としての機能を確保するものが考えられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、乗員によって
は、トランクスル−等を可能にした後、不注意により、
シ−トバックを正規の起立状態位置まで戻さず、該シ−
トバックをシ−トバックロック手段によりロックさせな
い場合があり、かかる場合、シ−トベルトを使用する
と、衝突時等において、衝突荷重が良好に車体側に分散
されない事が懸念される。本発明は上記実情に鑑みてな
されたもので、その目的は、シ−トバックが正規の起立
状態位置でロックされていないとき、シ−トベルトが使
用されることを未然に防止できる自動車のシ−トベルト
構造を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めに本発明(請求項1)にあっては、起倒動可能とされ
その内部にシートベルトリトラクタが設けられているシ
ートバックと、前記シートバックを正規の起立状態位置
でロックするシートバックロック手段と、前記シートバ
ックロック手段がアンロック状態か否かを検出する検出
手段と、前記シートベルトリトラクタからのシートベル
トの引出しをロックするベルト引出しロック手段とを備
え、前記ベルト引出しロック手段が、転動可能な転動部
材と、該転動部材に別体として関係付けられ該転動部材
の転動に伴いシートベルトが巻回される前記シートベル
トリトラクタの回転体に当接離間して該回転体の回転を
制御する回転規制部材と、前記検出手段が前記シートバ
ックロック手段のアンロック状態を検出したときに前記
転動部材を転動させて前記回転規制部材を前記シートベ
ルトリトラクタの回転体に当接させる方向に移動させる
ことにより該回転体の回転をロックする操作部材と、か
ら構成されている、ことを特徴とする自動車のシートベ
ルト構造とした構成としてある。この請求項1の好まし
い態様としては、請求項2の記載の通りとなる。
【0005】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、シートバック
が正規の起立状態位置でロックされていないときには、
乗員は、シートベルトが引出されないことをもって、シ
ートバックがシートベルトを使用するのに適した状態に
なっていないことを知ることができることになる。この
ため、シートバックのアンロック時に、シートベルトを
使用することを高い確実性をもって未然に防止できるこ
とになる。
【0006】しかもこのシートバックが正規の起立状態
位置でロックされていないときにおいて、ベルト引出し
ロック手段が、外力発生時(衝突時)のために本来備え
ているシートベルトリトラクタの機構(シートベルトが
巻回される回転体、回転規制部材、転動部材)の全ての
要素を有効に利用しつつ、それに操作部材を加えるだけ
の構成により作動することから、極めて簡単化、小型化
することができると共に、転動部材の関与に基づき転動
部材の自由な転動が規制されて異音(不快音)の発生を
防止できることになる。
【0007】請求項2の発明によれば、操作部材が、通
電状態になったときに吸引に基づき転動部材を転動させ
て回転規制部材をシートベルトリトラクタの回転体に当
接させる方向に移動させる電磁石により構成され、検出
手段が、シートバックロック手段がアンロック状態とさ
れているとき、該状態を示す電気信号を出力して、電磁
石に通電状態を発生させる構成とされていることから、
電磁石等を用いることにより、具体的に、前記請求項1
と同様の作用効果を得ることができることになる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1において、1は車体2上のリヤシ−トで、リ
ヤシ−ト1は、シ−トクッション3とシ−トバック4と
からなる。シ−トクッション3は、既知の如く、シ−ト
クッションフレ−ム(図示略)にスポンジ等のクッショ
ン部材を装着し、そのクッション部材を表皮により覆う
構成となっている。一方、シ−トバック4は、図1、図
2に示すように、シ−トバックフレ−ム(右席のものの
みを示し、左席のものを省略する)にクッション部材6
を装着し、そのクッション部材6を表皮7が覆う構成と
され、シ−トバックフレ−ム5は、ヒンジブラケット8
を介して前記シ−トクッションフレ−ム(図示略)に回
動可能に支持されている。これにより、シ−トバック4
は、シ−トクッション3に対して起倒動可能となってい
る。
【0009】車体2には、開口9が形成されており、該
開口9は前記シ−トバック4の起立時に該シ−トバック
4により覆われるようになっている。この開口9は車室
10内とトランクル−ム11とを連通させており、図3
に示すように、シ−トバック4を倒伏させたときには、
その開口9を通じていわゆるトランクスル−が可能とな
っている。尚、12はリヤパッケ−ジトレイである。
【0010】前記シ−トバック4と前記開口9上部との
間には、図1、図3に示すように、シ−トバックロック
手段としてのシ−トバックロック機構13が設けられて
いる。シ−トバックロック機構13は、既知の如く、開
口9上部に設けられるストライカ14と、シ−トバック
4に設けられるストライカロック機構15とからなって
おり、ストライカロック機構15は、図4に示すよう
に、ケ−シング16と、ロック爪17と、突出部材18
とからなる。
【0011】ケ−シング16は、図1に示すように前記
シ−トバックフレ−ム5上部に固定されている。このケ
−シング16は、一端が開口する筒形状とされ、その開
口部側がシ−トバック4の背面から突出しており、その
ケ−シング16には、図4に示すように、前記ストライ
カ14のための進入溝19が開口部側から内方に向けて
形成されている。
【0012】ロック爪17は、図4に示すように上記ケ
−シング16に該ケ−シング16内において回動可能に
支持されており、このロック爪17とケ−シング16と
の間には、ねじりばね20が、該ロック爪17をアンロ
ック方向(図4中、反時計方向)に付勢するようにして
介装されている。このロック爪17は、ロック保持爪部
21とストライカ係止爪部22とを有している。ロック
保持爪部21は、前記ストライカ14の進入溝19に臨
むように配設されて、ストライカ14の進入に伴って該
ストライカ14と当接してロック爪17を図4中、時計
方向に回動させる機能を有すると共に、突出部材18と
係合してロック爪17をロック状態に保持する機能を有
している。ストライカ係止爪部22は、アンロック時に
は、図4に示すように、ストライカ14の進入溝19に
臨むように配設されていないが、シ−トバック4が正規
の起立状態位置に起立しているときには、上述のロック
爪17の回動に伴って、ストライカ14の背後に移動す
るようになっており、これにより、この時には、ロック
されて、ストライカ14がケ−シング16内から抜ける
ことが規制されることになる。
【0013】突出部材18は、その先端部に進退動可能
な出没部23を有している。この出没部23は、ロック
保持爪部21の回動領域に臨んでおり、その配設は、ア
ンロック状態からロック状態(図4中、仮想線状態)に
向けてロック爪17を回動させた場合には、ロック保持
爪部21が出没部23に対して退出方向に力を作用させ
ることができる一方、ロック状態からアンロック状態へ
ロック爪を回動させようとしても、ロック保持爪部21
が出没部23に対して退出方向の力を作用させることが
できないように考慮されている。このため、前者の場合
には、ロック保持爪部21が出没部23を乗越えて回動
できるが、一旦、ロック保持爪部21が出没部23を乗
越えると、出没部23とロック保持爪部21とが係合し
て、ロック爪17のロック状態からアンロック状態への
移行が規制されるようになっている。尚、出没部23と
ロック保持爪部21との係合の解除は、図示を略す操作
手段により出没部23を引込ませることにより行われ
る。
【0014】前記リヤシ−ト1には、図5の仮想線に示
すようにシ−トベルト24が、車幅方向両側(シ−トバ
ック4の側方)に2本と、車幅方向略中央部に2本、備
えられている。これらのシ−トベルト24は、乗員が2
名のときには、図5の実線の如く使用され、乗員が3名
のときには、図6の如く使用される。これら各シ−トベ
ルト24には、シ−トベルトリトラクタ(以下リトラク
タ称す)25が設けられるが、車幅方向略中央部におけ
るシ−トベルト24についてのリトラクタ25は、図
1、図2に示すように、各シ−トバックフレ−ム5の上
部にそれぞれ固定されている(リトラクタの一方は、シ
−トバックフレ−ムの一方と共に図示略)。このリトラ
クタ25は、図7に示すようにケ−ス26を備えてお
り、そのケ−ス26内は、該ケ−ス26下部から突出す
る仕切部27により前室28と後室29との区画されて
いる。ケ−ス26には、前室28において回転体30が
回転可能に支持されており、その回転体30には、前記
シ−トベルト24が、シ−トバック引出口31、ケ−ス
引出口32を介して延ばされて巻回されている。この回
転体30には図示を略する付勢手段が作用しており、こ
れにより、回転体30は常時、シ−トベルト24を巻回
する方向に付勢されている。前記ケ−ス26下面は、シ
−トバック4が正規の起立状態のときには、後室29に
おいて水平面とされており、その下面上には鋼球33が
載置されている。この後室29には、鋼球33を充分に
収容する空間が確保されており、鋼球33は前室28に
対する接近、離間方向(図7中、左右方向)において転
動可能となっている。
【0015】前記ケ−ス26には、図7に示すように前
記仕切部27の略上方において回転規制部材34が回転
可能に支持されている。この回転規制部材34は、回転
支持点を中心として一端側(図7中、左端側)が前室2
8に延びており、他端側(図7中、右端側)が後室29
へと延びている。回転規制部材34の一端側先端部は、
その下方領域に前記回転体30が臨むようにして配設さ
れており、本実施例においては、その一端側先端部が揺
動して回転体30に当接したとき、その回転体30の回
転を規制するため、該回転体30の外周部に、回転規制
部材34の一端側先端部と噛合する歯部35が形成され
ている。一方、回転規制部材34の他端側は前記鋼球3
3の上方へと延びており、その下面は、鋼球33上部を
包被するように曲面とされ、その曲面は、回転規制部材
34の他端側の重力により鋼球33上部の当接してい
る。これにより、鋼球33に外力が作用しないときは、
回転規制部材34の他端側が回転体30から離間してい
る一方、外力により鋼球33が前室28に対して接近、
離間方向に転動したときには、回転規制部材34は、そ
の転動方向に応じて、回転支持点を中心として揺動する
ことになる。
【0016】前記ケ−ス26には、図7に示すよにレバ
−部材36が、その軸心方向略中央において回転可能に
支持されている。このレバ−部材36は、前記回転規制
部材34の一端側上方において略上下方向に延びるよう
にして配設されており、その下端部は、その揺動領域に
回転規制部材34の一端側が臨むようにして配設され、
その下端部が揺動したときには、回転規制部材34の一
端側に当接して該一端側を揺動させ、該一端側先端部を
前記回転体30の歯部35に噛合させるようになってい
る。このレバ−部材36とケ−ス26との間にはリタ−
ンスプリング37が介装されている。リタ−ンスプリン
グ37は、レバ−部材36の下端部を回転規制部材34
の一端側から離間する方向に付勢している(図7中、レ
バ−部材36の実線状態参照)。
【0017】前記ストライカロック機構15におけるロ
ック爪17と上記レバ−部材36の上端部とは、図4、
図7に示すように伝達ケ−ブルとしてのケ−ブル38を
介して連結されている。このケ−ブル38は、ロック爪
17に対しては、ロック爪17の回動の応じて、該ケ−
ブル38の軸心方向に変位動するように連結されてお
り、ロック爪17がストライカ14をロックしない状態
のときには、ケ−ブル38をケ−シング16内に引っ張
り込み、これにより、図7の仮想線で示すように、レバ
−部材36を、回転規制部材34の一端側に当接する方
向に揺動させるようになっている。
【0018】このような構造においては、シ−トバック
4が正規の起立状態位置でシ−トバックロック機構13
によりロックされているときには、回転規制部材34の
一端側先端部がリトラクタ25の回転体30から離間し
ており、乗員がシ−トベルト24を使用しようと思え
ば、そのシ−トベルト24をリトラクタ25から引出す
ことができることになる。そして、シ−トベルト24の
使用中に、車両が衝突したようなときには、鋼球33が
図7中、矢印方向に転動することになり、これにより、
回転規制部材34が揺動し、該回転規制部材34の一端
側先端部が回転体30の歯部35に噛合して該回転体3
0の回転が規制されることになる。このため、シ−トベ
ルト24の引出しが規制され、乗員はシ−トベルト24
により適確にリヤシ−ト1に拘束されることになる。
【0019】シ−トバック4が正規の起立状態位置でシ
−トバックロック機構13によりロックされていないと
きには、図4、図7の矢印で示すように、ロック爪17
がケ−ブル38を引っ張って、レバ−部材36を回転規
制部材34に当接する方向に揺動させることから、回転
規制部材の一端側先端部が回転体30の歯部35に噛合
して回転体30の回転を規制する。このため、シ−トベ
ルト24を使用できる状態まで引出すことが困難とな
り、これをもって、乗員は、シ−トバック4が正規の起
立状態位置でロックされていないことに気づくと共に、
そのシ−トバック4のアンロック時にシ−トベルト24
を使用することを確実に防止できることになる。
【0020】図8、図9は他の実施例を示すものであ
る。この実施例において、前記実施例を同一構成要素に
ついては同一符号を付してその説明を省略する。この実
施例においては、ストライカロック機構5がストライカ
14をロックしているか否かの検出が図8に示すように
前記突出部材18の出没部23と前記ロック爪17との
接触の有無に応じて、ハ−ネス40を介して電気信号と
して取出すように構成されている。尚、当然のことなが
ら、ケ−シング16は出没部23に対して絶縁されてい
る。その一方、リトラクタ25には、図9に示すよう
に、操作部材としての電磁石39が設けられている。こ
の電磁石39は、前記前室28に対して離間する方向に
おいて、転動部材としての鋼球33よりも遠い側に位置
されており、該電磁石39は、ストライカロック機構1
5における出没部23とロック爪17とが接触しないと
き(アンロック状態のとき)の電気信号に基づいて、電
磁石39に通電状態が発生されることになっており、こ
の通電により、電磁石39が鋼球33を引寄せるように
なっている。
【0021】したがって、この実施例においては、シ−
トバック4が正規の起立状態位置でロックされていない
ときには、鋼球33が電磁石39により引寄せられるこ
とから、この鋼球33の転動により回転規制部材34が
揺動され、該回転規制部材の一端側先端部は回転体30
の歯部35に噛合して該回転体30の回転を規制する。
このため、この実施例においても、シ−トベルト24が
使用可能となるまで引出すことが困難となり、これによ
り、シ−トバック4が正規の起立状態位置でロックされ
ていないことを気づくと共に、そのシ−トバック4のア
ンロック時に、シ−トベルト24を使用することを確実
に防止できることになる。
【0022】以上、実施例について説明したが本発明あ
っては、次のようなものを包含する。 暗示手段として、ブザ−、ランプ表示等を用いるこ
と。 フロントシ−トにおいても本発明を適用してもよいこ
と。
【0023】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係るシ−トベルト構造を示す
説明図。
【図2】図1のA−A線断面図。
【図3】シ−トバックの倒伏状態を示す斜視図。
【図4】シ−トバックロック機構を示す説明図。
【図5】シ−トベルトの配設及び使用態様を示す説明
図。
【図6】シ−トベルトの別の使用態様を示す説明図。
【図7】本発明の実施例に係るリトラクタの構造を説明
する説明図。
【図8】他の実施例に係るシ−トバックロック機構を示
す説明図。
【図9】他の実施例に係るリトラクタの構造を説明する
説明図。
【符号の説明】
4 シ−トバック 13 シ−トバックロック機構 14 ストライカ 15 ストライカロック機構 24 シ−トベルト 25 リトラクタ 34 回転規制部材 36 レバ−部材 38 ケ−ブル 39 電磁石

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 起倒動可能とされその内部にシートベル
    トリトラクタが設けられているシートバックと、 前記シートバックを正規の起立状態位置でロックするシ
    ートバックロック手段と、 前記シートバックロック手段がアンロック状態か否かを
    検出する検出手段と、 前記シートベルトリトラクタからのシートベルトの引出
    しをロックするベルト引出しロック手段とを備え、 前記ベルト引出しロック手段が、転動可能な転動部材
    と、該転動部材に別体として関係付けられ該転動部材の
    転動に伴いシートベルトが巻回される前記シートベルト
    リトラクタの回転体に当接離間して該回転体の回転を制
    御する回転規制部材と、前記検出手段が前記シートバッ
    クロック手段のアンロック状態を検出したときに前記転
    動部材を転動させて前記回転規制部材を前記シートベル
    トリトラクタの回転体に当接させる方向に移動させるこ
    とにより該回転体の回転をロックする操作部材と、から
    構成されている、ことを特徴とする自動車のシートベル
    ト構造。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記操作部材が、通電状態になったときに吸引に基づき
    前記転動部材を転動させて前記回転規制部材を前記シー
    トベルトリトラクタの回転体に当接させる方向に移動さ
    せる電磁石により構成され、 前記検出手段が、前記シートバックロック手段がアンロ
    ック状態とされているとき、該状態を示す電気信号を出
    力して、前記電磁石に通電状態を発生させる構成とされ
    ている、 ことを特徴とする自動車のシートベルト構造。
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