JPH0919325A - 原稿スタンドと原稿スタンド付き電子装置 - Google Patents
原稿スタンドと原稿スタンド付き電子装置Info
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- JPH0919325A JPH0919325A JP7167276A JP16727695A JPH0919325A JP H0919325 A JPH0919325 A JP H0919325A JP 7167276 A JP7167276 A JP 7167276A JP 16727695 A JP16727695 A JP 16727695A JP H0919325 A JPH0919325 A JP H0919325A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 パソコン等に入力される原稿を保持する原稿
スタンドに関し、オペレーティング作業の効率向上を目
的とする。 【構成】 原稿30を保持する原稿保持部1と、原稿30を
収容するスタッカ部5と、前記原稿保持部1によって保
持された原稿30を送出する改頁ローラ3と、改頁ローラ
3によって送出された原稿30を前記スタッカ部5に誘導
する原稿ガイド7と、改頁ローラ3を駆動する駆動モー
タ15の動作を改頁信号に基づいて制御する紙送り制御部
60と、を具備してなる。
スタンドに関し、オペレーティング作業の効率向上を目
的とする。 【構成】 原稿30を保持する原稿保持部1と、原稿30を
収容するスタッカ部5と、前記原稿保持部1によって保
持された原稿30を送出する改頁ローラ3と、改頁ローラ
3によって送出された原稿30を前記スタッカ部5に誘導
する原稿ガイド7と、改頁ローラ3を駆動する駆動モー
タ15の動作を改頁信号に基づいて制御する紙送り制御部
60と、を具備してなる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、パソコン等のオペレー
ティングを効率化するためになされた発明である。
ティングを効率化するためになされた発明である。
【0002】
【従来の技術】従来の原稿スタンドには、原稿を斜めに
立て掛けて保持するもの、或いは原稿をクリップ等で挟
んで保持するもの等、様々である。
立て掛けて保持するもの、或いは原稿をクリップ等で挟
んで保持するもの等、様々である。
【0003】しかしながら、これら従来の原稿スタンド
は、改頁操作(読み終えた原稿を収納して新しい原稿を
原稿スタンドにセットする操作)を自動的に実行する機
能を装備していない。従ってこの従来の原稿スタンドを
使用すると、オペレータが改頁操作を行うのに夥しい時
間を空費することになる。
は、改頁操作(読み終えた原稿を収納して新しい原稿を
原稿スタンドにセットする操作)を自動的に実行する機
能を装備していない。従ってこの従来の原稿スタンドを
使用すると、オペレータが改頁操作を行うのに夥しい時
間を空費することになる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】以上の説明から明らか
なように、従来の原稿スタンドは、改頁操作を自動的に
行うことができない構造になっていることから改頁操作
はオペレータが行っていた。しかしながら、原稿内容を
入力する作業の途中で原稿の交換作業を行うのは容易で
ない。特にこの作業には読み終えた原稿が散乱しないよ
うにこれを所定のパッケージ等に収納する作業が含まれ
るのでオペレータの作業効率は必然的に低くならざるを
得ない。
なように、従来の原稿スタンドは、改頁操作を自動的に
行うことができない構造になっていることから改頁操作
はオペレータが行っていた。しかしながら、原稿内容を
入力する作業の途中で原稿の交換作業を行うのは容易で
ない。特にこの作業には読み終えた原稿が散乱しないよ
うにこれを所定のパッケージ等に収納する作業が含まれ
るのでオペレータの作業効率は必然的に低くならざるを
得ない。
【0005】本発明は、原稿の交換を自動化することで
オペレーティング作業の効率化を可能にした原稿スタン
ドを提供することをその目的とするものである。
オペレーティング作業の効率化を可能にした原稿スタン
ドを提供することをその目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明による原稿スタン
ド20は、図1に示すように、原稿30を保持する原稿保持
部1と、原稿30を収容するスタッカ部5と、原稿保持部
1によって保持されている原稿30を送出する改頁ローラ
3と、改頁ローラ3によって送出された原稿30をスタッ
カ部5に誘導する原稿ガイド7と、改頁ローラ3を駆動
するローラ駆動手段15(以下駆動モータ15と呼ぶ)の動
作を改頁信号に基づいて制御する紙送り制御部60と、を
具備してなる。
ド20は、図1に示すように、原稿30を保持する原稿保持
部1と、原稿30を収容するスタッカ部5と、原稿保持部
1によって保持されている原稿30を送出する改頁ローラ
3と、改頁ローラ3によって送出された原稿30をスタッ
カ部5に誘導する原稿ガイド7と、改頁ローラ3を駆動
するローラ駆動手段15(以下駆動モータ15と呼ぶ)の動
作を改頁信号に基づいて制御する紙送り制御部60と、を
具備してなる。
【0007】
【作用】本発明による原稿スタンド20は、改頁ボタン65
を押すことによって改頁信号が出力され、この改頁信号
に基づいて紙送り制御部60から駆動モータ15を駆動する
信号が出力され、このモータ駆動信号に基づいて駆動モ
ータ15が改頁ローラ3を回転させて読み終えた原稿30を
スタッカ部5に送り込む。なお、紙送り制御部60は、改
頁ローラ3が原稿30の送出を終了した時点で前記駆動モ
ータ15を停止させる信号を出力する。
を押すことによって改頁信号が出力され、この改頁信号
に基づいて紙送り制御部60から駆動モータ15を駆動する
信号が出力され、このモータ駆動信号に基づいて駆動モ
ータ15が改頁ローラ3を回転させて読み終えた原稿30を
スタッカ部5に送り込む。なお、紙送り制御部60は、改
頁ローラ3が原稿30の送出を終了した時点で前記駆動モ
ータ15を停止させる信号を出力する。
【0008】この原稿ガイド7は、原稿保持部1の背面
側に読み終えた原稿30を収容するスタッカ部5を備える
とともに、改頁ボタン65を押すことによって読み終えた
原稿30が自動的にスタッカ部5に収容されるように構成
したことを特徴とするものである。
側に読み終えた原稿30を収容するスタッカ部5を備える
とともに、改頁ボタン65を押すことによって読み終えた
原稿30が自動的にスタッカ部5に収容されるように構成
したことを特徴とするものである。
【0009】
【実施例】以下実施例図に基づいて本発明を詳細に説明
する。図1は本発明による原稿スタンドの一実施例を示
す模式的斜視図、図2は本発明による原稿スタンドの細
部構造を説明するための模式的要部側断面図、図3は本
発明による原稿スタンドの動作を説明するための模式的
側断面図、図4は本発明による原稿スタンドの使用例を
示す模式的斜視図、図5は本発明による原稿スタンド付
き電子装置の一構成例を示す模式的斜視図である。
する。図1は本発明による原稿スタンドの一実施例を示
す模式的斜視図、図2は本発明による原稿スタンドの細
部構造を説明するための模式的要部側断面図、図3は本
発明による原稿スタンドの動作を説明するための模式的
側断面図、図4は本発明による原稿スタンドの使用例を
示す模式的斜視図、図5は本発明による原稿スタンド付
き電子装置の一構成例を示す模式的斜視図である。
【0010】図1に示すように、本発明による原稿スタ
ンド20は、原稿30をほぼ直立状態で保持する原稿保持部
1と、読み終えた原稿30を収容するスタッカ部5と、原
稿保持部1によって保持されている原稿30に圧接して回
転することによってこれを原稿送出孔1cから送出する改
頁ローラ3と、改頁ローラ3によって送出された原稿30
をスタッカ部5に誘導する原稿ガイド7と、改頁ローラ
3を駆動する駆動モータ15の動作を改頁ボタン65から出
力される改頁指令に基づいて制御する紙送り制御部60
と、を装備している。図中、1aは改頁ローラ3の軸部を
回転可能に保持する軸受孔、1bは改頁ローラ3を原稿30
に圧接させるばね、1cは原稿保持部1の天井部分に設け
られている原稿送出孔、9は駆動モータ15の回転力を改
頁ローラ3に伝達する継手、5aと5bと5cはスタッカ部5
側に設けられているスリットと底板とレバーをそれぞれ
示す。なお、スリット5aと底板5bとレバー5cの動作につ
いては図2を用いて後述する。
ンド20は、原稿30をほぼ直立状態で保持する原稿保持部
1と、読み終えた原稿30を収容するスタッカ部5と、原
稿保持部1によって保持されている原稿30に圧接して回
転することによってこれを原稿送出孔1cから送出する改
頁ローラ3と、改頁ローラ3によって送出された原稿30
をスタッカ部5に誘導する原稿ガイド7と、改頁ローラ
3を駆動する駆動モータ15の動作を改頁ボタン65から出
力される改頁指令に基づいて制御する紙送り制御部60
と、を装備している。図中、1aは改頁ローラ3の軸部を
回転可能に保持する軸受孔、1bは改頁ローラ3を原稿30
に圧接させるばね、1cは原稿保持部1の天井部分に設け
られている原稿送出孔、9は駆動モータ15の回転力を改
頁ローラ3に伝達する継手、5aと5bと5cはスタッカ部5
側に設けられているスリットと底板とレバーをそれぞれ
示す。なお、スリット5aと底板5bとレバー5cの動作につ
いては図2を用いて後述する。
【0011】この原稿スタンド20は、改頁ボタン65を押
すことによって紙送り制御部60から駆動モータ15を駆動
する改頁信号が出力され、この信号に基づいて駆動モー
タ15が改頁ローラ3を回転させて読み終えた原稿30を原
稿ガイド7を介してスタッカ部5に送り込むようになっ
ている。なお、前記紙送り制御部60は、前記改頁ローラ
3が原稿30を送出し終えると前記駆動モータ15に対する
通電を「断」にして駆動モータ15を停止させる。前記原
稿ガイド7は前記原稿送出孔1cの真上に配置されるもの
で、点線の矢印はこの原稿ガイド7の装着位置を示して
いる。
すことによって紙送り制御部60から駆動モータ15を駆動
する改頁信号が出力され、この信号に基づいて駆動モー
タ15が改頁ローラ3を回転させて読み終えた原稿30を原
稿ガイド7を介してスタッカ部5に送り込むようになっ
ている。なお、前記紙送り制御部60は、前記改頁ローラ
3が原稿30を送出し終えると前記駆動モータ15に対する
通電を「断」にして駆動モータ15を停止させる。前記原
稿ガイド7は前記原稿送出孔1cの真上に配置されるもの
で、点線の矢印はこの原稿ガイド7の装着位置を示して
いる。
【0012】本発明によるこの原稿スタンド20は、原稿
保持部1の背面側に読み終えた原稿30を収容するスタッ
カ部5を備えるとともに、改頁ボタン65を押すことによ
って原稿保持部1に保持されている原稿30が自動的にス
タッカ部5に収容される構成になっている。従ってこの
原稿ガイド7を使用すると読み終えた原稿30の後処理作
業が著しく容易化される。
保持部1の背面側に読み終えた原稿30を収容するスタッ
カ部5を備えるとともに、改頁ボタン65を押すことによ
って原稿保持部1に保持されている原稿30が自動的にス
タッカ部5に収容される構成になっている。従ってこの
原稿ガイド7を使用すると読み終えた原稿30の後処理作
業が著しく容易化される。
【0013】なお、この原稿スタンド20は、図1に示す
ように、改頁ローラ3の軸部を回転可能に保持する軸受
孔1aの形状が前後方向(矢印P−P’方向)に長い長孔
になっているが、これは原稿30の厚さや原稿30のセット
枚数等に変化が生じた場合でも改頁ローラ3が常に一定
の圧接力で原稿30に圧接するのを可能にするためであ
る。また、この原稿スタンド20は、駆動モータ15と改頁
ローラ3を接続する継手9にフレキシブルジョイント
(姿勢が変化しても回転力を正確に伝達することができ
る継手)を使用することで改頁ローラ3の回転中心の移
動にも柔軟に対応し得るようにしている。なお、改頁ロ
ーラ3を矢印P方向に付勢するのは、ばね1bの作用によ
るものであるが、このばね1bの構造と動作については後
述する。
ように、改頁ローラ3の軸部を回転可能に保持する軸受
孔1aの形状が前後方向(矢印P−P’方向)に長い長孔
になっているが、これは原稿30の厚さや原稿30のセット
枚数等に変化が生じた場合でも改頁ローラ3が常に一定
の圧接力で原稿30に圧接するのを可能にするためであ
る。また、この原稿スタンド20は、駆動モータ15と改頁
ローラ3を接続する継手9にフレキシブルジョイント
(姿勢が変化しても回転力を正確に伝達することができ
る継手)を使用することで改頁ローラ3の回転中心の移
動にも柔軟に対応し得るようにしている。なお、改頁ロ
ーラ3を矢印P方向に付勢するのは、ばね1bの作用によ
るものであるが、このばね1bの構造と動作については後
述する。
【0014】以下図2に基づいて本発明による原稿スタ
ンドの細部構造を説明する。なお、この図2は前記図1
のY−Y線断面図であって、前記図1と同一部分にはそ
れぞれ同一符号を付している。
ンドの細部構造を説明する。なお、この図2は前記図1
のY−Y線断面図であって、前記図1と同一部分にはそ
れぞれ同一符号を付している。
【0015】図2に示すように、本発明によるこの原稿
スタンド20は、原稿保持部1の上方部分に改頁ローラ3
を矢印P方向に付勢するばね1bを装備している。このば
ね1bは原稿保持部1に保持されている原稿30に改頁ロー
ラ3を圧接させるためのばねであって、原稿保持部1に
固定されているこのばね1bはその復元力によって改頁ロ
ーラ3を矢印P方向に付勢して改頁ローラ3を原稿30に
圧接させると共に、改頁ローラ3と原稿30間に原稿30を
送出するときに必要な摩擦力を発生させる。なお、原稿
保持部1に原稿30をセットするときは改頁ローラ3の軸
部を矢印P’方向に引っ張って改頁ローラ3と原稿保持
部1間に原稿30を挿入する隙間を作り、原稿30を原稿保
持部1と改頁ローラ3間に挿入してセットする。原稿30
のセッティングが終了した時点で矢印P’方向に引っ張
られていた改頁ローラ3を開放してやると、ばね1bは復
元力によって改頁ローラ3を矢印P方向に付勢する姿勢
に戻る。
スタンド20は、原稿保持部1の上方部分に改頁ローラ3
を矢印P方向に付勢するばね1bを装備している。このば
ね1bは原稿保持部1に保持されている原稿30に改頁ロー
ラ3を圧接させるためのばねであって、原稿保持部1に
固定されているこのばね1bはその復元力によって改頁ロ
ーラ3を矢印P方向に付勢して改頁ローラ3を原稿30に
圧接させると共に、改頁ローラ3と原稿30間に原稿30を
送出するときに必要な摩擦力を発生させる。なお、原稿
保持部1に原稿30をセットするときは改頁ローラ3の軸
部を矢印P’方向に引っ張って改頁ローラ3と原稿保持
部1間に原稿30を挿入する隙間を作り、原稿30を原稿保
持部1と改頁ローラ3間に挿入してセットする。原稿30
のセッティングが終了した時点で矢印P’方向に引っ張
られていた改頁ローラ3を開放してやると、ばね1bは復
元力によって改頁ローラ3を矢印P方向に付勢する姿勢
に戻る。
【0016】次は原稿ガイド7であるが、この原稿ガイ
ド7は図2に示すように、蝶番イ41によって矢印C−
C’方向に開閉可能に保持されている。このように原稿
ガイド7が開閉可能になっているのはスタッカ部5に収
容されている原稿30を取り出す作業を容易化するためで
あって、原稿30をスタッカ部5から取り出すときは原稿
ガイド7が邪魔にならないようにこれを矢印C方向に退
避させてスタッカ部5の上方を開放状態にしてやるので
ある。
ド7は図2に示すように、蝶番イ41によって矢印C−
C’方向に開閉可能に保持されている。このように原稿
ガイド7が開閉可能になっているのはスタッカ部5に収
容されている原稿30を取り出す作業を容易化するためで
あって、原稿30をスタッカ部5から取り出すときは原稿
ガイド7が邪魔にならないようにこれを矢印C方向に退
避させてスタッカ部5の上方を開放状態にしてやるので
ある。
【0017】次はスタッカ部5に設けられているスリッ
ト5aと底板5bとレバー5cであるが、これらスリット5aと
底板5bとレバー5cも前記スタッカ部5から原稿30を取り
出す作業を容易化するために設けられたものである。底
板5bはスタッカ部5内に送入された原稿30の下端部を保
持するものであり、レバー5cはこの底板5bを下方から保
持するものであり、スリット5aはこのレバー5cを上下動
可能に保持するものである。スタッカ部5の底板5bの上
に載置された原稿30は、レバー5cをスリット5aに沿って
矢印U方向に持ち上げることによって取り出しが可能と
なる。前記レバー5cは原稿30の取り出しが終ると自動的
に元の位置に復帰する。
ト5aと底板5bとレバー5cであるが、これらスリット5aと
底板5bとレバー5cも前記スタッカ部5から原稿30を取り
出す作業を容易化するために設けられたものである。底
板5bはスタッカ部5内に送入された原稿30の下端部を保
持するものであり、レバー5cはこの底板5bを下方から保
持するものであり、スリット5aはこのレバー5cを上下動
可能に保持するものである。スタッカ部5の底板5bの上
に載置された原稿30は、レバー5cをスリット5aに沿って
矢印U方向に持ち上げることによって取り出しが可能と
なる。前記レバー5cは原稿30の取り出しが終ると自動的
に元の位置に復帰する。
【0018】また、この原稿スタンド20は、原稿保持部
1とスタッカ部5が蝶番ロ43によって開閉可能に接続さ
れた形になっている。これは、この原稿スタンド20を例
えば机等の上に載置して使用するときに安定性を良くす
るためであって、このようなときはスタッカ部5を矢印
B’方向に開いて使用すれば容易に倒れない。
1とスタッカ部5が蝶番ロ43によって開閉可能に接続さ
れた形になっている。これは、この原稿スタンド20を例
えば机等の上に載置して使用するときに安定性を良くす
るためであって、このようなときはスタッカ部5を矢印
B’方向に開いて使用すれば容易に倒れない。
【0019】以下図3(a) と(b) に基づいてこの原稿ス
タンドの動作を説明する。なお、図3(a) は改頁前の状
態を示す模式的側断面図であり、図3(b) は改頁中の状
態を示す模式的側断面図であるが、この説明はオペレー
タが1枚目の原稿30を読み終えた時点から始める。
タンドの動作を説明する。なお、図3(a) は改頁前の状
態を示す模式的側断面図であり、図3(b) は改頁中の状
態を示す模式的側断面図であるが、この説明はオペレー
タが1枚目の原稿30を読み終えた時点から始める。
【0020】(1) オペレータが1枚目の原稿30を読み終
えるとその時点で改頁ボタン65を押す。 (2) オペレータが改頁ボタン65を押すことによって紙送
り制御部60から駆動モータ15に電源を供給する指令が出
力されて駆動モータ15が回転を始める。
えるとその時点で改頁ボタン65を押す。 (2) オペレータが改頁ボタン65を押すことによって紙送
り制御部60から駆動モータ15に電源を供給する指令が出
力されて駆動モータ15が回転を始める。
【0021】(3) 駆動モータ15が回転して改頁ローラ3
を矢印R方向に回転させる。これによって原稿保持部1
に保持されている原稿30は上方に送出される。そしてこ
の原稿30は原稿ガイド7によって方向を矢印D方向に転
換してスタッカ部5に収容される。
を矢印R方向に回転させる。これによって原稿保持部1
に保持されている原稿30は上方に送出される。そしてこ
の原稿30は原稿ガイド7によって方向を矢印D方向に転
換してスタッカ部5に収容される。
【0022】(4) 読み終えた1枚目の原稿30の送出が完
了すると紙送り制御部60から駆動モータ15を停止させる
信号が出力されるので改頁ローラ3は回転を止める。こ
のように、1枚目の原稿30の送出が完了した時点で前記
改頁ローラ3の回転が止まるのは、前記紙送り制御部60
が駆動モータ15の回転量を制御しているからである。こ
の原稿スタンド20は、改頁ローラ3の回転量の制御を容
易化するために駆動モータ15に周知のパルスモータ(ス
テップモータ)を用いている。
了すると紙送り制御部60から駆動モータ15を停止させる
信号が出力されるので改頁ローラ3は回転を止める。こ
のように、1枚目の原稿30の送出が完了した時点で前記
改頁ローラ3の回転が止まるのは、前記紙送り制御部60
が駆動モータ15の回転量を制御しているからである。こ
の原稿スタンド20は、改頁ローラ3の回転量の制御を容
易化するために駆動モータ15に周知のパルスモータ(ス
テップモータ)を用いている。
【0023】(5) 1枚目の原稿30がスタッカ部5へ収納
されて改頁が終わると2枚目の原稿30が表面に出てくる
のでこれを読みながらオペレータは作業を続行する。そ
して2枚目の原稿30を読み終えると前記の操作を行って
2枚目の原稿30を送出する。送出された原稿30は1枚目
の原稿30と同様にスタッカ部5に収納される。
されて改頁が終わると2枚目の原稿30が表面に出てくる
のでこれを読みながらオペレータは作業を続行する。そ
して2枚目の原稿30を読み終えると前記の操作を行って
2枚目の原稿30を送出する。送出された原稿30は1枚目
の原稿30と同様にスタッカ部5に収納される。
【0024】本発明によるこの原稿スタンド20は、改頁
ボタン65を押すことによって読み終えた原稿30が自動的
にスタッカ部5に収納されることから、オペレータが原
稿30を交換する煩わしさから解放される。
ボタン65を押すことによって読み終えた原稿30が自動的
にスタッカ部5に収納されることから、オペレータが原
稿30を交換する煩わしさから解放される。
【0025】図4は本発明による原稿スタンドの使用例
を示す模式的斜視図である。図4に示すように、本発明
による原稿スタンド20は、電子装置50のディスプレイ部
51と並ぶ形でその側面部分に配置される。この原稿スタ
ンド20は、原稿30を読み終えた時点で改頁ボタン65を押
してやると、紙送り制御部60と駆動モータ15と改頁ロー
ラ3が作動して原稿保持部1によって保持されている原
稿30を自動的にスタッカ部5に収納するので原稿30を交
換する手間が省ける。
を示す模式的斜視図である。図4に示すように、本発明
による原稿スタンド20は、電子装置50のディスプレイ部
51と並ぶ形でその側面部分に配置される。この原稿スタ
ンド20は、原稿30を読み終えた時点で改頁ボタン65を押
してやると、紙送り制御部60と駆動モータ15と改頁ロー
ラ3が作動して原稿保持部1によって保持されている原
稿30を自動的にスタッカ部5に収納するので原稿30を交
換する手間が省ける。
【0026】図5(a) と(b) は本発明による原稿スタン
ド付き電子装置の一構成例を示す模式的斜視図である。
図5(a) に示すように、この原稿スタンド付き電子装置
は、ディスプレイ部51の側面に蝶番45を介して原稿スタ
ンド20を配置したことをその特徴とするものである。こ
の原稿スタンド付き電子装置は、プラグ部45a とジャッ
ク部45b とからなる蝶番45を介して原稿スタンド20をデ
ィスプレイ部51に装着した形になっていることから、原
稿スタンド20の姿勢を矢印X−X’方向に自在に変化さ
せることができる。このように原稿スタンド20がディス
プレイ部51の側面に姿勢変更可能な形で配置されている
と、オペレータが視線を移動させる範囲が小さくなって
眼精疲労による肩凝りや首の痛みが解消される。
ド付き電子装置の一構成例を示す模式的斜視図である。
図5(a) に示すように、この原稿スタンド付き電子装置
は、ディスプレイ部51の側面に蝶番45を介して原稿スタ
ンド20を配置したことをその特徴とするものである。こ
の原稿スタンド付き電子装置は、プラグ部45a とジャッ
ク部45b とからなる蝶番45を介して原稿スタンド20をデ
ィスプレイ部51に装着した形になっていることから、原
稿スタンド20の姿勢を矢印X−X’方向に自在に変化さ
せることができる。このように原稿スタンド20がディス
プレイ部51の側面に姿勢変更可能な形で配置されている
と、オペレータが視線を移動させる範囲が小さくなって
眼精疲労による肩凝りや首の痛みが解消される。
【0027】図5(b) は蝶番45の一構造例を示す図であ
って、この蝶番45はジャック部45bとプラグ部45a が図
で明らかなように分離可能タイプになっていることか
ら、スタッカ部5を使用しないときはこれをディスプレ
イ部51から取り外すことができる。なお、該蝶番45は、
プラグ部45a の回転軸を支持する足の長さが長くなって
いるが、これは原稿スタンド20を使用しないときはこれ
を矢印X方向或いはX’方向に回動させてディスプレイ
部51の側面に沿わせる形で収納することを可能にするた
めである。
って、この蝶番45はジャック部45bとプラグ部45a が図
で明らかなように分離可能タイプになっていることか
ら、スタッカ部5を使用しないときはこれをディスプレ
イ部51から取り外すことができる。なお、該蝶番45は、
プラグ部45a の回転軸を支持する足の長さが長くなって
いるが、これは原稿スタンド20を使用しないときはこれ
を矢印X方向或いはX’方向に回動させてディスプレイ
部51の側面に沿わせる形で収納することを可能にするた
めである。
【0028】この原稿スタンド付き電子装置は、ディス
プレイ部51の側面部分に配置されている原稿スタンド20
の改頁ボタン65を押して改頁を行うのであるが、キーボ
ード部52を用いて改頁を行うことも可能である。即ちキ
ーボード部52を用いて原稿30の改頁を行うときは、該キ
ーボード部52に例えば英字のXを2文字連続的に入力し
て実行キー(図示せず)を押すと原稿保持部1に保持さ
れている原稿30が自動的に送出されてスタッカ部5に収
納されるような装置構成にしておくのである。なお、原
稿30の改頁を行わせるためにキーボード部52に入力され
る文字は、前記XXのように通常時には殆ど使用される
ことの無い文字が使用される。
プレイ部51の側面部分に配置されている原稿スタンド20
の改頁ボタン65を押して改頁を行うのであるが、キーボ
ード部52を用いて改頁を行うことも可能である。即ちキ
ーボード部52を用いて原稿30の改頁を行うときは、該キ
ーボード部52に例えば英字のXを2文字連続的に入力し
て実行キー(図示せず)を押すと原稿保持部1に保持さ
れている原稿30が自動的に送出されてスタッカ部5に収
納されるような装置構成にしておくのである。なお、原
稿30の改頁を行わせるためにキーボード部52に入力され
る文字は、前記XXのように通常時には殆ど使用される
ことの無い文字が使用される。
【0029】このように、原稿30の改頁を行うのにキー
ボード部52を使用することを可能にしておけば、改頁を
行うときに原稿スタンド20の改頁ボタン65を押す必要が
ないのでオペレータの作業がより効率化される。図中、
55はキーボード部52を操作して原稿30の改行を行うとき
にキーボード部52からの改頁信号を原稿スタンド20に伝
達する改頁信号線である。なお、この改頁信号線55は、
キーボード部52を用いて原稿30の改頁を行う装置構成と
した場合のみ必要なものである。
ボード部52を使用することを可能にしておけば、改頁を
行うときに原稿スタンド20の改頁ボタン65を押す必要が
ないのでオペレータの作業がより効率化される。図中、
55はキーボード部52を操作して原稿30の改行を行うとき
にキーボード部52からの改頁信号を原稿スタンド20に伝
達する改頁信号線である。なお、この改頁信号線55は、
キーボード部52を用いて原稿30の改頁を行う装置構成と
した場合のみ必要なものである。
【0030】本発明による原稿スタンド20は、改頁ボタ
ン65を押すことによって読み終えた原稿30が自動的に原
稿保持部1からスタッカ部5に移動するようになってい
ることから、オペレータの負荷が著しく軽減される。
ン65を押すことによって読み終えた原稿30が自動的に原
稿保持部1からスタッカ部5に移動するようになってい
ることから、オペレータの負荷が著しく軽減される。
【0031】一方、原稿スタンド付き電子装置は、ディ
スプレイ部51の側面部分に原稿スタンド20を配置した装
置構成になっていることから、入力を行うときにオペレ
ータが目線を移動させる範囲が小さくなる。このため、
この原稿スタンド付き電子装置の場合はオペレータの疲
労が少なくて済む。
スプレイ部51の側面部分に原稿スタンド20を配置した装
置構成になっていることから、入力を行うときにオペレ
ータが目線を移動させる範囲が小さくなる。このため、
この原稿スタンド付き電子装置の場合はオペレータの疲
労が少なくて済む。
【0032】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
による原稿スタンドは、改頁ボタンを押すことによって
読み終えた原稿が自動的にスタッカ部に収容されること
から、オペレータの作業範囲が縮小されて高能率が期待
できる。また、原稿スタンド付き電子装置は、前記原稿
スタンドをディスプレイ部の側面部分に姿勢変更可能に
配置した構成になっていることから、入力するに際して
オペレータの目線の移動範囲が縮小されるので効率的で
ある。
による原稿スタンドは、改頁ボタンを押すことによって
読み終えた原稿が自動的にスタッカ部に収容されること
から、オペレータの作業範囲が縮小されて高能率が期待
できる。また、原稿スタンド付き電子装置は、前記原稿
スタンドをディスプレイ部の側面部分に姿勢変更可能に
配置した構成になっていることから、入力するに際して
オペレータの目線の移動範囲が縮小されるので効率的で
ある。
【図1】 本発明による原稿スタンドの一実施例を示す
模式的斜視図、
模式的斜視図、
【図2】 本発明による原稿スタンドの細部構造を説明
するための模式的要部側断面図、
するための模式的要部側断面図、
【図3】 本発明による原稿スタンドの動作を説明する
ための模式的側断面図、
ための模式的側断面図、
【図4】 本発明による原稿スタンドの使用例を示す模
式的斜視図、
式的斜視図、
【図5】 原稿スタンド付き電子装置の一構成例を示す
模式的斜視図、
模式的斜視図、
1 原稿保持部 1a 軸受孔 1b ばね 1c 原稿送出孔 3 改頁ローラ 5 スタッカ部 5a スリット 5b 底板 5c レバー 7 原稿ガイド 9 継手 15 駆動モータ 20 原稿スタンド 30 原稿 45 蝶番 45a プラグ部 45b ジャック部 50 電子装置 51 ディスプレイ部 52 キーボード部 55 改頁信号線 60 紙送り制御部 65 改頁ボタン
Claims (2)
- 【請求項1】 原稿を保持する原稿保持部と、 原稿を収容するスタッカ部と、 原稿保持部によって保持された原稿を送出する改頁ロー
ラと、 改頁ローラによって送出された原稿をスタッカ部に誘導
する原稿ガイドと、 改頁ローラを駆動するローラ駆動手段の動作を改頁信号
に基づいて制御する紙送り制御部と、を具備してなるこ
とを特徴とする原稿スタンド。 - 【請求項2】 前記原稿スタンドをディスプレイ部の側
面部分に配置してなることを特徴とする原稿スタンド付
き電子装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7167276A JPH0919325A (ja) | 1995-07-03 | 1995-07-03 | 原稿スタンドと原稿スタンド付き電子装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7167276A JPH0919325A (ja) | 1995-07-03 | 1995-07-03 | 原稿スタンドと原稿スタンド付き電子装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0919325A true JPH0919325A (ja) | 1997-01-21 |
Family
ID=15846750
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7167276A Withdrawn JPH0919325A (ja) | 1995-07-03 | 1995-07-03 | 原稿スタンドと原稿スタンド付き電子装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0919325A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20020076994A (ko) * | 2001-03-30 | 2002-10-11 | 소테츠 가부시키가이샤 | 독서대 |
-
1995
- 1995-07-03 JP JP7167276A patent/JPH0919325A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20020076994A (ko) * | 2001-03-30 | 2002-10-11 | 소테츠 가부시키가이샤 | 독서대 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20020903 |