JPH07125887A - ロール紙供給機構 - Google Patents
ロール紙供給機構Info
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- JPH07125887A JPH07125887A JP14835093A JP14835093A JPH07125887A JP H07125887 A JPH07125887 A JP H07125887A JP 14835093 A JP14835093 A JP 14835093A JP 14835093 A JP14835093 A JP 14835093A JP H07125887 A JPH07125887 A JP H07125887A
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- JP
- Japan
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- paper
- roll paper
- tip
- cutter
- tension roller
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- Supply, Installation And Extraction Of Printed Sheets Or Plates (AREA)
- Replacement Of Web Rolls (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 プリント機構などに装着操作容易なロール紙
供給機構を提供する。 【構成】 プリント機構２と、ロール紙供給機構３とを
有する本体１において、ロール紙供給機構３上部にはセ
ットカバー３ｂを開閉可能に設け、本体１にはロール紙
収納部３ａとピンチローラ２ｃ、ペーパーガイド板対２
ｂ、ペーパカッター２ｄを設け、セットカバー３ｂ側に
はカッターのガイド板対４、テンションローラセット５
を設ける。セットカバー３ｂを押下するとカッターガイ
ド板対４がロール紙先端Ｐ1 付近を押してペーパカッタ
ー２ｄで用紙を剪断、その剪断された後の新しいロール
紙先端Ｐ2 をテンションローラ５ａが押下し、その先端
Ｐ2 をピンチローラ２ｃと協働しペーパーガイド板対２
ｂを経てプリント機構のペーパーセット挿入口２ａに送
り込むことができる。
供給機構を提供する。 【構成】 プリント機構２と、ロール紙供給機構３とを
有する本体１において、ロール紙供給機構３上部にはセ
ットカバー３ｂを開閉可能に設け、本体１にはロール紙
収納部３ａとピンチローラ２ｃ、ペーパーガイド板対２
ｂ、ペーパカッター２ｄを設け、セットカバー３ｂ側に
はカッターのガイド板対４、テンションローラセット５
を設ける。セットカバー３ｂを押下するとカッターガイ
ド板対４がロール紙先端Ｐ1 付近を押してペーパカッタ
ー２ｄで用紙を剪断、その剪断された後の新しいロール
紙先端Ｐ2 をテンションローラ５ａが押下し、その先端
Ｐ2 をピンチローラ２ｃと協働しペーパーガイド板対２
ｂを経てプリント機構のペーパーセット挿入口２ａに送
り込むことができる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明はロール紙供給機構に関
し、より詳しくは、ロール紙を使用するプリンタ、たと
えばレジに使用される小型プリンタなどにロール紙を供
給する、ロール紙供給機構に関するものである。
し、より詳しくは、ロール紙を使用するプリンタ、たと
えばレジに使用される小型プリンタなどにロール紙を供
給する、ロール紙供給機構に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、プリンタのロール紙供給機構とし
て、プリンタの用紙セット挿入口にロール紙の先端を手
で挿入する機構が知られている。そして、前記従来のロ
ール紙供給機構は、用紙セット挿入口がプリンタの後ろ
側についている構造の場合が多かった。
て、プリンタの用紙セット挿入口にロール紙の先端を手
で挿入する機構が知られている。そして、前記従来のロ
ール紙供給機構は、用紙セット挿入口がプリンタの後ろ
側についている構造の場合が多かった。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前記用紙挿入
口は後ろについている構造では、前から見えにくいの
で、ロール紙先端を手で挿入口に挿入する従来のプリン
タでは、ロール紙挿入操作が不便で作業性が悪いという
課題があった。本発明は、このような課題を解決するこ
とを目的とする。
口は後ろについている構造では、前から見えにくいの
で、ロール紙先端を手で挿入口に挿入する従来のプリン
タでは、ロール紙挿入操作が不便で作業性が悪いという
課題があった。本発明は、このような課題を解決するこ
とを目的とする。
【０００４】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は次のようなロール紙供給機構を提供する。
すなわち本発明は、ロール紙を挿入可能なロール紙収納
部を有する本体と、この本体にロール紙を挿入し、その
ロール紙の先端を指で引き出したまま、上から押下して
カバーするセットカバーとからなるロール紙供給機構で
あって、前記本体側には、前記ロール紙先端側を引き出
すピンチローラと、この引き出した先端を切断するペー
パカッターと、この切断した後の新たなロール紙先端を
本体のプリント機構のペーパセット挿入口に誘導するペ
ーパガイド板対とを備え、前記セットカバー側には、同
カバーを押下したとき前記本体側のペーパカッター先端
を導入して前記ロール紙先端を切断するカッターガイド
板対と、同切断後の新たなロール紙先端側を前記ピンチ
ローラとの間に挟んで前記ペーパガイド板側に送り出す
テンションローラを有するテンションローラセットとを
備えたことを特徴とする、ロール紙供給機構である。
め、本発明は次のようなロール紙供給機構を提供する。
すなわち本発明は、ロール紙を挿入可能なロール紙収納
部を有する本体と、この本体にロール紙を挿入し、その
ロール紙の先端を指で引き出したまま、上から押下して
カバーするセットカバーとからなるロール紙供給機構で
あって、前記本体側には、前記ロール紙先端側を引き出
すピンチローラと、この引き出した先端を切断するペー
パカッターと、この切断した後の新たなロール紙先端を
本体のプリント機構のペーパセット挿入口に誘導するペ
ーパガイド板対とを備え、前記セットカバー側には、同
カバーを押下したとき前記本体側のペーパカッター先端
を導入して前記ロール紙先端を切断するカッターガイド
板対と、同切断後の新たなロール紙先端側を前記ピンチ
ローラとの間に挟んで前記ペーパガイド板側に送り出す
テンションローラを有するテンションローラセットとを
備えたことを特徴とする、ロール紙供給機構である。
【０００５】
【作用】上記構成において、セットカバーをあけ、ロー
ル紙の先端を引きながらそのロール紙をロール紙収納部
に収納し、前記セットカバーを押下すると、そのセット
カバーと一体のカッターガイド板対が下がり、そのロー
ル紙先端をペーパカッターの先端上に押下して剪断す
る。同時に前記セットカバーにとりつけられたテンショ
ンローラセットのテンションローラは、前記切断後の新
しいロール紙先端を押下してピンチローラとの間に挟み
こむ。この挟んだ状態でピンチローラが回転すると、前
記用紙先端は、ペーパガイド板対に案内されて、ペーパ
セット挿入口に自動的に搬送される。
ル紙の先端を引きながらそのロール紙をロール紙収納部
に収納し、前記セットカバーを押下すると、そのセット
カバーと一体のカッターガイド板対が下がり、そのロー
ル紙先端をペーパカッターの先端上に押下して剪断す
る。同時に前記セットカバーにとりつけられたテンショ
ンローラセットのテンションローラは、前記切断後の新
しいロール紙先端を押下してピンチローラとの間に挟み
こむ。この挟んだ状態でピンチローラが回転すると、前
記用紙先端は、ペーパガイド板対に案内されて、ペーパ
セット挿入口に自動的に搬送される。
【０００６】
【実施例】本発明の実施例について、以下、図面にした
がって本発明の構成が実際上どのように具体化されるか
を、その作用とともに説明する。図１は、本発明の一実
施例の断面説明図であり、図中、１はプリンタの本体
で、この本体１における左側部分にはプリント機構２が
あり、中央から右側部分にはロール紙先端をプリント機
構２に供給するためのロール紙供給機構３がある。前記
プリント機構２は左側が前部に相当し、操作者はこの前
部から見ながら操作する。前記本体１の中央部でプリン
ト機構２の後部（図の中央部）には、ペーパーセット挿
入口２ａがある。このペーパーセット挿入口２ａは、前
記用紙供給機構３からの用紙先端をプリント機構２に供
給する場合の、プリント機構２側の受け入れ口である。
前記ペーパーセット挿入口２ａ付近にはペーパガイド板
対２ｂが設けられ、そのペーパガイド板対２ｂのうち、
一方のガイド板先端付近にはピンチローラ２ｃが回転可
能に設けられている。また、前記ペーパガイド板対２ｂ
のもう一方のガイド板先端には、ペーパカッター２ｄが
設けられている。このペーパカッター２ｄは、その刃先
２ｅでロール紙の先端付近を直接的にきれいにカットす
るためのもので、薄い鋼鉄でつくられ、したがって前後
（図の左右）に弾力性を有する。
がって本発明の構成が実際上どのように具体化されるか
を、その作用とともに説明する。図１は、本発明の一実
施例の断面説明図であり、図中、１はプリンタの本体
で、この本体１における左側部分にはプリント機構２が
あり、中央から右側部分にはロール紙先端をプリント機
構２に供給するためのロール紙供給機構３がある。前記
プリント機構２は左側が前部に相当し、操作者はこの前
部から見ながら操作する。前記本体１の中央部でプリン
ト機構２の後部（図の中央部）には、ペーパーセット挿
入口２ａがある。このペーパーセット挿入口２ａは、前
記用紙供給機構３からの用紙先端をプリント機構２に供
給する場合の、プリント機構２側の受け入れ口である。
前記ペーパーセット挿入口２ａ付近にはペーパガイド板
対２ｂが設けられ、そのペーパガイド板対２ｂのうち、
一方のガイド板先端付近にはピンチローラ２ｃが回転可
能に設けられている。また、前記ペーパガイド板対２ｂ
のもう一方のガイド板先端には、ペーパカッター２ｄが
設けられている。このペーパカッター２ｄは、その刃先
２ｅでロール紙の先端付近を直接的にきれいにカットす
るためのもので、薄い鋼鉄でつくられ、したがって前後
（図の左右）に弾力性を有する。
【０００７】前記本体１における中央から右側部分の用
紙供給機構３には、側板１ａに囲まれたロール紙収納部
３ａがあり、このロール紙収納部３ａにはロール紙Ｐが
挿入セットされる。このセット操作は前記プリント機構
２の前方から行われる。同ロール紙Ｐは、支軸３ｃによ
り本体の側板１ａに回動自在に軸支される。このロール
紙収納部３ａには、上部に開閉可能なセットカバー３ｂ
があり、前記ロール紙Ｐをセットした上から蓋をするこ
とができる。このセットカバー３ａの先端下部には、前
記ペーパカッター２ｄに対応するガイド板対４が、間隔
Ｓ1 を保持しつつ下向きに取り付けられている。このセ
ットカバー３ａの先端下部には、前記ペーパカッター２
ｄに対応するガイド板対４が、間隔Ｓ1 を保持しつつ下
向きに取り付けられている。このカッターガイド板対４
は、前記セットカバー３ｂの開閉動作と一体的に上下に
変位し、下方に変位したときは、前記間隙Ｓ1 に、前記
弾力性を有するペーパカッター２ｄが進入可能である。
また、前記セットカバー３ｂの下部には、前記カッター
ガイド板対４に隣接してテンションローラセット５が下
向きに取り付けられている。このテンションローラセッ
ト５は、先端にテンションローラ５ａが、基端にテンシ
ョンバネ５ｂが取り付けられている。同テンションバネ
５ｂは、前記セットカバー３ｂが押下されたとき、前記
テンションローラ５ａが前記ピンチローラ２ｃを押圧す
るような方向に付勢されている。
紙供給機構３には、側板１ａに囲まれたロール紙収納部
３ａがあり、このロール紙収納部３ａにはロール紙Ｐが
挿入セットされる。このセット操作は前記プリント機構
２の前方から行われる。同ロール紙Ｐは、支軸３ｃによ
り本体の側板１ａに回動自在に軸支される。このロール
紙収納部３ａには、上部に開閉可能なセットカバー３ｂ
があり、前記ロール紙Ｐをセットした上から蓋をするこ
とができる。このセットカバー３ａの先端下部には、前
記ペーパカッター２ｄに対応するガイド板対４が、間隔
Ｓ1 を保持しつつ下向きに取り付けられている。このセ
ットカバー３ａの先端下部には、前記ペーパカッター２
ｄに対応するガイド板対４が、間隔Ｓ1 を保持しつつ下
向きに取り付けられている。このカッターガイド板対４
は、前記セットカバー３ｂの開閉動作と一体的に上下に
変位し、下方に変位したときは、前記間隙Ｓ1 に、前記
弾力性を有するペーパカッター２ｄが進入可能である。
また、前記セットカバー３ｂの下部には、前記カッター
ガイド板対４に隣接してテンションローラセット５が下
向きに取り付けられている。このテンションローラセッ
ト５は、先端にテンションローラ５ａが、基端にテンシ
ョンバネ５ｂが取り付けられている。同テンションバネ
５ｂは、前記セットカバー３ｂが押下されたとき、前記
テンションローラ５ａが前記ピンチローラ２ｃを押圧す
るような方向に付勢されている。
【０００８】図２は、同実施例の用紙先端カット直前の
断面動作説明図であり、ロール紙先端Ｐ1 を指先で引っ
張りながらセットカバー３ｂを押下してカッターガイド
板対４先端でその用紙をペーパカッター２ｄに押し付
け、その用紙を剪断しようとしている。このとき、テン
ションローラ５ａは用紙を上から押さえるので、ロール
紙先端Ｐ1 の剪断される予定の部分付近は、いっそう強
く前後方向に引っ張られ、剪断しやすい状態になる。図
３は、ペーパカッター２ｄとカッターガイド板対４との
関係を示す斜視説明図であり、図中２ｅはペーパカッタ
ー２ｄの先端の刃先である。この刃先２ｅに対向して、
カッターガイド板対４は隙間を間隔Ｓ1 に設定し、前記
刃先２ｅがそのカッターガイド板対４の先端対４ｂから
進入可能に構成される。また、このカッターガイド板対
４先端には、両端部分が開くように若干のテーパをつけ
たガイド補助部対４ａがあり、このガイド補助部材４ａ
は、弾力性を有するペーパカッター２ｄの刃先２ｅとカ
ッターガイド板対４の先端部対４ａとの位置関係が多少
ずれても、その刃先２ｅを適宜に誘導して隙間Ｓ1 内に
導入し、刃先２ｅをいためずにロール紙先端を剪断する
ことができる。なお、前記カッターガイド板対４のガイ
ド補助部材４ａは、ペーパカッター２ｄの刃先２ｅのガ
イドをするほか、ロール紙先端の側部位置がずれないよ
うに側部ガイドの役割も果たしている。
断面動作説明図であり、ロール紙先端Ｐ1 を指先で引っ
張りながらセットカバー３ｂを押下してカッターガイド
板対４先端でその用紙をペーパカッター２ｄに押し付
け、その用紙を剪断しようとしている。このとき、テン
ションローラ５ａは用紙を上から押さえるので、ロール
紙先端Ｐ1 の剪断される予定の部分付近は、いっそう強
く前後方向に引っ張られ、剪断しやすい状態になる。図
３は、ペーパカッター２ｄとカッターガイド板対４との
関係を示す斜視説明図であり、図中２ｅはペーパカッタ
ー２ｄの先端の刃先である。この刃先２ｅに対向して、
カッターガイド板対４は隙間を間隔Ｓ1 に設定し、前記
刃先２ｅがそのカッターガイド板対４の先端対４ｂから
進入可能に構成される。また、このカッターガイド板対
４先端には、両端部分が開くように若干のテーパをつけ
たガイド補助部対４ａがあり、このガイド補助部材４ａ
は、弾力性を有するペーパカッター２ｄの刃先２ｅとカ
ッターガイド板対４の先端部対４ａとの位置関係が多少
ずれても、その刃先２ｅを適宜に誘導して隙間Ｓ1 内に
導入し、刃先２ｅをいためずにロール紙先端を剪断する
ことができる。なお、前記カッターガイド板対４のガイ
ド補助部材４ａは、ペーパカッター２ｄの刃先２ｅのガ
イドをするほか、ロール紙先端の側部位置がずれないよ
うに側部ガイドの役割も果たしている。
【０００９】図４は、同実施例のロール紙先端カット直
後の断面動作説明図であり、セットカバー３ｂの位置
は、前述の図２におけるセットカバー３ｂの位置より下
方に押下されている。したがって、ペーパカッター２ｄ
はカッターガイド板対４の中に深く進入し、ロール紙先
端Ｐ1 側はカットされてロール紙Ｐ側から離れ、そのた
めロール紙Ｐ側には新たにロール紙先端Ｐ2 が形成され
る。このとき、テンションローラセット５は、テンショ
ンローラ５ａがピンチローラ２ｃに押されるので、テン
ションバネ５ｂの付勢力に抗して少し傾斜し、基端のバ
ックストップ５ｃとセットカバー３ｂ裏側との間に隙間
Ｓ2 を発生する。この隙間Ｓ2 は、テンションローラ５
ａがピンチローラ２ｃを押圧する押圧力を保持するため
に必要である。このとき、テンションローラセット５の
基端側は、取り付け部材５ｄに回動自在に軸支されてい
る。テンションローラ５ａは、前記ロール紙先端Ｐ1 剪
断によってできた新しいロール紙先端Ｐ2 付近を押下
し、回転する前記ピンチローラ２ｃと共働してそのロー
ル紙先端Ｐ2 を下方のペーパガイド板対２ｂ内に向けて
誘導する。
後の断面動作説明図であり、セットカバー３ｂの位置
は、前述の図２におけるセットカバー３ｂの位置より下
方に押下されている。したがって、ペーパカッター２ｄ
はカッターガイド板対４の中に深く進入し、ロール紙先
端Ｐ1 側はカットされてロール紙Ｐ側から離れ、そのた
めロール紙Ｐ側には新たにロール紙先端Ｐ2 が形成され
る。このとき、テンションローラセット５は、テンショ
ンローラ５ａがピンチローラ２ｃに押されるので、テン
ションバネ５ｂの付勢力に抗して少し傾斜し、基端のバ
ックストップ５ｃとセットカバー３ｂ裏側との間に隙間
Ｓ2 を発生する。この隙間Ｓ2 は、テンションローラ５
ａがピンチローラ２ｃを押圧する押圧力を保持するため
に必要である。このとき、テンションローラセット５の
基端側は、取り付け部材５ｄに回動自在に軸支されてい
る。テンションローラ５ａは、前記ロール紙先端Ｐ1 剪
断によってできた新しいロール紙先端Ｐ2 付近を押下
し、回転する前記ピンチローラ２ｃと共働してそのロー
ル紙先端Ｐ2 を下方のペーパガイド板対２ｂ内に向けて
誘導する。
【００１０】図５は、同実施例のロール紙先端カット後
の状態を示す断面動作説明図であり、前記セットカバー
３ｂはさらに押下されて本体１を完全に閉じ、前記最初
のロール紙先端Ｐ1 は、カットされて本体１の外に離
れ、そのカットにより発生した新たなロール紙先端Ｐ2
は、下方のペーパガイド板対２ｂ間をとおってペーパ先
端挿入口２ａに導入されている。また、ペーパカッター
２ｄはカッターガイド板対４内に完全に進入状態になっ
ている。同時に、テンションローラ５ａもさらに降下し
てピンチローラ２ｃからの反動力を受け、そのためテン
ションローラセット５はテンションバネ５ｂに抗して一
層傾斜させられる。このテンションローラセット５は、
前記一層の傾斜により、そのバックストップ５ｃとセッ
トカバー３ｄとの隙間Ｓ2 が増大し、そのぶん、テンシ
ョンバネ５ｂは十分に復元力を蓄えるとともに、そのテ
ンションローラ５ａはピンチローラ２ｃを強く押圧す
る。前記テンションローラ５ａが降下してピンチローラ
２ｃを強く押圧することにより、前記挟まれている新た
なロール紙先端Ｐ2 は下方を向くとともに、そのピンチ
ローラ２ｃの回転力と押圧するテンションローラ５ａと
の協働によりそのペーパ先端Ｐ2 は搬送力を得て、ペー
パガイド板対２ｂ間をとおり、ペーパ先端挿入口２ａに
導入され、プリント機構２内に入ってプリント処理され
る。
の状態を示す断面動作説明図であり、前記セットカバー
３ｂはさらに押下されて本体１を完全に閉じ、前記最初
のロール紙先端Ｐ1 は、カットされて本体１の外に離
れ、そのカットにより発生した新たなロール紙先端Ｐ2
は、下方のペーパガイド板対２ｂ間をとおってペーパ先
端挿入口２ａに導入されている。また、ペーパカッター
２ｄはカッターガイド板対４内に完全に進入状態になっ
ている。同時に、テンションローラ５ａもさらに降下し
てピンチローラ２ｃからの反動力を受け、そのためテン
ションローラセット５はテンションバネ５ｂに抗して一
層傾斜させられる。このテンションローラセット５は、
前記一層の傾斜により、そのバックストップ５ｃとセッ
トカバー３ｄとの隙間Ｓ2 が増大し、そのぶん、テンシ
ョンバネ５ｂは十分に復元力を蓄えるとともに、そのテ
ンションローラ５ａはピンチローラ２ｃを強く押圧す
る。前記テンションローラ５ａが降下してピンチローラ
２ｃを強く押圧することにより、前記挟まれている新た
なロール紙先端Ｐ2 は下方を向くとともに、そのピンチ
ローラ２ｃの回転力と押圧するテンションローラ５ａと
の協働によりそのペーパ先端Ｐ2 は搬送力を得て、ペー
パガイド板対２ｂ間をとおり、ペーパ先端挿入口２ａに
導入され、プリント機構２内に入ってプリント処理され
る。
【００１１】以上、実施例について説明したように、本
発明はロール紙Ｐを収納可能なロール紙収納部を有する
本体１と、この本体１にロール紙Ｐを収納し、そのロー
ル紙Ｐの先端Ｐ1 を指で引き出したまま、上から押下し
てカバーするセットカバー３ｂとからなるロール紙供給
機構であって、前記本体１側には、前記ロール紙先端Ｐ
1 側を引き出すピンチローラ２ｃと、この引き出した先
端を切断するペーパカッター２ｄと、この切断した後の
新たなペーパの先端Ｐ2 を本体１のプリント機構２のペ
ーパセット挿入口２ａに誘導するペーパガイド板対２ｂ
とを備え、前記セットカバー３ｂ側には、同カバー３ｂ
を押下したとき前記本体１側のペーパカッター２ｄ先端
を導入して前記ロール紙Ｐ先端をカットするカッターガ
イド板対４と、同カットした後のペーパ先端Ｐ2 側を前
記ピンチローラ２ｃとの間に挟んで前記ペーパガイド板
対２ｂ側に送り出すテンションローラ５ａを有するテン
ションローラセット５とを備えたことを特徴とする、ロ
ール紙供給機構である。そしてこのように構成したこと
により、セットカバーを押下するというワンタッチ動作
で、必ずロール紙先端が一直線に剪断されてから、その
剪断されてできた新たな先端が自動的にペーパセット挿
入口２ａに導入され、プリンタに送り込まれるものであ
る。また、このように先端カットとそのカットされた先
端のプリンタへの供給が自動的に行えることから、ペー
パセット挿入口が見えない位置でも操作ができ、したが
ってロール紙収納操作がプリント機構の前面から行うこ
とができるという操作性に優れたものである。
発明はロール紙Ｐを収納可能なロール紙収納部を有する
本体１と、この本体１にロール紙Ｐを収納し、そのロー
ル紙Ｐの先端Ｐ1 を指で引き出したまま、上から押下し
てカバーするセットカバー３ｂとからなるロール紙供給
機構であって、前記本体１側には、前記ロール紙先端Ｐ
1 側を引き出すピンチローラ２ｃと、この引き出した先
端を切断するペーパカッター２ｄと、この切断した後の
新たなペーパの先端Ｐ2 を本体１のプリント機構２のペ
ーパセット挿入口２ａに誘導するペーパガイド板対２ｂ
とを備え、前記セットカバー３ｂ側には、同カバー３ｂ
を押下したとき前記本体１側のペーパカッター２ｄ先端
を導入して前記ロール紙Ｐ先端をカットするカッターガ
イド板対４と、同カットした後のペーパ先端Ｐ2 側を前
記ピンチローラ２ｃとの間に挟んで前記ペーパガイド板
対２ｂ側に送り出すテンションローラ５ａを有するテン
ションローラセット５とを備えたことを特徴とする、ロ
ール紙供給機構である。そしてこのように構成したこと
により、セットカバーを押下するというワンタッチ動作
で、必ずロール紙先端が一直線に剪断されてから、その
剪断されてできた新たな先端が自動的にペーパセット挿
入口２ａに導入され、プリンタに送り込まれるものであ
る。また、このように先端カットとそのカットされた先
端のプリンタへの供給が自動的に行えることから、ペー
パセット挿入口が見えない位置でも操作ができ、したが
ってロール紙収納操作がプリント機構の前面から行うこ
とができるという操作性に優れたものである。
【００１２】
【発明の効果】以上本発明によれば、本体側には、ロー
ル紙先端側を引き出すピンチローラと、この引き出した
ロール紙先端を切断するペーパカッターと、この切断後
の新たなロール紙先端をプリント機構のペーパセット挿
入口に誘導するペーパガイド板対とを備え、セットカバ
ー側には、同カバーを押下したとき前記本体側のペーパ
カッター先端を導入して前記ロール紙先端をカットする
カッターガイド板対と、同カットした新たなロール紙先
端側を前記ピンチローラとの間に挟むように付勢され、
そのピンチローラと協働してペーパガイド板側に送り出
すテンションローラを有するテンションローラセットと
を備えたので、セットカバーを押下する操作により、ワ
ンタッチでロール紙先端が剪断され、同時にテンション
ローラがロール紙先端を下部のペーパーガイド板対に向
け、ピンチローラと協働してペーパーセット挿入口にロ
ール紙先端を送り込むから、プリント機構に対するロー
ル紙先端セットが自動化され、セットの作業性が向上す
る。また、ロール紙先端のセットが自動化されるから、
ペーパセット挿入口を見なくてもプリント機構の前面側
から容易にロール紙を装着することができ、プリント機
構が扱いやすくなる、などの効果がある。
ル紙先端側を引き出すピンチローラと、この引き出した
ロール紙先端を切断するペーパカッターと、この切断後
の新たなロール紙先端をプリント機構のペーパセット挿
入口に誘導するペーパガイド板対とを備え、セットカバ
ー側には、同カバーを押下したとき前記本体側のペーパ
カッター先端を導入して前記ロール紙先端をカットする
カッターガイド板対と、同カットした新たなロール紙先
端側を前記ピンチローラとの間に挟むように付勢され、
そのピンチローラと協働してペーパガイド板側に送り出
すテンションローラを有するテンションローラセットと
を備えたので、セットカバーを押下する操作により、ワ
ンタッチでロール紙先端が剪断され、同時にテンション
ローラがロール紙先端を下部のペーパーガイド板対に向
け、ピンチローラと協働してペーパーセット挿入口にロ
ール紙先端を送り込むから、プリント機構に対するロー
ル紙先端セットが自動化され、セットの作業性が向上す
る。また、ロール紙先端のセットが自動化されるから、
ペーパセット挿入口を見なくてもプリント機構の前面側
から容易にロール紙を装着することができ、プリント機
構が扱いやすくなる、などの効果がある。
【図１】本発明の一実施例の断面説明図である。
【図２】同実施例のロール紙先端カット直前の断面動作
説明図である。
説明図である。
【図３】同実施例のペーパカッターとカッターガイド板
対との関係を示す斜視説明図である。
対との関係を示す斜視説明図である。
【図４】同実施例のロール紙先端カット直後の断面動作
説明図である。
説明図である。
【図５】同実施例のロール紙先端カット後の状態を示す
断面動作説明図である。
断面動作説明図である。
１ 本体 ２ａ ペーパセット挿入口 ２ プリント機構 ２ｂ ペーパガイド板対 ２ｃ ピンチローラ ２ｄ ペーパカッター ３ ロール紙供給機構 ３ｄ セットカバー ４ カッターガイド板対 ５ テンションローラセット ５ａ テンションローラ Ｐ ロール紙 Ｐ1 Ｐの先端 Ｐ2 Ｐ1 切断後の新たなＰ先端
Claims (1)
- 【請求項１】ロール紙を挿入可能なロール紙収納部を有
する本体と、この本体にロール紙を挿入し、そのロール
紙の先端を指で引き出したまま、上から押下してカバー
するセットカバーとからなるロール紙供給機構であっ
て、前記本体側には、前記ロール紙先端側を引き出すピ
ンチローラと、この引き出した先端を切断するペーパカ
ッターと、この切断した後の新たなロール紙先端を本体
のプリント機構のペーパセット挿入口に誘導するペーパ
ガイド板対とを備え、前記セットカバー側には、同カバ
ーを押下したとき前記本体側のペーパカッター先端を導
入して前記ロール紙先端を切断するカッターガイド板対
と、同切断後の新たなロール紙先端側を前記ピンチロー
ラとの間に挟んで前記ペーパガイド板側に送り出すテン
ションローラを有するテンションローラセットとを備え
たことを特徴とする、ロール紙供給機構。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14835093A JPH07125887A (ja) | 1993-05-28 | 1993-05-28 | ロール紙供給機構 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14835093A JPH07125887A (ja) | 1993-05-28 | 1993-05-28 | ロール紙供給機構 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07125887A true JPH07125887A (ja) | 1995-05-16 |
Family
ID=15450802
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14835093A Pending JPH07125887A (ja) | 1993-05-28 | 1993-05-28 | ロール紙供給機構 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07125887A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2001038214A1 (fr) * | 1999-11-19 | 2001-05-31 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Imprimante |
| CN108032634A (zh) * | 2018-01-18 | 2018-05-15 | 张家港鸿盛电子科技股份有限公司 | 一种打印机 |
| CN108045110A (zh) * | 2018-01-18 | 2018-05-18 | 张家港鸿盛电子科技股份有限公司 | 打印机 |
-
1993
- 1993-05-28 JP JP14835093A patent/JPH07125887A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2001038214A1 (fr) * | 1999-11-19 | 2001-05-31 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Imprimante |
| US6793423B1 (en) | 1999-11-19 | 2004-09-21 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Printer |
| CN108032634A (zh) * | 2018-01-18 | 2018-05-15 | 张家港鸿盛电子科技股份有限公司 | 一种打印机 |
| CN108045110A (zh) * | 2018-01-18 | 2018-05-18 | 张家港鸿盛电子科技股份有限公司 | 打印机 |
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