JPH09192725A - 押出機用金型の自動分解装置 - Google Patents
押出機用金型の自動分解装置Info
- Publication number
- JPH09192725A JPH09192725A JP649896A JP649896A JPH09192725A JP H09192725 A JPH09192725 A JP H09192725A JP 649896 A JP649896 A JP 649896A JP 649896 A JP649896 A JP 649896A JP H09192725 A JPH09192725 A JP H09192725A
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- JP
- Japan
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- die
- cylinder
- holder
- extruder
- die assembly
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- Automatic Assembly (AREA)
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- Mounting, Exchange, And Manufacturing Of Dies (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 金型の分解を自動的に行える装置を提供す
る。 【解決手段】 ダイス１２をホルダ１１内に組み込んだ
金型１０を用いて押出し成型を行い、使用後の金型のダ
イスとホルダを分解する押出機用金型の自動分解装置で
あって、ダイス１２の外径より大きくホルダ１１の内径
より小さな間隔を持つＵ字ゲート２を備えた分解装置テ
ーブル１と、同テーブル１上の金型載置部に置かれた金
型のダイス１２を押圧する押出シリンダ３と、同押出シ
リンダ３と対向する位置に前記テーブル１に設置された
ホールドシリンダ４とを有する押出機用金型の自動分解
装置。ホールドシリンダ４とＵ字ゲート２との間に、ダ
イス１２の径に応じて高さ調整可能なダイス支持具５を
備える。
る。 【解決手段】 ダイス１２をホルダ１１内に組み込んだ
金型１０を用いて押出し成型を行い、使用後の金型のダ
イスとホルダを分解する押出機用金型の自動分解装置で
あって、ダイス１２の外径より大きくホルダ１１の内径
より小さな間隔を持つＵ字ゲート２を備えた分解装置テ
ーブル１と、同テーブル１上の金型載置部に置かれた金
型のダイス１２を押圧する押出シリンダ３と、同押出シ
リンダ３と対向する位置に前記テーブル１に設置された
ホールドシリンダ４とを有する押出機用金型の自動分解
装置。ホールドシリンダ４とＵ字ゲート２との間に、ダ
イス１２の径に応じて高さ調整可能なダイス支持具５を
備える。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、押出機用金型の自
動組立・分解設備における自動分解装置に関する。
動組立・分解設備における自動分解装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】押出機用の金型は、生産する製品ごとに
交換する必要があるが、従来は人手によりホルダへダイ
スを組み込み、ホイスト等にて押出機へ搬送していた。
かかる作業は、金型の重量が数十ｋｇから百ｋｇを超え
るものまであること、また、金型とボルスタとの分離作
業は、３〜４百度の温度を持つ金型内のアルミ片をエア
チッパー等で切断する作業であること、さらにダイスと
ホルダの分解作業も３〜４百度の温度を持つ金型からダ
イスを油圧ジャッキ等を用いて抜き取る作業であること
等により、作業者にとって苛酷な作業となっていた。
交換する必要があるが、従来は人手によりホルダへダイ
スを組み込み、ホイスト等にて押出機へ搬送していた。
かかる作業は、金型の重量が数十ｋｇから百ｋｇを超え
るものまであること、また、金型とボルスタとの分離作
業は、３〜４百度の温度を持つ金型内のアルミ片をエア
チッパー等で切断する作業であること、さらにダイスと
ホルダの分解作業も３〜４百度の温度を持つ金型からダ
イスを油圧ジャッキ等を用いて抜き取る作業であること
等により、作業者にとって苛酷な作業となっていた。
【０００３】これらの問題を解決するために、従来より
個別に組立装置、分解装置、分離装置を用いて作業負荷
を減ずる手段を講じたり、人手にて組み立てられた金型
をボルスタと組み合わせて押出機に自動装填したり使用
済み金型とボルスタを押出機より取り出し、分離装置に
て分離するなどの部分的自動化が実施されてきた。
個別に組立装置、分解装置、分離装置を用いて作業負荷
を減ずる手段を講じたり、人手にて組み立てられた金型
をボルスタと組み合わせて押出機に自動装填したり使用
済み金型とボルスタを押出機より取り出し、分離装置に
て分離するなどの部分的自動化が実施されてきた。
【０００４】たとえば、分解装置の場合、使用後の金型
（ホルダ内にダイスを組み込んだもの）を押出機からピ
ッキング装置で分解装置まで搬送し、分解装置の保持部
に金型を装着し、ホルダ内に組み込まれたダイスを、ホ
ルダをラムシリンダ等で押し出すところまでは自動化が
図られていた。
（ホルダ内にダイスを組み込んだもの）を押出機からピ
ッキング装置で分解装置まで搬送し、分解装置の保持部
に金型を装着し、ホルダ内に組み込まれたダイスを、ホ
ルダをラムシリンダ等で押し出すところまでは自動化が
図られていた。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
分解装置では、ホルダから押し出したダイスは作業者が
手作業で所定位置まで移動していたので、ダイスが高温
であることに加え、ダイスの重量が重いので、苛酷な作
業となっていた。
分解装置では、ホルダから押し出したダイスは作業者が
手作業で所定位置まで移動していたので、ダイスが高温
であることに加え、ダイスの重量が重いので、苛酷な作
業となっていた。
【０００６】そこで本発明が解決すべき課題は、金型の
分解を自動的に行える装置を提供することにある。
分解を自動的に行える装置を提供することにある。
【０００７】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するた
め、本発明の押出機用金型の自動分解装置は、ダイスを
ホルダ内に組み込んだ金型を用いて押出し成型を行い、
使用後の金型のダイスとホルダを分解する押出機用金型
の自動分解装置であって、前記ダイスの外径より大きく
ホルダの内径より小さな間隔を持つＵ字ゲートを備えた
分解装置テーブルと、同テーブル上の金型載置部に置か
れた金型のダイスを押圧する押出シリンダと、同押出シ
リンダと対向する位置に前記テーブルに設置されたホー
ルドシリンダとを有するものである。
め、本発明の押出機用金型の自動分解装置は、ダイスを
ホルダ内に組み込んだ金型を用いて押出し成型を行い、
使用後の金型のダイスとホルダを分解する押出機用金型
の自動分解装置であって、前記ダイスの外径より大きく
ホルダの内径より小さな間隔を持つＵ字ゲートを備えた
分解装置テーブルと、同テーブル上の金型載置部に置か
れた金型のダイスを押圧する押出シリンダと、同押出シ
リンダと対向する位置に前記テーブルに設置されたホー
ルドシリンダとを有するものである。
【０００８】ホールドシリンダとＵ字ゲートとの間に、
ダイスの径に応じて高さ調整可能なダイス支持具を備え
ることができる。
ダイスの径に応じて高さ調整可能なダイス支持具を備え
ることができる。
【０００９】
【発明の実施の形態】以下、本発明を実施例を参照しな
がら具体的に説明する。図１は本発明の一実施例を示す
縦断側面図、図２はその平面図である。図中１は分解装
置テーブル、２は同分解装置テーブル１の中央部に設け
られたＵ字ゲート、３は金型のダイスを押圧する押出シ
リンダ、４は同押出シリンダ３と対向する位置にテーブ
ル１に設置されたホールドシリンダ、５はダイスの径情
報により上下位置調整可能なダイス支持具である。
がら具体的に説明する。図１は本発明の一実施例を示す
縦断側面図、図２はその平面図である。図中１は分解装
置テーブル、２は同分解装置テーブル１の中央部に設け
られたＵ字ゲート、３は金型のダイスを押圧する押出シ
リンダ、４は同押出シリンダ３と対向する位置にテーブ
ル１に設置されたホールドシリンダ、５はダイスの径情
報により上下位置調整可能なダイス支持具である。
【００１０】図３〜図１０は本実施例による金型分解の
工程を示す概略図である。まず、図３の状態から、ピッ
キング装置（図示せず）により、使用後の金型１０をＵ
字ゲート２と押出シリンダ３との間に搬入する（図４参
照）。ついで、図５に示すようにホールドシリンダ４を
前進させ、金型１０のダイスの前面に押し当てる。次
に、図６に示すように、ホールドシリンダ４と押出シリ
ンダ３でダイス１２を挟みつけ、金型１０のホルダ１１
からダイス１２を押し出す。金型のホルダ１１は、Ｕ字
ゲート２の間隔よりも径が大きいので、押出シリンダ３
でダイス１２を押したとき、Ｕ字ゲート２を通過できな
いため、ダイス１２のみが押し出されることになる。こ
のとき、ダイス１２の径に応じて、ダイス支持具５の高
さを自動的に調整しておく。
工程を示す概略図である。まず、図３の状態から、ピッ
キング装置（図示せず）により、使用後の金型１０をＵ
字ゲート２と押出シリンダ３との間に搬入する（図４参
照）。ついで、図５に示すようにホールドシリンダ４を
前進させ、金型１０のダイスの前面に押し当てる。次
に、図６に示すように、ホールドシリンダ４と押出シリ
ンダ３でダイス１２を挟みつけ、金型１０のホルダ１１
からダイス１２を押し出す。金型のホルダ１１は、Ｕ字
ゲート２の間隔よりも径が大きいので、押出シリンダ３
でダイス１２を押したとき、Ｕ字ゲート２を通過できな
いため、ダイス１２のみが押し出されることになる。こ
のとき、ダイス１２の径に応じて、ダイス支持具５の高
さを自動的に調整しておく。
【００１１】この状態で、図７に示すようにピッキング
装置のダイスクランプ１３を移動させてダイス１２をつ
かむ。このとき、ダイス１２は径の大小に拘わらずダイ
スクランプ１３のつかみ位置が一定となるようにダイス
支持具５で高さ調整されている。ついで、図８に示すよ
うに押出シリンダ３とホールドシリンダ４を後退させ、
ダイス１２の押圧を解除したうえで、図９に示すように
ピッキング装置でダイスを所定の保管場所に搬出する。
さらに、ホルダ１１も、図１０に示すようにホルダクラ
ンプ１４でつかんで、ピッキング装置により、所定の保
管場所に搬出する。
装置のダイスクランプ１３を移動させてダイス１２をつ
かむ。このとき、ダイス１２は径の大小に拘わらずダイ
スクランプ１３のつかみ位置が一定となるようにダイス
支持具５で高さ調整されている。ついで、図８に示すよ
うに押出シリンダ３とホールドシリンダ４を後退させ、
ダイス１２の押圧を解除したうえで、図９に示すように
ピッキング装置でダイスを所定の保管場所に搬出する。
さらに、ホルダ１１も、図１０に示すようにホルダクラ
ンプ１４でつかんで、ピッキング装置により、所定の保
管場所に搬出する。
【００１２】なお、金型１０が搬入および搬出されたこ
と、押出シリンダ３、ホールドシリンダ４が所定の位置
まで前進または後退したこと、ダイス１２が押し出され
たこと、ダイス１２が搬出されたことなどは、センサで
感知しており、その情報を制御装置に伝送して、あらか
じめ設定されたシーケンスで金型の搬入、分解、搬出を
行う。
と、押出シリンダ３、ホールドシリンダ４が所定の位置
まで前進または後退したこと、ダイス１２が押し出され
たこと、ダイス１２が搬出されたことなどは、センサで
感知しており、その情報を制御装置に伝送して、あらか
じめ設定されたシーケンスで金型の搬入、分解、搬出を
行う。
【００１３】
【発明の効果】上述したように本発明によれば下記の効
果を奏する。
果を奏する。
【００１４】（１） 金型の分解を自動的に行うことが
できるので、作業者は苛酷な作業から解放される。
できるので、作業者は苛酷な作業から解放される。
【００１５】（２） 金型を水平分解するが、分解時、
ホールドシリンダと押出シリンダで金型を保持するた
め、アルミが充填されてしまった金型でも、フローガイ
ド、ダイスを外すことなく組立状態で取り出すことがで
きる。
ホールドシリンダと押出シリンダで金型を保持するた
め、アルミが充填されてしまった金型でも、フローガイ
ド、ダイスを外すことなく組立状態で取り出すことがで
きる。
【００１６】（３） Ｕ字型ゲートを用いているため、
押出不良金型を真上に取り出すことが可能である。
押出不良金型を真上に取り出すことが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図１】 本発明の一実施例を示す縦断側面図である。
【図２】 本発明の一実施例の平面図である。
【図３】 本実施例の金型分解工程を示す概略図であ
る。
る。
【図４】 本実施例の金型分解工程を示す概略図である
【図５】 本実施例の金型分解工程を示す概略図である
【図６】 本実施例の金型分解工程を示す概略図である
【図７】 本実施例の金型分解工程を示す概略図である
【図８】 本実施例の金型分解工程を示す概略図である
【図９】 本実施例の金型分解工程を示す概略図である
【図１０】 本実施例の金型分解工程を示す概略図であ
る
る
１ 分解装置テーブル、２ Ｕ字ゲート、３ 押出シリ
ンダ、４ ホールドシリンダ、５ ダイス支持具、１０
金型、１１ ホルダ、１２ ダイス、１３ ダイスク
ランプ、１４ ホルダクランプ
ンダ、４ ホールドシリンダ、５ ダイス支持具、１０
金型、１１ ホルダ、１２ ダイス、１３ ダイスク
ランプ、１４ ホルダクランプ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 田渋 康行 北九州市戸畑区大字中原46−59 日鐵プラ ント設計株式会社内
Claims (2)
- 【請求項１】 ダイスをホルダ内に組み込んだ金型を用
いて押出し成型を行い、使用後の金型のダイスとホルダ
を分解する押出機用金型の自動分解装置であって、前記
ダイスの外径より大きくホルダの内径より小さな間隔を
持つＵ字ゲートを備えた分解装置テーブルと、同テーブ
ル上の金型載置部に置かれた金型のダイスを押圧する押
出シリンダと、同押出シリンダと対向する位置に前記テ
ーブルに設置されたホールドシリンダとを有する押出機
用金型の自動分解装置。 - 【請求項２】 ホールドシリンダとＵ字ゲートとの間
に、ダイスの径に応じて高さ調整可能なダイス支持具を
備えたことを特徴とする請求項１記載の押出機用金型の
自動分解装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP649896A JPH09192725A (ja) | 1996-01-18 | 1996-01-18 | 押出機用金型の自動分解装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP649896A JPH09192725A (ja) | 1996-01-18 | 1996-01-18 | 押出機用金型の自動分解装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09192725A true JPH09192725A (ja) | 1997-07-29 |
Family
ID=11640121
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP649896A Withdrawn JPH09192725A (ja) | 1996-01-18 | 1996-01-18 | 押出機用金型の自動分解装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09192725A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN105563082A (zh) * | 2016-02-03 | 2016-05-11 | 吉林大学 | 用于手动泵中活塞杆的自动装配的设备 |
| CN109794532A (zh) * | 2019-01-18 | 2019-05-24 | 安徽裕佳铝塑科技有限公司 | 一种用于口红包装管挤压成型下料装置 |
| CN109807214A (zh) * | 2019-01-18 | 2019-05-28 | 安徽裕佳铝塑科技有限公司 | 全自动送料一体化口红管挤压成型装置 |
| CN110640422A (zh) * | 2019-09-24 | 2020-01-03 | 河南欣柯奕舟重工科技有限公司 | 一种液压缸的拆卸珩磨装置 |
| CN113458751A (zh) * | 2021-05-31 | 2021-10-01 | 中车唐山机车车辆有限公司 | 拆除装置 |
| CN115464353A (zh) * | 2022-08-12 | 2022-12-13 | 无锡市博宇塑机有限公司 | 一种机筒螺杆拆卸装置 |
-
1996
- 1996-01-18 JP JP649896A patent/JPH09192725A/ja not_active Withdrawn
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN105563082A (zh) * | 2016-02-03 | 2016-05-11 | 吉林大学 | 用于手动泵中活塞杆的自动装配的设备 |
| CN109794532A (zh) * | 2019-01-18 | 2019-05-24 | 安徽裕佳铝塑科技有限公司 | 一种用于口红包装管挤压成型下料装置 |
| CN109807214A (zh) * | 2019-01-18 | 2019-05-28 | 安徽裕佳铝塑科技有限公司 | 全自动送料一体化口红管挤压成型装置 |
| CN110640422A (zh) * | 2019-09-24 | 2020-01-03 | 河南欣柯奕舟重工科技有限公司 | 一种液压缸的拆卸珩磨装置 |
| CN113458751A (zh) * | 2021-05-31 | 2021-10-01 | 中车唐山机车车辆有限公司 | 拆除装置 |
| CN113458751B (zh) * | 2021-05-31 | 2022-09-23 | 中车唐山机车车辆有限公司 | 拆除装置 |
| CN115464353A (zh) * | 2022-08-12 | 2022-12-13 | 无锡市博宇塑机有限公司 | 一种机筒螺杆拆卸装置 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20030401 |