JPH07214534A - コンクリートテストピースの脱型・型清掃装置 - Google Patents
コンクリートテストピースの脱型・型清掃装置Info
- Publication number
- JPH07214534A JPH07214534A JP6032973A JP3297394A JPH07214534A JP H07214534 A JPH07214534 A JP H07214534A JP 6032973 A JP6032973 A JP 6032973A JP 3297394 A JP3297394 A JP 3297394A JP H07214534 A JPH07214534 A JP H07214534A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- test piece
- station
- mold
- cleaning
- forming die
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 238000004140 cleaning Methods 0.000 title claims abstract description 64
- 238000000465 moulding Methods 0.000 claims abstract description 30
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 5
- 238000000034 method Methods 0.000 abstract description 5
- 230000001680 brushing effect Effects 0.000 abstract description 3
- 230000002950 deficient Effects 0.000 description 5
- 238000005266 casting Methods 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000000605 extraction Methods 0.000 description 2
- 238000001125 extrusion Methods 0.000 description 2
- 230000001174 ascending effect Effects 0.000 description 1
- 230000001419 dependent effect Effects 0.000 description 1
- 238000005096 rolling process Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Cleaning In General (AREA)
- Devices For Post-Treatments, Processing, Supply, Discharge, And Other Processes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 両端開口円筒体のテストピース成形型２に打
設したコンクリートテストピース１を、脱型して型清掃
するのにおいて、その脱型・型清掃を連続的・能率的に
すると共に、清掃品質を向上する脱型・型清掃装置を提
供する。 【構成】 「成形型２を支承治具８上に横置支承してク
ランプ部７でクランプする支承クランプ部２５と、テス
トピース１の押し出し機構９を有する第一ステーション
３」と、「同じく支承クランプ部２５と成形型２の端面
と内面をブラシ清掃する右端面内面清掃ブラシ機構１２
と左端面清掃ブラシ機構１３を有する第二ステーション
４」と、「成形型を回転自在に支承するローラー支承部
１６と、外周清掃ブラシ機構１８を有する第三ステーシ
ョン５」からなり、第一〜第三ステーション３・４・５
間に成形型２を順送するトランスファー機構２０を設け
た構造が特徴である。
設したコンクリートテストピース１を、脱型して型清掃
するのにおいて、その脱型・型清掃を連続的・能率的に
すると共に、清掃品質を向上する脱型・型清掃装置を提
供する。 【構成】 「成形型２を支承治具８上に横置支承してク
ランプ部７でクランプする支承クランプ部２５と、テス
トピース１の押し出し機構９を有する第一ステーション
３」と、「同じく支承クランプ部２５と成形型２の端面
と内面をブラシ清掃する右端面内面清掃ブラシ機構１２
と左端面清掃ブラシ機構１３を有する第二ステーション
４」と、「成形型を回転自在に支承するローラー支承部
１６と、外周清掃ブラシ機構１８を有する第三ステーシ
ョン５」からなり、第一〜第三ステーション３・４・５
間に成形型２を順送するトランスファー機構２０を設け
た構造が特徴である。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、円筒状のテストピース
成形型に打設したコンクリートテストピースを、その成
形型から脱型させると共に、その脱型に続いて、その成
形型を清掃処理するのに使用するコンクリートテストピ
ースの脱型・型清掃装置に関するものである。
成形型に打設したコンクリートテストピースを、その成
形型から脱型させると共に、その脱型に続いて、その成
形型を清掃処理するのに使用するコンクリートテストピ
ースの脱型・型清掃装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】コンクリートの強度試験用のコンクリー
トテストピース１は（図４参照）、所要の中空形状を有
する両端開口のテストピース成形型２に、被試験コンク
リートを打設して抜き取った円柱形状をなしており、そ
の抜き取り後の成形型２は、繰り返えして使用されるの
で、次のテストピース１を規格に適合する美麗なものに
する為に、付着したコンクリートを剥ぎ取って清掃する
必要がある。しかし、その成形型２の専用清掃装置が開
発されていないので、油圧抜き取り機でテストピース１
を抜き取った後、手作業ブラシ掛けして清掃する作業が
行なわれている。
トテストピース１は（図４参照）、所要の中空形状を有
する両端開口のテストピース成形型２に、被試験コンク
リートを打設して抜き取った円柱形状をなしており、そ
の抜き取り後の成形型２は、繰り返えして使用されるの
で、次のテストピース１を規格に適合する美麗なものに
する為に、付着したコンクリートを剥ぎ取って清掃する
必要がある。しかし、その成形型２の専用清掃装置が開
発されていないので、油圧抜き取り機でテストピース１
を抜き取った後、手作業ブラシ掛けして清掃する作業が
行なわれている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】以上の従来の成形型２
の清掃は、手作業ブラシ掛けに頼るので、非能率にして
作業性が極めて悪く、その上、清掃不良のものが生じ易
く、清掃不良が原因となる不良テストピースが発生する
難点がある。本発明は、以上の従来技術の難点を解消
し、テストピースの抜き取りから、成形型の美麗清掃が
能率的かつ連続的にできるコンクリートテストピースの
脱型・型清掃装置を提供するものである。
の清掃は、手作業ブラシ掛けに頼るので、非能率にして
作業性が極めて悪く、その上、清掃不良のものが生じ易
く、清掃不良が原因となる不良テストピースが発生する
難点がある。本発明は、以上の従来技術の難点を解消
し、テストピースの抜き取りから、成形型の美麗清掃が
能率的かつ連続的にできるコンクリートテストピースの
脱型・型清掃装置を提供するものである。
【０００４】
【課題を解決するための手段】以上の技術課題を解決す
る本発明のコンクリートテストピースの脱型・型清掃装
置は、「両端開口筒体のテストピース成形型に打設した
コンクリートテストピースを、脱型して型清掃する装置
にして、前記テストピース成形型を、支承治具上に横置
してクランプする支承クランプ部と、前記支承クランプ
部上の前記テストピース成形型の前記テストピースの押
し出し機構を有する第一ステーションと、前記第一ステ
ーションから移載された前記テストピース成形型を、支
承治具上に横置してクランプする支承クランプ部と、前
記支承クランプ部上の前記テストピース成形型の端面内
面清掃ブラシ機構を有する第二ステーションと、前記第
二ステーションから移載された前記テストピース成形型
を、回転自在に支承するローラー支承部と、前記ローラ
ー支承部上の前記テストピース成形型の外周清掃ブラシ
機構を有する第三ステーションからなり、さらに、前記
第一ステーション、第二ステーション、第三ステーショ
ン間に前記テストピース成形型を順送するトランスファ
ー機構と、前記ローラー支承部上の前記テストピース成
形型の押し出し機構を設けた構造」になっている。
る本発明のコンクリートテストピースの脱型・型清掃装
置は、「両端開口筒体のテストピース成形型に打設した
コンクリートテストピースを、脱型して型清掃する装置
にして、前記テストピース成形型を、支承治具上に横置
してクランプする支承クランプ部と、前記支承クランプ
部上の前記テストピース成形型の前記テストピースの押
し出し機構を有する第一ステーションと、前記第一ステ
ーションから移載された前記テストピース成形型を、支
承治具上に横置してクランプする支承クランプ部と、前
記支承クランプ部上の前記テストピース成形型の端面内
面清掃ブラシ機構を有する第二ステーションと、前記第
二ステーションから移載された前記テストピース成形型
を、回転自在に支承するローラー支承部と、前記ローラ
ー支承部上の前記テストピース成形型の外周清掃ブラシ
機構を有する第三ステーションからなり、さらに、前記
第一ステーション、第二ステーション、第三ステーショ
ン間に前記テストピース成形型を順送するトランスファ
ー機構と、前記ローラー支承部上の前記テストピース成
形型の押し出し機構を設けた構造」になっている。
【０００５】そして、前記第一ステーションに供給した
コンクリート打設のテストピース成形型から、コンクリ
ートテストピースを抜き取り加工した後、前記第二・第
三ステーションに順送して、テストピース抜き取り後の
成形型を、前記のブラシ機構等によって、付着残存のコ
ンクリートを除去して清掃し、第三ステーションから排
出するようになっている。
コンクリート打設のテストピース成形型から、コンクリ
ートテストピースを抜き取り加工した後、前記第二・第
三ステーションに順送して、テストピース抜き取り後の
成形型を、前記のブラシ機構等によって、付着残存のコ
ンクリートを除去して清掃し、第三ステーションから排
出するようになっている。
【０００６】そして、以上の構成の脱型・型清掃装置
は、第三ステーションから排出された清掃済みの成形型
を、作業員がいる第一ステーション側へ自動返還するワ
ークリターン機構を付設したり、前記第一第二ステーシ
ョンにおける支承治具を、大型成形型と小型成形型に共
用できるよう、大型成形型の受部と小型成形型の受部を
連設し、そのいずれかを択一して第一第二ステーション
にセットする構造にすることがある。
は、第三ステーションから排出された清掃済みの成形型
を、作業員がいる第一ステーション側へ自動返還するワ
ークリターン機構を付設したり、前記第一第二ステーシ
ョンにおける支承治具を、大型成形型と小型成形型に共
用できるよう、大型成形型の受部と小型成形型の受部を
連設し、そのいずれかを択一して第一第二ステーション
にセットする構造にすることがある。
【０００７】
【作用】以上の構成の本発明のコンクリートテストピー
スの脱型・型清掃装置は、第一ステーションから第三ス
テーションに順送されるテストピース成形型は、その第
一ステーションによってテストピースの脱型をした後、
次の第二ステーションにおいて端面と内面のブラシ清掃
処理をなし、続いて、第三ステーションにおいて外周の
ブラシ清掃処理ができる。従って、テストピースの脱型
から型清掃が順次連続的に機械的に処理されて、当該作
業が極めて能率化すると共に、清掃不備のものの発生が
防止できる。そして、前記態様のワークリターン機構を
有するものは、清掃後の成形型が第一ステーションに自
動返還されるので、当該脱型・型清掃の作業員は第一ス
テーション側の一名のみで充分であり、さらに、前記の
大小共用の支承治具のものは、現に存在する大型成形型
と小型成形型に共用できるので、治具交換の必要がな
く、成形型のサイズ変更による段取作業が簡素化でき
る。
スの脱型・型清掃装置は、第一ステーションから第三ス
テーションに順送されるテストピース成形型は、その第
一ステーションによってテストピースの脱型をした後、
次の第二ステーションにおいて端面と内面のブラシ清掃
処理をなし、続いて、第三ステーションにおいて外周の
ブラシ清掃処理ができる。従って、テストピースの脱型
から型清掃が順次連続的に機械的に処理されて、当該作
業が極めて能率化すると共に、清掃不備のものの発生が
防止できる。そして、前記態様のワークリターン機構を
有するものは、清掃後の成形型が第一ステーションに自
動返還されるので、当該脱型・型清掃の作業員は第一ス
テーション側の一名のみで充分であり、さらに、前記の
大小共用の支承治具のものは、現に存在する大型成形型
と小型成形型に共用できるので、治具交換の必要がな
く、成形型のサイズ変更による段取作業が簡素化でき
る。
【０００８】
【実施例】以下、本発明の一実施例を示す図１を参照し
て詳しく説明する。即ち、本発明のコンクリートテスト
ピースの脱型・型清掃装置は、図４に示す両端開口円筒
体のテストピース成形型２（以下、単に成形型２とい
う）に打設した円柱状のコンクリートテストピース１
（以下、単にテストピース１という）を抜き取ると共
に、その抜き取り後の成形型２に付着しているコンクリ
ートを除去して清掃する装置であり、フレーム１０の前
方から後方へ等間隔で配設した第一ステーション３と第
二ステーション４と第三ステーション５が主要部を構成
している。
て詳しく説明する。即ち、本発明のコンクリートテスト
ピースの脱型・型清掃装置は、図４に示す両端開口円筒
体のテストピース成形型２（以下、単に成形型２とい
う）に打設した円柱状のコンクリートテストピース１
（以下、単にテストピース１という）を抜き取ると共
に、その抜き取り後の成形型２に付着しているコンクリ
ートを除去して清掃する装置であり、フレーム１０の前
方から後方へ等間隔で配設した第一ステーション３と第
二ステーション４と第三ステーション５が主要部を構成
している。
【０００９】詳しくは、第一ステーション３（図１の
（Ｂ）参照）は、コンクリート打設した成形型２を、フ
レーム１０の左右方向に横置支承する支承治具８と、昇
降自在のクランプ部７を上方に設けた支承クランプ部２
５と、油圧作動のロッド２６からなる押し出し機構９を
有し、支承治具８の上に横置した成形型２をクランプ部
７によって押え付けクランプして固定し、押し出し機構
９を作動させて成形型２内のテストピース１を押し出し
て、ワークトレイ１１に受け入れるテストピース１の脱
型工程をなしている。
（Ｂ）参照）は、コンクリート打設した成形型２を、フ
レーム１０の左右方向に横置支承する支承治具８と、昇
降自在のクランプ部７を上方に設けた支承クランプ部２
５と、油圧作動のロッド２６からなる押し出し機構９を
有し、支承治具８の上に横置した成形型２をクランプ部
７によって押え付けクランプして固定し、押し出し機構
９を作動させて成形型２内のテストピース１を押し出し
て、ワークトレイ１１に受け入れるテストピース１の脱
型工程をなしている。
【００１０】つぎに、第二ステーション４（図１の
（Ｃ）参照）は、第一ステーション３と同様に支承治具
８とクランプ部７からなる支承クランプ部２５と、成形
型２の右端面と内周をブラシ清掃する右端面内面清掃ブ
ラシ機構１２と、成形型２の左端面をブラシ清掃する左
端面清掃ブラシ機構１３を有し、それぞれ回転・進退機
構１５を有して回転進退し、右端面内面清掃ブラシ機構
１２は、成形型２の右端面をブラシ清掃した後、成形型
２の内面に清掃ブラシ１４が無理入れされて内面を清掃
し、左端面清掃ブラシ機構１３は、清掃ブラシ１４が成
形型２の左端面をブラシ清掃する端面・内面清掃工程を
なしている。
（Ｃ）参照）は、第一ステーション３と同様に支承治具
８とクランプ部７からなる支承クランプ部２５と、成形
型２の右端面と内周をブラシ清掃する右端面内面清掃ブ
ラシ機構１２と、成形型２の左端面をブラシ清掃する左
端面清掃ブラシ機構１３を有し、それぞれ回転・進退機
構１５を有して回転進退し、右端面内面清掃ブラシ機構
１２は、成形型２の右端面をブラシ清掃した後、成形型
２の内面に清掃ブラシ１４が無理入れされて内面を清掃
し、左端面清掃ブラシ機構１３は、清掃ブラシ１４が成
形型２の左端面をブラシ清掃する端面・内面清掃工程を
なしている。
【００１１】そして、第三ステーション５（図１の
（Ｄ）参照）は、成形型２を前記同様に横置載置するロ
ーラー支承部１６と、ローラー支承部１６上の成形型２
の上部外周に接する駆動ローラー１７と、同じく成形型
２の上部外周に接する円柱状の外周清掃ブラシ機構１８
によって構成され、ローラー支承部１６上に成形型２が
供給されると、駆動ローラー１７と外周清掃ブラシ機構
１８が下降して成形型２に接触し、成形型２を駆動ロー
ラー１７によって強制回転させながら外周清掃ブラシ機
構１８の清掃ブラシ１４によって、成形型２の外周の全
周を清掃処理するようになっている。なお、図中の２１
は、トランスファー機構２０の作動油圧シリンダーであ
る。
（Ｄ）参照）は、成形型２を前記同様に横置載置するロ
ーラー支承部１６と、ローラー支承部１６上の成形型２
の上部外周に接する駆動ローラー１７と、同じく成形型
２の上部外周に接する円柱状の外周清掃ブラシ機構１８
によって構成され、ローラー支承部１６上に成形型２が
供給されると、駆動ローラー１７と外周清掃ブラシ機構
１８が下降して成形型２に接触し、成形型２を駆動ロー
ラー１７によって強制回転させながら外周清掃ブラシ機
構１８の清掃ブラシ１４によって、成形型２の外周の全
周を清掃処理するようになっている。なお、図中の２１
は、トランスファー機構２０の作動油圧シリンダーであ
る。
【００１２】さらに、以上の第一〜第三ステーション３
・４・５間に、成形型２を順送するトランスファー機構
２０が設けられ、第一ステーション３に供給された成形
型２が、第二第三ステーション４・５に順送移載され
て、前記の清掃処理をするようになっている。即ち、ト
ランスファー機構２０は（図２参照）、第一第二ステー
ション３・４上の成形型２を、受部２２に載置して、図
示矢印Ａの上昇・前進・下降・後退原位置復帰のサイク
ル作動をなし、支承治具８上の成形型２を持ち上げて次
のステーションに順送するようになっている。そして、
このトランスファー機構２０の前端には、押し出しアー
ム１９が突設されて成形型２の押し出し機構を構成して
おり、第三ステーション５で外周清掃されて、駆動ロー
ラー１７等が上昇退避した状態のローラー支承部１６上
の成形型２を、トランスファー機構２０の前進作動のと
き、前方へ押し出して第三ステーション５から自動排出
する押し出し機構が設けられている。
・４・５間に、成形型２を順送するトランスファー機構
２０が設けられ、第一ステーション３に供給された成形
型２が、第二第三ステーション４・５に順送移載され
て、前記の清掃処理をするようになっている。即ち、ト
ランスファー機構２０は（図２参照）、第一第二ステー
ション３・４上の成形型２を、受部２２に載置して、図
示矢印Ａの上昇・前進・下降・後退原位置復帰のサイク
ル作動をなし、支承治具８上の成形型２を持ち上げて次
のステーションに順送するようになっている。そして、
このトランスファー機構２０の前端には、押し出しアー
ム１９が突設されて成形型２の押し出し機構を構成して
おり、第三ステーション５で外周清掃されて、駆動ロー
ラー１７等が上昇退避した状態のローラー支承部１６上
の成形型２を、トランスファー機構２０の前進作動のと
き、前方へ押し出して第三ステーション５から自動排出
する押し出し機構が設けられている。
【００１３】さらに、この実施例の脱型・型清掃装置
は、第三ステーション５の後方の下部と第一ステーショ
ン３の前方下部を連結するワークシュート２４が、フレ
ーム１０の中空部を貫通して設けられ、前記の押し出し
機構によって、第三ステーション５から排出された成形
型２が、ワークシュート２４を転動して第一ステーショ
ン側に移送される成形型２のワークリターン機構が設け
られている。
は、第三ステーション５の後方の下部と第一ステーショ
ン３の前方下部を連結するワークシュート２４が、フレ
ーム１０の中空部を貫通して設けられ、前記の押し出し
機構によって、第三ステーション５から排出された成形
型２が、ワークシュート２４を転動して第一ステーショ
ン側に移送される成形型２のワークリターン機構が設け
られている。
【００１４】そして、第一ステーション３へ供給された
コンクリート打設状態の成形型２は、第一ステーション
３でテストピース１を押し出して脱型処理された後、第
二第三ステーション４・５へトランスファー機構２０に
よって順送され、両端面と内面外面がブラシ清掃され
て、ワークシュート２４を経由して原位置にリターンさ
れ、一連の脱型・清掃の処理が連続的になされる。以上
の実施例のものは前記の作用があり、テストピース１の
脱型と成形型２の清掃が極めて能率的にできると共に、
その清掃処理が機械的にして一様充分にできるので、清
掃不備のものを生ずるおそれが極めて少くなって、高品
質の清掃ができる。
コンクリート打設状態の成形型２は、第一ステーション
３でテストピース１を押し出して脱型処理された後、第
二第三ステーション４・５へトランスファー機構２０に
よって順送され、両端面と内面外面がブラシ清掃され
て、ワークシュート２４を経由して原位置にリターンさ
れ、一連の脱型・清掃の処理が連続的になされる。以上
の実施例のものは前記の作用があり、テストピース１の
脱型と成形型２の清掃が極めて能率的にできると共に、
その清掃処理が機械的にして一様充分にできるので、清
掃不備のものを生ずるおそれが極めて少くなって、高品
質の清掃ができる。
【００１５】続いて、図３を参照して本発明の他の実施
例に用いる支承治具８を説明する。即ち、この支承治具
８は、現に存在する大小２種類の成形型２に供用できる
ようにしたもので、第一ステーション３用の大型受部２
２Ａと小型受部２２Ｂ、および、第二ステーション４用
の大型受部２３Ａと小型受部２３Ｂが、前後方向に連設
された構造を有している。そして、大径の成形型２Ａを
支承するときは、大型受部２２Ａ・２３Ａを、小径の成
形型２Ｂを支承するときは、小型受部２２Ｂ・２３Ｂ
を、治具８をスライドさせることによって、第一第二ス
テーション３・４にセットして使用するようになってい
る。
例に用いる支承治具８を説明する。即ち、この支承治具
８は、現に存在する大小２種類の成形型２に供用できる
ようにしたもので、第一ステーション３用の大型受部２
２Ａと小型受部２２Ｂ、および、第二ステーション４用
の大型受部２３Ａと小型受部２３Ｂが、前後方向に連設
された構造を有している。そして、大径の成形型２Ａを
支承するときは、大型受部２２Ａ・２３Ａを、小径の成
形型２Ｂを支承するときは、小型受部２２Ｂ・２３Ｂ
を、治具８をスライドさせることによって、第一第二ス
テーション３・４にセットして使用するようになってい
る。
【００１６】なお、本発明の脱型・型清掃装置は、前記
の実施例に限定されず、例えば、前記のワークリターン
機構を、ワークシュート２４以外のものに変更したり、
リターン機構を省略する等の変化がある。
の実施例に限定されず、例えば、前記のワークリターン
機構を、ワークシュート２４以外のものに変更したり、
リターン機構を省略する等の変化がある。
【００１７】
【発明の効果】以上の説明のとおり、本発明のコンクリ
ートテストピースの脱型・型清掃装置は、コンクリート
テストピースの脱型と清掃が順次連続的に極めて高能率
にできると共に、清掃不備のものの発生がなく、良好な
清掃品質が得られる効果がある。
ートテストピースの脱型・型清掃装置は、コンクリート
テストピースの脱型と清掃が順次連続的に極めて高能率
にできると共に、清掃不備のものの発生がなく、良好な
清掃品質が得られる効果がある。
【図１】本発明一実施例のコンクリートテストピースの
脱型・型清掃装置を示し、図中の（Ａ）は、その基本構
造を示す側面図、図中の（Ｂ）はその第一ステーション
の構造を示す正面図、図中の（Ｃ）はその第二ステーシ
ョンの構造を示す正面図、図中の（Ｄ）はその第三ステ
ーションの構造を示す側面図
脱型・型清掃装置を示し、図中の（Ａ）は、その基本構
造を示す側面図、図中の（Ｂ）はその第一ステーション
の構造を示す正面図、図中の（Ｃ）はその第二ステーシ
ョンの構造を示す正面図、図中の（Ｄ）はその第三ステ
ーションの構造を示す側面図
【図２】図１実施例のトランスファー機構を示す側面図
【図３】本発明の他の実施例のコンクリートテストピー
スの脱型・型清掃装置の支承治具を示し、図中の（Ａ）
はその側面図、図中の（Ｂ）はその使用状態の正面図
スの脱型・型清掃装置の支承治具を示し、図中の（Ａ）
はその側面図、図中の（Ｂ）はその使用状態の正面図
【図４】コンクリートテストピースとテストピース成形
型の説明図
型の説明図
１ コンクリートテストピース ２ テストピース成形型 ３ 第一ステーション ４ 第二ステーション ５ 第三ステーション ７ クランプ部 ８ 支承治具 ９ 押し出し機構 １０ フレーム １１ ワークトレイ １２ 右端面内面清掃ブラシ機構 １３ 右端面清掃ブラシ機構 １４ 清掃ブラシ １５ 駆動部 １６ ローラー支承部 １７ 駆動ローラー １８ 外周清掃ブラシ機構 １９ 押し出しアーム ２０トランスファー機構 ２２・２３ 受部 ２４ ワークシュート ２５ 支承クランプ部
Claims (3)
- 【請求項１】 両端開口筒体のテストピース成形型に打
設したコンクリートテストピースを、脱型して型清掃す
る装置にして、前記テストピース成形型を、支承治具上
に横置してクランプする支承クランプ部と、前記支承ク
ランプ部上の前記テストピース成形型の前記テストピー
スの押し出し機構を有する第一ステーションと、前記第
一ステーションから移載された前記テストピース成形型
を、支承治具上に横置してクランプする支承クランプ部
と、前記支承クランプ部上の前記テストピース成形型の
端面内面清掃ブラシ機構を有する第二ステーションと、
前記第二ステーションから移載された前記テストピース
成形型を、回転自在に支承するローラー支承部と、前記
ローラー支承部上の前記テストピース成形型の外周清掃
ブラシ機構を有する第三ステーションからなり、さら
に、前記第一ステーション、第二ステーション、第三ス
テーション間に前記テストピース成形型を順送するトラ
ンスファー機構と、前記ローラー支承部上の前記テスト
ピース成形型の押し出し機構を設けた構造を特徴とする
コンクリートテストピースの脱型・型清掃装置。 - 【請求項２】 第三ステーションから排出したテストピ
ース成形型を第一ステーション側へ返還するワークリタ
ーン機構を設けた請求項１のコンクリートテストピース
の脱型・型清掃装置。 - 【請求項３】 大径のテストピース成形型の受部と、小
径のテストピース成形型の受部を、前後方向に連設し、
該大径の受部と該小径の受部を択一して、第一ステーシ
ョンと第二ステーションにスライドセット可能にした支
承治具からなる請求項１または請求項２のコンクリート
テストピースの脱型・型清掃装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6032973A JP2592045B2 (ja) | 1994-02-04 | 1994-02-04 | コンクリートテストピースの脱型・型清掃装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6032973A JP2592045B2 (ja) | 1994-02-04 | 1994-02-04 | コンクリートテストピースの脱型・型清掃装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07214534A true JPH07214534A (ja) | 1995-08-15 |
| JP2592045B2 JP2592045B2 (ja) | 1997-03-19 |
Family
ID=12373843
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6032973A Expired - Fee Related JP2592045B2 (ja) | 1994-02-04 | 1994-02-04 | コンクリートテストピースの脱型・型清掃装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2592045B2 (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102641858A (zh) * | 2012-02-28 | 2012-08-22 | 上海中技桩业股份有限公司 | 一种钢模清扫机 |
| CN107971254A (zh) * | 2017-11-30 | 2018-05-01 | 浙江精典数控设备有限公司 | 管桩生产线模具清洗装置 |
| CN111729876A (zh) * | 2020-08-18 | 2020-10-02 | 新乡职业技术学院 | 一种智能制造用测控机 |
| CN112223500A (zh) * | 2020-10-20 | 2021-01-15 | 宁波益能机械科技有限公司 | 一种混凝土预制件成型模具 |
-
1994
- 1994-02-04 JP JP6032973A patent/JP2592045B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102641858A (zh) * | 2012-02-28 | 2012-08-22 | 上海中技桩业股份有限公司 | 一种钢模清扫机 |
| CN107971254A (zh) * | 2017-11-30 | 2018-05-01 | 浙江精典数控设备有限公司 | 管桩生产线模具清洗装置 |
| CN107971254B (zh) * | 2017-11-30 | 2024-01-05 | 浙江精典数控设备有限公司 | 管桩生产线模具清洗装置 |
| CN111729876A (zh) * | 2020-08-18 | 2020-10-02 | 新乡职业技术学院 | 一种智能制造用测控机 |
| CN112223500A (zh) * | 2020-10-20 | 2021-01-15 | 宁波益能机械科技有限公司 | 一种混凝土预制件成型模具 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2592045B2 (ja) | 1997-03-19 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| CN210632804U (zh) | 一种多功能铜管加工设备 | |
| CN115121646A (zh) | 一种汽车led灯散热器的成套模具 | |
| JP2592045B2 (ja) | コンクリートテストピースの脱型・型清掃装置 | |
| CN113829656A (zh) | 一种自动上下料设备 | |
| CN110547523B (zh) | 一种双模自动模杯定型机 | |
| JPH11151763A (ja) | タイヤ成形ドラム | |
| JP2963672B2 (ja) | 中実碍子自動移載装置 | |
| CN210877735U (zh) | 棒材加工设备 | |
| JP2002103314A (ja) | 衛生陶器成形体の脱型方法およびそれに用いる脱型装置、脱形用受栃 | |
| CN220372928U (zh) | 一种压铸件生产过程中使用的打磨系统 | |
| JP2939631B2 (ja) | バリ取り装置 | |
| JPH105852A (ja) | 押出加工方法および押出加工装置 | |
| JPH05245613A (ja) | 低圧鋳造装置 | |
| CN217412227U (zh) | 一种消声件用脱模设备 | |
| ES8401732A1 (es) | Dispositivo para manipular y descargar matrices, restos de prensado y discos de cierre en la extrusion indirecta de metales. | |
| JPH07204733A (ja) | 押出しダイスの残材除去方法および装置 | |
| CN218050026U (zh) | 一种右转接管模具加工的自动上料机 | |
| CN214441910U (zh) | 超长铜管自动拉伸机组 | |
| WO2022003885A1 (ja) | ワックスモデル射出成型方法およびワックスモデル射出成型装置 | |
| CN214732336U (zh) | 立式抽管自动转料装置 | |
| JPH03248762A (ja) | 金型交換装置 | |
| CN213972127U (zh) | 一种注塑模具用可快速清洁模具表面的装置 | |
| JPH0732346A (ja) | コンクリート供試体型枠の洗浄装置とこの洗浄装置を備えた供試体型枠の処理装置 | |
| JP2509693Y2 (ja) | 間接押出プレス用フリ―ダイス | |
| JPH0510970Y2 (ja) |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |