JPH09190840A - バッテリーの保温装置 - Google Patents
バッテリーの保温装置Info
- Publication number
- JPH09190840A JPH09190840A JP35279695A JP35279695A JPH09190840A JP H09190840 A JPH09190840 A JP H09190840A JP 35279695 A JP35279695 A JP 35279695A JP 35279695 A JP35279695 A JP 35279695A JP H09190840 A JPH09190840 A JP H09190840A
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- Japan
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- battery
- metal plate
- heating element
- heat
- temperature
- Prior art date
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-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E60/00—Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
- Y02E60/10—Energy storage using batteries
Abstract
(57)【要約】
【課題】 従来のバッテリーの保温装置は、バッテリー
に保温装置が内蔵されているか、一体となっており、保
温装置の修理交換ができないか、または極めて困難であ
るという欠点があった。 【解決手段】 本発明においては、バッテリーを金属板
の上面と両側壁内面によって保持し、この金属板に発熱
体とその加熱防止用温度ヒューズとを被着せしめる。上
記金属板とバッテリーの間には柔軟性を有する伝熱材や
液体入り袋体を介挿せしめ、上記発熱体の下面には空気
袋を対接せしめる。
に保温装置が内蔵されているか、一体となっており、保
温装置の修理交換ができないか、または極めて困難であ
るという欠点があった。 【解決手段】 本発明においては、バッテリーを金属板
の上面と両側壁内面によって保持し、この金属板に発熱
体とその加熱防止用温度ヒューズとを被着せしめる。上
記金属板とバッテリーの間には柔軟性を有する伝熱材や
液体入り袋体を介挿せしめ、上記発熱体の下面には空気
袋を対接せしめる。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明はバッテリーの保温装
置、特に、バッテリーから分離自在ならしめたバッテリ
ーの保温装置に関するものである。
置、特に、バッテリーから分離自在ならしめたバッテリ
ーの保温装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、寒冷時にバッテリーの液体が凍結
しないように、バッテリー容器自体にヒーターを内蔵
し、またはヒーターと一体化し、液体温度の検出などに
より、温度調節を行なうようにしたバッテリーの保温装
置は知られている。
しないように、バッテリー容器自体にヒーターを内蔵
し、またはヒーターと一体化し、液体温度の検出などに
より、温度調節を行なうようにしたバッテリーの保温装
置は知られている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】上記のように従来の保
温装置では、バッテリー自体がヒーターを内蔵している
か、ヒーターと一体化した構造となっており、ヒーター
が故障または損傷した場合は、その修理や取り換えがで
きないか、または極めて困難であるという欠点があっ
た。
温装置では、バッテリー自体がヒーターを内蔵している
か、ヒーターと一体化した構造となっており、ヒーター
が故障または損傷した場合は、その修理や取り換えがで
きないか、または極めて困難であるという欠点があっ
た。
【０００４】本発明はこのような欠点を除くようにした
ものである。
ものである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明のバッテリーの保
温装置は、上面と両側壁内面によりバッテリーを保持す
る凹状の金属板と、この金属板の下面に対接した発熱体
と、この発熱体に取り付けた、上記発熱体の上限設定温
度に達すると溶断して上記発熱体への通電を阻止する温
度ヒューズとより成る。
温装置は、上面と両側壁内面によりバッテリーを保持す
る凹状の金属板と、この金属板の下面に対接した発熱体
と、この発熱体に取り付けた、上記発熱体の上限設定温
度に達すると溶断して上記発熱体への通電を阻止する温
度ヒューズとより成る。
【０００６】バッテリーと上記金属板との間に柔軟性を
有する伝熱材が介挿される。
有する伝熱材が介挿される。
【０００７】バッテリーと上記金属板との間に、液体入
り袋体が介挿される。
り袋体が介挿される。
【０００８】上記発熱体の下面に空気袋が対接されてい
る。
る。
【０００９】上記金属板の側壁上面とバッテリーの側面
間に放熱防止材を配設している。
間に放熱防止材を配設している。
【００１０】
【発明の実施の形態】以下図面によって本発明の実施例
を説明する。
を説明する。
【００１１】本発明においては図１〜図３に示すように
その上面にバッテリー１を載置するアルミ等の金属板２
を設け、この金属板２の両側を直角に折り曲げ約１０ｍ
ｍの高さの側壁３を形成せしめると共に、この金属板２
の下面に発熱線をシリコンなどの絶縁材で挟んで形成し
た発熱体４を対接せしめる。
その上面にバッテリー１を載置するアルミ等の金属板２
を設け、この金属板２の両側を直角に折り曲げ約１０ｍ
ｍの高さの側壁３を形成せしめると共に、この金属板２
の下面に発熱線をシリコンなどの絶縁材で挟んで形成し
た発熱体４を対接せしめる。
【００１２】また、上記発熱体４の下面には、一定の間
隔をおいて、サーモスタット等の温度調節器５及び発熱
線の温度上昇が設定値、例えば１１０℃以上になったと
き溶断して温度調節器５を保護する温度ヒューズ６を配
置する。
隔をおいて、サーモスタット等の温度調節器５及び発熱
線の温度上昇が設定値、例えば１１０℃以上になったと
き溶断して温度調節器５を保護する温度ヒューズ６を配
置する。
【００１３】上記発熱体４の下面に対接した温度調節器
５及び温度ヒューズ６は、防水上及び外部からの影響を
避けるため、シリコンゴムなどにより囲うようにする。
５及び温度ヒューズ６は、防水上及び外部からの影響を
避けるため、シリコンゴムなどにより囲うようにする。
【００１４】また、上記発熱体４は、常時７０℃となる
ように設定し、外部の温度が下がり、発熱体４の温度が
７０℃以下になったときは、温度調節器５を作動して発
熱体４の温度が上昇されるようにする。
ように設定し、外部の温度が下がり、発熱体４の温度が
７０℃以下になったときは、温度調節器５を作動して発
熱体４の温度が上昇されるようにする。
【００１５】本発明のバッテリーの保温装置は上記のよ
うな構成であるから、発熱体４の熱は、金属板２に伝わ
り、更に金属板２上に配置したバッテリー１の底面に伝
わるようになる。
うな構成であるから、発熱体４の熱は、金属板２に伝わ
り、更に金属板２上に配置したバッテリー１の底面に伝
わるようになる。
【００１６】なお、本発明においては図３に示すように
上記金属板２の側壁３に沿って熱放散を防止するための
放熱防止材７を配設してもよく、また、更にバッテリー
１の底面と金属板２の上面間に両者の密着性を保持する
と共に、バッテリー底面への熱伝達を均一にするため
に、スポンジのような柔軟性のある伝熱材８を配置して
も良い。
上記金属板２の側壁３に沿って熱放散を防止するための
放熱防止材７を配設してもよく、また、更にバッテリー
１の底面と金属板２の上面間に両者の密着性を保持する
と共に、バッテリー底面への熱伝達を均一にするため
に、スポンジのような柔軟性のある伝熱材８を配置して
も良い。
【００１７】図１において９は発熱体４の支持台であ
る。
る。
【００１８】本発明の他の実施例においては図４に示す
ように金属板２の上部に液体入り袋体１０を配置し、バ
ッテリー１と金属板２の密着性および熱伝導をより効果
的に行なうようにしても良く、図５に示すように発熱体
４の下部に空気袋１１を配置し、地震や自動車等の通過
時の振動が金属板２上に設置されたバッテリー１への伝
達を小さくするようにしても良い。
ように金属板２の上部に液体入り袋体１０を配置し、バ
ッテリー１と金属板２の密着性および熱伝導をより効果
的に行なうようにしても良く、図５に示すように発熱体
４の下部に空気袋１１を配置し、地震や自動車等の通過
時の振動が金属板２上に設置されたバッテリー１への伝
達を小さくするようにしても良い。
【００１９】
【発明の効果】上記のように本発明のバッテリーの保温
装置によれば、バッテリーを両側壁を有する凹状の金属
板によって保持しているので、バッテリーが上記側壁３
に適合し、地震や自動車等の通過時の振動によるバッテ
リーのズレを防止することができ、安定性を保持できる
と共に、発熱体の熱がバッテリー底面に均一に伝達され
るようになる。
装置によれば、バッテリーを両側壁を有する凹状の金属
板によって保持しているので、バッテリーが上記側壁３
に適合し、地震や自動車等の通過時の振動によるバッテ
リーのズレを防止することができ、安定性を保持できる
と共に、発熱体の熱がバッテリー底面に均一に伝達され
るようになる。
【００２０】また、バッテリー底部と金属板との間に熱
伝導性の良い、かつ柔軟性のある伝熱材を配置した場合
には、バッテリー底面と金属板との密着性を高め、発熱
体の熱伝達が効率的に行なわれ、温度低下時におけるバ
ッテリーの保温を効果的に維持することができる。ま
た、バッテリーとその加熱手段を別体としたので加熱手
段の修理、交換が簡単である等大きな利益がある。
伝導性の良い、かつ柔軟性のある伝熱材を配置した場合
には、バッテリー底面と金属板との密着性を高め、発熱
体の熱伝達が効率的に行なわれ、温度低下時におけるバ
ッテリーの保温を効果的に維持することができる。ま
た、バッテリーとその加熱手段を別体としたので加熱手
段の修理、交換が簡単である等大きな利益がある。
【図１】本発明のバッテリーの保温装置の斜視図であ
る。
る。
【図２】本発明のバッテリーの保温装置の実施例を示す
正面図である。
正面図である。
【図３】本発明のバッテリーの保温装置の他の実施例を
示す正面図である。
示す正面図である。
【図４】本発明のバッテリーの保温装置の更に他の実施
例を示す正面図である。
例を示す正面図である。
【図５】本発明のバッテリーの保温装置の更に他の実施
例を示す正面図である。
例を示す正面図である。
１ バッテリー ２ 金属板 ３ 側壁 ４ 発熱体 ５ 温度調節器 ６ 温度ヒューズ ７ 放熱防止材 ８ 伝熱材 ９ 支持台 １０ 袋体 １１ 空気袋
Claims (5)
- 【請求項１】 上面と両側壁内面によりバッテリーを保
持する凹状の金属板と、この金属板の下面に対接した発
熱体と、この発熱体に取り付けた、上記発熱体の上限設
定温度に達すると溶断して上記発熱体への通電を阻止す
る温度ヒューズとより成ることを特徴とするバッテリー
の保温装置。 - 【請求項２】 バッテリーと上記金属板との間に柔軟性
を有する伝熱材が介挿されることを特徴とする請求項１
記載のバッテリーの保温装置。 - 【請求項３】 バッテリーと上記金属板との間に、液体
入り袋体が介挿されることを特徴とする請求項１記載の
バッテリーの保温装置。 - 【請求項４】 上記発熱体の下面に空気袋が対接されて
いることを特徴とする請求項１，２または３記載のバッ
テリーの保温装置。 - 【請求項５】 上記金属板の側壁上面とバッテリーの側
面間に放熱防止材を配設したことを特徴とする請求項
１，２，３または４記載のバッテリーの保温装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP35279695A JP2987376B2 (ja) | 1995-12-29 | 1995-12-29 | バッテリーの保温装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP35279695A JP2987376B2 (ja) | 1995-12-29 | 1995-12-29 | バッテリーの保温装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09190840A true JPH09190840A (ja) | 1997-07-22 |
| JP2987376B2 JP2987376B2 (ja) | 1999-12-06 |
Family
ID=18426502
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP35279695A Expired - Lifetime JP2987376B2 (ja) | 1995-12-29 | 1995-12-29 | バッテリーの保温装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2987376B2 (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008103207A (ja) * | 2006-10-19 | 2008-05-01 | Panasonic Ev Energy Co Ltd | 温度検知デバイス付きヒータ、及びヒータ付き電池構造体 |
| WO2011001691A1 (ja) * | 2009-07-03 | 2011-01-06 | パナソニック株式会社 | 加熱装置及び加熱装置を備えるバッテリユニット |
| DE102010038781A1 (de) * | 2010-08-02 | 2012-02-02 | Behr Gmbh & Co. Kg | Kombi-Wärmetauscher und Verfahren zur Herstellung eines Kombi-Wärmetauschers |
| WO2012124471A1 (ja) * | 2011-03-11 | 2012-09-20 | 日産自動車株式会社 | ヒーターモジュール |
| WO2012124556A1 (ja) * | 2011-03-11 | 2012-09-20 | 日産自動車株式会社 | ヒーターモジュール |
-
1995
- 1995-12-29 JP JP35279695A patent/JP2987376B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (12)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008103207A (ja) * | 2006-10-19 | 2008-05-01 | Panasonic Ev Energy Co Ltd | 温度検知デバイス付きヒータ、及びヒータ付き電池構造体 |
| US8367973B2 (en) | 2006-10-19 | 2013-02-05 | Panasonic Ev Energy Co., Ltd. | Heater with temperature detecting device and battery structure with the heater |
| WO2011001691A1 (ja) * | 2009-07-03 | 2011-01-06 | パナソニック株式会社 | 加熱装置及び加熱装置を備えるバッテリユニット |
| DE102010038781A1 (de) * | 2010-08-02 | 2012-02-02 | Behr Gmbh & Co. Kg | Kombi-Wärmetauscher und Verfahren zur Herstellung eines Kombi-Wärmetauschers |
| WO2012124471A1 (ja) * | 2011-03-11 | 2012-09-20 | 日産自動車株式会社 | ヒーターモジュール |
| WO2012124556A1 (ja) * | 2011-03-11 | 2012-09-20 | 日産自動車株式会社 | ヒーターモジュール |
| JP2012190689A (ja) * | 2011-03-11 | 2012-10-04 | Nissan Motor Co Ltd | 薄型ヒーターモジュール |
| JP2012209250A (ja) * | 2011-03-11 | 2012-10-25 | Nissan Motor Co Ltd | 薄型ヒーターモジュール |
| CN103314637A (zh) * | 2011-03-11 | 2013-09-18 | 日产自动车株式会社 | 加热器组件 |
| CN103329614A (zh) * | 2011-03-11 | 2013-09-25 | 日产自动车株式会社 | 加热器组件 |
| US8993937B2 (en) | 2011-03-11 | 2015-03-31 | Nissan Motor Co., Ltd. | Heater module |
| US9257730B2 (en) | 2011-03-11 | 2016-02-09 | Nissan Motor Co., Ltd. | Heater module |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2987376B2 (ja) | 1999-12-06 |
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