JP2897618B2 - 車両用ドリンクホルダー - Google Patents
車両用ドリンクホルダーInfo
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- F25—REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
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- F25D31/006—Other cooling or freezing apparatus specially adapted for cooling receptacles, e.g. tanks
- F25D31/007—Bottles or cans
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- B60—VEHICLES IN GENERAL
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- B60H1/00—Heating, cooling or ventilating [HVAC] devices
- B60H1/00507—Details, e.g. mounting arrangements, desaeration devices
- B60H1/00592—Add-on devices, e.g. heat/cooling boxes, compartment dividers, upgrade sets
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60N—SEATS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES; VEHICLE PASSENGER ACCOMMODATION NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
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- F25B21/02—Machines, plants or systems, using electric or magnetic effects using Peltier effect; using Nernst-Ettinghausen effect
- F25B21/04—Machines, plants or systems, using electric or magnetic effects using Peltier effect; using Nernst-Ettinghausen effect reversible
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- F25B2321/02—Details of machines, plants or systems, using electric or magnetic effects using Peltier effects; using Nernst-Ettinghausen effects
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- F25B2321/0251—Removal of heat by a gas
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- F25—REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
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- F25D2331/00—Details or arrangements of other cooling or freezing apparatus not provided for in other groups of this subclass
- F25D2331/80—Type of cooled receptacles
- F25D2331/805—Cans
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
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- F25D2331/80—Type of cooled receptacles
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- Devices That Are Associated With Refrigeration Equipment (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ペルチェ素子等の電子
冷却・加熱素子を用いて例えば飲料水等が入った容器の
冷却及び加熱を行う車両用ドリンクホルダーに関するも
のである。
冷却・加熱素子を用いて例えば飲料水等が入った容器の
冷却及び加熱を行う車両用ドリンクホルダーに関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来より二つの異なる金属を直列に接続
して電流を流すと、流れる電流の方向に応じて両金属の
接合部が発熱あるいは吸熱冷却される、いわゆるペルチ
ェ効果を有する素子(ペルチェ素子)を用いた小型温冷
蔵庫型のドリンクホルダーが公知であり(例えば特開平
3−236578号参照)、このようなペルチェ素子を
用いたドリンクホルダーを自動車等車両の車室内に設置
したものとしては、例えば特開平4−257678号公
報や実開平4−125913号公報に示されているもの
が知られている。
して電流を流すと、流れる電流の方向に応じて両金属の
接合部が発熱あるいは吸熱冷却される、いわゆるペルチ
ェ効果を有する素子(ペルチェ素子)を用いた小型温冷
蔵庫型のドリンクホルダーが公知であり(例えば特開平
3−236578号参照)、このようなペルチェ素子を
用いたドリンクホルダーを自動車等車両の車室内に設置
したものとしては、例えば特開平4−257678号公
報や実開平4−125913号公報に示されているもの
が知られている。
【0003】このうち後者(実開平4−125913号
公報)のものは、飲料水等が入った容器を出し入れ可能
に保持するケースと、このケース内に容器を収納した際
に容器の側面と接触する伝熱部材と、この伝熱部材の外
側面に装着されたペルチェ素子と、このペルチェ素子が
容器の冷却あるいは加熱を行う際に生ずる交換熱を外部
に放熱する多数のフィンからなる熱交換部材と、容器を
伝熱部材に押圧することでケース内に保持する固定部材
とを有し、スイッチ等で電流方向を切り替え操作するこ
とによりペルチェ素子が発する冷却用の熱あるいは加熱
用の熱を伝熱部材から容器に伝え、容器を冷却あるいは
加熱するよう構成している。
公報)のものは、飲料水等が入った容器を出し入れ可能
に保持するケースと、このケース内に容器を収納した際
に容器の側面と接触する伝熱部材と、この伝熱部材の外
側面に装着されたペルチェ素子と、このペルチェ素子が
容器の冷却あるいは加熱を行う際に生ずる交換熱を外部
に放熱する多数のフィンからなる熱交換部材と、容器を
伝熱部材に押圧することでケース内に保持する固定部材
とを有し、スイッチ等で電流方向を切り替え操作するこ
とによりペルチェ素子が発する冷却用の熱あるいは加熱
用の熱を伝熱部材から容器に伝え、容器を冷却あるいは
加熱するよう構成している。
【0004】ところでペルチェ素子は、異なる金属のう
ちいずれか一方の金属が吸熱冷却(加熱)されると、他
方の金属は発熱(冷却)する性質を有しているため、ペ
ルチェ素子により容器を冷却あるいは加熱を行う場合に
は、熱交換効率を高めるために熱交換部材を設けて放熱
作用を与える必要があり、前記した従来例においては、
ペルチェ素子を隔てて伝熱部材と熱交換部材とを側方に
連設することで伝熱ユニット化し、熱交換効率を考慮し
ながら小型化を図っているが、例えば運転席と助手席と
の間のセンターコンソールに二つもしくはそれ以上の容
器を収納可能なドリンクホルダーを装着する場合には、
収納すべき容器の個数に対応する伝熱ユニットを必要と
するために装置の大型化や組み付け作業性の悪化を招き
やすいというデメリットがある。
ちいずれか一方の金属が吸熱冷却(加熱)されると、他
方の金属は発熱(冷却)する性質を有しているため、ペ
ルチェ素子により容器を冷却あるいは加熱を行う場合に
は、熱交換効率を高めるために熱交換部材を設けて放熱
作用を与える必要があり、前記した従来例においては、
ペルチェ素子を隔てて伝熱部材と熱交換部材とを側方に
連設することで伝熱ユニット化し、熱交換効率を考慮し
ながら小型化を図っているが、例えば運転席と助手席と
の間のセンターコンソールに二つもしくはそれ以上の容
器を収納可能なドリンクホルダーを装着する場合には、
収納すべき容器の個数に対応する伝熱ユニットを必要と
するために装置の大型化や組み付け作業性の悪化を招き
やすいというデメリットがある。
【0005】この点を考慮すると、例えば特開昭63−
286681号公報に示されるように、ペルチェ素子が
装着された伝熱部材に容器収納用の複数の筒体を設け、
これら筒体に収納される複数の容器を単一のペルチェ素
子により同体的に冷却及び加熱する構成が有利である。
この場合、伝熱部材に容器の側周全体を取り囲むよう容
器収納用の筒体を形成し、これら筒体の底部に底板状の
基板部を設け、この基板部の下面略中央部分にペルチェ
素子を取付け、このペルチェ素子の熱を基板部を介して
複数の筒体に均一に伝えるよう構成している
286681号公報に示されるように、ペルチェ素子が
装着された伝熱部材に容器収納用の複数の筒体を設け、
これら筒体に収納される複数の容器を単一のペルチェ素
子により同体的に冷却及び加熱する構成が有利である。
この場合、伝熱部材に容器の側周全体を取り囲むよう容
器収納用の筒体を形成し、これら筒体の底部に底板状の
基板部を設け、この基板部の下面略中央部分にペルチェ
素子を取付け、このペルチェ素子の熱を基板部を介して
複数の筒体に均一に伝えるよう構成している
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記し
た従来例のものは、ペルチェ素子に対して比較的大きな
面積を有する基板部にペルチェ素子の熱を伝達し、さら
にこの基板部から複数の筒体へと熱伝導して容器を冷却
及び加熱するよう構成しているために、ペルチェ素子か
ら距離的に離れた基板部個所への熱伝達効率が低下しや
すく、この結果、ペルチェ素子から離れた個所に位置す
る筒体への熱伝達効率をも自ずと低下してしまうという
不具合がある。すなわち複数の筒体と基板部からなる前
記従来例の伝熱部材は、容器と接触して伝熱作用をもた
らす部分以外の表面積が大きいため伝熱過程での熱損失
が大きく、この熱損失によりとくに容器を冷却するに際
して筒体が所望温度まで冷却されず、したがって複数個
の容器を均一に冷すことができなくなってしまうという
問題が残されている。
た従来例のものは、ペルチェ素子に対して比較的大きな
面積を有する基板部にペルチェ素子の熱を伝達し、さら
にこの基板部から複数の筒体へと熱伝導して容器を冷却
及び加熱するよう構成しているために、ペルチェ素子か
ら距離的に離れた基板部個所への熱伝達効率が低下しや
すく、この結果、ペルチェ素子から離れた個所に位置す
る筒体への熱伝達効率をも自ずと低下してしまうという
不具合がある。すなわち複数の筒体と基板部からなる前
記従来例の伝熱部材は、容器と接触して伝熱作用をもた
らす部分以外の表面積が大きいため伝熱過程での熱損失
が大きく、この熱損失によりとくに容器を冷却するに際
して筒体が所望温度まで冷却されず、したがって複数個
の容器を均一に冷すことができなくなってしまうという
問題が残されている。
【0007】本発明は、この点に着目して伝熱部材の熱
損失を抑え熱伝達効率を向上すべくなされたもので、複
数容器を均一かつ効率良く冷却及び加熱でき得る車両用
ドリンクホルダーの提供を主たる目的とするものであ
る。
損失を抑え熱伝達効率を向上すべくなされたもので、複
数容器を均一かつ効率良く冷却及び加熱でき得る車両用
ドリンクホルダーの提供を主たる目的とするものであ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記目的を達
成するため、車室内に設置され飲料水が入った二つの容
器を出し入れ可能に収容する容器収納部を有した機体ケ
ースと、この基体ケース内に配置され前記容器を前記容
器収納部内に収容した際に前記容器に接触する熱伝導性
を有した伝熱部材と、この伝熱部材に装着されると共に
前記伝熱部材と前記容器収納部に収容された前記容器を
通じて前記飲料水を冷却もしくは加熱する電子冷却・加
熱素子とを備えた車両用ドリンクホルダーにおいて、前
記伝熱部材は前記二つの容器を前記容器収納部に収容し
た際、前記各容器どうしの間に位置すると共に前記電子
冷却・加熱素子が装着される肉厚壁体からなる蓄熱部
と、この蓄熱部から前記各容器の周側部に沿うよう延長
形成され前記蓄熱部よりも肉薄の一対の側壁部と、前記
蓄熱部から前記各容器の底部に沿うよう延長形成され前
記蓄熱部よりも肉薄で且つ前記側壁部とも連続する一対
の底壁部とを備え、前記各側壁部及び前記各底壁部の各
々の延長端部が前記各容器の前記周側部並びに前記底部
の略半分まで延長すると共に、前記各容器に対向する前
記蓄熱部の壁面とこれに連続する前記側壁部及び前記底
壁部の内壁面とで前記各容器を受ける容器受部を設けた
ものである。
成するため、車室内に設置され飲料水が入った二つの容
器を出し入れ可能に収容する容器収納部を有した機体ケ
ースと、この基体ケース内に配置され前記容器を前記容
器収納部内に収容した際に前記容器に接触する熱伝導性
を有した伝熱部材と、この伝熱部材に装着されると共に
前記伝熱部材と前記容器収納部に収容された前記容器を
通じて前記飲料水を冷却もしくは加熱する電子冷却・加
熱素子とを備えた車両用ドリンクホルダーにおいて、前
記伝熱部材は前記二つの容器を前記容器収納部に収容し
た際、前記各容器どうしの間に位置すると共に前記電子
冷却・加熱素子が装着される肉厚壁体からなる蓄熱部
と、この蓄熱部から前記各容器の周側部に沿うよう延長
形成され前記蓄熱部よりも肉薄の一対の側壁部と、前記
蓄熱部から前記各容器の底部に沿うよう延長形成され前
記蓄熱部よりも肉薄で且つ前記側壁部とも連続する一対
の底壁部とを備え、前記各側壁部及び前記各底壁部の各
々の延長端部が前記各容器の前記周側部並びに前記底部
の略半分まで延長すると共に、前記各容器に対向する前
記蓄熱部の壁面とこれに連続する前記側壁部及び前記底
壁部の内壁面とで前記各容器を受ける容器受部を設けた
ものである。
【0009】本発明によれば、電子冷却・加熱素子の熱
は、蓄熱部により蓄熱されながら熱損失の少ない状態で
各容器受部に伝達され、容器は均一かつ効率良く冷却及
び加熱される。
は、蓄熱部により蓄熱されながら熱損失の少ない状態で
各容器受部に伝達され、容器は均一かつ効率良く冷却及
び加熱される。
【0010】以下、添付図面に基づいて本発明の実施例
を説明する。
を説明する。
【0011】図1から図7は本発明の第1実施例を示
し、本実施例の車両用ドリンクホルダーは、図示しない
車両室内に設置される機体ケース1と、このケース1内
に出し入れ自由に収納されて例えばジュース,コーヒ
ー,お茶等の飲料水を収容する略円筒状の缶体からなる
容器2と、機体ケース1に収納された容器2の冷却並び
に加熱を行う周知なペルチェ素子等の電子冷却・加熱素
子3と、この電子冷却・加熱素子3の容器2冷却(加
熱)用の熱を容器2に伝える伝熱部材4と、電子冷却・
加熱素子3の熱交換を行う熱交換部材5とから構成され
ており、この場合熱交換部材5は、電子冷却・加熱素子
3と接触して放熱を行う金属性材料からなる放熱基板51
と放熱基板51の熱を強制的に機体ケース1の外部に排出
するファン機構52とを有している(図1から図3参
照)。
し、本実施例の車両用ドリンクホルダーは、図示しない
車両室内に設置される機体ケース1と、このケース1内
に出し入れ自由に収納されて例えばジュース,コーヒ
ー,お茶等の飲料水を収容する略円筒状の缶体からなる
容器2と、機体ケース1に収納された容器2の冷却並び
に加熱を行う周知なペルチェ素子等の電子冷却・加熱素
子3と、この電子冷却・加熱素子3の容器2冷却(加
熱)用の熱を容器2に伝える伝熱部材4と、電子冷却・
加熱素子3の熱交換を行う熱交換部材5とから構成され
ており、この場合熱交換部材5は、電子冷却・加熱素子
3と接触して放熱を行う金属性材料からなる放熱基板51
と放熱基板51の熱を強制的に機体ケース1の外部に排出
するファン機構52とを有している(図1から図3参
照)。
【0012】機体ケース1は、各々が複数の領域に区画
された左ケース11と右ケース12とに分割形成されてな
り、これら左右ケース11,12は、図示しないネジ等の固
定部材で組み付け固定することにより機体ケース1内部
上方に容器2を収納する容器収納部13と、機体ケース1
内部下方に熱交換部材5を収納する収納空間部14とをそ
れぞれ形成しており、容器収納部13と収納空間部14との
間は、仕切壁15により上下方向に区画されている。
された左ケース11と右ケース12とに分割形成されてな
り、これら左右ケース11,12は、図示しないネジ等の固
定部材で組み付け固定することにより機体ケース1内部
上方に容器2を収納する容器収納部13と、機体ケース1
内部下方に熱交換部材5を収納する収納空間部14とをそ
れぞれ形成しており、容器収納部13と収納空間部14との
間は、仕切壁15により上下方向に区画されている。
【0013】機体ケース1の上方には、容器収納部13の
開口を含む機体ケース1上面領域を覆う前面パネル6が
嵌着されており、この前面パネル6には、二つの容器2
を容器収納部13内に収納するための二つの開口部61,62
がそれぞれ形成されているとともに、前面パネル6の端
部側には、図4に示すように電子冷却・加熱素子3や熱
交換部部材5のファン機構52への電源のオン,オフを切
り替えを行う電源スイッチPWと電子冷却・加熱素子3
に供給する電流の方向を選択することで電子冷却・加熱
素子3における冷却モードと加熱モードとの切り替え操
作を行うモード切替スイッチMSとからなる操作スイッ
チ7が設けられており、これら操作スイッチ7は図示し
ない電気コード及び、機体ケース1上方に設けられた空
間部Sに収納固定されたプリント基板PBを介して電子
冷却・加熱素子3に電気的に接続されている。なお、図
4中、STは温度制御素子してのサーモスタットであ
り、このサーモスタットSTは、容器2の過熱を防止す
るものである。
開口を含む機体ケース1上面領域を覆う前面パネル6が
嵌着されており、この前面パネル6には、二つの容器2
を容器収納部13内に収納するための二つの開口部61,62
がそれぞれ形成されているとともに、前面パネル6の端
部側には、図4に示すように電子冷却・加熱素子3や熱
交換部部材5のファン機構52への電源のオン,オフを切
り替えを行う電源スイッチPWと電子冷却・加熱素子3
に供給する電流の方向を選択することで電子冷却・加熱
素子3における冷却モードと加熱モードとの切り替え操
作を行うモード切替スイッチMSとからなる操作スイッ
チ7が設けられており、これら操作スイッチ7は図示し
ない電気コード及び、機体ケース1上方に設けられた空
間部Sに収納固定されたプリント基板PBを介して電子
冷却・加熱素子3に電気的に接続されている。なお、図
4中、STは温度制御素子してのサーモスタットであ
り、このサーモスタットSTは、容器2の過熱を防止す
るものである。
【0014】機体ケース1の容器収納部13内の略中央に
位置して設けられる伝熱部材4は、アルミニウム(A
l)等の良好な熱伝導性を有する金属製材料からなって
おり、その側方には前面パネル6の一対の開口部61,62
に対応して容器2の周側部21側面の略半分を覆う半円弧
状薄板からなる側壁部41と、この側壁部41形状に対応し
て一体形成されて容器2の底部22下面の略半分を載置す
る半円板状薄板からなる底板部42とが設けられ、この底
壁部42と側壁部41とで容器2を収納する一対の容器受部
43を形成しているとともに、これら容器受部43どうしの
連結部分となる伝熱部材4の中央部には肉厚形状の壁体
からなる蓄熱部44が一体形成されている。
位置して設けられる伝熱部材4は、アルミニウム(A
l)等の良好な熱伝導性を有する金属製材料からなって
おり、その側方には前面パネル6の一対の開口部61,62
に対応して容器2の周側部21側面の略半分を覆う半円弧
状薄板からなる側壁部41と、この側壁部41形状に対応し
て一体形成されて容器2の底部22下面の略半分を載置す
る半円板状薄板からなる底板部42とが設けられ、この底
壁部42と側壁部41とで容器2を収納する一対の容器受部
43を形成しているとともに、これら容器受部43どうしの
連結部分となる伝熱部材4の中央部には肉厚形状の壁体
からなる蓄熱部44が一体形成されている。
【0015】蓄熱部44の側壁面には一対の取付部45が形
成されており、この取付部45を容器収納部13の内壁部に
形成した受部16に載置し、ネジ8にて螺着固定すること
で、伝熱部材4の外周面が容器収納部13内において機体
ケース1に接触しないよう取付部45を介して仕切壁15上
に吊り下げ状態に取り付け固定している。この際、取付
部45と受部16とが直接接触して伝熱部材4の熱が機体ケ
ース1に伝わらないように例えば紙製材料からなる断熱
ワッシャーWを介して断熱的に締め付け固定されている
(図5及び図6参照)。
成されており、この取付部45を容器収納部13の内壁部に
形成した受部16に載置し、ネジ8にて螺着固定すること
で、伝熱部材4の外周面が容器収納部13内において機体
ケース1に接触しないよう取付部45を介して仕切壁15上
に吊り下げ状態に取り付け固定している。この際、取付
部45と受部16とが直接接触して伝熱部材4の熱が機体ケ
ース1に伝わらないように例えば紙製材料からなる断熱
ワッシャーWを介して断熱的に締め付け固定されている
(図5及び図6参照)。
【0016】容器受部43と対向する容器収納部13の内壁
部には、金属製板バネ材料からなる弾性部材9が設けら
れており、この弾性部材9は、容器収納部13の内壁部に
下端部が固定される固定板91と、この固定板91の上方か
ら一体に形成される円弧形状の押圧部92とを有し、この
押圧部92の先端が容器2の一方の周側部21を側壁部41側
に押圧付勢して容器2の他方の周側部21側面を側壁部41
に押圧接触させることにより、容器2を容器収納部13内
に出し入れ自由に保持しながら、容器2の周側面21及び
底部22と容器受部43との接触を図ることで、熱伝達可能
に蓄熱部44の下面に装着された電子冷却・加熱素子3に
よる冷却(加熱)用の熱を容器受部43から容器2に伝達
できるよう構成している。
部には、金属製板バネ材料からなる弾性部材9が設けら
れており、この弾性部材9は、容器収納部13の内壁部に
下端部が固定される固定板91と、この固定板91の上方か
ら一体に形成される円弧形状の押圧部92とを有し、この
押圧部92の先端が容器2の一方の周側部21を側壁部41側
に押圧付勢して容器2の他方の周側部21側面を側壁部41
に押圧接触させることにより、容器2を容器収納部13内
に出し入れ自由に保持しながら、容器2の周側面21及び
底部22と容器受部43との接触を図ることで、熱伝達可能
に蓄熱部44の下面に装着された電子冷却・加熱素子3に
よる冷却(加熱)用の熱を容器受部43から容器2に伝達
できるよう構成している。
【0017】電子冷却・加熱素子3は、この場合、仕切
壁15に形成された貫通部17部分に位置して蓄熱部44と熱
交換部材5とに被挾着状態で熱交換部材5の放熱基板51
を蓄熱部44の下部に形成された一対の固定部46に下方か
らネジ8にて螺着固定することにより、電子冷却・加熱
素子3の上面が蓄熱部44の下面と、その下面が熱交換部
材5の放熱基板51の上面とにそれぞれ密着するよう設け
られている(図7参照)。
壁15に形成された貫通部17部分に位置して蓄熱部44と熱
交換部材5とに被挾着状態で熱交換部材5の放熱基板51
を蓄熱部44の下部に形成された一対の固定部46に下方か
らネジ8にて螺着固定することにより、電子冷却・加熱
素子3の上面が蓄熱部44の下面と、その下面が熱交換部
材5の放熱基板51の上面とにそれぞれ密着するよう設け
られている(図7参照)。
【0018】放熱基板51には、複数の放熱フィンからな
る放熱部53がその下方に一体に形成されているととも
に、収納空間部14から連続して外部に向かって次第に幅
広となるよう形成されたガイド壁18の端部にファン機構
52が設けられており、放熱基板51を介して放熱部53表面
に伝わる電子冷却・加熱素子3の熱交換用の熱をファン
機構52により機体ケース1の外部に強制的に排出して熱
交換効率を高めるよう構成されている。なお19は放熱部
53に空気を取り入れるために機体ケース1に設けられた
空気取入部であり、また図中、Mは放熱基板51の上面に
貼着された断熱性材料からなるモルトプレーンであり、
このモルトプレーンMは放熱基板51と伝熱部材4とが互
いに仕切壁15を介して熱伝達しないよう放熱基板51と仕
切壁15との間に位置して設けられている。
る放熱部53がその下方に一体に形成されているととも
に、収納空間部14から連続して外部に向かって次第に幅
広となるよう形成されたガイド壁18の端部にファン機構
52が設けられており、放熱基板51を介して放熱部53表面
に伝わる電子冷却・加熱素子3の熱交換用の熱をファン
機構52により機体ケース1の外部に強制的に排出して熱
交換効率を高めるよう構成されている。なお19は放熱部
53に空気を取り入れるために機体ケース1に設けられた
空気取入部であり、また図中、Mは放熱基板51の上面に
貼着された断熱性材料からなるモルトプレーンであり、
このモルトプレーンMは放熱基板51と伝熱部材4とが互
いに仕切壁15を介して熱伝達しないよう放熱基板51と仕
切壁15との間に位置して設けられている。
【0019】以上詳述したように、本実施例による車両
用ドリンクホルダーは、容器2の周側部21側面の略半分
を覆う側壁部41と容器2の底部22下面略半分を載置する
底壁部42とからなる一対の容器受部43を伝熱部材4に形
成するとともに、これら容器受部43の連結部分となる伝
熱部材4の中央部に肉厚形状の蓄熱部44を形成し、この
蓄熱部44の下面に電子冷却・加熱素子3を密着固定した
ことにより、容器受部43を構成する側壁部41,底壁部42
よりも表面積の小さい肉厚形状からなる蓄熱部に装着さ
れた電子冷却・加熱素子3の熱は、蓄熱部44により蓄熱
されながら熱損失の少ない状態で各容器受部43に伝達さ
れるため、ペルチェ素子3から距離的に離れた伝熱部材
4個所であっても熱伝達効率を低下させてしまうことな
く容器2へ伝達でき、したがって複数個の容器2を均一
に冷却(加熱)することができるとともに、特に容器2
を冷却するに際しては伝熱部材4の容器2と接触せず伝
熱作用をもたらさない部分の表面積を最小限に留めてい
るため、伝熱過程での熱損失が小さく容器2の冷却効率
を高めることができる。
用ドリンクホルダーは、容器2の周側部21側面の略半分
を覆う側壁部41と容器2の底部22下面略半分を載置する
底壁部42とからなる一対の容器受部43を伝熱部材4に形
成するとともに、これら容器受部43の連結部分となる伝
熱部材4の中央部に肉厚形状の蓄熱部44を形成し、この
蓄熱部44の下面に電子冷却・加熱素子3を密着固定した
ことにより、容器受部43を構成する側壁部41,底壁部42
よりも表面積の小さい肉厚形状からなる蓄熱部に装着さ
れた電子冷却・加熱素子3の熱は、蓄熱部44により蓄熱
されながら熱損失の少ない状態で各容器受部43に伝達さ
れるため、ペルチェ素子3から距離的に離れた伝熱部材
4個所であっても熱伝達効率を低下させてしまうことな
く容器2へ伝達でき、したがって複数個の容器2を均一
に冷却(加熱)することができるとともに、特に容器2
を冷却するに際しては伝熱部材4の容器2と接触せず伝
熱作用をもたらさない部分の表面積を最小限に留めてい
るため、伝熱過程での熱損失が小さく容器2の冷却効率
を高めることができる。
【0020】また本実施例による車両用ドリンクホルダ
ーは、伝熱部材4の蓄熱部44側壁面に一対の取付部45を
形成するとともに、容器収納部13の内壁部に受部16を形
成し、この受部16に取付部45をネジ8にて螺着固定する
ことにより、伝熱部材4が容器収納部13内において機体
ケース1に接触しないよう吊り下げ状態に取り付け固定
しているため、容器2を冷却(加熱)するための伝熱部
材4の熱が伝熱過程で機体ケース1に伝わることによる
熱損失を防止でき、より一層、熱伝達効率並びに容器2
の冷却効率を高めることができる。
ーは、伝熱部材4の蓄熱部44側壁面に一対の取付部45を
形成するとともに、容器収納部13の内壁部に受部16を形
成し、この受部16に取付部45をネジ8にて螺着固定する
ことにより、伝熱部材4が容器収納部13内において機体
ケース1に接触しないよう吊り下げ状態に取り付け固定
しているため、容器2を冷却(加熱)するための伝熱部
材4の熱が伝熱過程で機体ケース1に伝わることによる
熱損失を防止でき、より一層、熱伝達効率並びに容器2
の冷却効率を高めることができる。
【0021】図8から図10は本発明の第2実施例を示
し、本実施例の車両用ドリンクホルダーは、伝熱部材4
の外壁部側面に取付部45及び固定部46を除いて例えばモ
ルトプレーンからなる断熱材4aを貼着したものであ
り、また容器収納部13と収納空間部14とを区画する仕切
壁15に上面視において略T字状の排水溝15aと仕切壁15
の貫通部17周縁に上面側に突出する段部15bを形成する
とともに、伝熱部材4の底壁部41端部下面に案内壁47を
垂下形成し、この案内壁47の先端側を排水溝15aに非接
触状態で挿入して構成したものであり、排水溝15aは、
例えば振動などにより容器2から溢れた内容物たるジュ
ースあるいは容器2に付着した水滴等の液体を外部(こ
の場合機体ケース1の収容空間部14)に導くもので、そ
の他の部分は前記第1実施例と略同様であるので詳しい
説明は省略する。
し、本実施例の車両用ドリンクホルダーは、伝熱部材4
の外壁部側面に取付部45及び固定部46を除いて例えばモ
ルトプレーンからなる断熱材4aを貼着したものであ
り、また容器収納部13と収納空間部14とを区画する仕切
壁15に上面視において略T字状の排水溝15aと仕切壁15
の貫通部17周縁に上面側に突出する段部15bを形成する
とともに、伝熱部材4の底壁部41端部下面に案内壁47を
垂下形成し、この案内壁47の先端側を排水溝15aに非接
触状態で挿入して構成したものであり、排水溝15aは、
例えば振動などにより容器2から溢れた内容物たるジュ
ースあるいは容器2に付着した水滴等の液体を外部(こ
の場合機体ケース1の収容空間部14)に導くもので、そ
の他の部分は前記第1実施例と略同様であるので詳しい
説明は省略する。
【0022】かかる構成からなる本実施例によれば、前
記第1実施例と略同様な効果が得られることに加え、伝
熱部材4の外壁部側面を覆うように断熱材4aを貼着し
たことによって、容器収納部13内において伝熱部材4を
伝わる熱が伝熱部材4の外壁部表面から容器収納部13雰
囲気中に放出されることを防ぐことができるため、伝熱
部材4からの熱損失を抑えて電子冷却・加熱素子3から
の熱を容器2に容器受部43を介してさらに効率的に伝え
ることができるとともに、伝熱部材4の外壁部側面に断
熱材4aを貼着したことによって、伝熱部材4が外部と
断熱されるため、伝熱部材4が結露して外壁面に水滴が
付着するのを防止できるという付随的な効果もある。
記第1実施例と略同様な効果が得られることに加え、伝
熱部材4の外壁部側面を覆うように断熱材4aを貼着し
たことによって、容器収納部13内において伝熱部材4を
伝わる熱が伝熱部材4の外壁部表面から容器収納部13雰
囲気中に放出されることを防ぐことができるため、伝熱
部材4からの熱損失を抑えて電子冷却・加熱素子3から
の熱を容器2に容器受部43を介してさらに効率的に伝え
ることができるとともに、伝熱部材4の外壁部側面に断
熱材4aを貼着したことによって、伝熱部材4が外部と
断熱されるため、伝熱部材4が結露して外壁面に水滴が
付着するのを防止できるという付随的な効果もある。
【0023】また本実施例によれば、たとえ伝熱部材4
の容器受部43内に水滴等の液体が存在する場合であって
も、底壁部41に到達した水滴は伝熱部材4の案内壁47を
介して仕切壁15の排水溝15aによって機体ケース1の収
納空間部14に導かれ、この収納空間部14から外部に排出
されるとともに、仕切壁15の段部15bにより水滴等の液
体の電子冷却・加熱素子3への移行を防ぐことができる
ため、伝熱部材4の容器受部43内に存在する水滴等の液
体が電子冷却・加熱素子3に移行し、水滴等の液体によ
って電子冷却・加熱素子3が損傷してしまうことを防ぐ
ことができる。
の容器受部43内に水滴等の液体が存在する場合であって
も、底壁部41に到達した水滴は伝熱部材4の案内壁47を
介して仕切壁15の排水溝15aによって機体ケース1の収
納空間部14に導かれ、この収納空間部14から外部に排出
されるとともに、仕切壁15の段部15bにより水滴等の液
体の電子冷却・加熱素子3への移行を防ぐことができる
ため、伝熱部材4の容器受部43内に存在する水滴等の液
体が電子冷却・加熱素子3に移行し、水滴等の液体によ
って電子冷却・加熱素子3が損傷してしまうことを防ぐ
ことができる。
【0024】図11及び図12は本発明の第3実施例を示
し、本実施例では容器2の底部22下面周縁に環状壁状の
突部23が突出形成され、底部22の下面が凹面部24を有し
て設けられており、この凹面部24を有した容器2の底部
22形状に対応して伝熱部材4の底壁部42の上面には、容
器2の凹面に接触する凸面部48が部分的に突出形成され
ており、この凸面部48と側壁部41の間には周溝部49が形
成され、この周溝部49内に容器2の突部23が挿入される
よう構成し、この場合、凸面部48,周溝部49からなる底
壁部42と側壁部41とから伝熱部材4の受部43を設けてお
り、その他の部分は前記第1実施例と略同様であるので
詳しい説明は省略する。
し、本実施例では容器2の底部22下面周縁に環状壁状の
突部23が突出形成され、底部22の下面が凹面部24を有し
て設けられており、この凹面部24を有した容器2の底部
22形状に対応して伝熱部材4の底壁部42の上面には、容
器2の凹面に接触する凸面部48が部分的に突出形成され
ており、この凸面部48と側壁部41の間には周溝部49が形
成され、この周溝部49内に容器2の突部23が挿入される
よう構成し、この場合、凸面部48,周溝部49からなる底
壁部42と側壁部41とから伝熱部材4の受部43を設けてお
り、その他の部分は前記第1実施例と略同様であるので
詳しい説明は省略する。
【0025】かかる構成からなる本実施例によれば、前
記第1実施例と略同様な効果が得られることに加え、容
器2の下面が凹面部24を有している場合であっても、伝
熱部材4の凸面部48が容器2の凹面部24に接触するた
め、容器2と伝熱部材4との接触面積を増加させること
ができ、容器2への熱伝達効率をさらに高めることがで
きる。
記第1実施例と略同様な効果が得られることに加え、容
器2の下面が凹面部24を有している場合であっても、伝
熱部材4の凸面部48が容器2の凹面部24に接触するた
め、容器2と伝熱部材4との接触面積を増加させること
ができ、容器2への熱伝達効率をさらに高めることがで
きる。
【0026】なお本実施例による伝熱部材4の周溝部49
は、突部23を有する様々なサイズの容器2と適合するよ
う、その幅寸法が比較的幅広に形成されている。また伝
熱部材4の底壁部42に形成される凸面部48あるいは周溝
部49を容器受部43の側方開放側に向かって下方に傾斜す
る傾斜面として設け、前記第2実施例で示したような排
水溝15aに底壁部42の端部側を臨ませるよう構成して、
電子冷却・加熱素子3の防水効率を高めても良い。
は、突部23を有する様々なサイズの容器2と適合するよ
う、その幅寸法が比較的幅広に形成されている。また伝
熱部材4の底壁部42に形成される凸面部48あるいは周溝
部49を容器受部43の側方開放側に向かって下方に傾斜す
る傾斜面として設け、前記第2実施例で示したような排
水溝15aに底壁部42の端部側を臨ませるよう構成して、
電子冷却・加熱素子3の防水効率を高めても良い。
【0027】図13及び図14は本発明の第4実施例を示
し、本実施例では容器2を伝熱部材4に接触させながら
容器収納部13内に出し入れ自由に保持する金属性板バネ
材料からなる弾性部材9の押圧部92に回転自在なローラ
Rを設けたもので、このローラRは、押圧部92の先端部
から容器2側へ延長形成された一対の支持部93,94間に
回転自在に支持されており、容器2の出し入れに伴い容
器2の周側部21表面と接触しながら回転するよう構成さ
れており、その他の部分は前記第1実施例と略同様であ
るので詳しい説明は省略する。
し、本実施例では容器2を伝熱部材4に接触させながら
容器収納部13内に出し入れ自由に保持する金属性板バネ
材料からなる弾性部材9の押圧部92に回転自在なローラ
Rを設けたもので、このローラRは、押圧部92の先端部
から容器2側へ延長形成された一対の支持部93,94間に
回転自在に支持されており、容器2の出し入れに伴い容
器2の周側部21表面と接触しながら回転するよう構成さ
れており、その他の部分は前記第1実施例と略同様であ
るので詳しい説明は省略する。
【0028】かかる構成からなる本実施例によれば、前
記第1実施例と略同様な効果を得ることができることに
加え、弾性部材9の押圧部92に回転自在なローラRを設
けたことにより、機体ケース1の容器収納部13内に容器
2に出し入れする際は、ローラRによって容器2が出し
入れしやすくなり、容器2を保持状態ではバネ性により
押圧保持できるので、容器2の出し入れ並びに容器2の
保持とも容易かつ確実に行うことができる。
記第1実施例と略同様な効果を得ることができることに
加え、弾性部材9の押圧部92に回転自在なローラRを設
けたことにより、機体ケース1の容器収納部13内に容器
2に出し入れする際は、ローラRによって容器2が出し
入れしやすくなり、容器2を保持状態ではバネ性により
押圧保持できるので、容器2の出し入れ並びに容器2の
保持とも容易かつ確実に行うことができる。
【0029】図15及び図16は本発明の第5実施例を示し
ており、本実施例では自動車等車両の後部座席Aに本発
明による車両用ドリンクホルダーを搭載した場合を示
し、この場合車両用ドリンクホルダーの機体ケース1
は、一対の後部座席A間に設けられたアームレストBに
搭載されており、このアームレストBは後部座席Aに背
もたれCに格納可能に設けられているもので、このアー
ムレストBに搭載する車両用ドリンクホルダーは前記し
た第1実施例から第4実施例に示したものと略同様であ
るので、詳しい説明は省略する。
ており、本実施例では自動車等車両の後部座席Aに本発
明による車両用ドリンクホルダーを搭載した場合を示
し、この場合車両用ドリンクホルダーの機体ケース1
は、一対の後部座席A間に設けられたアームレストBに
搭載されており、このアームレストBは後部座席Aに背
もたれCに格納可能に設けられているもので、このアー
ムレストBに搭載する車両用ドリンクホルダーは前記し
た第1実施例から第4実施例に示したものと略同様であ
るので、詳しい説明は省略する。
【0030】かかる構成からなる本実施例は、車両用ド
リンクホルダーの機体ケース1を格納可能なアームレス
トBに搭載したことにより、後部座席Aに乗車する同乗
者であっても本発明の車両用ドリンクホルダーを使用す
ることができるとともに、車両用ドリンクホルダーを使
用しない場合は、背もたれCに格納することができるた
め、使い勝手がよいものである。
リンクホルダーの機体ケース1を格納可能なアームレス
トBに搭載したことにより、後部座席Aに乗車する同乗
者であっても本発明の車両用ドリンクホルダーを使用す
ることができるとともに、車両用ドリンクホルダーを使
用しない場合は、背もたれCに格納することができるた
め、使い勝手がよいものである。
【0031】なお、前記第1実施例から前記第5実施例
では車両用ドリンクホルダーの機体ケース1を左ケース
11と右ケース12とに分割形成したか、機体ケース1を型
成形する場合は上下方向にに分割形成しても良い。
では車両用ドリンクホルダーの機体ケース1を左ケース
11と右ケース12とに分割形成したか、機体ケース1を型
成形する場合は上下方向にに分割形成しても良い。
【0032】
【発明の効果】以上、詳述したように本発明は、車室内
に設置され飲料水が入った二つの容器を出し入れ可能に
収容する容器収納部を有した機体ケースと、この基体ケ
ース内に配置され前記容器を前記容器収納部内に収容し
た際に前記容器に接触する熱伝導性を有した伝熱部材
と、この伝熱部材に装着されると共に前記伝熱部材と前
記容器収納部に収容された前記容器を通じて前記飲料水
を冷却もしくは加熱する電子冷却・加熱素子とを備えた
車両用ドリンクホルダーにおいて、前記伝熱部材は前記
二つの容器を前記容器収納部に収容した際、前記各容器
どうしの間に位置すると共に前記電子冷却・加熱素子が
装着される肉厚壁体からなる蓄熱部と、この蓄熱部から
前記各容器の周側部に沿うよう延長形成され前記蓄熱部
よりも肉薄の一対の側壁部と、前記蓄熱部から前記各容
器の底部に沿うよう延長形成され前記蓄熱部よりも肉薄
で且つ前記側壁部とも連続する一対の底壁部とを備え、
前記各側壁部及び前記各底壁部の各々の延長端部が前記
各容器の前記周側部並びに前記底部の略半分まで延長す
ると共に、前記各容器に対向する前記蓄熱部の壁面とこ
れに連続する前記側壁部及び前記底壁部の内壁面とで前
記各容器を受ける容器受部を設けたから、電子冷却・加
熱素子の熱は、表面積が小さく肉厚形状からなる蓄熱部
により蓄熱されながら熱損失の少ない状態で各容器受部
に伝達されるため、容器を均一かつ効率良く冷却及び加
熱することが可能な車両用ドリンクホルダーを提供する
ことができる。
に設置され飲料水が入った二つの容器を出し入れ可能に
収容する容器収納部を有した機体ケースと、この基体ケ
ース内に配置され前記容器を前記容器収納部内に収容し
た際に前記容器に接触する熱伝導性を有した伝熱部材
と、この伝熱部材に装着されると共に前記伝熱部材と前
記容器収納部に収容された前記容器を通じて前記飲料水
を冷却もしくは加熱する電子冷却・加熱素子とを備えた
車両用ドリンクホルダーにおいて、前記伝熱部材は前記
二つの容器を前記容器収納部に収容した際、前記各容器
どうしの間に位置すると共に前記電子冷却・加熱素子が
装着される肉厚壁体からなる蓄熱部と、この蓄熱部から
前記各容器の周側部に沿うよう延長形成され前記蓄熱部
よりも肉薄の一対の側壁部と、前記蓄熱部から前記各容
器の底部に沿うよう延長形成され前記蓄熱部よりも肉薄
で且つ前記側壁部とも連続する一対の底壁部とを備え、
前記各側壁部及び前記各底壁部の各々の延長端部が前記
各容器の前記周側部並びに前記底部の略半分まで延長す
ると共に、前記各容器に対向する前記蓄熱部の壁面とこ
れに連続する前記側壁部及び前記底壁部の内壁面とで前
記各容器を受ける容器受部を設けたから、電子冷却・加
熱素子の熱は、表面積が小さく肉厚形状からなる蓄熱部
により蓄熱されながら熱損失の少ない状態で各容器受部
に伝達されるため、容器を均一かつ効率良く冷却及び加
熱することが可能な車両用ドリンクホルダーを提供する
ことができる。
【0033】また前記構成において、前記機体ケース内
に前記伝熱部材を区画する仕切壁を設け、この仕切壁に
前記伝熱部材からの移行する水を機体ケース外部に導く
排水溝を設けたから、容器受部内に存在する水滴等の液
体が電子冷却・加熱素子に移行し、電子冷却・加熱素子
3が損傷してしまうことを防ぐことができることができ
る。
に前記伝熱部材を区画する仕切壁を設け、この仕切壁に
前記伝熱部材からの移行する水を機体ケース外部に導く
排水溝を設けたから、容器受部内に存在する水滴等の液
体が電子冷却・加熱素子に移行し、電子冷却・加熱素子
3が損傷してしまうことを防ぐことができることができ
る。
【0034】また前記構成において、前記容器収納部が
前記容器を前記蓄熱部側に押圧する弾性部材を備え、こ
の弾性部材に前記容器と接触する回転自在なローラを設
けたから、容器の出し入れ並びに容器の保持とも容易か
つ確実に行うことができる。
前記容器を前記蓄熱部側に押圧する弾性部材を備え、こ
の弾性部材に前記容器と接触する回転自在なローラを設
けたから、容器の出し入れ並びに容器の保持とも容易か
つ確実に行うことができる。
【図1】本発明の第1実施例の外観を示す斜視図であ
る。
る。
【図2】図1の断面図である。
【図3】図1の平面図である。
【図4】電子冷却・加熱素子の動作を示す回路図であ
る。
る。
【図5】図1の要部を示す斜視図である。
【図6】電熱部材の取付状態を示す断面図である。
【図7】図1の一部を断面で示した切欠き斜視図であ
る。
る。
【図8】本発明の第2実施例の要部を断面で示した切欠
き斜視図である。
き斜視図である。
【図9】図8の断面図である。
【図10】図8の一部を断面で示した平面図である。
【図11】本発明の第3実施例の要部の一部を断面で示し
た切欠き側面図である。
た切欠き側面図である。
【図12】本発明の第3実施例の要部を示す斜視図であ
る。
る。
【図13】本発明の第4実施例の要部を示す断面図であ
る。
る。
【図14】図13の要部を示す斜視図である。
【図15】本発明の第5実施例の後部座席を示す斜視図で
ある。
ある。
【図16】図5の使用状態を示す後部座席の斜視図であ
る。
る。
1 機体ケース 2 容器 3 電子冷却・加熱素子 4 伝熱部材 4a 断熱材 9 弾性部材 13 容器収納部 14 収納空間部 15 仕切壁 16 受部 21 周側部 22 底部 24 凹面部 41 側壁部 42 底壁部 43 容器受部 44 蓄熱部 45 取付部 46 固定部 47 案内壁 48 突面部 49 周溝部 R ローラ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭63−286681(JP,A) 実開 平1−153478(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F25D 11/00 F25B 21/12 F25D 23/12
Claims (6)
- 【請求項1】 車室内に設置され飲料水が入った二つの
容器を出し入れ可能に収容する容器収納部を有した機体
ケースと、この基体ケース内に配置され前記容器を前記
容器収納部内に収容した際に前記容器に接触する熱伝導
性を有した伝熱部材と、この伝熱部材に装着されると共
に前記伝熱部材と前記容器収納部に収容された前記容器
を通じて前記飲料水を冷却もしくは加熱する電子冷却・
加熱素子とを備えた車両用ドリンクホルダーにおいて、
前記伝熱部材は前記二つの容器を前記容器収納部に収容
した際、前記各容器どうしの間に位置すると共に前記電
子冷却・加熱素子が装着される肉厚壁体からなる蓄熱部
と、この蓄熱部から前記各容器の周側部に沿うよう延長
形成され前記蓄熱部よりも肉薄の一対の側壁部と、前記
蓄熱部から前記各容器の底部に沿うよう延長形成され前
記蓄熱部よりも肉薄で且つ前記側壁部とも連続する一対
の底壁部とを備え、前記各側壁部及び前記各底壁部の各
々の延長端部が前記各容器の前記周側部並びに前記底部
の略半分まで延長すると共に、前記各容器に対向する前
記蓄熱部の壁面とこれに連続する前記側壁部及び前記底
壁部の内壁面とで前記各容器を受ける容器受部を設けた
ことを特徴とする車両用ドリンクホルダー。 - 【請求項2】 前記伝熱部材の底壁部上面に、凹部形状
からなる底部を有する前記容器に応じてこの容器の前記
凹部と接触する凸面を形成したことを特徴とする請求項
1記載の車両用ドリンクホルダー。 - 【請求項3】 前記伝熱部材の外壁部に断熱性材料から
なる断熱材を被着したことを特徴とする請求項1もしく
は請求項2記載の車両用ドリンクホルダー。 - 【請求項4】 前記伝熱部材の外壁部に少なくとも一対
の取付部を部分的に突出形成するとともに、前記機体ケ
ースに前記取付部と当接する受部を形成し、この受部に
前記取付部を固定した際に前記伝熱部材が前記機体ケー
ス内に吊り下げ支持されることを特徴とする請求項1か
ら請求項3記載の車両用ドリンクホルダー。 - 【請求項5】 前記容器収納部が前記容器を前記蓄熱部
側に押圧する弾性部材を備え、この弾性部材に前記容器
と接触する回転自在なローラを設けたことを特徴とする
請求項1から請求項4に記載の車両用ドリンクホルダ
ー。 - 【請求項6】 前記機体ケース内に前記伝熱部材を区画
する仕切壁を設け、この仕切壁に前記伝熱部材からの移
行する水を機体ケース外部に導く排水溝を設けたことを
特徴とする請求項1から請求項5に記載の車両用ドリン
クホルダー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5285905A JP2897618B2 (ja) | 1993-10-19 | 1993-10-19 | 車両用ドリンクホルダー |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5285905A JP2897618B2 (ja) | 1993-10-19 | 1993-10-19 | 車両用ドリンクホルダー |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
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-
1993
- 1993-10-19 JP JP5285905A patent/JP2897618B2/ja not_active Expired - Lifetime
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