JP6378028B2 - 乗り物用容器ホルダー - Google Patents

乗り物用容器ホルダー Download PDF

Info

Publication number
JP6378028B2
JP6378028B2 JP2014202185A JP2014202185A JP6378028B2 JP 6378028 B2 JP6378028 B2 JP 6378028B2 JP 2014202185 A JP2014202185 A JP 2014202185A JP 2014202185 A JP2014202185 A JP 2014202185A JP 6378028 B2 JP6378028 B2 JP 6378028B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
holder
container
vehicle
holder body
positioning
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2014202185A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2016068854A (ja
Inventor
広 余郷
広 余郷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
TS Tech Co Ltd
Original Assignee
TS Tech Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by TS Tech Co Ltd filed Critical TS Tech Co Ltd
Priority to JP2014202185A priority Critical patent/JP6378028B2/ja
Publication of JP2016068854A publication Critical patent/JP2016068854A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6378028B2 publication Critical patent/JP6378028B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Description

本発明は、乗り物用容器ホルダーに係り、特に、収納された容器を加温又は冷却することが可能な乗り物用容器ホルダーに関する。
従来、飲み物が入った飲料容器を収納保持して、当該飲料容器を加温又は冷却することが可能な乗り物用の容器ホルダーが広く知られている。
また、収納された飲料容器を加温又は冷却する手段として、ホルダー本体の外側部分にペルティエ素子が取り付けられたものが知られている(例えば、特許文献1、2参照)。
特許文献1に記載のドリンクホルダーは、上方にある星形形状の開口部分から飲料容器を挿入可能なホルダー本体と、ホルダー本体よりも外側の底面部分に取り付けられ、ホルダー本体の内側を加温又は冷却するペルティエ素子と、を備えた構成となっている。
上記構成により、飲料容器のガタツキを軽減し、加温効果及び冷却効果を持たせた容器ホルダーとなっている。
また特許文献2に記載のドリンクホルダーは、上方の開口部分から飲料容器を挿入可能な熱電導体からなるホルダー本体と、ホルダー本体よりも外側底面部分に取り付けられたペルティエ素子と、を備えた構成となっている。さらに、ホルダー本体の内部には、熱伝導性をもったバネ性のあるプレートを渦巻き状に巻回してなる保持体が取り付けられている。
上記構成により、径の異なる飲料容器の保持をなすとともに、熱の伝達を効率良くして保温、保冷効果を持たせた容器ホルダーとなっている。
特開2003−211941号公報 特開2002−147918号公報
しかしながら、上記特許文献1、2のようなドリンクホルダーでは、飲料容器を収納保持することができるものの、飲料容器をホルダー本体内部の適正位置まで収納させないと加温効果及び冷却効果を高めることができない虞があった。
具体的には、飲料容器をホルダー本体の底面に当接するように収納させないと、飲料容器と、ペルティエ素子が取り付けられたホルダー本体底面との間に隙間が空いてしまい、加温効果及び冷却効果の効率性が悪くなってしまう虞があった。
特に、乗り物用のドリンクホルダーの場合には、乗り物移動時に比較的大きな振動が生じるため、収納された飲料容器がわずかでも位置ずれしてしまうと、所望の加温効果及び冷却効果が得られなくなる虞があった。
そのため、飲料容器を多少乱雑に収納したとしても、また、乗り物用として飲料容器に振動が伝わり易い状況で用いられたとしても、飲料容器を安定して収納保持することができ、高い加温効果及び冷却効果が得られるドリンクホルダーが望まれていた。
本発明は、上記の課題に鑑みてなされたものであり、本発明の目的は、容器を安定して収納保持することができ、高い加温効果及び冷却効果を維持することが可能な乗り物用容器ホルダーを提供することにある。
前記課題は、本発明の乗り物用容器ホルダーによれば、容器を開口部から収納可能なホルダー本体と、該ホルダー本体取り付けられ、該ホルダー本体に収納された前記容器を加温又は冷却する温度調整部材と、を備えた乗り物用容器ホルダーであって、前記ホルダー本体の収納内部には、該ホルダー本体の内側面上に設けられ、前記ホルダー本体の下端に配置され、該ホルダー本体の内側面側から、収納された前記容器側に向かって突出し、該容器を位置決めする位置決め突起部が設けられ、該位置決め突起部は、前記ホルダー本体において前記温度調整部材が位置する側とは反対側で前記容器に当接することで、該容器を前記温度調整部材側に押し出すように配置され、前記位置決め突起部は、前記ホルダー本体の内側面及び下端面と連続して形成され、前記位置決め突起部のうち下端部分が、前記ホルダー本体の径方向において前記ホルダー本体の中央側まで最も突出していること、により解決される。
上記のように、ホルダー本体内部にある位置決め突起部が、ホルダー本体において温度調整部材が位置する側とは反対側で容器に当接することで、容器を温度調整部材側に押し出すように配置されているため、容器を安定して収納保持しながらも、高い加温効果及び冷却効果を維持可能な乗り物用容器ホルダーを実現できる。
特に、容器を多少乱雑に収納したとしても、また、乗り物移動時に容器に大きな振動が生じたとしても、容器が温度調整部材側に押し出されるように位置決めされているため、加温効果及び冷却効果を維持できる。
また、上記構成により、ホルダー本体の開口側部分が底側部分と比較して幅広となるため、容器を挿入し易くなる。また、容器を多少乱雑に収納したとしても、容器が自重によってホルダー本体の底側部分まで収納され、底側部分にある位置決め突起部によって温度調整部材側に押し出されるため、高い加温効果及び冷却効果を維持できる。
このとき、前記位置決め突起部は、前記開口部から離れる向きに進むに従って、突出長さが大きくなるように形成されていると良い。
また、前記位置決め突起部において前記容器と当接する面が傾斜面となっていると良い。
上記構成により、位置決め突起部の位置決め性が向上し、また、温度調整部材側へのガイド性が向上する。
このとき、前記位置決め突起部は、所定幅の間隔を空けて複数設けられていると良い。
また、複数の前記位置決め突起部は、前記温度調整部材を介して互いに反対側に配置されていると良い。
上記構成により、位置決め突起部の位置決め性、温度調整部材側へのガイド性が一層向上する。
このとき、前記温度調整部材は、ペルティエ素子であって、前記ホルダー本体は、伝熱性を有する内側ケースと、該内側ケースを外側から囲むように設けられ、断熱性を有する外側ケースと、を備え、前記ペルティエ素子は、前記内側ケースに当接するように取り付けられていると良い。
上記構成により、温度調整部材として比較的小型なペルティエ素子を採用して、ホルダー本体の加温効果及び冷却効果を一層向上できる。
このとき、前記ホルダー本体の外側に取り付けられ、前記温度調整部材を前記ホルダー本体とで挟む位置に放熱フィンを備えていると良い。
上記構成により、温度調整部材の発熱側の放熱効率を上げることができる。
このとき、前記乗り物用容器ホルダーは、乗り物用ドアライニングの側面に取り付けられ、前記温度調整部材は、乗り物の前後方向において前記ホルダー本体よりも前方位置又は後方位置に配置されていると良い。
上記構成により、乗り物用ドアラニングを乗り物の幅方向においてコンパクト化することができ、乗員のスペースを確保できる。
発明によれば、容器を安定して収納保持しながらも、高い加温効果及び冷却効果を維持可能な乗り物用容器ホルダーを実現できる。
特に、容器を多少乱雑に収納したとしても、また、乗り物移動時に容器に大きな振動が生じたとしても、加温効果及び冷却効果を維持できる。
また本発明によれば、容器をホルダー本体内部に挿入し易くなる。また、容器を多少乱雑に収納したとしても、容器が自重によってホルダー本体の底側部分まで収納され、底側部分にある位置決め突起部によって温度調整部材側に押し出されるため、高い加温効果及び冷却効果を維持できる。
また本発明によれば、位置決め突起部の位置決め性が向上し、また、温度調整部材側へのガイド性が向上する。
また本発明によれば、温度調整部材として比較的小型なペルティエ素子を採用して、ホルダー本体の加温効果及び冷却効果が一層向上する。
また本発明によれば、温度調整部材の発熱側の放熱効率を上げることができる。
また本発明によれば、乗り物用ドアラニングを乗り物の幅方向においてコンパクト化することができ、乗員のスペースを確保できる。
本実施形態に係る車両用ドアライニングを示す斜視図である。 図1の車両用ドアライニングに設けられた容器ホルダーのA−A断面図である。 容器ホルダーの分解斜視図である。 容器ホルダーの平断面図である。 図5(a)は図4の容器ホルダーのB−B縦断面図であり、図5(b)は図4の容器ホルダーのC−C縦断面図である。
以下、本発明の実施形態に係る乗り物用容器ホルダーについて、図1〜図5を参照しながら説明する。
本実施形態は、飲料容器を上方開口部から収納可能なホルダー本体と、ホルダー本体の外側面上に取り付けられたペルティエ素子とを備えており、ホルダー本体の内側面上にある位置決め突起部が、ホルダー本体においてペルティエ素子が位置する側とは反対側で飲料容器に当接することで、飲料容器をペルティエ素子側に押し出していることを特徴とする乗り物用の容器ホルダーの発明に関するものである。
本実施形態の容器ホルダー1は、車両用内装部材、例えば図1に示すように、車両用ドアライニングDの所定位置に取り付けられ、飲料容器2を収納することが可能なドリンクホルダーである。
容器ホルダー1は、図2に示すように、飲料容器2を上方にある開口部11aから収納可能なホルダー本体10と、ホルダー本体10の外側に取り付けられ、ホルダー本体10に収納された飲料容器2を加温又は冷却するペルティエ素子20と、ホルダー本体10の外側に取り付けられ、ペルティエ素子20をホルダー本体10とで挟む位置に配置された放熱フィン30と、から主に構成されている。
ホルダー本体10は、図2、図3に示すように、略円筒形状の筐体からなり、伝熱性を有する内側ケース11と、内側ケース11を外側から囲むように取り付けられ、断熱性を有する外側ケース12と、から主に構成されている。
ホルダー本体10は、その側壁部分の上端が取り付け部となって車両用ドアライニングDに設けられた被取り付け部に段付き合わせで組み付けられている。
内側ケース11は、金属製からなり、その側壁部分が上端の開口部11aから下端の底壁部分に向かうに従って内側ケース11の中心側に近づくようにやや傾斜した形状を備えている。
内側ケース11の収納内部には、図4に示すように、内側ケース11の内側面上から、収納された状態の飲料容器2側に向かって突出し、飲料容器2を位置決めするための1対の位置決め突起部11bが形成されている。詳細は後述する。
外側ケース12は、ウレタン樹脂製からなり、内側ケース11の外側面に当接した状態で配置されており、その側壁部分の所定位置に形成された収納穴12aにペルティエ素子20を収納可能な構成となっている。
なお、ホルダー本体10を形成するためには、公知なウレタン発泡金型に内側ケース11を予めセットした状態で、当該金型に液状のウレタン原料を注入し、ウレタン発泡させると良い。そうすると、金属製の内側ケース11と発泡ウレタン製の外側ケース12とが一体的に重ね合わされたホルダー本体10が比較的容易に形成される。
勿論、上記方法のほか、例えば内側ケース11に外側ケース12となるウレタン製の平板を張り合わせて形成することもできる。
ペルティエ素子20は、一対の熱電素子、詳しく言うとP型半導体素子とN型半導体素子とを板状の電極で直列に接続した素子を複数備えたペルティエモジュールである。
ペルティエ素子20は、図3に示すように、外側ケース12の収納穴12aに収容された状態で、内側ケース11の外側面上に当接するように配置されている。
ペルティエ素子20の端末部分には、車両に設けられた不図示のバッテリーに接続可能な電源プラグ21が設けられている。
なお、ペルティエ素子20は、車両前後方向においてホルダー本体10よりも前方位置又後方位置に配置されていると良い。
ペルティエ素子20では、不図示のバッテリーから電流が供給されると、ホルダー本体10側の内側面20aから外側面20bに熱が移動して、内側面20aが吸熱部となって冷却され、外側面20bが放熱部となって加温されることになる。
一方で、バッテリーから電流の向きを逆にして供給されると、内側面20aが放熱部となって加温され、外側面20bが吸熱となって冷却される。
従って、収納された飲料容器2を用途に応じて加温又は冷却させることが可能となる。
放熱フィン30は、図3に示すように、熱交換の効率を高めるための金属製のフィン部材であって、ペルティエ素子20の外側面20bに当接した状態で配置されている。
次に、ホルダー本体10内部において飲料容器2を位置決めする位置決め突起部11bの詳細について説明する。
位置決め突起部11bは、図4、図5に示すように、略半円錐形状からなり、内側ケース11の外壁部分の一部を内側に窪ませるようにして形成されている。
位置決め突起部11bは、ホルダー本体10の中心位置から見てペルティエ素子20が位置する側とは反対側に配置されており、所定幅の間隔を空けて一対設けられている。
そして、一対の位置決め突起部11bは、それぞれ飲料容器2の外縁部分に当接することで、飲料容器2をペルティエ素子20側に押し出すように配置されている。
位置決め突起部11bは、ホルダー本体10の下端部分に配置され、上方の開口部11aから下端の底壁部分に向かうに従って突出長さが大きくなるように形成されている。
そして位置決め突起部11bにおいて飲料容器2と当接する面が傾斜面となっている。
一対の位置決め突起部11bは、ペルティエ素子20を介して互いに反対側に等間隔となるように配置されている。
詳しく言うと、図4に示すようにホルダー本体10を上方から見たとき、一方の位置決め突起部11bとホルダー本体10の中心軸とで形成される面と、他方の位置決め突起部11bと当該中心軸とで形成される面とがなす角度が略120度となっている。
上記構成において、位置決め突起部11bは、図5(a)に示すように、ホルダー本体10の側壁部分の下端からホルダー本体10内側に屈曲するように下方に延びて、ホルダー本体10の底壁部分の外縁に連結されている。
そのため、図5(a)の飲料容器2のように、一般に容器の外縁下端部分が面取りされている場合には、飲料容器2が位置決め突起部11bに当接して位置決めされた状態で、さらにホルダー本体10の底壁部分に当接する。その結果、容器ホルダー1の収納保持性が向上する。
上記構成により、飲料容器2を多少乱雑に収納したとしても、また、車両移動時に飲料容器2に大きな振動が生じたとしても、飲料容器2が常にペルティエ素子20側に押し出されるように位置決めされている。
そのため、本容器ホルダー1が安定した収納保持性を備え、高い加温効果及び冷却効果を維持することができる。
<その他の実施形態>
上記実施形態において、容器ホルダー1は、飲料容器2を上端にある開口部11aから収納する構成となっているが、特に限定されることなく、開口部11aが側方部分や下端部分に形成されていても良く、当該部分から収納する構成としても良い。
例えば、開口部11aが側方部分に設けられた場合には、上端及び下端の一方にペルティエ素子20が取り付けられ、他方に位置決め突起部11bが形成されると良い。
上記実施形態において、容器ホルダー1は、飲料容器2を収納するためのホルダーとして構成されているが、特に限定されることなく、飲料以外の用途で利用される容器を収納するホルダーであっても良い。
また容器ホルダー1は、略円筒形状に限定されることなく、容器の形状に合わせて適宜形状変更しても良い。
例えば、収納される容器が略角筒形状である場合には、容器ホルダー1及びペルティエ素子20の内側面を平面にして当該容器に当接し易くすると良い。
上記実施形態において、図4に示すように、位置決め突起部11bは一対に設けられているが、特に限定されることなく、1つであっても良いし複数設けられていても良い。
例えば、位置決め突起部11bが1つであった場合には、位置決め突起部11bとペルティエ素子20とがホルダー本体10の中心軸を介して真反対の位置に配置されていると良い。
上記実施形態において、図5に示すように、位置決め突起部11bは下端部分に配置されているが、特に限定されることなく、上下方向の中央部分に配置されていても良いし、上端近辺に配置されていても良い。
上記実施形態において、図5に示すように、位置決め突起部11bは、内側ケース11の外壁部分の一部を内側に窪ませるようにして形成されているが、特に限定されることなく、盛り足して位置決め突起部11bを形成しても良いし、別途の位置決め突起部11bを取り付けても良い。
また、位置決め突起部11bが、公知な可動手段を用いることで、飲料容器2の大きさに応じて可動するように構成されていても良い。例えば、位置決め突起部11bを公知な弾性手段で飲料容器2側に付勢することで、サイズの異なる容器に一層対応し易くなる。
上記実施形態において、図5に示すように、位置決め突起部11bは略半円錐形状からなるが、特に限定されることなく形状変更可能である。
ただ望ましくは、位置決め突起部11bが半円錐形状からなると、飲料容器2の押出しガイド性が向上すると共に、位置決め突起部11bの剛性を確保することができる。
上記実施形態において、ペルティエ素子20が、収納された飲料容器2を加温又は冷却する温度調整部材として採用されているが、特に限定されることなく、公知な加温器や冷却器を採用しても良い。
上記実施形態では、具体例として車両用ドアライニングに取り付けられる容器ホルダー1について説明したが、特に限定されることなく、車両用内装部材に取り付けられても良いし、自動車、電車、バス等の車両用として利用するほか、飛行機、船舶等の乗物用として利用しても良い。
本実施形態では、主として本発明に係る乗り物用容器ホルダーに関して説明した。
ただし、上記の実施形態は、本発明の理解を容易にするための一例に過ぎず、本発明を限定するものではない。本発明は、その趣旨を逸脱することなく、変更、改良され得ると共に、本発明にはその等価物が含まれることは勿論である。
特に、上記の実施形態にて説明したものは、あくまで一例に過ぎず、本発明を限定するものではない。
D 車両用ドアライニング
1 容器ホルダー
2 飲料容器
10 ホルダー本体
11 内側ケース
11a 開口部
11b 位置決め突起部
12 外側ケース
12a 収納穴
20 ペルティエ素子(温度調整部材)
20a 内側面
20b 外側面
21 電源プラグ
30 放熱フィン

Claims (9)

  1. 容器を開口部から収納可能なホルダー本体と、
    該ホルダー本体に取り付けられ、該ホルダー本体に収納された前記容器を加温又は冷却する温度調整部材と、を備えた乗り物用容器ホルダーであって、
    前記ホルダー本体の収納内部には、該ホルダー本体の内側面上に設けられ、前記ホルダー本体の下端に配置され、該ホルダー本体の内側面側から、収納された前記容器側に向かって突出し、該容器を位置決めする位置決め突起部が設けられ、
    該位置決め突起部は、前記ホルダー本体において前記温度調整部材が位置する側とは反対側で前記容器に当接することで、該容器を前記温度調整部材側に押し出すように配置され
    前記位置決め突起部は、前記ホルダー本体の内側面及び下端面と連続して形成され、
    前記位置決め突起部のうち下端部分が、前記ホルダー本体の径方向において前記ホルダー本体の中央側まで最も突出していることを特徴とする乗り物用容器ホルダー。
  2. 前記位置決め突起部は、前記開口部から離れる向きに進むに従って、突出長さが大きくなるように形成されていることを特徴とする請求項に記載の乗り物用容器ホルダー。
  3. 前記位置決め突起部において前記容器と当接する面が傾斜面となっていることを特徴とする請求項に記載の乗り物用容器ホルダー。
  4. 前記位置決め突起部は、所定幅の間隔を空けて複数設けられていることを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載の乗り物用容器ホルダー。
  5. 複数の前記位置決め突起部は、前記温度調整部材を介して互いに反対側に配置されていることを特徴とする請求項に記載の乗り物用容器ホルダー。
  6. 前記温度調整部材は、ペルティエ素子であって、
    前記ホルダー本体は、伝熱性を有する内側ケースと、該内側ケースを外側から囲むように設けられ、断熱性を有する外側ケースと、を備え、
    前記ペルティエ素子は、前記内側ケースに当接するように取り付けられていることを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載の乗り物用容器ホルダー。
  7. 前記ホルダー本体の外側に取り付けられ、前記温度調整部材を前記ホルダー本体とで挟む位置に放熱フィンを備えていることを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載の乗り物用容器ホルダー。
  8. 前記乗り物用容器ホルダーは、乗り物用ドアライニングの側面に取り付けられ、
    前記温度調整部材は、乗り物の前後方向において前記ホルダー本体よりも前方位置又は後方位置に配置されていることを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載の乗り物用容器ホルダー。
  9. 請求項1乃至8のいずれか1項に記載の乗り物用容器ホルダーを有することを特徴とする乗り物用ドアライニング。
JP2014202185A 2014-09-30 2014-09-30 乗り物用容器ホルダー Active JP6378028B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014202185A JP6378028B2 (ja) 2014-09-30 2014-09-30 乗り物用容器ホルダー

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014202185A JP6378028B2 (ja) 2014-09-30 2014-09-30 乗り物用容器ホルダー

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2016068854A JP2016068854A (ja) 2016-05-09
JP6378028B2 true JP6378028B2 (ja) 2018-08-22

Family

ID=55863815

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014202185A Active JP6378028B2 (ja) 2014-09-30 2014-09-30 乗り物用容器ホルダー

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6378028B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102023003396A1 (de) 2022-08-23 2024-02-29 Mercedes-Benz Group AG Vorrichtung zum Regeln der Temperatur einer Flasche in dem Innenraum eines Fahrzeugs

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6972926B2 (ja) 2017-10-30 2021-11-24 トヨタ自動車株式会社 車両
US20230158976A1 (en) * 2020-03-17 2023-05-25 Ts Tech Co., Ltd. Attachment structure for functional component and interior member

Family Cites Families (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2897618B2 (ja) * 1993-10-19 1999-05-31 日本精機株式会社 車両用ドリンクホルダー
JP3007579U (ja) * 1994-04-26 1995-02-21 一人 阿部 スチール缶アダプター
US5720171A (en) * 1996-06-11 1998-02-24 Atoma International, Inc. Device for heating and cooling a beverage
JPH1120535A (ja) * 1997-06-30 1999-01-26 S I Electron:Kk 自動車用冷蔵又は温蔵装置
JP2001018631A (ja) * 1999-07-08 2001-01-23 Yazaki Corp 温冷蔵庫用ホルダ
US6732534B2 (en) * 2000-08-03 2004-05-11 Tellurex Corporation Vehicle temperature-conditioned container with a power control circuit and a defrost circuit
JP4490707B2 (ja) * 2004-03-10 2010-06-30 Udトラックス株式会社 車両用の温冷蔵庫
US20090038317A1 (en) * 2007-08-06 2009-02-12 Ferrotec (Usa) Corporation Thermoelectric temperature-controlled container holder and method
JP5276413B2 (ja) * 2008-11-05 2013-08-28 本田技研工業株式会社 車両用カップホルダ

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102023003396A1 (de) 2022-08-23 2024-02-29 Mercedes-Benz Group AG Vorrichtung zum Regeln der Temperatur einer Flasche in dem Innenraum eines Fahrzeugs

Also Published As

Publication number Publication date
JP2016068854A (ja) 2016-05-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6378028B2 (ja) 乗り物用容器ホルダー
JP5914609B2 (ja) 車載用バッテリー
US10535940B2 (en) Plug-in connector with a heat capacity element arranged on a contact element
JP4325721B2 (ja) 温度調節機構
JP2014511552A (ja) エネルギー貯蔵装置、エネルギー貯蔵セル、および熱伝導要素
KR20160131923A (ko) 음료 용기용 수납 장치
RU2615505C1 (ru) Монтируемая на транспортном средстве конструкция для устройства беспроводного приёма энергии
JP2005285455A (ja) 電源装置
JP2013157112A (ja) 組電池
US20160359210A1 (en) Cell block and cell module
JP6424692B2 (ja) 蓄電パック
US20140367074A1 (en) Heat Transport Apparatus
JP7183802B2 (ja) コネクタ
JP7083792B2 (ja) 車両用電池パック
CN208143100U (zh) 电容器直接冷却方式的逆变器
US20140069114A1 (en) Cooling and heating cup holder
JP2014179194A (ja) 温度調節装置及びそれを備えたバッテリ
KR101756376B1 (ko) 쿨링 및 히팅 선택형 컵홀더 장치
JP6614650B2 (ja) 車載用バッテリー
KR101895052B1 (ko) 열전소자를 이용한 차량용 컵홀더 장치
US20150158406A1 (en) Cooling and heating cup holder
JP6063342B2 (ja) 組電池
JP2017076556A (ja) 車両用電池モジュール
JP2016091604A (ja) 車両用バッテリパック
KR20150075458A (ko) 열전도 수납 장치

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20170330

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20180129

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20180206

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20180405

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20180606

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20180626

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20180726

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6378028

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250