JPH0743144Y2 - 道路反射鏡 - Google Patents

道路反射鏡

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Publication number
JPH0743144Y2
JPH0743144Y2 JP1991045761U JP4576191U JPH0743144Y2 JP H0743144 Y2 JPH0743144 Y2 JP H0743144Y2 JP 1991045761 U JP1991045761 U JP 1991045761U JP 4576191 U JP4576191 U JP 4576191U JP H0743144 Y2 JPH0743144 Y2 JP H0743144Y2
Authority
JP
Japan
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heat storage
storage material
enclosure
plate
mirror
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP1991045761U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH04138413U (ja
Inventor
孝礼 小柳
Original Assignee
燕振興工業株式会社
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Filing date
Publication date
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  • Road Signs Or Road Markings (AREA)
  • Optical Elements Other Than Lenses (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、曇り防止機能を備えた
道路反射鏡に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば特開昭63−167803
号公報や特開平2−204508号公報など鏡面板の裏
側に不凍液などの蓄熱材を配設し、鏡面が曇ることを防
止するものが公知である。
【0003】これは、昼間の暖かい外気や日光による熱
を蓄熱材に蓄熱して鏡面温度をある程度保持し、夜間か
ら朝方にかけてなど外気が下がったときに鏡面板の温度
が下がり鏡面に水蒸気が露結して曇ったり、雪が付設し
たりすることを防止するものである。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
蓄熱材は、単に鏡面板の裏側全面に当接する大きな柔軟
性のある袋に収納する構成であった。
【0005】そのため、この袋に十分な量の蓄熱材を収
納して袋を張設しなければ蓄熱材を鏡面板の裏面に均一
に配設することができないし、この袋の規格を設定して
しまうと違う大きさの鏡面板には適用できず、大きな鏡
面板に適用したとすれば、鏡面板裏面の周辺部は蓄熱材
が配されないこととなり、十分な曇り止め機能を発揮し
得ない。
【0006】本考案は、このような問題点を解決した極
めて実用性に秀れた道路反射鏡を提供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】添付図面を参照して本考
案の要旨を説明する。
【0008】鏡面板1の裏側に蓄熱材2を封入した柔軟
性を有する蓄熱封入体3を配設し、この蓄熱材封入体3
の裏側に断熱材6を介して裏板7を付設した道路反射鏡
において、蓄熱材封入体3を端部3'を閉塞した長尺な
管状体で構成し、この管状の蓄熱材封入体3を渦巻状に
捲回した状態で鏡面板1の裏面1'に当接状態にして配
設したことを特徴とする道路反射鏡に係るものである。
【0009】
【作用】蓄熱材2は昼間の暖気を蓄熱し、夜間や朝方に
かけて気温が下がってもこの蓄熱材の顕熱作用により鏡
面板の温度を低下させず、気温の上昇により鏡面板が曇
ることを防止する。
【0010】この蓄熱材2を封入する柔軟性を有する蓄
熱材封入体3は、端部3'を閉塞した長尺な管状体で構
成しているため、鏡面板1の大きさや蓄熱材封入体3の
長さを考慮してこの管状の蓄熱材封入体3を渦巻状に捲
回した状態で鏡面板1の裏面1'に当接状態にして配設
する。
【0011】即ち、例えば鏡面板1の大きさが大きい場
合は、渦間隔を大きめに空けて渦巻状に配設し、蓄熱材
2を鏡面板1に均一に配する。
【0012】
【実施例】本実施例は、フード付枠8,鏡面板1,蓄熱
材封入体3,面状ヒータ5,断熱材6,裏板7の順で組
み付けるものである。
【0013】蓄熱材封入体3は柔軟性を有する樹脂で成
形した管状体で、例えば市販の水道用ホースを使用す
る。
【0014】この蓄熱材封入体3に不凍液などの蓄熱材
2を収納した後、蓄熱材封入体3の端部3'を閉塞した
ものである。
【0015】面状ヒータ5は伝熱板間にヒータ線を均一
に配したもの採用し、ある程度柔軟性を有するものを採
用している。
【0016】この面状ヒータ5に接続するソーラバッテ
リー4を本実施例ではフード付枠8のフード上面に付設
しているが、裏板7裏面でも良いし、本体外部の外光を
受光できる位置に付設する。
【0017】図中符号9は取付支柱である。
【0018】
【考案の効果】本考案は上述のように蓄熱材封入体を、
端部を閉塞した長尺な管状体で構成し、この管状の蓄熱
材封入体を渦巻状に捲回した状態で鏡面板の裏面に当接
状態に配設する構成としたから、適用する鏡面板の大き
さや使用する蓄熱材の量に応じて単に管状の蓄熱材封入
体の端部を切断して閉塞するだけで、蓄熱材封入体の長
さ(や封入容量)を簡単に調整でき、また、この蓄熱材
封入体に蓄熱材を満たした蓄熱材封入体を配設する際
に、たとえ鏡面板の大きさが異なったものでも渦巻状に
配する渦間隔を調整するだけで、曇り止め作用が片寄る
ことなく均一に発揮されるように蓄熱材を鏡面板の裏面
全面に均一的に配することができ、しかも、仮に蓄熱材
封入体の封入容積よりも蓄熱材の封入量がやや少なくて
もこの蓄熱材封入体は渦巻状に配されるため、単なる袋
のように蓄熱材が荷重により下方へ片寄りにくく、鏡面
板裏面に均一的に配設できることとなり、量産性に秀
れ、取り扱いも容易で良好な曇り止め効果を発揮する極
めて実用性に秀れた道路反射鏡となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例の分解斜視図である。
【図2】本実施例の蓄熱材を封入した蓄熱材封入体を配
設する状態を示す鏡面板の裏面図である。
【図3】本実施例の断面図である。
【符号の説明】
1 鏡面板 1' 裏面 2 蓄熱材 3 蓄熱封入体 3' 端部 6 断熱材 7 裏板

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 鏡面板の裏側に蓄熱材を封入した柔軟性
    を有する蓄熱封入体を配設し、この蓄熱材封入体の裏側
    に断熱材を介して裏板を付設した道路反射鏡において、
    蓄熱材封入体を端部を閉塞した長尺な管状体で構成し、
    この管状の蓄熱材封入体を渦巻状に捲回した状態で鏡面
    板の裏面に当接状態にして配設したことを特徴とする道
    路反射鏡。
JP1991045761U 1991-06-18 1991-06-18 道路反射鏡 Expired - Lifetime JPH0743144Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1991045761U JPH0743144Y2 (ja) 1991-06-18 1991-06-18 道路反射鏡

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JP1991045761U JPH0743144Y2 (ja) 1991-06-18 1991-06-18 道路反射鏡

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH04138413U JPH04138413U (ja) 1992-12-25
JPH0743144Y2 true JPH0743144Y2 (ja) 1995-10-04

Family

ID=31925546

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1991045761U Expired - Lifetime JPH0743144Y2 (ja) 1991-06-18 1991-06-18 道路反射鏡

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JP (1) JPH0743144Y2 (ja)

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5613111U (ja) * 1979-07-06 1981-02-04
JPH0641683B2 (ja) * 1989-02-01 1994-06-01 中島 博 道路反射鏡

Also Published As

Publication number Publication date
JPH04138413U (ja) 1992-12-25

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