JPH09190447A - 電子メール分類装置 - Google Patents

電子メール分類装置

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JPH09190447A
JPH09190447A JP188096A JP188096A JPH09190447A JP H09190447 A JPH09190447 A JP H09190447A JP 188096 A JP188096 A JP 188096A JP 188096 A JP188096 A JP 188096A JP H09190447 A JPH09190447 A JP H09190447A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電子メールシステムにおける送受信メールの
分類に関して、特別な分類ルール書式についての知識を
必要としなくても多種大量の電子メールを分類できるよ
うにし、分類ルールの作成や修正を簡単に行なえるよう
にする。 【解決手段】 送受信されたメールを分類するための分
類ルールは、ルール格納手段2に格納されている。メー
ル送受信手段1が電子メールを送信したり受信したりす
ると、メール分類手段3は分類ルールを用い各メールの
分類カテゴリを決定し、メール格納手段4に格納する。
分類結果表示手段5は、メール格納手段4に格納されて
いるメールを分類カテゴリ別に入出力装置7に表示す
る。ユーザが、分類を変更するべきメールを指定する
と、分類ルール作成手段6は、指示されたメールの内容
から分類条件の候補となる情報のリストを抽出してユー
ザに提示する。ユーザがリストの中から分類条件を選択
すると分類ルール作成手段6は、分類ルールを作成す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ネットワークとコ
ンピュータを介して複数のユーザが文書やデータを送受
信する電子メールシステムにおける送受信メールの分類
を行う電子メール分類装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の電子メールシステムでは、個人ユ
ーザが送受信するメールはある特定の受信ボックスや送
信控えボックスに一括して保管されていた。そのため、
ユーザがひとつひとつのメールを確認しながら内容別に
分類しなければならず、送受信メール数が多いとメール
の分類整理に非常に時間がかかっていた。これを解決す
る方法として、特開平6−162085号、特開平2−
170642号、特開平4−351134号公報に記載
の発明等のように、個人ユーザが定義した分類ルールに
よって送受信メールを自動的に分類することが可能であ
った。一方、特開昭63−175965号公報に記載の
発明のようにメールの内容を自動的に解析してキーワー
ドを抽出する方法や、分類ルールを自動的に学習する方
法もある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ユーザが定義した分類
ルールによって送受信メールを分類する従来の方法で
は、ユーザがキーボードから分類ルールを入力しなけれ
ばならない。そのため、ユーザは分類ルールの書式をあ
らかじめ学習しておく必要がある。また、近年、電子メ
ールの利用範囲が広がるに従い、ユーザが入力しなけれ
ばならないルールの数も増加し複雑化している。さら
に、ユーザのメール分類基準は時間を追って変化するた
め、そのたびにルールを修正する必要がある。このよう
に、従来のキーボードから分類ルールを入力する方法で
は、分類ルール作成・変更のためのコストが増大する一
方である。
【0004】一方、メールの内容から分類ルールを自動
的に学習する方法は、莫大な語彙辞書や背景知識を必要
とするため、ディスク容量や処理速度の限られたパーソ
ナルコンピュータで利用するには適さない。また、分類
ルールを学習するために大規模なメールデータを必要と
するため、短期間で変化していくユーザの分類基準に即
座に対応することが難しい。
【0005】本発明は、ユーザが複雑な分類ルール書式
を覚える必要がなく、簡単な操作のみで自分の望む分類
ルールを作成・変更することができる電子メール分類装
置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】第1の発明の電子メール
分類装置は、ネットワークとコンピュータを介して複数
のユーザが文書やデータを送受信する電子メールシステ
ムにおける送受信メールの分類装置において、ネットワ
ークを介して配信されるメールを送受信するメール送受
信手段と、分類ルールを保管する分類ルール格納手段
と、分類ルール格納手段に保管された分類ルールを用い
て送受信メールを分類するメール分類手段と、分類結果
およびメールデータを保管するメール格納手段と、分類
結果を入出力装置に表示する分類結果表示手段と、ユー
ザが入出力装置から入力した分類例にしたがってメール
データより必要な情報を抽出し分類ルールを作成する分
類ルール作成手段とを具備することを特徴とする。
【0007】第2の発明は、前記分類ルール作成手段
が、ユーザの操作した複数のメールデータに共通する情
報を抽出し、複数のメールデータを満足するような分類
ルール集合を作成することを特徴とする。
【0008】第3の発明は、前記メール分類手段が前記
分類ルール格納手段に格納された分類ルールを用いて前
記メール格納手段に格納されたメールの分類カテゴリを
決定し直すことを特徴とする。
【0009】第1の発明において、送受信されたメール
を分類するための分類ルールは、メールデータのパタン
からなる論理式を条件部とし分類カテゴリ名を結論部と
するもので、ルール格納手段に格納されている。
【0010】メール送受信手段が電子メールを送信した
り受信したりすると、メール分類手段はメール格納手段
に格納された分類ルールを用い各メールの分類カテゴリ
を決定する。各メールデータは、その分類カテゴリ名と
ともにメール格納手段に格納される。また、分類結果表
示手段は、メール格納手段に格納されているメールを分
類カテゴリ別に入出力装置に表示する。
【0011】ユーザがあるメールを新たなカテゴリに分
類したいと思った場合、ユーザは、入出力装置に表示さ
れたメールの中から、新たなカテゴリに分類されるべき
メールを入力する。分類ルール作成手段は、指示された
メールの内容から「送信者」「タイトル」等の情報を抽
出し分類ルールの条件部の候補としてユーザに提示し、
ユーザは新たに作成するカテゴリの分類条件として利用
したい情報を選択する。分類ルール作成手段は、選択さ
れた情報を用いて分類ルールを作成する。
【0012】このように、ユーザは分類ルール書式を覚
える必要がなく、分類すべきメールを直接指定するとい
う簡単な操作のみで自分の望む分類カテゴリとその分類
ルールを作成することができる。
【0013】次に第2の発明においては、ユーザが複数
のメールを同一カテゴリに分類するべく指定した場合
に、分類ルール作成手段は複数のメールに共通する情報
を抽出し、ユーザがもっとも選択しそうな情報を分類条
件として自動的に作成するので、ユーザの手間を減らす
ことができる。
【0014】次に第3の発明においては、ユーザがメー
ル分類基準を変えたことにより、新たな分類ルールが追
加されたり分類ルールが変更された場合に、すでにメー
ル格納手段に格納済みの過去に送受信されたメールを新
しい分類基準で分類し直すことができる。
【0015】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施形態について
図面を参照して詳細に説明する。
【0016】図1は、第1の発明の一実施形態の構成図
である。同図を参照すると、第1の発明の一実施形態の
電子メール分類装置は、ネットワークを介して配信され
るメールを送受信するメール送受信手段1と、ユーザに
よって定義された分類カテゴリに分類されるべきメール
の条件を格納した肯定ルール格納部21とその分類カテ
ゴリに分類されるべきでないメールの条件を格納した否
定ルール格納部22とを持つ分類ルール格納手段2と、
分類ルール格納手段に格納された分類ルールを用いて送
受信メールを分類するメール分類手段3と、分類結果お
よびメールデータを保管するメール格納手段4と、分類
結果を入出力装置に表示する分類結果表示手段5と、ユ
ーザが入出力装置から入力した分類例にしたがってメー
ルデータより必要な情報を抽出し分類ルールを作成する
分類ルール作成手段6とで構成されている。なお、7は
分類結果表示手段5および分類ルール作成手段6に接続
された入出力装置であり、例えばCRT71とキーボー
ド72とポインティングデバイス73とで構成されてい
る。
【0017】図3に、メール送受信手段1によってネッ
トワークに配信されるメールデータの一例を示す。メー
ルデータは、送信者(From)、あて先(To)、カ
ーボンコピーのあて先(Cc)、配信日時(Dat
e)、タイトル(Subject)等の定型情報と本文
とから構成されている。
【0018】図4に、分類ルール格納手段2に格納され
る分類ルールの一例を示す。分類ルールは条件部と結論
部とからなり、肯定ルール格納部21には、条件部とし
てメールのパタンを持ち結論部としてそのメールパタン
を満足するメールが分類されるべき分類カテゴリ名を持
つ肯定ルールが格納される。例えば、図4の肯定ルール
格納部の第一行目は『もしあて先に“ski−clu
b”なる文字列が含まれていたら、そのメールをカテゴ
リ“スキー部”に分類する』ことを表す。否定ルール格
納部22には、条件部としてメールのパタンを持ち結論
部としてそのメールパタンを満足するメールが分類され
るべきではない分類カテゴリ名を持つ否定ルールが格納
される。例えば、図4の否定ルール格納部の第一行目は
『もし送信者に“tanaka”なる文字列が含まれて
おり、かつ、タイトルに“バグ”という文字列が含まれ
ていたら、そのメールはカテゴリ“tanaka”に分
類しない』ことを表す。
【0019】メール送受信手段1からメールが送信され
たり、メール送受信手段1にメールが受信されたりする
と、メール分類手段3は分類ルール格納手段2に格納さ
れた分類ルールを用いてそのメールの分類カテゴリを決
定する。図5を利用して詳細な分類フローを説明する。
【0020】なお、説明の都合上、肯定ルール格納部に
格納されているルールをPi (i=1,…,n)、否定
ルール格納部に格納されているルールをNi (n=1,
…,m)とする。また、ユーザによって定義された分類
カテゴリをCi (i=1,…,t)とする。
【0021】メール分類手段3は、まずメール送受信手
段1からメールデータを読み込み(P1)、そのメール
の分類カテゴリ集合Sc を空集合にセットする(P
2)。次に、そのメールが、肯定ルール格納部に格納さ
れた各肯定ルールPi の条件部を満足するかどうかをチ
ェックし(P4)、満足するならばルールの結論部に書
かれた分類カテゴリCi を分類カテゴリ集合Sc に加え
る(P5)。すべての肯定ルールのチェックが終了後、
c が空集合ならば、そのメールの分類結果を空集合と
する(P7)。Sc が空集合でない場合は、否定ルール
格納部に格納された各否定ルールNj の条件部のチェッ
クを行い(P10)、そのメールが否定ルールNj の条
件部を満足する場合はSc から分類カテゴリCj を除去
する(P11)。すべての否定ルールのチェックが終了
後のSc の各要素が、そのメールの分類されるべきカテ
ゴリとなる(P13)。このようにして求められたSc
をそのメールの分類結果として、メールデータとともに
メール格納手段4に格納する。
【0022】分類結果表示手段5は、メール格納手段4
に格納されたメールデータや分類結果が更新されると、
新たな格納内容を入出力装置7に出力する。図6は、分
類結果表示の一例を示したものである。図6には、各メ
ールの到着日時、送信者、タイトルおよびどのカテゴリ
に分類されるかが表示されている。“○”は受信メール
の分類結果を、“×”は送信メールの分類結果を表して
いる。また、“未分類”は該当する分類カテゴリが存在
せず分類結果が空集合になったことを示す。例えば、図
6の1行目のメールは、該当する分類カテゴリが存在し
なかったことを示す。4行目のメールはカテゴリ“重
要”およびカテゴリ“資材管理”に分類されたことを示
している。
【0023】次に、図7を用いて、分類ルール作成手段
6における分類ルール作成フローを説明する。
【0024】まずユーザからメールMk についての分類
変更要求が入出力装置7から入力される(T1)と、分
類ルール作成手段6はメールの分類カテゴリを追加する
のかあるいは削除するのかをユーザに問い合わせる(T
2)。「追加」の場合、さらに、新規カテゴリを作成し
て分類したいのか既存のカテゴリに分類したいのかを問
い合わせる(T3)。ユーザからの回答が「新規」であ
る場合、メールMk の定型情報を抽出しそのリストをユ
ーザに提示する(T4)。ユーザはリストから分類条件
とするべき情報を選択し入力する(T5)。分類ルール
作成手段6は選択された情報をカテゴリ名としてユーザ
に提示する(T6)。ユーザはカテゴリ名を確認して必
要ならばカテゴリ名Cnew を修正することができる(T
7)。次に、ユーザの選択した定型情報を条件部とし、
ユーザの確認修正したカテゴリ名を結論部とする肯定ル
ールを作成し肯定ルール格納部21に追加する(T
8)。また、メール格納手段4に格納されたメールMk
の分類結果にCnew を追加する(T9)。
【0025】一方、ユーザからの回答が「既存」である
場合、分類すべきカテゴリを問い合わせる(T10)。
カテゴリCselectedが入力されると(T11)、C
selectedを結論部に持つすべての肯定ルールと否定ルー
ルを分類ルール格納手段2から集め(T12)、これら
の既存の分類ルールを用いた時にMk がCselectedに分
類できるかどうか調べる(T13)。Cselectedに分類
できると判断された場合には、メール格納手段4に格納
されたメールMk の分類結果にCselectedを追加する。
既存のルールではCselectedに分類できないと判断され
た場合には、Mk から定型情報を抽出しそのリストをユ
ーザに提示する(T14)。ユーザはリストから分類条
件とするべき情報を選択し入力する(T15)。次に、
ユーザの選択した定型情報を条件部とし、Cselected
結論部とする肯定ルールを作成し肯定ルール格納部21
に追加する(T16)。また、メール格納手段4に格納
されたメールMk の分類結果にCselectedを追加する
(T17)。
【0026】次に、ユーザからの分類変更要求に戻り、
分類変更種類が「削除」の場合、メールMk が現在分類
されているカテゴリの中からどのカテゴリを除くかをユ
ーザに問い合わせる(T18)。ユーザからカテゴリC
omitted が入力されると(T19)、Comitted を結論
部に持つすべての肯定ルールと否定ルールを分類ルール
格納手段2から集め(T20)、これらの既存の分類ル
ールを用いた時にMkがComitted に分類できるかどう
か調べる(T21)。Comitted に分類できないと判断
された場合には、メール格納手段4に格納されたメール
k の分類結果からComitted を削除する(T25)。
既存のルールでComitted に分類できると判断された場
合、Mk から定型情報を抽出しそのリストをユーザに提
示する(T22)。ユーザはリストから分類条件とする
べき情報を選択し入力する(T23)。次に、ユーザの
選択した定型情報を条件部とし、Comitted を結論部と
する否定ルールを作成し否定ルール格納部22に追加す
る(T24)。また、メール格納手段4に格納されたメ
ールMk の分類結果からComitted を削除する。
【0027】図6を用いて、分類ルールが作成される様
子を具体的に説明する。図6の一行目と二行目のメール
データを図8に示す。また、分類ルール格納手段2に格
納されているルールを図4のものとする。
【0028】ユーザが一行目のルールについて既存カテ
ゴリ「スキー部」への分類変更を要求すると、分類ルー
ル作成手段6は、メールデータから「送信者」「タイト
ル」等分類条件として利用可能な情報を抽出しそのリス
トをユーザに提示する。ユーザは、実際の分類条件とし
て利用したいものをその中から選択する。図9に、抽出
されたリストの一例を示す。例えば、図9で「カーボン
コピーの宛先」が選択されると、分類ルール作成手段6
は、『もしカーボンコピーの宛先がski−club@
swl.co.jpならばカテゴリ「スキー部」に分類
する』という肯定ルールを作成する。また、「資材」関
係のメールのうち自分が発信したメールは、カテゴリ
「資材管理」ではなく新規カテゴリ「資材控え」に分類
したい場合には、図6の二行目のメールについてカテゴ
リ「資材管理」からの削除と新規カテゴリへの分類追加
が要求され、たとえば『タイトルに「資材」という文字
列を含み、かつ、「発信者」がmidoriならば、カ
テゴリ「資材管理」には分類しない』という否定ルール
と、『タイトルに「資材」という文字列を含み、かつ、
「発信者」がmidoriならば、カテゴリ「資材控
え」に分類する』という肯定ルールが作成される。
【0029】このように、ユーザは分類ルールの書式を
知らなくても、実際に分類したいと思うメールを入力、
提示された分類条件候補から該当するものを選択するだ
けで分類ルールを作成したり修正することができる。
【0030】次に、第2の発明について説明する。
【0031】図2は、第2の発明の一実施形態の説明図
である。同図を参照すると、分類ルール作成手段6が、
ユーザの入力した複数のメールデータに共通する情報を
抽出する共通パタン抽出部61と複数のメールデータを
すべて満足するような分類ルール集合を作成する分類ル
ール集合作成部62とから構成される。
【0032】例えば、ユーザから複数のメールMs (s
=1,…,l)について分類変更要求が入力されたとす
る。変更種類が新規カテゴリへの追加であった場合、共
通パタン抽出部61は、各メールMs から定型情報を抽
出し、全メールに共通する情報があるかどうか調べる。
共通情報がある場合は、その情報をカテゴリ名とする分
類カテゴリCall を新規作成し、共通情報を分類条件と
する肯定ルールを作成する。全メールに共通する情報が
ない場合には、全メールから抽出されたすべての定型情
報の中でもっとも数多くのメールに共通している情報を
選択し肯定ルールを作成する。このときに新規作成され
るカテゴリCmostのカテゴリ名には共通情報の値を利用
する。分類ルール集合作成部62は、作成された肯定ル
ールを満たさないメールをMs の中から抽出し、それら
ひとつひとつの定型情報パタンをユーザに提示する。ユ
ーザが分類条件として利用したいものを選択するとカテ
ゴリCmostを結論部とする肯定ルールを作成する。
【0033】既存カテゴリへの追加やカテゴリの削除も
同様に行なうことができる。
【0034】このように、ユーザが複数のメールを分類
例として入力した場合には、共通情報を抽出し分類ルー
ルを自動的に作成することができる。もし、入力された
メールすべてに共通する情報がない場合にも、もっとも
多くのメールをカバーする共通情報を選んでルールを作
成することができるので、ユーザの手間を省くことがで
きる。
【0035】次に第3の発明について説明する。
【0036】第3の発明では、ユーザからの分類やり直
しの指示があった場合に、メール分類手段3が、すでに
分類されてメール格納手段4に格納されているメールを
読み込み、分類ルール格納手段2に格納されている分類
ルールを用いて分類を行う。新たな分類結果は、メール
格納手段4に格納される。
【0037】このようにして、分類ルール格納手段2に
格納された分類ルールの内容が変更された場合に、変更
以降に送受信されるメールを新しい分類基準で分類する
だけでなく、過去に送受信されたメールも新しい分類基
準で分類し直すことができる。
【0038】
【発明の効果】以上述べたとおり、本発明では、このよ
うに、ユーザは分類ルール書式を覚える必要がなく、分
類すべきメールを直接指定するという簡単な操作のみで
自分の望む分類カテゴリとその分類ルールを作成したり
修正したりすることができる。このため、新しい分類カ
テゴリを作成したり、それ以前の分類基準を変更したり
することが容易である。また、ユーザが複数のメールを
同一カテゴリに分類するべく指定した場合に、分類ルー
ル作成手段は複数のメールに共通する情報を抽出し、ユ
ーザがもっとも選択しそうな情報を分類条件として自動
的に作成するので、ユーザの手間を減らすことができ
る。また、分類基準に変更があった場合に、過去に送受
信されたメールを新たな基準で分類し直すことが簡単に
行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の発明の一実施形態の構成図である。
【図2】第2の発明の一実施形態の構成図である。
【図3】送受信されるメールデータの一例である。
【図4】分類ルール格納手段に格納された分類ルールの
一例である。
【図5】メール分類手段の動作を示すフローチャートで
ある。
【図6】分類結果表示の一例である。
【図7】分類ルール作成手段の動作を示すフローチャー
トである。
【図8】図6に書かれたメールデータの具体例である。
【図9】分類ルール作成手段が抽出した情報のリストの
一例である。
【符号の説明】
1 メール送受信手段 2 分類ルール格納手段 3 メール分類手段 4 メール格納手段 5 分類結果表示手段 6 分類ルール作成手段 61 共通パタン抽出部 62 分類ルール集合作成部 7 入出力装置

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ネットワークとコンピュータを介して複数
    のユーザが文書やデータを送受信する電子メールシステ
    ムにおける送受信メールの分類装置において、(イ)ネ
    ットワークを介して配信されるメールを送受信するメー
    ル送受信手段と、(ロ)分類ルールを保管する分類ルー
    ル格納手段と、(ハ)分類ルール格納手段に保管された
    分類ルールを用いて送受信メールを分類するメール分類
    手段と、(ニ)分類結果およびメールデータを保管する
    メール格納手段と、(ホ)分類結果を入出力装置に表示
    する分類結果表示手段と、(ヘ)ユーザが入出力装置か
    ら入力した分類例にしたがってメールデータより必要な
    情報を抽出し分類ルールを作成する分類ルール作成手
    段、を具備することを特徴とする電子メール分類装置。
  2. 【請求項2】前記分類ルール作成手段が、ユーザの操作
    した複数のメールデータに共通する情報を抽出し、複数
    のメールデータを満足するような分類ルール集合を作成
    することを特徴とする請求項1記載の電子メール分類装
    置。
  3. 【請求項3】前記メール分類手段が前記分類ルール格納
    手段に格納された分類ルールを用いて前記メール格納手
    段に格納されたメールの分類カテゴリを決定し直すこと
    を特徴とする請求項1又は2に記載の電子メール分類装
    置。
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