JPH09189164A - 錠止機構の保持装置 - Google Patents
錠止機構の保持装置Info
- Publication number
- JPH09189164A JPH09189164A JP8004295A JP429596A JPH09189164A JP H09189164 A JPH09189164 A JP H09189164A JP 8004295 A JP8004295 A JP 8004295A JP 429596 A JP429596 A JP 429596A JP H09189164 A JPH09189164 A JP H09189164A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- door
- plate member
- holding device
- fixed frame
- fixed
- Prior art date
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-
- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E05—LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
- E05C—BOLTS OR FASTENING DEVICES FOR WINGS, SPECIALLY FOR DOORS OR WINDOWS
- E05C9/00—Arrangements of simultaneously actuated bolts or other securing devices at well-separated positions on the same wing
- E05C9/04—Arrangements of simultaneously actuated bolts or other securing devices at well-separated positions on the same wing with two sliding bars moved in opposite directions when fastening or unfastening
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Casings For Electric Apparatus (AREA)
- Patch Boards (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 錠止機構を備えた扉を閉めるときの操作を簡
単にする。 【解決手段】 扉2の内側で回動を反復するプレート部
材4とその回動の反復で上下動して固定枠に係脱する錠
止用ロッド部材5,6とからなる錠止機構に対し、扉2
が開くと解錠方向に回動したプレート部材4に係合して
部材4をその回動位置に保持することが可能な保持装置
50が、扉内面に取り付けられる固定部材51と弾性作
用下にプレート部材4に係脱する可動部材52とによっ
て構成される。
単にする。 【解決手段】 扉2の内側で回動を反復するプレート部
材4とその回動の反復で上下動して固定枠に係脱する錠
止用ロッド部材5,6とからなる錠止機構に対し、扉2
が開くと解錠方向に回動したプレート部材4に係合して
部材4をその回動位置に保持することが可能な保持装置
50が、扉内面に取り付けられる固定部材51と弾性作
用下にプレート部材4に係脱する可動部材52とによっ
て構成される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、扉の錠止部材を
解錠状態に保つための、該錠止部材に対して適用される
保持装置に関する。
解錠状態に保つための、該錠止部材に対して適用される
保持装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、扉に取り付けたハンドルの回動の
反復とともにハンドル内端のプレート部材が回動を反復
し、その反復に伴ってプレート部材に取り付けたロッド
部材が上下動し、その上下動で該ロッド部材が固定枠に
対して係脱する錠止機構は周知である。
反復とともにハンドル内端のプレート部材が回動を反復
し、その反復に伴ってプレート部材に取り付けたロッド
部材が上下動し、その上下動で該ロッド部材が固定枠に
対して係脱する錠止機構は周知である。
【0003】図7は、かかる機構を備えた分電盤の斜視
図である。固定枠1に対して開閉する扉2の内側には、
ハンドル3の内端にプレート部材4が固定されている。
プレート部材4の透孔4Aには、プレート部材4がハン
ドル3の支軸3Aを中心として回動可能なように、ロッ
ド部材5,6それぞれの内端部5A,6Aから水平方向
に延びる係合ピン5B,6Bが遊嵌している。図の状態
では、ロッド部材5,6の外端部5C,6Cが扉2の上
下端縁10,11から外方へ比較的長く突出している。
ハンドル3が矢印Y方向へ回動すると、プレート部材4
も同じ方向へ回動し、それとともにロッド部材5が下降
し、ロッド部材6が上昇してそれぞれの外端部5C,6
Cが扉2から僅かに突出するように変化する。扉2が固
定枠1に対して閉じているときには、ハンドル3とロッ
ド部材5,6とが図示の状態にあり、ロッド部材の外端
部5C,6Cがそれぞれ固定枠の所要部位(図示せず)
に係合し、錠止状態となる。ハンドル3が回動して外端
部5C,6Cがそれぞれ下降および上昇すると、その係
合が解けて扉2を開けることができる。この錠止機構で
は、ロッド部材5,6の重量やプレート部材4への取り
付け位置を調整することにより、ハンドル3から手が離
れたときに、ハンドル3とともにプレート部材4が回動
し、ロッド部材5,6が常に図の錠止位置となるように
されている。
図である。固定枠1に対して開閉する扉2の内側には、
ハンドル3の内端にプレート部材4が固定されている。
プレート部材4の透孔4Aには、プレート部材4がハン
ドル3の支軸3Aを中心として回動可能なように、ロッ
ド部材5,6それぞれの内端部5A,6Aから水平方向
に延びる係合ピン5B,6Bが遊嵌している。図の状態
では、ロッド部材5,6の外端部5C,6Cが扉2の上
下端縁10,11から外方へ比較的長く突出している。
ハンドル3が矢印Y方向へ回動すると、プレート部材4
も同じ方向へ回動し、それとともにロッド部材5が下降
し、ロッド部材6が上昇してそれぞれの外端部5C,6
Cが扉2から僅かに突出するように変化する。扉2が固
定枠1に対して閉じているときには、ハンドル3とロッ
ド部材5,6とが図示の状態にあり、ロッド部材の外端
部5C,6Cがそれぞれ固定枠の所要部位(図示せず)
に係合し、錠止状態となる。ハンドル3が回動して外端
部5C,6Cがそれぞれ下降および上昇すると、その係
合が解けて扉2を開けることができる。この錠止機構で
は、ロッド部材5,6の重量やプレート部材4への取り
付け位置を調整することにより、ハンドル3から手が離
れたときに、ハンドル3とともにプレート部材4が回動
し、ロッド部材5,6が常に図の錠止位置となるように
されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記従来の技術におい
て、図7のように開いている扉2を閉めるときには、ま
ずハンドル3を回動し、錠止位置にあるロッド部材5,
6をそれぞれ下降および上昇させなければならない。扉
2をそのまま閉めようとすれば、ロッド部材先端部5
C,6Cが固定枠1に衝接してしまう。それゆえ、両手
に物を持っていると、この扉2を閉めることができな
い。
て、図7のように開いている扉2を閉めるときには、ま
ずハンドル3を回動し、錠止位置にあるロッド部材5,
6をそれぞれ下降および上昇させなければならない。扉
2をそのまま閉めようとすれば、ロッド部材先端部5
C,6Cが固定枠1に衝接してしまう。それゆえ、両手
に物を持っていると、この扉2を閉めることができな
い。
【0005】そこで、この発明は、前記従来の技術にお
いて、扉が開いているときにはロッド部材5,6が解錠
状態に保持されるようにして、扉を閉めるときのハンド
ル操作を不要にすることを課題にしている。
いて、扉が開いているときにはロッド部材5,6が解錠
状態に保持されるようにして、扉を閉めるときのハンド
ル操作を不要にすることを課題にしている。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、この発明が前提とするのは、固定枠に取り付けられ
た扉のハンドル操作に伴いその扉の内側で回動するプレ
ート部材と、該プレート部材に取り付けられたロッド部
材とによって構成され、前記プレート部材が回動すると
前記ロッド部材が上下動して前記固定枠に係脱し、錠止
と解錠とが可能になる前記扉の錠止機構に使用される保
持装置を前提にしている。
に、この発明が前提とするのは、固定枠に取り付けられ
た扉のハンドル操作に伴いその扉の内側で回動するプレ
ート部材と、該プレート部材に取り付けられたロッド部
材とによって構成され、前記プレート部材が回動すると
前記ロッド部材が上下動して前記固定枠に係脱し、錠止
と解錠とが可能になる前記扉の錠止機構に使用される保
持装置を前提にしている。
【0007】かかる前提において、前記保持装置が、前
記扉の内面への固定部と、前記扉が閉じているときに前
記固定枠に当接して前記扉の内側から外側へ向う方向へ
弾性作用に抗して移動可能であり、移動すると前記プレ
ート部材から離脱し、前記プレート部材が回動して扉が
開いたときに、前記弾性作用下に前記扉の内側方向へ移
動して前記プレート部材に係合し、該プレート部材が錠
止方向へ回動するのを阻止可能な可動部とを備えている
ことが、この発明の特徴である。
記扉の内面への固定部と、前記扉が閉じているときに前
記固定枠に当接して前記扉の内側から外側へ向う方向へ
弾性作用に抗して移動可能であり、移動すると前記プレ
ート部材から離脱し、前記プレート部材が回動して扉が
開いたときに、前記弾性作用下に前記扉の内側方向へ移
動して前記プレート部材に係合し、該プレート部材が錠
止方向へ回動するのを阻止可能な可動部とを備えている
ことが、この発明の特徴である。
【0008】
【実施例】添付の図を参照してこの発明の詳細を説明す
ると、以下のとおりである。
ると、以下のとおりである。
【0009】図1,2は、保持装置50が取り付けられ
た扉2の部分内面図と、そのII−II線矢視図であっ
て、これらの図において扉2は開いた状態にあり、それ
が開閉可能に取り付けられた固定枠1の一部が図2に仮
想線で示されている。扉2には、図7に示された従来技
術と同様なプレート部材4とロッド部材5,6とからな
る錠止部材が使用され、仮想線で示されたそれら部材に
は図7と同じ参照符号が付されている。
た扉2の部分内面図と、そのII−II線矢視図であっ
て、これらの図において扉2は開いた状態にあり、それ
が開閉可能に取り付けられた固定枠1の一部が図2に仮
想線で示されている。扉2には、図7に示された従来技
術と同様なプレート部材4とロッド部材5,6とからな
る錠止部材が使用され、仮想線で示されたそれら部材に
は図7と同じ参照符号が付されている。
【0010】保持装置50は、固定部材51と、可動部
材52と、これら両部材51,52間に介在するコイル
ばね53とによって構成されている。固定部材51は図
2の断面形状で逆L字型をなして互いに交叉する水平方
向の第1側壁56と垂直方向の第2側壁57とを有し、
第1側壁56においてビス55により扉3の内面に固定
されている。第2側壁57には、扉2の内外方向(図2
の上下方向)に延びる案内孔58がある。可動部材52
は、図2の断面形状で水平方向に延びる互いに平行な第
3,4側壁60,61と、これら両側壁60,61間に
延びる垂直方向の第5側壁62とを有する。垂直方向の
第2側壁57と第5側壁62とは、固定部材51の案内
孔58を貫通する一対のビス63によって接し合い、可
動部材52が案内孔58をその長さ方向に摺動可能であ
る。また、第1側壁56と第3側壁60との間には付勢
ばね53が介在し、第3側壁60が第1側壁56から離
間するように可動部材5に作用している。ばね64は、
第1,3側壁56,60それぞれの突起65,66に支
持され、これら側壁56,60間から脱落することがな
い。可動部材52は、図1において第3側壁60よりも
上方へ延びる係合腕67を有し、係合腕67に形成され
た扉内側方向への突起70(図2を併せて参照)がプレ
ート部材4の透孔71に嵌合してプレート部材4の反時
計方向Aへの回動を阻止している。係合腕67は、図2
に示す連結部68を介して第3側壁60につながってい
る。
材52と、これら両部材51,52間に介在するコイル
ばね53とによって構成されている。固定部材51は図
2の断面形状で逆L字型をなして互いに交叉する水平方
向の第1側壁56と垂直方向の第2側壁57とを有し、
第1側壁56においてビス55により扉3の内面に固定
されている。第2側壁57には、扉2の内外方向(図2
の上下方向)に延びる案内孔58がある。可動部材52
は、図2の断面形状で水平方向に延びる互いに平行な第
3,4側壁60,61と、これら両側壁60,61間に
延びる垂直方向の第5側壁62とを有する。垂直方向の
第2側壁57と第5側壁62とは、固定部材51の案内
孔58を貫通する一対のビス63によって接し合い、可
動部材52が案内孔58をその長さ方向に摺動可能であ
る。また、第1側壁56と第3側壁60との間には付勢
ばね53が介在し、第3側壁60が第1側壁56から離
間するように可動部材5に作用している。ばね64は、
第1,3側壁56,60それぞれの突起65,66に支
持され、これら側壁56,60間から脱落することがな
い。可動部材52は、図1において第3側壁60よりも
上方へ延びる係合腕67を有し、係合腕67に形成され
た扉内側方向への突起70(図2を併せて参照)がプレ
ート部材4の透孔71に嵌合してプレート部材4の反時
計方向Aへの回動を阻止している。係合腕67は、図2
に示す連結部68を介して第3側壁60につながってい
る。
【0011】因みに、プレート部材4は、ビス72によ
って扉2のハンドル3の内端に固定されて反時計方向
A、時計方向Bへの回動を反復するものであり、反時計
方向Aへ回動すると、プレート部材4の透孔73,74
に遊嵌する連絡ピン75,76に取り付けられたロッド
部材5,6がそれぞれ上昇および下降して、各ロッド部
材の先端部5C,6Cが固定枠1の所要部位(図示せ
ず)に係合し、扉2が固定枠1に錠止された状態とな
る。プレート部材4は、ハンドル操作によって時計方向
Bへ回動し、ハンドル3から手を離すと、下向きのロッ
ド部材6の重量の作用で自動的に反時計方向Aへ回動す
るようになっている。図1,2では、保持装置50がプ
レート部材4のかかる反時計方向Aへの回動を阻止して
いる。
って扉2のハンドル3の内端に固定されて反時計方向
A、時計方向Bへの回動を反復するものであり、反時計
方向Aへ回動すると、プレート部材4の透孔73,74
に遊嵌する連絡ピン75,76に取り付けられたロッド
部材5,6がそれぞれ上昇および下降して、各ロッド部
材の先端部5C,6Cが固定枠1の所要部位(図示せ
ず)に係合し、扉2が固定枠1に錠止された状態とな
る。プレート部材4は、ハンドル操作によって時計方向
Bへ回動し、ハンドル3から手を離すと、下向きのロッ
ド部材6の重量の作用で自動的に反時計方向Aへ回動す
るようになっている。図1,2では、保持装置50がプ
レート部材4のかかる反時計方向Aへの回動を阻止して
いる。
【0012】図3に示されるように扉2が閉じると、可
動部材52の第4側壁61が固定枠1に形成された腕7
2に当接し、可動部材52が付勢ばね53に抗して扉2
の内側から外側へ向かう方向Cへ移動する。この移動に
伴い、可動部材52の係合腕67の突起70がプレート
部材4の透孔71から離脱し、部材4は反時計方向Aへ
回動して、ロッド部材5,6が固定枠1に係合する。
動部材52の第4側壁61が固定枠1に形成された腕7
2に当接し、可動部材52が付勢ばね53に抗して扉2
の内側から外側へ向かう方向Cへ移動する。この移動に
伴い、可動部材52の係合腕67の突起70がプレート
部材4の透孔71から離脱し、部材4は反時計方向Aへ
回動して、ロッド部材5,6が固定枠1に係合する。
【0013】扉2を開けるときには、まず、ハンドル3
の回動操作によってロッド部材5,6の固定枠1に対す
る係合を解く。次に、ハンドル3を回動したままで扉2
を開け始めると、付勢ばね53の作用で可動部材52が
方向Cと逆の方向へ摺動し、突起70がプレート部材4
の透孔71に嵌入し、図1,2の状態となる。
の回動操作によってロッド部材5,6の固定枠1に対す
る係合を解く。次に、ハンドル3を回動したままで扉2
を開け始めると、付勢ばね53の作用で可動部材52が
方向Cと逆の方向へ摺動し、突起70がプレート部材4
の透孔71に嵌入し、図1,2の状態となる。
【0014】図4,5,6は、保持装置50の実施態様
の一例を示す図1と同様な図面、およびそのV−V線、
VI−VI線端面図である。図4,5において、プレー
ト部材4とロッド部材5,6とが実線で示され、図5で
固定枠1が仮想線で示されている。この保持装置50
は、板ばねを図6の断面形状に折曲したものであって、
その下端部81が扉2の内面に溶接等の適宜の手段によ
って固定される。上端部82は、板のばね性を利用した
可動部であって、固定枠1に形成された所要の当接部位
72に当接可能な比較的丈の高い突起83と、プレート
部材4の湾曲部84に係脱する丈の低い突起70とを有
する。
の一例を示す図1と同様な図面、およびそのV−V線、
VI−VI線端面図である。図4,5において、プレー
ト部材4とロッド部材5,6とが実線で示され、図5で
固定枠1が仮想線で示されている。この保持装置50
は、板ばねを図6の断面形状に折曲したものであって、
その下端部81が扉2の内面に溶接等の適宜の手段によ
って固定される。上端部82は、板のばね性を利用した
可動部であって、固定枠1に形成された所要の当接部位
72に当接可能な比較的丈の高い突起83と、プレート
部材4の湾曲部84に係脱する丈の低い突起70とを有
する。
【0015】図4,5のように扉2が開いているときに
は、突起70がプレート部材4の湾曲部84に側方から
係合して部材4の反時計方向Aへの回動を阻止してい
る。扉2が閉まるときには、突起83が固定枠1の部位
72に当接し、上端部82が扉2の内側から外側へ向か
う方向に弾性変形し(図6参照)、その変形に伴い突起
70がプレート部材4から離脱する。かかる保持装置5
0の下端部81と上端部82とは図1の固定部材51と
可動部材52とに対応する。この保持装置50は、図1
のそれに比べ、機構が単純で、部品点数が少ないという
利点を有する。
は、突起70がプレート部材4の湾曲部84に側方から
係合して部材4の反時計方向Aへの回動を阻止してい
る。扉2が閉まるときには、突起83が固定枠1の部位
72に当接し、上端部82が扉2の内側から外側へ向か
う方向に弾性変形し(図6参照)、その変形に伴い突起
70がプレート部材4から離脱する。かかる保持装置5
0の下端部81と上端部82とは図1の固定部材51と
可動部材52とに対応する。この保持装置50は、図1
のそれに比べ、機構が単純で、部品点数が少ないという
利点を有する。
【0016】
【発明の効果】この発明にかかる保持装置を使用する
と、扉を錠止・解錠するときに回動させるプレート部材
を、扉が開いているときには解錠する方向へ回動したま
まの状態に保持することが可能であり、扉が閉まるとき
には、その保持装置がプレート部材から自動的に離脱し
て錠止が可能となるから、従来技術のような扉を閉める
ためのハンドル操作が不要となる。
と、扉を錠止・解錠するときに回動させるプレート部材
を、扉が開いているときには解錠する方向へ回動したま
まの状態に保持することが可能であり、扉が閉まるとき
には、その保持装置がプレート部材から自動的に離脱し
て錠止が可能となるから、従来技術のような扉を閉める
ためのハンドル操作が不要となる。
【図1】保持装置を取り付けた扉の内面の部分図。
【図2】図1のII−II線矢視図。
【図3】扉が閉じているときの図2と同様の図面。
【図4】保持装置の一実施態様を示す図1と同様の図
面。
面。
【図5】図4のV−V矢視図。
【図6】プレート部材を示す図4のVI−VI矢視図。
【図7】従来技術の錠止機構を有する分電盤内部の斜視
図。
図。
1 固定枠 2 扉 3 ハンドル 4 プレート部材 5,6 ロッド部材 50 保持装置 52 可動部(可動部材) 56 固定部(第1側壁)
Claims (3)
- 【請求項1】固定枠に取り付けられた扉のハンドル操作
に伴いその扉の内側で回動するプレート部材と、該プレ
ート部材に取り付けられたロッド部材とによって構成さ
れ、前記プレート部材が回動すると、前記ロッド部材が
上下動して前記固定枠に係脱し、錠止と解錠とが可能に
なる前記扉の錠止機構に使用される保持装置であって、 前記保持装置が、前記扉の内面への固定部と、前記扉が
閉じているときに前記固定枠に当接して前記扉の内側か
ら外側へ向う方向へ弾性作用に抗して移動可能であり、
移動すると前記プレート部材から離脱し、前記プレート
部材が回動して扉が開いたときに、前記弾性作用下に前
記扉の内側方向へ移動して前記プレート部材に係合し、
該プレート部材が錠止方向へ回動するのを阻止可能な可
動部とを備えていることを特徴とする前記保持装置。 - 【請求項2】前記保持装置が、前記扉内面への固定部材
と、該固定部材とは別体であり、前記固定枠に当接可能
な可動部材と、これら両部材間に介在し、これらを互い
に離間させる方向へ作用する付勢ばねとによって構成さ
れている請求項1記載の保持装置。 - 【請求項3】前記保持装置が、板ばねを折曲することに
より、該板ばねの一端部とそれの反対側の端部とにそれ
ぞれ前記固定部と可動部とが形成されたものであり、前
記可動部が、前記固定枠へ当接可能な該固定枠方向への
突出部を有する請求項1記載の保持装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP08004295A JP3084225B2 (ja) | 1996-01-12 | 1996-01-12 | 錠止機構の保持装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP08004295A JP3084225B2 (ja) | 1996-01-12 | 1996-01-12 | 錠止機構の保持装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09189164A true JPH09189164A (ja) | 1997-07-22 |
JP3084225B2 JP3084225B2 (ja) | 2000-09-04 |
Family
ID=11580533
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP08004295A Expired - Fee Related JP3084225B2 (ja) | 1996-01-12 | 1996-01-12 | 錠止機構の保持装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3084225B2 (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010501048A (ja) * | 2006-08-16 | 2010-01-14 | サウスコ,インコーポレイティド | 回転爪ラッチ |
KR100956412B1 (ko) * | 2008-04-21 | 2010-05-06 | 이엠엔지니어링(주) | 전면출몰식 전자파 차폐도어의 4점식 개폐구조 |
JP5676794B1 (ja) * | 2014-02-24 | 2015-02-25 | Necプラットフォームズ株式会社 | 扉用施錠装置および電子機器 |
KR101518793B1 (ko) * | 2013-12-27 | 2015-05-11 | 주식회사 이레테크 | 전자파 차폐룸의 차폐 도어 개폐장치 |
CN111009141A (zh) * | 2019-12-11 | 2020-04-14 | 湖北麟隆科技有限公司 | 一种基于云计算的智能交通管理装置 |
-
1996
- 1996-01-12 JP JP08004295A patent/JP3084225B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010501048A (ja) * | 2006-08-16 | 2010-01-14 | サウスコ,インコーポレイティド | 回転爪ラッチ |
KR100956412B1 (ko) * | 2008-04-21 | 2010-05-06 | 이엠엔지니어링(주) | 전면출몰식 전자파 차폐도어의 4점식 개폐구조 |
KR101518793B1 (ko) * | 2013-12-27 | 2015-05-11 | 주식회사 이레테크 | 전자파 차폐룸의 차폐 도어 개폐장치 |
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WO2015125535A1 (ja) * | 2014-02-24 | 2015-08-27 | Necプラットフォームズ株式会社 | 扉用施錠装置および電子機器 |
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