JPH09186112A - 成膜処理装置 - Google Patents

成膜処理装置

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JPH09186112A
JPH09186112A JP35180195A JP35180195A JPH09186112A JP H09186112 A JPH09186112 A JP H09186112A JP 35180195 A JP35180195 A JP 35180195A JP 35180195 A JP35180195 A JP 35180195A JP H09186112 A JPH09186112 A JP H09186112A
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重敏 保坂
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規至 真島
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 構造簡単な成膜用の載置台を有する成膜処理
装置を提供する。 【解決手段】 真空引き可能になされた処理容器56内
の載置台68上に載置した被処理体Wに、熱CVDによ
り薄膜を形成する成膜処理装置において、前記載置台
は、薄板上の非導電性のセラミックスの中にチャック用
電極77を埋め込んでなる静電チャック78と、抵抗発
熱体76を有する非導電性のセラミックスよりなる載置
台本体132とを接合して構成する。これにより、載置
台自体の構造を簡単化する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば半導体ウエ
ハ等の表面に成膜を施すための成膜処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、半導体デバイスにあっては、最
近の高密度化、高集積化の要請に応じて、回路構成を多
層配線構造にする傾向にあり、この場合、下層デバイス
と上層アルミ配線との接続部であるコンタクトホールや
下層アルミ配線と上層アルミ配線との接続部であるヴィ
アホールなどの埋め込み技術が、両者の電気的な接続を
はかるために重要になっている。コンタクトホールやヴ
ィアホールの埋め込みには、安価で導電性の良好な材
料、例えばアルミニウムを用いるのが好ましく、しか
も、ホールの埋め込みという技術的な制約からボイドの
発生をなくすためには方向性の高いスパッタによる成膜
でなく、ステップカバレジが良好なCVD(Chemi
cal VaporDeposition)による成膜
が望まれており、このような金属薄膜の成膜装置とし
て、例えば特開平6−267951号公報や特開平6−
283446号公報等に開示されている装置が知られて
いる。
【0003】アルミ−CVD成膜を形成するためには、
一般的には処理ガスとして有機金属ガスであるDMAH
(ジメチルアルミニウムハイドライド)を用いるが、こ
のDMAHは、常温では粘度が8000〜10000c
p(センチポアズ)程度と非常に高くて水あめ状になっ
ており、しかも、空気中の水分や酸素と激しく反応して
発火するために非常に取り扱いが困難な物質である。
【0004】ここで熱CVDによる従来の一般的な、成
膜処理装置について説明すると、図9に示すように例え
ばアルミニウム製の円筒体状の処理容器2内には、加熱
ヒータ4及び静電チャック6を内蔵した載置台8が設け
られており、この載置台8の上面に被処理体である半導
体ウエハWを載置するようになっている。この載置台8
の上方には、これに対向させて処理ガスを噴射して導入
するためのシャワーヘッド10を設けており、これより
DMAHを気化させて形成した成膜用の処理ガスを処理
容器2内へ導入するようになっている。加熱されたウエ
ハ表面にこの処理ガスによって、アルミニウム膜が熱C
VDによって成膜されることになる。
【0005】処理容器2の側壁には、容器内に対してウ
エハを搬入・搬出させるための開閉可能なゲートバルブ
12が設けられる。また、処理容器2の底部2Aには、
適当数の排気口14が設けられ、これらの排気口14は
共通に連通されて、これに途中にターボ分子ポンプ16
及びドライポンプ18等を介設した真空排気系20を接
続して処理容器2内を真空引きするようになっている。
成膜処理時には、上記シャワーヘッド8から上述のよう
にDMAHの気化ガスを所定の流量で供給し、ウエハW
を所定の温度に加熱しつつプロセス圧力を所定値に維持
し、アルミニウム金属膜の成膜を行なう。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、静電チャッ
ク6としては、アルミニウム金属膜の成膜時の処理温度
が200〜250℃となることからこの温度に耐え切れ
ない高分子化合物、例えばポリイミド製のチャックは使
用することができないので、耐熱性の高いセラミックス
材料、例えばアルミナ製の静電チャックが用いられる。
しかしながら、この種のアルミナ製の静電チャックは一
般的には、チャック用の電極と加熱ヒータとを共にアル
ミナ中に組み込んで一体成形することとしているので、
製造工程がかなり複雑になって製品自体が高価となり、
しかもチャックと加熱ヒータのいずれか一方が壊れて
も、非常に高価な載置台全体を交換しなければならず、
メンテナンスコストも高いものとなっていた。
【0007】更に、DMAHによるアルミニウム成膜
は、100℃以上の導電性物質に付着する特性を有する
が、上記ヒータ4や静電チャック6へ給電するリード線
22、23は、一般的には、処理容器内を這わせて設け
てあることから、これにパーティクルの原因となるアル
ミニウム膜が付着することを防止するためにリード線を
ベローズに挿通し、このベローズを例えば非導電体であ
る石英管により覆うようにするなどしなければならず、
装置構成が非常に複雑になるという問題があった。本発
明は、以上のような問題点に着目し、これを有効に解決
すべく創案されたものである。本発明の目的は、構造簡
単な成膜用の載置台を有する成膜処理装置を提供するこ
とにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記問題点を
解決するために、真空引き可能になされた処理容器内の
載置台上に載置した被処理体に、熱CVDにより薄膜を
形成する成膜処理装置において、前記載置台は、薄板上
の非導電性のセラミックスの中にチャック用電極を埋め
込んでなる静電チャックと、抵抗発熱体を有する非導電
性のセラミックスよりなる載置台本体とを接合して構成
するものである。
【0009】本発明は、以上のようにチャック用電極を
セラミックス中に埋め込んでなる静電チャックと、抵抗
発熱体を有するセラミックスよりなる載置台本体を個別
に作ってこれらを接合することにより載置台が形成され
る。従って、それぞれの部材を個別に作るので簡単に製
作することが可能となる。また、いずれか一方の部材が
破損等しても全体を廃棄することなく破損した部分のみ
を取り換えればよい。また、載置台の中心部に温度検出
手段を設けておき、これにより載置台の温度を検出して
抵抗発熱体の温度を制御する。この場合、抵抗発熱体
を、複数のゾーンに分割してゾーン毎に温度制御を行な
うことにより、精度の高い温度制御を行なうことが可能
となる。
【0010】更には、載置台を処理容器の底部から容器
内に対しては気密になされた中空筒体状の脚部により支
持させて、この脚部内に給電用のリード線を挿通させる
ことにより、複雑な成膜防止措置を構ずることなくリー
ド線への成膜付着を防止することが可能となる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下に、本発明に係る成膜処理装
置の一実施例を添付図面に基づいて詳述する。図1は本
発明に係る成膜処理装置を用いたクラスタツール装置を
示す概略平面図、図2は本発明の成膜処理装置を示す構
成図、図3は載置台を示す拡大構成図、図4は載置台の
組み立て状態を示す図、図5は抵抗発熱体を示す平面
図、図6は静電チャック用電極を示す平面図である。本
実施例においては被処理体として半導体ウエハを用い、
この表面に金属成膜としてアルミニウム膜を熱CVD処
理により成膜する場合を例にとって説明する。まず、図
1を参照して本発明の成膜処理装置を組み込んだクラス
タツール装置について説明する。
【0012】図1に示すようにこのクラスタツール装置
24は、例えばアルミニウムより8角形の容器状になさ
れた共通搬送室26をその中心に有しており、その周辺
に、第1及び第2カセット室28、30、水分除去処理
装置32、ガス成分除去処理装置34、酸化膜除去処理
装置36、本発明に係る第1及び第2の成膜処理装置3
8、40及び冷却処理装置42をそれぞれ開閉可能にな
されたゲートバルブG1〜G8を介して連結されてい
る。
【0013】水分除去処理装置32は、半導体ウエハを
加熱してこの表面に付着している水分等を除去する処理
装置であり、酸化膜除去処理装置36は水分除去後のウ
エハ表面に形成されている自然酸化膜をエッチングによ
り除去する処理装置であり、後工程のアルミニウム成膜
の種類によりエッチングガスとして例えばH2 ガス(ブ
ランケットの場合)やBCl3 ガス(セレクティブの場
合)等を用いる。ガス成分除去処理装置34は、上記エ
ッチングにて有害ガスを用いた場合に、ウエハ表面に残
留するこのガス成分を加熱や紫外線照射によって完全に
分離除去する処理装置であり、本発明の成膜処理装置3
8、40はウエハ表面にアルミCVD成膜を施す処理装
置であり、冷却処理装置42は、成膜後のウエハをハン
ドリング温度まで冷却するための処理装置である。上記
第1及び第2カセット室28、30には、例えば25枚
のウエハWを収容し得るカセットCを搬入・搬出するゲ
ートドアGD1、GD2がそれぞれに開閉可能に設けら
れており、各カセット室6、8内にはカセット台(図示
せず)が昇降可能に設けられている。また、カセット室
28、30は、不活性ガス、例えばN2 ガスの供給と、
真空引きが可能になされている。
【0014】共通搬送室28内には、内部に取り込んだ
ウエハWの位置決めを行なう回転位置決め機構44と、
ウエハWを保持した状態で屈伸及び回転可能になされた
多関節アーム機構よりなる搬送アーム46が配置されて
おり、これを屈伸、回転させることによって各装置や室
間に渡ってウエハを搬入・搬出し得るようになってい
る。この共通搬送室26には不活性ガス、例えばN2
スを供給するガス供給系48と、例えばターボ分子ポン
プ50とドライポンプ52を途中に介設した真空排気系
54が接続されており、内部を、高真空に真空引きでき
るようになっている。上記水分除去装置32は、真空引
き可能になされた処理容器内に、加熱ヒータを有する載
置台(図示せず)を設け、この載置台上にウエハWを載
置した状態でこれを例えば300℃程度に加熱し、ウエ
ハ表面に付着している水分等を除去するようになってい
る。
【0015】上記酸化膜除去処理装置36は、例えばR
IE(反応性イオンエッチング)プラズマ装置として構
成され、例えば13.56MHzの高周波を用いてプラ
ズマを立て、エッチングによりウエハ表面に付着してい
る自然酸化膜を除去するようになっている。ここで、後
工程にてブランケットアルミ膜を形成する場合には、エ
ッチングガスとしてH2 ガスを用いるが、セレクティブ
アルミ膜を形成する場合にはエッチングガスとして例え
ばBCl3 ガスを用いる。このBCl3 ガスを用いた場
合には、このBCl3 ガスがウエハ表面に付着したまま
アルミ成膜を行なうと、この電気的特性が劣化するの
で、このBCl3 ガスを完全に除去するために前述した
ガス成分除去処理装置34を用いる。
【0016】本発明に係る成膜処理装置38、40は、
ウエハ表面に金属薄膜、例えばアルミニウム膜を熱CV
Dにより成膜する装置であり、図2乃至図6に基づいて
この成膜処理装置38、40について説明する。両成膜
処理装置38、40は、全く同様に構成されているの
で、ここでは代表として第1の成膜処理装置38を例に
とって説明し、第2の成膜処理装置40の構成の説明は
省略する。成膜処理装置38は、熱CVD成膜装置とし
て構成され、例えばアルミニウムにより円筒体状に成形
された処理容器56を有している。この処理容器56の
底部56Aの中心部には、給電線挿通孔58が形成され
ると共に周辺部には、真空引きポンプ、例えばターボ分
子ポンプ60及びドライポンプ62を介設した真空排気
系64に接続された排気口66が設けられており、容器
内部を真空引き可能としている。この排気口66は、容
器底部56Aに複数個、例えば等間隔で同一円周上に4
個程度設けられ、各排気口66は、真空排気系64によ
り共通に連通されている。
【0017】この処理容器56内には、非導電性材料、
例えばアルミナ製の円板状の載置台68が設けられ、こ
の載置台68の下面中央部には下方に延びる中空円筒状
の脚部70が一体的に形成され、この脚部70の下端は
上記容器底部56Aの給電線挿通孔58の周辺部にOリ
ング等のシール部材72を介在させてボルト74等を用
いて気密に取り付け固定される。従って、この中空脚部
70内は、外側に開放され、処理容器56内に対して気
密状態となっている。上記載置台68には、例えば、S
iCによりコーティングされたカーボン製の抵抗発熱体
76が埋め込まれており、この上面側に載置される被処
理体としての半導体ウエハWを所望の温度に加熱し得る
ようになっている。この載置台68の上部には、内部に
銅などの導電板よりなるチャック用電極77を埋め込ん
だ薄いセラミックス製の静電チャック78として構成さ
れており、この静電チャック78が発生すクーロン力に
より、この上面にウエハWを吸着保持するようになって
いる。
【0018】上記抵抗発熱体76には、絶縁された給電
用のリード線80が接続され、このリード線80は、処
理容器56内に晒すことなく円筒状の脚部70内及び給
電線挿通孔58を通って外へ引き出され、開閉スイッチ
81を介して給電部84に接続される。また、静電チャ
ック78のチャック用電極77には、絶縁された給電用
のリード線86が接続され、このリード線86も処理容
器56内に晒すことなく円筒状の脚部70内及び給電線
挿通孔58を通って外へ引き出され、開閉スイッチ88
を介して高圧直流電源90に接続される。この載置台6
8の中心部には、この温度を検出するための温度検出手
段として例えば熱電対91が設けられ、このリード線9
3も中空な脚部70内に配線される。このような載置台
68の具体的構成については後述する。
【0019】載置台68の周辺部の所定の位置には、複
数のリフタ孔92が上下方向に貫通させて設けられてお
り、このリフタ孔92内に上下方向に昇降可能にウエハ
リフタピン94が収容されており、ウエハWの搬入・搬
出時に図示しない昇降機構によりリフタピン94を昇降
させることにより、ウエハWを持ち上げたり、持ち下げ
たりするようになっている。このようなウエハリフタピ
ン94は、一般的にはウエハ周縁部に対応させて3本設
けられる。
【0020】また、処理容器56の天井部には、シャワ
ーヘッド96が一体的に設けられた天井板98がOリン
グ等のシール部材100を介して気密に取り付けられて
おり、上記シャワーヘッド96は載置台68の上面の略
全面を覆うように対向させて設けられ、載置台68との
間に処理空間Sを形成している。このシャワーヘッド9
6は処理容器56内に処理ガスをシャワー状に導入する
ものであり、シャワーヘッド96の下面の噴射面102
には処理ガスを噴出するための多数の噴射孔102Aが
形成される。
【0021】天井板98には、シャワーヘッド96に処
理ガスを導入するガス導入ポート104が設けられてお
り、この導入ポート104には処理ガスを流す供給通路
106が接続されている。そして、このシャワーヘッド
96内には、供給通路106から供給された処理ガスを
拡散する目的で、多数の拡散孔108を有する拡散板1
10が設けられると共に、ヘッド側壁にはこの部分の温
度を処理ガスの分解を防止するために、例えば50℃程
度に冷却するための冷却ジャケット112が設けられて
おり、これに50℃程度の冷媒、例えば温水を流すよう
になっている。尚、このシャワーヘッド98と載置台6
8との間の距離Lは略10〜30mm程度に設定されて
いる。
【0022】また、処理容器56の側壁には、壁面を冷
却するために例えば冷媒を流す冷却ジャケット128が
設けられており、これに例えば50℃程度の温水を冷媒
として流すようになっている。また、この容器56の側
壁の一部には、ウエハ搬出入口130が設けられ、ここ
に共通搬送室26との間を連通・遮断する前記ゲートバ
ルブG6を設けている。
【0023】次に、本実施例の特徴とする載置台68に
ついて詳しく説明する。図3及び図4に示すようにこの
載置台68は、上記抵抗発熱体76を含む載置台本体1
32とこの上部に設けられる静電チャック78とにより
主に構成され、両者は別々に製作されて、例えばガラス
溶着材や銅或いは銀などのロウ付け材134により接合
される。すなわち、上記載置台本体132は、非導電性
のセラミックス、例えばアルミナにより略円板状に成形
されており、その直径L2は、8インチ(約20mm)
サイズのウエハよりも僅かに大きな240mm程度に設
定されている。この載置台本体132の上面には、周縁
部のみてお高くした断面凹部状のヒータ収容凹部136
が形成されており、このヒータ収容凹部136内にウエ
ハWを加熱するための前記抵抗発熱体76が収容されて
いる。
【0024】この抵抗発熱体76は、例えばカーボンを
SiCによりコーティングすることにより形成されてお
り、図5に示すようにある程度の幅をもたせて収容凹部
136の表面の略全面に例えば略同心円状に設けてい
る。この抵抗発熱体76は、同心円状に複数、例えば図
示例においては内側ゾーン76Aと外側ゾーン76Bと
に2つに分割されており、各ゾーン内における抵抗発熱
体は連結されている。
【0025】そして、この抵抗発熱体76から引き出さ
れる給電用のリード線80としては、内側ゾーン76A
から引き出される一対の内側リード線80Aと外側ゾー
ン76Bから引き出される一対の外側リード線80Bよ
りなり、各リード線80A、80Bは図2に示すように
給電部84に接続されて各対のリード線の一方に+電源
を、他方に−電源をそれぞれ接続してゾーン毎に個別に
温度制御を行ない得るようになっている。そして、抵抗
発熱体76を設けていない部分の所定の位置には、前述
のように例えば3つのリフタ孔92を同一円周上に等間
隔で配列している。また、この載置台本体132の中心
部には、熱電対を収容する熱電対管138が貫通させて
設けられる。
【0026】図7は上記抵抗発熱体76の温度制御ブロ
ック図を示しており、熱電対91の温度は温度検出部1
40にて検出されてその検出値を例えばマイクロコンピ
ュータ等よりなる温度制御部142に入力する。この温
度制御部142では、上記検出値と予め設定された設定
値、例えば200℃を比較し、温度制御部142はこの
比較結果がゼロになるように給電部84を制御し、各ゾ
ーン76A、76Bへの給電量をコントロールする。こ
こで、内側と外側の各ゾーン76A、76Bの電力比
は、熱電対91における検出温度値に対応させて実験に
より予め定められており、ウエハの面内温度を均一化さ
せるようになっている。尚、図示例では、抵抗発熱体7
6を2つのゾーンに分割した場合を例にとって説明した
が、これに限定されず、例えば単一のゾーンにしてもよ
く、或いは3つ以上のゾーンに分割してもよい。
【0027】静電チャック78も上記載置台本体132
と同じ非導電体のセラミックス、例えばアルミナよりな
り、載置台本体132の直径と同一寸法の薄板円板状に
成形されている。この静電チャック78内には、図6に
示すようにチャック用電極77が略全面に亘って埋め込
まれている。このチャック用電極77は、図中左右に+
側電極板77Aと−側電極板77Bとに分離された、い
わゆる双極形の電極として構成されており、各電極板7
7A、77Bは絶縁状態を維持したまま櫛歯状に噛み合
わされて配置され、それぞれに高圧直流電源90(図2
参照)より+、−の高圧直流電圧を印加することによ
り、両電極板77A、77B間にクーロン力を発生さ
せ、これによりウエハWを吸着保持するようになってい
る。この静電チャック78にも3つのリフタ孔92が形
成されると共に、その中心部には熱電対管138に収容
された熱電対91が設けられており、この温度を検出し
得るようになっている。
【0028】また、この静電チャック78には、バック
サイドガス噴出孔144が設けられると共に、この噴出
孔144には、上記載置台本体132を貫通したガス導
入管146が接続されており、バックサイドガスとして
例えばH2 ガスを静電チャック78の上面とウエハWの
裏面との間の僅かな間隙に噴射して、ウエハ裏面への成
膜の付着を防止すると共にこのガスを熱伝導ガスとして
機能させることによりウエハWの加熱を効率的に行ない
得るようになっている。
【0029】次に、以上のように構成された本実施例の
動作について説明する。まず、図1に基づいて半導体ウ
エハWの全体の流れから説明する。まず、アルミニウム
成膜は空気や水分と容易に反応して酸化膜を形成するこ
とから共通搬送室26を含む各処理装置32、34、3
6、38、40、42は、未使用時にはベース圧として
例えば5×10-6Torr程度の高い真空度に維持され
て、自然酸化膜の形成を防止している。
【0030】外部より、未処理の半導体ウエハWをカセ
ットCに収容した状態で、ゲートドアGD1を介して例
えば第1カセット室28内へ搬入すると、これを密閉し
て第1カセット室28内を上記したベース圧まで真空引
きする。ベース圧に到達したならば、ゲートバルブG1
を開にして予めベース圧に維持されている共通搬送室2
6内の搬送アーム46を伸ばして未処理のウエハWを一
枚取り出し、これを回転位置決め機構44によりウエハ
のオリエンテーションフラットを検出することにより位
置合わせする。位置合わせ後のウエハWは、再度搬送ア
ーム46を用いて開状態になされたゲートバルブG3を
介して予めベース圧になされた水分除去処理装置32内
へ搬入され、ここでウエハWを加熱することによりウエ
ハ表面に付着している水分等を気化させて除去する。
【0031】水分除去後のウエハWは、次に、ゲートバ
ルブG5を介して予めベース圧に維持されている酸化膜
除去処理装置36内へ搬入され、ここで、エッチングに
よりウエハ表面に付着している自然酸化膜を除去する。
ここで、後工程にてセレクティブのアルミニウム膜を形
成する場合には、エッチングガスとして例えばBCl3
ガスを用い、ブランケットのアルミニウム膜を成膜する
場合にはエッチングガスとして例えばH2 ガスを用い
る。エッチングガスとしてBCl3 ガスを用いた場合に
はClイオンやBイオン、特にClイオンがアルミニウ
ム膜の電気的特性に悪影響を与えることからこれらのイ
オンをウエハ面から完全に除去しなければならない。そ
こで、BCl3 ガスを用いたエッチング後のウエハW
は、次に、ゲートバルブG4を介して予めベース圧にな
されたガス成分除去処理装置34内に搬入され、ここで
加熱と紫外線照射によりClイオンを励起させて、これ
らをウエハ表面から離脱させて排除する。
【0032】ガス成分が除去されたウエハWは次に、予
めベース圧になされている第1或いは第2の成膜処理装
置38または40内にゲートバルブG6或いはG7を介
して導入される。このように2つの成膜処理装置38、
40を設けた理由は、成膜処理に要する時間に鑑みてス
ループットを向上させるためである。また、先の酸化除
去処理装置36にてエッチングガスとしてBCl3 ガス
ではなくてH2 ガスを用いた場合には、ウエハはガス成
分除去処理装置34を経ることなく、直接この第1或い
は第2成膜処理装置に搬入されることになる。成膜処理
装置38または40内に搬入されたウエハには、処理ガ
スとして例えばDMAH(ジメチルアルミニウムハイド
ライド)を気化させたガスが用いられ、ここでCVD処
理により所定の温度でアルミニウム膜が成膜されること
になる。
【0033】アルミニウム膜の成膜後のウエハWは、次
に、ゲートバルブG8を介して予めベース圧に維持され
ている冷却処理装置42内に搬入され、ここで所定のハ
ンドリング温度まで冷却される。そして、この処理済み
のウエハWは、次にゲートバルブG2を介して予めベー
ス圧に維持されている第2カセット室30内のカセット
Cに収容されることになる。このようにして、未処理の
ウエハは順次流されて処理が行なわれ、比較的長い処理
時間を要する成膜処理時においては、空いている方の成
膜処理装置を用いてスループットを向上させる。
【0034】次に、図2を参照してアルミニウム膜の成
膜処理について説明する。載置台68上に載置されたガ
ス成分除去後の、或いは酸化膜除去後のウエハWは、静
電チャック78からのクーロン力により吸着保持されて
いる。この状態でウエハWを抵抗発熱体76により所定
のプロセス温度、例えば200℃に加熱すると同時に処
理ガスとしてDMAHの気化ガスをシャワーヘッド96
から処理容器56内の処理空間Sに導入し、ウエハ表面
にアルミニウムのCVD成膜を行なう。この時、プロセ
ス圧力は、例えば2Torr程度に維持し、DMAHは
気体換算で例えば100SCCM程度供給する。
【0035】また、成膜中においては、処理容器56の
側壁に設けた冷却ジャケット128に例えば50℃程度
の冷媒を流し、これを安全温度まで冷却する。処理前に
おいては、前述のように処理容器56内は真空排気系6
4により5×10-6Torr程度のベース圧に維持され
ており、搬入されたウエハの表面に自然酸化膜が付着す
ることを防止している。また、成膜後においても同様
に、再度、5×10-6Torrのベース圧まで真空引き
する。従って、成膜直後のアルミニウム膜に自然酸化膜
が付着することを極力抑制することができる。
【0036】また、成膜中においては載置台68の中心
部に設けた熱電対91によりその温度が温度検出部14
0にて検出され、この検出値に基づいて温度制御部14
2が給電部84を制御し、抵抗発熱体76のゾーン76
A、76B毎に給電量が制御される。従って、載置台6
8の温度制御をきめ細かに行なうことが可能となる。ま
た、静電チャック78の上面とウエハWの裏面との間の
僅かな間隙には、バックサイドガス噴出孔144からバ
ックサイドガスとして適当量のH2 ガスが噴出されてい
るので、この間隙内に処理ガスが侵入することを防止で
き、従って、ウエハ裏面にパーティクル発生の原因とな
る成膜が付着することを略完全に防止することが可能と
なる。
【0037】更には、DMAHの処理ガスは、略100
℃以上の温度の導電性部材の表面に付着し易いという特
性を持つが、抵抗発熱体76への給電用のリード線80
A、80Bやチャック用電極77への給電用のリード線
86を、処理容器56内から気密に区画された中空円筒
状の脚部70内に収容してこれらリード線が成膜ガスと
接触することを断つようにしたので、これらのリード線
にパーティクルの原因となる成膜が付着することを防止
することが可能となる。
【0038】また、静電チャック78か抵抗発熱体76
の内、いずれか一方が壊れた場合には、載置台68の全
体を交換するのではなくロウ付け材134を溶かして静
電チャック78と載置台本体132を分離し、故障した
一方のみを修理したり、交換したりすればよい。このよ
うに載置台68の形成に際しては、別個独立に作った静
電チャック78と抵抗発熱体76付きの載置台本体13
2とを接合するだけでよいので、製造工程を簡単化して
大幅にコストの削減が図れるのみならず、メンテナンス
時には、例えば故障した一方のみを取り換えればよいの
で、高価なセラミックス製の載置台68のメンテナンス
費用も大幅に削減することが可能となる。尚、上記実施
例では処理空間Sの雰囲気は、載置台68の外周を通っ
て載置台68の下方の空間に直接連通し、ここより排気
口66を介して真空引きされるが、図8に示すように載
置台68の外周に絞り弁の作用を示す圧力調整弁体14
8を可動的に設けて、処理空間S内の圧力調整を迅速に
行なうようにしてもよい。
【0039】すなわち、円板状の載置台68と円筒体状
の処理容器56の内周壁56Bとの間は、所定の距離だ
け離間されることにより載置台68の上方の処理空間S
と容器底部56Aの各排気口66とを連通する通気口1
50が載置台68の外周をとり囲むようにしてリング状
に形成されている。そして、この通気口150には、こ
の通気口150の幅L3に精度良く嵌まり込むことがで
きる大きさに設定されたリング状の上記圧力調整弁体1
48が上下方向に可動的に設けられている。すなわち、
このリング状の圧力調整弁体148には下方に延びる昇
降ロッド152が設けられると共にこの昇降ロッド15
2は容器底部56Aに設けたロッド孔154を貫通して
底部56Aに設けたロッド孔154を貫通して底部56
Aの下方に延びている。このような昇降ロッド152
は、複数個、例えば弁体148の周方向に沿って等間隔
で3本設けられると共に各昇降ロッド152の下端に
は、移動量が制御可能なアクチュエータ156が設けら
れており、上記各昇降ロッド152を同期させて昇降し
得るようになっている。尚、各昇降ロッド152の下端
を連結部材(図示せず)で共通に連結し、この連結部材
をアクチュエータ156で昇降させてロッドを移動させ
るようにしてもよい。これによればアクチュエータ15
6の数が少なくて済む。
【0040】上記通気口150の幅L3は、例えば8イ
ンチウエハ対応の載置台68の直径が240mm程度で
あるのに対して0.5〜3mm程度に設定されている。
また、各ロッド孔154とこれに挿通される昇降ロッド
152との間には、蛇腹状のベローズ158が介設され
ており、処理容器56内の気密性を保持しつつ昇降ロッ
ド152を昇降移動し得るようになっている。上記圧力
調整弁体148は、上記載置台68と同じ材料、例えば
アルミナにより成形されており、その内側端面は、中心
方向斜め下方に向かうテーパ面148Aとして構成さ
れ、このテーパ面148Aに合致して面接触するように
上記載置台68の周縁部も中心方向斜め下方に向かうテ
ーパ面68Aとして構成されている。また、圧力調整弁
体148の外側端面は、容器内壁よりも僅かに離間して
これに沿って昇降するようになっている。このように通
気口150に可動になされた圧力調整弁体148を設け
ることにより、これを絞り弁として機能させることがで
き、圧力調整弁体148が、昇降移動することにより、
リング状の通気口150の開度を適宜調整して排気コン
ダクタンスを変え得るようになっている。
【0041】このように載置台68の外周側に、絞り弁
の作用を呈する圧力調整弁体148を可動的に設けるこ
とにより、圧力制御対象領域である処理空間Sと圧力調
整弁体148との間の距離は非常に接近しているので、
この圧力調整弁体148の昇降移動に伴う通気口150
の開度の変化は、ほとんど時間遅れを生ずることなく処
理空間S内の圧力変動を生ぜしめることになる。従っ
て、圧力調整の応答性が非常に良好となりこれを大幅に
向上させることが可能となる。以上の実施例では、成膜
としてはアルミニウムの金属膜を形成する場合について
説明したが、これに限定されず、他の成膜、例えばT
i,TiN,W,Cu,SiO2 等を成膜する場合にも
適用することができる。
【0042】また、ここでは成膜処理装置をクラスタツ
ール装置に組み込んだ場合を例にとって説明したが、こ
れに限定されず、この成膜処理装置を単独で用いる場合
にも適用し得るのは勿論である。更には、半導体ウエハ
に成膜する場合に限られず、他の被処理体、例えばLC
D基板やガラス基板に成膜する場合にも適用できるのは
勿論である。
【0043】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の成膜処理
装置によれば、次のように優れた作用効果を発揮するこ
とができる。静電チャックと、抵抗発熱体を有する載置
台本体とを接合することにより載置台を形成するように
したので、構造を簡単化でき、製造コストの安い個々の
部材を製造した後に両者を接合すればよく、全体の製造
コストを大幅に削減することができる。また、抵抗発熱
体を複数のゾーンに分割して個々に温度制御ができるよ
うにすることにより、ゾーン毎にきめの細かな温度コン
トロールを行なうことができ、被処理体の温度の面内均
一性を向上させることができる。
【0044】更には、静電チャックの表面にバックサイ
ドガスを流すことにより、被処理体の裏面に処理ガスが
侵入することを防止してここにパーティクルの原因とな
る成膜が付着することを防止できるのみならず、このガ
スを熱伝導ガスとして機能させることにより載置台から
被処理体への熱伝導性を向上させることができる。ま
た、静電チャックや抵抗発熱体等への給電用のリード線
を、処理容器内からは気密に区画された中空筒体状の脚
部内に挿通することにより、リード線にパーティクルの
原因となる成膜が付着することを防止することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る成膜処理装置を用いたクラスタツ
ール装置を示す概略平面図である。
【図2】本発明の成膜処理装置を示す構成図である。
【図3】載置台を示す拡大構成図である。
【図4】載置台の組み立て状態を示す図である。
【図5】抵抗発熱体を示す平面図である。
【図6】静電チャック用電極を示す平面図である。
【図7】抵抗発熱体の温度制御ブロックを示す図であ
る。
【図8】載置台の外周側に圧力調整弁体を設けた成膜処
理装置を示す部分構成図である。
【図9】従来の成膜処理装置を示す概略構成図である。
【符号の説明】
24 クラスタツール装置 26 共通搬送室 32 水分除去処理装置 34 ガス成分除去処理装置 36 酸化膜除去処理装置 38 第1の成膜処理装置 40 第2の成膜処理装置 42 冷却処理装置 56 処理容器 68 載置台 76 抵抗発熱体 77 チャック用電極 77A +側電極板 77B −側電極板 78 静電チャック 80、86 給電用のリード線 91 熱電対(温度検出手段) 132 載置台本体 134 ロウ付け材 144 バックサイドガス噴出孔 146 ガス導入管 S 処理空間 W 半導体ウエハ(被処理体)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 望月 隆 山梨県韮崎市藤井町北下条2381番地の1 東京エレクトロン山梨株式会社内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 真空引き可能になされた処理容器内の載
    置台上に載置した被処理体に、熱CVDにより薄膜を形
    成する成膜処理装置において、前記載置台は、薄板上の
    非導電性のセラミックスの中にチャック用電極を埋め込
    んでなる静電チャックと、抵抗発熱体を有する非導電性
    のセラミックスよりなる載置台本体とを接合して構成さ
    れていることを特徴とする成膜処理装置。
  2. 【請求項2】 前記チャック用電極は、+側電極板と−
    側電極板とよりなる双極形の電極であることを特徴とす
    る請求項1記載の成膜処理装置。
  3. 【請求項3】 前記載置台の中心部には、温度を測定す
    るための温度検出手段が設けられていることを特徴とす
    る請求項1または2記載の成膜処理装置。
  4. 【請求項4】 前記抵抗発熱体は、複数のゾーンに分割
    されて、個々に制御が可能になされていることを特徴と
    する請求項1乃至3記載の成膜処理装置。
  5. 【請求項5】 前記静電チャックには、これと前記被処
    理体との間にバックサイドガスを流すためのバックサイ
    ドガス噴出孔が形成されていることを特徴とする請求項
    1乃至4記載の成膜処理装置。
  6. 【請求項6】 前記載置台は、前記処理容器内に対して
    気密に区画された中空筒体状の脚部により前記処理容器
    の底部に支持されると共に該脚部内に給電用のリード線
    を挿通するように構成したことを特徴とする請求項1乃
    至5記載の成膜処理装置。
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