JP3258885B2 - 成膜処理装置 - Google Patents

成膜処理装置

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JP3258885B2
JP3258885B2 JP35180095A JP35180095A JP3258885B2 JP 3258885 B2 JP3258885 B2 JP 3258885B2 JP 35180095 A JP35180095 A JP 35180095A JP 35180095 A JP35180095 A JP 35180095A JP 3258885 B2 JP3258885 B2 JP 3258885B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば半導体ウエ
ハ等の表面に成膜を施すための成膜処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、半導体デバイスにあっては、最
近の高密度化、高集積化の要請に応じて、回路構成を多
層配線構造にする傾向にあり、この場合、下層デバイス
と上層アルミ配線との接続部であるコンタクトホールや
下層アルミ配線と上層アルミ配線との接続部であるヴィ
アホールなどの埋め込み技術が、両者の電気的な接続を
はかるために重要になっている。コンタクトホールやヴ
ィアホールの埋め込みには、安価で導電性の良好な材
料、例えばアルミニウムを用いるのが好ましく、しか
も、ホールの埋め込みという技術的な制約からボイドの
発生をなくすためには方向性の高いスパッタによる成膜
でなく、ステップカバレジが良好なCVD(Chemi
cal VaporDeposition)による成膜
が望まれており、このような金属薄膜の成膜装置とし
て、例えば特開平6−267951号公報や特開平6−
283446号公報等に開示されている装置が知られて
いる。
【0003】アルミ−CVD成膜を形成するためには、
一般的には処理ガスとして有機金属ガスであるDMAH
(ジメチルアルミニウムハイドライド)を用いるが、こ
のDMAHは、常温では粘度が8000〜10000c
p(センチポアズ)程度と非常に高くて水あめ状になっ
ており、しかも、空気中の水分や酸素と激しく反応して
発火するために非常に取り扱いが困難な物質である。
【0004】ここで熱CVDによる従来の一般的な、成
膜処理装置について説明すると、図6に示すように例え
ばアルミニウム製の円筒体状の処理容器2内には、加熱
ヒータ4を内蔵した載置台6が設けられており、この載
置台6の上面に被処理体である半導体ウエハWを載置す
るようになっている。この載置台6の上方には、これに
対向させて処理ガスを噴射して導入するためのシャワー
ヘッド8を設けており、これよりDMAHを気化させて
形成した成膜用の処理ガスを処理容器2内へ導入するよ
うになっている。加熱されたウエハ表面にこの処理ガス
によって、アルミニウム膜が熱CVDによって成膜され
ることになる。
【0005】処理容器2の側壁には、容器内に対してウ
エハを搬入・搬出させるための開閉可能なゲートバルブ
10が設けられる。また、処理容器2の底部2Aには、
適当数の排気口12が設けられ、これらの排気口12は
共通に連通されて、これに途中に絞り弁14、ターボ分
子ポンプ16及びドライポンプ18等を介設した真空排
気系20を接続して処理容器2内を真空引きするように
なっている。成膜処理時には、上記シャワーヘッド8か
ら上述のようにDMAHの気化ガスを所定の流量で供給
し、ウエハWを所定の温度に加熱しつつプロセス圧力を
所定値に維持し、アルミニウム金属膜の成膜を行なう。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、電気的特性
の良好な金属膜を目的とする膜厚となるように精度良く
形成するためには、処理ガスの供給量やプロセス温度の
外にも、プロセス圧力も精度良くコントロールしなけれ
ばならない。この場合、プロセス圧力を制御するために
は、真空排気系20に介設した絞り弁14を成膜中にお
いて常時、微調整しながら処理容器2内の圧力をコント
ロールするようになっている。しかしながら、処理容器
2内の実際に成膜の行なわれている処理空間Sと絞り弁
14との間はある程度の長さの流通経路が存在する。す
なわち、処理空間S内の雰囲気は、処理容器2の内壁と
載置台6との間の間隙22を通って下方に流れ、そし
て、容器底部2Aに設けた排気口12を介して真空排気
系20内に流れ込み、それから絞り弁14を通過するこ
とになる。そのため、絞り弁14の開度を変化させたと
しても上記したような長い流通経路に起因してその流路
変化が処理空間Sにおける圧力変化となって影響が表れ
るまでにある程度の時間を要し、迅速な圧力制御を行な
うことができないという問題があった。
【0007】このように圧力調整の応答性が十分高くな
いために成膜中におけるプロセス圧力の調整を精度良く
行ない難いという問題があった。更には、容器底部2A
には、通常は4つ程度の排気口12を等間隔で設け、こ
れらを共通に真空引きするが、それでもこのように排気
口12を散在させて設けることにより、僅かではあるが
処理空間S内の雰囲気を片引きする結果となり、このた
めに処理ガスに偏流が僅かに生じて成膜の面内均一性を
保てない場合もあった。特に、ウエハサイズが6インチ
から8インチ或いは12インチと大きくなるに従って、
上記した問題が顕著に表れてくるようになった。本発明
は、以上のような問題点に着目し、これを有効に解決す
べく創案されたものである。本発明の目的は、処理容器
内の圧力を迅速に制御することができる成膜処理装置を
提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記問題点を
解決するために、成膜用の処理ガスが導入されて真空引
き可能になされた処理容器と、上面に被処理体を載置す
るために前記処理容器内の処理空間に臨ませて設けられ
た載置台と、前記載置台の外周に設けられて前記処理空
間と前記処理容器の排気口を連通する通気口と、前記通
気口に上下方向へ可動的に設けられて前記処理空間の圧
力調整を行なう圧力調整弁体とを備えるように構成した
ものである。
【0009】以上のように構成することにより、成膜時
には処理容器内に処理ガスが供給されると同時に真空引
きされて、所定のプロセス圧力を維持する。この場合、
処理容器の内壁側と載置台の周縁部との間に形成された
通気口に設けた圧力調整弁体を移動させることにより上
記排気口における弁開度を調整し、これを絞り弁のよう
に作用させて処理空間の微妙な圧力調整を行なう。プロ
セス圧力の調整に際しては、処理空間と絞り弁の作用を
する圧力調整弁体は非常に接近させて設けているので、
圧力調整弁体の変動に伴う開度変化はほとんど時間遅れ
を生ずることなく処理空間内の圧力変動を生ぜしめ、従
って、圧力調整の応答性を大幅に向上させることが可能
となる。このような圧力調整弁体としては、例えば載置
台の外周を取り囲むようにリング状に成形するのがよ
い。
【0010】また、載置台の外周側にて圧力調整を行な
っているので、その下方に位置する排気口の配置状態等
に影響されることなく載置台の周辺部から略均等に処理
空間内の雰囲気を真空引きすることができ、片引き等の
発生を抑制することが可能となる。更には、処理容器内
へ処理ガスを供給するために載置台に対向させて処理容
器の天井部にシャワーヘッドを設けているが、このシャ
ワーヘッドに、処理空間内の雰囲気を吸引する吸引孔を
設けることにより、この処理空間の、特に中心部に滞留
する傾向となる反応済みの処理ガスの排出を促進させる
ことができる。従って、被処理体の面内に亘って成膜処
理を高い均一性で行なうことが可能となる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下に、本発明に係る成膜処理装
置の一実施例を添付図面に基づいて詳述する。図1は本
発明に係る成膜処理装置を用いたクラスタツール装置を
示す概略平面図、図2は本発明の成膜処理装置を示す構
成図、図3は圧力調整弁体の配置状態を示す平面図であ
る。本実施例においては被処理体として半導体ウエハを
用い、この表面に金属成膜としてアルミニウム膜を熱C
VD処理により成膜する場合を例にとって説明する。ま
ず、図1を参照して本発明の成膜処理装置を組み込んだ
クラスタツール装置について説明する。
【0012】図1に示すようにこのクラスタツール装置
24は、例えばアルミニウムより8角形の容器状になさ
れた共通搬送室26をその中心に有しており、その周辺
に、第1及び第2カセット室28、30、水分除去処理
装置32、ガス成分除去処理装置34、酸化膜除去処理
装置36、本発明に係る第1及び第2の成膜処理装置3
8、40及び冷却処理装置42をそれぞれ開閉可能にな
されたゲートバルブG1〜G8を介して連結されてい
る。
【0013】水分除去処理装置32は、半導体ウエハを
加熱してこの表面に付着している水分等を除去する処理
装置であり、酸化膜除去処理装置36は水分除去後のウ
エハ表面に形成されている自然酸化膜をエッチングによ
り除去する処理装置であり、後工程のアルミニウム成膜
の種類によりエッチングガスとして例えばH2 ガス(ブ
ランケットの場合)やBCl3 ガス(セレクティブの場
合)等を用いる。ガス成分除去処理装置34は、上記エ
ッチングにて有害ガスを用いた場合に、ウエハ表面に残
留するこのガス成分を加熱や紫外線照射によって完全に
分離除去する処理装置であり、本発明の成膜処理装置3
8、40はウエハ表面にアルミCVD成膜を施す処理装
置であり、冷却処理装置42は、成膜後のウエハをハン
ドリング温度まで冷却するための処理装置である。上記
第1及び第2カセット室28、30には、例えば25枚
のウエハWを収容し得るカセットCを搬入・搬出するゲ
ートドアGD1、GD2がそれぞれに開閉可能に設けら
れており、各カセット室6、8内にはカセット台(図示
せず)が昇降可能に設けられている。また、カセット室
28、30は、不活性ガス、例えばN2 ガスの供給と、
真空引きが可能になされている。
【0014】共通搬送室28内には、内部に取り込んだ
ウエハWの位置決めを行なう回転位置決め機構44と、
ウエハWを保持した状態で屈伸及び回転可能になされた
多関節アーム機構よりなる搬送アーム46が配置されて
おり、これを屈伸、回転させることによって各装置や室
間に渡ってウエハを搬入・搬出し得るようになってい
る。この共通搬送室26には不活性ガス、例えばN2
スを供給するガス供給系48と、例えばターボ分子ポン
プ50とドライポンプ52を途中に介設した真空排気系
54が接続されており、内部を、高真空に真空引きでき
るようになっている。上記水分除去装置32は、真空引
き可能になされた処理容器内に、加熱ヒータを有する載
置台(図示せず)を設け、この載置台上にウエハWを載
置した状態でこれを例えば300℃程度に加熱し、ウエ
ハ表面に付着している水分等を除去するようになってい
る。
【0015】上記酸化膜除去処理装置36は、例えばR
IE(反応性イオンエッチング)プラズマ装置として構
成され、例えば13.56MHzの高周波を用いてプラ
ズマを立て、エッチングによりウエハ表面に付着してい
る自然酸化膜を除去するようになっている。ここで、後
工程にてブランケットアルミ膜を形成する場合には、エ
ッチングガスとしてH2 ガスを用いるが、セレクティブ
アルミ膜を形成する場合にはエッチングガスとして例え
ばBCl3 ガスを用いる。このBCl3 ガスを用いた場
合には、このBCl3 ガスがウエハ表面に付着したまま
アルミ成膜を行なうと、この電気的特性が劣化するの
で、このBCl3 ガスを完全に除去するために前述した
ガス成分除去処理装置34を用いる。
【0016】本発明に係る成膜処理装置38、40は、
ウエハ表面に金属薄膜、例えばアルミニウム膜を熱CV
Dにより成膜する装置であり、図2及び図3に基づいて
この成膜処理装置38、40について説明する。両成膜
処理装置38、40は、全く同様に構成されているの
で、ここでは代表として第1の成膜処理装置38を例に
とって説明し、第2の成膜処理装置40の構成の説明は
省略する。成膜処理装置38は、熱CVD成膜装置とし
て構成され、例えばアルミニウムにより円筒体状に成形
された処理容器56を有している。この処理容器56の
底部56Aの中心部には、給電線挿通孔58が形成され
ると共に周辺部には、真空引きポンプ、例えばターボ分
子ポンプ60及びドライポンプ62を介設した真空排気
系64に接続された排気口66が設けられており、容器
内部を真空引き可能としている。この排気口66は、容
器底部56Aに複数個、例えば等間隔で同一円周上に4
個程度設けられ、各排気口66は、真空排気系64によ
り共通に連通されている。
【0017】この処理容器56内には、例えばアルミナ
製の円板状の載置台68が設けられ、この載置台68の
下面中央部には下方に延びる円筒状の脚部70が一体的
に形成され、この脚部70の下端は上記容器底部56A
の給電線挿通孔58の周辺部にOリング等のシール部材
72を介在させてボルト74等を用いて気密に取り付け
固定される。上記載置台68の上部全面には、例えば、
SiCによりコーティングされたカーボン製の抵抗発熱
体76が埋め込まれており、この上面側に載置される被
処理体としての半導体ウエハWを所望の温度に加熱し得
るようになっている。この載置台68の上面には、内部
に銅などの導電板を埋め込んだ薄いセラミック製の静電
チャック78を設けており、この静電チャック78が発
生すクーロン力により、この上面にウエハWを吸着保持
するようになっている。尚、静電チャック78に代え
て、メカニカルクランプを用いてウエハWを保持するよ
うにしてもよいし、またこれを設けなくてもよい。上記
抵抗発熱体76には、絶縁されたリード線80が接続さ
れ、このリード線80は、円筒状の脚部70内及び給電
線挿通孔58を通って外へ引き出され、開閉スイッチ8
1を介して給電部84に接続される。また、静電チャッ
ク78の図示しない導電板には、絶縁されたリード線8
6が接続され、このリード線86も円筒状の脚部70内
及び給電線挿通孔58を通って外へ引き出され、開閉ス
イッチ88を介して高圧直流電源90に接続される。
【0018】載置台68及び静電チャック78の周辺部
の所定の位置には、複数のリフタ孔92が上下方向に貫
通させて設けられており、このリフタ孔92内に上下方
向に昇降可能にウエハリフタピン94が収容されてお
り、ウエハWの搬入・搬出時に図示しない昇降機構によ
りリフタピン94を昇降させることにより、ウエハWを
持ち上げたり、持ち下げたりするようになっている。こ
のようなウエハリフタピン94は、一般的にはウエハ周
縁部に対応させて3本設けられる。
【0019】また、処理容器56の天井部には、シャワ
ーヘッド96が一体的に設けられた天井板98がOリン
グ等のシール部材100を介して気密に取り付けられて
おり、上記シャワーヘッド96は載置台68の上面の略
全面を覆うように対向させて設けられ、載置台68との
間に処理空間Sを形成している。このシャワーヘッド9
6は処理容器56内に処理ガスをシャワー状に導入する
ものであり、シャワーヘッド96の下面の噴射面102
には処理ガスを噴出するための多数の噴射孔102Aが
形成される。
【0020】天井板98には、シャワーヘッド96に処
理ガスを導入するガス導入ポート104が設けられてお
り、この導入ポート104には処理ガスを流す供給通路
106が接続されている。そして、このシャワーヘッド
96内には、供給通路106から供給された処理ガスを
拡散する目的で、多数の拡散孔108を有する拡散板1
10が設けられると共に、ヘッド側壁にはこの部分の温
度を処理ガスの分解を防止するために、例えば50℃程
度に冷却するための冷却ジャケット112が設けられて
おり、これに50℃程度の冷媒、例えば温水を流すよう
になっている。尚、このシャワーヘッド98と載置台6
8との間の距離Lは略10〜20mm程度に設定されて
いる。
【0021】また、この供給通路106の途中には液体
用マスフローコントローラ122及びH2 ガスを気化ガ
ス兼キャリアガスとする気化器124を順次介設してこ
こで液体DMAHを気化させて処理容器56内へ供給す
るようになっている。この気化器124よりも下流側の
供給通路106には、再液化防止用の例えばテープヒー
タ126(図中破線で示す)が設けられており、これを
所定の温度、例えば45℃程度に加熱している。
【0022】また、処理容器56の側壁には、壁面を冷
却するために例えば冷媒を流す冷却ジャケット128が
設けられており、これに例えば50℃程度の温水を冷媒
として流すようになっている。また、この容器56の側
壁の一部には、ウエハ搬出入口130が設けられ、ここ
に共通搬送室26との間を連通・遮断する前記ゲートバ
ルブG6を設けている。
【0023】このように構成される処理容器56内に処
理空間Sの圧力調整を行なうための本実施例の特徴とす
る圧力調整弁体130が設けられる。具体的には、円板
状の載置台68と円筒体状の処理容器56の内周壁56
Bとの間は、所定の距離だけ離間されることにより載置
台68の上方の処理空間Sと容器底部56Aの各排気口
66とを連通する通気口132が載置台68の外周をと
り囲むようにしてリング状に形成されている。そして、
この通気口132には、この通気口132の幅L2に精
度良く嵌まり込むことができる大きさに設定されたリン
グ状の上記圧力調整弁体130が上下方向に可動的に設
けられている。すなわち、このリング状の圧力調整弁体
130には下方に延びる昇降ロッド134が設けられる
と共にこの昇降ロッド134は容器底部56Aに設けた
ロッド孔136を貫通して底部56Aに設けたロッド孔
136を貫通して底部56Aの下方に延びている。この
ような昇降ロッド134は、複数個、例えば弁体130
の周方向に沿って等間隔で3本設けられると共に各昇降
ロッド134の下端には、移動量が制御可能なアクチュ
エータ138が設けられており、上記各昇降ロッド13
4を同期させて昇降し得るようになっている。上記昇降
ロッド134とアクチュエータ138とにより上記圧力
調整弁体130を上下動させる昇降機構が構成される。
尚、各昇降ロッド134の下端を連結部材(図示せず)
で共通に連結し、この連結部材をアクチュエータ138
で昇降させてロッドを移動させるようにしてもよい。こ
れによればアクチュエータ138の数が少なくて済む。
【0024】上記通気口132の幅L2は、例えば8イ
ンチウエハ対応の載置台68の直径が240mm程度で
あるのに対して0.5〜3mm程度に設定されている。
また、各ロッド孔136とこれに挿通される昇降ロッド
134との間には、蛇腹状のベローズ140が介設され
ており、処理容器56内の気密性を保持しつつ昇降ロッ
ド134を昇降移動し得るようになっている。上記圧力
調整弁体130は、上記載置台68と同じ材料、例えば
アルミナにより成形されており、その内側端面は、中心
方向斜め下方に向かうテーパ面130Aとして構成さ
れ、このテーパ面130Aに合致して面接触するように
上記載置台68の周縁部も中心方向斜め下方に向かうテ
ーパ面68Aとして構成されている。また、圧力調整弁
体130の外側端面は、容器内壁よりも僅かに離間して
これに沿って昇降するようになっている。このように通
気口132に可動になされた圧力調整弁体130を設け
ることにより、これを絞り弁として機能させることがで
き、圧力調整弁体130が、昇降移動することにより、
リング状の通気口132の開度を適宜調整して排気コン
ダクタンスを変え得るようになっている。尚、静電チャ
ック78は、ポリイミド製のものに代えて、例えばアル
ミナ等のセラミック材よりなるものを用いてもよい。一
方、冷却処理装置42は、内部に冷却ジャケットを有す
る載置台(図示せず)を設けてあり、上記成膜処理によ
り温度上昇したウエハWを所定のハンドリング温度まで
低下させる装置である。
【0025】次に、以上のように構成された本実施例の
動作について説明する。まず、図1に基づいて半導体ウ
エハWの全体の流れから説明する。まず、アルミニウム
成膜は空気や水分と容易に反応して酸化膜を形成するこ
とから共通搬送室26を含む各処理装置32、34、3
6、38、40、42は、未使用時にはベース圧として
例えば5×10-6Torr程度の高い真空度に維持され
て、自然酸化膜の形成を防止している。
【0026】外部より、未処理の半導体ウエハWをカセ
ットCに収容した状態で、ゲートドアGD1を介して例
えば第1カセット室28内へ搬入すると、これを密閉し
て第1カセット室28内を上記したベース圧まで真空引
きする。ベース圧に到達したならば、ゲートバルブG1
を開にして予めベース圧に維持されている共通搬送室2
6内の搬送アーム46を伸ばして未処理のウエハWを一
枚取り出し、これを回転位置決め機構44によりウエハ
のオリエンテーションフラットを検出することにより位
置合わせする。位置合わせ後のウエハWは、再度搬送ア
ーム46を用いて開状態になされたゲートバルブG3を
介して予めベース圧になされた水分除去処理装置32内
へ搬入され、ここでウエハWを加熱することによりウエ
ハ表面に付着している水分等を気化させて除去する。
【0027】水分除去後のウエハWは、次に、ゲートバ
ルブG5を介して予めベース圧に維持されている酸化膜
除去処理装置36内へ搬入され、ここで、エッチングに
よりウエハ表面に付着している自然酸化膜を除去する。
ここで、後工程にてセレクティブのアルミニウム膜を形
成する場合には、エッチングガスとして例えばBCl3
ガスを用い、ブランケットのアルミニウム膜を成膜する
場合にはエッチングガスとして例えばH2 ガスを用い
る。エッチングガスとしてBCl3 ガスを用いた場合に
はClイオンやBイオン、特にClイオンがアルミニウ
ム膜の電気的特性に悪影響を与えることからこれらのイ
オンをウエハ面から完全に除去しなければならない。そ
こで、BCl3 ガスを用いたエッチング後のウエハW
は、次に、ゲートバルブG4を介して予めベース圧にな
されたガス成分除去処理装置34内に搬入され、ここで
加熱と紫外線照射によりClイオンを励起させて、これ
らをウエハ表面から離脱させて排除する。
【0028】ガス成分が除去されたウエハWは次に、予
めベース圧になされている第1或いは第2の成膜処理装
置38または40内にゲートバルブG6或いはG7を介
して導入される。このように2つの成膜処理装置38、
40を設けた理由は、成膜処理に要する時間に鑑みてス
ループットを向上させるためである。また、先の酸化除
去処理装置36にてエッチングガスとしてBCl3 ガス
ではなくてH2 ガスを用いた場合には、ウエハはガス成
分除去処理装置34を経ることなく、直接この第1或い
は第2成膜処理装置に搬入されることになる。成膜処理
装置38または40内に搬入されたウエハには、処理ガ
スとして例えばDMAH(ジメチルアルミニウムハイド
ライド)を気化させたガスが用いられ、ここでCVD処
理により所定の温度でアルミニウム膜が成膜されること
になる。
【0029】アルミニウム膜の成膜後のウエハWは、次
に、ゲートバルブG8を介して予めベース圧に維持され
ている冷却処理装置42内に搬入され、ここで所定のハ
ンドリング温度まで冷却される。そして、この処理済み
のウエハWは、次にゲートバルブG2を介して予めベー
ス圧に維持されている第2カセット室30内のカセット
Cに収容されることになる。このようにして、未処理の
ウエハは順次流されて処理が行なわれ、比較的長い処理
時間を要する成膜処理時においては、空いている方の成
膜処理装置を用いてスループットを向上させる。
【0030】次に、図2及び図3を参照してアルミニウ
ム膜の成膜処理について説明する。載置台68上に載置
されたガス成分除去後の、或いは酸化膜除去後のウエハ
Wは、静電チャック78からのクーロン力により吸着保
持されている。この状態でウエハWを抵抗発熱体76に
より所定のプロセス温度、例えば200℃に加熱すると
同時に処理ガスとしてDMAHの気化ガスをシャワーヘ
ッド96から処理容器56内の処理空間Sに導入し、ウ
エハ表面にアルミニウムのCVD成膜を行なう。この
時、プロセス圧力は、例えば2Torr程度に維持し、
DMAHは気体換算で例えば100SCCM程度供給す
る。
【0031】また、成膜中においては、シャワーヘッド
96の多数の噴射孔102Aから処理空間Sにシャワー
状に導入された処理ガスはここで反応してウエハ表面に
アルミニウム膜がCVDにより成膜される。反応後の処
理ガスは、載置台68の周辺部側に流れて行き、そし
て、載置台68の周辺部と容器内周壁58Bとの間に形
成された通気口132を介して載置台68の下方の空間
に流れ、更に、容器底部58Aの各排気口66から真空
排気系64側に真空引きされて行く。
【0032】ここで、電気的特性が良好で品質が優れた
アルミニウム成膜を得るためには処理空間S内のプロセ
ス圧力を予め設定れたプロセス圧力に常時維持しなけれ
ばならないが、圧力調整を行なうには昇降ロッド134
の下端に設けたアクチュエータ138をフィードバック
制御下で駆動させることによりリング状の圧力調整弁体
130を適宜上下動させ、上記通気口132の開度を調
整する。このように弁体130を上下動させることによ
り通気口132の開度が調整されてこの部分が絞り弁の
作用を呈し、処理空間Sの圧力が微妙に調整されること
になる。
【0033】この場合、圧力制御対象領域である処理空
間Sと絞り弁の作用を呈す圧力調整弁体130との間の
距離は、非常に接近しているので、圧力調整弁体130
の昇降移動に伴う通気口132の開度変化は、ほとんど
時間遅れを生ずることなく処理空間S内の圧力変動を生
ぜしめる。従って、圧力調整の応答性が非常に良好とな
り、これを大幅に向上させることが可能となる。
【0034】この点に関し、従来装置においては、真空
排気系に絞り弁を介設していたので処理空間と絞り弁と
の間がかなり離れており、圧力調整の応答性に時間遅れ
がある程度発生することは避けられなかったが、本実施
例においては上述のように圧力調整の応答の時間遅れは
ほとんど生ずることがない。また、載置台68の外周側
に設けたリング状の通気口132の開度を調整すること
により圧力調整を行なっているので、その下方に位置す
る排気口66の配置状態や真空排気系64の取付状態等
に影響されることなく、処理空間Sの雰囲気を載置台6
8の周辺部から略均等に真空引きすることができ、片引
き等の発生することを抑制することができる。
【0035】上記実施例では、パーティクルの発生を防
止するために容器の内周壁56Bと圧力調整弁体130
の外周面との間に僅かな間隙を設けて両者が摺接するこ
とを防止しているが、この部分の構造を図4に示すよう
に構成して気密性を高めるようにしてもよい。すなわ
ち、処理容器56の内周壁56Bに、載置台68と同一
水平レベルになされた仕切板142を中心方向に突出さ
せて設け、この仕切板142の内側端面142Aを、半
径方向外方へ下向き傾斜されたテーパ面として形成す
る。そして、圧力調整弁体130の外側端面130B
を、上記テーパ面142Aと面接触で合致し得るように
半径方向外方へ下向き傾斜されたテーパ面として形成す
る。これによれば、圧力調整弁体130を最上端に位置
させれば、圧力調整弁体130の内側端面130Aと外
側端面130Bがそれぞれ載置台68のテーパ面68A
と仕切板142の内側端面142Aと接して、通気口1
32を略確実に閉じることができ、きめの細かな圧力調
整を行なうことができる。
【0036】また、本実施例では、圧力調整弁体130
をリング状の一体成形品として用いているが、これに限
らず、これを複数に分割した形状としてもよいのは勿論
である。尚、上記実施例では、シャワーヘッド96に
は、処理ガスの供給噴射手段の機能しか持たせなかった
が、図5に示すようにこのシャワーヘッド96に処理済
みガスの吸引機能も持たせるようにしてもよい。すなわ
ち、図5においてシャワーヘッド96内には、供給通路
106に通ずる供給側ヘッド空間144の他に、このヘ
ッド空間144と分離区別させて排出側ヘッド空間14
6を設ける。そして、上記供給側ヘッド空間144に連
通するように噴射面102に多数の噴射孔102Aを設
けて処理空間Sへの処理ガスの供給を可能とすると共
に、この噴射面102に上記排出側ヘッド空間146に
連通するように多数の吸引孔148を設ける。そして、
この排出側ヘッド空間146に途中に真空ポンプ152
等を介設した真空排気系150を接続する。尚、この真
空排気系150としては、容器底部56Aに設けた真空
排気系64を共用するようにしてもよい。
【0037】このようにシャワーヘッド96に吸気機能
を持たせることにより、処理空間Sに滞留する反応済み
のガスをこの吸気孔148から吸引して容器外へ排除す
ることができるので、処理空間Sの中心部に滞留する傾
向となる反応済みガスの排出を促進することができる。
従って、載置台68とシャワーヘッド96との間の間隔
が益々短くなり、且つウエハサイズも6インチから8イ
ンチ或いは12インチへと益々大きくなる傾向にある現
状おいて、上述のように載置台68の中心部の処理済み
ガスの排出を促進することができることから、ウエハ面
内の処理の均一性を高く維持することが可能となる。
【0038】図示例においては、噴出孔102Aと吸引
孔148は、1つ置きに略均等に配置しているが、配列
状態はこれに限定されないのは勿論であり、また、吸引
孔148をシャワーヘッド96の中心部に集中させて設
けるなどして処理済みガスの排出を更に促進させるよう
にしてもよい。以上の実施例では、成膜としてはアルミ
ニウムの金属膜を形成する場合について説明したが、こ
れに限定されず、他の成膜、例えばTi,TiN,W,
Cu,SiO2 等を成膜する場合にも適用することがで
きる。また、ここでは成膜処理装置をクラスタツール装
置に組み込んだ場合を例にとって説明したが、これに限
定されず、この成膜処理装置を単独で用いる場合にも適
用し得るのは勿論である。更には、半導体ウエハに成膜
する場合に限られず、他の被処理体、例えばLCD基板
やガラス基板に成膜する場合にも適用できるのは勿論で
ある。
【0039】
【発明の効果】以上説明したように本発明の成膜処理装
置によれば、次のように優れた作用効果を発揮すること
ができる。成膜処理を行なう処理容器内の載置台の外周
に通気口を形成してこれに圧力調整弁体を可動的に設け
て、この弁体を移動させて処理空間の圧力調整を行なう
ようにしたので、制御対象領域と制御位置が非常に近く
なり、処理空間の圧力調整の応答性を大幅に向上させる
ことができ、精度の高い圧力調整を行なうことができ
る。また、圧力調整弁体をリング状に形成することによ
り、その下流側の排気口の配置状態等に関係なく、処理
空間の雰囲気を載置台の周辺から均等に真空引きでき、
片引きが発生することを防止することができる。更に
は、シャワーヘッドに吸引孔を設けて処理済みのガスを
排気することにより、処理済みガスの排出を促進させる
ことができ、処理の面内均一性を向上させることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る成膜処理装置を用いたクラスタツ
ール装置を示す概略平面図である。
【図2】本発明の成膜処理装置を示す構成図である。
【図3】圧力調整弁体の配置状態を示す平面図である。
【図4】圧力調整弁体の変形例を示す断面図である。
【図5】シャワーヘッドの変形例を示す図である。
【図6】従来の成膜処理装置を示す構成図である。
【符号の説明】
24 クラスタツール装置 26 共通搬送室 32 水分除去処理装置 34 ガス成分除去処理装置 36 酸化膜除去処理装置 38 第1の成膜処理装置 40 第2の成膜処理装置 42 冷却処理装置 56 処理容器 64 真空排気系 66 排気口 68 載置台 96 シャワーヘッド 130 圧力調整弁体 132 通気口 134 昇降ロッド 138 アクチュエータ 140 ベローズ 146 排出側ヘッド空間 148 吸引孔 S 処理空間 W 半導体ウエハ(被処理体)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 平5−4466(JP,U) 実開 平5−90939(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C23C 16/00 - 16/56 C23F 1/00 - 4/04 H01L 21/205 H01L 21/285 H01L 21/302

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 成膜用の処理ガスが導入されて真空引き
    可能になされた処理容器と、上面に被処理体を載置する
    ために前記処理容器内の処理空間に臨ませて設けられた
    載置台と、前記載置台の外周に設けられて前記処理空間
    と前記処理容器の排気口を連通する通気口と、前記通気
    口に上下方向へ可動的に設けられて前記処理空間の圧力
    調整を行なう圧力調整弁体とを備えたことを特徴とする
    成膜処理装置。
  2. 【請求項2】 前記通気口と前記圧力調整弁体は、前記
    載置台の周辺部を囲むようにそれぞれリング状に形成さ
    れていることを特徴とする請求項1記載の成膜処理装
    置。
  3. 【請求項3】 前記処理容器の天井部には、前記処理ガ
    スを導入するためのシャワーヘッドが設けられ、このシ
    ャワーヘッドには、前記処理空間の雰囲気を吸引して排
    気するための吸引孔が設けられていることを特徴とする
    請求項1または2記載の成膜処理装置。
  4. 【請求項4】 前記圧力調整弁体を昇降させる昇降機構
    を有していることを特徴とする請求項1乃至3のいずれ
    かに記載の成膜処理装置。
  5. 【請求項5】 前記通気口の開度は、前記処理容器内の
    圧力に基づいて前記圧力調整弁体の昇降移動をフィード
    バック制御することにより調整されることを特徴とする
    請求項4記載の成膜処理装置。
  6. 【請求項6】 前記圧力調整弁体は、複数に分割されて
    いることを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載
    の成膜処理装置。
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