JPH09185414A - ワゴン台車の配送システム - Google Patents

ワゴン台車の配送システム

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JPH09185414A
JPH09185414A JP7344189A JP34418995A JPH09185414A JP H09185414 A JPH09185414 A JP H09185414A JP 7344189 A JP7344189 A JP 7344189A JP 34418995 A JP34418995 A JP 34418995A JP H09185414 A JPH09185414 A JP H09185414A
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wagon
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destination
delivery system
recording medium
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JP7344189A
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Junpei Kanazawa
順平 金沢
Masayuki Kagoshima
昌之 鹿児島
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Shinko Electric Co Ltd
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Shinko Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 行き先情報の設定操作は自動搬送車に関して
ある程度以下の知識しか持たない操作者には手間のかか
る作業となるため、配送業務の効率を低下させる一因と
なる。 【解決手段】 ワゴン台車1aに、自身の行き先を表す
行き先情報を記録した情報記録媒体4aを備え、自動搬
送車5aに、ワゴン台車1aの下部に潜り込んだ時に情
報記録媒体4a中に記録された情報を読み取る読み取り
器10aと、この読み取り器10aで読み取った行き先
情報に基づいて自動搬送車の動作を制御するAGVコン
トローラ8aとを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、予め設定された軌
道上を移動する自動搬送車(AGV)を用いてワゴン台
車を所望の行き先に配送するワゴン台車の配送システム
に関する。
【0002】
【従来の技術】複数の棟からなる病院の配膳等におい
て、給食をワゴン台車に積み込み、このワゴンを各棟へ
配送する作業が行われている。この配送作業は、人力で
も可能であるが、省力化を図るために、自動搬送車を用
いてワゴン台車を所望の棟に配送する配送システムが開
発、使用されている。従来のワゴン台車の配送システム
について、図10,図11を参照して説明する。これら
の図に示されるワゴン台車30は、配膳ステーションに
位置し、内容物に応じた棟(位置)に配送されるべきも
のである。ワゴン台車30には、その底部に車輪2を軸
支した車輪軸受け3が水平方向に回動自在に設けられて
いる。
【0003】また、自動搬送車31には、その底部に車
輪6が図示せぬ車輪軸受けに軸支されているとともに、
その上部に垂直方向に突出可能に設けられたピン9や、
図示せぬ操作パネル等が設けられており、操作パネルか
ら入力される指示内容に応じてAGVコントローラ32
が各部を制御するよう構成されている。
【0004】配膳ステーションに位置するワゴン台車3
0を所望の棟へ配送する場合、まず、自動搬送車31が
予め設定された軌道上を移動して配膳ステーションに到
達し、ワゴン台車30下部に潜り込む。そして、所定の
位置に達すると、自動搬送車31は停止し、ピン9を上
部から突出させる。このピン9は、ワゴン台車30底部
に設けられた図示せぬ孔に嵌合し、図11に示されるよ
うに、ワゴン台車30と自動搬送車31とを係合させ
る。
【0005】次に、操作者が、自動搬送車31の操作パ
ネル(図示略)を操作し、行き先の棟を表す情報(例え
ば、行き先のステーション番号)を所定の手順で入力す
ると、自動搬送車31は、予め設定された各種経路から
当該情報に対応する経路を選択し、選択した経路を進行
してワゴン台車30を当該情報で表される棟まで配送
(牽引)する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した病
院内の搬送等に使用される自動搬送車の操作は、一般
に、自動搬送車に関する知識に乏しい操作者によって行
われる。また、一般に、操作者は、自動搬送車の操作に
専念できる訳ではなく、他の日常業務を行いつつ自動搬
送車の操作を行うことになる。すなわち、自動搬送車の
操作に時間をかけられないという事情がある。
【0007】しかしながら、上述した従来のワゴン台車
の搬送システムでは、操作者が、自動搬送車の操作パネ
ルを使用して行き先情報を設定する必要があり、かつ、
その設定操作は自動搬送車に関してある程度以下の知識
しか持たない操作者には手間のかかる作業となるため、
配送業務の効率を低下させる一因となっていた。本発明
は、上述した事情に鑑みて為されたものであり、配送業
務の効率を向上させることができるワゴン台車の配送シ
ステムを提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ために、請求項1記載の発明は、予め設定された軌道上
を移動する自動搬送車を用いてワゴン台車を所望の行き
先に配送するワゴン台車の配送システムにおいて、前記
ワゴン台車は、自身の行き先を表す行き先情報を記録し
た情報記録媒体を備え、前記自動搬送車は、前記ワゴン
台車に近接した時に前記情報記録媒体中に記録された情
報を読み取る読み取り手段と、該読み取り手段で読み取
った行き先情報に基づいて自動搬送車の動作を制御する
制御手段とを備えることを特徴としている。
【0009】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明において、受信手段と表示手段とを有する管理手段を
備え、前記ワゴン台車は送信手段を備え、前記読み取り
手段で読み取った行き先情報を該送信手段によって前記
管理手段へ送信し、前記管理手段は前記ワゴン台車から
送信される行き先情報を前記送信手段で受信し、前記表
示手段によって表示することを特徴としている。請求項
3記載の発明は、請求項1または2記載の発明におい
て、前記ワゴン台車は操作パネルと該操作パネルの操作
内容に対応する情報を前記情報記録媒体に記録する情報
記録手段とを備えたことを特徴としている。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施形態について説明する。なお、各実施形態において
は、病院の配膳等の配送業務に適用するものとして説明
する。また、ここでは、説明が煩雑になるのを避けるた
めに、配送システムの全体構成を図4に示されるような
小規模のものとする。図4において、13は配膳ステー
ションであり、配膳等が整った配送されるべきワゴン台
車が配置される。
【0011】15a〜15eはそれぞれステーションで
あり、それぞれA棟〜E棟内あるいはA棟〜E棟近傍に
設けられている。16は自動搬送車が移動可能な軌道で
あり、配膳ステーション13および各ステーション15
a〜15e間を結ぶよう設定されている。14a〜14
cはそれぞれ、近傍に位置する自動搬送車と通信するた
めの子局であり、図示せぬアンテナおよび送受信器を有
する。17は配送システム全体の状態を管理、制御する
制御局であり、各子局14a〜14cに接続されてい
る。
【0012】制御局17は、図示せぬ表示手段を備え、
各子局14a〜14cから供給される情報を表示すると
ともに、自動搬送車に対する指示を対応する子局を介し
て送信する。なお、複数の自動搬送車と各子局との通信
は、時分割多重方式や波長多重方式など、周知の通信方
式を採用することができる。ただし、時分割多重方式を
採用した場合には、送受される情報中に自動搬送車を識
別するための情報を包含させる必要がある。
【0013】以下、上述した全体構成の配送システムに
ついて詳細に述べる。図3は本発明の第1の実施形態に
よるワゴン台車の配送システムの機能構成を示す図であ
り、この図において、1はワゴン台車、5は自動搬送
車、14は管理手段である。ワゴン台車1において、4
は情報記録媒体であり、当該ワゴン台車1の行き先を表
す行き先情報を記録している。また、自動搬送車5にお
いて、10は情報記録媒体4に記録された情報を非接触
で読み取る読み取り手段、7は管理手段14と通信を行
うための送受信器、8は読み取り手段10および送受信
器7を制御するとともに、各手段7、10から供給され
る情報に基づいて自動搬送車5各部を制御する。管理手
段14において、12は送受信器であり、自動搬送車5
の送受信器7との通信を実現する。
【0014】図1は上記機能構成のワゴン台車の配送シ
ステムに使用されるワゴン台車1aと、自動搬送車(A
GV)5aの構成を示す図である。この図において、図
10および図11と共通する部分には同一の符号を付
し、その説明を省略する。図1に示されるワゴン1aに
おいて、4aは情報記録媒体であり、ワゴン台車1aの
筐体外側に設けられている。また、自動搬送車5aにお
いて、10aは上記情報記録媒体4aに記録された情報
を非接触で読み取り可能な読み取り器であり、自動搬送
車本体の上部に設けられている。
【0015】情報記録媒体4aと読み取り器(読み取り
手段)10aは、図2に示されるように、ワゴン台車1
aと自動搬送車5aとがピン9によって係合された場合
に、互いに最も近接するような位置に設けられている。
なお、情報記録媒体4aおよび読み取り器10aとして
は、電磁気的または光学的な読み取り方式等を採用した
手段、例えば、バーコードおよびバーコードリーダなど
の周知の手段を適用可能である。
【0016】自動搬送車5aにおいて、7aはアンテナ
であり、自動搬送車本体内部に設けられた図示せぬ送受
信器に接続されている。このアンテナ7aは送受信器
(図示略)と合わせて送受信(送信)手段を構成してお
り、子局14a〜14cとの双方向の通信を実現する。
また、8aは自動搬送車本体内部に設けられたAGVコ
ントローラであり、ピン9や車輪6の駆動手段(図示
略)、読み取り器10a、送受信器等に接続されてい
る。このAGVコントローラ8aは、予め設定された軌
道上を指示された行き先に向かって走行するために必要
なプログラムと、読み取り器10aを用いて行き先情報
を読み取るためのプログラム等を記憶しており、必要に
応じて各プログラムを実行し、自動搬送車5a各部を制
御する。
【0017】次に、上記構成のワゴン台車の配送システ
ムによる配送処理について説明する。配送処理に先立っ
て、ワゴン台車1aには、その内容物に応じた情報記録
媒体4aが取り付けられる。ここでは、情報記録媒体4
aは行き先のステーションを識別可能なバーコードが貼
付され、永久磁石等により、ワゴン台車1aの筐体外部
に取り付けられるものとする。なお、使用するワゴン台
車を各ステーション毎に固定して割り当てることが可能
であれば、情報記録媒体4aを、ワゴン台車1aに固着
するよう構成してもよい。情報記録媒体4aを、ワゴン
台車1aに固着しない場合には、各ステーションへの配
送回数が変動するようなシステムにも柔軟に対応できる
という利点がある。
【0018】配送処理において、制御局17およびAG
Vコントローラ8aに制御された自動搬送車5aは、配
膳ステーションに位置する配送すべきワゴン台車1aの
下側に潜り込み、ピン9を突出させてワゴン台車1aと
自動搬送車5aとを係合する。この際、自動搬送車5a
の上面とワゴン台車1aの底面とを接触させ、ワゴン台
車1aの荷重の一部を自動搬送車5aが負担するように
してもよい。また、上記潜り込みの際に、AGVコント
ローラ8aが読み取り器10aを制御し、情報記録媒体
4aに記録された情報、すなわち行き先情報を読み取
る。AGVコントローラ8aは、ピン9による係合が確
立したことを確認した後、読み取った行き先情報に基づ
いて、行き先のステーションまでの経路を選択し、選択
した経路に沿って移動を開始するともに、アンテナ7a
を含む送受信器7を介して、行き先情報を送信する。な
お、自動搬送車5aから現在地を表す情報を定期的に送
信するようにしてもよい。
【0019】自動搬送車5aから送信された情報は、子
局14a〜14cのいずれかに受信され、制御局17へ
供給される。制御局17においては、供給された情報が
順次記憶されるとともに、表示手段(図示略)に表示さ
れる。行き先情報の表示形式は、様々なものが考えられ
るが、例えば、図4に示されるように、全ての軌道とス
テーションを表示し、その上に、自動搬送車5aの現在
地から行き先のステーションまでの経路を、自動搬送車
5a毎に異なる色の線で表示するようにしてもよい。な
お、経路の選択を、AGVコントローラ8aではなく、
制御局17で行うようにしてもよい。
【0020】次に、上述した配送システムにおいて、情
報記録媒体4および読み取り手段10の構成を変更した
システムについて、図5,図6(a)および図6(b)
を参照して説明する。図5,図6(a)および図6
(b)は、情報記録媒体4としてバーコードが貼付ある
いは印刷された行き先カード20、読み取り手段10と
して読み取り器10bを用いた配送システムを説明する
ための図である。なお、図5において、図1と共通する
部分については同一の符号を付し、その説明を省略す
る。また、配送システムの全体構成は、前述した場合と
同様に、図4で示される構成であるものとする。
【0021】図5および図6において、4bはワゴン台
車1b底部に取り付けられたカード保持手段であり、そ
の底面が透明な素材で構成されている。このカード保持
手段4bに保持される行き先カード20一方の面20a
には、図6(a)に示されるように、行き先のステーシ
ョンを表すバーコードが貼付あるいは印刷されており、
他方の面20bには、当該行き先カード20が保持する
情報(行き先情報)を表す記号(この場合は、「B棟」
という文字列)が記載されている。なお、面20bに記
載される記号として、好適には、人間が容易に理解でき
る文字列などが用いられる。
【0022】一方、自動搬送車5b上部に設けられた読
み取り器10bは、ワゴン台車1bに接触しないよう突
出部分が低く構成されており、前述した読み取り器10
a(図1参照)と同一の機能を有する。なお、自動搬送
車5b内部のAGCコントローラ8bが前述した読み取
り器10b(図1参照)と異なる点は、上記読み取り器
10bを適切に制御可能とした点のみである。
【0023】上記構成によれば、操作者は配送すべきワ
ゴン台車1bに、その内容物に応じた行き先カード20
を各カードの面20bに記載された記号に基づいて選択
し、カード保持手段4bに挿入する。これにより、ワゴ
ン台車1b下方からワゴン台車1bを見上げると、カー
ド保持手段1bの透明な底面を介して、行き先カード2
0のバーコードが貼付または印刷された面20aが視認
できる。このような状態で、自動搬送車5bがワゴン台
車1b下部に潜り込み、前述した場合と同様なバーコー
ド読み取り処理が行われる。以下、前述した場合と同様
な処理となるため、説明を省略する。
【0024】なお、図5および図6(b)に示されるよ
うに、カード保持手段4bの一部をワゴン台車1bの底
面から突出させ、その突出部に行き先カード20の面2
0bに記載された記号が位置するよう構成することによ
り、操作者は、カード保持手段4bに挿入した行き先カ
ード20と当該ワゴン台車1bの内容物が適合している
か否かを確認できる。
【0025】次に、本発明の第2の実施形態について説
明する。なお、本発明の第2の実施形態によるワゴン台
車の配送システムの全体構成は、前述した第1の実施形
態によるものと同一であるため、その説明を省略する。
図9は本発明の第2の実施形態によるワゴン台車の配送
システムの機能構成を示す図であり、この図において、
図3と共通する部分には同一の符号を付し、その説明を
省略する。図9に示されるワゴン台車1cが、ワゴン台
車1(図3参照)と異なる点は、操作子を備えた操作手
段22と操作手段22の操作内容に応じた情報を情報記
録媒体4に記録する情報記録手段11を設けた点であ
る。
【0026】図7は上記機能構成のワゴン台車の配送シ
ステムに使用されるワゴン台車1cと、自動搬送車(A
GV)5cの構成を示す図である。この図において、図
1と共通する部分には同一の符号を付し、その説明を省
略する。ワゴン台車1cにおいては、ワゴン台車1cの
筐体外部に操作パネル(操作手段)22と、磁気テープ
などの書き換え可能な情報記録媒体4cとが設けられて
いる。また、図示を略すが、操作パネル22と磁気記録
媒体4cとの間には、操作パネル22から供給される情
報を情報記録媒体4cに書き込む情報記録手段11(図
9参照)が設けられている。
【0027】図8は操作パネル22の構成例を示す図で
あり、この図に示されるように、操作パネル22には、
行き先を表す情報を表示する液晶ディスプレイ等の表示
窓22aおよびボタン(操作子)22b〜22eが設け
られている。ボタン22bおよびボタン22eは行き先
情報の入力を開始および完了するためのボタン、ボタン
22cおよびボタン22dは、表示窓22aに表示され
た行き先を表す情報を昇順および降順に変更するボタン
である。
【0028】一方、自動搬送車5cにおける読み取り器
10cは情報記録媒体4cに対応したものであり、情報
記録媒体4cが情報記録媒体4a(図1参照)と同一の
ものであれば、読み取り器10aと同一のものを適用可
能である。このことは、AGVコントローラ8cについ
ても同様である。したがって、自動搬送車5cは前述し
た自動搬送車5a(図1参照)と同一構成のものでもよ
い。
【0029】以下、上記構成における配送処理について
説明する。なお、以下の説明において、第1の実施形態
によるワゴン台車の配送システムと重複する説明につい
ては省略する。配送処理に先立って、操作者は、配送す
べきワゴン台車1cに取り付けられた操作パネル22の
表示窓22aを参照しつつ、ボタン22b〜22eを操
作し、行き先のステーションを設定する。具体的には、
まず、ボタン22bを押して情報の入力を開始し、これ
により表示窓22aに表示された情報(図8においては
「B」という文字列)を参照しつつ、所望の情報が表示
されるまで、ボタン22cまたは22dを操作する。例
えば、目的地となるステーションがC棟に対応する場合
には、ボタン22dを1回押すことにより、表示窓22
aに「C」という文字列が表示される。そして、操作者
は、所望の情報が表示窓22aに表示されたことを確認
し、ボタン22eを押す。これにより、表示窓22aに
表示されている情報に対応した情報、すなわち行き先情
報が情報記録媒体4cに記録される。以後の処理は、前
述した第1の実施形態によるものと同一の処理となる。
【0030】上述した第2の実施形態によれば、予め行
き先カード等を作成する必要がなく、様々なシステムに
容易に応用可能である。なお、上述した各実施形態にお
いては、病院の配膳等に用いることを前提として説明し
たが、本発明は、これに限定されるものではない。ま
た、ワゴン台車および自動搬送車の構造は、図示した構
造に限定されるものではなく、周知の様々な構造のもの
に適用可能である。
【0031】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
自動搬送車の行き先情報を容易に設定できるため、自動
搬送車に関する知識に乏しい操作者でも容易かつ迅速に
設定作業を行うことができる。したがって、配送業務の
効率を向上させることができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態によるワゴン台車の配
送システムに使用されるワゴン台車1aと、自動搬送車
(AGV)5aの構成を示す図である。
【図2】同システムによる配送処理を説明するための図
である。
【図3】同システムの機能構成を示す図である。
【図4】同システムの全体構成を示す図である。
【図5】情報記録媒体4としてバーコードが貼付あるい
は印刷された行き先カード20、読み取り手段10とし
て読み取り器10bを用いた配送システムを説明するた
めの図である。
【図6】行き先カード20とカード保持手段4bの構成
を示す図であり、(a)は行き先カード20の一方の面
20aとカード保持手段4b、(b)は行き先カード2
0の他方の面20bを示している。
【図7】本発明の第2の実施形態によるワゴン台車の配
送システムに使用されるワゴン台車1cと、自動搬送車
(AGV)5cの構成を示す図である。
【図8】同システムにおける操作パネル22の構成を示
す図である。
【図9】同配送システムの機能構成を示す図である。
【図10】従来のワゴン台車の配送システムを説明する
ための図である。
【図11】従来のワゴン台車の配送システムを説明する
ための図である。
【符号の説明】
1,1a〜1c ワゴン台車 4,4a,4c 情報記録媒体 5,5a〜5c 自動搬送車(AGV) 8a〜8c AGVコントローラ 10a〜10c 読み取り器

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 予め設定された軌道上を移動する自動搬
    送車を用いてワゴン台車を所望の行き先に配送するワゴ
    ン台車の配送システムにおいて、 前記ワゴン台車は、自身の行き先を表す行き先情報を記
    録した情報記録媒体を備え、 前記自動搬送車は、前記ワゴン台車に近接した時に前記
    情報記録媒体中に記録された情報を読み取る読み取り手
    段と、該読み取り手段で読み取った行き先情報に基づい
    て自動搬送車の動作を制御する制御手段とを備えること
    を特徴とするワゴン台車の配送システム。
  2. 【請求項2】 受信手段と表示手段とを有する管理手段
    を備え、 前記ワゴン台車は送信手段を備え、前記読み取り手段で
    読み取った行き先情報を該送信手段によって前記管理手
    段へ送信し、 前記管理手段は前記ワゴン台車から送信される行き先情
    報を前記送信手段で受信し、前記表示手段によって表示
    することを特徴とする請求項1記載のワゴン台車の配送
    システム。
  3. 【請求項3】 前記ワゴン台車は操作パネルと該操作パ
    ネルの操作内容に対応する情報を前記情報記録媒体に記
    録する情報記録手段とを備えたことを特徴とする請求項
    1または2記載のワゴン台車の配送システム。
JP7344189A 1995-12-28 1995-12-28 ワゴン台車の配送システム Pending JPH09185414A (ja)

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