JPH09185359A - グラフ表示装置 - Google Patents

グラフ表示装置

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JPH09185359A
JPH09185359A JP7353946A JP35394695A JPH09185359A JP H09185359 A JPH09185359 A JP H09185359A JP 7353946 A JP7353946 A JP 7353946A JP 35394695 A JP35394695 A JP 35394695A JP H09185359 A JPH09185359 A JP H09185359A
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JP
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JP7353946A
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Osamu Negishi
修 根岸
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Casio Computer Co Ltd
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Casio Computer Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ダイナミックグラフを表示する際に他のグラ
フや図形を同時に表示させて画面上で比較することがで
きるグラフ表示装置を提供する。 【解決手段】 入力部4の置数/データ入力キー17を
押下して、ダイナミックグラフの関数式データを入力す
る。EXEキー12を押下するとスケールのデータ入力
画面表示となり、ダイナミックグラフの関数式の一つの
変数としてスタート、エンド、ピッチの順で所望の値を
入力し、変数データの範囲を設定する。このような関数
式とスケールとをダイナミックグラフ式レジスタ21と
スタートレジスタ23、エンドレジスタ24、及びピッ
チレジスタ25にそれぞれ記憶させる。背景データの関
数式は、背景グラフ式レジスタ22に入力する。CPU
7は、ダイナミックグラフの関数式と背景グラフの関数
式とに基づいて演算を行って、表示駆動回路3を駆動し
て表示部2にダイナミックグラフと背景グラフとを描画
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、グラフ表示装置に
係り、詳細には、変数データを含む関数式データの変数
データを変化させてそれぞれの値に応じた関数式データ
のグラフを表示するグラフ表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のグラフ表示装置としては、例え
ば、関数式や数値を入力するデータ入力部、演算部、及
びその演算結果を表示するLCD(Liquid Crystal Dis
play)等の表示ディスプレイを備えた関数電卓などがあ
って、ダイナミックグラフ等を表示している。
【0003】ダイナミックグラフとは、関数式の中の一
つの変数の値を変化させた複数のグラフ画面を用意し
て、その複数のグラフ画面を順次切り換えて表示するこ
とにより、関数グラフの変化を分かり易く示すものであ
る。
【0004】そこで、従来の関数電卓を用いてダイナミ
ックグラフを表示する場合は、所望の関数式をデータ入
力部から入力し、その関数式の中から任意に一つの変数
を選択する。更に、この変数の範囲等を指定することに
より、指定された変数がこの指定範囲で変化し、演算部
によりそれぞれの変数毎に演算され、その演算結果によ
ってそれぞれ描画されたグラフが順次表示ディスプレイ
上に表示される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のグラフ表示装置にあっては、複数のグラフ画
面を用意して、それらの画面を連続的に切り換えること
によって、1つの関数グラフの変化を理解することはで
きるが、他のグラフや図形との関係を理解させるのは困
難であった。
【0006】すなわち、上記したダイナミックグラフを
表示させることにより、1つの関数グラフの変化を見る
ことはできるが、例えば、ある一定のグラフに対して
「接する」、「交わる」、「交わらない」等の関係を知
りたくても従来のグラフ表示装置では困難であった。
【0007】本発明の課題は、ダイナミックグラフを表
示する際に他のグラフや図形を同時に表示させて画面上
で比較することができるグラフ表示装置を提供すること
にある。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1記載のグラフ表
示装置は、変数データを含む関数式データを入力する関
数式データ入力手段と、該関数式データ入力手段により
入力された関数式データの変数データに代入する値の範
囲を設定する変数データ範囲設定手段と、該変数データ
範囲設定手段により設定された範囲内の値をそれぞれ前
記変数データに代入して、それぞれの値に応じた関数式
データのグラフを描画するグラフ描画手段と、該グラフ
描画手段で描画されるグラフの背景として同一画面上に
表示する背景画を描画する背景画描画手段と、前記グラ
フ描画手段で描画される関数式データのグラフと前記背
景画描画手段で描画される背景画とを同一画面上に表示
する表示手段と、を備えたことを特徴とする。
【0009】すなわち、関数式データ入力手段で変数デ
ータを含む関数式データを入力し、変数データ範囲設定
手段で前記関数式データ入力手段により入力された関数
式データの変数データに代入する値の範囲を設定し、グ
ラフ描画手段により変数データ範囲設定手段により設定
された範囲内の値をそれぞれ前記変数データに代入し
て、それぞれの値に応じた関数式データのグラフを描画
し、背景画描画手段で前記グラフ描画手段で描画される
グラフの背景画を描画し、表示手段で前記グラフ描画手
段で描画される関数式データのグラフと前記背景画描画
手段で描画される背景画とを同一画面上に表示する。
【0010】従って、グラフ描画手段で変数データ範囲
設定手段で設定した範囲のそれぞれの値に応じた関数式
データのグラフを描画するとともに、背景画描画手段で
前記グラフ描画手段で描画されたグラフの背景画を描画
するため、ダイナミックグラフの動きと背景画との関係
を画面上で直接比較することができるようになった。
【0011】請求項2記載のグラフ表示装置は、更に背
景画として関数式データを入力する背景データ入力手段
を備え、前記背景画描画手段は、前記背景データ入力手
段によって入力された関数式データのグラフを背景画と
して描画することを特徴とする。
【0012】すなわち、背景画の関数式データを入力す
る背景データ入力手段を更に備え、背景画描画手段は、
背景データ入力手段によって入力される関数式データの
グラフを背景画として描画するものである。従って、グ
ラフ描画手段で描画される関数式データのグラフと一緒
に、関数式データを使った背景画を描画することができ
る。
【0013】請求項3記載のグラフ表示装置は、前記表
示手段は、前記グラフ描画手段で描画されるグラフの背
景画を表示するか否かを選択することができる背景画表
示選択手段を備えるようにしてもよい。
【0014】すなわち、背景画表示選択手段によりグラ
フ描画手段で描画されたグラフの背景画を表示するか否
かを選択することができる。従って、必要に応じて背景
画を表示したり、背景画が不要な場合は、これを除去し
てグラフ描画手段によるグラフのみを表示することがで
きる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を詳細に説明する。図1〜図7は、本発明のグ
ラフ表示装置を説明する図であり、本実施形態では、グ
ラフ表示が可能な関数電卓を用いて、ダイナミックグラ
フ表示と背景グラフ表示とを同一画面上で表示できるよ
うにしたものである。まず、構成を説明する。図1は、
本実施形態に係る関数電卓1の要部ブロック構成図であ
る。図1の関数電卓1は、表示部2、表示駆動回路3、
入力部4、ROM5、記憶部(RAM)6、CPU7な
どにより構成されている。
【0016】表示部2は、入力部4から入力される入力
データやメニュー等の操作情報を表示したり、ダイナミ
ックグラフや背景グラフ等を表示したりするもので、こ
こではLCD(Liquid Crystal Display:液晶表示装
置)が用いられ、表示駆動回路3によって表示駆動され
る。
【0017】入力部3は、関数電卓1において各種機能
を選択するためのメニューキー11、データ入力を開始
するEXE(Execution)キー12、背景グラ
フの表示処理を行う背景キー13、ダイナミックグラフ
の表示処理を行うダイナミックキー14、ダイナミック
グラフの関数式の変数の入力処理を行うスケールキー1
5、背景グラフを表示部2の画面上に表示させたり削除
したりする背景ON/OFFキー16、及び置数やデー
タを入力するための置数/データ入力キー17等を有
し、その各キー操作に応じた信号がCPU7に出力され
る。
【0018】ROM(Read Only Memory)5は、CPU
7が実行する各種制御プログラムを格納するとともに、
その各種制御プログラムが実行される際に処理される各
種データが格納されている。
【0019】記憶部(RAM:Random Access Memory)
6は、例えば、図1に示すように、表示部2に表示する
表示データを一時的に記憶する表示レジスタ18、背景
グラフの入力を示す(F=0:背景データ入力無し、F
=1:背景データ入力有り)モードフラグF19、メニ
ューデータを記憶するメニューレジスタ20、ダイナミ
ックグラフの関数式を記憶するダイナミックグラフ式レ
ジスタ21、背景グラフ式を記憶する背景グラフ式レジ
スタ22、ダイナミックグラフ式の変数の初期データを
格納するスタート(Start)レジスタ23、ダイナ
ミックグラフ式の変数の終期データを格納するエンド
(End)レジスタ24、ダイナミックグラフ式の変数
データの変化量を格納するピッチ(Pitch)レジス
タ25、ダイナミックグラフのグラフデータを記憶する
グラフ記憶レジスタ26、背景グラフのグラフデータを
記憶する背景グラフ記憶レジスタ27、及びデータを処
理、加工するために一時的にデータを記憶したり、種々
のパラメータを記憶するワークエリア28等により構成
されている。
【0020】CPU(Central Processing Unit )7
は、ROM5内に格納されている各種制御プログラムに
応じて関数電卓1内の各部を制御する。例えば、CPU
7は、入力部4の各種キー操作によって入力される入力
データや表示データを表示駆動回路3を駆動させて表示
部2に表示させたり、記憶部6のダイナミックグラフ式
レジスタ21や背景グラフ式レジスタ22に所定の関数
式を格納したり、ダイナミックグラフのスケールを決め
る変数の値をスタートレジスタ23、エンドレジスタ2
4、及びピッチレジスタ25にそれぞれ格納したりす
る。また、CPU7は、上記ダイナミックグラフ式レジ
スタ21や背景グラフ式レジスタ22に格納された関数
式に基づいて、ダイナミックグラフや背景グラフのグラ
フデータを算出し、グラフ記憶レジスタ26や背景グラ
フ記憶レジスタ27に格納する。そして、ダイナミック
グラフと背景グラフとを一緒に表示させる場合、CPU
7は、グラフ記憶レジスタ26に格納されたダイナミッ
クグラフデータと背景グラフ記憶レジスタ27に格納さ
れた背景グラフデータとを合成処理して表示レジスタ1
8に格納した後、表示部2に表示させるものである。
【0021】次に、本実施の形態の作用を図2〜図7に
基づいて説明する。図2は、本実施の形態の関数電卓1
のメインルーチン処理を説明するフローチャートであ
る。まず、図2のステップS1において、図1の入力部
4のメニューキー11が押下されたか否かが判断され、
メニューキー11が押下された場合、CPU7は、記憶
部6内のメニューレジスタ20に格納されたメニューデ
ータを読み出し、表示レジスタ18を経由して表示部2
にメニューを表示するメニュー表示処理が行われる(ス
テップS2)。
【0022】次に、リターン後、再びステップS1でメ
ニューキー11の押下が無い場合は、NOへ進んでステ
ップS11でメニュー選択表示がなされているか否かが
判断され、YESならばメニューの選択処理が行われる
(ステップS12)。このメニュー選択処理は、例え
ば、オペレータが置数/データ入力キー17等を使って
画面上のメニューの中から所望のメニューを選択するよ
うにする。
【0023】次に、その選択されたメニューを指定する
場合、メニュー指定キーが押下されたか否かを判断し
(ステップS13)、押下された場合は、その指定され
たメニューを設定する処理となり、指定されたメニュー
のモード表示が行われる(ステップS14)、また、押
下されなかった場合は、そのままリターンとなり、上記
処理が繰り返される。
【0024】次に、再び、ステップS1に戻ってNOが
選択され、ステップS11で現在メニューの選択表示が
行われていない場合は、NOが選択されてステップS2
1でダイナミックグラフモードか否かが判断される。こ
こで、ダイナミックグラフモードでない場合は、NOが
選択されて他のモード処理が行われるが、前記処理にお
いてダイナミックグラフモードが選択されていれば、本
実施形態の特徴であるダイナミックグラフを表示するダ
イナミックグラフ処理が行われる(ステップS22)。
【0025】図3は、図2のダイナミックグラフ処理に
関するサブルーチンの動作を説明するフローチャートで
あり、図4は、図3のダイナミックグラフ処理における
データ入力表示例を示す図であり、図5は、図3のダイ
ナミックグラフ処理において背景グラフに重ねて表示し
たダイナミックグラフの切り換え表示例を示す図であ
り、図6は、ダイナミックグラフに対して背景グラフを
途中で削除した表示例を示す図であり、図7は、図6で
削除した背景グラフを再度表示させた表示例を示す図で
ある。
【0026】まず、図3のステップS31で、図1の入
力部4の置数/データ入力キー17の押下の有無が判断
される。ここで、置数/データ入力キー17が押下され
たと判断すると、ダイナミックグラフの関数式を入力画
面に応じて(F=0ならばダイナミックグラフ、F=1
ならば背景データの入力として処理)データ入力がなさ
れる(ステップS32)。このダイナミックグラフの関
数式の入力は、例えば、図4(a)に示すような状態で
表示部2に表示される。
【0027】そして、リターンされた後、再びステップ
S31に戻って、置数/データ入力キー17の押下がな
ければ、NOへ進んでステップS33でEXEキー12
の押下の有無が判断される。EXEキー12が押下され
たならば、ステップS34で現在データ入力画面表示で
あると判断されると、ステップS35で入力された関数
式かダイナミックグラフの関数式ならば、ダイナミック
グラフ式レジスタ21に記憶される(ステップS3
5)。尚、ステップS34でデータ入力画面でないと判
断された場合は、他の処理が行われる。
【0028】次に、スケールキー15が押下されると、
ステップS61からステップS62に移行し、入力され
た関数式から変数を抽出し、ダイナミックグラフを表示
するための変数の範囲及びピッチを入力するためのスケ
ールのデータ入力画面表示が行われる(ステップS6
3)。
【0029】そして、図4(b)に示すように、置数/
データ入力キー17の操作によりダイナミックグラフの
関数式「Y1 =Ax2 −2」の一つの変数である「A」
の値のスタート(=1)、エンド(=3)、ピッチ(=
1)の順で所望の値が入力される。これは、「Y1 =x
2 −2」、「Y1 =2x2 −2」、「Y1 =3x2
2」の3種類のダイナミックグラフを描くことを意味す
る。
【0030】再びリターンされた後、背景キー13が操
作されると、ステップS36において背景キー13の押
下の有無が判断される。この背景キー13の押下は、ダ
イナミックグラフとともに背景を表示する場合の背景デ
ータを入力するためのものである。ステップS36で背
景キーが押下されたと判断されると、図4(c)に示す
ような背景データの入力表示処理を行うとともに(ステ
ップS37)、背景データが入力されたことを示す図1
の記憶部6のモードフラグFを「1」にする(ステップ
S38)。
【0031】その後、置数/データ入力キー17の操作
により図4(c)に示すように、背景データ「Y=X−
5」の入力がなされ(ステップS31→S32)、EX
Eキー12の押下により「Y=X−5」のデータが背景
グラフ式レジスタ22に記憶される(ステップS33→
S35)。以上のようにして、データ入力処理が終了し
た後、ダイナミックキー14が押下されるとステップS
41に移行し、図1の入力部4のダイナミックキー14
の押下有が判断される。次に、ステップS42で背景表
示を行うモードフラグFが「1」になっているかどうか
を判別する。
【0032】F=1で背景表示を行う場合、CPU7
は、記憶部6の背景グラフ式レジスタ22に基づいて演
算を行って、背景グラフの描画データを作成して(ステ
ップS43)、背景グラフ記憶レジスタ27に記憶させ
るとともに(ステップS44)、表示レジスタ18に格
納して表示部2に表示させる(ステップS45)。この
背景グラフの表示例が図5(a)である。
【0033】F=0で背景表示を行わない場合、あるい
は、既に表示した背景グラフに重ねてダイナミックグラ
フを表示する場合、CPU7は、記憶部6のダイナミッ
クグラフ式レジスタ21内に格納された関数式と、スタ
ートレジスタ23、エンドレジスタ24、ピッチレジス
タ25に格納されているスケールデータに基づいて演算
を行って、ダイナミックグラフの描画データを複数個作
成して(ステップS46)、グラフ記憶レジスタ26に
それぞれ記憶させる(ステップS47)。そして、CP
U7は、上記したスケールの異なるダイナミックグラフ
を順番に所定時間毎に切り換えて、背景グラフと共に同
一画面上に描画して表示する(ステップS48)。この
ように、背景グラフに対してスケールの異なるダイナミ
ックグラフを切り換えて表示した表示例が図5の
(b),(c),(d)である。
【0034】次に、関数電卓1のオペレータは、入力部
4の背景ON/OFFキー16を押下するだけで、ダイ
ナミックグラフに対して背景グラフを表示、あるいは、
削除することができる。背景ON/OFFキー16は、
1つのキーで構成されているため、キーを押下する度
に、背景グラフを表示する状態(ON)と、背景グラフ
を削除する状態(OFF)とが交互に変化する。このた
め、ステップS49で背景ON/OFFキー16が押下
される度に、背景グラフの表示や削除が切り換わる(ス
テップS50)。また、背景ON/OFFキー16以外
のキーが押下された場合は、リターンとなる(ステップ
S51)。図6は、背景ON/OFFキー16を押下す
ることによって、ダイナミックグラフに影響を与えるこ
となく背景グラフの表示のみが削除される表示例を示し
たもので、図6(a)では、背景グラフとダイナミック
グラフとが表示されているが、図6(b),(c)で
は背景ON/OFFキー16を押下したことにより背景
グラフが削除されている。
【0035】また、図7(a)は、図6(c)の状態で
背景ON/OFFキー16を押下したことにより、背景
グラフを復活させて表示するようにしたものであり、再
度、背景ON/OFFキー16が押下されない限り削除
されない。
【0036】そして、図6及び図7で見られるように、
ダイナミックグラフ,,は、所定時間毎にCPU
7が切り換えて表示を行っているが、上記背景ON/O
FFキー16によって背景グラフを表示したり削除して
も全く影響を受けない。
【0037】また、ダイナミックグラフのスケールを変
更したい場合は、ステップS41でダイナミックキー1
4を押下することなくスケールキーが押下されると(ス
テップS61)、CPU7が入力式から変数を抽出する
処理を行って(ステップS62)、変数の入力を可能と
する変数入力表示がなされ(ステップS63)、変数デ
ータを入力することができる。
【0038】このように、本実施形態におけるグラフ表
示装置は、変数データを含む関数式の変数データに代入
する値の範囲を設定し、それぞれの値に応じた関数デー
タのダイナミックグラフを描画するとともに、そのダイ
ナミックグラフを描画した同一画面上に背景グラフを描
画するため、相互のグラフの関係を容易に把握すること
ができる。
【0039】また、本実施の形態における背景グラフ
は、描画するかしないかを選択することができるため、
ダイナミックグラフとの比較が必要な場合は、背景グラ
フを表示させ、必要ない場合は、背景グラフを削除する
ように選択することができる。
【0040】以上、本発明者によってなされた発明を好
適な実施形態に基づき具体的に説明したが、本発明は上
記実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱
しない範囲で種々変更可能であることはいうまでもな
い。
【0041】例えば、上記した実施形態では、ダイナミ
ックグラフの背景として背景グラフを描画するようにし
たが、これに限定されず、図形等を背景画として表示す
るようにしてもよい。この場合の背景画は、必ずしも関
数式で表わすことができるものばかりではない。
【0042】また、上記した実施形態では、関数式の変
数データの範囲を設定するのに、スタート、エンド、ピ
ッチで設定するようにしたが、個々に変数データを設定
するようにしてもよい。
【0043】
【発明の効果】請求項1記載のグラフ表示装置によれ
ば、グラフ描画手段で変数データ範囲設定手段で設定し
た範囲のそれぞれの値に応じた関数式データのグラフを
描画するとともに、背景画描画手段で前記グラフ描画手
段で描画されたグラフの背景画を描画するので、ダイナ
ミックグラフの動きと背景画との関係を画面上で直接比
較することができるようになった。
【0044】請求項2記載のグラフ表示装置によれば、
グラフ描画手段で描画される関数式データのグラフと一
緒に、関数式データを使った背景画を描画することがで
きる。
【0045】請求項3記載のグラフ表示装置によれば、
必要に応じて背景画を表示したり、背景画が不要な場合
は、これを除去してグラフ描画手段によるグラフのみを
表示することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態に係る関数電卓の要部ブロック構成
図。
【図2】本実施の形態の関数電卓のメインルーチン処理
を説明するフローチャート。
【図3】図2のダイナミックグラフ処理に関するサブル
ーチンの動作を説明するフローチャート。
【図4】図3のダイナミックグラフ処理におけるデータ
入力表示例を示す図。
【図5】図3のダイナミックグラフ処理において背景グ
ラフに重ねて表示したダイナミックグラフの切り換え表
示例を示す図。
【図6】ダイナミックグラフに対して背景グラフを途中
で削除した表示例を示す図。
【図7】図6で削除した背景グラフを再度表示させた表
示例を示す図。
【符号の説明】
1 関数電卓 2 表示部 3 表示駆動回路 4 入力部 5 ROM 6 記憶部(RAM) 7 CPU 12 EXEキー 13 背景キー 14 ダイナミックキー 15 スケールキー 16 背景ON/OFFキー 17 置数/データ入力キー 21 ダイナミックグラフ式レジスタ 22 背景グラフ式レジスタ 23 スタートレジスタ 24 エンドレジスタ 25 ピッチレジスタ 26 グラフ記憶レジスタ 27 背景グラフ記憶レジスタ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】変数データを含む関数式データを入力する
    関数式データ入力手段と、 該関数式データ入力手段により入力された関数式データ
    の変数データに代入する値の範囲を設定する変数データ
    範囲設定手段と、 該変数データ範囲設定手段により設定された範囲内の値
    をそれぞれ前記変数データに代入して、それぞれの値に
    応じた関数式データのグラフを描画するグラフ描画手段
    と、 該グラフ描画手段で描画されるグラフの背景として同一
    画面上に表示するための背景画を描画する背景画描画手
    段と、 前記グラフ描画手段で描画される関数式データのグラフ
    と前記背景画描画手段で描画される背景画とを同一画面
    上に表示する表示手段と、 を備えたことを特徴とするグラフ表示装置。
  2. 【請求項2】更に背景画として関数式データを入力する
    背景データ入力手段を備え、 前記背景画描画手段は、 前記背景データ入力手段によって入力された関数式デー
    タのグラフを背景画として描画することを特徴とする請
    求項1記載のグラフ表示装置。
  3. 【請求項3】前記表示手段は、 前記グラフ描画手段で描画されるグラフの背景画を表示
    するか否かを選択することができる背景画表示選択手段
    を備えたことを特徴とする請求項1又は請求項2のいず
    れかに記載のグラフ表示装置。
JP7353946A 1995-12-28 1995-12-28 グラフ表示装置 Pending JPH09185359A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011204003A (ja) * 2010-03-25 2011-10-13 Casio Computer Co Ltd グラフ表示装置及びプログラム
JP2011210005A (ja) * 2010-03-30 2011-10-20 Casio Computer Co Ltd グラフ表示装置及びプログラム

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011204003A (ja) * 2010-03-25 2011-10-13 Casio Computer Co Ltd グラフ表示装置及びプログラム
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