JPH09182294A - 力率調整装置 - Google Patents

力率調整装置

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JPH09182294A
JPH09182294A JP7340165A JP34016595A JPH09182294A JP H09182294 A JPH09182294 A JP H09182294A JP 7340165 A JP7340165 A JP 7340165A JP 34016595 A JP34016595 A JP 34016595A JP H09182294 A JPH09182294 A JP H09182294A
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JP
Japan
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power factor
harmonic
power
current
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JP7340165A
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English (en)
Inventor
Yasuo Takasaki
靖夫 高崎
Yoshiki Sato
芳己 佐藤
Hiroo Abe
汎雄 阿部
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Fuji Electric Co Ltd
Original Assignee
Fuji Electric Co Ltd
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    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E40/00Technologies for an efficient electrical power generation, transmission or distribution
    • Y02E40/20Active power filtering [APF]

Abstract

(57)【要約】 【課題】アクティブフィルタや無効電力補償装置を必要
とせずに高調波電流の流出や瞬時電圧降下の発生を抑制
する。 【解決手段】主変圧器12の二次側に高調波フィルタ2
7を設け、変換回路1,2、A/D変換部3、演算処理
部4、プログラム部5、目標力率設定部9、および制御
出力リレー部7により、三相交流電力系統11の力率を
目標力率に近づけるよう高調波フィルタ27を開閉制御
する力率調整を行うとともに、力率調整器30がA/D
変換された電圧信号の瞬時値の波形データをフーリェ級
数展開し、主変圧器を介して電源側に流出する高調波電
流Ionの実効値または高調波含有率を求めて演算処理部
に送信する高調波電流演算部24と、高調波電流設定値
を演算処理部に送信する高調波電流設定部25とを備
え、演算処理部,制御出力リレー部等を併用して高調波
電流Ionを高調波フィルタで吸収する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、交流電力系統に
接続するコンデンサ装置の容量を制御することにより、
交流電力系統の力率を最適値に制御するとともに、負荷
回路から電源側に流出する高調波電流の抑制、または大
きな起動電流による瞬時電圧降下の補償を併せて行う力
率調整装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図4は従来の力率調整装置の基本的構成
を交流電力系統と併せて示すブロック図である。図にお
いて、三相交流電力系統11は主三相変圧器12(以下
これを主変圧器という)を備え、その2次側には電動機
などの遅れ力率負荷である一般動力負荷13、溶接器や
掘削機など開閉頻度が高く,かつ開閉の度に大きな起動
電流が流れる大起動電流負荷14,あるいは電力変換器
など高調波電流の発生割合が高い高調波発生負荷15な
ど三相交流電力系統11に与える影響が互いに異なる複
数種類の負荷回路が、それぞれスイッチを介して開閉可
能に接続されている。
【0003】力率調整装置は、遅れ力率負荷に無効電力
を供給することにより三相交流電力系統11の線電流が
増し、線路の電圧降下や電力損失が増加することを防ぐ
ために設けられ、主変圧器12の二次側に負荷開閉器
(または負荷遮断器)LB1,LB2,LB3,を介して接続
された複数の力率改善用のコンデンサC1,2,3,など
からなるコンデンサ装置17と、目標力率設定値に応じ
て力率改善用のコンデンサC1,2,3,の投入,遮断を
制御する力率調整器10とで構成される。
【0004】力率調整器10は、主変圧器12の一次側
に接続された三相電圧変成器PT1により交流電力系統
11の電圧を検出して一定レベルの電圧信号に変換する
第1の変換回路1と、主変圧器12の一次側に接続され
た2台の電流変成器CT1 により交流電力系統11の線
電流を検出して一定レベルの電圧信号に変換する第2の
変換回路2と、変換済電圧信号をデジタル信号に変換す
るA/D変換部3と、A/D変換された電圧信号の瞬時
値から交流電力系統11の有効電力,無効電力,および
力率の演算と、プログラム部5に予め格納されたプログ
ラムにしたがって目標力率設定部9に設定された目標力
率設定値を読み込み、目標力率設定値に応じたコンデン
サ装置17の投入,遮断を行うべき制御レベルの演算、
および投入,遮断を行うべきコンデンサC1,2,3,
容量値の選定を行い、その判定結果に対応した制御信号
を出力する演算処理部4と、この制御信号に基づいて選
定されたコンデンサC1,2,3,に対応する負荷開閉器
LB1,LB2,LB3,のいずれかの開閉制御を行う制御出
力リレー部7とを備え、演算処理部4の演算結果や制御
状態が表示部8に表示されるとともに、目標力率設定部
9に設定された目標力率設定値はメモリ部6に記憶,保
存される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】図4に示す基本構成を
有する力率調整装置によれば、交流電力系統11に接続
すべきコンデンサ装置17の容量を力率調整器10が的
確に制御し、交流電力系統の力率を目標力率に近づけ、
遅れ力率負荷に無効電力を供給することにより三相交流
電力系統の線電流の増加を吸収し、線路の電圧降下や電
力損失の増加を防止できる利点が得られる。しかしなが
ら、高調波発生負荷15で発生し主変圧器12を介して
その一次側(電源側)に流出する高調波電流Ionを、同
じく電源側に配したコンデンサ装置17で吸収すること
は、線路のインピーダンスが低いために効果が薄く、流
出した高調波電流Ionによって交流電源系統11の電圧
波形に歪みを生じ、他の負荷系統に悪影響を及ぼすとい
う問題が発生する。そこで、従来技術では主変圧器12
の一次側に力率調整装置とは別にアクティブフィルタ1
8を設けて電源側への高調波電流Ionの流出を抑制する
対策が採られるが、これが原因で設備費の高騰を招くと
いう問題が発生する。
【0006】一方、大起動電流負荷14に大きな起動電
流が流れることによって生ずる瞬時電圧降下に対して
は、力率調整器10の演算速度が遅く、かつコンデンサ
装置17の負荷開閉器の動作速度も遅いために、従来の
力率調整装置によって瞬時電圧降下を抑制することが困
難であり、これが原因で大起動電流負荷14に起動渋滞
が発生したり、あるいは起動,停止を繰り返すことによ
り電灯負荷などがちらつくフリッカ現象が発生するなど
の問題がある。そこで、従来技術では主変圧器12の一
次側に力率調整装置とは別に応答速度の速い無効電力補
償装置19を設けて瞬時電圧降下を抑制する対策が採ら
れているが、これが原因で設備費の高騰を招くという問
題が発生する。
【0007】この発明の課題は、アクティブフィルタや
無効電力補償装置を必要とせずに高調波電流の流出や瞬
時電圧降下の発生を抑制できる力率調整装置を提供する
ことにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】前述の課題を解決するた
めに、請求項1記載の発明は、主変圧器の二次側に複数
の負荷回路を有する交流電力系統に前記負荷回路と並列
にそれぞれ負荷開閉器を介して接続された複数の力率改
善用のコンデンサ装置を設け、交流電力系統の電圧およ
び電流をそれぞれ検出して一定レベルの電圧信号に変換
する第1の変換回路および第2の変換回路と、変換済電
圧信号をデジタル信号に変換するA/D変換部と、予め
定められたプログラムに従い前記A/D変換された電圧
信号の瞬時値から前記交流電力系統の有効電力,無効電
力,および力率の演算と、目標力率設定値に応じたコン
デンサ装置の投入,遮断を行うべき制御レベルの演算、
および投入,遮断を行うべきコンデンサ装置の容量値の
選定を行い、その判定結果に対応した制御信号を出力す
る演算処理部と、この制御信号に基づいて前記選定され
たコンデンサ装置に対応する負荷開閉器の開閉制御を行
う制御出力リレー部とを有する力率調整器により、前記
交流電力系統の力率を前記目標力率に近づけるよう制御
する力率調整装置において、前記複数のコンデンサ装置
が直列リアクトルを有する高調波フィルタからなり、そ
れぞれ負荷開閉器を介して前記主変圧器の二次側に接続
されるとともに、前記第1の変換回路には主変圧器の二
次電圧,第2の変換回路には変成された二次電流がそれ
ぞれ導入され、前記力率調整器がA/D変換された電圧
信号の瞬時値の波形データをフーリェ級数展開し前記主
変圧器を介して電源側に流出する高調波電流の実効値ま
たは高調波含有率を求めて前記演算処理部に送信する高
調波電流演算部と、高調波電流設定値を前記演算処理部
に送信する高調波電流設定部とを備え、高調波電流演算
部から送信された高調波電流の実効値または高調波含有
率が高調波電流設定値を越えると演算処理部が判断した
とき、前記制御出力リレー部を介して前記高調波フィル
タの開閉制御を行う。
【0009】ここで、請求項2に記載の発明は、請求項
1に記載の力率調整装置において、高調波フィルタの接
続制御を行うことにより進み力率が目標力率設定値を越
えると演算処理部が判断したとき、制御出力リレー部に
より開閉制御される負荷開閉器を介して主変圧器二次側
に接続されるリアクトルを前記高調波フィルタと並列に
設けるよう構成するのが好ましい。
【0010】また、請求項3に記載の発明は、請求項1
に記載の力率調整装置において、複数の高調波フィルタ
に流れる電流を検出する変流器およびこの変流器からの
検出電流を一定レベルの電圧信号に変換する第3の変換
回路を備え、この電圧信号をA/D変換部を介して受け
た演算処理部が進相コンデンサに過電流が流れたと判断
したとき、制御出力リレー部を介して高調波フィルタを
切り離す開閉制御を行うよう構成するのが好ましい。
【0011】一方、請求項4に記載の発明は、主変圧器
の二次側に複数の負荷回路を有する交流電力系統に前記
負荷回路と並列にそれぞれ負荷開閉器を介して接続され
た複数の力率改善用のコンデンサ装置を設け、交流電力
系統の電圧および電流を主変圧器の二次側でそれぞれ検
出して一定レベルの電圧信号に変換する第1の変換回路
および第2の変換回路と、変換済電圧信号をデジタル信
号に変換するA/D変換部と、予め定められたプログラ
ムに従い前記A/D変換された電圧信号の瞬時値から前
記交流電力系統の有効電力,無効電力,および力率の演
算と、目標力率設定値に応じた進相コンデンサ装置の投
入,遮断を行うべき制御レベルの演算、および投入,遮
断を行うべき進相コンデンサ装置の容量値の選定を行
い、その判定結果に対応した制御信号を出力する演算処
理部と、この制御信号に基づいて前記選定されたコンデ
ンサ装置に対応する負荷開閉器の開閉制御を行う制御出
力リレー部とを有する力率調整器により、前記交流電力
系統の力率を前記目標力率に近づけるよう制御する力率
調整装置において、前記主変圧器二次側にそれぞれ半導
体スイッチ,直列リアクトル,進相コンデンサの直列回
路からなる電圧降下の補償装置を設けるとともに、前記
力率調整器が前記負荷回路に流れる短時間大電流を検出
して一定レベルの電圧信号に変換して前記A/D変換部
に送出する第4の変換回路と、A/D変換された電圧信
号の瞬時値から1サイクル程度の短時間の有効電力と無
効電力の変動量を演算して前記演算処理部に送出する高
速演算処理部と、高速演算処理部の送出データに基づい
て演算処理部が瞬時電圧降下を補償するために投入する
前記電圧降下の補償装置を選定して発する制御信号を受
けて前記半導体スイッチを開閉制御する電圧降下保証出
力部とを備える。
【0012】請求項1に記載の発明では、複数のコンデ
ンサ装置を直列リアクトルを有する高調波フィルタとし
たことにより、高調波周波数に同調した高調波フィルタ
が高調波電流の吸収機能を示すと同時に、これより周波
数が低い基本周波数の遅れ無効電流に対して容量性とな
って遅れ無効電流を打ち消す力率改善作用を示す。ま
た、高調波フィルタをそれぞれ負荷開閉器を介して主変
圧器の二次側に接続したことにより、負荷回路で発生し
た高調波電流は主変圧器を介して交流電力系統の電源側
に流出する電流Ionと、高調波フィルタに吸収される電
流ICnとに分流するが、流出電流Ionは主変圧器の内部
インピーダンスXO により通流が阻止されてその大きさ
が減少し、その分高調波フィルタの吸収電流ICnが増加
することになり、高い流出電流Ionの抑制作用が得られ
る。
【0013】一方、力率調整器の第1の変換回路には主
変圧器の二次電圧を直接導入して従来技術で必要とした
電圧変成器が排除されるとともに、第2の変換回路には
変成された二次電流が導入され、それぞれ信号処理に好
適な電圧信号に変換され、かつA/D変換部によりディ
ジタル電圧信号に変換される。変換された電圧信号は高
調波電流演算部でその瞬時値の波形データがフーリェ級
数展開され、主変圧器を介して電源側に流れる高調波電
流の実効値または高調波含有率が演算される。したがっ
て、この演算結果を受けた演算処理部は高調波電流設定
部から入力される高調波電流設定値と照合して高調波電
流の実効値または高調波含有率が高調波電流設定値を越
えるか否かを判定するとともに、投入,遮断を行うべき
高調波フィルタの容量値の選定を行い、その判定結果に
対応した制御信号を制御出力リレー部に向けて出力す
る。このとき、力率調整器はその演算処理部が、A/D
変換された電圧信号の瞬時値から交流電力系統の有効電
力,無効電力,および力率の演算と、目標力率設定値に
応じたコンデンサ装置の投入,遮断を行うべき制御レベ
ルの演算、および投入,遮断を行うべきコンデンサ装置
の容量値の選定を行い、その判定結果に対応した制御信
号を制御出力リレー部に向けて出力するので、力率調整
器は、交流電力系統の力率を目標力率に近づけるよう高
調波フィルターの負荷開閉器を開閉する制御と、高調波
電流の実効値または高調波含有率をその設定値に近づけ
るよう高調波フィルターの負荷スイッチを開閉する制御
とを並行して行うことになり、交流電力系統の力率およ
び電源側に流出する高調波電流がそれぞれの設定値以下
に抑制される。
【0014】ここで、請求項2に記載の発明では、負荷
開閉器を介して主変圧器二次側に接続されるリアクトル
を高調波フィルタと並列に設けたことにより、交流電力
系統の力率および電源側に流出する高調波電流をそれぞ
れの設定値以下に抑制する制御を並行して行う過程で、
交流電力系統の力率が目標力率設定値を越えて進み力率
になると演算処理部が判断したとき、リアクトルを交流
電力系統に接続すれば、交流電力系統の力率を常時幾分
の遅れ力率に抑制できるので、進み力率になることによ
って交流電力系統が上昇し、系統負荷に悪影響を与える
という事態が回避される。
【0015】また、請求項3に記載の発明では、請求項
1に記載の力率調整装置において、複数の高調波フィル
タに流れる電流を検出する変流器およびこの変流器の検
出電流を一定レベルの電圧信号に変換する第3の変換回
路を備え、この電圧信号をA/D変換部を介して受けた
演算処理部が高調波フィルタに過電流が流れたと判断し
たとき、制御出力リレー部を介して高調波フィルタを切
り離す開閉制御を行うよう構成したことにより、高調波
フィルタの焼損事故などが回避される。
【0016】一方、請求項4に記載の発明では、主変圧
器二次側に半導体スイッチ,直列リアクトル,コンデン
サの直列回路からなる電圧降下の補償装置を設けたこと
により、これに並列接続された負荷回路で発生する過大
な起動電流に遅滞なく追従して補償装置に進み電流を流
すことが可能になる。また、力率調整器側に設けた第4
の変換回路で負荷回路に流れる短時間大電流を検出して
一定レベルの電圧信号に変換し、高速演算処理部でA/
D変換された電圧信号の瞬時値から1サイクル程度の短
時間の有効電力と無効電力の変動量を演算して演算処理
部に送出することにより、短時間大電流の発生を遅滞無
く検知できる、したがって、高速演算処理部の送出デー
タに基づいて演算処理部が瞬時電圧降下を補償するため
に投入する電圧降下の補償装置を選定して制御信号を発
することにより、電圧降下の補償装置の半導体スイッチ
が動作し、補償装置に進み電流が流れて起動電流に含ま
れる遅れ電流成分を補償するので、過大な起動電流によ
る交流電力系統の瞬時電圧降下が抑制される。なお、電
圧降下補償装置の半導体スイッチを開閉制御する電圧降
下補償出力部を制御制御出力リレー部とは別体に設けた
ことにより、力率改善用のコンデンサ装置の開閉制御と
電圧降下補償装置の開閉制御とを並行して行えるととも
に、請求項1に記載の力率調整装置の要部と組み合わせ
ることにより、交流電力系統の力率調整機能,高調波電
流の抑制機能,および瞬時電圧降下の補償機能を兼ね備
えた力率調整装置を構成することが可能になる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下この発明を実施例に基づいて
説明する。なお、従来例と同じ参照符号を付けた部材は
従来例のそれと同じ機能をもつので、その説明を省略す
る。図1は請求項1に記載した発明の一実施例になる力
率調整装置を交流電力系統の接続図と併せて示すブロッ
ク図である。図において、力率調整装置は、主変圧器1
2の二次側に負荷開閉器LB1,LB2,LB3,を介して接
続された複数の直列リアクトルL1,2,3,と力率改善
用のコンデンサC1,2,3,の直列回路からなる複数組
の高調波フィルタ27と、目標力率設定値および高調波
電流設定値に応じて複数組の高調波フィルタ27の投
入,遮断を制御する力率調整器30とで構成される。
【0018】力率調整器30は、その第1の変換回路1
が主変圧器12の二次側に直接接続されて三相の二次電
圧を信号処理に好適な一定レベルの電圧信号に変換し、
A/D変換部3に送信する。また、第2の変換回路2に
は電流変成器CT1 で変成された二次電流が導入されて
信号処理に好適な一定レベルの電圧信号に変換し、A/
D変換部3に送信する。ここで、演算処理部4がA/D
変換された電圧信号の瞬時値から交流電力系統11の有
効電力,無効電力,および力率を演算し、プログラム部
5に格納されたプログラムにしたがって目標力率設定部
9に設定された目標力率設定値を読み込み、目標力率設
定値に応じた高調波フィルタ27の投入,遮断を行うべ
き制御レベルの演算、および投入,遮断を行うべきコン
デンサC 1,2,3,の容量値の選定を行い、その判定結
果に対応した制御信号を出力し、制御出力リレー部7が
この制御信号に基づいて選定されたコンデンサC1,2,
3,に対応する負荷開閉器LB1,LB2,LB3,のいずれ
かの開閉制御を行う動作は従来例とほぼ同様であり、演
算処理部4の演算結果や制御状態が表示部8に表示され
るとともに、目標力率設定部9に設定された目標力率設
定値はメモリ部6に記憶,保存される。
【0019】一方、力率調整器30は高調波電流演算部
24を備え、A/D変換部3でA/D変換された電圧信
号の瞬時値の波形データをフーリェ展開し、主変圧器1
2を介して電源側に流れる高調波電流Ionの実効値また
は高調波含有率を求めて演算処理部4に送信する。即
ち、基本周波数をf,Tをその周期,高調波の次数をn
(n=1,2,・・)とした場合、高調波電流の瞬時値
(t) は次式によりフーリェ級数に展開される。
【0020】
【数1】
【0021】ここで、an ,b0 ,およびbn は係数で
あり、Δtを微小時間とした場合、それぞれ次式により
計算される。
【0022】
【数2】
【0023】
【数3】
【0024】
【数4】
【0025】したがって、n個のan およびbn により
各次の高調波電流の実効値が計算できるので、各次の高
調波電流の含有率なども求まり、これらの計算結果は演
算処理部4により表示部8に表示される。また、力率調
整器30は高調波電流設定値を演算処理部4に送信する
高調波電流設定部25を備え、高調波電流演算部24か
ら演算処理部4に送信された高調波電流の実効値または
高調波含有率が高調波電流設定値を越えると演算処理部
4が判断したとき、制御出力リレー部7を介して高調波
フィルタ27の開閉制御を行う。
【0026】実施例によれば、力率調整器30は、交流
電力系統の力率を目標力率に近づけるよう高調波フィル
ターの負荷開閉器を開閉する制御と、高調波電流の実効
値または高調波含有率をその設定値に近づけるよう高調
波フィルターの負荷開閉器を開閉する制御とを並行して
行うことになり、交流電力系統の力率および電源側に流
出する高調波電流がそれぞれの設定値以下に抑制され
る。
【0027】図2は図1に示す力率調整装置における高
調波電流の通流経路を示す等価回路図である。図におい
て、高調波発生負荷15で発生した各次の高調波電流I
n は、主変圧器12の内部インピーダンスX0 を介して
交流電力系統11の電源側に流出する高調波電流I
onと、高調波フィルタ27のインピーダンスXl および
C の直列共振によって吸収される高調波電流Icnとに
分流する。このとき、n次の高調波電流IonとIcnの実
効値はそれぞれ次式によって求められる。
【0028】
【数5】
【0029】
【数6】
【0030】上式において主変圧器を介して電源側に流
出する高調波電流Ionを零にするためには、数5の分子
のnXl −(Xc /n)を0とすればよく、n2 =(X
C /Xl )なる条件を満足するようにXC とXl の比率
を選定すればよいことが分かる。例えば、高調波発生負
荷では第5高調波の発生量が最も大きく、その抑制が強
く求められる。そこで、n=5としてIon=0なる条件
を求めるとXl =Xc /25=0.04が得られる。即
ち、第5高調波用の高調波フィルター27では直列リア
クトルのXl を進相コンデンサのXc の4%とすれば主
変圧器12を介して交流電力系統11の電源側に流出す
る高調波電流Ionを零にすることができる。ただし、n
l −(Xc /n)の値が負になると、発生した高調波
電流In をこれより大きな高調波電流に拡大させる拡張
現象が知られており、この現象を回避するためには直列
リアクトルのXl を進相コンデンサのXc の6%程度に
大きく設定しておくことが好ましい。
【0031】また、力率調整装置は高調波フィルタ27
に流れる進み電流の過電流状態を検出する変流器CT2
を備え、その検出電流は力率調整器30に設けた第3の
変換回路22により電圧信号に変換され、さらにA/D
変換回路3でディジタル信号に変換されて演算処理部4
に送信される。演算処理部4はプログラム部5に予め登
録されたプログラムに基づいて過電流状態を判定し、そ
の判定結果を表示部8に表示するとともに、制御出力リ
レー部7を介して高調波フィルタ27の遮断を指令す
る。その結果、高調波フィルタ27に流れる進み電流に
よって主変圧器の2次電圧が上昇し、並列接続された負
荷13,14,15等に与える悪影響が防止される。
【0032】さらに、高調波フィルタ27は負荷開閉器
LB4 等を介して開閉可能なリアクトルL4 等を備え、
力率の調整と高調波の抑制を並行して行うことにより、
交流電力系統11が進み力率になった場合、LB4 を閉
じてリアクトルL4 を接続れば、主変圧器の2次電圧の
上昇が回避される。図3は請求項4に記載した発明の異
なる実施例を示すブロック図である。図の発明が図4に
示す従来の力率調整装置と異なるところは、主変圧器1
2の二次側に例えばサイリスタスイッチなどの半導体ス
イッチTH1,TH2,TH3,直列リアクトルL5,6,7,
コンデンサC5,6,7,の直列回路からなる電圧降下の
補償装置37と、大起動電流負荷14の電流を検出する
変流器CT3 とを設けるとともに、力率調整器側40は
第1,第2の変換回路1および2で主変圧器12の二次
電圧,二次電流を検出し、かつ変流器CT3 で検出した
短時間大電流を一定レベルの電圧信号に変換する第4の
変換回路32と、A/D変換された電圧信号の瞬時値か
ら1サイクル程度の短時間の有効電力と無効電力の変動
量を演算し演算処理部4に送出する高速演算処理部3
4、および電圧降下補償装置37の半導体スイッチTH
1,TH2,TH3,を開閉制御する電圧降下補償出力部35
を設けた点が異なっている。
【0033】この実施例では、高速演算処理部34の送
出データに基づいて演算処理部4が瞬時電圧降下を補償
するために投入する電圧降下の補償装置37を選定して
制御信号を発することにより、電圧降下の補償装置の半
導体スイッチが動作して補償装置に進み電流が流れ、起
動電流に含まれる遅れ電流成分を補償するので、過大な
起動電流による交流電力系統の瞬時電圧降下が抑制さ
れ、大起動電流負荷14における起動渋滞が解消される
とともに、交流電力系統11に接続された図示しない電
灯負荷などで発生するフリッカ現象が防止される。
【0034】なお、電圧降下補償出力部35を制御出力
リレー部7とは別体に設けたことにより、図示しない力
率改善用のコンデンサ装置の開閉制御と電圧降下補償装
置37の開閉制御とを並行して行える利点が得られる。
また、図1に示す力率調整装置の要部とこの実施例とを
組み合わせることにより、交流電力系統の力率調整機
能,高調波電流の抑制機能,および瞬時電圧降下の補償
機能を兼ね備えた力率調整装置を構成することが可能に
なる。
【0035】
【発明の効果】請求項1に記載した発明の力率調整装置
は前述のように、コンデンサ装置を高調波フィルタに置
き換えて主変圧器の二次側に接続し、かつ力率調整器を
主変圧器の二次側に接続して高調波電流演算部および高
調波電流設定部を付加するよう構成した。その結果、交
流電力系統の力率を目標力率に近づけるよう高調波フィ
ルターの負荷スイッチを開閉する制御と、高調波電流の
実効値または高調波含有率をその設定値に近づけるよう
高調波フィルターの負荷スイッチを開閉する制御とを並
行して行うことが可能になり、交流電力系統の力率およ
び電源側に流出する高調波電流をアクティブフィルター
などを必要とせずにそれぞれの設定値以下に抑制できる
小型化された力率調整装置を経済的にも有利に提供する
ことができる。
【0036】ここで、リアクトルを高調波フィルタと並
列に設けるよう構成すれば、交流電力系統の力率が目標
力率設定値を越えて進み力率になることを防止できるの
で、交流電力系統の電圧が上昇して系統負荷に悪影響を
与えるという事態を回避できる利点が得られる。また、
高調波フィルタに流れる電流を検出する変流器と、その
検出電流を一定レベルの電圧信号に変換する第3の変換
回路を付加し、高調波フィルタに過電流が流れたと演算
処理部が判断したとき、制御出力リレー部を介して高調
波フィルタを切り離す開閉制御を行うよう構成すれば、
高調波フィルタの焼損事故などを回避できる利点が得ら
れる。
【0037】一方、請求項4に記載した発明では、コン
デンサ装置を電圧降下の補償装置に置き換えて主変圧器
の二次側に接続し、かつ力率調整器に大起動電流負荷の
検出電流を電圧信号に変換する第4の変換回路、高速演
算処理部、および電圧降下補償出力部を付加するよう構
成したことにより、高速演算処理部がA/D変換された
電圧信号の瞬時値から1サイクル程度の短時間の有効電
力と無効電力の変動量を演算し、演算処理部が瞬時電圧
降下を保証するために投入する電圧降下の補償装置を選
定し、電圧降下補償出力部が電圧降下の補償装置の半導
体スイッチを開閉制御し、補償装置に進み電流が流れて
起動電流に含まれる遅れ電流成分を補償するので、過大
な起動電流による交流電力系統の瞬時電圧降下が抑制さ
れ、従来例で必要とした無効電力補償装置などを必要と
せずに起動渋滞やフリッカ現象の発生を防止できる力率
調整装置を経済的にも有利に提供することができる。
【0038】なお、この発明によれば、交流電力系統の
力率調整機能,高調波電流の抑制機能,および瞬時電圧
降下の補償機能を兼ね備えた力率調整装置を構成するこ
とも容易であり、従来例では実現困難な高機能の力率調
整装置を経済的に有利に提供できる利点が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は請求項1に記載した発明の一実施例にな
る力率調整装置を交流電力系統の接続図と併せて示すブ
ロック図
【図2】図2は図1にに示す力率調整装置における高調
波電流の通流経路を示す等価回路図
【図3】図3は請求項4に記載した発明の異なる実施例
を示すブロック図
【図4】従来の力率調整装置の基本的構成を交流電力系
統と併せて示すブロック図
【符号の説明】
1 第1の変換回路 2 第2の変換回路 3 A/D変換部 4 演算処理部 5 プログラム部 6 メモリ部 7 制御出力リレー部 8 表示部 9 目標力率設定部 10 力率調整器 11 三相交流電力系統 12 主変圧器 13 一般動力負荷 14 大起動電流負荷 15 高調波発生負荷 17 コンデンサ装置 22 第3の変換回路 24 高調波電流演算部 25 高調波電流設定部 27 高調波フィルタ 30 力率調整器 32 第4の変換回路 34 高速演算処理部 35 電圧降下補償出力部 37 電圧降下の補償装置 40 力率調整器 In 発生した高調波電流 Ion 電源側に流出する高調波電流 Icn 高調波フィルタに流れる高調波電流 LB 負荷開閉器 L 直列リアクトル C 力率改善用のコンデンサ CT 変流器 Xo 主変圧器の内部インピーダンス Xl 直列リアクトルのインピーダンス Xc 力率改善用のコンデンサのインピーダンス
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H02J 3/01 H02J 3/01 A 3/24 3/24 B

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】主変圧器の二次側に複数の負荷回路を有す
    る交流電力系統に前記負荷回路と並列にそれぞれ負荷開
    閉器を介して接続された複数の力率改善用のコンデンサ
    装置を設け、交流電力系統の電圧および電流をそれぞれ
    検出して一定レベルの電圧信号に変換する第1の変換回
    路および第2の変換回路と、変換済電圧信号をデジタル
    信号に変換するA/D変換部と、予め定められたプログ
    ラムに従い前記A/D変換された電圧信号の瞬時値から
    前記交流電力系統の有効電力,無効電力,および力率の
    演算と、目標力率設定値に応じたコンデンサ装置の投
    入,遮断を行うべき制御レベルの演算、および投入,遮
    断を行うべきコンデンサ装置の容量値の選定を行い、そ
    の判定結果に対応した制御信号を出力する演算処理部
    と、この制御信号に基づいて前記選定されたコンデンサ
    装置に対応する負荷開閉器の開閉制御を行う制御出力リ
    レー部とを有する力率調整器により、前記交流電力系統
    の力率を前記目標力率に近づけるよう制御する力率調整
    装置において、前記複数のコンデンサ装置が直列リアク
    トルを有する高調波フィルタからなり、それぞれ負荷開
    閉器を介して前記主変圧器の二次側に接続されるととも
    に、前記第1の変換回路には主変圧器の二次電圧,第2
    の変換回路には変成された二次電流がそれぞれ導入さ
    れ、前記力率調整器がA/D変換された電圧信号の瞬時
    値の波形データをフーリェ級数展開し前記主変圧器を介
    して電源側に流出する高調波電流の実効値または高調波
    含有率を求めて前記演算処理部に送信する高調波電流演
    算部と、高調波電流設定値を前記演算処理部に送信する
    高調波電流設定部とを備え、高調波電流演算部から送信
    された高調波電流の実効値または高調波含有率が高調波
    電流設定値を越えると演算処理部が判断したとき、前記
    制御出力リレー部を介して前記高調波フィルタの開閉制
    御を行うことを特徴とする力率調整装置。
  2. 【請求項2】請求項1に記載の力率調整装置において、
    高調波フィルタの開閉制御を行うことにより進み力率が
    目標力率設定値を越えると演算処理部が判断したとき、
    制御出力リレー部により開閉制御される負荷開閉器を介
    して主変圧器二次側に接続されるリアクトルを前記高調
    波フィルタと並列に備えたことを特徴とする力率調整装
    置。
  3. 【請求項3】請求項1に記載の力率調整装置において、
    複数の高調波フィルタに流れる電流を検出する変流器お
    よびこの変流器からの検出電流を一定レベルの電圧信号
    に変換する第3の変換回路を備え、この電圧信号をA/
    D変換部を介して受けた演算処理部が進相コンデンサに
    過電流が流れたと判断したとき、制御出力リレー部を介
    して高調波フィルタを切り離す開閉制御を行うことを特
    徴とする力率調整装置。
  4. 【請求項4】主変圧器の二次側に複数の負荷回路を有す
    る交流電力系統に前記負荷回路と並列にそれぞれ負荷開
    閉器を介して接続された複数の力率改善用のコンデンサ
    装置を設け、交流電力系統の電圧および電流を主変圧器
    の二次側でそれぞれ検出して一定レベルの電圧信号に変
    換する第1の変換回路および第2の変換回路と、変換済
    電圧信号をデジタル信号に変換するA/D変換部と、予
    め定められたプログラムに従い前記A/D変換された電
    圧信号の瞬時値から前記交流電力系統の有効電力,無効
    電力,および力率の演算と、目標力率設定値に応じたコ
    ンデンサ装置の投入,遮断を行うべき制御レベルの演
    算、および投入,遮断を行うべき進相コンデンサ装置の
    容量値の選定を行い、その判定結果に対応した制御信号
    を出力する演算処理部と、この制御信号に基づいて前記
    選定されたコンデンサ装置に対応する負荷開閉器の開閉
    制御を行う制御出力リレー部とを有する力率調整器によ
    り、前記交流電力系統の力率を前記目標力率に近づける
    よう制御する力率調整装置において、前記主変圧器二次
    側にそれぞれ半導体スイッチ,直列リアクトル,進相コ
    ンデンサの直列回路からなる電圧降下の補償装置を設け
    るとともに、前記力率調整器が前記負荷回路に流れる短
    時間大電流を検出して一定レベルの電圧信号に変換して
    前記A/D変換部に送出する第4の変換回路と、A/D
    変換された電圧信号の瞬時値から1サイクル程度の短時
    間の有効電力と無効電力の変動量を演算して前記演算処
    理部に送出する高速演算処理部と、高速演算処理部の送
    出データに基づいて演算処理部が瞬時電圧降下を補償す
    るために投入する前記電圧降下の補償装置を選定して発
    する制御信号を受けて前記半導体スイッチを開閉制御す
    る電圧降下補償出力部とを備えたことを特徴とする力率
    調整装置。
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