JP2001005541A - 自動電圧調整装置 - Google Patents

自動電圧調整装置

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JP2001005541A
JP2001005541A JP11308262A JP30826299A JP2001005541A JP 2001005541 A JP2001005541 A JP 2001005541A JP 11308262 A JP11308262 A JP 11308262A JP 30826299 A JP30826299 A JP 30826299A JP 2001005541 A JP2001005541 A JP 2001005541A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】単相の配電系統から負荷への給電経路に挿設さ
れる自動電圧調整装置を小型,低価格にする。 【解決手段】ACリアクトル,調整電圧発生主回路1
2,LCフィルタ13で形成される調整電圧発生回路1
0と、変圧器14と、電圧制御回路15又は16とを備
え、負荷5に所望の電圧を供給するために、電圧制御回
路15又は16により調整電圧発生回路10が出力する
電圧を、変圧器14を介することにより調整電圧発生回
路10の出力容量を負荷5の定格容量の10〜20%程
度にし、自動電圧調整装置全体の小型,低価格化を計
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、単相の配電系統
から負荷への給電経路に挿設される自動電圧調整装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】図11は、この種の自動電圧調整装置の
従来例を示す回路構成図である。
【0003】図11において、1は単相の配電系統、2
は整流回路,インバータなどから形成される交流定電圧
装置、3は電磁接触器、4は半導体交流スイッチ4a,
電磁接触器4bなどから形成されるバイパススイッチ回
路、5は負荷を示す。
【0004】この自動電圧調整装置においては、通常時
は電磁接触器3が閉路状態、バイパススイッチ回路4は
開路状態にあり、配電系統1の交流電力を交流定電圧装
置2により配電系統1と同じ周波数で所望の電圧の交流
電力を負荷5に供給し、交流定電圧装置2に不具合が発
生したときには、この不具合を検知して電磁接触器3を
開路状態にしつつ、バイパススイッチ回路4を閉路状態
にする。
【0005】このとき、バイパススイッチ回路4の半導
体交流スイッチ4aを速やかに閉路状態にし、その後、
電磁接触器4bを閉路状態にすることにより、ほぼ無瞬
断で負荷5への給電経路を切り換えることができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】図11に示した従来の
自動電圧調整装置において、交流定電圧装置2は負荷5
の定格容量に等しい出力容量を有していることから、交
流定電圧装置2を構成する整流回路,インバータの変換
容量も負荷5の定格容量に見合った値となり、装置全体
が大型,高価格になるという問題がある。
【0007】また、バイパススイッチ回路4によりほぼ
無瞬断で負荷5への給電経路を切り換えるためには、交
流定電圧装置2が出力する電圧の位相を、配電系統1の
電圧の位相とを同期させる機能を交流定電圧装置2に備
えることが望ましく、そのためには、単に配電系統1と
ほぼ同一周波数で所望の電圧の交流電力を負荷5に供給
する交流定電圧装置に比して回路構成が複雑になるとい
う問題もある。
【0008】この発明の目的は、上記問題点を解決する
自動電圧調整装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】この第1の発明は、単相
の配電系統から負荷への給電経路に挿設される自動電圧
調整装置であって、この自動電圧調整装置は一次巻線と
二次巻線とを有する変圧器と、自己消弧形素子とダイオ
ードとを逆並列接続してなる半導体スイッチ8組をブリ
ッジ結線し、該ブリッジ結線の第1アームの中間接続点
はACリアクトルを介して前記配電系統の一端に接続
し、該ブリッジ結線の第2アームの中間接続点は前記配
電系統の他端に接続し、該ブリッジ結線の第3アームの
中間接続点は前記変圧器の一次巻線の一端に接続し、該
ブリッジ結線の第4アームの中間接続点はLCフィルタ
を介して前記変圧器の一次巻線の他端に接続して形成さ
れる調整電圧発生回路と、この調整電圧発生回路から出
力する交流電圧を前記配電系統と同一周波数で所望の値
に制御する電圧制御回路とを備え、前記変圧器の二次巻
線の一端を前記配電系統の一端に接続し、該二次巻線の
他端を前記負荷の一端に接続し、前記負荷の他端を前記
配電系統の他端に接続してなることを特徴とする。
【0010】第2の発明は前記第1の発明の自動電圧調
整装置において、前記電圧制御回路は前記配電系統の電
圧と、前記調整電圧発生回路の出力電圧とに基づいて、
前記負荷の両端電圧を所望の値に制御することを特徴と
する。
【0011】第3の発明は前記第1又は第2の発明の自
動電圧調整装置において、前記電圧制御回路には前記負
荷の電流に基づいて、前記変圧器の二次巻線の電圧降下
分を補償する機能を付加したことを特徴とする。
【0012】第4の発明は前記第1又は第2の発明の自
動電圧調整装置において、前記電圧制御回路には前記調
整電圧発生回路から出力する電流に基づいて、前記変圧
器の二次巻線の電圧降下分を補償する機能を付加したこ
とを特徴とする。
【0013】第5の発明は前記第1乃至第5のいずれか
の発明の自動電圧調整装置において、前記調整電圧発生
回路から変圧器の一次巻線への経路に挿設されるスイッ
チ回路と、該スイッチ回路の開閉を制御する直送制御回
路とを付加したことを特徴とする。
【0014】第6の発明は前記第5の発明の自動電圧調
整装置において、前記スイッチ回路は半導体交流スイッ
チと、接点を有する機械式スイッチとの並列接続回路か
らなり、このスイッチ回路を前記変圧器の一次巻線の両
端に接続したことを特徴とする。
【0015】第7の発明は前記第5の発明の自動電圧調
整装置において、前記スイッチ回路はトランスファ方式
の機械式スイッチとし、該機械式スイッチのメーク接点
は前記変圧器の一次巻線の両端に接続し、ブレーク接点
は前記調整電圧発生回路の一端と該変圧器の一次巻線の
一端との間に接続したことを特徴とする。
【0016】第8の発明は前記第5の発明の自動電圧調
整装置において、前記スイッチ回路はコンテニュアス方
式の機械式スイッチとし、該機械式スイッチのメーク接
点は前記変圧器の一次巻線の両端に接続し、ブレーク接
点は前記調整電圧発生回路の一端と該変圧器の一次巻線
の一端との間に接続したことを特徴とする。
【0017】第9の発明は前記第7又は第8の発明の自
動電圧調整装置において、前記変圧器の一次巻線の両端
に接続されるバリスタを付加したことを特徴とする。
【0018】第10の発明は前記第5乃至第9のいずれ
かの発明の自動電圧調整装置において、通常時は、前記
直送制御回路により前記スイッチ回路を開路(無励磁)
状態にしつつ、前記負荷の電流を監視し、この負荷の電
流が所定の値を超えたときには、前記直送制御回路によ
り前記スイッチ回路を閉路(励磁)状態にしつつ、前記
電圧制御回路を介して前記調整電圧発生回路の動作を停
止させることを特徴とする。
【0019】第11の発明は前記第5乃至第9のいずれ
かの発明の自動電圧調整装置において、通常時は、前記
直送制御回路により前記スイッチ回路を開路(無励磁)
状態にしつつ、前記調整電圧発生回路の出力電流を監視
し、この調整電圧発生回路の出力電流が所定の値を超え
たときには、前記直送制御回路により前記スイッチ回路
を閉路(励磁)状態にしつつ、前記電圧制御回路を介し
て前記調整電圧発生回路の動作を停止させることを特徴
とする。
【0020】第12の発明は前記第6の発明の自動電圧
調整装置において、通常時は、前記直送制御回路により
前記スイッチ回路を開路状態にしつつ、前記半導体交流
スイッチの電流を監視し、この半導体交流スイッチの電
流が所定の値を超えたときには、前記直送制御回路によ
り前記スイッチ回路を閉路状態にしつつ、前記電圧制御
回路を介して前記調整電圧発生回路の動作を停止させる
ことを特徴とする。
【0021】第13の発明は前記第8の発明の自動電圧
調整装置において、前記コンテニュアス方式の機械式ス
イッチが励磁されてメークするまでの期間には、前記電
圧制御回路により、前記ブリッジ結線の第3,第4アー
ムそれぞれの上アーム半導体スイッチをオンまたはオフ
状態,下アーム半導体スイッチをオフまたはオン状態に
することを特徴とする。
【0022】第14の発明は前記第8の発明の自動電圧
調整装置において、前記ブリッジ結線した回路の両端
に、前記機械式スイッチの動作に伴う過電圧吸収用のコ
ンデンサを接続したことを特徴とする。
【0023】この発明によれば、自動電圧調整装置の主
回路を前記変圧器,前記調整電圧発生回路,前記スイッ
チ回路などで形成することにより、後述の如く、該調整
電圧発生回路の出力容量を負荷の定格容量の10〜20
%程度にすることができ、その結果、装置全体を小型,
低価格にすることが可能となる。
【0024】
【発明の実施の形態】図1は、この発明の第1の実施の
形態を示す自動電圧調整装置の回路構成図であり、図1
1に示した従来例回路と同一機能を有するものには同一
符号を付している。
【0025】すなわち図1において、1は単相の配電系
統、5は負荷、11はACリアクトル、12は自己消弧
形素子としてのIGBT(符号Q1 〜Q8 )とそれぞれ
のダイオードとを逆並列接続してなる半導体スイッチ8
組をブリッジ結線し、このブリッジ結線回路に図示の如
く接続されるスナバとしてのコンデンサ12aを備えた
調整電圧発生主回路、13は調整電圧発生主回路12か
ら出力されるPWM制御された電圧波形から基本波成分
を抽出するLCフィルタ、14はブースタ変圧器と称さ
れ、例えば図示の極性で一次巻線と二次巻線とを有する
変圧器、15,16は負荷5の両端電圧を所望の値にす
べく調整電圧発生主回路12を形成する前記Q1 〜Q8
それぞれをオン・オフ制御する電圧制御回路である。
【0026】なお、図1に示したACリアクトル11と
調整電圧発生主回路12とLCフィルタ13とで形成さ
れる調整電圧発生回路10は直接リンク型電力変換回路
と称され、配電系統1から変圧器14の二次巻線(・
印)への電圧に対して、変圧器14の一次巻線(・印)
の電圧を配電系統1と位相が同相で、且つ降圧させる場
合には、Q1 (又はQ4 )とQ2 (又はQ3 )とは互い
に逆位相で、配電系統1の電圧の零点位相に同期させて
オン又はオフさせ、例えばQ5 〜Q8 において、Q5
6 とを互いに逆位相のPWM制御で、配電系統1と電
圧の零点位相に同期してオン又はオフさせ、Q8 とQ7
とは互いに逆位相で、配電系統1の電圧の零点位相に同
期させてオン又はオフさせる制御を後述の電圧制御回路
15,16のいずれかで行わせる。
【0027】また、配電系統1から変圧器14の二次巻
線(・印)への電圧に対して、変圧器14の一次巻線
(・印)の電圧を配電系統1と位相が逆相で、且つ降圧
させる場合には、Q1 (又はQ4 )とQ2 (又はQ3
とは互いに逆位相で、配電系統1の電圧の零点位相に同
期させてオン又はオフさせ、例えばQ5 〜Q8 におい
て、Q6 とQ5 とを互いに逆位相のPWM制御で、配電
系統1と電圧の零点位相に同期してオン又はオフさせ、
7 とQ8 とは互いに逆位相で、配電系統1の電圧の零
点位相に同期させてオン又はオフさせる制御を後述の電
圧制御回路15,16のいずれかで行わせる。
【0028】すなわち、変圧器14の二次巻線(・印)
の電圧と一次巻線(・印)の電圧とが互いに同相であれ
ば、負荷5の両端電圧は、配電系統1の電圧に調整電圧
発生回路10から出力される電圧を変圧器14を介して
減算した値となり、また、変圧器14の二次巻線(・
印)の電圧と一次巻線(・印)の電圧とが互いに逆相で
あれば、負荷5の両端電圧は、配電系統1の電圧に調整
電圧発生回路10から出力される電圧を変圧器14を介
して加算した値となる。
【0029】図2は、この発明の第1の実施例を示す図
1に示した電圧制御回路15の詳細回路構成図である。
なお、この電圧制御回路15を動作させるために、図2
に示す変圧器(PT)6,7と、変流器(CT)8とが
図1に示した自動電圧調整装置の回路構成に付加されて
いる。
【0030】図2に示した電圧制御回路15の動作を以
下に説明する。
【0031】先ず、配電系統1の電圧をPT6で検出
し、この検出値を整流器21で整流し、この整流値に遅
れ要素22を介することで平滑しつつ、ノイズ成分を除
去し、一方、調整電圧発生回路10が出力する電圧をP
T7で検出し、この検出値を整流器23で整流し、この
整流値に遅れ要素24を介することで平滑しつつ、ノイ
ズ成分を除去し、この平滑された値と変圧器14の変圧
比〔K〕とを乗算器25で乗算し、加算演算器26によ
り遅れ要素22の出力値から乗算器25の乗算値を減算
することにより、下記式(1)に示す如く、負荷5の両
端電圧が求まる。
【0032】
【数1】 負荷5の両端電圧≒配電系統1の電圧 ±調整整電圧発生回路10の出力電圧×K …(1) ここで、右辺第2項の「±」は、変圧器14の二次巻線
(・印)の電圧と一次巻線(・印)の電圧との位相が逆
相ならば「+」、同相ならば「−」である。
【0033】また、上記式(1)の左辺と右辺との間の
「≒」は、負荷5の電流による変圧器14の電圧変動率
に基づく二次巻線の電圧降下に起因している。
【0034】そこで、前記式(1)の左辺と右辺とをよ
り等しくするために、CT8に負荷5の電流を検出し、
この検出値を整流器27で整流し、この整流値に遅れ要
素28を介することで平滑しつつ、ノイズ成分を除去し
た値と、前記電圧変動率「δ」とを乗算器29で乗算
し、加算演算器26の出力値から乗算器29の乗算値を
乗算演算器30により減算し、この減算値と負荷電圧設
定器31からの設定値との偏差を零にする比例積分(P
I)演算を電圧調節器32で行わせている。
【0035】従って、電圧調節器32の出力値とPT6
から得られる同期信号とに基づく演算をゲート制御回路
33で行い、この演算結果により調整電圧発生主回路1
2を形成する前記Q1 〜Q8 それぞれを前述の如くオン
・オフさせることにより、負荷5の両端電圧を負荷電圧
設定器31で設定された値にすることができる。
【0036】図3は、この発明の第2の実施例を示す図
1に示した電圧制御回路16の詳細回路構成図であり、
図2に示した実施例回路と同一機能を有するものには同
一符号を付してその説明を省略する。なお、この電圧制
御回路15を動作させるために、図3に示す変圧器(P
T)6,7と、変流器(CT)9とが図1に示した自動
電圧調整装置の回路構成に付加されている。
【0037】すなわち図3に示した電圧制御回路16に
は、図2に示した電圧制御回路16の整流器27,遅れ
要素28に代えて、整流器34と遅れ要素35と乗算器
36とを備え、CT9で調整電圧発生装置10の出力電
流を検出し、この検出値を整流器34で整流し、この整
流値に遅れ要素35を介することで平滑しつつ、ノイズ
成分を除去した値と、変圧器14の変圧比「K」の逆数
とを乗算器36で乗算することにより、この乗算値は、
前述の遅れ要素28で得られた値とほぼ同じにすること
ができる。
【0038】例えば、図1〜図3に示した自動電圧調整
装置の回路構成において、配電系統1の定格電圧に対し
て、調整電圧発生回路10から変圧器14を介して変圧
器14の二次巻線に重畳される電圧を高々10%に設定
することにより、調整電圧発生回路10の出力容量は負
荷5の定格容量の10%程度にすることができる。
【0039】図4は、この発明の第2の実施の形態を示
す自動電圧調整装置の回路構成図であり、図1に示した
第1の実施の形態回路と同一機能を有するものには同一
符号を付して、ここではその説明を省略する。
【0040】すなわち図4に示した自動電圧調整装置に
は、調整電圧発生回路10,変圧器14,電圧制御回路
15a又は16aの他に、サイリスタを逆並列接続した
半導体交流スイッチ17aと電磁接触器17bとから形
成されるスイッチ回路17と、スイッチ回路17の開閉
を制御する直送制御回路40〜42のいずれかとを備え
ている。
【0041】なお、電圧制御回路15a(又は16a)
は前述の電圧制御回路15(又は16)の機能の他に、
後述の直送制御回路40〜42のいずれかからの信号に
より、前述のゲート制御回路33を介して、調整電圧発
生主回路12を形成する前記Q1 〜Q8 全てをオフさ
せ、調整電圧発生主回路12の電力変換動作を停止させ
る機能が付加されている。
【0042】図5は、この発明の第3の実施例を示す図
4に示した直送制御回路40の詳細回路構成図である。
なお、この直送制御回路40を動作させるために、図5
に示す変圧器(PT)6,7と、変流器(CT)8とが
図4に示した自動電圧調整装置の回路構成に付加されて
いる。
【0043】図5に示した直送制御回路40の動作を以
下に説明する。
【0044】通常時は、直送制御回路40によりスイッ
チ回路17を開路状態にしつつ、調整電圧発生回路10
と変圧器14と電圧制御回路15aとにより、負荷5の
両端電圧を所望の値にしている。
【0045】このとき、PT6と整流器51とで得られ
た配電系統1の電圧をコンパレータ52とコンパレータ
53とで監視し、配電系統1の電圧が過電圧「VIH」に
なるとコンパレータ52が動作してその出力は論理
「H」レベルとなり、配電系統1の電圧が不足電圧「V
IL」になるとコンパレータ53が動作してその出力は論
理「H」レベルとなる。また、PT7と整流器54とで
得られた調整電圧発生回路10が出力する電圧をコンパ
レータ55で監視し、調整電圧発生回路10の異常動作
などにより調整電圧発生回路10が出力する電圧が過電
圧「VCH」になるとコンパレータ55が動作してその出
力は論理「H」レベルとなる。さらに、CT8と整流器
56とで得られた負荷5の電流をコンパレータ57で監
視し、負荷5の短絡などにより負荷5の電流が過電流
「IOH」になるとコンパレータ57が動作してその出力
は論理「H」レベルとなる。
【0046】上述のコンパレータ52,53,55,5
7のうち、少なくともいずれか1つのコンパレータの出
力が論理「H」レベルになると、オア素子58の出力が
論理「L」レベルから論理「H」レベルに変化する。オ
ア素子58の出力が論理「H」レベルになると、電圧制
御回路15aでは前述のゲート制御回路33を介して調
整電圧発生主回路12を形成する前記Q1 〜Q8 全てを
オフさせつつ、駆動回路59を介してスイッチ回路17
を開路状態から閉路状態にする。
【0047】すなわち、オア素子58の出力が論理
「L」レベルから論理「H」レベルに変化すると、スイ
ッチ回路17の半導体交流スイッチ17aを速やかに閉
路状態にし、動作遅れを有する電磁接触器17を閉路状
態にすることにより、ほぼ無瞬断で配電系統1から変圧
器14の一次巻線が短絡状態の二次巻線を介して負荷5
へ給電される。
【0048】このとき、スイッチ回路17が閉路される
直前と直後の負荷5への給電電圧の位相変化は僅かであ
り、また、半導体交流スイッチ17aは短時間定格の電
流値で選定してもよい。さらに、配電系統1の電圧をコ
ンパレータ52とコンパレータ53とで監視すること
と、負荷5の電流をコンパレータ57で監視することと
により、調整電圧発生回路10の損傷を防止することが
できる。
【0049】図6は、この発明の第4の実施例を示す図
4に示した直送制御回路41の詳細回路構成図であり、
図5に示した実施例回路と同一機能を有するものには同
一符号を付してその説明を省略する。なお、この直送制
御回路41を動作させるために、図6に示す変圧器(P
T)6,7と、変流器(CT)9とが図4に示した自動
電圧調整装置の回路構成に付加されている。
【0050】すなわち図6に示した直送制御回路41に
は、図5に示した直送制御回路40の整流器56,コン
パレータ57に代えて、整流器60とコンパレータ61
とを備えている。
【0051】図6に示した直送制御回路41の動作を以
下に説明する。
【0052】通常時は、直送制御回路41によりスイッ
チ回路17を開路状態にしつつ、調整電圧発生回路10
と変圧器14と電圧制御回路16aとにより、負荷5の
両端電圧を所望の値にしている。
【0053】このとき、CT9と整流器60とで得られ
た調整電圧発生回路10が出力する電流をコンパレータ
61で監視し、負荷5の短絡などにより調整電圧発生回
路10が出力する電流が過電流「ICH」になるとコンパ
レータ61が動作してその出力は論理「H」レベルとな
る。
【0054】上述のコンパレータ52,53,55,6
1のうち、少なくともいずれか1つのコンパレータの出
力が論理「H」レベルになると、オア素子58の出力が
論理「L」レベルから論理「H」レベルに変化する。オ
ア素子58の出力が論理「H」レベルになると、電圧制
御回路16aでは前述のゲート制御回路33を介して調
整電圧発生主回路12を形成する前記Q1 〜Q8 全てを
オフさせつつ、駆動回路59を介してスイッチ回路17
を開路状態から閉路状態にする。
【0055】すなわち、オア素子58の出力が論理
「L」レベルから論理「H」レベルに変化すると、スイ
ッチ回路17の半導体交流スイッチ17aを速やかに閉
路状態にし、動作遅れを有する電磁接触器17を閉路状
態にすることにより、ほぼ無瞬断で配電系統1から変圧
器14の一次巻線が短絡状態の二次巻線を介して負荷5
へ給電される。
【0056】このとき、スイッチ回路17が閉路される
直前と直後の負荷5への給電電圧の位相変化は僅かであ
り、また、半導体交流スイッチ17aは短時間定格の電
流値で選定してもよい。さらに、配電系統1の電圧をコ
ンパレータ52とコンパレータ53とで監視すること
と、調整電圧発生回路10が出力する電流をコンパレー
タ61で監視することとにより、調整電圧発生回路10
の損傷を防止することができる。
【0057】図7は、この発明の第5の実施例を示す図
4に示した直送制御回路42の詳細回路構成図であり、
図6に示した実施例回路と同一機能を有するものには同
一符号を付してその説明を省略する。なお、この直送制
御回路42を動作させるために、図6に示す変圧器(P
T)6,7と、変流器(CT)9とが図4に示した自動
電圧調整装置の回路構成に付加されている。
【0058】この回路構成では、CT9の挿入位置が図
6に示した実施例回路と異なり、図示の如く、電磁接触
器17bと半導体交流スイッチ17aとの並列接続経路
間となっている。
【0059】図7に示した直送制御回路42の動作を以
下に説明する。
【0060】通常時は、直送制御回路42によりスイッ
チ回路17を構成する半導体交流スイッチ17aと電磁
接触器17bとを開路状態にしつつ、調整電圧発生回路
10と変圧器14と電圧制御回路16aとにより、負荷
5の両端電圧を所望の値にしている。
【0061】このとき、CT9と整流器60とで得られ
た調整電圧発生回路10が出力する電流をコンパレータ
62で監視し、半導体交流スイッチ17aの誤点弧と短
絡故障などと、負荷5の短絡などとにより調整電圧発生
回路10が出力する電流が過電流「ISH」になるとコン
パレータ62が動作してその出力は論理「H」レベルと
なる。
【0062】上述のコンパレータ52,53,55,6
2のうち、少なくともいずれか1つのコンパレータの出
力が論理「H」レベルになると、オア素子58の出力が
論理「L」レベルから論理「H」レベルに変化する。オ
ア素子58の出力が論理「H」レベルになると、電圧制
御回路16aでは前述のゲート制御回路33を介して調
整電圧発生主回路12を形成する前記Q1 〜Q8 全てを
オフさせつつ、駆動回路59を介してスイッチ回路17
を開路状態から閉路状態にする。
【0063】すなわち図7に示した回路構成により、前
述の図6に示した回路構成の機能に加えて、前述の通常
時における半導体交流スイッチ17aの誤点弧,短絡故
障などによる電流調整電圧発生回路10の損傷も防止す
ることができる。
【0064】図8は、この発明の第3の実施の形態を示
す自動電圧調整装置の回路構成図であり、図4に示した
第2の実施の形態回路と同一機能を有するものには同一
符号を付して、ここではその説明を省略する。
【0065】すなわち図8に示した自動電圧調整装置に
は、調整電圧発生回路10,変圧器14,電圧制御回路
15b又は16bの他に、ブレーク接点が開路し、メー
ク接点が閉路するまでの期間には双方の接点共に一旦開
路状態になる、所謂、トランスファ方式の機械式スイッ
チから形成されるスイッチ回路18と、バリスタ19
と、スイッチ回路18の開閉を制御する直送制御回路4
0〜42のいずれかとを備えている。
【0066】なお、電圧制御回路15b(又は16b)
は前述の電圧制御回路15(又は16)の機能の他に、
前述の直送制御回路40〜42のいずれかからの信号が
発せられ前記機械式スイッチがメークした後に、前述の
ゲート制御回路33を介して、調整電圧発生主回路12
を形成する前記Q1 〜Q8 全てをオフさせ、調整電圧発
生主回路12の電力変換動作を停止させる機能が付加さ
れている。
【0067】また、バリスタ18は前記機械式スイッチ
がブレークしてからメークするまでの期間及びメーク直
後の接点チャタリング時に変圧器14の一次巻線に生ず
る恐れのある過電圧を吸収するために備えられている。
【0068】図9は、この発明の第4の実施の形態を示
す自動電圧調整装置の回路構成図であり、図4に示した
第2の実施の形態回路と同一機能を有するものには同一
符号を付して、ここではその説明を省略する。
【0069】すなわち図9に示した自動電圧調整装置に
は、調整電圧発生回路10,変圧器14,電圧制御回路
15c又は16cの他に、前述のトランスファ方式の機
械式スイッチとは異なり、ブレーク接点とメーク接点と
が共に一旦開路状態になる期間を無くした、所謂、コン
テニュアス方式の機械式スイッチから形成されるスイッ
チ回路20と、スイッチ回路20の開閉を制御する直送
制御回路40〜42のいずれかとを備えている。
【0070】なお、電圧制御回路15c(又は16c)
は前述の電圧制御回路15(又は16)の機能の他に、
前述の直送制御回路40〜42のいずれかからの信号が
発せられ前記機械式スイッチがメークするまでの期間は
前述のゲート制御回路33を介して、調整電圧発生主回
路12を形成する前記Q5 ,Q7 (又はQ6 ,Q8 )の
みオンさせることにより、変圧器14の一次巻線に生ず
る恐れのある過電圧をこのQ5 ,Q7 (又はQ6
8 )回路で抑制し、該機械式スイッチがメークした後
には調整電圧発生主回路12を形成する前記Q1 〜Q8
全てをオフさせ、調整電圧発生主回路12の電力変換動
作を停止させる機能が付加されている。
【0071】図10は、この発明の第5の実施の形態を
示す自動電圧調整装置の回路構成図であり、図4に示し
た第2の実施の形態回路と同一機能を有するものには同
一符号を付して、ここではその説明を省略する。
【0072】すなわち図10に示した自動電圧調整装置
には、調整電圧発生回路10,変圧器14,電圧制御回
路15b又は16bの他に、コンテニュアス方式の機械
式スイッチから形成されるスイッチ回路20と、スイッ
チ回路20の開閉を制御する直送制御回路40〜42の
いずれかとを備えている。
【0073】この実施の形態回路と図9に示した実施の
形態回路と異なる点は、調整電圧発生主回路12を構成
するスナバとしてのコンデンサ12aに代えて、前述の
直送制御回路40〜42のいずれかからの信号が発せら
れ前記機械式スイッチがメークするまでの期間に生ずる
恐れのある変圧器14の一次巻線間の過電圧を吸収でき
る容量のコンデンサ12bを備えていることである。
【0074】
【発明の効果】この発明によれば、自動電圧調整装置の
主回路を変圧器,調整電圧発生回路,スイッチ回路など
で形成することにより、該調整電圧発生回路の出力容量
を負荷の定格容量の10〜20%程度にすることがで
き、その結果、装置全体を小型,低価格にすることが可
能となる。
【0075】さらにスイッチ回路により、調整電圧発生
回路の過負荷による損傷も防止でき、その結果、信頼性
の高い自動電圧調整装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施の形態を示す自動電圧調
整装置の回路構成図
【図2】この発明の第1の実施例を示す自動電圧調整装
置の回路構成図
【図3】この発明の第2の実施例を示す自動電圧調整装
置の回路構成図
【図4】この発明の第2の実施の形態を示す自動電圧調
整装置の回路構成図
【図5】この発明の第3の実施例を示す自動電圧調整装
置の回路構成図
【図6】この発明の第4の実施例を示す自動電圧調整装
置の回路構成図
【図7】この発明の第5の実施例を示す自動電圧調整装
置の回路構成図
【図8】この発明の第3の実施の形態を示す自動電圧調
整装置の回路構成図
【図9】この発明の第4の実施の形態を示す自動電圧調
整装置の回路構成図
【図10】この発明の第5の実施の形態を示す自動電圧
調整装置の回路構成図
【図11】従来例を示す自動電圧調整装置の回路構成図
【符号の説明】
1…配電系統、2…交流定電圧装置、3…電磁接触器、
4…バイパススイッチ回路、4a…半導体交流スイッ
チ、4b…電磁接触器、5…負荷、6,7…PT、8,
9…CT、10…調整電圧発生回路、11…ACリアク
トル、12…調整電圧発生主回路、12a…コンデン
サ、13…LCフィルタ、14…変圧器、15,15
a,15b,15c,16,16a,16b,16c…
電圧制御回路、17,18,20…スイッチ回路、17
a…半導体交流スイッチ、17b…電磁接触器、19…
バリスタ、21,23,27,34…整流器、22,2
4,28,35…遅れ要素、25,29,36…乗算
器、26,30…加算演算器、31…負荷電圧設定器、
32…電圧調節器、33…ゲート制御回路、40〜42
…直送制御回路、51,54,56,60…整流器、5
2,53,55,57,61,62…コンパレータ、5
8…オア素子、59…駆動回路。

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 単相の配電系統から負荷への給電経路に
    挿設される自動電圧調整装置であって、 この自動電圧調整装置は 一次巻線と二次巻線とを有する変圧器と、 自己消弧形素子とダイオードとを逆並列接続してなる半
    導体スイッチ8組をブリッジ結線し、該ブリッジ結線の
    第1アームの中間接続点はACリアクトルを介して前記
    配電系統の一端に接続し、該ブリッジ結線の第2アーム
    の中間接続点は前記配電系統の他端に接続し、該ブリッ
    ジ結線の第3アームの中間接続点は前記変圧器の一次巻
    線の一端に接続し、該ブリッジ結線の第4アームの中間
    接続点はLCフィルタを介して前記変圧器の一次巻線の
    他端に接続して形成される調整電圧発生回路と、 この調整電圧発生回路から出力する交流電圧を前記配電
    系統と同一周波数で所望の値に制御する電圧制御回路と
    を備え、 前記変圧器の二次巻線の一端を前記配電系統の一端に接
    続し、該二次巻線の他端を前記負荷の一端に接続し、 前記負荷の他端を前記配電系統の他端に接続してなるこ
    とを特徴とする自動電圧調整装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の自動電圧調整装置にお
    いて、 前記電圧制御回路は前記配電系統の電圧と、前記調整電
    圧発生回路の出力電圧とに基づいて、前記負荷の両端電
    圧を所望の値に制御することを特徴とする自動電圧調整
    装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は請求項2に記載の自動電圧
    調整装置において、 前記電圧制御回路には前記負荷の電流に基づいて、前記
    変圧器の二次巻線の電圧降下分を補償する機能を付加し
    たことを特徴とする自動電圧調整装置。
  4. 【請求項4】 請求項1又は請求項2に記載の自動電圧
    調整装置において、 前記電圧制御回路には前記調整電圧発生回路から出力す
    る電流に基づいて、前記変圧器の二次巻線の電圧降下分
    を補償する機能を付加したことを特徴とする自動電圧調
    整装置。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至請求項4のいずれかに記載
    の自動電圧調整装置において、 前記調整電圧発生回路から変圧器の一次巻線への経路に
    挿設されるスイッチ回路と、 該スイッチ回路の開閉を制御する直送制御回路とを付加
    したことを特徴とする自動電圧調整装置。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載の自動電圧調整装置にお
    いて、 前記スイッチ回路は半導体交流スイッチと、接点を有す
    る機械式スイッチとの並列接続回路からなり、 このスイッチ回路を前記変圧器の一次巻線の両端に接続
    したことを特徴とする自動電圧調整装置。
  7. 【請求項7】 請求項5に記載の自動電圧調整装置にお
    いて、 前記スイッチ回路はトランスファ方式の機械式スイッチ
    とし、 該機械式スイッチのメーク接点は前記変圧器の一次巻線
    の両端に接続し、ブレーク接点は前記調整電圧発生回路
    の一端と該変圧器の一次巻線の一端との間に接続したこ
    とを特徴とする自動電圧調整装置。
  8. 【請求項8】 請求項5に記載の自動電圧調整装置にお
    いて、 前記スイッチ回路はコンテニュアス方式の機械式スイッ
    チとし、 該機械式スイッチのメーク接点は前記変圧器の一次巻線
    の両端に接続し、ブレーク接点は前記調整電圧発生回路
    の一端と該変圧器の一次巻線の一端との間に接続したこ
    とを特徴とする自動電圧調整装置。
  9. 【請求項9】 請求項7又は請求項8に記載の自動電圧
    調整装置において、 前記変圧器の一次巻線の両端に接続されるバリスタを付
    加したことを特徴とする自動電圧調整装置。
  10. 【請求項10】 請求項5乃至請求項9のいずれかに記
    載の自動電圧調整装置において、 通常時は、前記直送制御回路により前記スイッチ回路を
    開路(無励磁)状態にしつつ、前記負荷の電流を監視
    し、 この負荷の電流が所定の値を超えたときには、前記直送
    制御回路により前記スイッチ回路を閉路(励磁)状態に
    しつつ、前記電圧制御回路を介して前記調整電圧発生回
    路の動作を停止させることを特徴とする自動電圧調整装
    置。
  11. 【請求項11】 請求項5乃至請求項9のいずれかに記
    載の自動電圧調整装置において、 通常時は、前記直送制御回路により前記スイッチ回路を
    開路(無励磁)状態にしつつ、前記調整電圧発生回路の
    出力電流を監視し、 この調整電圧発生回路の出力電流が所定の値を超えたと
    きには、前記直送制御回路により前記スイッチ回路を閉
    路(励磁)状態にしつつ、前記電圧制御回路を介して前
    記調整電圧発生回路の動作を停止させることを特徴とす
    る自動電圧調整装置。
  12. 【請求項12】 請求項6に記載の自動電圧調整装置に
    おいて、 通常時は、前記直送制御回路により前記スイッチ回路を
    開路状態にしつつ、前記半導体交流スイッチの電流を監
    視し、 この半導体交流スイッチの電流が所定の値を超えたとき
    には、前記直送制御回路により前記スイッチ回路を閉路
    状態にしつつ、前記電圧制御回路を介して前記調整電圧
    発生回路の動作を停止させることを特徴とする自動電圧
    調整装置。
  13. 【請求項13】 請求項8に記載の自動電圧調整装置に
    おいて、 前記コンテニュアス方式の機械式スイッチが励磁されて
    メークするまでの期間には、前記電圧制御回路により、 前記ブリッジ結線の第3,第4アームそれぞれの上アー
    ム半導体スイッチをオンまたはオフ状態,下アーム半導
    体スイッチをオフまたはオン状態にすることを特徴とす
    る自動電圧調整装置。
  14. 【請求項14】 請求項8に記載の自動電圧調整装置に
    おいて、 前記ブリッジ結線した回路の両端に、前記機械式スイッ
    チの動作に伴う過電圧吸収用のコンデンサを接続したこ
    とを特徴とする自動電圧調整装置。
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