JP2018061384A - 調整装置および調整方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】単純にバイパススイッチをオフからオンに切り換えると、切り換えの瞬間に電源出力端子11からの出力電圧が急変する結果、出力電圧が適正範囲(101V±6V)を超過したり、系統擾乱を引き起こしたりする可能性がある。【解決手段】電源と電源出力端子の間に一次側が直列に接続された直列変圧器と、直列変圧器の二次側に接続され、直列変圧器を介して電源出力端子の出力電圧を調整する電圧調整部と、直列変圧器の一次側および二次側の少なくとも一方のそれぞれをバイパスするか否かを切り換え可能なバイパススイッチと、直列変圧器の一次側の電位差が基準電位差未満となる状態でバイパススイッチをオフからオンに切り換える制御部と、を備える調整装置が提供される。【選択図】図1

Description

本発明は、調整装置および調整方法に関する。
従来、配電線から供給される電力を安定化する種々の技術が提案されている(例えば、特許文献1参照)。この技術では、柱上変圧器と、その二次側(負荷側)の出力端子との間に直列変圧器の一次側が直列に接続されており、直列変圧器の二次側には、出力端子の出力電圧を調整するための電圧調整器が接続されている。直列変圧器の一次側はバイパススイッチと並列に接続されており、バイパススイッチがオンのときにはバイパススイッチに電流が流れ、バイパススイッチがオフのときには直列変圧器の一次側に電流が流れる。
特許文献1 特開2005−341668号公報
しかしながら、単純にバイパススイッチをオフからオンに切り換えると、切り換えの瞬間に電源出力端子11からの出力電圧が急変する結果、出力電圧が適正範囲(101V±6V)を超過したり、系統擾乱を引き起こしたりする可能性がある。
本発明の第1の態様においては、電源と電源出力端子の間に一次側が直列に接続された直列変圧器と、直列変圧器の二次側に接続され、直列変圧器を介して電源出力端子の出力電圧を調整する電圧調整部と、直列変圧器の一次側および二次側の少なくとも一方のそれぞれをバイパスするか否かを切り換え可能なバイパススイッチと、直列変圧器の一次側の電位差が基準電位差未満となる状態でバイパススイッチをオフからオンに切り換える制御部と、を備える調整装置が提供される。
本発明の第2の態様においては、電源と電源出力端子の間に一次側が直列に接続された直列変圧器の二次側に接続された電圧調整部により直列変圧器を介して電源出力端子の出力電圧を調整する電圧調整段階と、直列変圧器の一次側および二次側の少なくとも一方のそれぞれをバイパスするか否かを切り換え可能なバイパススイッチを、直列変圧器の一次側の電位差が基準電位差未満となる状態でオフからオンに切り換える制御段階と、を備える調整方法が提供される。
上記の発明の概要は、本発明の特徴の全てを列挙したものではない。これらの特徴群のサブコンビネーションも発明となりうる。
本実施形態に係る調整装置を示す。 調整装置が停止モードの場合の状態を示す。 調整装置が電圧補償モードの場合の状態を示す。 調整装置が停止準備モードの場合の状態を示す。 調整装置の動作を示す。 本実施形態に係るコンピュータの構成の一例を示す。
以下、発明の実施の形態を通じて本発明を説明するが、以下の実施形態は特許請求の範囲にかかる発明を限定するものではない。また、実施形態の中で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須であるとは限らない。
図1は、本実施形態に係る調整装置1を電源10と共に示す。調整装置1は、電源10に接続された複数の電源出力端子11間の出力電圧を調整して電源出力端子11(a),11(b),11(n)から出力するものである。調整装置1は、1または複数の直列変圧器12と、電圧調整部13と、1または複数のバイパススイッチ14と、制御部15と、を備える。調整装置1は、測定部17を更に備えてもよい。
電源10は、交流電源であってよく、本実施形態においては一例として、6600V、60Hz(または50Hz)の高圧配電系統から約100V、60Hz(または50Hz)の低圧配電系統へと電圧を変換して供給する変圧器(一例として柱状変圧器)である。電源10は、u相、v相およびo相の3つの出力端子を有してよい。
複数の電源出力端子11は、調整装置1による電圧調整後の電力を出力する。本実施形態では一例として、3つの電源出力端子11(a),11(b),11(n)が単相交流電力を出力する。電圧線の出力端子としての電源出力端子11(a)および11(b)の少なくとも一方と、中性線の出力端子としての電源出力端子11(n)との間の電圧が調整装置1により調整されてよい。電源出力端子11(a),11(b),11(n)は、それぞれ低圧電線路110(a),110(b),110(n)を介して電源10のu相、v相およびo相の出力端子に接続されてよい。
1または複数の直列変圧器12は、電源10と電源出力端子11の間の低圧電線路110に一次側、つまり一次コイルが直列に接続され、電圧調整部13に二次側、つまり二次コイルが接続されている。直列変圧器12の変圧比は、二次側に対して一次側が高くなるように構成されてよく、例えば一次側:二次側=10:1(または5:1)であってよい。本実施形態では一例として、2つの直列変圧器12(a),12(b)が低圧電線路110(a),110(b)に設けられているが、何れか一方のみが設けられてもよい。なお、直列変圧器12(a)と、直列変圧器12(b)とでは、二次コイル同士が同じ向きで、一次コイル同士が反対向きとなっているが、各コイルは他の向きであってもよい。
電圧調整部13は、各直列変圧器12を介して電源出力端子11の出力電圧を調整する。例えば、電圧調整部13は、電源出力端子11の出力電圧を基準範囲内(一例として101±6V)に収まるように調整してよい。電圧調整部13は、インバータ130と、電力供給部131とを有してよい。
インバータ130は、各直列変圧器12の二次側に流す電流を出力することで、電源出力端子11間の出力電圧を調整する。例えばインバータ130は、単相インバータであってよい。インバータ130は、u相およびv相の2つの出力端子を有し、これらu相およびv相の出力端子が直列変圧器12(a),12(b)にそれぞれ接続されてよい。インバータ130は、後述の電力供給部131から直流電力を供給されてよい。インバータ130のスイッチング周波数は、一例として20kHzであってよい。
電力供給部131は、インバータ130に電力を供給する。本実施形態では一例として、電力供給部131は、電源10からの電力を受け、インバータ130へと電力を供給するが、電源10とは異なる他の電源(一例として自家発電設備)から供給される電力をインバータ130に供給してもよい。電力供給部131は、コンバータ1311と、平滑コンデンサ1312とを有してよい。
コンバータ1311は、電源10からの交流電力を直流電力に変換してインバータ130に供給する。コンバータ1311は、入力側(交流側)端子が直列変圧器12よりも上流側で低圧電線路110(a),110(b)に接続され、出力側(直流側)端子がインバータ130に接続されてよい。例えば、コンバータ1311は、約400〜500Vの直流電力をインバータ130に供給してよい。
平滑コンデンサ1312は、コンバータ1311の出力端子間に接続されており、コンバータ1311から出力される直流電力を平滑化する。
なお、電圧調整部13は、低圧電線路110(a)または110(b)とコンバータ1311とを結ぶ配線上、および、インバータ130におけるu相およびv相の出力端子と直列変圧器12(a),12(b)とを結ぶ配線上の少なくとも一方に、電流平滑化のためのLCフィルタ回路を有してもよい。
1または複数のバイパススイッチ14は、直列変圧器12の二次側をバイパスするか否かを切り換え可能に接続されている。例えば、バイパススイッチ14は、電圧調整部13から直列変圧器12までの配線に対し、対応する直列変圧器12の二次コイルと並列に接続されてよい。本実施形態では一例として、1つのバイパススイッチ14が2つの直列変圧器12(a),12(b)の二次コイルと並列に接続され、これらの二次コイルをそれぞれ短絡可能となっている。このようにバイパススイッチ14が二次側に設けられる場合には、スイッチ内に大電流が流れないため、一次側に設ける場合と比較して小型のバイパススイッチ14を用いることができる。また、一次側にバイパススイッチ14を設ける場合と異なり、瞬時停電などの非常時にも適切な給電経路が確保される。
なお、1または複数のバイパススイッチ14は、機械式スイッチでもよいし、半導体スイッチでもよいし、これらの組み合わせであってもよい。機械式スイッチは半導体スイッチと異なり冷却不要であり、また、容易に標準状態をオンにすることができるため回路設計が容易である。半導体スイッチは機械式スイッチと比較して応答性がよいため、瞬時停電・インバータ暴走のときに即座にONに切り換えることで直列変圧器12等に対するサージを防止することができる。
制御部15は、調整装置1における各部の制御を行う。例えば、制御部15は、直列変圧器12の一次側の電位差が基準電位差未満となる状態でバイパススイッチ14をオフからオンに切り換える。ここで、基準電位差未満の電位差は一例として、測定および計算などの誤差を除いて0Vの電位差である。
測定部17は、直列変圧器12の一次側の電位差が基準電位差未満となる状態を直接的/間接的に検出するための測定を行う。例えば、測定部17は、直列変圧器12の一次側の電位差を測定してよい。一例として、測定部17は、低圧電線路110(a)における直列変圧器12(a)の一次コイルの両端に設けられた電圧センサ(図示せず)と、低圧電線路110(b)における直列変圧器12(b)の一次コイルの前後に設けられた電圧センサ(図示せず)とを有し、これらの一次コイルにより各一次コイルの電位差を算出してよい。測定部17は、電位差の測定結果を制御部15に供給してよい。
なお、測定部17は、直列変圧器12よりも電源出力端子11の側で測定された低圧電線路110(a),110(b)の電圧値を制御部15に供給してもよい。この場合、測定部17は、低圧電線路110(n)に設けられた電圧センサで測定された電圧値をさらに制御部15に供給してもよい。
以上の調整装置1によれば、直列変圧器12の一次側の電位差が基準電位差未満となる状態でバイパススイッチ14をオフからオンに切り換えるので、切り換えの瞬間に電源出力端子11からの出力電圧が急変するのを防止することができる。従って、出力電圧が適正範囲(101V±6V)を超過したり、系統擾乱が生じたりするのを防止することができる。また、切り換えの瞬間にインバータ130による出力電圧が突然バイパススイッチ14に加わるのを防止することができるため、破損防止の観点でバイパススイッチ14を大きくする必要が無い分、バイパススイッチ14を小型化することができる。
続いて、調整装置1の運転モードについて説明する。調整装置1は、制御部15によって停止モード、電圧補償モードおよび停止準備モードの何れかに設定されてよい。これらの運転モードについて、順に詳細を説明する。
図2は、調整装置1が停止モードの場合の状態を示す。停止モードは、電源出力端子11間の出力電圧を調整しないモードである。
停止モードにおいては、制御部15は、バイパススイッチ14をオンに維持する。これにより、直列変圧器12の二次側が短絡されて電源10からの電流がほぼ損失なく直列変圧器12の一次側を流れる。また、インバータのu相およびv相の出力端子間が短絡されるため、電圧調整部13が連系されない。そのため、電源10のu相およびo相の出力端子の間、および、v相およびo相の出力端子の間の電圧(Vs_uo,Vs_vo)がそのまま電源出力端子11の間の電圧(Vl_uo,Vl_vo)となる。
また、制御部15は電圧調整部13をディセーブルする。例えば、制御部15は、インバータ130およびコンバータ1311に加えられる制御指令のパルス信号をオフにしてよい。これにより、これらの変換部で発生する損失が低減され、低圧配電系統に対し高効率で電力を供給することができる。また調整装置1が長寿命化される。なお、コンバータ1311はディセーブルされなくてもよい。
図3は、調整装置1が電圧補償モードの場合の状態を示す。電圧補償モードは、出力電圧を調整するモードである。
電圧補償モードにおいては、制御部15は、バイパススイッチ14をオフに維持して電圧調整部13を連系するとともに、基準範囲外の出力電圧を基準範囲内にするべく、電圧調整部13から各直列変圧器12へと出力する二次電流を出力電圧に応じて制御する。
例えば、制御部15は、測定部17により測定された、各電源出力端子11の電圧を電圧実効値および電圧位相に変換する。また、制御部15は、内部に保持された目標電圧(一例として基準範囲(101±6V)の上下限値であってもよいし、101Vであってもよい)と、測定電圧の実効値とから、調整すべき電圧偏差(VΔ)を計算する。制御部15は、直列変圧器12の一次側電圧が電圧偏差相当の電圧となるように電圧調整部13(一例としてインバータ130およびコンバータ1311)を制御する。例えば、直列変圧器12の変圧比が一次側:二次側=α:1であれば、制御部15は、インバータ130の出力電圧(Vinv)が電圧偏差/αとなるようにインバータ130およびコンバータ1311に制御指令を与える。なお、制御部15は、直列変圧器12により低圧電線路110(a)に加えられる電圧を、低圧電線路110(a),110(n)の間の電圧位相と同位相にしてよい。制御部15は、直列変圧器12により低圧電線路110(b)に加えられる電圧を、180°反転した位相にしてよい。
これにより、直列変圧器12の一次側に電圧偏差(VΔ)の電圧が発生される。その結果、電源10のu相およびo相の出力端子の間、および、v相およびo相の出力端子の間の電圧(Vs_uo,Vs_vo)に対して電圧偏差(VΔ)の電圧が加えられ、電源出力端子11の間の電圧が大きく/小さくなる。
図4は、調整装置1が停止準備モードの場合の状態を示す。停止準備モードは、電圧補償モードから停止モードへの移行準備を行うモードである。停止準備モードでは、バイパススイッチ14をオフからオンに切り換える前に、直列変圧器12の一次側の電位差が基準電位差未満となる状態を生じさせる。
例えば、制御部15は、電圧補償モードから引き続きバイパススイッチ14をオフに維持して電圧調整部13を連系する。また、制御部15は、直列変圧器12の一次側の電位差についての測定部17による測定結果に基づき、電圧調整部13により当該一次側の電位差を基準電位差未満に低減する。
これにより、電源出力端子11からの出力電圧は、後にバイパススイッチ14がオンになった場合の出力電圧と概ね等しくなる。そのため、バイパススイッチ14の切り換えの瞬間に電源出力端子11からの出力電圧が急変するのが防止され、ひいては、出力電圧が適正範囲(101V±6V)を超過したり、系統擾乱が生じたりするのが防止される。
また、直列変圧器12の二次側に印加される電圧は、後にバイパススイッチ14がオンになった場合の電圧と概ね等しくなる。これにより、切り換えの瞬間にインバータ130による出力電圧が突然バイパススイッチ14に加わるのが防止されるため、バイパススイッチ14を小型化することができる。
図5は、調整装置1の動作を示す。調整装置1が運転を開始すると、制御部15は調整装置1を停止モードに設定する(ステップS11)。例えば、制御部15は、バイパススイッチ14をオンにするとともに、インバータ130およびコンバータ1311をディセーブルする。
次に、制御部15は、測定部17による測定結果に基づいて、電源出力端子11間の出力電圧が第2の目標電圧範囲外であるか否かを判定する(ステップS13)。例えば、制御部15は、測定部17により測定される、低圧電線路110(a),110(n)の間の電圧の実効値と、低圧電線路110(b),110(n)の間の電圧の実効値とが第2の目標電圧範囲外であるか否かを監視してよい。ここで、第2の目標電圧範囲は、基準範囲(一例として101±6V)の範囲内でよく、本実施形態では一例として基準範囲と同範囲である。
ステップS13において出力電圧が第2の目標電圧範囲内であると判定された場合(S13;No)には、制御部15はS13に処理を戻し、停止モードを維持する。
ステップS13において出力電圧が第2の目標電圧範囲外であると判定された場合(S13;Yes)には、制御部15は調整装置1を電圧補償モードに移行させる(ステップS15)。なお、このステップS15の処理は、電圧調整段階の一例である。
例えば、制御部15は、バイパススイッチ14をオンからオフに切り換えて電圧調整部13を連系する。これにより、バイパススイッチ14がオンの状態において出力電圧が第2の目標電圧範囲外となったことに応じて、バイパススイッチ14がオフに切り換えられる。
また、制御部15は、電圧調整部13から各直列変圧器12へと出力する二次電流を出力電圧に応じて制御することで、直列変圧器12の一次側の電圧を調整する。本実施形態では一例として、制御部15は、第2の目標電圧範囲(基準範囲)外の出力電圧を第1の目標電圧範囲内にするべく直列変圧器12の一次側の電圧を調整する。ここで、第1の目標電圧範囲は、基準範囲の範囲内でよく、例えば第2の目標電圧範囲に含まれる第2の目標電圧範囲よりも狭い範囲(一例として101±4V)である。
なお、制御部15は、出力電圧が許容電圧範囲内(一例として第2の目標電圧範囲と同範囲)になったことに応じて電圧調整部13をディセーブルし、出力電圧が成り行きで第1の目標電圧範囲に収まるのを待機してもよい。
次に、制御部15は、測定部17による測定結果に基づいて、電源出力端子11間の出力電圧が第1の目標電圧範囲内となったか否かを判定する(ステップS17)。
ステップS17において出力電圧が第1の目標電圧範囲外であると判定された場合(S17;No)には、制御部15はステップS15に処理を戻し、電圧補償モードを維持する。
ステップS17において出力電圧が第1の目標電圧範囲内となったと判定された場合(S17;Yes)には、制御部15は調整装置1を停止準備モードに移行させる(ステップS19)。例えば、制御部15は、引き続きバイパススイッチ14をオフに維持して電圧調整部13を連系した状態で、直列変圧器12の一次側の電位差についての測定部17による測定結果に基づき、電圧調整部13により当該一次側の電位差を基準電位差未満に低減する。一例として、制御部15は、直列変圧器12の一次側の電位差が誤差を除き0Vとなるよう、インバータ130からの出力電圧を概ね0Vに制御してよい。また、制御部15は、電圧調整部13により一次側の電位差を基準電位差未満に漸減してよい。
次に、制御部15は、測定部17による測定結果に基づいて、各直列変圧器12の一次側の電位差が基準電位差未満となったか否かを判定する(ステップS21)。例えば、制御部15は、電位差が概ね0Vになったかを判定してよい。
ステップS21において電位差が基準電位差未満になっていないと判定された場合(ステップS21;No)には、制御部15はステップS19に処理を戻し、停止準備モードを維持する。
ステップS21において電位差が基準電位差未満になったと判定された場合(ステップS21;Yes)には、制御部15は、バイパススイッチ14をオフからオンに切り換えて電圧調整部13を連系解除した後(ステップS23)、ステップS11に処理を戻す。これにより、バイパススイッチ14がオフの状態において出力電圧が第1の目標電圧範囲内となったこと(ステップS17;Yes)に応じて、バイパススイッチ14がオンに切り換えられる。なお、以上のステップS23の処理は、制御段階の一例である。
以上の動作において、調整装置1は、運転の終了指令を受けた場合に動作を終了してよい。
なお、以上の実施形態においては、1または複数のバイパススイッチ14が直列変圧器12の二次側をバイパスするか否か切り換え可能に設けられることとして説明したが、直列変圧器12の一次側および二次側の少なくとも一方のそれぞれをバイパスするか否かを切り換え可能に接続されてよい。例えば、バイパススイッチ14が一次側を切り換え可能に接続される場合には、電源10と電源出力端子11の間の低圧電線路110に対し、対応する直列変圧器12の一次コイルと並列に接続されてよい。バイパススイッチ14を一次側に設ける場合には、二次側に設ける場合と異なり、オンのときに直列変圧器12内を電流が流れないため、その分のロスを低減することができる。
また、測定部17が直列変圧器12の一次側の電位差を測定することで一次側の電位差が基準電位差未満となる状態の検知を行うこととして説明したが、二次側の電位差を測定し、二次側の電位差が他の基準電位差未満になる状態を検知することで、一次側の電位差が基準電位差未満となる状態の検知を行ってもよい。また、測定部17は、一次側または二次側の電流値を電流センサによって測定し、電流値が基準電流値未満となる状態を検知することで、一次側の電位差が基準電位差未満となる状態の検知を行ってもよい。
また、制御部15が電圧調整部13により一次側の電位差を基準電位差未満に低減してバイパススイッチ14をオフからオンに切り換えることとして説明したが、直列変圧器12の一次側に印加される交流電圧が基準電位未満となるタイミング(一例としてゼロクロスのタイミング)で、バイパススイッチ14をオフからオンに切り換えてもよい。例えば、制御部15は、直列変圧器12の一次側に印加される交流電圧の周期および位相を測定部17の測定結果から検出し、交流電圧が基準電位差未満となるタイミングでバイパススイッチ14がオンになるように、切換タイミングを制御してよい。このような制御を行う場合には、応答性に優れた半導体スイッチをバイパススイッチ14として用いることが好ましい。
また、インバータ130がu相,v相の出力端子を有し、直列変圧器12(a),12(b)がそれぞれインバータ130のu相,v相の出力端子に接続されることとして説明したが、インバータ130がu相、v相およびo相の3つの出力端子を有し、u相およびo相の出力端子が直列変圧器12(a)に接続され、v相およびo相の出力端子が直列変圧器12(b)に接続されもてよい。この場合には、電圧調整部13によって電源出力端子11(a),11(b)の出力電圧を独立に調整することができる。
なお、本発明の様々な実施形態は、フローチャートおよびブロック図を参照して記載されてよく、ここにおいてブロックは、(1)操作が実行されるプロセスの段階または(2)操作を実行する役割を持つ装置のセクションを表わしてよい。特定の段階およびセクションが、専用回路、コンピュータ可読媒体上に格納されるコンピュータ可読命令と共に供給されるプログラマブル回路、および/またはコンピュータ可読媒体上に格納されるコンピュータ可読命令と共に供給されるプロセッサによって実装されてよい。専用回路は、デジタルおよび/またはアナログハードウェア回路を含んでよく、集積回路(IC)および/またはディスクリート回路を含んでよい。プログラマブル回路は、論理AND、論理OR、論理XOR、論理NAND、論理NOR、および他の論理操作、フリップフロップ、レジスタ、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、プログラマブルロジックアレイ(PLA)等のようなメモリ要素等を含む、再構成可能なハードウェア回路を含んでよい。
コンピュータ可読媒体は、適切なデバイスによって実行される命令を格納可能な任意の有形なデバイスを含んでよく、その結果、そこに格納される命令を有するコンピュータ可読媒体は、フローチャートまたはブロック図で指定された操作を実行するための手段を作成すべく実行され得る命令を含む、製品を備えることになる。コンピュータ可読媒体の例としては、電子記憶媒体、磁気記憶媒体、光記憶媒体、電磁記憶媒体、半導体記憶媒体等が含まれてよい。コンピュータ可読媒体のより具体的な例としては、フロッピー(登録商標)ディスク、ディスケット、ハードディスク、ランダムアクセスメモリ(RAM)、リードオンリメモリ(ROM)、消去可能プログラマブルリードオンリメモリ(EPROMまたはフラッシュメモリ)、電気的消去可能プログラマブルリードオンリメモリ(EEPROM)、静的ランダムアクセスメモリ(SRAM)、コンパクトディスクリードオンリメモリ(CD-ROM)、デジタル多用途ディスク(DVD)、ブルーレイ(RTM)ディスク、メモリスティック、集積回路カード等が含まれてよい。
コンピュータ可読命令は、アセンブラ命令、命令セットアーキテクチャ(ISA)命令、マシン命令、マシン依存命令、マイクロコード、ファームウェア命令、状態設定データ、またはSmalltalk、JAVA(登録商標)、C++等のようなオブジェクト指向プログラミング言語、および「C」プログラミング言語または同様のプログラミング言語のような従来の手続型プログラミング言語を含む、1または複数のプログラミング言語の任意の組み合わせで記述されたソースコードまたはオブジェクトコードのいずれかを含んでよい。
コンピュータ可読命令は、汎用コンピュータ、特殊目的のコンピュータ、若しくは他のプログラム可能なデータ処理装置のプロセッサまたはプログラマブル回路に対し、ローカルにまたはローカルエリアネットワーク(LAN)、インターネット等のようなワイドエリアネットワーク(WAN)を介して提供され、フローチャートまたはブロック図で指定された操作を実行するための手段を作成すべく、コンピュータ可読命令を実行してよい。プロセッサの例としては、コンピュータプロセッサ、処理ユニット、マイクロプロセッサ、デジタル信号プロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ等を含む。
図6は、本発明の複数の態様が全体的または部分的に具現化されてよいコンピュータ2200の例を示す。コンピュータ2200にインストールされたプログラムは、コンピュータ2200に、本発明の実施形態に係る装置に関連付けられる操作または当該装置の1または複数のセクションとして機能させることができ、または当該操作または当該1または複数のセクションを実行させることができ、および/またはコンピュータ2200に、本発明の実施形態に係るプロセスまたは当該プロセスの段階を実行させることができる。そのようなプログラムは、コンピュータ2200に、本明細書に記載のフローチャートおよびブロック図のブロックのうちのいくつかまたはすべてに関連付けられた特定の操作を実行させるべく、CPU2212によって実行されてよい。
本実施形態によるコンピュータ2200は、CPU2212、RAM2214、グラフィックコントローラ2216、およびディスプレイデバイス2218を含み、それらはホストコントローラ2210によって相互に接続されている。コンピュータ2200はまた、通信インタフェース2222、ハードディスクドライブ2224、DVD−ROMドライブ2226、およびICカードドライブのような入/出力ユニットを含み、それらは入/出力コントローラ2220を介してホストコントローラ2210に接続されている。コンピュータはまた、ROM2230およびキーボード2242のようなレガシの入/出力ユニットを含み、それらは入/出力チップ2240を介して入/出力コントローラ2220に接続されている。
CPU2212は、ROM2230およびRAM2214内に格納されたプログラムに従い動作し、それにより各ユニットを制御する。グラフィックコントローラ2216は、RAM2214内に提供されるフレームバッファ等またはそれ自体の中にCPU2212によって生成されたイメージデータを取得し、イメージデータがディスプレイデバイス2218上に表示されるようにする。
通信インタフェース2222は、ネットワークを介して他の電子デバイスと通信する。ハードディスクドライブ2224は、コンピュータ2200内のCPU2212によって使用されるプログラムおよびデータを格納する。例えば、測定部17により取得された、各電源出力端子11の電圧及び直列変圧器12の一次側又は二次側電圧、それらの格納されたデータから出力電圧が目標電圧範囲内か否かの判断処理、目標電圧範囲との偏差からインバータ130への指令の算出処理を行うためのプログラムがハードディスクドライブ2224に格納される。DVD−ROMドライブ2226は、プログラムまたはデータをDVD−ROM2201から読み取り、ハードディスクドライブ2224にRAM2214を介してプログラムまたはデータを提供する。例えば、C言語のようにアーキテクチャに依存するプログラムであった場合、RAM2214を介することで、JAVA(登録商標)等のアーキテクチャに比較的依存しないプログラムで処理でき、汎用性を得ることができる。ICカードドライブは、プログラムおよびデータをICカードから読み取り、および/またはプログラムおよびデータをICカードに書き込む。なお、上記例えに発明は縛られないとする。
ROM2230はその中に、アクティブ化時にコンピュータ2200によって実行されるブートプログラム等、および/またはコンピュータ2200のハードウェアに依存するプログラムを格納する。入/出力チップ2240はまた、様々な入/出力ユニットをパラレルポート、シリアルポート、キーボードポート、マウスポート等を介して、入/出力コントローラ2220に接続してよい。
プログラムが、DVD−ROM2201またはICカードのようなコンピュータ可読媒体によって提供される。プログラムは、コンピュータ可読媒体から読み取られ、コンピュータ可読媒体の例でもあるハードディスクドライブ2224、RAM2214、またはROM2230にインストールされ、CPU2212によって実行される。これらのプログラム内に記述される情報処理は、コンピュータ2200に読み取られ、プログラムと、上記様々なタイプのハードウェアリソースとの間の連携をもたらす。装置または方法が、コンピュータ2200の使用に従い情報の操作または処理を実現することによって構成されてよい。
例えば、通信がコンピュータ2200および外部デバイス間で実行される場合、CPU2212は、RAM2214にロードされた通信プログラムを実行し、通信プログラムに記述された処理に基づいて、通信インタフェース2222に対し、通信処理を命令してよい。通信インタフェース2222は、CPU2212の制御下、RAM2214、ハードディスクドライブ2224、DVD−ROM2201、またはICカードのような記録媒体内に提供される送信バッファ処理領域に格納された送信データを読み取り、読み取られた送信データをネットワークに送信し、またはネットワークから受信された受信データを記録媒体上に提供される受信バッファ処理領域等に書き込む。
また、CPU2212は、ハードディスクドライブ2224、DVD−ROMドライブ2226(DVD−ROM2201)、ICカード等のような外部記録媒体に格納されたファイルまたはデータベースの全部または必要な部分がRAM2214に読み取られるようにし、RAM2214上のデータに対し様々なタイプの処理を実行してよい。CPU2212は次に、処理されたデータを外部記録媒体にライトバックする。
様々なタイプのプログラム、データ、テーブル、およびデータベースのような様々なタイプの情報が記録媒体に格納され、情報処理を受けてよい。CPU2212は、RAM2214から読み取られたデータに対し、本開示の随所に記載され、プログラムの命令シーケンスによって指定される様々なタイプの操作、情報処理、条件判断、条件分岐、無条件分岐、情報の検索/置換等を含む、様々なタイプの処理を実行してよく、結果をRAM2214に対しライトバックする。また、CPU2212は、記録媒体内のファイル、データベース等における情報を検索してよい。例えば、各々が第2の属性の属性値に関連付けられた第1の属性の属性値を有する複数のエントリが記録媒体内に格納される場合、CPU2212は、第1の属性の属性値が指定される、条件に一致するエントリを当該複数のエントリの中から検索し、当該エントリ内に格納された第2の属性の属性値を読み取り、それにより予め定められた条件を満たす第1の属性に関連付けられた第2の属性の属性値を取得してよい。
上で説明したプログラムまたはソフトウェアモジュールは、コンピュータ2200上またはコンピュータ2200近傍のコンピュータ可読媒体に格納されてよい。また、専用通信ネットワークまたはインターネットに接続されたサーバーシステム内に提供されるハードディスクまたはRAMのような記録媒体が、コンピュータ可読媒体として使用可能であり、それによりプログラムを、ネットワークを介してコンピュータ2200に提供する。
以上、本発明を実施の形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範囲には限定されない。上記実施の形態に、多様な変更または改良を加えることが可能であることが当業者に明らかである。その様な変更または改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、特許請求の範囲の記載から明らかである。
特許請求の範囲、明細書、および図面中において示した装置、システム、プログラム、および方法における動作、手順、ステップ、および段階等の各処理の実行順序は、特段「より前に」、「先立って」等と明示しておらず、また、前の処理の出力を後の処理で用いるのでない限り、任意の順序で実現しうることに留意すべきである。特許請求の範囲、明細書、および図面中の動作フローに関して、便宜上「まず、」、「次に、」等を用いて説明したとしても、この順で実施することが必須であることを意味するものではない。
1 調整装置、10 電源、11 電源出力端子、12 直列変圧器、13 電圧調整部、14 バイパススイッチ、15 制御部、17 測定部、110 低圧電線路、130 インバータ、131 電力供給部、1311 コンバータ、1312 平滑コンデンサ、2200 コンピュータ、2201 DVD−ROM、2210 ホストコントローラ、2212 CPU、2214 RAM、2216 グラフィックコントローラ、2218 ディスプレイデバイス、2220 入/出力コントローラ、2222 通信インタフェース、2224 ハードディスクドライブ、2226 DVD−ROMドライブ、2230 ROM、2240 入/出力チップ、2242 キーボード

Claims (14)

  1. 電源と電源出力端子の間に一次側が直列に接続された直列変圧器と、
    前記直列変圧器の二次側に接続され、前記直列変圧器を介して前記電源出力端子の出力電圧を調整する電圧調整部と、
    前記直列変圧器の一次側および二次側の少なくとも一方のそれぞれをバイパスするか否かを切り換え可能なバイパススイッチと、
    前記直列変圧器の一次側の電位差が基準電位差未満となる状態で前記バイパススイッチをオフからオンに切り換える制御部と、
    を備える調整装置。
  2. 前記制御部は、前記バイパススイッチをオフからオンに切り換える前に、前記電圧調整部により前記直列変圧器の一次側の電位差を前記基準電位差未満に低減する、請求項1に記載の調整装置。
  3. 前記制御部は、前記電圧調整部により前記直列変圧器の一次側の電位差を前記基準電位差未満に漸減する、請求項2に記載の調整装置。
  4. 前記電源は、交流電源であり、
    前記制御部は、前記直列変圧器の一次側に印加される交流電圧が前記基準電位未満となるタイミングで、前記バイパススイッチをオフからオンに切り換える、請求項1に記載の調整装置。
  5. 前記制御部は、前記直列変圧器の一次側の電位差が誤差を除き0Vとなる状態で、前記バイパススイッチをオフからオンに切り換える、請求項1〜4の何れか1項に記載の調整装置。
  6. 前記直列変圧器の一次側の電位差を測定する測定部をさらに備える、請求項1〜5の何れか1項に記載の調整装置。
  7. 前記制御部は、前記バイパススイッチがオフの状態において前記出力電圧が第1の目標電圧範囲内となったことに応じて、前記バイパススイッチをオンに切り換える請求項1〜6の何れか1項に記載の調整装置。
  8. 前記制御部は、前記バイパススイッチがオンの状態において前記出力電圧が第2の目標電圧範囲外となったことに応じて、前記バイパススイッチをオフに切り換える請求項7に記載の調整装置。
  9. 前記第1の目標電圧範囲は、前記第2の目標電圧範囲に含まれ、前記第2の目標電圧範囲よりも狭い請求項8に記載の調整装置。
  10. 前記電圧調整部は、
    前記直列変圧器の二次側に流す電流を出力するインバータと、
    前記インバータに電力を供給する電力供給部と、
    を有する請求項1〜9のいずれか1項に記載の調整装置。
  11. 前記電源は、交流電源であり、
    前記電力供給部は、前記電源からの交流電力を直流電力に変換して前記インバータに供給する請求項10に記載の調整装置。
  12. 前記電力供給部は、前記電源とは異なる他の電源からの電力を前記インバータに供給する請求項10に記載の調整装置。
  13. 前記電源は、高圧配電系統から低圧配電系統へと電圧を変換する変圧器である請求項1〜12のいずれか1項に記載の調整装置。
  14. 電源と電源出力端子の間に一次側が直列に接続された直列変圧器の二次側に接続された電圧調整部により前記直列変圧器を介して前記電源出力端子の出力電圧を調整する電圧調整段階と、
    前記直列変圧器の一次側および二次側の少なくとも一方のそれぞれをバイパスするか否かを切り換え可能なバイパススイッチを、前記直列変圧器の一次側の電位差が基準電位差未満となる状態でオフからオンに切り換える制御段階と、
    を備える調整方法。
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