JP3750799B2 - 直並列式電源装置の制御回路 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、入力側に並列インバータ、出力側に直列インバータを備えた直並列電源装置の制御回路に関する。
【0002】
【従来の技術】
図2に従来例を示す。同図において、1は交流電源、2はリアクトル、3は並列インバータ、4は直列インバータ、5はトランス、6はLCフィルタ、7は負荷である。また、11は電流調節器(ACR)、12および14はPWM(パルス幅変調)パターン発生器、13は電圧調節器(AVR)である。
ここで、並列インバータ3は負荷電流波形にかかわらず、入力電流を正弦波とする動作をする。すなわち、入力電流I1は電源1の電圧と並列インバータ出力電圧V1との差電圧がリアクトル2の両端に印加されることにより流れるので、V1を制御することにより、負荷に独立に任意の波形とすることができる。そのため、I1の指令値と図示されない電流検出器により検出されるI1検出値をACR11に入力してV1指令値を得、これをPWMパターン発生器12に入力してPWMパターンに変換する。これにもとづき図示されないゲート駆動回路により、並列インバータ3内の半導体スイッチがオン,オフされる。V1の波形はパルス幅変調された方形波パルス列となる。
【0003】
一方、直列インバータ4は、出力電圧V2を規定の正弦波形に保つ動作をする。また、電源または負荷電流歪みとLCフィルタ6のインピーダンスに起因するV2の波形歪みを抑制するように、補償電圧Vcの瞬時波形を制御する。すなわち、V2指令値と図示されない電圧検出器によって検出されるV2検出値との差をAVR13に入力してVc指令値を得、これをPWMパターン発生器14に入力してPWMパターンに変換する。以後の動作は上記並列インバータ3の場合と同様なので、説明は省略する。
【0004】
また、LCフィルタ6は、方形波パルス列からスイッチングによる周波数成分を除き、連続波形とする。トランス5は、並列インバータ3と直列インバータ4が直流部でつながっているため、直列インバータ4の交流出力を絶縁し直列インバータ4の電位と無関係に補償電圧Vcを与えるために設けられる。また、その変圧比を適宜に設定することにより、直列インバータ4の必要容量を軽減する。例えば、入力電圧変動が規定値の90%〜100%であれば、これを補償するには10%の補償電圧を与えれば良いので、変圧比を10:1として直列インバータ4の出力電圧100%に対してVc10%が与えられるようにする。このとき、直列インバータ4の出力電流はI2の1/10になるので、装置容量および発生損失を軽減できる。なお、これらの機能を必要としない場合は、トランス5は省略できる。また、図2は単相結線図で示しているが、三相または多相回路にも拡張できるのは勿論である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
図2のような構成では、電源1の電圧瞬時値の急激な変動、すなわちサージ電圧や大きな波形歪みがあると、V1もそれに応じて変動する。例えば、電源1の電圧が急増した場合、I1の急増を防止するためにV1も同じだけ上げるように制御され、結果として、V2が急増しようとする。ところが、直列インバータ4による制御には応答遅れがあり、また、上述のようなトランス5の変圧比による補償範囲の規定があるので、この急変を完全には補償できず、その影響がV2の波形に現われることがある。例えば、V2を急増した状態から短時間で規定値に戻すには、LCフィルタ6による遅れを補償するために、LCフィルタ6の入力電圧を極めて低くする必要があるが、上記のような補償範囲の設定では、10%しか下げることができない。
したがって、この発明の課題は、電源電圧の急変等に基づく出力電圧変動を制御遅れなく補償可能にすることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
このような課題を解決するため、請求項1の発明では、交流電源にリアクトルを介して第1インバータの交流端子を並列に接続し、この第1インバータと前記リアクトルとの接続点と負荷との間に第2インバータの交流端子を直列に接続し、第1インバータにより入力電流を制御し、第2インバータにより出力電圧を制御する直並列式電源装置の制御回路において、
前記入力電流を制御するための電圧指令値と前記出力電圧を制御するための補償電圧指令値との差を演算する演算手段を設け、その演算結果に基づき第2インバータの制御を行なうことを特徴とする。
この請求項1の発明においては、前記入力電流を制御するための電圧指令値の範囲を、前記第2インバータが供給可能な最大電圧と前記出力電圧の指令値との和の範囲を越えないように制限する制限手段を設けることができる(請求項2の発明)。
【0007】
【発明の実施の形態】
図1はこの発明の実施の形態を示す構成図である。
同図からも明らかなように、図2に示す従来例に対し、リミッタ15および加算器16を付加して構成される。
制限手段としてのリミッタ15は、V1指令値が基準波形から一定値を越えないように制限する。この一定値は、直列インバータ4が補償可能な最大値に設定する。演算手段としての加算器16は、AVR13より与えられるVc指令値に、リミッタ15の出力を逆極性で加算する。これにより、LCフィルタ6の入力電圧、すなわちV1とVcとの加算値は、上述のような負荷電流歪みとLCフィルタ6のインピーダンスに起因するV2の波形歪みの補正分を除くので、電源1の電圧にかかわらず基準波形に等しくなる。また、電源1の電圧が直列インバータ4の補償範囲を越えた場合も、リミッタ15によりV1が制限されるので、V2の基準波形からのはずれが防止される。
【0008】
電源1の電圧が瞬時値的に直列インバータ4の補償範囲を越えた場合は、リミッタ15の作用により並列インバータ3の入力電流調整機能が制限され、電流I1に歪みが生じる場合があるが、装置はV2の正弦波化を優先するので、問題はない。また、電源1の電圧が定常的に直列インバータ4の補償範囲を越える場合は電流I1の制御ができなくなるが、この場合は装置の仕様外として問題とはせずに、ヒューズ,スイッチ等の保護手段で入力を切り離して装置を保護するものとする
【0009】
【発明の効果】
この発明によれば、並列インバータの交流出力電圧V1の増加と補償電圧Vcの減少とが同じに同じ量だけ発生するようにしたので、出力電圧V2の急変を応答遅れなく防止することができる。また、リミッタを用いることにより、電圧V1の変化が直列インバータの補償範囲内に限定されるので、出力電圧V2の変動量を抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態を示す構成図である。
【図2】従来例を示す構成図である。
【符号の説明】
1…交流電源、2…リアクトル、3…並列インバータ、4…直列インバータ、5…トランス、6…LCフィルタ、7…負荷、11…電流調節器(ACR)、12,14…PWMパターン発生器、13…電圧調節器(AVR)、15…リミッタ(制限手段)、16…加算器(演算手段)。

Claims (2)

  1. 交流電源にリアクトルを介して第1インバータの交流端子を並列に接続し、この第1インバータと前記リアクトルとの接続点と負荷との間に第2インバータの交流端子を直列に接続し、第1インバータにより入力電流を制御し、第2インバータにより出力電圧を制御する直並列式電源装置の制御回路において、
    前記入力電流を制御するための電圧指令値と前記出力電圧を制御するための補償電圧指令値との差を演算する演算手段を設け、その演算結果に基づき第2インバータの制御を行なうことを特徴とする直並列式電源装置の制御回路。
  2. 前記入力電流を制御するための電圧指令値の範囲を、前記第2インバータが供給可能な最大電圧と前記出力電圧の指令値との和の範囲を越えないように制限する制限手段を設けたことを特徴とする請求項1に記載の直並列式電源装置の制御回路。
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