JPH09180945A - ピン端子付ボビン及びそれを用いた電子部品 - Google Patents
ピン端子付ボビン及びそれを用いた電子部品Info
- Publication number
- JPH09180945A JPH09180945A JP35040195A JP35040195A JPH09180945A JP H09180945 A JPH09180945 A JP H09180945A JP 35040195 A JP35040195 A JP 35040195A JP 35040195 A JP35040195 A JP 35040195A JP H09180945 A JPH09180945 A JP H09180945A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bobbin
- pin terminal
- pin
- terminal
- electronic component
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 形状やピン端子植設本数が異なる多種多様な
ピン端子及びそれを用いた電子部品の提供。 【解決手段】 筒状巻枠１の両端に設けられた鍔３に植
設されたピン端子植設部８が、筒状巻枠１に対して取り
外しができる構造としたピン端子付ボビン。
ピン端子及びそれを用いた電子部品の提供。 【解決手段】 筒状巻枠１の両端に設けられた鍔３に植
設されたピン端子植設部８が、筒状巻枠１に対して取り
外しができる構造としたピン端子付ボビン。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、ピン端子付ボビン
及びそれを用いたトランス、コイル等の電子部品に関す
るものである。
及びそれを用いたトランス、コイル等の電子部品に関す
るものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、トランス、コイル等の電子部品に
用いられる端子付ボビンは、多種多様の寸法形状の電子
部品に対応するため、多種の端子付ボビンを必要として
いた。
用いられる端子付ボビンは、多種多様の寸法形状の電子
部品に対応するため、多種の端子付ボビンを必要として
いた。
【０００３】従来のピン端子付ボビンの例を、図３及び
図４に示す。図３は上下に、図４は左右に鍔が設けられ
たピン端子付ボビンの斜視図である。
図４に示す。図３は上下に、図４は左右に鍔が設けられ
たピン端子付ボビンの斜視図である。
【０００４】図３及び図４に示すように、従来のピン端
子付ボビン１０は、磁芯挿入口２を有する筒状巻枠１、
鍔３、端子植設鍔４、及びピン端子５より構成されてお
り、筒状巻枠１の上下、又は左右に鍔３及び端子植設鍔
４が設けられ、端子植設鍔４には、ピン端子５が植設さ
れ、一体となっている。
子付ボビン１０は、磁芯挿入口２を有する筒状巻枠１、
鍔３、端子植設鍔４、及びピン端子５より構成されてお
り、筒状巻枠１の上下、又は左右に鍔３及び端子植設鍔
４が設けられ、端子植設鍔４には、ピン端子５が植設さ
れ、一体となっている。
【０００５】このピン端子付ボビン１０の筒状巻枠１に
銅線等を巻回した後、巻線から引き出されたリード線を
ピン端子５に絡げ、半田を行った後、磁芯挿入口２より
磁芯（図示せず）を挿入し、トランス、コイル等の電子
部品として使用している。
銅線等を巻回した後、巻線から引き出されたリード線を
ピン端子５に絡げ、半田を行った後、磁芯挿入口２より
磁芯（図示せず）を挿入し、トランス、コイル等の電子
部品として使用している。
【０００６】このように、従来の電子部品用のピン端子
付ボビンは、ボビンの形状とピン端子本数が固定されて
いるため、使用できる回路数が決まっていた。
付ボビンは、ボビンの形状とピン端子本数が固定されて
いるため、使用できる回路数が決まっていた。
【０００７】
【発明が解決しようとする課題】従って、従来は、用途
や要求仕様から、最適形状のピン端子付ボビンを選出し
て使用するか、あるいは、ピン端子本数と回路数を考慮
して形状を決めなければならないため、回路数にピン端
子数を合わせる必要があり、必要以上に大きなピン端子
付ボビンを選出して使用しなければならなかったり、更
には、新規に金型を起こす必要が生じ、大幅なコストア
ップになるという問題があった。
や要求仕様から、最適形状のピン端子付ボビンを選出し
て使用するか、あるいは、ピン端子本数と回路数を考慮
して形状を決めなければならないため、回路数にピン端
子数を合わせる必要があり、必要以上に大きなピン端子
付ボビンを選出して使用しなければならなかったり、更
には、新規に金型を起こす必要が生じ、大幅なコストア
ップになるという問題があった。
【０００８】従って、本発明の目的は、回路数に応じて
ピン端子数を容易に変更できる構造のピン端子付ボビン
を提供し、及びそれを用いて、安価な電子部品を提供す
ることである。
ピン端子数を容易に変更できる構造のピン端子付ボビン
を提供し、及びそれを用いて、安価な電子部品を提供す
ることである。
【０００９】
【課題を解決するための手段】本発明は、筒状巻枠と、
該筒状巻枠の両端に設けられた鍔と、該鍔に植設された
ピン端子とからなるピン端子付ボビンにおいて、前記ピ
ン端子が植設されたピン端子植設部が筒状巻枠に対し、
取り外しできる構造としたことを特徴とするピン端子付
ボビンである。
該筒状巻枠の両端に設けられた鍔と、該鍔に植設された
ピン端子とからなるピン端子付ボビンにおいて、前記ピ
ン端子が植設されたピン端子植設部が筒状巻枠に対し、
取り外しできる構造としたことを特徴とするピン端子付
ボビンである。
【００１０】又、本発明は、上記ピン端子付ボビンを用
いたことを特徴とする電子部品である。
いたことを特徴とする電子部品である。
【００１１】（作用）本発明のピン端子付ボビンによれ
ば、ピン端子が植設されたピン端子植設部が筒状巻枠に
対して取り外しができる構造となっているため、ピン端
子が植設されたピン端子植設部を要求仕様に応じて交換
することで、多種多様のピン端子付ボビンとすることが
できる。
ば、ピン端子が植設されたピン端子植設部が筒状巻枠に
対して取り外しができる構造となっているため、ピン端
子が植設されたピン端子植設部を要求仕様に応じて交換
することで、多種多様のピン端子付ボビンとすることが
できる。
【００１２】
【発明の実施の形態】本発明の実施例を図を用いて詳細
に説明する。
に説明する。
【００１３】図１は、本発明によるピン端子付ボビンの
分解斜視図である。図２は、他の実施例のピン端子付ボ
ビンのピン端子植設部の斜視図を示す。
分解斜視図である。図２は、他の実施例のピン端子付ボ
ビンのピン端子植設部の斜視図を示す。
【００１４】図１において、筒状巻枠１を有する巻枠体
９の端子植設鍔４の側面には、ピン端子５が植設された
ピン端子植設部８の凸部７を係合するための凹溝６が設
けられており、凸部７と凹溝６とを矢印１１の方向に係
合させながら、スライドさせて固定することで、図３に
示した従来と同様のピン端子付ボビン１０となる。
９の端子植設鍔４の側面には、ピン端子５が植設された
ピン端子植設部８の凸部７を係合するための凹溝６が設
けられており、凸部７と凹溝６とを矢印１１の方向に係
合させながら、スライドさせて固定することで、図３に
示した従来と同様のピン端子付ボビン１０となる。
【００１５】なお、本発明の実施例とは逆に、端子植設
鍔４の側面に凸部を設け、ピン端子植設部８を凹溝とし
てもよい。
鍔４の側面に凸部を設け、ピン端子植設部８を凹溝とし
てもよい。
【００１６】又、要求仕様に応じて、図１のピン端子植
設部８のかわりに、図２に示すようなピン端子植設本数
が異なるピン端子植設部８を係合してもよい。更には、
用途に応じたピン端子植設部を作製して巻枠体９と係合
することで、多種多様のピン端子付ボビンとなる。又、
図１では、上下に鍔のあるボビンの例を示したが、左右
に鍔のあるボビンにも適用可能である。
設部８のかわりに、図２に示すようなピン端子植設本数
が異なるピン端子植設部８を係合してもよい。更には、
用途に応じたピン端子植設部を作製して巻枠体９と係合
することで、多種多様のピン端子付ボビンとなる。又、
図１では、上下に鍔のあるボビンの例を示したが、左右
に鍔のあるボビンにも適用可能である。
【００１７】このような構造のピン端子付ボビンに巻線
を施して、磁芯挿入口２に磁芯を挿入して、インダク
タ、コイル等の電子部品が完成する。
を施して、磁芯挿入口２に磁芯を挿入して、インダク
タ、コイル等の電子部品が完成する。
【００１８】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、形状や
ピン端子植設本数が異なる多種多様なピン端子付ボビン
及びそれを用いた安価な電子部品を提供することができ
る。
ピン端子植設本数が異なる多種多様なピン端子付ボビン
及びそれを用いた安価な電子部品を提供することができ
る。
【図１】本発明のピン端子付ボビンの分解斜視図。
【図２】本発明の他の実施例のピン端子付ボビンのピン
端子植設部の斜視図。
端子植設部の斜視図。
【図３】従来の一例のピン端子付ボビンの斜視図。
【図４】従来の他例のピン端子付ボビンの斜視図。
【符号の説明】 １ 筒状巻枠 ２ 磁芯挿入口 ３ 鍔 ４ 端子植設鍔 ５ ピン端子 ６ 凹溝 ７ 凸部 ８ ピン端子植設部 ９ 巻枠体 １０ ピン端子付ボビン １１ 矢印
Claims (2)
- 【請求項１】 筒状巻枠と、該筒状巻枠の両端に設けら
れた鍔と、該鍔に植設されたピン端子とからなるピン端
子付ボビンにおいて、前記ピン端子が植設されたピン端
子植設部が筒状巻枠に対し、取り外しできる構造とした
ことを特徴とするピン端子付ボビン。 - 【請求項２】 請求項１記載のピン端子付ボビンを用い
たことを特徴とする電子部品。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP35040195A JPH09180945A (ja) | 1995-12-22 | 1995-12-22 | ピン端子付ボビン及びそれを用いた電子部品 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP35040195A JPH09180945A (ja) | 1995-12-22 | 1995-12-22 | ピン端子付ボビン及びそれを用いた電子部品 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09180945A true JPH09180945A (ja) | 1997-07-11 |
Family
ID=18410251
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP35040195A Pending JPH09180945A (ja) | 1995-12-22 | 1995-12-22 | ピン端子付ボビン及びそれを用いた電子部品 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09180945A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN103325552A (zh) * | 2012-03-21 | 2013-09-25 | 台达电子工业股份有限公司 | 磁性元件及其绕线架 |
| KR101388830B1 (ko) * | 2012-06-29 | 2014-04-23 | 삼성전기주식회사 | 변압기 |
| CN104282419A (zh) * | 2013-07-12 | 2015-01-14 | Tdk株式会社 | 变压器和变压器制造方法 |
| US9076582B2 (en) | 2012-03-21 | 2015-07-07 | Delta Electronics, Inc. | Magnetic component and bobbin thereof |
| GB2568497A (en) * | 2017-11-17 | 2019-05-22 | Invertek Drives Ltd | A transformer and a method of manufacturing a transformer |
-
1995
- 1995-12-22 JP JP35040195A patent/JPH09180945A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN103325552A (zh) * | 2012-03-21 | 2013-09-25 | 台达电子工业股份有限公司 | 磁性元件及其绕线架 |
| US9076582B2 (en) | 2012-03-21 | 2015-07-07 | Delta Electronics, Inc. | Magnetic component and bobbin thereof |
| KR101388830B1 (ko) * | 2012-06-29 | 2014-04-23 | 삼성전기주식회사 | 변압기 |
| CN104282419A (zh) * | 2013-07-12 | 2015-01-14 | Tdk株式会社 | 变压器和变压器制造方法 |
| GB2568497A (en) * | 2017-11-17 | 2019-05-22 | Invertek Drives Ltd | A transformer and a method of manufacturing a transformer |
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